JP5974305B2 - 加熱調理器 - Google Patents
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Description
第2の発明は、特に第1の発明の制御手段において、前記調理物の量が少量となるに従い、前記焼き工程の焼き工程時間を長く設定するようにしたものである。これにより、温度検知範囲内に食材が置かれた場合と、温度検知範囲外に置かれた場合の検知温度の差が大きくなるような少量の調理物を調理する場合でも、調理物の表面に焼き色をつけて、中まで火を通すのに必要な火力を得ることができる。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態における加熱調理器の概略構成図、図2および図3は本発明の第1の実施の形態における自動焼き物コースのうちの1つである「ハンバーグ」コース設定時の予熱工程から表加熱工程までの鍋底検知温度と加熱出力の一例を示す図である。図2(a)はハンバーグ4個のうち少なくとも一部が温度検知範囲内に載置された場合、図2(b)は4個が温度検知範囲外に載置された場合、図3(a)は2個のうち少なくとも一部が温度検知範囲内に載置された場合、図3(b)は2個が温度検知範囲外に載置された場合の例をそれぞれ示している。
どの情報端末やパーソナルコンピュータなどの一般的に普及している無線通信機能を持ったコース選択手段6において、自動コースのメニューと分量を選択 し、信号受信手段7に選択した自動調理シーケンス情報を無線通信で送信する。信号受信手段7にて受信した自動調理シーケンス情報はマイクロコンピュータで構成される制御手段10に送信される。
使用者は操作手段8に設けられたスタートボタンを押すと、制御手段10は信号受信手段7から伝達された調理シーケンス情報と、加熱中の温度検知手段4が検知する検知温度と、計時手段10aが計測する工程開始からの時間に基づいて、温度制御および火力制御を行い、加熱コイル3に高周波電流を供給し、加熱コイル3から発生した磁束によりトッププレート2に載置したフライパン5に渦電流を発生させ、フライパン5の電気抵抗によるジュール熱を発生させることによりフライパン5を加熱する。また、表示手段9はコース選択手段6から受信した内容を表示する。このようにコース選択手段6は外部通信機器であることによって、加熱シーケンスの情報を予め制御手段10に記憶させておく必要がないため、外部通信機器を通じて新メニューを追加したり、調理シーケンスを修正したりすることができる。また、マイクロコンピュータのメモリ容量を小さくできる。
コースを選択できるアプリケーションを開き、メニュー選択画面でハンバーグを選択すると、次に分量選択画面になり、分量を選択できる。4個を選択し、本体の側面に位置する信号受信手段7に信号を送信する。すると、表示手段9では液晶画面の「焼き物」の文字と、スタートボタンが点滅する。使用者がフライパン5をトッププレート2の加熱コイル3の上の位置に載置し、スタートボタンを押すと、予熱工程が始まり、入力電力が2500Wでフライパン5の加熱を開始する。温度検知手段4で検知されるフライパン5の底の検知温度が予熱報知温度である180℃に到達すると、音声と報知音で使用者に予熱完了の旨を知らせ、食材待機工程に移行する。食材待機工程の温調温度は180℃で最大入力は1500Wである。使用者がハンバーグ4個を入れ終わり、スタートボタンを押すと、表焼き工程に移行する。表焼き工程の工程時間は1分間、温調温度は230℃、最大入力は1500Wである。表焼き工程開始から1分間が経過すると、表加熱工程に移行し、ハンバーグの中に火を通していく。表加熱工程の工程時間は3分間、温調温度は180℃、最大入力は1000Wである。表加熱工程が終了すると、音声と報知音で裏返す旨を使用者に知らせ、裏返し工程に移行する。裏返し工程の工程時間は4個のハンバーグを裏返すのにかかるおおよその時間である1分間、温調温度は180℃、最大入力は1000Wとし、温調温度と最大入力は裏返し工程の1つ前の表加熱工程と同じである。裏返し工程が終えると裏焼き工程に移行する。裏焼き工程は表焼き工程と同じで、工程時間は1分間、温調温度は230℃、最大入力は1500Wである。裏焼き工程を終えると、裏加熱工程に移行する。裏加熱工程は、工程時間が2分30秒、温調温度は180℃、最大入力は1000Wである。
1分間加熱する。表焼き工程1が終わると、温調温度250℃、最大入力500Wで1分間加熱する表焼き工程2に移行し、次に温調温度180℃、最大入力1000Wで2分間加熱する表加熱工程に移行する。表加熱工程が終わると、裏返し工程に移行し、音声で裏返しの旨を使用者に伝え、使用者はハンバーグを裏返す。裏返し工程は時間が30秒、温調温度が180℃、最大入力は500Wである。裏焼き工程1、裏焼き工程2、裏加熱工程の温調温度、最大入力はそれぞれ表焼き工程1、表焼き工程2、表加熱工程と同じである。
する。これにより、使用者が裏返し開始ボタン押すのを忘れてしまっている場合でも裏面を加熱することができる。裏返し待機工程の温調温度と最大入力は1つ前の表加熱工程よりも低い方が良い。それは、表面の過加熱になるのを防ぐためである。スタートボタンや火力調節ボタンを裏加熱開始ボタンとして使用してもよい。
図4は本発明の実施の形態2における自動焼き物調理コースの「ハンバーグ」設定時の予熱工程から表加熱工程までの鍋底検知温度と加熱出力図である。
実施の形態1と異なる点は、表焼き工程中に温度検知手段によって検知されるフライパン温度が、メニュー毎に決定される焼き工程終了温度に到達していない場合は、焼き工程を延長させることである。ここで、焼き工程終了温度は焼き工程温調温度である230℃よりも低い200℃としている。また、表焼き工程中に焼き工程終了温度に到達した場合は、所定の表焼き工程の工程時間が経過していなくても、表焼き工程を終了し、加熱工程に移行してもよい。これにより、温度検知手段4で検知されるフライパン温度から食材の加熱状況を推測し、表焼き工程の時間を変更することで食材の初期温度が変動したり、設定した分量と実際にフライパンに入れた分量に差が生じたりしていても、調理物の状態や分量にあった加熱をすることができる。
2 トッププレート
3 加熱コイル
4 温度検知手段
5 フライパン
6 コース選択手段
7 信号受信手段
8 操作手段
9 表示手段
10 制御手段
10a 計時手段
Claims (5)
- 外郭を構成する本体と、前記本体の上面に設けた天板と、前記天板の下方に設けられ被加熱物を加熱する加熱手段と、調理物の量を含む調理条件や制御命令を入力するための入力手段と、前記制御命令に基づき前記加熱手段を制御して調理物の表面に焼き色をつけるために焼き工程を含む焼き物調理用の自動焼き物コースを少なくとも実行する制御手段と、前記被加熱物の鍋底温度を検知する温度検知手段を備え、前記制御手段は、前記入力手段から入力された調理物の量に基づき、前記焼き工程の温調温度および前記加熱手段の最大入力電力を設定するとともに、設定された前記温調温度および前記最大入力電力に従い前記加熱手段を制御し、前記制御手段で設定される前記温調温度および前記最大入力電力は、入力された前記 調理物の量が少量となるに従い前記温調温度を高く、前記最大入力電力を低く設定されることを特徴とする加熱調理器。
- 前記制御手段は、前記調理物の量が少量となるに従い、前記焼き工程の焼き工程時間を長く設定するようにした請求項1に記載の加熱調理器。
- 前記自動焼き物コースは複数の調理メニューを含み 、少なくとも1つの前記調理メニューには調理物の一方の面を加熱する表加熱工程および前記一方の面と反対側の面を加熱する裏加熱工程を含み、前記表加熱工程と前記裏加熱工程はそれぞれ調理物の一方の面に焼き色をつけるために所定の表焼き工程時間だけ前記焼き工程に従った加熱を行う表焼き工程と調理物の一方の面と反対側の面に焼き色をつけるために所定の裏焼き工程時間だけ前記焼き工程に従った加熱を行う裏焼き工程を有するものとした請求項1または2に記載の加熱調理器。
- 前記焼き工程を開始してから前記焼き工程時間が経過しても、前記温度検知手段によって検知された前記鍋底温度が所定の焼き工程終了温度に到達しない場合は、前記焼き工程時間を延長する請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱調理器。
- 前記入力手段は、前記本体または前記天板に設けられ使用者が操作して入力する操作手段か、または前記本体または前記天板に設けられ前記本体の外部から送信される情報を受信して入力する信号受信手段か、または前記操作手段と前記信号受信手段の両方により構成されるものとした請求項1〜4のいずれか1項に記載の加熱調理器。
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