JP4308163B2 - 歪補償装置 - Google Patents

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Description

本発明は, 増幅前の送信信号に対して予め歪補償処理を施す前置歪補償装置に関する。
近年,無線通信において,ディジタル化による高能率伝送が多く採用されるようになっている。無線通信に多値位相変調方式を適用する場合,送信側で特に送信用電力増幅器の増幅特性を直線化して非線形歪を抑え,隣接チャネル漏洩電力を低減する技術が重要である。
また線形性に劣る増幅器を使用し電力効率の向上を図る場合は,そのために生じる非線形歪を補償する技術が必須である。
図1は従来の無線機における送信装置の一例を示すブロック図である。送信信号発生装置1はシリアルのディジタルデータ列を送出し,シリアル/パラレル変換器(S/P変換器)2はディジタルデータ列を1ビットづつ交互に振り分けて同相成分信号(I信号:In-Phase component)と直交成分信号(Q信号: Quadrature component)の2系列に変換する。
D/A変換器3はI信号,Q信号のそれぞれをアナログのべ一スバンド信号に変換して直交変調器4に入力する。直交変調器4は入力されたI信号,Q信号(送信ベースバンド信号)に,それぞれ基準搬送波8とこれを90°移相した搬送波を乗算し,乗算結果を加算することにより直交変換を行って出力する。
周波数変換器5は直交変調信号と局部発振信号をミキシングして無線周波数に変換し,送信用電力増幅器6は周波数変換器5から出力された無線周波数信号を電力増幅して空中線(アンテナ)7より空中に放射する。
ここで,W−CDMA等の移動通信においては,送信装置の送信電力は10mW〜数10Wと大きく,送信用電力増幅器6の入出力特性(歪関数f(p)を持つ)は図2の点線で示すように非直線性になる。この非直線特性により非線形歪が発生し,送信周波数f0周辺の周波数スペクトラムは図3の波線特性aから実線bに示すようにサイドローブが持ち上がり,隣接チャネルに漏洩し,隣接妨害を生じる。すなわち,図2に示す非線形歪により図3に示すように,送信波が隣接周波数チャネルに漏洩する電力が大きくなってしまう。
漏洩電力の大きさを示すACPR(Adjacent Channel Power Ratio)は,図3のA-A’線間のスペクトラム面積である着目チャネルの電力と,B-B’線間の隣接チャネルに漏れるスペクトラム面積である隣接漏洩電力の比である。このような漏洩電力は,他チャネルに対して雑音となり,そのチャネルの通信品質を劣化させてしまう。よって,厳しく規定されている。
漏洩電力は,例えば電力増幅器の線形領域(図2,線形領域I参照)で小さく,非線形領
域IIで大きくなる。そこで,高出力の送信用電力増幅器とするためには,線形領域Iを広くする必要がある。しかし,このためには実際に必要な能力以上の増幅器が必要となり,コスト及び装置サイズにおいて不利となる問題がある。そこで,送信電力の歪を補償する歪補償機能を無線装置に付することが行われている。
図4はディジタル非線形歪補償機能を備えた送信装置のブロック図である。送信信号発生装置1から送出されるディジタルデータ群(送信信号)は,S/P変換器2においてI信号,Q信号の2系列に変換され,好ましい例としてDSP(デジタルシグナルプロセッサ)で構成される歪補償部9に入力される。
歪補償部9は,図4の下部に拡大して示すように,送信信号x(t)のパワーpi(i=0〜1023)に応じた歪補償係数h(pi)を記憶する歪補償係数記憶部90,送信信号のパワーレベルに応じた歪補償係数h(pi)を用いて送信信号に歪補償処理(プリディストーション)を施すプリディストーション部91,更に送信信号x(t)と後述する直交検波器12で復調された復調信号(フィードバック信号)y(t)を比較し,その差が零となるように歪補償係数h(pi)を演算し,歪補償係数記憶部90の歪補償係数を更新する歪補償係数演算部92を備えている。
歪補償部9でプリディストーション処理を施された信号はD/A変換器3に入力される。D/A変換器3は入力されたI信号とQ信号をアナログのべ一スバンド信号に変換して直交変調器4に入力する。直交変調器4は入力されたI信号,Q信号にそれぞれ基準搬送波8とこれを90°移相した信号を乗算し,乗算結果を加算することにより直交変調を行って出力する。
周波数変換器5は直交変調信号と局部発振信号をミキシングして周波数変換し,送信用電力増幅器6は周波数変換器5から出力された無線周波数信号を電力増幅して空中線(アンテナ)7より空中に放射する。
送信信号の一部は方向性結合器10を通して周波数変換器11に入力される。この周波数変換器11で周波数変換されて直交検波器12に入力される。直交検波器12は送信信号にそれぞれ基準搬送波とこれを90°移相した信号を乗算して直交検波を行い,送信側におけるベースバンドのI,Q信号を再現してA/D変換器13に入力する。
A/D変換器13は入力されたI,Q信号をディジタル信号に変換して歪補償部9に入力する。歪補償部9の歪補償係数演算部92によりLMS(Least Mean Square)アルゴリズムを用いた適応信号処理により歪補償前の送信信号と直交検波器12で復調されたフィードバック信号を比較し,その差が零となるように歪補償係数h(pl)を演算して歪補償係数記憶部90に記憶された係数を更新する。以後,上記動作を繰り返すことにより,送信用電力増幅器6の非線形歪を抑えて隣接チャネル漏洩電力を低減する。
図4における歪補償部9の実施例構成として図5に示すような適応LMSによる歪補償処理を行う場合の構成例が,例えば特許文献1に記載されている。
図5において,図4のプリディストーション部91は,乗算器15aが対応し,送信信号x(t)に歪補償係数hn-1(p)を乗算する。図4の送信用電力増幅器6は,歪関数f(p)を有する歪みデバイス15bとして対応されている。
また,図4における送信用電力増幅器15bからの出力信号を帰還する周波数変換器11,直交検波器12及びA/D変換器13を含む部分は,図5において,帰還系15cとして示されている。
さらに,図5では図4における歪補償係数記憶部90をルックアップテーブル(LUT)15eにより構成している。ルックアップテーブル15eに格納された歪補償係数に対する更新値を生成する図4の歪補償係数演算部92は歪補償係数演算部16により構成される。
かかる図5に示す構成の歪補償装置において,ルックアップテーブル15eは,送信信号x(t)の離散的な各パワーに対応する2次元アドレス位置に,歪デバイス15bである送信用電力増幅器6の歪みを打ち消すための歪補償係数を記憶している。
送信信号x(t)が入力されると、アドレス生成回路15dは、送信信号x(t)のパワーp(=x2(t))を演算し,演算された送信信号x(t)のパワーp(=x2(t))に一意に対応する一次元方向,例えばX軸方向アドレスを生成する。同時にアドレス生成回路15dに記憶されている先の時点(t−1)の送信信号x(t−1)のパワーp1(=x2(t−1)との差ΔPを求め,これに一意に対応する他方の次元方向,例えばY軸方向アドレスを生成する。
したがって,アドレス生成回路15dからX軸方向アドレスPとY軸方向アドレスΔPで特定されるルックアップテーブル15eの記憶位置を読み出しアドレスの指定情報(AR)として出力する。
そして、この読み出しアドレスに格納された歪補償係数hn-1(p)がルックアップテーブル15eから読み出され、乗算器15aにおける歪補償処理に利用される。
一方,ルックアップテーブル15eに格納した歪補償係数の更新のための更新値は、歪補償係数演算部16により演算される。すなわち,歪補償係数演算部16は,共役複素信号出力部15f及び乗算器15h〜15jを有して構成される。減算器15gにより,送信信号x(t)と帰還復調信号y(t)との差e(t)を出力する。乗算器15hは,歪補償係数hn-1(p)とy*(t)の乗算を行い,出力u*(t)(=hn-1(p) y*(t))を得る。乗算器15iは,減算器15gの差出力e(t)とu*(t)との乗算を行う。乗算器15jは,ステップサイズパラメータμと乗算器15iの出力を乗算する。
ついで,加算器15kは,歪補償係数hn-1(p)と乗算器15jの出力μe(t) u*(t)を加算し,ルックアップテーブル15eの更新値を得る。この更新値は、アドレス生成回路15dが送信信号のパワーp(=x2(t))に対応するアドレスとして,X軸方向アドレスとY軸方向アドレスで特定される書き込みアドレス(AW)に記憶される。
尚、先に説明した読み出しアドレス(AR)と書き込みアドレス(AW)は同じアドレスであるが、更新値を得るまでに演算時間等が必要とされるため、遅延部15mにより、読み出しアドレスを遅延させて書き込みアドレスとして用いている。
遅延部15m,15n,15pは,送信信号x(t)が入力してから帰還復調信号y(t)が減算器15gに入力するまでの遅延時間Dを送信信号に付加する。遅延部15m,15n,15pに設定する遅延時間Dは,例えば,送信用電力増幅器15bにおける遅延時間をDO,帰還系15cの遅延時間をD1とすれば,D=D0+D1を満足するように決定する。
上記構成により,以下に示す演算が行われる。
n(p)=hn-1(p)+μe(t)u*(t)
e(t)=x(t)−y(t)
y(t)=hn-1(p)x(t)f(p)
u*(t)=x(t)f(p)=hn-1(p) y*(t)
p=|x(t)|2
ただし,x,y,f,h,u,eは複素数,*は共役複素数である。
上記演算処理を行うことにより,送信信号x(t)と帰還復調信号y(t)の差信号e(t)が最小となるように歪補償係数h(p)が更新され,最終的に最適の歪補償係数値に収束し,送信用電力増幅器6の歪が補償される。
PCT国際公開 WO2003/103163号公報
ここで,上記の演算において,ステップサイズパラメータμは,参照信号である送信信号x(t)とフィードバック信号である帰還復調信号y(t)との誤差成分e(t)が歪補償係数の更新値に与える影響度を決定するが,その値は従来システムでは,固定値に設定されていた。
本発明者は、図5に示す歪補償器の構成において,歪デバイスである送信用電力増幅器15bからの出力をスペクトルアナライザに入力し,周波数をスイープしてその出力を観察してみた。その際に、得られた結果が図6、図7である。図6,図7に示す例では4つの周波数帯(チャネル)の送信信号のレベルを変えて観察している。
図6は,送信信号のレベルが大きい(43dB)時のスペクトルアナライザの出力スペクトラム波形であり,更に図6Aはステップサイズパラメータμを1/1024とし,図6Bはステップサイズパラメータμを1/16とした時のスペクトラム波形である。
図7は,送信信号のレベルが小さい(27dB)時のスペクトルアナライザのスペクトラム波形であり,更に図7Aはステップサイズパラメータμを1/1024とし,図7Bはステップサイズパラメータμを1/16とした時のスペクトラム波形である。
この図6,図7から,送信信号のレベルとステップサイズパラメータμとの関係が,歪補償係数に影響を与えることが分かった。図6において,送信信号のレベル
が大きい時にステップサイズパラメータμを大きくすると(図6B参照),外乱要素(位相回転やA/D変換器等の量子化誤差)の影響が大きくなり立ち上がりパルスが多くなる。このために誤差演算時における補償係数を発散してしまうという傾向になる。
反対に,送信信号のレベルが小さい時にステップサイズパラメータμを小さくすると,検出した微少な誤差が消されてしまい,適切な補償係数の更新が行われないという問題がある(図7A参照)。
したがって,本発明の目的は,これらの結果を踏まえて、歪補償特性の更なる改善を図った歪補償器を提供することにある。
上記の課題を達成する本発明に従う歪補償装置の第1の態様は,指定された書き込みアドレスに歪補償係数を記憶し、指定された読み出しアドレスに記憶している歪み補償係数を出力する記憶部と、前記記憶部から出力された歪補償係数を用いて送信信号に歪補償処理を施すプリディストーション部と,前記歪補償処理の前の送信信号と増幅器による増幅後の送信信号との誤差成分に基づいて前記歪補償係数の更新値を演算する歪補償部とを供え,
前記歪補償部は,更に、前記歪補償係数の更新値を演算する際に,前記誤差成分が前記更新値に与える影響度を変更する制御を行う機能を備えたことを特徴とする。
上記の課題を達成する本発明に従う歪補償装置の第2の態様は,第1の態様において,前記影響度の変更は、前記誤差成分に乗算されるパラメータの大きさの変更により実現され、前記歪補償部は,前記歪補償処理の前の送信信号又は,前記増幅器による増幅後の送信信号の積分値に対応させてパラメータを予め記憶するメモリと,前記歪補償処理の前の送信信号又は,前記増幅器による増幅後の送信信号の積分値を生成する積分器と,前記積分器の出力に対応するパラメータを前記メモリから読み出す制御手段を有し,前記積分値に対応するパラメータは,前記積分値が大きくなるほど小さくなる値に設定されていることを特徴とする。
上記の課題を達成する本発明に従う歪補償装置の第3の態様は,第2の態様において,前記積分値が所定値以下であるとき,前記制御手段は,前記パラメータの値を0に設定することを特徴とする。
上記の課題を達成する本発明に従う歪補償装置の第4の態様は,第1の態様において,前記影響度の変更は、前記誤差成分に乗算されるパラメータの大きさの変更により実現され、 前記増幅器による増幅後の送信信号をファーストフーリエ変換するファーストフーリエ変換回路と,前記ファーストフーリエ変換回路の出力に基づき最適なパラメータの値を設定する制御手段を有し,前記制御手段は,前記パラメータの大きさを1/2nで表すとき,前記n値を±1ずつ変化させ,歪補償係数更新後の前記ファーストフーリエ変換回路の出力におけるノイズフロアの電力量の小さくなる方向に前記n値を変化させることを特徴とする。
上記の課題を達成する本発明に従う歪補償装置の第5の態様は,第4の態様において,前記制御手段は,前記ノイズフロアの電力量が変わらないときは,パラメータの値の小さい方を選択することを特徴とする。
本発明の特徴は,以下に図面に従い説明される発明の実施の形態例から更に明らかになる。
本発明によれば,歪補償特性の改善が図られる。
以下に図面に従い本発明の実施の形態例を説明する。なお,実施の形態例は本発明の理解のためのものであり,本発明の技術的範囲がこれに限定されるものではない。
[第1の実施例]
図8は,本発明を適用した歪補償装置の第1の実施例構成ブロック図である。図5の従来例構成と同様の機能を有する部位には同じ参照番号を付している。したがって,図5と同様部位についての更なる説明は省略する。以下,他の実施例についても同様である。
図8において、特徴としてステップサイズパラメータμ(誤差成分が更新値に与える影響度を可変するためのパラメータ)を適応的に可変設定する(変更制御する機能を有する)制御ブロック30を有している。
制御ブロック30は,バス31に接続された,制御手段としてのCPU32及び不揮発性メモリ33を有する。さらに,歪補償係数生成回路16は,図5における回路と同様に動作するが,図8に示す実施の形態例では,乗算器15jにより乗算器15hの出力と乗算されるステップサイズパラメータμが,制御ブロック30から供給される構成である。
そして,制御ブロック30から供給されるステップサイズパラメータμは,CPU32により,不揮発性メモリ33に格納されたテーブルを参照して積分器20の出力に対応する値が選択出力される。
すなわち,積分器20は,参照信号即ち送信信号x(t)又は,帰還信号y(t)を積分し,所定期間毎(歪補償係数演算時毎)の積分値として出力する。一方,制御ブロック30内のバス31に接続された不揮発性メモリ33には積分器20における積分値と対応するステップサイズパラメータμの値を予め書込み,保存している。
したがって,CPU32は,積分器20の出力を読み取り,これに対応する大きさのステップサイズパラメータμを不揮発性メモリ33に保持されるテーブルから読み出し,乗算器15jに入力する。
不揮発性メモリ33に格納されるテーブルに保持されるステップサイズパラメータμの大きさは,積分器20の出力の大きさが大きい程,従って,帰還信号y(t)又は,参照信号x(t)のレベルが大きい程,小さい値に設定されている。これにより,図6Aに示した関係が維持できる。
反対に,積分器20の出力が余り小さい値となる即ち,帰還信号y(t)又は,参照信号x(t)の値が小さいと,A/D変換器(図4のA/D変換器13参照)による量子化誤差等により歪補償係数誤差が大きくなり,正しい歪補償係数の更新ができなくなる。
したがって,かかる場合は,ステップサイズパラメータμを“0”に設定する。これにより,乗算器15jの出力は“0”となり,加算器15kの出力は,先に読み出した歪補償係数hn-1(p)をそのまま出力することになるので,ルックアップテーブル15eに記憶されている歪補償係数は更新されない。このことは,送信信号x(t)のレベルが小さい場合は,生じる歪も小さいので歪補償係数の更新は不要であることと意義的に同じになる。
[第2の実施例]
図9は,本発明を適用した歪補償装置の第2の実施例構成ブロック図である。図8の第1の実施例に対して,積分器20に代えファーストフーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)回路21を備えている。
この実施例における処理は,ステップサイズパラメータμの値を振ることにより最適なμ値を決定する方法である。
すなわち,ステップサイズパラメータμの値を1/2nで表すとき,CPU32により“n”の値を定期的に+1または,−1ずつ変化させる。その変化の都度FFT回路(Fast Fourier Transform)21の出力のノイズフロア(例えば,図6Aの○で囲んだΔ5Mの範囲)の電力量を求める。
そして,CPU32は,この電力量が小さくなる方向即ち,前記“n”の値を+1または,−1に変化する方向を選択する。さらに,“n”の値を変化させ,前記ノイズフロアの電力量が殆ど変化しない状態を検知したときは,更新係数の発散を防ぐために,ステップサイズパラメータμの値の小さい方(ステップサイズパラメータμの値を1/2nで表しているので,“n”の値を+1方向に変化する場合は変化後のμの値,−1方向に変化する場合は変化前のμ値)を選択する。
[第3の実施例]
図10は,本発明を適用した歪補償装置の第3の実施例構成ブロック図である。他の実施例構成と同様の機能を有する部位には同じ参照番号を付している。
図10において、特徴として,減算器15gにより求められる参照信号である送信信号x(t)と帰還信号y(t)との差分即ち,誤差信号e(t)を入力する誤差平均回路22を有している。
誤差平均回路22は,減算器15gにより求められた誤差信号を入力して誤差信号の振幅平均値を演算出力する。
ここで,誤差信号は,ノイズと等価に考えることができ,一般的に送信信号が大きいほどノイズレベルも大きくなる。したがって,図6,図7により説明した送信信号レベルとステップサイズパラメータμの関係を考慮して,ノイズの平均レベル即ち,誤差信号の振幅平均値を演算し,誤差信号の振幅平均値に対応する値の逆数値をステップサイズパラメータμとする。
これにより、誤差信号の振幅平均値が小さいほど、ステップサイズパラメータは大きな値となり、誤差信号の振幅平均が大きいほど、ステップサイズパラメータは小さな値となり、誤差信号の振幅が小さいために歪補償係数がほとんど更新されなかったり、逆に、誤差信号の振幅が大きいために歪補償係数が発散してしまうといったことを抑制することができる。
このために制御ブロック30内の不揮発性メモリ33に,誤差信号の振幅平均値に対応する値の逆数値をステップサイズパラメータμとして予めテーブル化しておく。CPU32は,誤差平均回路22の振幅平均値出力を読み取り,これに対応する大きさのステップサイズパラメータμを不揮発性メモリ33に保持されるテーブルから読み出し,乗算器15jに入力する。
この実施例方法によって,誤差信号の振幅平均値即ち,ノイズの平均レベルを基準に更新する歪補正係数を生成することが可能である。したがって,歪補正係数が発散してしまうこと及び,微少な誤差成分が“0”にされてしまうことを防ぐことができる。
ここで,上記第1〜第3の各実施例において,一般的に送信開始時や,送信出力に大きな変動が生じた時は,ルックアップテーブル内の歪補償係数の最適値が大きく変動する。そこで,CPU32により送信開始時や,送信出力に大きな変動を検出し,その時点から数百msecの時間は,ステップサイズパラメータμの値を大きく設定する。
この動作により更新速度を速くして高速にルックアップテーブル内の歪補償係数の最適化をすることが可能である。
ついで,上記数百msecの時間経過後は,ルックアップテーブル15eにおける歪補償係数の更新値は,ほぼ完了しているので,ステップサイズパラメータμの値を小さくする。これにより歪補償係数の発散を抑えることができる。
以上のように、上述実施形態では、ステップサイズパラメータの値を変更制御する手段を設けることで、状況に応じて誤差信号が歪補償係数の更新値に与える影響度を制御可能となり、例えば、送信信号(増幅後の送信信号)のレベルが大きい場合や、誤差信号のレベルが大きい場合には、ステップサイズパラメータを小さくして歪補償係数の発散を抑制し、逆に、送信信号(増幅後の送信信号)のレベルが小さい場合や、誤差信号のレベルが小さい場合には、ステップサイズパラメータを大きくして歪補償係数を効果的に更新することができる。
(付記1)
指定された書き込みアドレスに歪補償係数を記憶し、指定された読み出しアドレスに記憶している歪み補償係数を出力する記憶部と、
該記憶部から出力された歪補償係数を用いて送信信号に歪補償処理を施すプリディストーション部と,
該歪補償処理の前の送信信号と増幅器による増幅後の送信信号との誤差成分に基づいて前記歪補償係数の更新値を演算する歪補償部とを供え,
該歪補償部は,更に、前記歪補償係数の更新値を演算する際に,前記誤差成分が前記更新値に与える影響度を変更する制御を行う機能を備えた,
ことを特徴とする歪補償装置。
(付記2)
付記1において,
前記影響度の変更は、前記誤差成分に乗算されるパラメータの大きさの変更により実現され、
前記歪補償部は,前記歪補償処理の前の送信信号又は,前記増幅器による増幅後の送信信号の積分値に対応させてパラメータを予め記憶するメモリと,
前記歪補償処理の前の送信信号又は,前記増幅器による増幅後の送信信号の積分値を生成する積分器と,
前記積分器の出力に対応するパラメータを前記メモリから読み出す制御手段を有し,
前記積分値に対応するパラメータは,前記積分値が大きくなるほど小さくなる値に設定されている,
ことを特徴とする歪補償装置。
(付記3)
付記2において,
前記積分値が所定値以下であるとき,前記制御手段は,前記パラメータの値を0に設定することを特徴とする歪補償器。
(付記4)
付記1において,
前記影響度の変更は、前記誤差成分に乗算されるパラメータの大きさの変更により実現され、
前記増幅器による増幅後の送信信号をファーストフーリエ変換するファーストフーリエ変換回路と,
前記ファーストフーリエ変換回路の出力に基づき最適なパラメータの値を設定する制御手段を有し,
該制御手段は,前記パラメータの大きさを1/2nで表すとき,該n値を±1ずつ変化させ,歪補償係数更新後の前記ファーストフーリエ変換回路の出力におけるノイズフロアの電力量の小さくなる方向に前記n値を変化させる,
ことを特徴とする歪補償装置。
(付記5)
付記4において,
前記制御手段は,前記ノイズフロアの電力量が変わらないときは,パラメータの値の小さい方を選択することを特徴とする歪補償装置。
(付記6)
付記1乃至5において,
前記制御手段は,送信開始時又は,送信出力に所定以上の大きさの変動が有るとき,該送信開始時及び,変動時から一定時間を経過するまでは,前記ステップサイズパラメータの値を所定の大きさに設定し,前記一定時間の経過後は,前記所定の大きさより小さい値になるように制御することを特徴とする歪補償装置。
上記の通り,本発明により,歪補償係数の発散を防止することができるので信頼性の高い歪補償器が提供可能である。
従来の無線機における送信装置の一例を示すブロック図である。 送信電力増幅器の入出力特性(歪関数f(p)を持つ)を示す図である。 非直線特性により発生する非線形歪を説明する図である。 DSP(digital Signal Processor)を用いたディジタル非線形歪補償機能を備えた送信装置のブロック図である。 図4における歪補償部9の実施例構成を示す図である。 送信信号のレベルが大きい(43dB)時のスペクトルアナライザの出力波形である。 送信信号のレベルが小さい(27dB)時のスペクトルアナライザの出力波形である。 本発明を適用した歪補償装置の第1の実施例構成ブロック図である。 本発明を適用した歪補償装置の第2の実施例構成ブロック図である。 本発明を適用した歪補償装置の第3の実施例構成ブロック図である。
符号の説明
1 送信信号発生装置
2 シリアル/パラレル変換回路
9 歪保証部
3 D/A変換器
4 直交変調器
5 周波数変換器
6 電力増幅器
7 アンテナ
15a 乗算器
15d アドレス生成回路
15e 歪補償係数ルックアップテーブル
15g 減算器
16 歪補償係数生成回路
30 制御ブロック
31 バス
32 CPU
33 不揮発性メモリ
20 積分器
21 FFT(Fast Fourier Transform)
22 誤差平均回路


Claims (5)

  1. 送信信号のパワーレベルに応じた歪補償係数を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された歪補償係数を用いて送信信号に歪補償処理を施す歪補償処理部と、
    前記歪補償処理が施された前記送信信号を増幅する増幅部と、
    前記歪補償処理が施される前の送信信号と前記増幅部により増幅された送信信号との誤差成分に、前記歪補償処理が施される前の送信信号の信号レベル又は前記増幅された送信信号の信号レベルに応じたパラメータを乗算し、前記歪補償係数の更新値を演算する演算部とを備え
    前記パラメータは、前記歪補償処理が施される前の送信信号の前記信号レベルまたは前記増幅された送信信号の送信信号レベルが大きいほど小さい値に設定された
    ことを特徴とする歪補償装置。
  2. 指定された書き込みアドレスに歪補償係数を記憶し、指定された読み出しアドレスに記憶している歪補償係数を出力する記憶部と、
    該記憶部から出力された歪補償係数を用いて送信信号に歪補償処理を施すプリディストーション部と,
    該歪補償処理の前の送信信号と増幅器による増幅後の送信信号との誤差成分に基づいて前記歪補償係数の更新値を演算する歪補償部とを備え,
    該歪補償部は,更に、前記歪補償係数の更新値を演算する際に,前記誤差成分が前記更新値に与える影響度を変更する制御を行う機能を備え,
    前記影響度の変更は、前記誤差成分に乗算されるパラメータの大きさの変更により実現され、
    前記歪補償部は,前記歪補償処理の前の送信信号又は,前記増幅器による増幅後の送信信号の積分値に対応させてパラメータを予め記憶するメモリと,
    前記歪補償処理の前の送信信号又は,前記増幅器による増幅後の送信信号の積分値を生成する積分器と,
    前記積分器の出力に対応するパラメータを前記メモリから読み出す制御手段を有し,
    前記積分値に対応するパラメータは,前記積分値が大きくなるほど小さくなる値に設定されている,
    ことを特徴とする歪補償装置。
  3. 請求項2において,
    前記積分値が所定値以下であるとき,前記制御手段は,前記パラメータの値を0に設定することを特徴とする歪補償器。
  4. 指定された書き込みアドレスに歪補償係数を記憶し、指定された読み出しアドレスに記憶している歪補償係数を出力する記憶部と、
    該記憶部から出力された歪補償係数を用いて送信信号に歪補償処理を施すプリディストーション部と,
    該歪補償処理の前の送信信号と増幅器による増幅後の送信信号との誤差成分に基づいて前記歪補償係数の更新値を演算する歪補償部とを備え,
    該歪補償部は,更に、前記歪補償係数の更新値を演算する際に,前記誤差成分が前記更新値に与える影響度を変更する制御を行う機能を備え,
    前記影響度の変更は、前記誤差成分に乗算されるパラメータの大きさの変更により実現され、
    前記増幅器による増幅後の送信信号をファーストフーリエ変換するファーストフーリエ変換回路と,
    前記ファーストフーリエ変換回路の出力に基づき最適なパラメータの値を設定する制御手段を有し,
    該制御手段は,前記パラメータの大きさを1/2nで表すとき,該n値を±1ずつ変化させ,歪補償係数更新後の前記ファーストフーリエ変換回路の出力におけるノイズフロアの電力量の小さくなる方向に前記n値を変化させる,
    ことを特徴とする歪補償装置。
  5. 請求項4において,
    前記制御手段は,前記ノイズフロアの電力量が変わらないときは,パラメータの値の小さい方を選択することを特徴とする歪補償装置。
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