JP5082877B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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本発明は、誘導加熱調理器用の土鍋を使用した自動炊飯コースを有した誘導加熱調理器に関するものである。
誘導加熱調理器用の土鍋も販売されている(例えば、特許文献1参照)が、従来、誘導加熱調理器を使用した土鍋の炊飯は、土鍋の底に貼り付けられた発熱体と土鍋自体の熱伝導の違いから、米に炊きムラができ、可食できるものではなかったので、誘導加熱調理器用の土鍋を使用した調理を禁止しているものもある。
また、従来、炊飯器においては、土鍋炊飯を可能としているものもある(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−241177号公報 特開2007−000394号公報
本発明は、土鍋自動炊飯調理において、利用者が土鍋炊飯を行う際に失敗しやすい問題、つまり土鍋底面の焦げに対し、側面の炊き上げ不十分という、調理ムラ等を解消し、誘導加熱調理器の土鍋炊飯でも失敗することなく出来上がる自動炊飯コースを有した誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
この課題を解決するために本発明は、誘導加熱調理器の土鍋炊飯調理の制御を複数の工程に分け、温度、負荷量等の情報により加熱出力を細かく制御することによって、最適な出来映えを確保するように構成したものである。
これにより、利用者は誘導加熱調理器の土鍋炊飯調理を自動で簡単に行うことができるようになる。
本発明の誘導加熱調理器は、使用者が、簡単に、失敗なく、土鍋炊飯をすることができる。
第1の発明は、被加熱物を載置するトッププレートと、前記被加熱物を誘導加熱する誘導加熱コイルと、前記トッププレート又は前記被加熱物の温度を検知する複数の温度検知手段と、通電を制御する通電制御手段と、時間測定手段と、利用者が土鍋自動炊飯コースを選択するための操作部を有し、前記操作部により土鍋自動炊飯コースが選択されると、複数の温度検知手段が検知するすべての検知温度が規定値以上になるまで前炊き工程を継続し、本炊きにおける側面と底面の炊きムラを解消する。
第2の発明は、特に、第1の発明の土鍋自動炊飯コースの本炊き工程において、複数の温度検知手段と、時間測定手段によって、最も速い温度上昇を検知し、その結果に応じて火力を落とし、水分蒸発によるお焦げ発生を抑えることができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の本炊き工程において、時間測定手段により測定された時間をもとに、時間が一定以上になれば、次工程へ以降し、過熱を抑えることができる。
第4の発明は、特に第1〜3のいずれか1つの発明の蒸らし工程において、複数の環境要因により、複数の温度センサーのひとつでも大幅な温度低下が検知された場合、補助工程を付与することにより、寒冷地等の環境要因などでも、一定の蒸らしができる。
第5の発明は、特に第1〜4のいずれか1つの発明において、所定の時間より短い時間で炊き上げ検知が行われた場合、補足工程を付与することにより、一定の炊飯ができる。
第6の発明は、特に、第1〜5のいずれか1つの発明において、おこげレベルが選択可能なことにより、利用者が好みのおこげを作ることができる。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器のブロック図を示すものである。図1において、誘導加熱調理器用土鍋(被加熱物)1と、トッププレート2と、誘導加熱コイル3とを有し、温度センサー(温度検知手段)4は被加熱物1あるいはトッププレート2の温度を検知するものであり、温度検知部5は温度センサーの変化を電気信号に変換するものであり、通電制御手段6と、時間測定手段7と、操作部8とを有すものである。
図2は、誘導加熱調理器用土鍋炊飯の炊飯工程における、電力、時間、温度変化を示したもので、調理時間経過の軌跡8は誘導加熱調理器用土鍋誘導加熱コイル上温度を、調理時間経過の9は誘導加熱調理器用土鍋側面温度を示したものである。電力の欄には、実線により通常通電する電力を、破線により、条件によって通電することを選択する電力を示す。以上のように構成された誘導加熱調理器用土鍋炊飯について、以下その動作、作用を説明する。
研いだ米を、米の1割増程度の水とともに、電磁加熱調理器用の土鍋1に入れ、電磁加熱調理器のトッププレート2に30分ほど置く。吸水終了後、操作部7の自動炊飯土鍋コースを選択すると、第1工程で電力約200〜300Wが通電し、加熱を開始する。誘導加熱調理器用土鍋1の、もしくは誘導加熱調理器のコイル3上温度(T1)が約120℃と検知したところで、第2工程に移行する制御を有する。これにより、一気に高火力をいれる本炊き工程において、誘導加熱調理器用土鍋のコイル上と側面との温度ムラが抑えられる。
(実施の形態2)
本炊き工程である第2〜4工程の第2工程において、通電制御手段によって、約1000W入力する。およそ8分経過した辺りで、誘導加熱調理器用土鍋1の、もしくは誘導加熱のコイル3上温度は約230℃まで到達する(T2)。このとき、予め誘導加熱コイル3上温度との相関により、誘導加熱調理器用土鍋1の側面温度は100℃近い値になっていると推定され、熱の行き届きにくい誘導加熱調理器用の土鍋1側面にも熱が伝わったため、次工程へ移行する。第3工程において、電力は250〜450W、誘導加熱コイル3上の温度は120℃付近を保つ。しかし、水分がなくなると、温度上昇が始まり、土鍋底中心温度約150℃で土鍋底コイル上に焦げを生じる。誘導加熱調理器用土鍋1の、もしくは誘導加熱調理器の誘導加熱コイル3上の温度を測定し、一定温度(T3)(例えば、本実施の形態では140℃)に到達したら、第4工程へ移行する。
(実施の形態3)
本炊きの最終工程である第4工程において、焦げを避けるため、第3工程より低い電力を入力する。第3工程と第4工程における調理時間(t4)が、一定時間に達したら、通電を止め、第5工程に移行する。例えば、第3工程の調理時間t3が約5分だったとき、第4工程の調理時間は約15分とし、第3工程と第4工程を合わせて、調理時間約20分t4となるように制御する。
(実施の形態4)
また、以上誘導加熱調理器土鍋炊飯調理において、積算電力、調理時間が明らかに満たない場合、補助工程として、第5工程(電力e5)に移り、加熱を延長する。
(実施の形態5)
蒸らし工程である第6工程は、土鍋のもつ保温力を利用し、通電を止めるが、複数の温度検知手段によって検知された温度の調理時間経過の変化が一つでも、寒冷地などの環境要因によって一定以上の負の傾きθ6(下降)を示した場合、保温程度の電力e6を入れる工程である。これにより、寒冷地などの環境要因にかかわらず、常に一定の炊飯調理を行うことが可能になる。
(実施の形態6)
図3は、本発明の第6の実施の形態における誘導加熱調理器用土鍋炊飯のおこげコースについて示したものである。以下、図1、図2、図3を参照にその動作を説明する。
図1における操作部7において、利用者がおこげコースを選択したとき、第3工程において、加熱コイル上温度Ta、Tbによる入力切り替えをすることにより、利用者の希望したおこげをつくる。
例えば、利用者が操作部において、弱めのおこげを選択したとき、工程4への切り替え温度は、通常の調理での温度センサー4の温度T3よりも高い温度Taとなる。それにより、弱めのおこげをつくることが可能となる。また、強めのおこげを選択したときは、その温度センサー4の温度は弱めのお焦げをつくるときの切り替え温度Taよりも高い温度Tbとなる。
以上のように、本発明にかかる誘導加熱調理器は、利用者が、簡単に、失敗なく、誘導加熱調理器による土鍋炊飯が可能となるので、誘導加熱調理器用の土鍋を使用した自動炊飯コースを有した誘導加熱調理器の等の用途にも使用できる。
本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器のブロック図 土鍋自動炊飯調理の加熱パターン図 土鍋自動炊飯調理のおこげコース加熱パターン図
符号の説明
1 誘導加熱調理器用土鍋(被加熱物)
2 トッププレート
3 誘導加熱コイル
4 温度センサー(温度検知手段)
5 通電制御手段
6 時間測定手段
7 操作部

Claims (6)

  1. 被加熱物を載置するトッププレートと、前記被加熱物を誘導加熱する誘導加熱コイルと、前記トッププレート又は前記被加熱物の温度を検知する複数の温度検知手段と、通電を制御する通電制御手段と、時間測定手段と、利用者が土鍋自動炊飯コースを選択するための操作部とを有し、前記操作部により前記土鍋自動炊飯コースが選択されると、複数の前記温度検知手段が検知するすべての検知温度が規定値以上になるまで前炊き工程を継続する誘導加熱調理器。
  2. 土鍋自動炊飯コースの本炊き工程において、複数の温度検知手段と、時間測定手段によって、最も速い温度上昇を検知し、その結果に応じて火力を落とし、水分蒸発によるお焦げ発生を抑える請求項1記載の誘導加熱調理器。
  3. 土鍋自動炊飯コースの本炊き工程において、時間測定手段により測定された時間をもとに、本炊き時間の合計時間を一定にし、過熱を抑える請求項1または2に記載の誘導加熱調理器。
  4. 土鍋自動炊飯コースの蒸らし工程において、複数の温度検知手段のひとつでも大幅な温度低下が検知された場合、補助工程を付与する請求項1〜3のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
  5. 所定の時間より短い時間で炊き上げ検知が行われた場合、補足工程を付与する請求項1〜4のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
  6. 操作部において、土鍋自動炊飯コースを選択すると、おこげレベルも選択することを可能とした請求項1〜5のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
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