JP4496920B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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本発明は調理性能を高めるための加熱制御を行う加熱調理器に関するものである。
従来、この種の加熱調理器で揚げ物を行う場合は、使用者が設定した温度で停止命令を行うまで温度保持を継続する(例えば、特許文献1参照)。
図4は特許文献1に記載された従来の加熱調理器の加熱パターンを示すものである。使用者が揚げ物の開始命令を行うと、設定温度まで上昇し、その後その設定温度で温度調節保持を継続する。
特開平4−352917号公報
しかしながら、前記従来の構成では、単一の温度設定でしか温度調節を行わないために、揚げ物としての低温長時間調理が適している被調理物の場合は、被調理物を取り出す直前の最終温度でも低温のままであるため、被調理物の中まで必要な熱が達していても表面はカラッとさせることはできないという課題を有しており、あるいは表面をカラッとさせるために揚げ物としての高温に設定を行うと、中まで熱が伝わらないうちに、表面が焦げすぎるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、被調理物を移動させずに、被調理物が焦げることなく被調理物内部まで熱を通し、さらに被調理物の表面をカラッとした食感で揚げることができる加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、使用者の命令を入力するための油温設定部及び短期油温上昇モード開始命令入力部を有する操作部と、温度検知部の検知温度に基づき加熱制御部の動作を制御して前記油温設定部により設定される設定温度で負荷鍋内に収容された油の温度が安定するように前記負荷鍋の温度を調節する温度制御部と、を備え前記温度制御部は、投入された被加熱物の表面が焦げることなく内部に熱が十分供給されるように揚げることができる第1の温度に前記設定温度が設定され前記前記第1の温度に保持しているときに前記短期油温上昇モード開始命令入力部が使用者の命令である短期油温上昇モード開始命令を受け付けると、前記油温を前記第1の温度より高い第2の温度に上昇させた後前記第2の温度に所定の時間保持し、その後第1の温度に戻し温度保持動作を継続するようにしたものである。
これによって、第1の温度を被調理物の内部に必要な熱を供給する際に焦げない温度に設定し、必要な時間保持されるので負荷鍋内の油の熱が被調理物内部に伝わり、被調理物外部表面が焦げることなく被調理物内部まで適切な温度に到達させることができ、さらに、前記短期油温上昇モード開始命令入力部が使用者の命令を受け付けると前記温度制御部は第1の温度より高い第2の温度に上昇させることにより、被調理物外部表面が第2の温度に短期間さらされることで被調理物外部表面の水分が急激に蒸発して被調理物外部表面の食感カラッとさせ、その表面が焦げすぎないようにすることができるようになる。
本発明の加熱調理器は、被調理物が焦げることなく内部まで熱を通し、さらに被調理物の表面をカラッとした食感で揚げることができる。
第1の発明は、負荷鍋を加熱する加熱部と、前記負荷鍋の温度を検知する温度検知部と、前記加熱部の出力を制御する加熱制御部と、使用者の命令を入力するための油温設定部及び短期油温上昇モード開始命令入力部を有する操作部と、前記温度検知部の検知温度に基づき前記加熱制御部の動作を制御して前記油温設定部により設定される設定温度で前記負荷鍋内に収容された油の温度が安定するように前記負荷鍋の温度を調節する温度制御部と、を備え、前記温度制御部は、投入された被加熱物の表面が焦げることなく内部に熱が十分供給されるように揚げることができる第1の温度に前記設定温度が設定され前記油温前記第1の温度に保持しているときに、前記短期油温上昇モード開始命令入力部が使用者の命令である短期油温上昇モード開始命令を受け付けると、前記油温を前記第1の温度より高い第2の温度に上昇させた後前記第2の温度に所定の時間保持する短期油温上昇モードに移行し、前記短期油温上昇モード終了後、前記油温を前記第1の温度に戻し前記第1の温度に保持する動作を継続することにより、第1の温度を被調理物の内部に必要な熱を供給する際に焦げない温度に設定し、必要な時間保持されるので負荷鍋内の油の熱が被調理物内部に伝わり、被調理物外部表面が焦げることなく被調理物内部まで適切な温度に到達させることができる。さらに、短期油温上昇モード開始命令入力部が使用者の命令を受け付けると温度制御部は第1の温度より高い第2の温度に上昇させることにより、被調理物外部表面が第2の温度に短期間さらされることで被調理物外部表面の水分が急激に蒸発して被調理物外部表面の食感カラッとさせ、その表面が焦げすぎないようにすることができる。
第2の発明は、短期油温上昇モードに切り替えたことを報知することにより、短期油温上昇モードに確実に切り替わったことを使用者に認識させることなり、使用者の意図通りになっていることを確認することができ、さらに負荷鍋の温度が第2の温度に到達したことを報知することにより、使用者は温度が上がったことを知ることができて被調理物を取り出す目安が分かり、被調理物が焦げすぎることなく適切に調理することができることにより、便利で使い勝手を良くすることができる。
第3の発明は、第2の温度を所定時間保持した後で負荷鍋の温度が第1の温度に戻ったことを報知することにより、初期に投入した被調理物を取り出した後で再び別の被調理物を連続投入して揚げ物を行う時に、連続の被調理物を投入する適切な温度である第1の温度に達する時期を知ることができ、焦げすぎることなく初期に揚げたものと同様に適切に調理することができる。
の発明は、使用者が短期油温上昇モードを命令してから第2の温度で所定時間保持したのち負荷鍋の温度が再び第1の温度に戻るまでの間、温度制御部がその旨を報知することにより、使用者は負荷鍋が第1の温度でないことを知ることができ、その報知中に使用者が誤って新しい調理物を投入することがないので、被調理物は焦げすぎることがなく初期に揚げたものと同様に適切に調理することができる。
の発明は、第1の温度155〜165℃とすることにより、揚げ物としては低温長時間揚げることになり、被調理物は焦げすぎることなく被調理物内部まで適切な温度に到達することができ、さらに第2の温度170℃〜195℃とすることにより、被調理物を油から取り出す最適な温度で被調理物を取り出すことになり、焦げすぎずに食感カラッとさせることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における加熱調理器の加熱コイルの段面を模式的に示すとともに、各回路ブロックの入力及び出力の流れを示す回路ブロック図である。
図1において、天ぷら鍋1は、セラミックプレート(図示せず)に載置され、そのセラミックプレートの下方に、板状の加熱コイル2が対向して配置される。商用電源9から電圧を入力し、高周波電流を発生するインバータ回路及びその制御回路を有する加熱制御部4に、加熱コイル2は接続される。温度検知素子であるサーミスタ3は、天ぷら鍋1の底面の裏面に直接接して、あるいは、前記セラミックプレート裏面に接するように設けられる。サーミスタ3は、温度制御部5に接続され、温度制御部5は、操作部6から信号を入力し、加熱制御部4に信号を出力する。また温度制御部5は、報知手段(図示せず)を有する。操作部6は、使用者の命令を入力するため、入力キー、入力スイッチ、入力ダイアル等の形態の入力手段を有する。また、操作部6は、機能として、加熱を開始するための加熱開始キー(図示せず)、天ぷら鍋1内の油10を所定の適温(本実施例では180℃)に保持するための揚げ物設定キー(図示せず)、短時間油温上昇キー(短期油温上昇モード開始命令入力部)7、および、天ぷら鍋1内の油10を任意の温度に変更するための油温変更キー8(油温設定部)を設けている。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、操作部6にある揚げ物設定キーを操作すると加熱コイル2に通電され、油10と被調理物11を内部に収容した天ぷら鍋(負荷鍋)1は、加熱コイル2に高周波電流が供給されることによりその底面が誘導加熱される。温度制御部5は、サーミスタ3により前記天ぷら鍋1の温度を検知した温度データを入力して、その温度が所定の設定温度(本実施例では180℃)で安定するように前記加熱制御部4の動作を制御して(例えば加熱コイル部の電流の大きさを変える)、前記加熱コイル部2の出力を増減して制御する。油温変更キー8を操作すると、設定温度を150℃〜200℃まで変更することができる。
また、短期油温上昇キー7を使用者が操作すると、それに対応した信号を温度制御部5に出力する。温度制御部5は、その信号を入力すると、天ぷら鍋1の温度が油温変更キー8により、設定温度が180℃より低い場合、例えば165℃に設定温度が設定されている場合には、所定の設定温度(本実施例では180℃)に上げ、所定の時間(本実施例では、10分間)、その温度で保持し、所定時間経過後には、元の設定温度に戻るように加熱制御部4に信号を出力し、加熱制御部4はそれに応じて加熱コイル2に出力する電力を制御しながら天ぷら鍋1を加熱する。
図2は、本発明の第1の実施の形態における加熱調理器の制御する温度と電力の加熱パターン図を示すものである。以下。図2を用いて、上記動作をさらに詳しく説明する。
図2において、使用者が操作部6にある揚げ物キーを操作するとともに、油温変更キー8により、油温設定温度を165℃に設定して揚げ物調理を開始する(時点t0)と電力が商用電源9より入力され、天ぷら鍋の油温は時点t1で第1の温度(θ1)まで上昇する(A工程1)。その後第1の温度(θ1)で温度調節を保持する(A工程2)。つまり、油温が第1の温度θ1に到達する時点t1で入力電力すなわち加熱出力を下げ、油温が第3の温度θ3にまで下降した時点t2で再び入力電力を増加させ、油温がθ1に達する時点t3で出力を下げる。この動作を繰り返し、天ぷら鍋1の温度をθ1に調節する。
使用者は、油温がθ1に達した時点t1以降に被調理物11を投入し、加熱具合を見る。設定温度が165℃に設定されているのは、被加熱物11の表面が焦げないようにして、内部に熱が十分供給されるようにするためである。使用者が被調理物11の加熱が完了した(被加熱物11の内部が十分加熱された)と判断すると、あるいはその直前で短時間油温上昇キー7を操作して、温度制御部5に対して、短期油温上昇モード開始命令を行う(時点t6)。短時間油温上昇キー7が、短期油温上昇モード開始命令を受け付けると(時点t6)、天ぷら鍋1内の油温が第2の温度θ2(本実施例では180℃)に上昇するように出力を上げるとともに、第2の温度θ2に達すると(時点t7)それ以降、所定時間Tだけその温度に保持する短期油温上昇モードとなる(A工程3、4)。A工程4においては、油温が第2の温度θ2に達したt7で電力の出力を下げ、油温が第4の温度θ4に落ちる時点t8で再び電力を上げて第2の温度θ2に達する時点t9で出力を下げる。この動作を繰り返し、天ぷら鍋の温度を第2の温度θ2に保持するように電力を調節する。使用者は、短期油温上昇モード開始後のt6からt11の間に被調理物を油から取り出すようにする。さらにθ2に保持されてから所定時間(T)経過後のt11で、θ2で保持する制御を終了し、第1の温度θ1に戻るように電力を下げる(A工程5)。その後油温は第1の温度θ1に戻り(t12)、第1の温度θ1で温度保持を継続するように電力を制御する(A工程6)。A工程6は、A工程2と同様のパターンを示し、使用者はA工程6で再び別の被調理物を投入することができ、A工程2からA工程5のパターンを繰り返すことができる。
図3は、本発明の実施の形態1の加熱調理器の被加熱物10が短期上昇モード中に取り除かれた場合とそうでない場合の加熱パターンの比較を示す図である。図3中の破線で示すA工程は、被加熱物10が継続して、天ぷら鍋1内に存在する場合であり、実線で示すB工程は、被加熱物が10が、短期油温上昇モード中に全て天ぷら鍋1内から除去された場合を示す。
図3において、天ぷら鍋1内の油温が第1の温度θ1で保持されている時に(A工程2およびB工程2)、使用者の短期油温上昇モード開始命令を受け付けると(時点t6)、温度制御部5が第2の温度θ1まで上昇させようとするが、温度上昇中(θ1→θ2)に温度制御部5が天ぷら鍋1の温度を検知し、温度上昇の傾きである{(Tn−Tm)/(tn−tm)}を検知し、その傾き{(Tn−Tm)/(tn−tm)}の大小に基づいて天ぷら鍋内の被調理物の負荷量を検知する(A工程3およびB工程3)。すなわち、前記傾きが所定値以上であると、温度制御部5は、被調理物10が全て取り除かれたと判断する。温度制御部5は、短時間油温上昇キー7が、短期油温上昇モード開始命令を受け付けた時点t6から油温が第2の温度θ2に到達する時点t7の間で上記のように被調理物10が全て取り除かれたことを検知すると、油温が第2の温度θ2に未到達にも関わらず、油温を第1の温度θ1に戻すように加熱制御部4を抑制する(B工程5)。その後第1の温度θ1で温度保持を継続する(B工程6)。工程3での温度上昇の傾きである{(Tn−Tm)/(tn−tm)}が小さい場合である被調理物がt7以降も天ぷら鍋に収容されている時は、第2の温度θ2で所定時間T保持した後(A工程4)、第1の温度θ1に戻るように制御する。
以上のように、本実施の形態においては、油温変更キー8を操作することで被調理物11の内部に必要な熱を供給する際に焦げない第1の温度θ1に油温を設定できるので、天ぷら鍋1に収容した被調理物11は必要な時間油温をその温度に保持することにより、天ぷら鍋1内の油の熱が被調理物内部に十分伝わり、被調理物外部表面が焦げることなくかつ被調理物11内部まで適切な温度に到達させることができ、さらに、短時間油温上昇キー7が使用者の命令を受け付けると(時点t6)、温度制御部5は第2の温度θ2に上昇
させることにより、被調理物外部表面が第2の温度θ2に短期間さらされることで被調理物外部表面の水分が急激に蒸発して被調理物外部表面の食感カラッとさせ、その表面が焦げすぎないようにすることができる。また、時点t6で使用者が油温変更キー8により命令を入力すると、温度制御部短期油温上昇モードに切り替えたことを報知する。これにより、短期油温上昇モードに確実に切り替わったことを使用者に認識させることなり、使用者の意図通りになっていることを確認することができ、さらに時点t7で天ぷら鍋1の温度が第2の温度θ2に到達したことを報知する。これにより、使用者は油温が上がったことを知ることができて被調理物を取り出す目安が分かり、被調理物が焦げすぎることなく適切に調理することができることにより、便利で使い勝手を良くすることができる。
また、時点t12で第2の温度θ2を所定時間T保持した後で天ぷら鍋の温度が第1の温度θ1に戻ったことを報知する。これにより、初期に投入した被調理物を取り出した後で再び別の被調理物を連続投入して揚げ物を行う時に、連続の被調理物を投入する適切な温度である第1の温度θ1に達する時期を知ることができ、焦げすぎることなく初期に揚げたものと同様に適切に調理することができる。
また、第1の温度θ1としては155〜165℃とすることが好ましく、揚げ物としては低温長時間揚げることになり、被調理物は焦げすぎることなく被調理物内部まで適切な温度に到達することができる。さらに第2の温度θ2としては、170℃〜195℃であることが好ましく、被調理物を油から取り出す最適な温度で被調理物を取り出すことになり、焦げすぎずに食感カラッとさせることができる。
また、温度制御部5は、使用者が短期油温上昇モード命令を入力後、温度検知部5の検知温度が第2の温度θ2に到達するまでに、検知温度の上昇の傾きを検知して、その傾きの大小に基づいて負荷鍋1内の被調理物11の量を検知し、被調理物11が全て取り除かれたまたは所定量以下であることを検知すると、温度検知部5の検知温度が第1の温度θ1に戻るように加熱制御部の出力を抑制するので、被加熱物11が少ない状態で温度が上がりすぎることを避けることができることで、より早く第1の温度θ1に戻すことができ、連続して投入する被調理物11が焦げすぎることなく初期に揚げたものと同様に適切に調理することができる。
また、短期油温上昇モードに移行してから第2の温度第2の温度θ2で所定時間(T)保持したのち天ぷら鍋1の温度が再び第1の温度θ1に戻るまでの間(時点t6−時点t12)、温度制御部5がその旨を報知する。これにより、使用者は天ぷら鍋1が第1の温度(θ1)でないことを知ることができ、その報知中(時点t6−時点t12)に使用者が誤って新しい調理物を投入することがないので、被調理物は焦げすぎることがなく初期に揚げたものと同様に適切に調理することができる。
なお、加熱コイル2は、ガスコンロ、シーズヒータ、ニクロムヒータでもよい。特に誘導加熱調理器やガスコンロは温度検知部3の応答性が良いので、本発明の作用効果を出しやすい。
以上のように、本発明にかかる加熱調理器は、被調理物が焦げることなく内部まで熱を通し、さらに被調理物の表面をカラッとした食感で揚げることが可能となるので、電磁調理器、ガスコンロ調理器、電気フライヤーなどの用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における加熱調理器の断面図と回路ブロック図 本発明の実施の形態1における加熱調理器の加熱パターン図 本発明の実施の形態1における加熱調理器の加熱パターン図 従来の加熱調理器の加熱パターン図
符号の説明
1 天ぷら鍋(負荷鍋)
2 加熱コイル部(加熱部)
3 サーミスタ(温度検知部)
4 加熱制御部
5 温度制御部
6 操作部
7 短時間油温上昇キー(短期油温上昇モード開始命令入力部)
8 油温設定部
9 電源
10 油
11 被調理物

Claims (5)

  1. 負荷鍋を加熱する加熱部と、前記負荷鍋の温度を検知する温度検知部と、前記加熱部の出力を制御する加熱制御部と、使用者の命令を入力するための油温設定部及び短期油温上昇モード開始命令入力部を有する操作部と、前記温度検知部の検知温度に基づき前記加熱制御部の動作を制御して前記油温設定部により設定される設定温度で前記負荷鍋内に収容された油の温度が安定するように前記負荷鍋の温度を調節する温度制御部と、を備え、前記温度制御部は、投入された被加熱物の表面が焦げることなく内部に熱が十分供給されるように揚げることができる第1の温度に前記設定温度が設定され前記油温を前記第1の温度に保持しているときに前記短期油温上昇モード開始命令入力部が使用者の命令である短期油温上昇モード開始命令を受け付けると、前記油温を前記第1の温度より高い第2の温度に上昇させた後前記第2の温度に所定の時間保持する短期油温上昇モードに移行し、前記短期油温上昇モード終了後、前記油温を前記第1の温度に戻し前記第1の温度に保持する動作を継続する加熱調理器。
  2. 温度制御部は、短期油温上昇モードに切り替わったことを報知し、さらに負荷鍋の温度が第2の温度に到達すると、その旨を報知する請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 温度制御部は、短期油温上昇モード終了後、負荷鍋の温度が第1の温度に戻ったことを報知する請求項1または請求項2に記載の加熱調理器。
  4. 温度制御部は、使用者が操作部に短期油温上昇モード開始命令を入力してから第2の温度で所定時間保持したのち負荷鍋の温度が再び第1の温度に戻るまでの間、所定の報知を継続して行う請求項1〜のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  5. 第1の温度は155〜165℃とし、第2の温度は175℃〜185℃とした請求項1に記載の加熱調理器。
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