JP4289368B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP4289368B2
JP4289368B2 JP2006141178A JP2006141178A JP4289368B2 JP 4289368 B2 JP4289368 B2 JP 4289368B2 JP 2006141178 A JP2006141178 A JP 2006141178A JP 2006141178 A JP2006141178 A JP 2006141178A JP 4289368 B2 JP4289368 B2 JP 4289368B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heated
temperature
plate
heating
induction heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006141178A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007311284A (ja
Inventor
亜希子 杉山
暦 渡邊
貴誉美 難波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2006141178A priority Critical patent/JP4289368B2/ja
Publication of JP2007311284A publication Critical patent/JP2007311284A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4289368B2 publication Critical patent/JP4289368B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Induction Heating Cooking Devices (AREA)

Description

本発明は誘導加熱調理器に関するものである。
従来、この種の誘導加熱調理器は設定出力に比べて被加熱物への入力が低い場合の鍋浮き検知と小物検知回路を有している(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−343177号公報
しかしながら、前記従来の構成では、鍋浮きと小物加熱との差を判別し、鍋浮きの場合は短時間の加熱停止で抑えるよう制御しているが、鍋を浮かしている間は加熱が停止し、その後も加熱停止前の火力で出力するので、鍋を浮かしている時間によっては被加熱物の温度低下が調理者の感覚より大きく、火力を上げる必要があったり、あらかじめ鍋ふりによる温度低下を予測し、高火力で出力すると被加熱物の温度が上がりすぎて、調理物が焦げすぎるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、炒め物や卵焼き調理などの鍋を浮かせる調理において、鍋を浮かした後の鍋の温度を、浮かせる前の温度に速やかに復帰させ、調理者が安定して違和感なく焦がすことなく調理できることとした誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の誘導加熱調理器は、被加熱物の下に配置され、プレート上に置かれた前記被加熱物を誘導加熱可能な加熱コイルと、前記加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、前記インバータ回路の出力を制御する制御装
置と、前記被加熱物の下に配置され、前記被加熱物の温度を検知する赤外線方式で構成した温度検知手段と、を備え、前記制御装置前記被加熱物を設定の火力で加熱中に、前記被加熱物が前記プレート上から移動して入力を停止した場合に、前記温度検知手段が検知した前記被加熱物の移動前の温度T1を記憶し、前記被加熱物が再び前記プレート上に置かれた時、前記温度T1まで戻るまで、前記設定の火力よりもアップさせて加熱するよう制御するとしたものである。
これによって、被加熱物が加熱コイル上で浮かされた後、被加熱物が戻された時に加熱コイルの出力をアップすることにより、被加熱物の温度が浮かされる前の温度に速やかに戻ることとなる。
本発明の誘導加熱調理器は、被加熱物が調理中に動かされた場合にも、火力感の復帰を速くし、調理者が安定して違和感なく焦がすことなく調理することができる。
第1の発明は、被加熱物の下に配置され、プレート上に置かれた前記被加熱物を誘導加熱可能な加熱コイルと、前記加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、前記インバータ回路の出力を制御する制御装置と、前記被加熱物の下に配置され、前記被加熱物の温度を検知する赤外線方式で構成した温度検知手段とを備え、前記制御装置は、前記被加熱物を設定の火力で加熱中に、前記被加熱物が前記プレート上から移動して入力を停止した場合に、前記温度検知手段が検知した前記被加熱物の移動前の温度T1を記憶し、前記被加熱物が再び前記プレート上に置かれた時、前記被加熱物の温度が前記温度T1に戻るまで、前記設定の火力よりもアップさせて加熱することにより、被加熱物を浮かした後の被加熱物の温度を、浮かせる前の温度に速やかに復帰させることとなり、調理者が安定して違和感なく焦がすことなく調理できる。
第2の発明は、特に、被加熱物を設定の火力で加熱中に、前記被加熱物がプレート上から移動して入力を停止した場合に、温度検知手段が検知した前記被加熱物の移動前の温度T1を記憶し、前記被加熱物が再び前記プレート上に置かれた時、前記被加熱物の温度が前記温度T1に戻るまで、前記設定の火力よりもアップさせて加熱するのは、前記被加熱物が前記プレート上から移動した後の前記温度検知手段が検知する温度が室温より高い温度を検知している場合であることを特徴とすることにより、調理者が意図的に大きく被加熱物の温度を下げるために、被加熱物を移動した時以外の時に、被加熱物を浮かした後の被加熱物の温度を、浮かせる前の温度に速やかに復帰させることとなり、予熱のしすぎや噴きこぼれを防ぐために、調理者が意図的に被加熱物を動かした時以外の時に、被加熱物を浮かした後の被加熱物の温度を、浮かせる前の温度に速やかに復帰させることとなり、調理者が安定して違和感なく焦がすことなく調理できる。
第3の発明は、調理方法選択手段を備え、被加熱物が再びプレート上に置かれた時、前記被加熱物の温度が温度T1に戻るまで、設定の火力よりもアップさせて加熱するのは、前記調理方法選択手段が炒め物や卵焼きなどの前記被加熱物を浮かせながら調理する方法選択した場合とすることにより、炒め物や卵焼きなどの被加熱物を浮かせながら調理する時に、被加熱物を浮かした後の被加熱物の温度を、浮かせる前の温度に速やかに復帰さ
せることとなり、被加熱物を浮かした後の被加熱物の温度を、浮かせる前の温度に速やかに復帰させることとなり、調理者が安定して違和感なく焦がすことなく調理できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の概略図を示すものである。
図1において、被加熱物5の温度を検知する温度検知手段4は赤外線方式で構成したものであり、被加熱物5が加熱コイル1浮いている状態でも温度を測定できるよう構成している。制御装置3は、被加熱物5を加熱中に、被加熱物5が加熱コイル1でプレート上から移動した場合に、温度検知手段4が検知した被加熱物5の移動前の温度T1を記憶し、被加熱物5が加熱コイル1上で浮いている場合、つまり温度検知手段4が検知する温度が室温より高い温度を検知している場合は、被加熱物5が再び加熱コイル1でプレート上に置かれた時には、被加熱物5の温度が移動前の温度T1に戻るまで、設定の火力よりもアップさせて加熱するよう制御する。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、被加熱物5を加熱コイル1の出力2kWによって200℃に予熱した後、油を投入すると、油を被加熱物5上に分散させるため、被加熱物5が持ち上げられ回される。この時、温度検知手段4の検知する温度は200℃以下に低下するが、室温より高い温度であるため、被加熱物5が加熱コイル1上で浮いていることが判別できる。被加熱物5が再び加熱コイル1でプレート上に置かれたとき、被加熱物5の温度は入力の停止により200℃以下に下がっているが、制御装置3が出力を設定火力の2kW以上例えば誘導加熱調理器の最高出力2.5kWや3kWにアップさせて、速やかに被加熱物5の温度が200℃になるまで加熱した後、2kWに戻して加熱を継続する。そして、材料が投入され、材料をまぜるために被加熱物5が浮かされた場合も、被加熱物5が加熱コイル1上で浮いていることが判別できるため、再び加熱コイル1でプレート上に置かれたとき、入力の停止により、被加熱物の温度が下がっていた場合、制御装置3が出力をアップさせて、被加熱物5の温度が被加熱物5が動かされる前の温度に速やかに復帰することとなる。
また、調理方法選択手段を備え、被加熱物がプレート上から移動した場合に、前記温度検知手段が検知した被加熱物の移動前の温度T1を記憶し、被加熱物が再びプレート上に置かれた時には、被加熱物の温度が移動前の温度T1に戻るまで、設定の火力よりもアップさせて加熱するのは、調理方法選択手段が炒め物や卵焼きなどの被加熱物を浮かせながら調理する方法が選択した場合とすることにより、炒め物や卵焼きなどの被加熱物を浮かせながら調理する時に、被加熱物を浮かした後の被加熱物の温度を、浮かせる前の温度に速やかに復帰させることとなり、被加熱物を浮かした後の被加熱物の温度を、浮かせる前の温度に速やかに復帰させることとなり、調理者が安定して違和感なく焦がすことなく調理できるようにしてもよい。
以上のように、本実施の形態においては加熱調理中に被加熱物が加熱コイル上でプレート上から浮かされた場合、被加熱物がプレート上に戻された時に加熱コイルの出力をアップすることにより、被加熱物の温度が浮かされる前の温度に速やかに戻り調理者が鍋ふりによる火力の低下を意識せず調理することができる。
以上のように、本発明にかかる誘導加熱調理器は、被加熱物が調理中に動かされた場合に、自動的に被加熱物の温度と被加熱物の動きによって、調理方法を識別することが可能となるので、調理方法に応じた加熱コイルの出力制御等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の概略図
符号の説明
1 加熱コイル
2 インバータ回路
3 制御装置
4 温度検知手段
5 被加熱物

Claims (3)

  1. 被加熱物の下に配置され、プレート上に置かれた前記被加熱物を誘導加熱可能な加熱コイルと、前記加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、前記インバータ回路の出力を制御する制御装置と、前記被加熱物の下に配置され、前記被加熱物の温度を検知する赤外線方式で構成した温度検知手段とを備え、前記制御装置は、前記被加熱物を設定の火力で加熱中に、前記被加熱物が前記プレート上から移動して入力を停止した場合に、前記温度検知手段が検知した前記被加熱物の移動前の温度T1を記憶し、前記被加熱物が再び前記プレート上に置かれた時、前記被加熱物の温度が前記温度T1に戻るまで、前記設定の火力よりもアップさせて加熱する誘導加熱調理器。
  2. 被加熱物を設定の火力で加熱中に、前記被加熱物がプレート上から移動して入力を停止した場合に、温度検知手段が検知した前記被加熱物の移動前の温度T1を記憶し、前記被加熱物が再び前記プレート上に置かれた時、前記被加熱物の温度が前記温度T1に戻るまで、前記設定の火力よりもアップさせて加熱するのは、前記被加熱物が前記プレート上から移動した後の前記温度検知手段が検知する温度が室温より高い温度を検知している場合であることを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 調理方法選択手段を備え、被加熱物が再びプレート上に置かれた時、前記被加熱物の温度が温度T1に戻るまで、設定の火力よりもアップさせて加熱するのは、前記調理方法選択手段が炒め物や卵焼きなどの前記被加熱物を浮かせながら調理する方法を選択した場合である請求項1に記載の誘導加熱調理器。
JP2006141178A 2006-05-22 2006-05-22 誘導加熱調理器 Expired - Fee Related JP4289368B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006141178A JP4289368B2 (ja) 2006-05-22 2006-05-22 誘導加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006141178A JP4289368B2 (ja) 2006-05-22 2006-05-22 誘導加熱調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007311284A JP2007311284A (ja) 2007-11-29
JP4289368B2 true JP4289368B2 (ja) 2009-07-01

Family

ID=38843942

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006141178A Expired - Fee Related JP4289368B2 (ja) 2006-05-22 2006-05-22 誘導加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4289368B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007311284A (ja) 2007-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4972905B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP5974305B2 (ja) 加熱調理器
JP2013062173A (ja) 誘導加熱調理器及びそのプログラム
JP5022784B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP7094417B2 (ja) 加熱調理器
CN103097819B (zh) 具有平衡系统的加热炉和用于调节加热容器温度的方法
JP4289368B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP5326617B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2010251090A (ja) 誘導加熱調理器
JP5857236B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP4792663B2 (ja) 加熱調理器
JP6101930B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP4496920B2 (ja) 加熱調理器
JP4969350B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP4321482B2 (ja) 電磁誘導加熱調理器
JP5109963B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP5592410B2 (ja) 誘導加熱調理器およびその制御方法
JP2009104857A (ja) 誘導加熱調理器
JP5111468B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP5029550B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2009238686A (ja) 誘導加熱調理器
JP5378573B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP4973576B2 (ja) 加熱調理器
JP5934151B2 (ja) 誘導加熱調理機器の制御方法
JP5082877B2 (ja) 誘導加熱調理器

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080610

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080804

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090310

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090323

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120410

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130410

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130410

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140410

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees