JP3519287B2 - 自走式新管推進装置及び地中埋設管更新方法 - Google Patents
自走式新管推進装置及び地中埋設管更新方法Info
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Description
等の地下埋設管を非開削により更改する自走式新管推進
装置及び地中埋設管更新方法に関するものである。
等においては、老朽化の進行や需要の増大による断面拡
大の必要性から、管路の更新の必要性が高まってきた。
管路を新しいものに更新する場合には、一般的に開削工
法によっているが、この工法では既設管の埋設位置を掘
り起こす必要があるので、交通事情や生活環境保全の意
味から推進工法による更新方法の開発が望まれている。
最近の技術としては、既存の管渠を破砕しながら新しい
管路に更新していく衝撃推進によるものや、既設管の中
にロッド管を布設した後、それをガイドとして新しい管
を圧入していく無排土圧入推進によるものなどが発表さ
れている。
の更新方法においても、発進マンホール、到達マンホー
ルのいづれかに推進管押引き用のシリンダを具備する大
がかりな押引き装置及び反力材を設置する必要があり、
下水道における稼働中の既設人孔、或いは通信における
ケーブル・クロージャ等を無数に収容した既設マンホー
ルを考える場合、十分な方法とは言えない。
で、既設埋設管の更改が容易に、しかも高い施工信頼性
のもとに行うことができる自走式新管推進装置及び地中
埋設管更新方法を提供することを目的とする。
に本発明の自走式新管推進装置は、推進管(新しい管)
を引き込む際の引き込み反力を既設管に取るための第1
の既設管把持シリンダを具備する前胴部と、前記前胴部
を推進する際の推進反力を既設管に取るための第2の既
設管把持シリンダを具備し、推進管(新しい管)が接続
される後胴部とが、推進・引き込み兼用シリンダにより
接続されていることを特徴とする、推進管(新しい管)
を推進する工程に用いて有用なものである。
の既設埋設管内に既設管接続部離脱防止用の耐張力体を
布設し、既設管の両端部に反力を取ることにより耐張力
体に張力を与える工程と、請求項1記載の自走式新管推
進装置を用い、耐張力体を内包する既設管に推進反力を
取りつつ、既設管及びその周辺土砂を抱き込む形態で推
進管(新しい管)を推進する工程と、推進管(新しい
管)内に残された既設管及びその周辺土砂を耐張力体を
用いて引き抜き撤去する工程とを具備することを特徴と
する。
その推進及び引き込み反力を既設管にとることにより、
発進立坑若しくは到達立坑に通常設置される推進管押引
き装置を排したことを主な特徴としている。
の形態例を詳細に説明する。
お、実施例は一つの例示であって、本発明の精神を逸脱
しない範囲で種々の変更、或いは改良をし得ることは言
うまでもない。
工法を説明する図、図5および図6は本発明の一実施形
態例を説明する図である。まず、図1〜図4を用い、図
5および図6を参照しながら、本発明の工法について説
明する。図5は、自走式新管推進装置を説明する図で、
図6は自走式新管推進装置の推進サイクルを説明する図
である。
ンホールを発進マンホール1、到達マンホール2とし、
このいづれかから、既設管3内に耐張力体4を布設し、
その両端は、発進治具6、到達治具7に各々固定し、張
力を与える。これは、新管推進過程における既設管接続
部の離脱を防止するためのものである。また、耐張力体
4は、既設管3の内径より細径であり、発進マンホール
1、若しくは到達マンホール2から搬入可能な長さでネ
ジ接続によるものである。次に自走式新管推進装置8を
既設管3の端部に接続された擬似管をもつ発進治具6に
取り付け、油圧ユニット9から油圧ホース10を介して
油圧動力を送り、推進反力を擬似管、及び既設管にとり
ながら推進装置8を自走推進させる。推進装置8が地山
5に貫入されたのち、図2に示すように、発進治具6を
撤去すると同時に耐張力体4の固定部を既設管ダクト部
に移し再び耐張力体4に張力を与え、推進装置8の後部
に推進管(新管)11を接続し、さらに矢印A方向に推
進を行う。それ以降は、管接続の工程を繰り返し、推進
管(新管)11を埋設していく。推進装置8が到達マン
ホール2に到達した時点で、図3に示すように推進装置
8は到達治具7とともに回収し、同装置の油圧ホース1
0、油圧ユニット9も撤去、回収する。推進管(新管)
11内に残置された既設管3、およびその周辺土砂は図
4に示すように発進マンホール1側に設置されたウイン
チ12と、耐張力体4の到達マンホール2側に取付けら
れた既設管及び周辺土砂引き出し治具13により発進マ
ンホール1側に矢印B方向に引き出し、耐張力体4の接
続点付近において既設管3を切断し、耐張力体4と既設
管3を同時に回収していく。
す。3は既設管、10は油圧ホース、11は推進管(新
管)、14は前胴部、15は後胴部、16は前胴部と後
胴部を接続する推進・引き込み兼用シリンダ、17は前
胴部推進時反力シリンダ、18は推進管引き込み時反力
シリンダ、19は押当て反力板である。
装置8の推進メカニズムを述べる。図6(a)におい
て、前胴部推進時反力シリンダ17を伸長させることに
より既設管3に押当て反力板19を圧着させる。次に図
6(b)において推進・引き込み兼用シリンダ16を伸
長させ、前胴部を地山に圧入する。次に図6(c)にお
いて推進管引き込み時反力シリンダ18を伸長させるこ
とにより既設管3に押当て反力板19を圧着させる。次
に図6(d)において前胴部推進時反力シリンダ17を
収縮させ、図7(e)において推進・引き込み兼用シリ
ンダ16を収縮させる。次に図7(f)において前胴部
推進時反力シリンダ17を伸長させることにより既設管
3に押当て反力板19を圧着させ、図7(g)において
推進管引き込み時反力シリンダ18を収縮させる。この
一連のサイクルを繰り返すことにより自走推進を可能と
したものである。
ば、図7に例として示すような形態で複数条の既設管3
についても1本の太径管11′に更改できることは、い
うまでもない。
埋設管の更改が容易に、しかも高い施工信頼性のもとに
行うことができるのであるから、従来の技術において問
題であった、発進マンホール内に押引き装置及び反力材
等の設置が不可能であるため非開削における管路更改が
できない等の状況を回避できるという利点がある。
内に布設する工程を説明する断面図である。
置により管推進を行う工程を説明する断面図である。
し、自走式新管推進装置、及び油圧ホース、油圧ユニッ
トを撤去する工程を説明する断面図である。
た既設管およびその周辺土砂を撤去する工程を説明する
断面図である。
置を示す断面図である。
置の推進メカニズムを説明する断面図である。
置の推進メカニズムを説明する断面図である。
の一括更改の例を説明する構成図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 推進管(新しい管)を引き込む際の引き
込み反力を既設管に取るための第1の既設管把持シリン
ダを具備する前胴部と、前記前胴部を推進する際の推進
反力を既設管に取るための第2の既設管把持シリンダを
具備し、推進管(新しい管)が接続される後胴部とが、
推進・引き込み兼用シリンダにより接続されていること
を特徴とする、推進管(新しい管)を推進する工程に用
いて有用な自走式新管推進装置。 - 【請求項2】 地中の既設埋設管内に既設管接続部離脱
防止用の耐張力体を布設し、 既設管の両端部に反力を取ることにより耐張力体に張力
を与える工程と、 請求項1記載の自走式新管推進装置を用い、耐張力体を
内包する既設管に推進反力を取りつつ、既設管及びその
周辺土砂を抱き込む形態で推進管(新しい管)を推進す
る工程と、推進管(新しい管) 内に残された既設管及びその周辺土
砂を耐張力体を用いて引き抜き撤去する工程とを具備す
ることを特徴とする地中埋設管更新方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29677698A JP3519287B2 (ja) | 1998-10-19 | 1998-10-19 | 自走式新管推進装置及び地中埋設管更新方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29677698A JP3519287B2 (ja) | 1998-10-19 | 1998-10-19 | 自走式新管推進装置及び地中埋設管更新方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000120379A JP2000120379A (ja) | 2000-04-25 |
JP3519287B2 true JP3519287B2 (ja) | 2004-04-12 |
Family
ID=17837995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29677698A Expired - Fee Related JP3519287B2 (ja) | 1998-10-19 | 1998-10-19 | 自走式新管推進装置及び地中埋設管更新方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3519287B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107718848A (zh) * | 2017-11-17 | 2018-02-23 | 朱建华 | 一种用于复合机的铝塑复合管级进推动装置 |
-
1998
- 1998-10-19 JP JP29677698A patent/JP3519287B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107718848A (zh) * | 2017-11-17 | 2018-02-23 | 朱建华 | 一种用于复合机的铝塑复合管级进推动装置 |
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JP2000120379A (ja) | 2000-04-25 |
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