JP4318139B2 - 既設管路の更新工法 - Google Patents

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Description

本発明は、既設管路の更新工法に係り、特に、推進管に用いて好適な更新工法に関する。
最近、都市部では、下水管などの老朽化した既設管路(例えば、既設推進管列)を新しい更新管路(例えば、更新推進管列)に交換する必要性が高まっている。既設管路を撤去して更新管路に交換する工法の一例として、地上から施工する開削工法がある。しかし、この開削工法は、埋設物が輻輳する幹線道路においては、埋設物が障害となり、採用することができなかった。また、同工法は、長期間に渡って地上の交通に影響を与えることや、広範囲な掘削にともなって周辺地盤に悪影響を与えることなどから、採用される場所が限定されていた。
このため、非開削で既設管路の撤去と更新管路の更新布設を同時に行う推進工法として、二重ケーシング工法が採用されていた(例えば、非特許文献1参照。)。
この二重ケーシング工法は、まず、既設管路の外周を覆うようにケーシング(例えば、鋼管)を発進側立坑から到達側立坑まで推進させて、ケーシング内から既設管路の既設管を1本ずつ発進側立坑に引き抜き、回収する。そして、発進側立坑からケーシング内に更新管路の更新管を挿入布設する。最後に、更新管路とケーシングとの間隙に中込材を注入して更新管路を固定する。これによって更新工事が終了する。
社団法人 日本下水道管渠推進技術協会出版 月刊推進技術 2001年8月号 Vol.15 No.8(41頁)
しかし、二重ケーシング工法により布設した管渠は、将来、老朽化して更新する場合、中込材で一体化された外周部のケーシングが邪魔になり、非開削で更新することが困難であった。
本発明は、ケーシングを敷設することなく、既設管を引き抜き回収しながら更新管を敷設する、既設管路の更新工法を提供することを目的としている。
請求項1に係る発明は、例えば、図1乃至図7に示すように、
地盤(2)に敷設された更新すべき複数の既設管(10)からなる既設管路(9)の一端にある第1の立坑(3)側から所定数の既設管(10)を前記第1の立坑(3)側に順次移動させることにより、前記既設管(10)と周囲の前記地盤(2)との間の縁を切り、
前記既設管路(9)について、周囲の地盤(2)との間の縁が切れたところで、縁切りされた前記既設管路(9)をまとめて前記第1の立坑(3)側に移動させて、前記第1の立坑(3)側から前記既設管(10)を順次取り出しながら、前記既設管路(9)の他端にある第2の立坑(11)側から前記既設管(10)の抜き取り穴(51)に更新管(54)を順次直列に挿入して、前記複数の既設管(10)からなる既設管路(9)を複数の更新管(54)からなる更新管路(55)に更新敷設
前記第1の立坑(3)側から所定数の既設管(10)を前記第1の立坑(3)側に順次移動させているとき、移動する既設管(10)の前記第1の立坑(3)側に生じている隙間(2aA)が狭められて該既設管(10)の前記第2の立坑(11)側に隙間(2aB)が生じるのにともなって、狭められていく前記隙間(2aA)に注入されている安定材(26)をこれから生じる前記隙間(2aB)に移らせる、
ことを特徴とする既設管路の更新工法である。
請求項に係る発明は、請求項の発明において、例えば、図3、図6に示すように、前記既設管(10)の抜き取り穴(51)への前記更新管(54)の挿入を、前記第2の立坑(11)側からの押圧動作によって行う、ことを特徴とする既設管路の更新工法である。
請求項に係る発明は、請求項1又は2の発明において、例えば、図3、図6に示すように、前記既設管路(9)の移動を、前記第1の立坑(3)側からの牽引動作により行う、ことを特徴とする既設管路の更新工法である。
請求項1の発明によれば、更新管路(55)を既設管路(9)と交換するとき、第1の立坑(3)側から既設管(10)を順次取り出しながら、既設管(10)の抜き取り穴(51)に更新管(54)を順次直列に挿入するので、抜き取り穴(51)を利用して容易に、且つ速やかに既設管路(9)を更新管路(55)と交換することができる。
また、既設管(10)を順次取り出しながら、既設管(10)の抜き取り穴(51)に更新管(54)を順次直列に挿入する無排土方式なので、掘削に伴なう土砂が発生することなく、更新工事を容易に行うことができる。
また、既設管(10)の取り出し作業を第1の立坑(3)で、更新管(54)の敷設作業を第2の立坑(11)から行うことができ、更新管の更新作業を効率良く、かつ確実に行うことができる。
更に、既設管路(9)を、所定数の既設管(10)に分けて、周囲の地盤(2)との間の縁切りを行い、その後、既設管路(9)をまとめて移動させるので、地盤(2)との摩擦力が小さい状態で既設管路(9)を抜き取ることができて、小さな推進力で容易に既設管を地盤(2)から抜き取ることができる。
しかも、既設管(10)を移動させる推進力は、略所定数の既設管(10)を縁切り移動させるだけのもので足りるので、撤去に使用する装置の駆動源も小規模かつ簡単なもので済む。
さらに、移動する既設管(10)の第1の立坑(3)側に生じている隙間(2aA)が狭められて該既設管の第2の立坑(11)側に隙間(2aB)が生じるのにともなって、狭められていく隙間(2aA)に注入されている安定材(26)を次に生じる隙間(2aB)に移すようになっているので、既設管(10)同士の間に生じる隙間に地盤(2)の土砂が侵入するのを安定材(26)によって防止することができて、既設管(10)の移動が土砂によって阻害されることがなく、円滑、かつ速やかに、既設管(10)を更新管(54)と交換することができる。
また、安定材(26)を順次生じる隙間(2a)に転用可能としたので、安定材(26)の無駄を無くして、効率的で経済的な施工が可能となる。
請求項の発明によれば、既設管(10)の抜き取り穴(51)への更新管(54)の挿入を、第2の立坑(11)側からの押圧動作によって行うようになっているので、既設管(10)を更新管(54)で押して、既設管(10)の抜き取りを助けることができて、少ない動力によって、既設管の更新を速やかに、かつ円滑に行うことができる。
請求項の発明によれば、所定数の既設管(10)の押圧移動は、第1の立坑(3)側からの牽引動作によって行うようになっているので、牽引部材にPC鋼線などの安価で、設置面積を取らない材料で構成することが出来て、設備を簡略化することができる。

なお、図番と括弧内の番号等は、図面における対応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の記載に限定拘束されるものではない。
図1は、本発明が適用される、既に敷設してある既設管である推進管を更新管である新たな推進管に更新(交換)する更新現場の一例を示す断面図である。図2は、推進管牽引装置の一例を示す図である。図3は、本発明により推進管を撤去した後、すでに敷設してある推進管を新たな推進管に更新する施工現場の一例を示す図である。図4は、推進管牽引装置の別の構成例を示す図である。図5は、図4に示す推進管牽引装置の動作説明用の図である。図6は、推進管牽引装置のさらに別の構成例を示す図である。
第1の立坑である立坑3には、牽引ジャッキ5が、支持部材6を介して設置されており、さらに立坑3にはグラウドポンプ7が設置されている。立坑3の壁面には、トンネル12を構成する、水平方向に敷設された既設管路である既設の推進管列9が、その一端を開口させた形で配置されており、推進管列9は、所定長さL1(例えば、2.5m程度)に形成された推進管10が複数本、矢印A、B方向に直列に接続された形で形成されている。推進管列9の図中右方には、図3に示すように、立坑3と同様に構築された第2の立坑である立坑11が設けられている。なお、立坑3が第2の立坑、立坑11が第1の立坑であってもよい。
こうした構成により推進管列9には、この推進管列9内部に、立坑3,11間を連通するトンネル12が形成されており、このトンネル12内には、推進管牽引装置13が複数台、推進管列9の形成方向である矢印A、B方向に配置されている。
推進管牽引装置13は、図2に示すように、前胴15及び中間胴16を有しており、前胴15は、円筒状に形成された本体15aを有している。本体15aは、その外径D1が推進管10、すなわちトンネル12の内径D2よりもやや小さな径に形成されており、本体15aの軸心CT1方向(矢印A、B方向)中央部には孔15bが本体15aの図中上下に2カ所穿設されている。
各孔15bには、固定ピン15cが着脱自在に設けられており、固定ピン15cは、先端が推進管10の壁面10aに穿設された孔10bに嵌入係合している。本体15aには、パイプ状の接続部材15dが本体15aの対向する内壁15e,15e間を接続する形で図中紙面と直交する方向に設けられており、接続部材15dには、接続ロッド15f,15fが図中両側に、本体15aの軸心方向に突出する形で植設されている。図中左方の接続ロッド15fには、接続金具17を介して、PC鋼線などの牽引部材19の一端が接続されており、牽引部材19の他端は、図1に示すように、立坑3に設けられた牽引ジャッキ5に保持されている。
また、前胴15には、複数の接続ロッド20を介して前述の中間胴16が接続されており、中間胴16は筒状に形成された本体16aを有している。本体16aの外径D3は、前胴15の外径D1よりも小径に形成されており、本体16aの軸心方向、すなわち矢印A、B方向の長さL2は、推進管10の長さL1よりも長く(例えば、2.8m程度)形成されている。
本体16aの外周面における、図2の左右両端には止水シール21,21が本体16aの外周部を被覆する形で環状に設けられており、止水シール21は、本体16aの外方、従って、推進管10の壁面10aに向かって膨張収縮自在に設けられている。
本体16aの図2中左右両端部で、止水シール21,21の間には、複数の安定材注入バルブ22,22(2個とは限らない)が本体16a内外を連通遮断自在な形で設けられており、図中左方の安定材注入バルブ22には、安定材注入管23の一端が接続されている。安定材注入管23の他端は、図1に示すように、立坑3に設けられたグラウドポンプ7に接続されている。
立坑11(図3参照)には、更新管押し込み装置50を設けてある。更新管押し込み装置50は、クレーンや作業員によって立坑11に搬入された新たな推進管54を、既に敷設してある推進管10を抜き取った後、地盤2に形成されている抜き取り穴51に直列状態で順次押し込むようになっている。更新管押し込み装置50は、新たな推進管54の端部を保持する押し込み板52を複数本の押圧ジャッキ53で移動させて、新たな推進管54を抜き取り穴51に押し込むようになっている。
次に、推進管列9を新たな推進管列55に更新する動作を説明する。既設の推進管列9からなるトンネル12を、更新するには、まず、作業員が、更新すべき推進管列9の両端部に、図1及び図3に示すように、立坑3,11を構築し、推進管列9のトンネル12内に、所定の間隔、例えば、推進管10の十数管毎に推進管牽引装置13を配置する。この際、各推進管牽引装置13の中間胴16の立坑3側、すなわち前方部分に、推進管列9を構成する互いに隣接する形で接続された推進管10,10の接続部10c,10cに位置するように各中間胴16を配置する。なお、中間胴16には図示しないキャスターが設けられているので、中間胴16の推進管列9内での移動はキャスターを介して容易に行うことができる。
次に、トンネル12内に配置された各推進管牽引装置13の前胴15の孔15bから、前胴15の外側に位置する推進管10の壁面10aに対して孔10b,10bをそれぞれ穿設する。次に、穿設された孔10b,10bに本体15aの孔15b,15bを介して固定ピン15c,15cをそれぞれ植設し、固定ピン15bc,15cを介して前胴15を推進管10に固定する。なお、この固定ピン15cによる推進管牽引装置13の推進管10への固定は、取りあえず最前方の推進管牽引装置13Aについてのみ行い、後続する推進管牽引装置13B、13C……については、当該推進管牽引装置13での牽引動作を行うときにするようにしてもよい。
この状態で、トンネル12の図1中最も左方に配置された推進管牽引装置13Aの前胴15と牽引部材19を、接続金具17及び接続ロッド15fを介して接続し、その状態で立坑3内の牽引ジャッキ5を駆動して、牽引部材19を図1矢印A方向に牽引する。すると、立坑3から推進管牽引装置13Aの前胴15の間に配置された複数の推進管10、すなわち、部分推進管列25Aが矢印A方向、すなわち立坑3方向に牽引され、その牽引力により部分推進管列25Aを構成する推進管10と周囲の地盤2との間が縁切りされ、部分推進管列25Aは、所定ストロークSTだけ立坑3方向に移動する。
この、ストロークSTは、推進管10の長さ程度、例えば2.5m程度とすると、1回の牽引ジャッキ5による牽引動作で、1本分の推進管10が立坑3部分に引き出されるので、作業を効率よく進めることが出来る。立坑3内に引き出された部分推進管列25Aの先端部の推進管10は、部分推進管列25Aから取り外して、立坑3から地上に搬出する。
こうして、部分推進管列25Aが、図1矢印A方向に移動すると、推進管牽引装置13Aにおける中間胴16の立坑3側の前方部に位置していた、部分推進管列25A最後部の推進管10の接続部10cと、いまだ牽引ジャッキ5による牽引力の作用していない、部分推進管列25Aの図中右方に位置する推進管10の接続部10cとの間に、図2に示すように、前述のストロークSTに対応する長さの隙間2aが矢印A、B方向に形成される。
なお、通常、推進管列9を構成する隣接する推進管10同士は、パッキンなどを介してトンネル構築方向である矢印A、B方向に当接する形で設けられているだけなので、部分推進管列25Aと該部分推進管列25A周囲の地盤2との間の摩擦力よりも大きな牽引力を牽引ジャッキ5により作用させることにより、部分推進管列25Aは容易に、図1右方の、他の推進管10部分と切り離すことが出来る。
こうして、牽引ジャッキ5により推進管牽引装置13Aの前胴15を部分推進管列25Aと共に矢印A方向牽引すると、前胴15に接続ロッド20を介して接続された中間胴16も同様に矢印A方向にストロークSTだけ移動する。その結果、中間胴16の周囲に、前述の隙間2aが位置することとなる。
この状態で、グラウドポンプ7から安定材注入管23を介して高粘度の泥水から成る安定材26を、安定材注入バルブ22を介して、部分推進管列25Aの移動により形成された、部分推進管列25Aと後続する既設の推進管列9、中間胴16及び地盤2との間に形成された筒状の隙間2aに注入する。中間胴16の外周部側における、中間胴の軸心CT1方向と平行な方向の両側には、止水シール21,21が、推進管10の壁面10aと当接自在に環状に形成されているので、隙間2aに注入された安定材26は、トンネル12内に洩れ出すことなく、隙間2a内に確実に注入され、部分推進管列25Aが移動した後に形成される隙間2a部分の地山の崩壊を防止する。
なお、安定材26の周囲地山の間隙2aに対する注入に際しては、グラウドポンプ7によることなく、立坑3の上部の地上に安定材26が貯留された図示しないタンクを設け、該タンクからの水頭差を利用して、無動力で安定材26を間隙2a部分に充填するようにしてもよい。
こうして、最も立坑3側の推進管牽引装置13Aによる、ストロークSTの部分推進管列25Aの牽引工程が完了したところで、牽引部材19と推進管牽引装置13Aとの接続を解除し、牽引部材19を、推進管牽引装置13Aの図1右方に配置された推進管牽引装置13Bの前胴15に、接続金具17を介して接続する。次に、推進管牽引装置13Aの中間胴16の後方(図1右方)の安定材注入バルブ22と、推進管牽引装置13Bの後方(図1右方)の安定材注入バルブ22を、安定材注入管27を介して接続すると共に、それまで推進管牽引装置13Aに接続されていた安定材注入管23を、推進管牽引装置13Bの前方の安定材注入バルブ22に接続する。
この状態で、立坑3内の牽引ジャッキ5を駆動して、牽引部材19を図1矢印A方向に牽引する。すると、推進管牽引装置13A,13B間に配置されている複数の推進管10から構成される部分推進管列25Bが矢印A方向、すなわち立坑3方向に牽引され、その牽引力により部分推進管列25Bを構成する推進管10と周囲の地盤2との間が縁切りされ、部分推進管列25Bは、所定ストロークSTだけ立坑3方向に移動する。
すると、既に移動した部分推進管列25Aと今回移動駆動された部分推進管列25Bとの間の隙間2aAは、部分推進管列25BのA方向の移動により縮小される。また、部分推進管列25Bが、図1矢印A方向に移動すると、推進管牽引装置13Bにおける中間胴16の立坑3側の前方部に位置していた、部分推進管列25B最後部の推進管10の接続部10cと、いまだ牽引ジャッキ5による牽引力の作用していない、部分推進管列25Bの図中右方に位置する推進管10の接続部10cとの間に、図2に示すように、前述のストロークSTに対応する長さの隙間2aBが矢印A、B方向に形成される。
すると、隙間2aA内に注入されていた安定材26は、安定材注入管27および安定材注入バルブ22を介して、推進管牽引装置13Bの中間胴16と残留している推進管10との間から隙間2aBに流れ込み、部分推進管列25Bが移動した後に形成される隙間2aB部分の地山の崩壊を防止する。なお、この際、グラウドポンプ7から安定材注入管23を介して推進管牽引装置13Bの中間胴16前方の安定材注入バルブ22からも安定材26が隙間2aBに注入されるので、推進管列25Bと残留する図2右方の推進管10との間の隙間2aBは、安定的に支持される。
こうして、矢印A方向に牽引された部分推進管列25Bは、既に牽引済みの部分推進管列25Aの後端に当接する形で引き寄せられ、その状態で牽引ジャッキ5による推進管牽引装置13Bの牽引動作は終了する。以後、同様に、順次隣接する推進管牽引装置13C、13D……に対する牽引作業を行い、それら推進管牽引装置13、13間に配置された部分推進管列25と周囲の地盤2との間の縁切りを行うと共に、その際に形成された部分推進管列25と残留する推進管10との間の隙間2aに、安定材26を注入して地山の崩落を防止する。
なお、部分推進管列25と地盤2との間の摩擦が大きすぎて牽引ジャッキ5の牽引力では、部分推進管列25と地盤2との間の縁切りを行うことが出来ない場合には、牽引される部分推進管列25の長さを短くする形で、推進管牽引装置13を所定推進管本数分(推進管1本の場合もある)だけ、矢印A方向に移動させて固定し、その状態で再度、牽引ジャッキ5により牽引する。これにより、牽引される部分推進管列25に作用する地盤2との間の摩擦力を、牽引ジャッキ5により牽引できる程度に調整することが出来、施工を容易にすることが出来る。
こうして、所定本数の推進管10からなる部分推進管列25毎に順次、推進管牽引装置13を用いて地盤2との間の縁切りを行うことにより、立坑3、11間の推進管列9の全長に渡り、地盤2との間の縁切りを行うことが出来る。
立坑3、11間の推進管列9の全長に渡り、地盤2との間の縁切りが行われたところで、図3に示すように、最も立坑11側の推進管10の後部に、隔壁29を、推進管10内部と外部を遮蔽する形で設け、当該隔壁29に、牽引部材19を接続し、その状態で牽引ジャッキ5により縁切りされた推進管列9全体を矢印A方向に牽引する。すると、推進管列9を構成する全ての推進管10は既に地盤2との間の縁切りがなされているので、牽引ジャッキ5により全体が矢印A方向に押し出される形で移動する。
なお、最後の最も立坑11側の部分推進管列25Xを矢印A方向に移動させる際に、その直前の部分推進管列25Yとの間の間隙2aに充填されていた安定材26は、中間胴26の後端の安定材注入バルブ22に接続された安定材排出管37により、立坑3側に排出する。
こうして、牽引ジャッキ5により、全ての推進管10を矢印A方向に、推進管の1本分の長さL1に相当する分だけ牽引して、立坑3内に1本分の推進管10を引き出し、その状態で、立坑3内に引き出された推進管10をトンネル12内に残留した推進管列9に対して取り外し、坑外に搬出する。
この作業を、推進管10の1本ごとに行うことにより、推進管10は、1本ずつトンネル12内の推進管列9から取り外され、また、トンネル12内に残留した推進管列9は、隔壁29により、立坑3側に押し出されてゆく。
こうして、トンネル12内の推進管列9が、徐々にA方向に移動されてゆくと、隔壁29の図3後方に、推進管10が撤去されたトンネル12が、推進管10の抜き取り穴51として残留することになる。この抜き取り穴51に、更新管押し込み装置50によって、新たな推進管54を1本ずつ、或いは複数本接続した状態で、立坑11側から、順次直列に押し込む。新たな推進管54は、古い推進管10と軸心を一致させて、古い推進管10の抜き取り移動に合わせて押し込まれる。この場合、最初に押し込まれる新たな推進管54は、抜き取り穴51の内壁が崩れないようにするため、隔壁29に接続するか、或いは隔壁29に当接した状態で押し込まれる。これによって、トンネル12内のそれまでの古い推進管10からなる古い推進管列9が、新たな推進管54からなる新たな推進管列55に置換されたことになる。
なお、上述の実施形態は、推進管牽引装置13の前胴15を、推進管列9に対して固定するために、固定ピン15cを用いた場合について述べたが、前胴15の固定手段としては、固定ピン15cを用いるほかに、各種の方法を使用することが出来る。以下に、異なる構成を有する前胴を持った、推進管牽引装置について説明するが、前胴以外の部分は、すでに説明した推進管牽引装置と同様なので、同一の部分には同一の符号を付して、当該部分の説明及び施工態様についての重複した説明は、省略する。
例えば、図4に示すように、前胴32を、円筒状の大径部32aと、それよりも小径な円筒状の小径部32bから構成し、小径部32b部分には、グリッパ33が前胴15の軸心CT1を中心にしてジャッキ32dにより、放射方向に移動駆動自在に設けられている。グリッパ33は、例えば、図4(b)に示すように(図4(b)は、後述するブラケットのC矢視図であるが、分割の状態は同様である)小径部32bの円周方向に沿って4分割されており、さらに大径部32aには、4個のブラケット35が、ピン32cを中心に矢印D、E方向に回動自在に支持されている。ブラケット35の先端には係合部35aが形成されており、係合部35aは、図4(b)に示すように、円弧状に形成されている。係合部35aは、4個のブラケット35が矢印D方向に拡径した状態で、4個の係合部35aの外周部35bが全体として円形をなすように形成されており、さらに4個のブラケット35の軸心CT1側には、円筒状に形成されたロックリング36が、軸心CT1に沿って矢印A、B方向に移動自在に設けられている。
前胴32を有する推進管牽引装置13により、部分推進管列25を立坑3側に移動させるには、前胴32が配置された推進管10Aの前端部、すなわち図4(a)左方の、該推進管10Aと隣接する推進管10Bの接続部10cと対向する部分をはつり除去して、推進管10Bの接続部10cを露出させる。次に、グリッパ33を放射方向に矢印D方向に拡径駆動し、グリッパ33の先端のブラケット35の係合部35aを、図5に示すように、推進管10Bの接続部10cと対向させる。この状態で、ロックリング36を、矢印A方向に移動させて、矢印D方向に解放状態にある4個のブラケット35の先端部内側に形成されたリング保持部35cにセットし、ブラケット35が矢印E方向に収斂しないように解放状態で固定する。
この状態で、立坑3の牽引ジャッキ5を駆動して、牽引部材19を介して推進管牽引装置13を、僅かに矢印A方向に移動させ、係合部35aと推進管10Bの接続部10cを当接させる。この状態で、グリッパ33を放射方向に駆動して、グリッパ33を推進管10の壁面10aに当接させて、前胴32を推進管10Aに対して固定する。
前胴32が推進管10Aに対して固定されたところで、立坑3の牽引ジャッキ5を駆動して、牽引部材19を介して前胴32及び中間胴16をさらに矢印A方向に牽引すると、ブラケット35より図5前方、すなわち推進管10Bより左方の推進管列9は、ブラケット35を介して矢印A方向に押圧され、また、推進管10Aは、グリッパ33を介して同様に矢印A方向に押圧され、結果的に推進管10Aより左方の推進管列9は、一体となって立坑3方向に押圧され、周囲の地盤2に対して縁切りされる。
また、図6に示すように、牽引部材19をパイプから形成すると共に、該牽引部材19をガイドするガイド穴32fが矢印A、B方向に形成されたガイド管32eを、図中右端部を中間胴16の先端部に接続させて前胴32として用い、前胴32に、図7(a)に示すように、図4のブラケット35と同様に、円周方向に複数に分割された(例えば、3分割)係合部材であるグリッパ40をトンネル軸心CT1を中心に放射方向に移動駆動自在に設け、該グリッパ40を推進管壁面10aに向けて拡張保持させることにより、前胴32を中間胴16と共に推進管10に対して固定させるよう構成することも出来る。この場合、グリッパ40は、図2の前胴15における固定ピン15c、図5におけるブラケット35及びグリッパ33と同様な、推進管に対する係合手段としての役割を果たす。
図6、図7に示すように、グリッパ40は、油圧によって伸縮動作をする拡張ジャッキ41と連結リンク42と連結ピン43、44、43とによって、ガイド管32eに設けられて、拡張ジャッキ41が伸びると壁面10aに押し付けられ、縮むと壁面10aから離れるようになっている。グリッパ40の推進管10の壁面10aに接触する部分は、壁面10aに対してスリップしないように粗面40aにしてある。
図6、図7の場合、ガイド管32eの先端には、チャック32gが牽引部材19を把持解放自在に設けられており、推進管牽引装置13の牽引は、チャック32gにより牽引部材19を把持することにより行う。なお、図6の場合には、隔壁29部分にも、前胴32が装着されており、隔壁29の不用意な脱落を防止している。
なお、図1乃至図6において、接続ロッド20に可撓式のジョイントを採用すると、本発明の工法を緩曲線区間にも適用することができる。
また、前胴15,32、中間胴16、グリッパ40等を増設することによって、長距離の既設管の更新施工も可能である。
上述の実施形態では、左側の立坑3に牽引ジャッキ5、支持部材6、グラウドポンプ7等を設け、右側の立坑11に更新管押し込み装置50を設けて、左側の立坑11側で既に敷設してある推進管を新たな推進管と交換しているが、左側の立坑3に更新管押し込み装置5を設け、右側の立坑11に牽引ジャッキ5、支持部材6、グラウドポンプ7等を設けて、右側の立坑11側で既に敷設してある推進管を新たな推進管と交換してもよい。
また、本実施形態における、立坑3と、到達立坑11は、本実施形態の施工方法による施工時に新たに形成してもよいし、或いは、既設の立坑を使用してもよい。
既設管である既に敷設してある既設管を更新管である新たな推進管に更新(交換)する更新現場の一例を示す断面図である。 推進管牽引装置の一例を示す図である。 本発明により推進管を撤去した後、すでに敷設してある推進管を新たな推進管に更新する施工現場の一例を示す図である。 推進管牽引装置の別の構成例を示す図である。 図4に示す推進管牽引装置の動作説明用の図である。 推進管牽引装置のさらに別の構成例を示す図である。 図6に示す推進管牽引装置の部分拡大図である。(a) 図6中、F−F矢視断面である。(b) グリッパ周辺の拡大図である。
符号の説明
1 既設管の更新現場
2 地盤
2a 隙間
2aA 隙間
2aB 隙間
3 立坑(第1の立坑(又は第2の立坑))
5 牽引ジャッキ
7 グラウドポンプ
9 推進管列(既設管路)
10 推進管(既設管)
10A 推進管(既設管)
10B 推進管(既設管)
10a 壁面
11 立坑(第2の立坑(又は、第1の立坑))
12 トンネル
13 推進管牽引装置
13A 推進管牽引装置
13B 推進管牽引装置
13C 推進管牽引装置
13D 推進管牽引装置
15 前胴
15f 接続ロッド
16 中間胴
19 牽引部材
20 接続ロッド
21 止水シール
22 安定材注入バルブ
23 安定材注入管
25 部分推進管列
25A 部分推進管列
25B 部分推進管列
25X 部分推進管列
25Y 部分推進管列
26 安定材
27 安定材注入管
29 隔壁
32 前胴
33 グリッパ
35 ブラケット
40 グリッパ
41 拡張ジャッキ
50 更新管押し込み装置
51 抜き取り穴
52 押し込み板
53 押圧ジャッキ
54 新たな推進管(更新管)
55 新たな推進管列(更新管路)

Claims (3)

  1. 地盤に敷設された更新すべき複数の既設管からなる既設管路の一端にある第1の立坑側から所定数の既設管を前記第1の立坑側に順次移動させることにより、前記既設管と周囲の前記地盤との間の縁を切り、
    前記既設管路について、周囲の地盤との間の縁が切れたところで、縁切りされた前記既設管路をまとめて前記第1の立坑側に移動させて、前記第1の立坑側から前記既設管を順次取り出しながら、
    前記既設管路の他端にある第2の立坑側から前記既設管の抜き取り穴に更新管を順次直列に挿入して、前記複数の既設管からなる既設管路を複数の更新管からなる更新管路に更新敷設
    前記第1の立坑側から所定数の既設管を前記第1の立坑側に順次移動させているとき、移動する既設管の前記第1の立坑側に生じている隙間が狭められて該既設管の前記第2の立坑側に隙間が生じるのにともなって、狭められていく前記隙間に注入されている安定材をこれから生じる前記隙間に移らせる、
    ことを特徴とする既設管路の更新工法。
  2. 前記既設管の抜き取り穴への前記更新管の挿入は、前記第2の立坑側からの押圧動作によって行う、
    ことを特徴とする請求項に記載の既設管路の更新工法。
  3. 前記既設管路の移動は、前記第1の立坑側からの牽引動作により行う、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の既設管路の更新工法。
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