JP2005290797A - 推進およびシールド併用工法 - Google Patents
推進およびシールド併用工法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005290797A JP2005290797A JP2004106327A JP2004106327A JP2005290797A JP 2005290797 A JP2005290797 A JP 2005290797A JP 2004106327 A JP2004106327 A JP 2004106327A JP 2004106327 A JP2004106327 A JP 2004106327A JP 2005290797 A JP2005290797 A JP 2005290797A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- propulsion
- pipe
- shield
- segment
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Abstract
【解決手段】 推進およびシールド併用工法において、推進工程が、シールド掘進機5の組立空間9の後端に推力受けリング13を設け、上記推力受けリング13の後端に推進管20を嵌合当接させ、推進管20から推力受けリング13を介してシールド掘進機5に推進力を加える工程と、シールド工程が、先頭のセグメント筒35を推進管20に接続する工程と、到達立孔2から上記セグメント筒35内に所定の隙間Sをあけて内装管40を押込み敷設し、上記先頭の内装管40を上記推進管20に接続する工程とにより、上記鋼セグメント35と先頭の推進管20との接続が容易である。
【選択図】 図5
Description
そこで、施工開始の段階では、能率的に施工できる推進工法を適用し、施工距離が長くなって推進工法が難しくなった段階でシールド工法に切り換えることによって、長距離にわたるトンネル施工を能率的に行えるようにした利点がある。
この公報のものは、図9に示すように、筒状外殻基体bの前端に掘削部cを設け、かつ後端にセグメントsをリング体(セグメント筒)rに組み立てるためのテール部dを具え、前進のための掘進ジャッキfを具えたシールド掘進機aと、このシールド掘進機aから発進した前進位置との間でこのシールド掘進機aにより形成された掘削孔内に、上記発進位置に設けた元押しジャッキ(図示省略)を用いてシールド掘進機aの前進とともにヒューム管pを推進埋設することにより掘削孔を形成し、かつ、この掘削孔に続いて、上記シールド掘進機aによる掘削に伴う前進により生じる上記テール部d内の空所で、エレクタeにより上記セグメントsを持ち上げて組み立てられる上記リング体rを、前進のための上記掘進ジャッキfの伸長力によりシールド掘進機aから押し出すことにより、リング体rが連続するシールド孔を形成するとともに、上記シールド掘進機aは、テール部d前方に配され、上記セグメントsを組み立てたリング体rと、一体な筒状をなし上記ヒューム管pと上記リング体rとに結合される接続リングgを予め収容した構成からなる。これによって、上記した利点がある(特許文献1参照)。
また、鋼管製の接続リングgを別途用意し、この接続リングgの前後端のフランジにより、上記リング体rと前端のヒューム管pとを植え込みボルトにより一体に結合するための取付作業が煩雑となる。
また、ナット取付室の内周側が内装管(GRC管)で塞がれるので、この取付室へのモルタルの充填作業が不要となる。
また、鋼セグメントと先頭の推進管の接続に際し、何等部材を介して接続するものがないから、接続が容易であるとともに、ナット取付室は切込み凹部により、半径方向の深さが短く浅いので、容易に行なえる。
また、先頭推進管の切込み凹部に内装管の挿し口を嵌合接続するので、その芯合わせが容易である。
先頭の推進管20の挿し口21は、凹入段部22により形成され、この段部22の周溝22aに止水ゴム29が装着される。なお、先頭の推進管20の後方には従来とほぼ同様の通常の推進管20が順次接続される。上記先頭の推進管20の後端部と後続の推進管20との接続は、通常の推進管の接続と同様に、先頭の推進管20の受け口に後続の推進管の挿し口を止水ゴムを介して行なう(図示省略)。
28は先頭の推進管20のナット取付室23の内側、および先頭の推進管20の端部を一部切り欠いて形成した切込み凹部である。
46は後続の内装管で、これも上記GRC製のもので、その一端に凹入り段部により形成した挿し口47、他端にカラー形の受け口48を有するものである。49は凹入り段部に装着した止水ゴムである。
先ず、発進立坑1内にシールド掘進機5を発進口1aに位置させ、このシールド掘進機5と発進立坑1の後壁の間に介装した元押しジャッキ3のロッド3aを前進させてシールド掘進機5を押し込むと同時に、このシールド掘進機5を起動して地盤を掘削して掘削孔を形成する。シールド掘進機5を所定量前進させた後、元押しジャッキ3のロッド3aを一旦後退させ、推進管20の先端部をシールド掘進機5の鋼製外筒6後部内に嵌装して推力受けリング13を当接させる。推進管20の後端部を押圧板4を介して上記ロッド3aの前面に位置させ、このロッド3aを前進させて推進管20を押し込むと同時にシールド掘進機5を起動して推進する。そして上記前方側の推進管20に後続の推進管20を接続しながら、到達立坑2に向けて所定距離推進する。
すなわち、上記シールド掘進機5の鋼製外筒6に形成した上記セグメント組立空間9の後端の受け口6bに推進管20を接続し、上記推進管20から推力受けリング13を介してシールド掘進機5に推進力を加えるのである。
このようして、シールド掘進機5と推進管20を発進立坑1内に設ける後方壁に作用する元押しジャッキ3の反力とシールド掘進機5の堀進作用によって、所定長の推進管路を形成する(図1、2及び7参照)。
推進管20の挿し口21の端板24と鋼セグメント30の一側の端部フランジ31とを止水材36を挟んでボルトとナット34により連結する。一方、他側の端部フランジ31と受け部材12との間に掘進ジャッキ11を取り付け、この掘進ジャッキ11のロッド11aを作動するとともに、シールド堀進機5を起動すると、セグメント筒35からの反力で(反力部材として)、鋼製外筒6とともにシールド堀進機5が地盤内を前進する。上記シールド堀進機5の前進によって、鋼製外筒6にセグメント組立空間9ができ、その空間9で鋼セグメント30を組み立ててセグメント筒35を形成し、この繰り返しにより、連続したセグメント筒35が形成される。
また、GRC管40、46同士を止水ゴム49で接続することで、止水性が高められるとともにその作業も容易である。
1a 発進口
2 到達立坑
2a 到達口
3 元押しジャッキ
3a ロッド
4 押圧板
5 シールド掘進機
6 鋼製外筒
6a テール部
6b 受け口
7 カッタ
8 回転駆動機
9 セグメント組立空間
10 エレクタ
11 掘進ジャッキ
11a ロッド
12 受け部材
13 推力受けリング
14 固定ボルト
20 先頭推進管
21 挿し口
22 凹入段部
22a 周溝
23 ナット取付室
24 端板
25 側板
26 補強リブ
27 ボルト孔
28 切込み凹部
29 止水ゴム
30 鋼セグメント
31 端部フランジ
32 側部フランジ
33 ボルト孔
34 ボルトとナット
35 セグメント筒
36 止水材
40 先頭内装管(GRC管)
41 挿し口
42 周溝
43 受け口
44 エアモルタル注入口
45 止水材
46 後続内装管
47 挿し口
48 受け口
49 止水ゴム
50 押込みジャッキ
51 押圧板
53 エアモルタル
Claims (3)
- 発進立坑1からシールド掘進機5とこのシールド掘進機5の後方に連結された推進管20とを地盤内に推進させて推進管20を敷設させていく推進工程と、上記推進工程に続いて、上記シールド掘進機5内の組立空間9で鋼セグメント30によるセグメント筒35を組立てこのセグメント筒35を反力部材として、上記シールド掘進機5を地盤内に推進させて上記シールド筒35を到達立孔2まで敷設させていくシールド工程とからなる推進およびシールド併用工法において、
上記推進工程が、上記シールド掘進機5の組立空間9の後端に推力受けリング13を設け、上記推力受けリング13の後端に上記推進管20を嵌合当接させ、上記推進管20から上記推力受けリング13を介して上記シールド掘進機5に推進力を加える工程と、上記シールド工程が、上記先頭のセグメント筒35を推進管20に接続する工程と、上記到達立孔2から上記セグメント筒35内に所定の隙間Sをあけて内装管40を押込み敷設するとともに上記先頭の内装管40を上記推進管20に接続する工程と、上記隙間Sに充填材53を充填する工程と、からなることを特徴とする推進およびシールド併用工法。 - 先頭の推進管20の切込み凹部28に、先頭の内装管40の挿し口41を止水材45を介して接続することを特徴とする請求項1記載の推進およびシールド併用工法。
- 先頭の推進管20の前端部に内周側が開放されたナット取付室23を形成した請求項1又は2に記載の推進およびシールド併用工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004106327A JP4081037B2 (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 推進およびシールド併用工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004106327A JP4081037B2 (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 推進およびシールド併用工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005290797A true JP2005290797A (ja) | 2005-10-20 |
JP4081037B2 JP4081037B2 (ja) | 2008-04-23 |
Family
ID=35324046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004106327A Expired - Lifetime JP4081037B2 (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 推進およびシールド併用工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4081037B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012036597A (ja) * | 2010-08-05 | 2012-02-23 | Nishimatsu Constr Co Ltd | 推進管方向可変構造 |
JP2020153175A (ja) * | 2019-03-22 | 2020-09-24 | 株式会社奥村組 | トンネル構築方法 |
-
2004
- 2004-03-31 JP JP2004106327A patent/JP4081037B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012036597A (ja) * | 2010-08-05 | 2012-02-23 | Nishimatsu Constr Co Ltd | 推進管方向可変構造 |
JP2020153175A (ja) * | 2019-03-22 | 2020-09-24 | 株式会社奥村組 | トンネル構築方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4081037B2 (ja) | 2008-04-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2017159605A1 (ja) | 大断面地下空間の施工方法、及び外殻シールド発進基地 | |
JP5479989B2 (ja) | トンネル施工方法およびシールド機 | |
JP5806186B2 (ja) | 推進力伝達機構及び管路構築方法 | |
JP2008266996A (ja) | トンネル掘削機及びトンネル掘削工法 | |
JP4081037B2 (ja) | 推進およびシールド併用工法 | |
JP2004324256A (ja) | シールド掘削機 | |
JP3863888B2 (ja) | 2段階推進工法および連結器 | |
JP3616898B2 (ja) | 推進装置を用いた地中構造物間接合方法 | |
JPH11336479A (ja) | 撤去埋め戻しシールド機およびシールド工法 | |
JP3473686B2 (ja) | 埋設管の布設装置およびその布設工法 | |
JP7130105B2 (ja) | パイプルーフと発進側トンネルの接続構造及び接続方法 | |
JP2001234700A (ja) | トンネル埋め戻し装置及びトンネル埋め戻し方法 | |
JPH04258495A (ja) | シールドトンネルの覆工方法 | |
JPH1163299A (ja) | 多条管の施工方法および多条管 | |
JPH01121423A (ja) | 分岐管の埋設方法 | |
JP3640805B2 (ja) | 管推進機 | |
JP2005090038A (ja) | 地下空間拡幅方法及び装置 | |
JP3703638B2 (ja) | 電力等地中線ケーブルの多条管の施工方法 | |
JP3943274B2 (ja) | 曲線掘削方法及びその装置 | |
JP2005320822A (ja) | 2段階推進工法 | |
JP2007205072A (ja) | トンネル掘削機 | |
JPH04140400A (ja) | シールド掘進機による曲線部分の覆工法 | |
JP6230284B2 (ja) | 既設管更新工法 | |
JP4368763B2 (ja) | セグメントの組付装置及びトンネルの構築方法 | |
JP4142828B2 (ja) | シールド掘進機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060309 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080110 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080122 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080207 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110215 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4081037 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110215 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120215 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120215 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130215 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130215 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140215 Year of fee payment: 6 |