JP4299111B2 - 研削装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体ウエーハの研削装置に関する。
IC、LSI等の半導体チップが表面に複数形成された半導体ウエーハは、研削装置によって裏面が研削される。
研削装置は、複数のウエーハを収容したカセットが載置されるカセット載置部と、カセット載置部に載置されたカセットに進入しウエーハを搬出入するウエーハ搬出入手段と、ウエーハ搬出入手段が搬出したウエーハの中心位置を調整する位置調整手段と、位置調整手段によって調整されたウエーハを搬送する搬入手段と、搬入手段によって搬入されたウエーハを保持するチャックテーブルと、チャックテーブルに保持されたウエーハを研削する研削手段と、研削手段によって研削されたウエーハをチャックテーブルから搬出する搬出手段と、搬出手段によって搬出されたウエーハを洗浄する洗浄手段と、洗浄手段によって洗浄されたウエーハを搬送する前記ウエーハ搬出入手段と、洗浄済みのウエーハを収容するカセットを備え、半導体ウエーハの裏面が自動的に効率よく研削される(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、半導体ウエーハの裏面が研削されて、半導体ウエーハの厚みが100μm以下50μm以下と薄くなると、半導体ウエーハを両側に支持溝が形成された通常のカセットに収容するとウエーハに撓みが生じ、カセット内に収容できないという問題がある。
そこで、コインスタックキャリアーと称する特殊なケースに半導体ウエーハを収容する技術が開発され実用に供されている。
このコインスタックキャリアーは、あたかもコインを収容するかのように半導体ウエーハと仕切り用の紙ウエーハとを交互に積層させて収容するケースであり、半導体ウエーハがいかに薄く加工されても安全に収容し搬送することが可能になる。
特開2003−59872号公報
ところが、コインスタックキャリアーを利用するためには、半導体ウエーハを搬送する搬送系と、紙ウエーハを搬送する搬送系の2系統が必要であり、装置自体が大掛かりになると共に、コスト高になるという問題がある。
また、コインスタックキャリアーに対応できる研削装置は、通常のカセットに対応する研削装置を構成する位置調整手段、搬入手段、チャックテーブル、研削手段、搬出手段、洗浄手段、等が同じでも、コインスタックキャリアーのための2系統の搬送系が配設され、通常のカセットに収容された半導体ウエーハを搬出入することができず、通常のカセットを使用する場合は通常のカセットが使用できる研削装置を別に用意しなければならず不経済であるという問題がある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたもので、その技術的課題は、ウエーハを収容するのにコインスタックキャリアーを利用する場合にウエーハの搬送に複数の搬送系が必要であり、装置自体が大掛かりになり、コスト高になる問題、またウエーハを収容するのにカセットを利用する場合にはカセットを利用できる研削装置を別途用意しなければならない、などの問題を解決する研削装置を提供することである。
本発明においては、上記技術的課題を解決するために、研削装置に、コインスタックキャリアー及びカセットのいずれをも選択的に載置でき、またいずれにも対応できるウエーハ搬出入手段を備えるようにする。
すなわち、本発明によれば上記技術的課題を解決する研削装置として、ウエーハを保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持されたウエーハを研削する研削手段と、ウエーハを収容したウエーハケースが載置されるウエーハケース載置部と、該ウエーハケースからウエーハを搬出入するウエーハ搬出入手段とを備え、
該ウエーハ搬出入手段は、ウエーハを保持する保持部と、該保持部を移動させる移動部とを備え、
該保持部はウエーハを非接触で支持する2以上のベルヌーイパッドと、該ベルヌーイパッドが配設されるパッド本体とを含み、
該パッド本体には、該ベルヌーイパッドがウエーハの被保持面を支持した際、ウエーハが該ベルヌーイパッドに対して水平方向に移動しないようにウエーハの被保持面に接触して水平方向の移動を規制する摩擦部材が備えられ
該ベルヌーイパッドは、負圧を生成する凹部と、該凹部にエアーを供給し凹部からエアーを放出するエアー供給孔とを備え、
該エアー供給孔は、該凹部から放出するエアーが該摩擦部材を回避する方向に向けられている、ことを特徴とする研削装置が提供される。
さらに、該ウエーハケースの載置部は、ウエーハの両端部を支持する支持溝が形成された側壁と該支持溝に対してウエーハを水平に出し入れできる開口部とを備えたカセットと、ウエーハと紙ウエーハとを交互に積層して収容する上部開口部を有する円筒壁及び該円筒壁に形成された切欠き部とを備えるコインスタックキャリアーとを選択的に載置でき、
該ウエーハ搬出入手段の保持部は、該ウエーハケース載置部に該カセットが載置されたときには、該カセットの開口部から進入してウエーハを搬出入し、該コインスタックキャリアーが載置されたときには、該コインスタックキャリアーの上部開口部に位置づけられ該首部が該切欠き部を通過することによってウエーハを搬出入する、ことを特徴とする研削装置が提供される。
本発明に係る研削装置のウエーハ搬出入手段は、ベルヌーイパッドと摩擦部材を備え、半導体ウエーハであっても紙ウエーハであっても確実に吸着して保持し搬送することができる。そして、このウエーハ搬出入手段は、上部開口部を有するコインスタックキャリアーにウエーハを搬出入できると共に、側面に開口部を有するカセットにもウエーハを搬出入することができる。また、この研削装置のウエーハケース載置部には、コインスタックキャリアーとカセットを選択的に載置することができる。したがって従来の問題である、ウエーハの搬送に複数の搬送系が必要であり、装置自体が大掛かりになり、コスト高になる、またカセットを利用する場合にはカセットが利用できる研削装置を別に用意しなければならない、などの問題を解決することができる。
以下、本発明に従って構成された研削装置について、好適実施形態を図示している添付図面を参照して、さらに詳細に説明する。
研削装置の斜視図である図1を参照して、全体を番号2で示す研削装置について、研削加工の流れとともにその概要を説明する。研削装置2においては、後に詳述するように、ウエーハを収容するウエーハケースとして図1(b)に示すカセット4又は専用ラック5に載せられたコインスタックキャリアー6が、ウエーハケース載置部である「載置部A」及び「載置部B」に選択的に載置される。図1(a)の研削装置2おいては、「載置部A」及び「載置部B」それぞれに専用ラック5を介してコインスタックキャリアー6が載置されている。
「載置部A」に専用ラック5を介し載置されたコインスタックキャリアー6に収容された研削前のウエーハWは、ウエーハ搬出入手段8によって搬出され、位置調整手段10に送られる。位置調整手段10に搬送されたウエーハは、中心位置が調整され搬入手段12によってターンテーブル14上のチャックテーブル16に送られ吸着保持される。ウエーハが吸着保持されたターンテーブル14は、矢印で示す反時計方向に間欠的に回転され研削手段18である荒研削ユニット18a及び仕上研削ユニット18bの加工域を移動し、ウエーハが研削加工される。研削加工されたウエーハは、搬出手段20によってターンテーブル14から取り外され、洗浄手段22に送られて洗浄される。洗浄手段22で処理されたウエーハWは「載置部B」に専用ラック5を介して載置されたコインスタックキャリアー6に、研削前のウエーハの搬出に用いられたウエーハ搬出入手段8によって収容される。
「載置部A」及び「載置部B」は、同じ大きさの略正四角形の領域にそれぞれ4隅の突片3によって規定され、コインスタックキャリアー6を載せた専用ラック5、あるいはカセット4は、その矩形の底部が突片3によって位置決めされ載置される。したがって、「載置部A」及び「載置部B」には、専用ラック5を介したコインスタックキャリアー6又はカセット4を任意の組み合わせで載置できる。
先ず、ウエーハ搬出入手段8についてその拡大詳細斜視図である図2を参照して説明する。ウエーハ搬出入手段8は、ウエーハWを保持する保持部24と、保持部24を移動させる移動部26を備えている。ウエーハWは、保持部24によって保持され、移動部26によって保持部24が移動され、カセット4あるいはコインスタックキャリアー6に出し入れされる。
移動部26は、保持部24に首部25を介して連結された屈曲アーム26aと、屈曲アーム26aを旋回動させる旋回動部26bと、保持部24をウエーハケースに収容されたウエーハに対して接近及び離反する方向に移動させる接近離反移動部26cとを備えている。
旋回動部26bは、研削装置2に設置された上下動手段と上下動手段に取り付けられた旋回手段を備えている。接近離反移動部26cは、旋回動部26bの上端に上下に延びる軸線X1を中心に水平方向に旋回自在に取り付けられた第1アームと、第1アームの先端部に上下に延びる軸線X2を中心に水平方向に旋回自在に取り付けられた第2アームを備えている。この第2アームの先端部に上下に延びる軸線X3を中心に屈曲アーム26aが旋回自在に、かつ後述する対称軸Yを中心に回動自在に取り付けられている。
保持部24について、ウエーハWを吸着保持する面側の拡大図である図3、並びにその部分拡大図及び断面図である図4を参照して説明する。保持部24は、C字形状に形成されたパッド本体28と、パッド本体28に配設され噴射エアーによって負圧を生成しウエーハWを非接触状態で吸着する複数個(実施例では6個)のベルヌーイパッド30と、パッド本体28に配設され吸着されたウエーハWに接触する摩擦面を有した複数個(実施例では4個)の摩擦部材32とを備えている。
パッド本体28は、例えばステンレス鋼板によって形成するのが好都合である。パッド本体28は、対向した一対の弧状部28a、28aを有し、この弧状部28a、28aを結ぶ基部28bが首部25を介して屈曲アーム26aに連結されている。弧状部28aは、ウエーハWの外径よりも小径の外径D1の外縁と、内径D2の内縁の所定の幅を有している。弧状部28aの各々には、ベルヌーイパッド30が円弧方向に間隔をおいて、対向した弧状部28a、28aの間を通り基部28bを通る対称軸Yを中心に対称の位置に配設されている。摩擦部材32は、弧状部28a、28aそれぞれのベルヌーイパッド30、30の間に配設されている。
主として図4を参照して説明する。ベルヌーイパッド30は、ウエーハWを噴射エアーによって生成されるベルヌーイ効果による負圧を利用した非接触状態で吸着保持する。すなわち、ベルヌーイパッド30は、円板状の本体30aの一面側に開口した円形の凹部30bの周壁にその接線方向に向いたエアー供給孔30cを一対備え、このエアー供給孔30cから噴射されるエアーによって凹部30b内に形成される旋回流により開口側に負圧が生成される。ベルヌーイパッド30はパッド本体28に、開口した端面をパッド本体28の表面から寸法T1突出させた状態で埋め込まれ接着して取り付けられている。一対のエアー供給孔30c、30cにはパッド本体28の中に形成された流路(図示は省略されている)を通して圧縮エアーが送られる。
複数のベルヌーイパッド30各々のエアー供給孔30c、30cの向きは、噴射エアーを矢印Fで示す、一方をパッド本体28の内方に向け他方を外方に向け、摩擦部材32に噴射エアーが当たらない回避する方向に向けられている。
摩擦部材32は、静電気の帯電を防止するために導電性を有するカーボン入りの合成ゴムシートによって形成されていることが好ましく、その大きさは、弧状部28aの内縁及び外縁並びに一対のベルヌーイパッド30,30の間に配設される大きさに、厚さはパッド本体28の表面からベルヌーイパッド30の突出寸法T1よりも僅かに突出したウエーハWに接触する寸法T2突出させた位置になるように規定されている。摩擦部材32はパッド本体28に導電性接着剤によって接着されている。
摩擦部材32を導電性を有する合成ゴムによって形成し、ステンレス鋼製のパッド本体28に導電性接着剤によって接着することにより、静電気の帯電を防止し、ウエーハWを搬送する際の静電気による不具合を防止することができる。
ベルヌーイパッド30のウエーハWを吸着する力は、エアー供給孔30cからの噴射エアー量を調整することにより、生成される負圧の大きさを調整して制御される。この吸着力の大きさは、ウエーハWが摩擦部材32の摩擦面が延びる方向へ移動するのを阻止することができる大きさに、摩擦部材32の摩擦面の大きさと関連させて設定される。
パッド本体28の基部28bにはウエーハWが吸着保持されているか否かを検出する、ウエーハセンサ34が両面テープによって接着され取り付けられている。
上述したとおりのウエーハ搬出入手段8の作用について説明する。
(1)ウエーハ搬出入手段8は、保持部24のパッド本体28に、ウエーハWを非接触状態で吸着保持するベルヌーイパッド30とともに、吸着されたウエーハWが接触する摩擦面を有した摩擦部材32を備えている。したがって、摩擦部材32によって、ウエーハWが水平方向に移動する、また吸着面から脱落するのを防止できる。
(2)保持部24にベルヌーイパッド30とともにシート状の摩擦部材32を備えればよいので、ウエーハWの保持部24の形状、特に厚さは従来のカセットに用いられているものと実質的に変わらない。
(3)保持部24のパッド本体28に取り付けられたベルヌーイパッド30のエアー供給孔30cからの噴射エアーの向きを、摩擦部材32を回避する方向にしたので、摩擦部材32に接触し保持されたウエーハWが噴射エアーによって移動されるのを防止でき、確実にウエーハWを保持することができる。
(4)パッド本体28を、対向する一対の弧状部28a、28aを有したC字形状にし、それぞれに複数個のベルヌーイパッド30及び摩擦部材32を備えたので、ウエーハ搬出入手段8は、ウエーハWを撓ませ反らせることなく安定した状態で保持できる。また、半導体ウエーハであっても紙ウエーハであっても確実に、吸着し保持して搬送することができる。
次に、ウエーハケースとしての図1(b)に示すカセット4及び専用ラック5に載せられたコインスタックキャリアー6について、その拡大詳細図である図5を参照して説明する。
カセット4について図5(a)を参照して説明する。カセット4は、ウエーハWが水平方向に出し入れされる略直方体の容器で、一側面(図の右手前面)に開口部4aが形成され、開口部4aに続く左右の側壁4b、4b各々の内面に、水平に延び上下に所定の間隔で複数形成された支持溝4cを備えている。ウエーハWはその両端縁部がこの左右一対の支持溝4c、4cに支持されて収容される。カセット4の底部は、研削装置2の「載置部A」及び「載置部B」のいずれにも載置可能な大きさの矩形に形成されている。
コインスタックキャリアー6について図5(b)を参照して説明する。コインスタックキャリアー6は、ウエーハWが上下方向に出し入れされ積層状態で収容される容器で、専用のラック5に備えられた上下2段の支持部5a、5aそれぞれに1個、計2個載置されている。
図5(b)とともにラック5からコインスタックキャリアー6を外した状態の図6を参照して説明する。コインスタックキャリアー6は、ラック5の支持部5a上の4隅の突片7によって規定された領域に載せられる矩形の基板6a、及び基板6a上に立設され上部開口部6bを有する円筒壁6cを備えている。円筒壁6cには、周方向に均等に4個所、上部開口部6bから下方に向けて所定の幅で延びる切欠き部6dが形成されている。
円筒壁6cの内径は、ウエーハWを積み重ねて収容することができるウエーハWと略同じ大きさに、また切欠き部6dの幅はウエーハWを保持したウエーハ搬出入手段8の保持部24(図2)を円筒壁6cの中で上下に移動させるときに保持部24と屈曲アーム26aとの連結部である首部25を通過させることができる大きさに形成されている。
ラック5は、上下2段の支持部5a、5aを結び上段の支持部5aに載せられたコインスタックキャリアー6の上部開口部6bの近傍まで延びコインスタックキャリアー6の両側に位置した一対の立設部5b、5bを備えている。下段の支持部5aは、研削装置2の「載置部A」及び「載置部B」のいずれにも載置可能な大きさの矩形に形成されている。
立設部5b、5bの上端部には、ウエーハ搬出入手段8の保持部24によって保持されているウエーハの種類を判別する判別センサー38が備えられている。判別センサー38は、一方の立設部5bに取り付けられた発光素子40と、他方の立設部5bに取り付けられた受光素子42を備えている。
図6とともに図7を参照して説明する。ウエーハの種類は、ウエーハ搬出入手段8の保持部24に保持されたウエーハに発光素子40の発光が反射して受光素子42が受光した反射光の強さに対応した「しきい値」によって、半導体ウエーハWか紙ウエーハPかが判断される。
そのために判別センサー38は、第1の発光素子40aと第1の受光素子42aからなる第1の判別センサーと、第2の発光素子40bと第2の受光素子42bとからなる第2の判別センサーを備えている。受光素子42からの出力信号、例えば電圧値は、研削装置2の制御盤(図示は省略されている)に備えられた判断手段Hに送られる。
判断手段Hは、ウエーハの種類をその光が反射する表面状態によって判断する。すなわち、第1の受光素子42aに対応した「第1のしきい値」と、第2の受光素子42bに対応した「第2のしきい値」が設定され、「第1のしきい値」は、ウエーハとしての半導体ウエーハWの露出面に反射した際の光の強さに対応した電圧値、例えば4000mVに設定され、「第2のしきい値」は、半導体ウエーハの半導体チップ形成面に取り付けられた保護のためのテープ面に反射した際の光の強さに対応した電圧値、例えば500mVに設定される。
判断手段Hは、上記の第1の受光素子42aの「第1のしきい値4000」及び第2の受光素子42bの「第2のしきい値500」を満足した場合は半導体ウエーハWの露出面と判断し、「第1のしきい値」は満足しないが「第2のしき値」を満足した場合は半導体ウエーハWのテープ面と判断し、「第1のしき値」及び「第2のしきい値」のいずれをも満足しない場合は紙ウエーハPと判断する。
紙ウエーハPは、コインスタックキャリアー6に半導体ウエーハWと交互に積層されて、半導体ウエーハWの密着を防止また損傷を防止する。紙ウエーハPは、半導体ウエーハWと同様に、ウエーハ搬出入手段8の保持部24によって吸着保持されてコインスタックキャリアー6に出し入れされる。紙ウエーハPの収容場所などについては後に説明する。
ラック5にはまた、立設部5b、5b各々の上端部に、ウエーハ搬出入手段8の保持部24に保持されたウエーハにエアーを吹き付けるエアーノズル44が備えられている。このエアーノズル44からの噴射エアーによって、ウエーハ搬出入手段8の保持部24に保持された半導体ウエーハWに静電気等で付着した紙ウエーハPの剥離を促進させることができる。
上述のように構成された研削装置2の作用について、主として図1、図2、及び図5を参照して、ウエーハ搬出入手段8と専用ラック5に載せられたコインスタックキャリアー6との組み合わせを中心に説明する。
(1)コインスタックキャリアー6にウエーハ搬出入手段8によってウエーハを搬出入するには、ウエーハ搬出入手段8の保持部24をコインスタックキャリアー6の上部開口部6bに位置づけ、保持部24とそれにつながる移動部26との間の首部25を切欠き部6dを通過させ、保持部24をコインスタックキャリアー6の円筒壁6c内において上下に移動させることにより行われる。
(2)「載置部A」に専用ラック5を介して2個のコインスタックキャリアー6が、その中に研削前のウエーハWを紙ウエーハP(図6)と交互に積層した状態で収容し載置される。
(3)コインスタックキャリアー6内の半導体ウエーハWは、ウエーハ搬出入手段8によって吸着保持され搬出されて位置調整手段10に送られる。コインスタックキャリアー6内の紙ウエーハPは、ウエーハ搬出入手段8によって吸着保持され搬出され「載置部B」に専用ラック5を介し載置された2個のコインスタックキャリアー6の下段のコインスタックキャリアー6に送られ収容される。
(4)このウエーハ搬出入装置8によって「載置部A」のコインスタックキャリアー6からウエーハを吸着保持し搬出する際に、専用ラック5に備えられた判別センサー38及び判断手段Hは、ウエーハの種類及び半導体ウエーハの表裏、すなわち露出面かテープ面かを判別する。そして、半導体ウエーハWの研削すべき面が所定の研削加工される側に位置しているか、紙ウエーハPが間違って研削工程に送られないか、などが判別される。なお、半導体ウエーハWの研削すべき面が所定の側に位置していない場合はエアー表示等によってオペレータに知らせることが好ましい。そして、位置調整手段10に送られ中心合わせされた半導体ウエーハWは裏面を表にした状態で搬入手段12によってチャックテーブル16に搬送される。
(5)研削手段18によって研削された半導体ウエーハWは搬出手段20によってチャックテーブル16から搬出され洗浄手段22に搬送される。そして、洗浄手段22によって処理されたウエーハWは、ウエーハ搬出入手段8によって吸着保持され、「載置部B」に専用ラック5を介して載置された2個のコインスタックキャリアー6の上段のコインスタックキャリアー6内に収容される。この際、ウエーハWとウエーハWの間には、下段のコインスタックキャリアー6に収容されている前述の紙ウエーハPがウエーハ搬出入手段8によって取り出され、介在される。上下2段のコインスタックキャリアー6の一方を、紙ウエーハPの収容専用に用いることにより、紙ウエーハPの収容ケースを別途用意する必要がない。
(6)上述の「載置部A」の専用ラック5を介し載置されたコインスタックキャリアー6に代えて、「載置部A」にカセット4を研削前のウエーハWを収容して載置することも可能である。この場合にはウエーハWを支持溝4cによって支持するカセット4に紙ウエーハPは用いられていないので、紙ウエーハPは、仕上げられた半導体ウエーハWを収容する「載置部B」に載置された一対のコインスタックキャリアー6の下段のコインスタックキャリアー6に予め収容しておく。
(7)研削加工前のウエーハ及び研削加工後のウエーハの厚さが比較的厚いなど、ウエーハWをカセット4に収容して扱うのが可能、また好都合の場合には、「載置部A」及び「載置部B」ともにカセット4を載置すればよい。
(8)カセット4にウエーハ搬出入手段8によってウエーハを搬出入するには、ウエーハ搬出入手段8の保持部24を、カセット4の開口部4aを通過させてウエーハを搬出入する。
以上詳述した研削装置2によれば、ウエーハ搬出入手段8は、ベルヌーイパッド30と摩擦部材32を備え、半導体ウエーハWであっても紙ウエーハPであっても確実に吸着し保持して搬送することができる。また、ウエーハ搬出入手段8は、上部開口部6bを有するコインスタックキャリアー6にウエーハを搬出入することができると共に、側面に開口部4aを有するカセット4にもウエーハを搬出入することができる。さらに研削装置2のウエーハケース載置部A、Bには、専用ラック5を介したコインスタックキャリアー6又はカセット4を選択的に載置することができる。したがって従来の問題である、ウエーハの搬送に複数の搬送系が必要、装置自体が大掛かりになる、コスト高になる、またカセットを利用する場合にはカセットが利用できる研削装置を別に用意しなければならない、などの問題を解決することができる。
さらに、専用ラック5を介して載置されるコインスタックキャリアー6においては、ラック5に判別センサー38を備え、その信号に基づいてウエーハの種類を判別する判断手段Hを研削装置2に備えたので、搬送するウエーハの種類、半導体ウエーハWの表裏などを容易に判別することができ、半導体ウエーハWの表裏が間違って研削される、ウエーハが間違った場所に搬送される、などの問題を未然に防ぐことができ、研削装置2の作業効率を格段に向上させることができる。
本発明に従って構成された(a)研削装置の斜視図、及び(b)研削装置に選択的に載置されるウエーハケースとしての、カセット及び専用カセットに載せられたコインスタックキャリアーの斜視図。 図1に示す研削装置に設置されたウエーハ搬出入手段の拡大詳細斜視図。 図2の矢印C方向に見て示した保持部の吸着面側の拡大平面図。 (a)図3の部分拡大図、及び(b)この拡大図のD−D矢印方向の断面図。 図1に示す(a)カセット及び(b)専用ラックに載せられたコインスタックキャリアーの拡大斜視図。 図5に示す専用ラックとコインスタックキャリアーを分離して示した図。 判別センサー及び判断手段によるウエーハの種類の判別の説明図。
符号の説明
2:研削装置
4:カセット(ウエーハケース)
5:専用ラック
6:コインスタックキャリアー(ウエーハケース)
8:ウエーハ搬出入手段
16:チャックテーブル
18:研削手段
24:保持部
26:移動部
28:パッド本体
28a:弧状部
28b:基部
30:ベルヌーイパッド
30b:凹部
30c:エアー供給孔
32:摩擦部材
38:判別センサー
40:発光素子
40a:第1の発光素子
40b:第2の発光素子
42:受光素子
42a:第1の受光素子
42b:第2の受光素子
44:エアーノズル
A:ウエーハケース載置部
B:ウエーハケース載置部
H:判断手段
P:紙ウエーハ
W:半導体ウエーハ
Y:対称軸

Claims (11)

  1. ウエーハを保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持されたウエーハを研削する研削手段と、ウエーハを収容したウエーハケースが載置されるウエーハケース載置部と、該ウエーハケースからウエーハを搬出入するウエーハ搬出入手段とを備え、
    該ウエーハ搬出入手段は、ウエーハを保持する保持部と、該保持部を移動させる移動部とを備え、
    該保持部はウエーハを非接触で支持する2以上のベルヌーイパッドと、該ベルヌーイパッドが配設されるパッド本体とを含み、
    該パッド本体には、該ベルヌーイパッドがウエーハの被保持面を支持した際、ウエーハが該ベルヌーイパッドに対して水平方向に移動しないようにウエーハの被保持面に接触して水平方向の移動を規制する摩擦部材が備えられ
    該ベルヌーイパッドは、負圧を生成する凹部と、該凹部にエアーを供給し凹部からエアーを放出するエアー供給孔とを備え、
    該エアー供給孔は、該凹部から放出するエアーが該摩擦部材を回避する方向に向けられている、ことを特徴とする研削装置。
  2. 該パッド本体はC字形状に形成されて該保持部を形成し、該移動部を構成するアームの先端が該保持部のC字形状の中心位置に連結され、
    該ベルヌーイパッドは該C字形状のパッド本体の中心位置を対称軸にして所定の間隔をもって2組以上配設され、
    該摩擦部材は各組の該ベルヌーイパッドの所定の間隔内に配設されている、請求項1記載の研削装置。
  3. 該移動部は、該保持部に首部を介して連結される屈曲アームと、該屈曲アームを旋回動させる旋回動部と、該保持部をウエーハに対して接近及び離反する方向に移動させる接近離反移動部とを備えている、請求項1又は2記載の研削装置。
  4. 該ウエーハケース載置部は、ウエーハの両端部を支持する支持溝が形成された側壁と該支持溝に対してウエーハを水平に出し入れできる開口部とを備えたカセットと、ウエーハと紙ウエーハとを交互に積層して収容する上部開口部を有する円筒壁及び該円筒壁に形成された切欠き部とを備えるコインスタックキャリアーとを選択的に載置でき、
    該ウエーハ搬出入手段の保持部は、該ウエーハケース載置部に該カセットが載置されたときには、該カセットの開口部から進入してウエーハを搬出入し、該コインスタックキャリアーが載置されたときには、該コインスタックキャリアーの上部開口部に位置づけられ該首部が該切欠き部を通過することによってウエーハを搬出入する、請求項3記載の研削装置。
  5. 該コインスタックキャリアーは、該ウエーハケース載置部に載置される際、専用ラックを介して載置される、請求項記載の研削装置。
  6. 該専用ラックは、該コインスタックキャリアーを支持する支持部と、該支持部から該コインスタックキャリアーの上部開口部の近傍まで延びコインスタックキャリアーの両側に位置した一対の立設部と、該立設部に装着され該保持部が保持したウエーハの種類を判別する判別センサーとを備えている、請求項記載の研削装置。
  7. 該判別センサーは、発光素子と受光素子とを備え、該保持部に保持されたウエーハに該発光素子が発光する光が反射して該受光素子が受光した反射光の強さに対応した「しきい値」によって、ウエーハが半導体ウエーハか又は紙ウエーハかを判断する判断手段を備えている、請求項記載の研削装置。
  8. 該判別センサーは、第1の発光素子と受光素子とからなる第1の判別センサーと、第2の発光素子と受光素子とからなる第2の判別センサーとを備え、
    該判断手段は、第1の判別センサーに対応した「第1のしきい値」と、第2の判別センサーに対応した「第2のしきい値」を備え、
    「第1のしきい値」は、半導体ウエーハの露出面に反射した際の光の強さに対応した第1の値に設定され、「第2のしきい値」は、半導体ウエーハのテープ面に反射した際の光の強さに対応した第2の値に設定され、
    該判断手段は、「第1のしきい値」及び「第2のしきい値」を満足した場合は半導体ウエーハの露出面と判断し、「第1のしきい値」は満足しないが「第2のしきい値」を満足した場合は半導体ウエーハのテープ面と判断し、「第1のしきい値」及び「第2のしきい値」のいずれも満足しない場合は紙ウエーハと判断する、請求項記載の研削装置。
  9. 該立設部には、該保持部がウエーハを保持した状態でエアーを吹き付けるエアーノズルが備えられている、請求項からまでのいずれかに記載の研削装置。
  10. 該専用ラックは、該コインスタックキャリアーを支持する支持部が、上段、下段に配設されている、請求項からまでのいずれかに記載の研削装置。
  11. 紙ウエーハを収容するコインスタックキャリアーが該下段の支持部に載置される、請求項10記載の研削装置。
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