JP4308136B2 - 物体をコンテナ内に案内する装置 - Google Patents

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Description

本発明は、大量商用包装プロセスおよび装置に関する。特に、本発明は、個々の物体をコンテナの中に連続的に案内する装置および手順に関する。
可とう性のパッケージ(特に袋または小袋)をコンテナの中に詰め込むための方法が数多く存在する。パッケージをコンテナ内に平らに入れるかまたは落下させる機械があり、コンテナ内にパッケージを垂直に入れる機械もある。袋または小袋を垂直な方向配置の形で包装ケースの中に入れるために使用可能な機械の大半は、大型であり、高価であり、高速度の動作が可能である傾向がある。
食品産業を含む様々な製造分野におけるトレンドは、製品品種のより頻繁な切り換えと、より短い生産期間とに向かっている。これと同時に起こっているトレンドが、輸送コンテナ内のパッケージの数を減少させることである。さらに、装置のコストとサイズと複雑性との減少と、装置の適応性の改善と、プロセスの単純化とを強いる経済的圧力が常に存在する。
広範な関心を集めている用途が、個々の袋または小袋の頂部が上方から目に見えるように袋または小袋が直立している、ケースまたはカートン内の1つまたは複数の列の形で、可とう性の袋または小袋を挿入することである。少なくとも毎分約140サイクルまでの適度な速度使用で、こうした包装構成を実現する能力が求められている。
米国特許文献第4,676,050号および同第5,588,285号(Odenthalによる)に開示されている設計のような、袋または小袋をケースの中に挿入する装置に関する様々な設計がすでに存在している。これらの設計は、1つの袋がケースの中に垂直に詰め込まれる時に、その次の袋の底部によってその袋の頂部がそのケースの空のセクションへと前方に傾くことを防止するように、袋を重ね合わせる。しかし、これを行う機構は、コンベア機構の端部をケースの中に挿入することを含み、この端部の挿入は、満杯にした後にこの端部をケースから引き出す時に、「スラックフィル(slack fill)」としても知られている、操作の容積効率を損なうケース内の未使用の隙間を残す。
この設計の変形がドイツ特許文献DE 19917657において開示されており、この設計は、異なる方向においてケースに袋を詰め込み、および、ケースに詰め込まれるべき袋の集団を準備するために異なる方法を使用するが、同様のスラックフィル問題を有する。
コンベアの引き抜きを原因とするスラックフィルの問題を回避する高速作動機械が、Ferrisによる米国特許文献第5,855,105号に開示されている。この機械は、袋が互いに近接して位置することと、それによって、袋が詰め込まれていないケースの部分的区域内に袋が落ち込まないこととを促進するために、ケースを傾けることと重力を利用することとに依存する。しかし、この機械は、より著しく複雑であり、したがって高コストである機械である。この機械は、さらに、袋をカートンの中で圧縮するためには重力に依存する。
例えば、Benner、Dunhoft、および、Smithによって米国特許文献第5,331,790号に開示されているように、スラックフィルの問題は様々な特許において認識され対処されており、この特許文献は、特に、小袋が最終的に中に挿入されるコンテナ内において必要とされる空間を最小限にするために、正しく揃えられた小袋の集団の圧縮に焦点を当てる。この機構は、より高速度の動作のために提供されてきた、有効ではあるが、非常に複雑であり、したがって過剰に高コストである設計の一例である。
SaxrudとHansenとによって米国特許文献第6,145,281号で開示されている設計は、正しく揃えられた袋の集団をカートンの外側で形成し、その次に、この袋の集団を直立したカートンの中に挿入するか、または、この袋の集団の周りにカートンを直立させるという方法の一例である。袋を正しく揃え、適切な仕方で袋を調節し、その次に袋をカートンの内側に入れる様々な機械が、様々な製造業者によって提供されている。こうした機械は、非常に効果的ではあるが、低速度の袋生産プロセスの大半にとって費用効果的であるためには、過剰に複雑であり、かつ、したがって高コストである。
袋が配置されている方向配置のままその袋が残ることを促進するために傾斜したケースも使用する、より大きな袋のためのより著しく単純な設計が、Adamekによってドイツ特許文献DE 19742017に開示されている。この設計は比較的に複雑ではないが、この場合も同様に、シュートの端部から「飛んで」終始一貫した仕方で所望の方向配置で所望の位置に停止する袋に依存している。さらに、その次に、後続の袋が、ケース内にすでに詰め込まれた袋の頂部の上に安定した位置を見い出さなければならず、および、最後の袋が確実に中に入るためにケース内に十分な隙間が残されなければならない。液体で満たされた袋は曲がることが可能であり、それによって、ケースの内部に順応するが、しかし、固体材料を収容する袋はその袋の重量の影響だけによって曲がる可能性が著しくより低い。
わずかに異なるアプローチがRyanによって米国特許文献第4,608,808号に開示されており、このアプローチでは、袋が引き込み式のコンベヤ上において傾斜したケースの中に個別に搬入される。これは、Odenthalにより、コンベヤを収容するためにケース内に必要とされる空間のせいで同じスラックフィル問題を有する。さらに、これは、コンベヤが各々の袋毎に挿入されて取り除かれることを必要とし、このことがそのプロセスの速度を低下させる傾向がある。
異なるアプローチがDidierによって欧州特許文献EP 1186537に開示されており、この特許文献では、小袋が、集団化されずに、一連の区画に分割されている特殊なコンテナの中に送り込まれる。1つの小袋が各区画の中に落とし込まれ、および、後続のプロセスが、その小袋がその特殊コンテナの外へ持ち上げられてケースの中に入れられる前に、集団内の個々の小袋の各々の頂部を掴む。特殊コンテナが複数であることと、これに関連した機械装置コストとが、大半の低速度の用途において一般的に正当化されることが不可能である。
Heliotによって米国特許文献第3,425,184号に開示されている別のアプローチが、特殊なケースの内部においてそのケースの端部と底部と側部とによって、および、機構の一部分によってその頂部において制止されておりかつその特殊なケースの特徴によって底部において制止されている以前に詰め込まれた袋によって画定されている空隙の中に個々の袋を案内することである。袋がその空隙の中に落とし込まれた後に、その袋は、その次の袋が所定の位置に落とし込まれる前に、同様に制止されるべきケースの内側表面に沿って押される。傾斜したローラの上に取り付けられているプレートが、以前に詰め込まれた袋がケースの未使用部分の中に落ち込むことを防止する。このアプローチは、袋の下部端部を制止するためにケースの底部上の特殊な特徴を必要とし、および、さらには、底部の特徴と機構の最上部の第1の制止部材との両方を超えて袋を移動させるプッシャ(pusher)に依存する。このプッシャの設計は、袋が極めて堅いということと、詰め込まれた第1の袋がケースの全長にわたって移動させられ、および、これに対応して、後続の袋がケース内でより短い距離を移動しなければならないということとを必要とする。こうしたシステムは、特殊なケースを提供するコストが禁止されている多くの用途には適しておらず、および、前記コンテナの基部に沿った詰め込み物品の過剰な滑動が、前記物品の自然な物理的変化量のせいで確実に支えられることが不可能だった。
従来技術の欠点を要約するために、上述のシステムの各々は次の特徴の1つまたは複数を有する。
・袋で満たすために利用可能な空間を減少させる、ケースの中に延びるコンベヤ(Odenthal、Ryan、および、DE 19917657)
・袋または小袋が傾斜したケースの中に個別に移送され(Ryan、Adamek)、および、袋または小袋を所定の位置に保つために重力に依存する。袋はケース内で安定したスタックを形成しなければならず、および、ケースは袋が容易に中に入るのに十分な幅を持たなければならない。
・小袋の集団が単一の操作でケースの中に移送されるが、このことが著しい機械の複雑性を必要とする(SaxrudおよびHansen)。多くの他の機械がケース内への詰め込みのために使用可能であるが、こうした機械は複雑で高コストである傾向がある。
・ケースに移送する前に製品の位置を規定するために、製品が特殊なコンテナ内の別個の空隙の中に入れられる(Didier)。
・空隙の1つの側部がケースの端部によって画定されているケース内の空隙の中に、製品が案内され、その次に、この製品は、その次の袋または小袋のための場所を提供するためにケース内で移動させられなければならない(Heliot)。このケースは、このプロセスが機能するための特殊な構造上の細部を必要とする。
本発明の目的は、垂直に方向配置されている袋または小袋をケースまたはカートンに自動的に詰め込むための装置を提供することであり、この装置は、従来技術の欠点の少なくとも幾つかを克服する。
本発明の一側面では、物体、特に、コンテナの床の上に実質的に直立する特に可とう性のパッケージのような物体で満杯にされるべきコンテナ内において、配置空隙を一時的に形成して維持するための装置が提供され、前記装置は、空隙の中に面している前方表面と後方表面とを有する移動可能で平らな第1の制止部材と、前記空隙の中に面している前方表面と後方表面とを有する移動可能で平らな第2の制止部材とを含み、および、これらの制止部材は、列をなした直立した物体で満杯にされるべきコンテナの互いに向かい合う側壁の中におよびこれらの側壁の間に取り除き可能な形で挿入可能であるように、および、それによってコンテナの中への物体の挿入を容易にする一時的な空隙を画定するように、動作的に構成されている。この空隙は、物体受け構成として、前記第1および第2の制止部材の互いに向かい合う前方表面によって、前記コンテナの互いに向かい合う側壁によって、および、それによって画定された前記コンテナの床の一部分によって画定されており、その結果として、特定の物体が、その物体が置かれる時に、前記床の前記一部分の上と前記互いに向かい合う前方表面の間とに位置する。前記第1の制止部材の後方表面は、以前に置かれた物体が移動することを阻止する働きをする。このように構成されている本発明では、前記空隙の中へ物体を入れた後に、前記第1の制止部材が前記物体の一方の側のその位置から引き抜かれて、前記物体の反対側の新たな制止位置に位置するように再挿入され、および、その次に、前記第2の制止部材は、さらに別の物体を中に置くための新たな空隙をそれによって形成するように、前記第1の制止部材から遠ざかるように移動させられてよい。
こうした装置は、コンテナ内の調整されたサイズの空隙の中への案内された導入を実現するので、従来技術を上回る大きな利点を有し、この場合に、空隙の寸法が物体よりもわずかに大きいように設定されてよく、および、終始一貫したサイズに設定されてよい。このことは、終始一貫していない寸法と形状を有する可能性がある物体の反復可能でかつ終始一貫した配置を可能にすることを促進する。
コンテナ内にすでに物体を詰め込んだ後にその物体を制止することが、その物体の幾分かの圧縮を実現し、それによって、コンテナ内の潜在的に使用されない空間を減少させる傾向がある。本発明は、さらに、それ自体としてはコンテナ内で大きな空間を占める必要がない装置による、適切な空隙の形成を可能にする。本発明は、さらに、以前に中に置かれた物体を空隙から排除し、それによって空隙の中に入る物体への干渉を防止することによって、終始一貫した詰め込み動作を可能にする。
圧縮詰め込みによって物体を制止することは、さらに、特定の製品の場合に物体の内容物を再分散させ、それによって、特定の寸法のコンテナの中に確実にかつ終始一貫して詰め込まれることが可能な物体の数を増大させる傾向があるだろう。
コンテナが物体で満杯になると、第1および第2の制止部材の両方がその満杯のコンテナから引き抜かれてよい。したがって、満杯のコンテナの取り除きと空のコンテナによる置き換えとを行うためには、おそらくは非常に高速な動作を除いて、または、空のコンテナまたは満杯のコンテナが迅速に移動することが特に困難である場合を除いて、両方の制止部材が挿入動作を再開する前に、物体供給の一時停止が不要なはずである。
さらに、本発明による機構は、その機構上の単純性のために、従来技術の装置の幾つかに比較して著しく低い設備コストで設備されることが可能である。
本発明によって提供される機構は、さらに、実質的に垂直な形でコンテナの中に物体が落とし込まれることを可能にし、このことが、特定の従来技術の装置の傾斜送入アプローチに比較して、前記コンテナの中への物体の積極的な挿入を実現することを大きく促進する。
第1および第2の制止部材が、連続した歯と間隙とから成る櫛状の構造によって少なくとも部分的に画定されており、および、前記第1の制止部材の歯が前記第2の制止部材の歯の間の間隙と一平面であるように位置合わせされ、それによって、前記空隙内にパッケージを置いて前記物体の一方の側の位置から前記第1の制止部材を引き抜いた後に、前記第1の制止部材が、前記物体の反対側の新たな制止位置を占めるように、互いに噛み合う形で第2の制止部材を通して挿入されることを可能にするように、前記第1および第2の制止部材が互いに対して相対的に配置されていることが好ましい。
こうした実施態様は、置かれたばかりの物体に対して第1の制止部材が再位置決めされることが可能な効率と終始一貫性とを著しく増大させる。
制止部材の表面の摩擦係数を低減させ、それによって制止部材が引き抜かれる時にその制止部材が物体を上方に引っ張る傾向を減少させるように、制止部材の表面が処理されることが有利である。
あるいは、歯が棒材料から形成されてもよい。
第1の制止部材が可動関節式アームに取り付けられており、および、第1の制止部材の重心が前記ピボットの中心線のほぼ直ぐ下にあるように、前記アームに旋回自在に連結されていることが好ましい。重心がピボット関節の直ぐ下にない場合には、引き抜き中の前記部材の迅速な上方移動が前記ピボットを中心とした回転を引き起こし、このことは、その部材が引き抜かれる時に1つまたは複数の物体をコンテナの外に引き出すより高い可能性の一因となるだろう。
前記物体受け構成において、前記第1の制止部材の後方表面が前記以前に置かれた物体を、互いに対するおよびコンテナに対するその物体の置かれた方向配置をその物体が失うことを防ぐのに十分なだけ圧縮された状態にする働きをするように、前記第1の制止部材が能動的に偏倚させられていることが好ましい。この圧縮が前記ケースからの前記第1の制止部材の引き抜きの直前に解除され、物体がコンテナから不意に引き出される可能性を低下させることが可能であることが有利である。
前記物体受け構成において、前記コンテナ床の前記部分が前記コンテナ内の前記物体の最終的位置に実質的に相当し、それによって、置かれた物体が後で再位置決めされる必要をすべて取り除くように、前記第1および第2の制止部材が前記コンテナ内に配置されていることが好ましい。これは、幾つかの物体をコンテナの床に沿って引きずりすなわちスライドさせることが極めて困難であり得るので、特に有利である。
前記物体受け構成において、前記空隙が前記コンテナの前記床に向かって内方にテーパする傾向があるように、前記第1および第2の制止部材が前記コンテナ内に配置されることが好ましい。前記物体受け構成において、前記第1および第2の制止部材の一方または両方が、前記第1および第2の制止部材の他方から遠ざかる形でのその下部先端の旋回運動を可能にするように配置されており、および、前記旋回運動に対抗する偏倚力が与えられることが有利である。このことは、物体の基部をその意図された位置に案内することを生じさせるのを補助する。これは、さらに、前記空隙の中に落ち込む物体に対して制動力が及ぼされることを可能にすると共に、前記物体を収容するために前記空隙が広がることを可能にする傾向がある。これは、より重い物体、または、より膨らんだ物品に対して特に有効であり、さらには、壊れやすい物体に対しても特に有効である。
前記第1の制止部材を前記第2の制止部材を通して挿入する最中に前記第1および第2の制止部材の前記前方表面の間にクレードルが形成される、特に有利な実施態様が提供される。このクレードルは、前記物体の1つが落下する時にその物体を捉えて保持することと、その物体がコンテナの中に不適切に入り込むことを阻止することとが可能であるが、しかし、そのように捕捉された物体が形成する時に、その次の形成された空隙の中に、そのように捕捉された物体が入ることを可能にすることが可能である。これは、物体の様々なサイズと形状とに関して物体の供給における途切れを生じさせる必要なしに本発明が機能することを可能にし、このことは従来技術を上回る大きな利点である。
物体が比較的堅く、すなわち、「倒れる(slump)」する可能性が低く、および、その物体の動きを制止するために大きな圧縮を必要としない場合には、以前に置かれた物体が動くことを抑制するために、その制止部材の前方表面だけがその以前に置かれた物体の上部部分に接触する、第1の制止部材を提供することが有利である。このことは、空隙再形成シーケンス中における第1の制止部材のより短い行程と、したがってより高い最高動作速度とを必要とするだろう。この実施態様では、第2の制止部材は、その次の物体のための空隙の形成の最中にコンテナ内に案内される最後の物体を移動させるために必要とされる力の大半を及ぼす。
詰め込み機械の動作信頼性と生産効率とが非常に重要である。問題の原因の迅速な診断を補助する動作の単純性と、調整の容易さと、機械の停止と生産損失の発生とを生じさせずに様々なタイプの生産障害を自動的に解決する能力とが、本発明の利点である。必要とされる物体の比較的単純な動き(例えば、画定された空隙の中に(例えばシュートに沿って)落下し、コンテナ内でわずかに移動させられ、および、その次に、コンテナ詰め込みが完了するまでコンテナ内に制止されること)が動作の信頼性の改善を実現し、および、本発明によって提供される重要な動作上の利点である。
実質的に垂直な弾道で物体がコンテナ内に落下することが可能にされ、および、その落下の際に空隙の側部によって案内されるので、その配置操作は、物体が無視できないほどの質量を有し、かつ、適度に滑らかな表面を有する場合には、ほとんどの物体に関して非常に高い信頼性を伴って行われることが可能である。取り扱いが困難な物体でさえ、詰め込みプロセス全体の最中に詰め込まれる物体に対して制止部材によって加えられる確実な制止によって、より遅い速度で巧みに取り扱われることが可能である。
本発明の中心的な適用領域は、コンテナ内に連続的に詰め込まれることが必要とされており、かつ、落下する物体または小袋が適度な終始一貫性を伴って案内されることを可能にするのに十分なだけの重量を有する、物体または小袋の形に包装された食品製品である。本発明は、挿入速度が特に高速ではなく、例えば毎分約140個未満であるが、自動詰め込み方法が必要とされている用途を有する。食品産業では、包装されるべき製品のタイプとパッケージのサイズとの両方が定期的に変更される傾向があり、および、動作の融通性と、変わりやすいパッケージを取り扱う能力とが重んじられるので、本発明は特に食品製品に適している。
本発明は、非常にわずかな剛性しか持たず、かつ、すでに詰め込まれている物体を制止するために頂部から底部までの接触を必要とする物体および小袋のための、より低コストの設備に特に適用可能である。他の適用領域が当業者には明らかだろう。
本発明の別の実施態様において、物体をコンテナの中に置く方法が提供され、この方法は、
上述した通りの装置に対して、開口したコンテナを詰め込み位置に位置決めする段階と、
前記物体受け構成内の前記コンテナの中に前記第1および第2の制止部材を挿入し、それによって、前記物体を受けるように配置された配置空隙を形成する段階と、
物体を前記空隙に中に落下させる段階と、
前記コンテナから少なくとも部分的に前記第1の制止部材を引き抜く段階と、
最も最近になって配置された物体と以前に配置された物体のすべてとの両方を動かないように前記第1の制止部材が制止するように、前記第1の制止部材が前記物体の反対側で新たな制止位置を占めるように前記第1の制止部材を前記コンテナの中に再挿入する段階と、
さらに別の物体の配置のための新たな空隙を形成するように、前記第1の制止手段から遠ざかるように前記第2の制止部材を動かす段階と、
前記コンテナが満杯になるまで上記サイクルを繰り返す段階と、
前記コンテナから前記第1および第2の制止部材を引き抜く段階と、
前記詰め込み位置から満杯のコンテナを取り除く段階と、
上記シーケンスを繰り返す段階
とを含む。
その装置が、形成された空隙がコンテナ内に以前に案内された物体を全く含まないかどうかを検出することが可能な1つまたは複数のセンサを備えている場合に、これらのセンサが、第1の制止部材の他方の側に物体が適正に移動させられていないということを検出すると、その次の物体が予測される以前に十分な時間がある場合に空隙再形成サイクルが繰り返されることが可能であることが好ましい。
より高速の動作速度で満杯のコンテナを取り除き空のコンテナをその位置に置くというプロセスは、単一のサイクルよりも多くの時間を必要とするだろう。
代案の実施態様では、その次の物体のためにコンテナ内に存在する空隙が妨害されており、かつ、通常の機械サイクルを反復することによっては未だにその空隙の障害が取り除かれておらずまたは障害が取り除かれることが不可能であるということを、1つまたは複数のセンサが検出すると、その機構はコンテナの外に出て行くことが可能であり、および、ほぼすべての事例で、障害物は置き去りにされるだろう。その次の空のコンテナが所定の位置に動かされ、その機構がこのコンテナの中に入り、その次の物体をコンテナの中に案内する用意が整った空隙を形成する。適正に満杯にされ終わっていない以前のコンテナは、適正に満杯にされたコンテナの仕向先とは異なる仕向先に移動させられてよく、この仕向先でオペレータによる処置を受けることができる。
物体案内の機能異常を検出して解消するこのプロセスが、物体の供給を停止させることを必要とせず、コンテナの詰め込みを中断することが無く、および、最小数(通常は1つ)のコンテナだけにしか悪影響を与えないことが好ましい。
本発明の別の側面では、上記定義の通りの装置を含む、物体でコンテナを満杯にするための包装ラインが提供される。
以下では、特定の非限定的な具体例によって、本発明による装置の好ましい実施形態を説明する。
本発明が様々な異なる仕方で実現されることが可能であるということが当業者に理解されるだろう。次では、好ましい実施形態を図面を参照して説明する。
図1、図2、図3、図4を参照すると、これらの図には、可とう性の袋2をコンベヤ3から輸送用コンテナ7に案内するための装置1が示されている。シュート4が、コンベヤ3から装置1の作用要素へ袋2を案内するために設けられている。この装置は、基本的に、前方表面5aと後方表面5bとを有する第1の可動制止部材5と、前方表面6aと後方表面6bとを有する第2の可動制止部材6とから成る。表面5aと表面6aとの間の間隙が、袋が中に案内される可動空隙10を画定する。コンテナ7の床の所定の位置に案内され終わっている袋12が図2に示されている。
第1および第2の制止部材5、6は、後述するようにその装置の様々な動作上の移動を発動する機械的に作動させられるサブアセンブリに取り付けられている。前記制止部材は、図5と図8に示されている櫛状の構造によって特徴付けられている。この構造は、制止部材が図8に示されている通りの「交差(cross−over)」噛み合い構成をとることを可能にする。
制止部材が互いに向かってわずかに旋回させられ、このことが空隙10がコンテナの床に対して内方にテーパすることを引き起こすことも指摘されるだろう。
次に、この装置の動作上の特徴を概略する。図1と図2と図3と図4とを参照すると、製品を収容する袋2はコンベヤ3によって搬送される。この袋2は、袋詰め機構(図示されていない)によって作られており、および、所望の方向配置の形でコンベヤ3上に置かれている。
袋2はコンベヤ3の末端に搬送され、この末端において、袋2は、名目上互いに平行な側部を有するシュート4の中に落下することによって機構1の第1の部分に入るが、このシュートの側部はわずかにテーパしていてもよく、および、袋2が空隙10に向かって落下する時にその袋2を案内して位置合わせする。点線41が、袋2が空隙10の底部に落下する時にその袋2が辿る名目上の経路を示す。シュート4の下方では、空隙10が基本的に第1の制止部材5の前方表面5aと第2の制止部材6の前方表面6aとによって画定されている。コンテナ7の床は、コンテナ7内における空隙10の底部と下部側部とを画定し、側方プレート8、9が空隙10の上部側部を画定する。側方プレート8、9はシュート4からコンテナ7の中への側方案内の連続性を実現し、および、袋の弾道41を妨げないようにコンテナフラップ11を保持する。
シュート4を落下する作用が袋2に幾らかの運動量を与え、この運動量が袋2が空隙10の底部に迅速に達することを助ける。図2と図4は空隙10の底部にある袋12を示す。
次では、上述の特徴の固有の構成に関するさらに詳細な説明が行われ、その後に、本発明を具体化する装置によって行われる袋配置/空隙再形成サイクルの説明が続く。
図2は、機構1の構造の細部を示す。第1の制止部材5は、サブフレーム27に軸受23によって取り付けられているアーム19に軸受21によって取り付けられている。サブフレーム27は、空隙10の幅を増大させるために方向33に動かされてもよいし、または、空隙10の幅を縮小させるために方向34に動かれてもよい。方向33または方向34におけるこれらの調整は、異なる厚さの袋または小袋を詰め込むために機構1を調整する手段である。この調整可能性を実現する方法の1つである、サブフレーム27を締め付けるボルト47が示されている。代案としては、アーム19の長さが、空隙10の幅を変更するために調整されることが可能である。
アクチュエータ25が、第1の制止部材5を引き上げるために収縮し、および、それを下降させるために伸長する。アクチュエータ25が伸長させられて第1の制止部材5が下降位置にあり、すでに詰め込まれている袋29の集団を圧縮し、それによってコンテナ7に拘束する時には、第1の制止部材5の正確な位置が調整ねじ17によって調整され、この調整ねじ17は、さらに、袋29からの応答荷重にも抵抗する。調整ねじ15が、空隙10の最小幅を調整するために使用されてもよいが、しかし、第2の制止部材6が袋12に対して圧縮力を加え始める時にその第2の制止部材6の角度を調整するためにより有効である。調整ねじ28が、軸受43上に取り付けられているロッカーバー42に対する間隙46に取り付けられている。これは、連結棒44の一方の端部の位置を制御し、この連結棒44は、名目位置13に対する部材6の最大後方移動を制限する働きをする。ばね14が調整ねじ15に対抗して部材6を引っ張り戻す傾向がある。
アーム19が上方に回転すると、第1の制止部材5が上昇し、ばね16の作用がなければ実質的に垂直に方向配置された状態のままである傾向がある。第1の制止部材5が最初に上昇し始めると、その機構の形状と、第1の制止部材5上の制止された袋の作用とが、調整ねじ17が第1の制止部材5との接触を直ちに失い、および、ばね16が第1の制止部材5に対してわずかな初期力しか及ぼさないということを確実なものにする。アーム19が上方に回転し続けるので、ばね16の伸長と、したがってそれが第1の制止部材5に対して加える力とが増大する。
第2の制止部材6は軸受20によってアーム18に連結されており、一方、このアーム18は軸受22によって機械フレーム26に連結されている。アクチュエータ24が延びて第2の制止部材6を下降させ、および、コンテナ7が満杯になってコンテナ7が取り除かれて交換される時には、第2の制止部材を上昇させるために収縮する。
アクチュエータ24が伸長させられると、アーム18は、図2に示されているように、その最下位置に下がるように回転させられ、および、第2の制止部材6はコンテナ7の中に挿入される。
第2の制止部材2の前方位置が調整ねじ15とばね14とによって制御される。これらの要素は一緒になって空隙10の下端に向かっての空隙10のテーパを生じさせる働きをし、このことが、袋12の基部が第1の制止部材5の下部先端に対して可能な限り接近して位置するように袋12を配置することを促進する。ばね14は、落下する袋2が必要に応じて第2の制止部材6を片寄らせて空隙10の幅を広げることが可能であるように、比較的柔軟である。この作用は、さらに、落下する袋に対して穏やかな制動力を及ぼすだろう。
ロッカーアーム42と連結アーム44との連結を介して作用する調整ねじ28は、空隙再形成サイクルの一部として、第2の制止部材6が袋12と制止された袋29との両方を支持することが可能であるように、第2の制止部材6の動きを制限する傾向がある。調整ねじ28は、さらに、アクチュエータ24が収縮伸長する時に第2の制止部材6の位置の幾分かの制御を実現する。アーム28が上昇し始めるにつれて、部材6の位置に対する調整ねじ28の影響が減少し、それによって、より大きい範囲のばね14の動きを可能にするように、連結アーム44がアーム18に対して相対的に傾けられている。
軸受20の下方に撓みやすい形で取り付けられておりかつ比較的自由に揺動することができる採用随意のプレート31が、コンテナ内に最後の少数の袋を挿入する時に有利である。このプレート31は、エンドフラップの折り曲げ線の下方において、コンテナ7の中に適正に突き出さなければならない。図6cは、空隙再形成サイクルの一部として第1の制止部材5が袋12の頂部を超えて移動する時の、反らされているプレート31を示す。第2のおよびおそらくは第3の最後の袋2がコンテナに詰め込まれるために、第1の制止部材5の端部はコンテナ7の端部を超えて延びる傾向があってよい。プレート31の底部がコンテナ7の端部によって阻止され、したがって、プレート31は第1の制止部材5の端部を下方に案内してコンテナ7の中に送り込む。プレート31が、可とう性であってもよい適切に滑りやすいプラスチック材料で作られており、それによってプレート31を支持するための別個のヒンジまたは軸受を不要にすることが好ましい。
図3は、袋2がシュート4の中に下降し、したがって空隙10の中に下降するための障害物のない経路を示す。図4は、下降の途中でありかつシュート4の側部によって案内されている袋を示す。これは、袋2が進むべき公称の経路である。図4は、さらに、空隙10の底部における袋12を示す。(通常の動作では、図4に示されている厳密な位置に2つの袋が存在せず、これらは、装置の動作サイクルの異なる部分の最中における袋の位置の例示として示されているということに留意されたい。)
図5は、空隙10が提供されている時に第1および第2の制止部材の両方が互いに位置合せされている場合の、その機構の第1および第2の制止部材の両方を示す。両方の部材5、6の下部端部の長い「指状の」延長部分が、第1の制止部材5が第2の制止部材6と噛み合う形状にされている。図8は、図7に示されているように満杯のコンテナの取り除きと空のコンテナによる置き換えのために両方が上昇させられている時の、この噛み合いの図を示す。図5に示されているように、この例では、第1の制止部材5は4つのこうした延長部分を有し、および、袋12とコンテナ7とよりもわずかに幅が狭い形で示されている。上述の噛み合い機能性を提供する限りは、部材5、6に関して任意の適切な数の延長部分が選択されてよい。
第2の制止部材6は、この例では3つの延長部分を有し、および、第1の制止部材5よりも狭い形で示されている。第2の制止部材2は、落下する袋2を案内する働きをし、その次に、配置された袋12を支持する。袋移動/空隙再形成サイクルの一部として、第1の制止部材5が一時的に引き抜かれると、第2の制止部材6は、さらに、コンテナ7内にすでに配置されている袋29の集団のための支持を提供しなければならない。第1の制止部材5は、袋移動/空隙再形成サイクルの最後において、袋12と、すでに詰め込まれているその他の袋29と、コンテナ7とを移動させなければならない。第1の制止部材5は、可能な限り袋12の多くを支持しなければならず、および、第1の制止部材5によって袋12が移動させられるのではなくて袋12が第1の制止部材5の周囲を動く機会を最小限にするように、第1の制止部材5の外周部とコンテナ7の内側との間に小さな隙間だけを持たなければならない。
第1の制止部材5の下部先端とコンテナ床との間に生じることが許容される隙間が、動作中にその下部先端の下で袋がスライドしないように設定されなければならない。特定の袋の形状とサイズとに関する制止部材の位置を調整することに関する他の側面と同様に、特定の袋のための適切な隙間が当業者によって容易に決定されるだろう。コンテナ7は、さらに、コンテナ側部が膨らまないようにコンテナ側部の外側支持体(図示されていない)を必要とすることもある。
幅がより広いかより狭い袋が詰め込まれる場合には、側方プレート8、9の位置が変更されなければならず、および、第1の制止部材5と第2の制止部材6とが、より広いかより狭いプレートで置き換えられる必要があるだろう。これは、袋を案内して支持するために必要とされるように、その部材を交換することによって、または、個々の指片または棒を追加するか取り除くことによって、実現されることが可能である。おそらく、プレート31は、コンテナ7の幅が変更される場合に交換されなければならないだろう。しかし、この機構が、第1の制止部材5と第2の制止部材6との交換を必要とせずに、適度な範囲内の袋の幅に関して適切に機能しなければならないということが予想される。
一般的に述べると、詰め込まれるべき袋12の頂部から底部までの長さが縮小される時、または、コンテナ7の深さが減少する時には、第1の制止部材5または第2の制止部材6に対する変更は必要でないと予想されるが、側方プレート8、9は変更されるかまたは適切に再位置決めされる必要があるだろうし、および、プレート31もこうした状況では変更される必要があるだろう。この場合も同様に、当業者は、必要に応じてこうした調整を容易に理解し実現するだろう。
機構1の全体的に大型のバージョンが、非常に小さい製品を処理するように調整されることは可能であるが、その機構のより大きい重量は、その機構の最高速度を、より小型の機構1が実現することが可能である最高速度よりも低く制限するだろう。
次に、本発明の装置によって行われる袋移動/空隙再形成サイクルを説明する。
袋12が空隙10の底部に達すると、袋移動/空隙再形成サイクルが開始することが可能である。これは、図6a、図6b、図6c、図6d、図6eに示されている。図6aは、空隙10の底部にある袋12を示し、第1の制止部材5はその「待機」位置にある。図6bは、袋12と制止された袋29との間から部分的に引き抜かれている第1の制止部材5を示す。ばね16が、第1の制止部材5が自由に浮かんでおり、かつ、それが接触している袋のどちらにも最小の力しか加えないことを可能にするように、そのサイクルの最初の部分において第1の制止部材5に対してわずかな荷重しか加えないかまたは全く荷重を加えず、それによって、第1の制止部材5がこれらの袋を持ち上げてコンテナの外に引っ張り上げるあらゆる傾向を最小限にする。アクチュエータ25の収縮によって生じさせられるアーム18の回転に起因する上方移動が非常に迅速であるべきであり、および、第1の制止部材5の表面は、理想的には、第1の制止部材5が袋を持ち上げてコンテナ7の外に引っ張り上げる傾向をさらに最小限にするために非常に滑らかであるべきである。
図6cは、第1の制止部材5が袋12と制止されている袋29の集団との間から完全に引き抜かれた後における、第1の制止部材5を示す。ばね16は、最初は非常に軽く荷重がかけられているが、アーム19がより高く引き上げられるにつれて、第1の制止部材5に対してより多くの力を加えることを開始し、このことが、第1の制止部材5の先端が第2の制止部材6と噛み合うことを引き起こす。第1の制止部材5を支持するアーム19の上向きの動きが迅速である場合には、バランスがとれた第1の制止部材5に関するアーム19の回転に起因する慣性効果が、袋12がコンテナ7の端部に接近していない時に図6cに示されているように第1の制止部材5を位置決めするように、ばね16と協調して作用する。
図6dは、袋12を超えて下方に移動する第1の制止部材5を示す。第1の制止部材5の実際の位置は、ばね16によって加えられる力と、第1の制止部材5の質量に対する重力および慣性荷重と、プレート31の位置(コンテナ7の端部に近い場合)と、アーム19の位置と調整ねじ17の位置との組合せによって決定されるだろう。移動のこの部分中に、第1の制止部材5は、アーム19と調整ねじ17との位置以外の上述の要因のすべてに打ち勝つのに十分な圧力で袋12に接触するだろう。
コンテナの中に案内されるべきその次の袋のために空隙10が再形成され始めるように、第1の制止部材5が移動させるべき袋12とコンテナ7とに対して圧力を加え始める時に、第1の制止部材5が実質的に垂直であるように調整ねじ17が調整されるべきである。
アーム19と、したがって第1の制止部材5は、袋12が移動させられる時にわずかにさらに遠くに移動することを継続するが、軸受23の位置と、アーム19の形状と、第1の制止部材5の相対的位置とが、袋12とその他の袋29とコンテナ7とを動かすために袋12に対して主として水平方向の荷重を加えるべきであり、袋12が制止された袋29の1つになる、図6eに示されている移動30、および、新たな袋を受け入れる準備が整った空隙10が再形成される。
コンテナ制止32は、第1の制止部材5が最後に詰め込まれた袋12と制止されている袋29とコンテナ7とを移動させ終わった後に、コンテナ7が移動し続けることを防止するために、詰め込みプロセス中にコンテナ7の端部に対して力を加える傾向がある。このコンテナ制止32は2つの形で機能することが可能である。コンテナ制止32が移動30によって示されている方向の動きだけに抵抗する場合には、第1の制止部材5が袋移動/空隙再形成サイクル中に引き抜かれる時に、コンテナ7は動かないだろう。
コンテナ制止32がコンテナ7に対して一定不変の力を加える場合には、第1の制止部材5が袋移動/空隙再形成サイクル中に引き抜かれる時に、コンテナ7はコンテナ7は後方へ動くだろう。コンテナ制止32はその力をコンテナ7に移し、その直後に制止されている袋29に移し、その直後に袋12に移し、および、その直後に第2の制止部材6に移す。これは、連結棒44を経由してロッカーアーム42の背面に作用する調整ねじ28がその動きを止めるまで、第2の制止部材6を動かす傾向があるだろう。このことは、特定の製品を包装する時に望ましいことがある2つの結果を有し、コンテナ7と制止されている袋29とが各サイクル毎にわずかに後方に振動し、このことが、より多くの袋2がコンテナ7に詰め込まれることが可能であるように、特定の材料の場合には袋29の内容物を再分散させることを促進するだろう。第1の制止部材5が袋12の移動を開始する前の袋29の集団による袋12の圧縮が、特定の材料の場合に、その装置の動作の信頼性を向上させる傾向があることもある。
調整ねじ17との組合せで第1の制止部材5の下方位置を画定する空気圧シリンダ25が示されている。コンテナを交換する時に第1の制止部材5が袋12の頂部に触れずに通過するためにまたはコンテナ7の末端フラップに触れずに通過するために必要とされる上方への移動の量は、必要に応じて様々であってよい。完全な収縮のためのより長い行程が多くのタイプの袋にとって適切であり得るが、より緩慢である傾向があるだろう。中間的な位置を有する1つまたは複数のアクチュエータが、より迅速な動作のために使用されてよい。袋12の最上部に触れずに通過するために必要とされるこの中間的な位置が検出されることが可能である場合には、下方の行程に変わるようにシリンダ25のための弁を切り換えることが、1つのコンテナを別のコンテナと交換することを必要としない連続的な空隙再形成サイクルのための、最も単純で、最も確実で、容易に調整できる構成である。
アーム18、19は、理想的には、比較的迅速な移動が可能であるべきである。行程の限界を与える空気圧シリンダ24、25が示されている。適切な設計の十分に大きなシリンダの場合には、そのシリンダの内部ストップが、下向きの動きが停止させられる時に加えられる力に対抗することが可能だろう。重力の影響を低減させるために、シリンダがアームを持ち上げることを補助し、その下向きの動きの減速を促進し、それによってシリンダに対する重力の影響を低減させるように、1つまたは複数のばね(図示されていない)が取り付けられることが可能である。
コンテナ引っ込みの最後に関しては、シリンダ25は、コンテナ7の末端フラップに触れずに通過するのに十分なだけの高さに第1の制止部材5を上昇させるように完全に収縮することが可能にされるだろう。すべてのコンテナが末端フラップを有する訳ではないだろう。
第1の制止部材5の底部の付近に袋12の底部を位置させることが、袋12に対してわずかな傾斜を与えてよく、その結果として、第1の制止部材5は、袋移動サイクルの後半において、より少ない下向きの動きと主として水平方向の動きとを伴って袋12を動かし始めるだろう。袋12が重たくかつ空隙10内で弛む場合には、上述した初期傾斜位置が、そのサイクルの最後に第1の制止部材5によって袋12が移動させられずに、袋12がコンテナ7の底部に貼り付いて第1の制止部材5の下で動かなくなるという傾向を著しく低減させる。この初期位置がこの問題を回避することを助ける理由は、このことが、そのサイクル中に袋12の底部が移動させられる距離を最小限にし、および、必要とされる方向におけるあらゆる小さな必要な動きに袋を事前に配置するということである。より堅いかより軽量である袋の場合には、第1の制止部材5による袋12の移動は非常に容易である。
弛みが生じる、より重い袋の場合には、第2の制止部材のためのより堅いばね14が、空隙10内で袋12を支持することを促進するだろう。
図7は、満杯のコンテナが取り除かれてその次の空のコンテナが所定の位置に置かれることを可能にする上方に引っ込められた位置における第1の制止部材5と第2の制止部材6とを示す。この図は、さらに、2つの制止部材の下部部分の噛み合いも示す。制止部材5、6が空のコンテナ7の中へ最初に下方に移動するために、コンテナは、部材6の端部がコンテナ7の末端フラップ上に引っかからないように、幾つかの袋の幅の分だけ前方に移動させられている形で提供されるだろう。コンテナ制止32がコンテナ7を後方に動かすことが可能にされている場合には、部材5、6がコンテナ内に最初に下降し終わった後に、そうするように制御されるべきである。あるいは、コンテナ制止32が、コンテナ7の前方移動を制限するだけである場合には、コンテナに詰め込まれる最初の少数の袋が圧縮されないが、より多くの袋がコンテナ内に詰め込まれるにつれて、その袋が直立させられて圧縮される傾向があり、および、第1の制止部材5によって力が加えられるのにつれてコンテナに沿って動き始める傾向があるだろう。調整ねじ28の調節と組み合わされた連結アーム44とロッカーアーム42とのアセンブリの設計が、第2の制止部材がコンテナ7の中に下降する時の第2の制止部材の前方への回転を制限することを促進するだろう。コンテナ制止32が一定不変の力を及ぼす場合には、製品が袋内でそれ自体を再分散させることが可能であれば、第2の制止部材6の動きの範囲を減少させるために、間隙46もより小さくなければならない。このことは、液体内容物を含む袋に特に当てはまる。
詰め込まれるべきその次のコンテナが最初に側方プレート8、9の下に移動する時にその開いた長辺フラップを有する場合に、コンテナが満杯にされて妨害されずに押され終わるまで側方プレート8、9が側方フラップの位置を調整するように、側方プレート8、9が配置されることが好ましい(図7)。詰め込まれるべきコンテナが側方フラップを持たない場合には、袋2がコンテナ7の上部端縁上に落下しないように、側方プレート8、9のどちらかが、その側方プレートの下部端縁がコンテナの直ぐ上にある形で配置され、そうでない場合には、側方プレート8、9は、詰め込みが完了した時にコンテナ7に触れずに通過するように(図示されていないアクチュエータによって)旋回させられて移動させられ、および、最初の袋が新たなコンテナの中に案内される前にその次の空のコンテナが所定の位置に移動し終わった時に、コンテナ7の中に入るように下方に動かされてよい。
第1および第2の制止部材が上昇させられている間に満杯のコンテナと空のコンテナとが同時に横方向に動かされる場合は、側方プレート8、9の旋回移動は、さらに有益であるだろう。当然のことながら、満杯のコンテナが取り除かれて空のコンテナがその次の袋を受け入れるために配置されることを可能にする多数の異なる方法が存在するが、こうした方法の多くは当業者に公知だろう。こうした方法の幾つかでは、側方プレート8、9を上昇させる能力と第1および第2の制止部材とが少なくとも望ましい。
シュート4は袋2のための何らかの案内を提供することが可能であるが、袋2はコンベヤ3上に終始一貫して存在しなければならない。袋2が機構によってコンベヤ3上に置かれる場合には、これは十分な一貫性を実現しなければならない。袋に比較したコンベヤベルトの幅の狭さが、袋の位置合せと、袋の位置合せの検査と、袋の拒否とのための様々な方法が使用されることを可能にする。異なるサイズの袋2の場合には、シュート4を調整すること、または、そのシュートを別のシュートと交換することが必要だろう。
図8は、第1および第2の制止部材の両方が図7に示されているように上昇させられている時の第1の制止部材5と第2の制止部材6の図であり、この構成の噛み合い能力を示す。
図9は、倒れ込む傾向がなく、かつ、最小限の圧縮力が第1の制止部材の後方表面によって加えられることしか必要としないか、または、この圧縮力を全く必要としない堅くかつ滑りやすい袋または小袋に対する、より高速の作業に適している代案の実施形態を示す。第1の制止部材35は、より短く、および、袋移動/空隙再形成サイクル中のその移動範囲がより小さく、それによってより高速の動作を可能にする。
空隙10は、その空隙10の1つの側部を形成するために、詰め込まれた最後の袋38に依存する。そのサイクルは、袋12の頂部を移動させるために制止プレート35のより小さいが同様の移動を必要とする。この移動サイクルは、さらに、対向プレート36の駆動された移動も必要とする。袋12の底部と、制止された袋29、38と、コンテナ7とが、点線39によって示されている位置から示されている位置へと移動する対向プレート36の底部によって移動させられる。空隙10は、点線39によって示されている位置に対向プレート36の下部先端を移動させるためにばね14に抵抗して延びるアクチュエータ37によって、袋2がコンテナ7に達する直前に完全に画定される。ばね14は、袋12、29、38とコンテナ7とを移動させるための力を供給し、その次に袋29から袋38までに対する制止力を維持するので、ばね14は非常に堅くなければならない。袋12が移動させられ終わると、袋12は袋38になり、空隙10の1つの側部を形成する。
アーム19はより短く、および、点線40は、袋12が移動して袋38になる時の袋12の移動中の第1の制止部材35の下方移動を示す。アーム19が以前の図に示されている長さと同じ長さだった場合には、第1の制止部材35は、袋12の他方の側で確実に常に係合しなければならなかっただろうし、このことは、第1の制止部材35のより長い移動、したがって、より緩慢な移動を必要としたことだろう。
図9は、軸受ではなくヒンジを使用するこの代案の実施形態を示す。ヒンジはより安価で軽量であるが、軸受ほど長い動作寿命を持たない。アーム18は、コンテナ7に詰め込んだ後のコンテナ7からの引き抜きの時点で第2の制止部材6の動きを変更するために、サブフレーム27よりもわずかに低いフレーム26に対して一定の角度で取り付けられている。その他の図に比較した場合のこれらの相違点は、上述の実施形態に同様に適用されることが可能である。
この機構の速度の更なる増大が、示されている単純な機構アクチュエータによって実現可能なものよりも小さい加速詰め込みを伴った非常に迅速な制御された動きを可能にするために、おそらくはサーボコントロールと共に、カムまたは4バーリンク機構(four bar linkage)を使用して実現されることが可能である。
当業者は、本発明の着想の範囲内に含まれる本発明の追加の変更例と実施形態とを理解するだろう。
図1は、製品を供給するためのコンベヤを有する機構と、詰め込みのために位置決めされたコンテナとの略図を示す。 図2は、この機構の部分断面図を示す。 図3は、図を明瞭にするために袋が取り外されている、図2の方向Bにおいて上方から見たその機構の図を示す。 図4は、図2の方向A−Aにおける断面端面図を示す。 図5は、第1および第2の制止部材の噛み合いを可能にする関連部分を示す、互いに位置合せされている制止および第2の制止部材の図を示す。 図6aは、この機構によってコンテナ内に画定されている空隙の底部にある袋を伴う、袋およびコンテナ移動/空隙再形成サイクルの開始時におけるその機構の第1および第2の制止部材を示す。 図6bは、空隙に入るために最後の袋によって依然として案内されている下部端縁を有する、部分的に上昇させられた第1の制止部材を示す。 図6cは、空隙に入るために最後の袋の最上部よりも上に下部端縁が位置している、上昇させられた第1の制止部材を示す。最後の少数の袋を詰め込む時にコンテナ内に第1の制止部材の端部を保持するための、第2の制止部材の背後に取り付けられている採用随意の別個に支持されているフラップも示されている。 図6dは、袋を移動させて空隙を形成する前に空隙に詰め込まれる最後の袋の背後に降りてくる第1の制止部材を示す。 図6eは、第1の制止部材の他方の側において空隙の中に詰め込まれる最後の袋を伴う、再形成された空隙を伴うサイクル位置の終点における第1の制止部材を示す。コンテナも適切な量だけ移動させられている。 図7は、満杯のコンテナが遠ざかるように移動させられることを可能にする上昇した位置にある第1および第2の制止部材の両方と、この機構の下に置かれている別の空のコンテナとを示す。噛み合っている第1および第2の制止部材の上に支持されている形で袋が示されており、これらの制止部材は、空隙が再形成される時に、空のコンテナ内の所定の位置に下降させられることになる。 図8は、図7に示すように第1および第2の制止部材の両方が上昇させられている時の、第1および第2の制止部材の噛み合い状態を示す。 図9は、空のコンテナがその次の袋に非常に迅速に提供されるようにコンテナ内の空隙に詰め込まれる袋を移動させるための、より短い動きを必要とする比較的より堅い小袋のための代案の実施形態を示す。ヒンジが軸受の代わりに使用され、および、使用されてよい様々な構造的アプローチを示すために、他の細部も異なっている。

Claims (28)

  1. コンテナの床の上に実質的に直立する特に可とう性のパッケージのような物体で中が満杯にされるべきコンテナ内において、配置空隙を一時的に形成して維持するための装置であって、
    前記空隙の中に面している前方表面と後方表面とを有する移動可能で平らな第1の制止部材であって、可動関節式アーム上に取り付けられており、かつ前記アームに旋回自在に連結されている第1の制止部材と、
    前記空隙の中に面している前方表面と後方表面とを有する移動可能で平らな第2の制止部材とを含み、
    前記制止部材は、列をなした直立した物体で満杯にされるべき前記コンテナの互いに向かい合う側壁の中におよびこれらの側壁の間に取り除き可能な形で挿入可能であるように、および、それによって前記コンテナの中への前記物体の挿入を容易にする一時的な空隙を画定するように、動作的に構成されており、
    前記空隙は、物体受け構成において、前記第1および第2の制止部材の互いに向かい合う前方表面によって、前記コンテナの互いに向かい合う側壁によって、および、それによって画定された前記コンテナの床の一部分によって画定されており、その結果として、特定の物体が、その物体が置かれる時に、前記床の前記一部分の上と前記互いに向かい合う前方表面の間とに位置し、前記第1の制止部材の後方表面は、以前に置かれた物体が移動することを阻止する働きをし、
    前記空隙の中へ物体を入れた後に、前記第1の制止部材は、前記アームの回転により前記物体の一方の側のその位置から引き抜かれて、前記物体の反対側の新たな制止位置を占めるように再挿入され、および、その次に、前記第2の制止部材は、さらに別の物体を配置するための新たな空隙を形成するように、前記第1の制止部材から遠ざかる形に移動することができる、
    装置。
  2. 前記第1および第2の制止部材は、連続した歯と間隙とから成る櫛状の構造によって少なくとも部分的に画定されており、
    前記第1の制止部材の前記歯が前記第2の制止部材の前記歯の間の間隙と一平面であるように位置合わせされ、それによって、前記空隙内へパッケージを置いて前記物体の一方の側の位置から前記第1の制止部材を引き抜いた後に、前記第1の制止部材が、前記物体の反対側の新たな制止位置を占めるように互いに噛み合う形で前記第2の制止部材を通して挿入されることを可能にするように、前記第1および第2の制止部材が互いに対して相対的に配置されている
    請求項1に記載の装置。
  3. 前記第1および第2の制止部材の少なくとも一方はシート材料で形成されている請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記第1および第2の制止部材の両方はシート材料で形成されている請求項3に記載の装置。
  5. 前記歯は棒材料で形成されている請求項2に記載の装置。
  6. 前記第1の制止部材の表面はその摩擦係数を低下させるように処理されている請求項1から5のいずれかに記載の装置。
  7. 記第1の制止部材の重心が前記ピボットの中心線のほぼ下にある請求項1から6のいずれかに記載の装置。
  8. 前記物体受け構成において、前記第1の制止部材の後方表面が、前記以前に置かれた物体を、前記物体の相互間の相対的移動を防止するのに十分なだけ圧縮された状態にする働きをするように、前記第1の制止部材が能動的に偏倚させられている請求項1から7のいずれかに記載の装置。
  9. 前記圧縮は、前記ケースからの前記第1の制止部材の引き抜きの直前に解除することができる請求項8に記載の装置。
  10. 前記物体受け構成において、前記コンテナ床の前記部分が前記コンテナ内の前記物体の最終的位置に実質的に相当し、それによって、配置された物体が後で再位置決めされる必要をすべて取り除くように、前記第1および第2の制止部材が前記コンテナ内に配置されている請求項1から9のいずれかに記載の装置。
  11. 前記物体受け構成において、前記空隙が前記コンテナの前記床に向かって内方にテーパする傾向があるように、前記第1および第2の制止部材が前記コンテナ内に配置されている請求項1から10のいずれかに記載の装置。
  12. 前記物体受け構成において、前記第1および第2の制止部材の少なくとも一方が、前記第1および第2の制止部材の他方から遠ざかる形のその下部先端の旋回運動を可能にするように配置されており、および、前記物体を収容するために前記空隙が拡張することを可能にすると同時に、前記空隙の中に落下する物体に対して制動力が及ぼされることが可能であるように、前記旋回運動に対抗する偏倚力が与えられている請求項11に記載の装置。
  13. 前記第1および第2の制止部材の両方は、それらの下部先端が互いから遠ざかる形で旋回移動することを可能にするように構成されており、および、前記旋回移動に対抗する偏倚力が両部材に加えられている請求項12に記載の装置。
  14. 前記偏倚力は、ばね押さえ機構によって実現されている請求項12または13のいずれかに記載の装置。
  15. 前記第1の制止部材を前記第2の制止部材を通して挿入する最中に、前記第1および第2の制止部材の前記前方表面の間に、前記物体の1つを捕捉して保持することが可能なクレードルが形成される請求項2から14のいずれかに記載の装置。
  16. 前記物体は重力だけによって前記空隙の中に落下する請求項1から15のいずれかに記載の装置。
  17. 前記物体は比較的堅く、および、前記第1の制止部材の前記後方表面は、前記以前に置かれた物体が移動することを阻止するために、前記以前に置かれた物体の上方部分だけに接触する請求項1から16のいずれかに記載の装置。
  18. 前記コンテナは消費財のための商業用包装容器である請求項1から17のいずれかに記載の装置。
  19. 前記物体は、可とう性フィルムで作られており、かつ、粉末、固形物品、または、液体を収容するパッケージである請求項18に記載の装置。
  20. 前記物体は平らな表面上にほぼ直立して立つことが容易には可能ではない請求項18または19に記載の装置。
  21. 物体をコンテナの中に置く方法であって、
    請求項1から17のいずれかに記載の装置に対して、開口したコンテナを詰め込み位置に位置決めする段階と、
    前記物体受け構成内の前記コンテナの中に前記第1および第2の制止部材を挿入し、それによって、前記物体を受け入れるように配置されている配置空隙を形成する段階と、
    物体を前記空隙に中に落下させる段階と、
    前記コンテナから前記第1の制止部材を前記可動関節式アームの回転により引き抜く段階と、
    最も最近に配置された物体と以前に配置された物体のすべてとの両方を動かないように前記第1の制止部材が制止するように、前記第1の制止部材が前記物体の反対側で新たな制止位置を占めるように前記第1の制止部材を前記コンテナの中に再挿入する段階と、
    さらに別の物体の配置のための新たな空隙を形成するように、前記第1の制止手段から遠ざかるように前記第2の制止部材を動かす段階と、
    前記コンテナが満杯になるまで上記サイクルを繰り返す段階と、
    前記コンテナから前記第1および第2の制止部材を引き抜く段階と、
    前記充填位置から満杯のコンテナを取り除く段階と、
    上記シーケンスを繰り返す段階と、
    を含む方法。
  22. 前記コンテナは消費財用の商業用パッケージである請求項21に記載の方法。
  23. 前記物体は、可とう性フィルムで作られており、かつ、粉末、固形物品、または、液体を収容するパッケージである請求項22に記載の方法。
  24. 前記物体は平らな表面上にほぼ直立して立つことが容易には可能ではない請求項22または23に記載の方法。
  25. 請求項1から17のいずれかに記載の装置を含む、物体でコンテナを満杯にするための包装ライン。
  26. 前記コンテナは消費財用の商業用包装容器である請求項25に記載の包装ライン。
  27. 前記物体は、可とう性フィルムで作られており、かつ、粉末、固形物品、または、液体を収容するパッケージである請求項26に記載の包装ライン。
  28. 前記物体は平らな表面上にほぼ直立して立つことが容易には可能ではない請求項26または27に記載の包装ライン。
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