JP4289254B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録媒体に画像を形成する画像形成装置に関するものである。
従来、給紙トレイに収容されている用紙等の記録媒体を搬送経路に沿って搬送しつつ画像を形成する画像形成装置として、記録媒体に画像を形成可能なスタンバイ状態へ遷移するためのイニシャライズ処理の際に装置内の搬送経路に記録媒体が存在していることを検出すると、イニシャライズ処理と並行してその記録媒体を装置外へ排出するようにしたものが知られている(特許文献1参照。)。
一方、はがきや厚手の用紙等、折り曲げに弱い記録媒体に対して曲げによる負荷を与えにくくするため、給紙トレイからの搬送経路の途中に記録媒体を挿入するいわゆる手差し印刷を可能とした画像形成装置が知られている。具体的には、手差しトレイにセットされた状態の記録媒体を専用の給紙ローラの駆動により搬送経路へ挿入する構成のもの(特許文献1参照。)と、記録媒体を手差し挿入口から搬送経路へ直接挿入可能とした構成のもの(特許文献2参照。)とがある。
特開平8−286586号公報 特開2000−122361号公報
ところで、上記特許文献2のように記録媒体を手差し挿入口から搬送経路へ直接挿入可能とした構成において、上記特許文献1のように搬送経路に存在している記録媒体を装置外へ排出する処理を適用しようとすると、手差し挿入口から正常に挿入された状態の記録媒体についてまでも装置外へ排出されてしまうおそれがある。
本発明は、こうした問題にかんがみてなされたものであり、手差し挿入口から挿入された状態の記録媒体については搬送経路から除去しないようにすることを目的としている。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の画像形成装置は、記録媒体(例えば、用紙等のシート状の記録媒体)に画像を形成する画像形成手段と、画像形成手段へ供給するための記録媒体を収容する記録媒体収容手段と、記録媒体収容手段から画像形成手段への記録媒体の搬送経路で記録媒体の有無を検出する検出手段と、記録媒体への画像形成動作(記録媒体に画像を形成するための動作)が行われていない状態における検出手段による検出結果に基づいて搬送経路から除去すべき記録媒体が存在するか否かを判定し、搬送経路から除去すべき記録媒体が存在すると判定した場合に、その記録媒体を搬送経路から除去するための記録媒体除去処理を行う除去手段と、を備えている。
さらに、本画像形成装置は、搬送経路へ記録媒体を直接挿入可能とする手差し挿入口を備えている。また、検出手段は、搬送経路における手差し挿入口からの記録媒体の挿入位置よりも上流側で記録媒体収容手段からの記録媒体を検出する(手差し挿入口からの記録媒体については検出しない)専用センサを有している。そして、上記除去手段は、専用センサにより記録媒体が検出されている場合には、その記録媒体は手差し挿入口から挿入された状態の記録媒体でないと判定することにより、検出手段により検出された記録媒体が手差し挿入口から挿入された状態の記録媒体であるか否かを判定し、手差し挿入口から挿入された状態の記録媒体であると判定した場合には、搬送経路から除去すべき記録媒体でないとして記録媒体除去処理を行わないように構成されている。
つまり、本画像形成装置は、記録媒体への画像形成動作が行われていない状態において搬送経路から除去すべき記録媒体が存在すると判定した場合に、その記録媒体を搬送経路から除去するための記録媒体除去処理を行うが、搬送経路で記録媒体が検出された場合においても、その記録媒体が手差し挿入口から挿入された状態の記録媒体であると判定したときには、その記録媒体は搬送経路から除去すべき記録媒体でないとして記録媒体除去処理を行わないようにしている。
このため、本画像形成装置によれば、検出手段により検出された記録媒体が手差し挿入口から挿入された状態の記録媒体であるか否かを、簡単な構成で判定することができ、手差し挿入口から挿入された状態の記録媒体に対してまで記録媒体除去処理が行われてしまうことを防ぐことができる。
ここで、記録媒体除去処理を行う時期(タイミング)は、例えば請求項2〜4のようにするとよい。
すなわち、請求項2に記載の画像形成装置では、上記請求項1の画像形成装置において、除去手段は、本画像形成装置の電源がオンされた時の検出手段による検出結果に基づいて搬送経路から除去すべき記録媒体が存在すると判定した場合に、記録媒体除去処理を行う。このように本画像形成装置の電源オン時の検出結果に基づいて判定を行うようにしているのは、画像形成動作中に何らかの原因で電源がオフした等の理由により、画像形成装置の電源がオンされた時点で、搬送経路から除去すべき記録媒体が存在しているというケースが考えられるからである。したがって、このような構成によれば、記録媒体除去処理を効率よく行うことができる。
また、請求項3に記載の画像形成装置では、上記請求項1又は2の画像形成装置において、除去手段は、本画像形成装置のスリープ状態(通常状態よりも消費電力の少ない状態であって、本画像形成装置に対する無操作状態が一定時間継続した等の所定条件の成立により通常状態から移行する状態)が解除された時の検出手段による検出結果に基づいて搬送経路から除去すべき記録媒体が存在すると判定した場合に、記録媒体除去処理を行う。このように本画像形成装置のスリープ状態解除時の検出結果に基づいて判定を行うようにしているのは、スリープ状態の間に手差し挿入口から記録媒体が挿入された等の理由により、スリープ状態が解除された時点で、搬送経路から除去すべき記録媒体が存在しているというケースが考えられるからである。したがって、このような構成によっても、記録媒体除去処理を効率よく行うことができる。
さらに、請求項4に記載の画像形成装置では、上記請求項1〜3のいずれかの画像形成装置において、記録媒体収容手段に収容される記録媒体を搬送経路へ供給する記録媒体供給ローラと、記録媒体供給ローラを含む複数のローラを回転させるための共通の回転駆動力を発生する回転駆動力発生手段と、回転駆動力発生手段の発生する回転駆動力を記録媒体供給ローラへ伝達する伝達状態と伝達しない非伝達状態とに切り替える伝達状態切替手段と、が設けられており、除去手段は、伝達状態切替手段の状態を非伝達状態として回転駆動力発生手段に回転駆動力を発生させる初期化動作中に検出手段による検出結果に基づいて搬送経路から除去すべき記録媒体が存在すると判定した場合に、記録媒体除去処理を行う。このように初期化動作中の検出結果に基づいて判定を行うようにしているのは、例えば、初期化動作中に何らかの原因で伝達状態切替手段の状態が伝達状態となった場合に、記録媒体供給ローラによって記録媒体収容手段に収容されている記録媒体が搬送経路へ供給されてしまい、搬送経路から除去すべき記録媒体が発生するというケースや、初期化動作中に手差し挿入口から記録媒体が挿入されるケース等が考えられるからである。したがって、このような構成によっても、記録媒体除去処理を効率よく行うことができる。
一方、記録媒体を搬送経路から除去するための記録媒体除去処理は、具体的には、例えば請求項5,6のようにするとよい。
すなわち、請求項5に記載の画像形成装置では、上記請求項1〜4のいずれかの画像形成装置において、除去手段は、記録媒体除去処理として、搬送経路から除去すべき記録媒体を搬送して排出する処理を行う。このような構成によれば、使用者の手を煩わせることなく記録媒体を除去することができる。
また、請求項6に記載の画像形成装置では、上記請求項1〜5のいずれかの画像形成装置において、報知動作(例えば、文字や図形等の表示、音声やブザー等の出力)を行うための報知手段が設けられており、除去手段は、記録媒体除去処理として、搬送経路から除去すべき記録媒体を取り除く操作を、報知手段を用いて使用者に促す処理を行う。このような構成によれば、搬送経路に詰まって搬送できない状態の記録媒体についても確実に除去することができる。
また、請求項に記載の画像形成装置では、上記請求項1〜6のいずれかの画像形成装置において、搬送経路における手差し挿入口からの記録媒体の挿入位置よりも下流側に、記録媒体の斜行を矯正するためのレジストローラが設けられており、検出手段は、搬送経路における手差し挿入口からの記録媒体の挿入位置よりも上流側で記録媒体収容手段からの記録媒体を検出する専用センサに加え、レジストローラによる記録媒体の斜行矯正のタイミングを計るためにレジストローラの上流側で記録媒体の有無を検出するレジスト前センサと、画像形成手段による画像形成開始のタイミングを計るために画像形成手段の上流側で記録媒体の有無を検出するタイミング検出センサとを有している。
さらに、除去手段は、専用センサ、レジスト前センサ及びタイミング検出センサの検出結果に応じて、下記(1)〜(4)の記録媒体除去処理を行う。
(1):タイミング検出センサにより検出されている記録媒体については、搬送経路から除去すべき記録媒体であるとして記録媒体除去処理を行う。
(2):レジスト前センサ及び専用センサにより共に検出されている記録媒体についても、搬送経路から除去すべき記録媒体であるとして記録媒体除去処理を行う。
(3):レジスト前センサのみにより検出されている記録媒体、及び、専用センサのみにより検出されている記録媒体については、搬送経路から除去すべき記録媒体でないとして記録媒体除去処理を行わない。
(4):いずれのセンサによっても記録媒体が検出されていない場合には、記録媒体除去処理を行わない。
つまり、本画像形成装置では、搬送経路に存在していてもそのまま正常に画像形成を行うことが可能な記録媒体に対しては、記録媒体除去処理を行わないようにしている。
例えば、タイミング検出センサによって既に検出されている状態の記録媒体は、画像形成を行う場合に画像形成開始のタイミングを正確に計ることができないため、記録媒体除去処理の対象とする(上記(1))。
また、レジスト前センサ及び専用センサによって共に検出されている状態の記録媒体は、記録媒体収容手段からの記録媒体であり、画像形成動作が行われていない状態であるにもかかわらず何らかの異常により搬送経路に存在しているものであると考えられるため、記録媒体除去処理の対象とする(上記(2))。
ただし、専用センサのみにより検出されている記録媒体については、記録媒体収容手段からの記録媒体であり、画像形成動作が行われていない状態であるにもかかわらず何らかの異常により搬送経路に存在しているものであると考えられるものの、記録媒体収容手段からの搬送距離が短く、そのまま正常に画像形成を行い得る可能性が高いため、記録媒体除去処理の対象としない(上記(3))。
また、レジスト前センサのみにより検出されている記録媒体は、手差し挿入口から正常に挿入された状態の記録媒体であると判定して、記録媒体除去処理の対象としない(上記(3))。
なお、いずれのセンサによっても記録媒体が検出されていない場合には、搬送経路から除去すべき記録媒体が存在しないのであるから、当然、記録媒体除去処理を行わない(上記(4))。
一方、請求項に記載の画像形成装置では、上記請求項1〜6のいずれかの画像形成装置において、搬送経路における手差し挿入口からの記録媒体の挿入位置よりも上流側で記録媒体収容手段からの記録媒体を検出する専用センサは、記録媒体収容手段の近傍で記録媒体収容手段からの記録媒体を検出するものであり、記録媒体収容手段に収容される記録媒体を搬送経路へ供給するタイミングを計るために用いられる。つまり、本画像形成装置では、記録媒体収容手段に収容される記録媒体を搬送経路へ供給するタイミングを計るために用いられる専用センサの検出結果に基づき、検出手段により検出された記録媒体が手差し挿入口から挿入された状態の記録媒体であるか否かを判定するようにしている。このため、本画像形成装置によれば、専用センサを流用することができる分、部品点数を削減して低コストで実現することができる。
また、請求項に記載の画像形成装置では、上記請求項の画像形成装置において、検出手段は、専用センサよりも搬送経路下流側に他のセンサを有しており、除去手段は、専用センサにより記録媒体が検出された場合であっても、他のセンサにより記録媒体が検出されない場合には、搬送経路から除去すべき記録媒体でないとして記録媒体除去処理を行わない。つまり、専用センサにより検出されているが他のセンサにより検出されていない記録媒体は、記録媒体収容手段からの記録媒体であり、画像形成動作が行われていない状態であるにもかかわらず何らかの異常により搬送経路に存在しているものであると考えられるものの、記録媒体収容手段からの搬送距離が短く、そのまま正常に画像形成を行い得る可能性が高いため、記録媒体除去処理の対象としないのである。このため、記録媒体除去処理が必要以上に行われてしまうことを防ぐことができる。
さらに、請求項10に記載の画像形成装置は、上記請求項1〜6,8,9のいずれかの画像形成装置において、搬送経路における手差し挿入口からの記録媒体の挿入位置よりも下流側に、記録媒体の斜行を矯正するためのレジストローラを備えており、専用センサによって記録媒体の後端の通過が検出された時点から、その記録媒体の後端がレジストローラを通過することのできる所定時間経過後にレジストローラの回転を停止する。つまり、記録媒体収容手段から搬送される記録媒体の後端がレジストローラを通過した後にレジストローラの回転が停止するようにしている。このため、本画像形成装置によれば、手差し挿入口から挿入された記録媒体が、記録媒体収容手段から搬送される記録媒体とともに搬送されてしまう現象を生じにくくすることができる。すなわち、記録媒体収容手段からの記録媒体が搬送されている状態において手差し挿入口から記録媒体が挿入されると、手差し挿入口からの記録媒体がレジストローラの回転によりそのまま搬送されてしまう現象が生じうるが、本画像形成装置では、記録媒体収容手段から搬送される記録媒体の後端がレジストローラを通過した後にレジストローラの回転が停止されるようにしているため、手差し挿入口から挿入された記録媒体を記録媒体収容手段からの記録媒体から分離することが可能となる。特に、本画像形成装置では、記録媒体収容手段からの記録媒体を検出する(手差し挿入口からの記録媒体については検出しない)専用センサを用いてレジストローラの回転を停止するタイミングを計るようにしているため、手差し挿入口から挿入される記録媒体の有無に関係なく正確にタイミングを計ることができる。
ここで、レジストローラの回転を停止するタイミングは、記録媒体収容手段から搬送される記録媒体の後端がレジストローラを通過した後であることが必要であり、タイミングを遅く設定するほど記録媒体の後端がレジストローラを確実に通過できるようになるが、その反面、手差し挿入口からの記録媒体が長い時間搬送されてしまうこととなる。
そこで、請求項11に記載の画像形成装置では、上記請求項10の画像形成装置において、検出手段は、画像形成手段による画像形成開始のタイミングを計るために画像形成手段の上流側で記録媒体の有無を検出するタイミング検出センサを有しており、レジストローラの回転を停止するタイミングは、記録媒体の後端がレジストローラを通過しかつタイミング検出センサを通過しないタイミングとなるように設定されている。このため、例えば、記録媒体収容手段から搬送される記録媒体の直後に手差し挿入口から記録媒体が挿入された場合には、その手差し挿入口からの記録媒体の先端がタイミングセンサを通過する前にレジストローラの回転が停止し、その搬送が停止される。この結果、手差し挿入口からの記録媒体が、そのまま正常に画像形成を行うことができなくなる位置(タイミング検出センサにより検出される位置)まで搬送されてしまうという現象を生じにくくすることができる。
また、請求項12に記載の画像形成装置では、上記請求項11の画像形成装置において、除去手段は、タイミング検出センサにより検出されている記録媒体については、搬送経路から除去すべき記録媒体であるとして記録媒体除去処理を行う。つまり、タイミング検出センサによって既に検出されている状態の記録媒体は、画像形成を行う場合に画像形成開始のタイミングを正確に計ることができないため、記録媒体除去処理の対象とするのである。このため、本画像形成装置によれば、正常に画像形成を行うことのできない状態の記録媒体が搬送経路に残留することを防ぐことができる。
一方、請求項13に記載の画像形成装置では、上記請求項1〜6,8〜10のいずれかの画像形成装置において、検出手段は、画像形成手段による画像形成開始のタイミングを計るために画像形成手段の上流側で記録媒体の有無を検出するタイミング検出センサを有しており、除去手段は、タイミング検出センサにより検出されている記録媒体については、搬送経路から除去すべき記録媒体であるとして記録媒体除去処理を行う。つまり、タイミング検出センサによって既に検出されている状態の記録媒体は、画像形成を行う場合に画像形成開始のタイミングを正確に計ることができないため、記録媒体除去処理の対象とするのである。このため、本画像形成装置によれば、正常に画像形成を行うことのできない状態の記録媒体が搬送経路に残留することを防ぐことができる。
以下、本発明が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、実施形態の画像形成装置としてのレーザプリンタ1の概略側断面図である。
同図に示すように、このレーザプリンタ1は、本体ケーシング2内に、記録媒体としての用紙Pを給紙するためのフィーダ部10や、給紙された用紙Pに画像を形成するための画像形成部40などを備えている。なお、以下の説明では、本レーザプリンタ1について、図1でいう右側を正面側(前側)と称し、図1でいう左側を背面側(後側)と称する。
本体ケーシング2における正面側には、後述するプロセスカートリッジ60を着脱するための着脱口を開閉するフロントカバー3が設けられている。このフロントカバー3は、その下端部に挿通された図示しないカバー軸により回転移動可能に支持されている。このため、カバー軸を中心としてフロントカバー3を閉じると、フロントカバー3によって着脱口が閉鎖され、カバー軸を中心としてフロントカバー3を開くと(傾倒させると)、着脱口が開放され、この着脱口から、プロセスカートリッジ60を本体ケーシング2に対して着脱させることができる。なお、レーザプリンタ1の上面には、操作キーや表示部101(図3)を備える図示しない操作パネルが埋設されている。
フィーダ部10は、本体ケーシング2内の底部に着脱可能に装着される給紙トレイ11と、給紙トレイ11の前端部の上方に設けられる給紙ローラ12及び分離パッド13と、給紙ローラ12の後側に設けられるピックアップローラ14と、給紙ローラ12の前側下方において対向配置されるピンチローラ15と、給紙ローラ12の後側上方に設けられるレジストローラ16とを備えている。
給紙トレイ11は、用紙Pを収容するためのものであり、その内部には、用紙Pを複数枚重ねた状態で載置可能な用紙押圧板17が設けられている。この用紙押圧板17は、その後端部が揺動可能に支持されることによって、前端部が上下方向に移動可能となっている。そして、用紙押圧板17上の最上位にある用紙Pは、ピックアップローラ14に押圧され、このピックアップローラ14の回転によって、給紙ローラ12と分離パッド13との間に向けて搬送開始される。
ピックアップローラ14によって給紙ローラ12と分離パッド13との間に向けて送り出された用紙Pは、給紙ローラ12と分離パッド13との間に挟まれた際に、給紙ローラ12の回転によって確実に1枚ごとに分離されて給紙される。給紙された用紙Pは、給紙ローラ12とピンチローラ15との間を通り、レジストローラ16に搬送される。
レジストローラ16は、互いに対向する1対のローラから構成され、用紙Pの斜行を矯正した後、画像形成部40の転写位置(後述する感光ドラム71と転写ローラ73との間のニップ位置であって、感光ドラム71上のトナー像を用紙Pに転写する位置)Xに向けて搬送する。
また、給紙ローラ12の上方には、レーザプリンタ1の正面側から用紙Pの搬送経路へ用紙Pを直接給紙可能とする手差給紙口20が設けられており、給紙トレイ11に用紙Pをセットすることなく搬送経路に用紙Pを供給することができるようになっている。
一方、画像形成部40は、スキャナ部50、プロセスカートリッジ60、定着部90などを備えている。
スキャナ部50は、本体ケーシング2内の上部に設けられ、図示しないレーザ光源、回転駆動されるポリゴンミラー51、fθレンズ52、反射鏡53、レンズ54、反射鏡55などを備えている。レーザ光源から発光される画像データに基づくレーザビームは、図1において破線で示すように、ポリゴンミラー51で偏向され、fθレンズ52を通過した後、反射鏡53によって光路が折り返され、更にレンズ54を通過した後、反射鏡55によって更に光路が下方に屈曲されることにより、プロセスカートリッジ60の後述する感光ドラム71の表面に高速走査にて照射される。
プロセスカートリッジ60は、スキャナ部50の下方において、本体ケーシング2に対して着脱可能に装着されている。このプロセスカートリッジ60は、ドラムカートリッジ70と、このドラムカートリッジ70に対して着脱可能に装着される現像カートリッジ80とから構成されている。
ドラムカートリッジ70は、感光ドラム71、スコロトロン型帯電器72、転写ローラ73及びクリーニングブラシ74を備えている。
感光ドラム71は、ドラム本体が接地され、その最表層がポリカーボネートなどからなる正帯電性の感光層により形成されている。なお、この感光ドラム71は、メインモータ111(図3)からの動力によって回転駆動されるように構成されている。
スコロトロン型帯電器72は、感光ドラム71の後側斜め上方において、感光ドラム71と接触しないように、間隔を隔てて対向配置されている。このスコロトロン型帯電器72は、タングステンなどの帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型の帯電器であり、感光ドラム71の表面を一様に正極性に帯電させる。
転写ローラ73は、ドラムカートリッジ70によって回転自在に支持されており、感光ドラム71と上下方向において対向して接触し、感光ドラム71との間にニップを形成するように配置されている。この転写ローラ73は、金属製の軸部材を、導電性のゴム材料からなるローラ部材で被覆することにより構成されている。なお、転写ローラ73には転写バイアスが印加される。
クリーニングブラシ74は、感光ドラム71の後方において、ブラシの先端が感光ドラム71のドラム本体の表面に接触する状態で配置されている。
一方、現像カートリッジ80は、筐体81内に、トナー収容室82、供給ローラ83、現像ローラ84、層厚規制ブレード85などを備えている。
トナー収容室82内には、現像剤として、正帯電性の非磁性1成分のトナーが収容されている。このトナーとしては、重合性単量体、例えば、スチレンなどのスチレン系単量体や、アクリル酸、アルキル(C1〜C4)アクリレート、アルキル(C1〜C4)メタアクリレートなどのアクリル系単量体を、懸濁重合などの公知の重合方法によって共重合させることにより得られる重合トナーが使用されている。このような重合トナーは、球状をなし、流動性が極めて良好であり、高画質の画像形成を達成することができる。
なお、このようなトナーには、カーボンブラックなどの着色剤やワックスなどが配合され、また、流動性を向上させるために、シリカなどの外添剤が添加されている。その粒子径は、約6〜10μm程度である。
また、トナー収容室82内には、このトナー収容室82内のトナーを撹拌するためのアジテータ86が設けられている。アジテータ86は、トナー収容室82の中心部において、幅方向に延びる回転軸87に支持されている。そして、この回転軸87を支点としてアジテータ86が回転されることによって、トナー収容室82内のトナーは、撹拌され、後側に向けて放出される。
トナー収容室82の後方位置には、供給ローラ83が図1でいう反時計回り方向へ回転可能に配設されており、また、この供給ローラ83に対向して、現像ローラ84が供給ローラ83と同じ回転方向(図1でいう反時計回り方向)へ回転可能に配設されている。そして、これら供給ローラ83と現像ローラ84とは、それぞれがある程度圧縮するような状態で互いに当接されている。
供給ローラ83は、金属製の軸部材に、導電性の発泡材料からなるローラ部材が被覆されたものである。一方、現像ローラ84は、金属製の軸部材に、導電性のゴム材料からなるローラ部材が被覆されたものである。具体的には、現像ローラ84のローラ部材は、カーボン微粒子などを含む導電性のウレタンゴム又はシリコーンゴムからなるローラ層の表面に、フッ素を含有するウレタンゴム又はシリコーンゴムのコート層が被覆されたものである。
層厚規制ブレード85は、金属の板ばね材からなるブレード本体の先端部に、絶縁性のシリコーンゴムからなる断面半円形状の押圧部を備えており、現像ローラ84の近くにおいて現像カートリッジ80に支持されて、押圧部がブレード本体の弾性力によって現像ローラ上に圧接されるように構成されている。
そして、アジテータ86の回転によってトナー収容室82から放出されたトナーは、供給ローラ83の回転により現像ローラ84に供給され、このとき、供給ローラ83と現像ローラ84との間で正に摩擦帯電される。現像ローラ84に供給されたトナーは、現像ローラ84の回転に伴って、層厚規制ブレード85の押圧部と現像ローラ84との間に進入し、ここで更に十分に摩擦帯電されて、一定厚さの薄層として現像ローラ84上に担持される。
一方、感光ドラム71の表面は、スコロトロン型帯電器72により一様に正帯電された後、スキャナ部50からのレーザビームの高速走査により露光され、画像データに基づく静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ84の回転により、現像ローラ84上に担持されかつ正帯電されているトナーが、感光ドラム71に対向して接触する際に、感光ドラム71の表面上に形成される静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光ドラム71の表面のうち、レーザビームによって露光され電位が下がっている露光部分に供給され、選択的に担持されることによって可視像化され、これによって反転現像によりトナー像が形成される。
その後、感光ドラム71と転写ローラ73とが、それらの間で用紙Pを挟持して搬送するように回転駆動され、感光ドラム71と転写ローラ73との間を用紙Pが搬送されることにより、感光ドラム71の表面に担持されているトナー像が用紙P上に転写される。
なお、転写後に、用紙Pとの接触によって感光ドラム71の表面に付着した紙粉は、感光ドラム71の表面が、その回転に伴ってクリーニングブラシ74と対向した際に、そのブラシによって除去される。
定着部90は、プロセスカートリッジ60の後側に設けられ、加熱ローラ91及び押圧ローラ92を備えている。
加熱ローラ91は、金属素管と、その金属素管内に加熱のためのハロゲンランプとを備え、メインモータ111(図3)からの動力の入力により回転駆動される。
押圧ローラ92は、加熱ローラ91の下方において、加熱ローラ91を押圧するように対向配置されている。この押圧ローラ92は、金属製の軸部材を、ゴム材料からなるローラで被覆することにより構成されており、加熱ローラ91の回転駆動に従って従動される。
定着部90では、用紙P上に転写されたトナーを、用紙Pが加熱ローラ91と押圧ローラ92との間を通過する間に熱定着させる。トナーが定着した用紙Pは、本体ケーシング2の上面に向かって上下方向に延びた排紙パス93に搬送される。排紙パス93に搬送された用紙Pは、その上端に設けられる排紙ローラ94によって、本体ケーシング2の上面に形成された排紙トレイ4上へ排紙される。
次に、本レーザプリンタ1において用紙Pの搬送経路に設けられている用紙検出用のセンサについて説明する。
図2は、本レーザプリンタ1の模式図である。
同図に示すように、用紙Pの搬送経路(二点鎖線の矢印で示す)には、用紙Pの有無を検出するセンサとして、用紙後端センサ31と、レジスト前センサ32と、レジスト後センサ33と、排紙センサ34とが設けられている。
なお、本レーザプリンタ1に用いられる各センサ31,32,33,34は、揺動可能に軸支された検出部材が搬送される用紙Pに直接押されることによって用紙Pを検出する機械式のものであり、用紙Pの先端が通過することによりオンし、用紙Pが存在している間オンし続け、用紙Pの後端が通過することによりオフする。
用紙後端センサ31は、搬送経路における手差給紙口20からの用紙Pの挿入位置(手差給紙口20からの用紙Pが搬送経路と合流する位置)Jよりも搬送方向上流側に配置されている。このため、用紙後端センサ31は、手差給紙口20から挿入された用紙Pについては検出せず、給紙トレイ11からの用紙Pのみを検出する。また、用紙後端センサ31は、上記センサ31,32,33,34の中では給紙トレイ11から最も近い位置に配置されており、給紙トレイ11に収容される用紙Pを搬送経路へ給紙するタイミングを計るために用いられる。すなわち、本レーザプリンタ1では、給紙トレイ11に収容されている複数枚の用紙Pに連続して印刷を行う際に、給紙ローラ12により搬送される用紙Pの後端の通過を用紙後端センサ31により検出し、この検出タイミングに基づいて次の用紙Pの給紙動作を開始するようにしている。つまり、給紙トレイ11の近傍に配置された用紙後端センサ31を利用することで、用紙Pを連続して搬送する際の用紙間の距離を短くしているのである。
レジスト前センサ32は、搬送経路における手差給紙口20からの用紙Pの挿入位置Jよりも搬送方向下流側であってレジストローラ16よりも搬送方向上流側に配置されている。そして、このレジスト前センサ32は、レジストローラ16による用紙Pの斜行矯正のタイミングを計るために用いられる。すなわち、本レーザプリンタ1では、レジスト前センサ32により用紙Pの先端が検出されたタイミングでレジストローラ16をいったん停止させ、用紙Pがレジストローラ16に接触してたわんだ状態となったころに、再びレジストローラ16を駆動することで、用紙Pの斜行矯正を行うようにしている。
レジスト後センサ33は、レジストローラ16よりも搬送方向下流側であって画像形成部40の転写位置Xよりも搬送方向上流側に配置されている。そして、このレジスト後センサ33は、画像形成部40による画像形成開始のタイミングを計るために用いられる。すなわち、本レーザプリンタ1では、レジストローラ16から搬送される用紙Pの先端の通過をレジスト後センサ33により検出し、この検出タイミングに基づいてその用紙Pへ画像を形成するための画像形成開始のタイミングを計ることで、用紙Pに形成される画像の位置を正確に調整するようにしている。
排紙センサ34は、加熱ローラ91よりも搬送方向下流側に配置されている。
ところで、手差給紙口20から挿入された用紙Pは、使用者によりレジストローラ16に突き当たる位置まで挿入され、レジスト前センサ32によってその存在が検出されるが、その際、本レーザプリンタ1は、その用紙Pの先端をレジストローラ16によって挟み込んだ状態で待機する動作(以下「手差し吸入動作」という。)を行うように構成されている。具体的には、レジスト前センサ32により用紙Pが検出された時点でレジストローラ16の回転をいったん停止させ、その後、所定の短時間T1(例えば1秒間)回転させて用紙Pの先端をレジストローラ16に挟み込ませた後、回転を停止させる。このようにして、手差給紙口20から挿入された用紙Pをレジストローラ16によって保持し、印刷待機状態とするのである。
次に、本レーザプリンタ1の電気的構成について、図3のブロック図を用いて説明する。
同図に示すように、レーザプリンタ1は、前述した用紙後端センサ31、レジスト前センサ32、レジスト後センサ33及び排紙センサ34と、使用者に対するメッセージ等を表示する表示部(ディスプレイ)101と、本レーザプリンタ1に設けられた複数の回転体(ローラ等)を回転させるための共通の回転駆動力を発生するメインモータ111と、このメインモータ111を駆動するためのモータ駆動回路112と、メインモータ111からピックアップローラ14及び給紙ローラ12への回転駆動力伝達経路(図3において点線で示す経路)に設けられる給紙ソレノイド121と、メインモータ111からレジストローラ16への回転駆動力伝達経路に設けられるレジストソレノイド122と、周知のCPU131,ROM132,RAM133等を有する制御部130とを備えている。
メインモータ111は、ピックアップローラ14、給紙ローラ12、レジストローラ16、アジテータ86、供給ローラ83、現像ローラ84、感光ドラム71、加熱ローラ91、排紙ローラ94、等を回転駆動するための共通の動力源である。このため、メインモータ111を駆動することにより、これらのローラ等が一斉に回転する。
ただし、メインモータ111からピックアップローラ14及び給紙ローラ12への回転駆動力は、給紙ソレノイド121を介して伝達されるように構成されており、また、メインモータ111からレジストローラ16への回転駆動力は、レジストソレノイド122を介して伝達されるように構成されている。そして、給紙ソレノイド121及びレジストソレノイド122は、メインモータ111の発生する回転駆動力を伝達する伝達状態と、その回転駆動力を伝達しない非伝達状態とに、それぞれ切り替え可能となっている。
すなわち、給紙ソレノイド121がオフされている状態(ノーマル状態)では、メインモータ111からの回転駆動力がピックアップローラ14及び給紙ローラ12へ伝達されない非伝達状態となっており、給紙ソレノイド121がオンされることによりメインモータ111からの回転駆動力がピックアップローラ14及び給紙ローラ12へ伝達される伝達状態となる(給紙ソレノイド121の1回のオンにつき、給紙ローラ12が1回転され、1枚の用紙が給紙される)。一方、レジストソレノイド122がオフされている状態(ノーマル状態)では、メインモータ111からの回転駆動力がレジストローラ16へ伝達される伝達状態となっており、レジストソレノイド122がオンされることによりメインモータ111からの回転駆動力がレジストローラ16へ伝達されない非伝達状態となる。
ところで、本レーザプリンタ1は、画像形成動作としての印刷動作が行われる前、具体的には、電源がオンされた直後及びスリープ状態が解除された直後に、加熱ローラ91の温度を上昇させ、更にメインモータ111を回転させる初期化動作を行うように構成されている。この初期化動作は、加熱ローラ91の蓄熱やトナーの攪拌等の目的で行われる。なお、本レーザプリンタ1は、操作が行われない状態が一定時間(例えば15分間)継続した場合に、起動要請があったときに再起動できる程度の必要最小限の電力のみを消費するスリープ状態へ移行し、何らかの操作が行われた場合にスリープ状態を解除して通常状態へ戻るように構成されている。
そして、本レーザプリンタ1では、この初期化動作の前及び初期化動作中に、用紙Pの搬送経路から除去すべき用紙Pが存在しているか否かを判定し、除去すべき用紙Pが存在している場合には、その用紙Pを搬送経路から除去するための処理を行う。
ここで、制御部130のCPU131によって実行される初期化処理について、図4及び図5のフローチャートを用いて説明する。なお、本初期化処理は、本レーザプリンタ1の電源がオンされた時と、スリープ状態が解除された時とに開始される。
この初期化処理が開始されると、まずS110で、用紙後端センサ31、レジスト前センサ32、レジスト後センサ33及び排紙センサ34の各検出状態(用紙Pが検出されているか否か)がチェックされる。
続いて、S120では、排紙センサ34により用紙Pが検出されているか否かが判定される。
そして、S120で、排紙センサ34により用紙Pが検出されていると判定された場合には、S130へ移行され、用紙詰まり(ジャム)が発生したことを使用者に知らせるメッセージを表示部101に表示させる処理が行われる。つまり、電源オン時又はスリープ状態解除時において排紙センサ34により用紙Pが検出されている場合には、用紙詰まりであると判定され、その用紙Pを取り除く操作を使用者に促す報知動作が行われるのである。
続いて、S140では、使用者により用紙Pが取り除かれたと判定されるまで待機状態となり、用紙Pが取り除かれたと判定された場合にS110へ戻る。
一方、S120で、排紙センサ34により用紙Pが検出されていないと判定された場合には、S150へ移行され、レジスト後センサ33により用紙Pが検出されているか否かが判定される。
そして、S150で、レジスト後センサ33により用紙Pが検出されていると判定された場合には、S130へ移行され、上述した処理が行われる。つまり、電源オン時又はスリープ状態解除時においてレジスト後センサ33により用紙Pが検出されている場合にも、用紙詰まりであると判定され、その用紙Pの除去を使用者に促す報知動作が行われるのである。
一方、S150で、レジスト後センサ33により用紙Pが検出されていない(排紙センサ34及びレジスト後センサ33のいずれによっても用紙Pが検出されていない)と判定された場合には、S160へ移行され、レジスト前センサ32により用紙Pが検出されているか否かが判定される。
そして、S160で、レジスト前センサ32により用紙Pが検出されていると判定された場合には、S170へ移行され、用紙後端センサ31により用紙Pが検出されているか否かが判定される。
このS170で、用紙後端センサ31により用紙Pが検出されていると判定された場合には、S130へ移行され、上述した処理が行われる。つまり、電源オン時又はスリープ状態解除時においてレジスト前センサ32と用紙後端センサ31とにより用紙Pが検出されている場合には、手差給紙口20から挿入されている状態の用紙Pではなく、給紙トレイ11からの用紙Pの用紙詰まりであると判定され、その用紙Pの除去を使用者に促す報知動作が行われるのである。
一方、S170で、用紙後端センサ31により用紙Pが検出されていないと判定された場合には、S180へ移行され、手差給紙口20から挿入されている用紙Pの有無を表すフラグfの値が、手差給紙口20から挿入されている用紙Pが存在していることを表す値である「1」に設定された後、S200へ移行される。つまり、電源オン時又はスリープ状態解除時においてレジスト前センサ32のみにより用紙Pが検出されている場合には、手差給紙口20から正常に挿入されている状態の用紙Pであり、搬送経路から除去すべき用紙Pではないことから用紙詰まりはないと判定され、用紙Pの除去を使用者に促す報知動作(S130)が行われないようになっている。
また、S160で、レジスト前センサ32により用紙Pが検出されていない(排紙センサ34、レジスト後センサ33及びレジスト前センサ32のいずれによっても用紙Pが検出されていない)と判定された場合には、S190へ移行され、手差給紙口20から挿入されている用紙Pの有無を表すフラグfの値が、手差給紙口20から挿入されている用紙Pが存在していないことを表す値である「0」に設定された後、S200へ移行される。つまり、電源オン時又はスリープ状態解除時において、用紙後端センサ31のみにより用紙Pが検出されている場合や、排紙センサ34、レジスト後センサ33、レジスト前センサ32及び用紙後端センサ31のいずれによっても用紙Pが検出されていない場合には、用紙詰まりはないと判定され、用紙Pの除去を使用者に促す報知動作(S130)が行われないようになっている。ここで、用紙後端センサ31のみにより用紙Pが検出されている場合にも用紙詰まりはないと判定しているのは、給紙トレイ11からの搬送距離が短く、そのまま正常に印刷を行いうる可能性が高いからである。
S200では、加熱ローラ91を目標温度(例えば185℃)に加熱するための加熱動作を開始させる処理が行われる。
続いて、S210では、加熱ローラ91が目標温度に達したと判定されるまで待機状態となり、加熱ローラ91が目標温度に達したと判定されるとS220へ移行される。
S220では、フラグfの値が「0」であるか否かが判定される。
そして、S220で、フラグfの値が「0」でない(「1」である)と判定された場合には、S230へ移行され、レジストソレノイド122をオンにする(メインモータ111からレジストローラ16へ回転駆動力が伝達されない状態にする)処理が行われる。つまり、手差給紙口20から挿入されている用紙Pが存在している場合には、レジストローラ16が回転しないようにするのである。
続いて、S240では、メインモータ111を駆動するための処理が行われる。これにより、アジテータ86、供給ローラ83、現像ローラ84、感光ドラム71、加熱ローラ91、排紙ローラ94、等が一斉に回転を始める。なお、給紙ソレノイド121はオフされており、ピックアップローラ14及び給紙ローラ12は回転しない状態となっている。
続いて、S250では、メインモータ111を駆動してからの経過時間があらかじめ設定されている所定時間T2(例えば6秒間)に達したと判定されるまで待機状態となり、所定時間T2に達したと判定された場合にS320へ移行される。そして、S320で、メインモータ111を停止する処理が行われた後、本初期化処理が終了される。つまり、初期化動作として、メインモータ111を所定時間T2の間駆動するようにしているのである。
一方、S220で、フラグfの値が「0」であると判定された場合には、S260へ移行され、レジストソレノイド122をオフにする(メインモータ111からレジストローラ16へ回転駆動力が伝達される状態にする)処理が行われる。つまり、手差給紙口20から挿入されている用紙Pが存在していない場合には、レジストローラ16が回転可能な状態とするのである。
続いて、S270では、メインモータ111を駆動するための処理が行われる。これにより、レジストローラ16、アジテータ86、供給ローラ83、現像ローラ84、感光ドラム71、加熱ローラ91、排紙ローラ94、等が一斉に回転を始める。なお、給紙ソレノイド121はオフされており、ピックアップローラ14及び給紙ローラ12は回転しない状態となっている。
続いて、S280では、用紙後端センサ31により用紙Pが検出されているか否かが判定される。
そして、S280で、用紙後端センサ31により用紙Pが検出されていないと判定された場合には、S290へ移行され、レジスト前センサ32により用紙Pが検出されているか否かが判定される。
このS290で、レジスト前センサ32により用紙Pが検出されていると判定された場合には、S300へ移行され、手差し吸入動作を行うための処理が行われる。つまり、用紙後端センサ31により用紙Pが検出されていない状態でレジスト前センサ32により用紙Pが検出された場合には、手差給紙口20から用紙Pが挿入されたと判定して、手差し吸入動作を行うのである。具体的には、レジスト前センサ32により用紙Pが検出された時点でレジストローラ16の回転をいったん停止させ(レジストソレノイド122をオンし)、その後所定の短時間T2回転させて用紙Pの先端をレジストローラ16に挟み込ませた後、回転を停止させる(レジストソレノイド122をオンする)。これにより、手差給紙口20から挿入された用紙Pがそのまま搬送されて排出されてしまうことが防止される。その後、S250へ移行され、上述の処理が行われる。
一方、S290で、レジスト前センサ32により用紙Pが検出されていない(用紙後端センサ31及びレジスト前センサ32のいずれによっても用紙Pが検出されていない)と判定された場合には、S310へ移行され、メインモータ111を駆動してからの経過時間が所定時間T2に達したか否かが判定される。
そして、S310で、メインモータ111を駆動してからの経過時間が所定時間T2に達していないと判定された場合には、S280へ戻る。
一方、S310で、メインモータ111を駆動してからの経過時間が所定時間T2に達したと判定された場合には、S320へ移行される。つまり、初期化動作として、メインモータ111を所定時間T2の間駆動するようにしているのである。
また、S280で、用紙後端センサ31により用紙Pが検出されていると判定された場合には、S290の処理を行わずにS310へ移行される。つまり、用紙後端センサ31により用紙Pが検出されている場合には、レジスト前センサ32により用紙Pが検出されているか否かに関係なく、メインモータ111の回転を継続させるのである。すなわち、用紙後端センサ31により用紙Pが検出されたのは、振動等の原因で給紙ソレノイド121がオンされた状態となり、給紙トレイ11に収容されている用紙Pが給紙されたためである(手差給紙口20から挿入された用紙Pではない)と考えられ、搬送経路から除去すべきものであるため、そのまま搬送して排紙トレイ4へ排出されるようにしているのである。
次に、本レーザプリンタ1の印刷動作における、給紙ソレノイド121及びレジストソレノイド122の動作について、図6のタイムチャートを用いて説明する。
印刷動作が開始されると、まずメインモータ111が駆動される。なお、本レーザプリンタ1では、メインモータ111の回転速度を段階的に上昇させるようにしている。
続いて、給紙ソレノイド121が所定の短時間T3の間オンされる。これにより、ピックアップローラ14及び給紙ローラ12が回転し、給紙トレイ11に収容されている用紙Pが1枚給紙される。なお、ここで給紙された用紙Pを、説明の便宜上、用紙P1と称する。
こうして給紙された用紙P1は、給紙ローラ12の回転により搬送され、用紙後端センサ31により検出され、これに少し遅れてレジスト前センサ32により検出される。
そして、レジスト前センサ32により用紙P1が検出されると、レジストソレノイド122が所定時間T4の間オンされ、レジストローラ16の回転がいったん停止される。これにより、用紙P1の斜行矯正が行われる。
更に用紙P1が搬送されると、レジスト後センサ33により検出される。
一方、用紙後端センサ31により用紙P1の後端の通過が検出されると、その検出時点から所定の短時間T5が経過した時点で、給紙ソレノイド121が所定の短時間T3の間オンされる。これにより、ピックアップローラ14及び給紙ローラ12が回転し、給紙トレイ11に収容されている用紙Pが1枚給紙される。なお、ここで給紙された用紙Pを、説明の便宜上、用紙P2と称する。
このように、用紙後端センサ31により用紙P1の後端の通過が検出されたタイミングに基づき、次の用紙P2の給紙タイミングが決定される。つまり、給紙トレイ11の近傍に設けられた用紙後端センサ31による用紙後端検出に基づき次の用紙Pの給紙タイミングを計ることにより、連続して給紙する用紙間の距離を短くして、複数枚の用紙Pの印刷に要する時間を短縮する構成となっている。
また、用紙後端センサ31により用紙P1の後端の通過が検出されてから所定時間T6が経過した時点で、レジストソレノイド122が一定時間T7の間オンされる。つまり、用紙後端センサ31による用紙P1の後端通過の検出から所定時間T6後に、レジストローラ16の回転が一定時間T7の間停止される。ここで、所定時間T6は、用紙P1の後端がレジストローラ16を通過した後、レジスト後センサ33を通過する前にレジストローラの回転が停止するような値に設定されている。このため、用紙P1は、レジストローラ16の停止に関係なく搬送され、排紙センサ34に検出された後、排出されることとなる。
一方、給紙トレイ11から給紙された用紙P2は、給紙ローラ12の回転により搬送され、用紙後端センサ31により検出され、これに少し遅れてレジスト前センサ32により検出される。なお、レジストローラ16の回転が停止される上記一定時間T7は、レジスト前センサ32により用紙P2が検出された時点から上記所定時間T4が経過した時点でレジストローラ16が回転を始めるような値に設定されており、用紙P1と同様の斜行矯正が行われる。
ところで、用紙P2がレジストローラ16の回転により搬送されている状態で、手差給紙口20から用紙P(この用紙Pを、説明の便宜上、用紙P3と称する。)が挿入されると、この用紙P3は、レジストローラ16の回転に伴い用紙P2とともに搬送されてしまうという問題がある。しかしながら、上述のように、用紙後端センサ31により用紙P2の後端の通過が検出されてから所定時間T6が経過した時点で、レジストローラ16の回転が一定時間T7の間停止されるため、用紙P2はレジストローラ16を通過するが、用紙P3はレジストローラ16の回転の停止に伴い搬送が停止される。この結果、用紙P2が用紙P3から分離され、用紙P2に対する画像の印刷が阻害されてしまうことが防止される。また、上記所定時間T6は、用紙P2の後端がレジスト後センサ33を通過する前にレジストローラ16の回転が停止するように設定されていることから、用紙P3が用紙P2の直後に挿入された場合には、用紙P3の搬送をその先端がレジスト後センサ33に検出される前に停止させることが可能となり、用紙P3についても正常な画像の印刷が可能な状態で待機させることができる。
なお、本実施形態のレーザプリンタ1では、画像形成部40(具体的には、感光ドラム71及び転写ローラ73)が、本発明の画像形成手段に相当し、給紙トレイ11が、本発明の記録媒体収容手段に相当し、給紙ローラ12が、本発明の記録媒体供給ローラに相当し、手差給紙口20が、本発明の手差し挿入口に相当し、メインモータ111が、本発明の回転駆動力発生手段に相当し、給紙ソレノイド121が、本発明の伝達状態切替手段に相当し、表示部101が、本発明の報知手段に相当する。また、用紙後端センサ31、レジスト前センサ32及びレジスト後センサ33が、本発明の検出手段に相当し、特に、用紙後端センサ31が、本発明の専用センサに相当し、レジスト後センサ33が、本発明のタイミング検出センサに相当する。また、初期化処理(図4,図5)におけるS110〜S170の処理と、S230,S260,S280〜S300の処理とが、本発明の除去手段に相当する。
以上説明したように、本実施形態のレーザプリンタ1では、初期化動作前(電源オン時、スリープ状態解除時)及び初期化動作中において搬送経路から除去すべき用紙Pが存在すると判定した場合に(S120:YES,S150:YES,S170:YES,S280:YES)、用紙Pの除去処理(ジャムの発生を表示する処理(S130)又は用紙Pを排出する処理(S270))を行うが、用紙後端センサ31による検出結果に基づき手差給紙口20から挿入されている状態の用紙Pであると判定した場合には(S170:NO,S290:YES)、搬送経路から除去すべき用紙Pでないとして除去処理を行わないようにしている。このため、本レーザプリンタ1によれば、手差給紙口20から正常に挿入された状態の用紙Pに対してまで用紙Pの除去処理が行われてしまうことを防ぐことができる。すなわち、例えば、本レーザプリンタ1の電源がオンされた時点で搬送経路に用紙Pが存在していても、給紙トレイ11からの用紙Pが何らかの異常により搬送経路で止まっている場合や、手差給紙口20から正常に挿入されている用紙Pである場合が考えられ、仮に、搬送経路に存在している用紙Pについて一律に除去処理を行うようにすると、手差給紙口20から正常に挿入されている用紙Pについてまで除去処理が行われることとなり、使い勝手が悪い。これに対し、本レーザプリンタ1では、用紙後端センサ31を利用して、搬送経路に存在している用紙Pが手差給紙口20から挿入されている状態の用紙Pであるか否かを判定するようにしているため、除去する必要のない用紙Pについてまで除去処理が行われてしまうことを防ぐことができる。
特に、本レーザプリンタ1では、除去すべき用紙Pが搬送経路に存在しうる状態、すなわち、レーザプリンタ1が搬送経路における用紙Pの存在を検出していない休止状態(電源オフ状態やスリープ状態)から復帰した時点や、メインモータ111を駆動している間(初期化動作中)に、搬送経路から除去すべき用紙Pの有無を判定して除去処理を行うようにしているため、除去処理を効率的に行うことができる。
また、本レーザプリンタ1では、給紙トレイ11からの用紙Pの給紙タイミングを計るために用いられる用紙後端センサ31を利用して手差給紙口20から挿入されている用紙Pか否かの判定を行うようにしているため、低コストで実現することができる。
さらに、本レーザプリンタ1では、用紙後端センサ31のみにより検出されている用紙Pについては、給紙トレイ11からの用紙Pであり、何らかの異常により搬送経路に存在しているものではあるものの、給紙トレイ11からの搬送距離が短く、そのまま正常に画像形成を行い得る可能性が高いため、除去処理を行わないようにしている。このため、正常な画像形成が可能であるにもかかわらず除去処理が行われてしまうことを防ぐことができる。
一方、本レーザプリンタ1では、用紙後端センサ31によって用紙Pの後端の通過が検出された時点から、その用紙Pの後端がレジストローラ16を通過しかつレジスト後センサ33を通過しない所定時間T6後にレジストローラ16の回転を停止する(図6)。このため、本レーザプリンタ1によれば、手差給紙口20から挿入された用紙Pが、給紙トレイ11から搬送される用紙Pとともに搬送されてしまう現象を生じにくくすることができる。すなわち、給紙トレイ11からの用紙Pが搬送されている状態において手差給紙口20から用紙Pが挿入されると、手差給紙口20からの用紙Pがレジストローラ16の回転によりそのまま搬送されてしまう現象が生じうるが、本レーザプリンタ1では、給紙トレイ11から搬送される用紙Pの後端がレジストローラ16を通過した後にレジストローラ16の回転が停止されるようにしているため、手差給紙口20から挿入された用紙Pをレジストローラ16の回転の停止により搬送されないようにし、給紙トレイ11からの用紙Pと分離することができるのである。特に、本レーザプリンタ1では、給紙トレイ11からの用紙Pのみを検出する用紙後端センサ31を用いてレジストローラ16の回転を停止するタイミングを計るようにしているため、手差給紙口20から挿入される用紙Pの有無に関係なく正確にタイミングを計ることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態のレーザプリンタ1では、初期化動作前において搬送経路から除去すべき用紙Pを検出した場合にはジャムの発生を表示する処理(S130)を行うようにしているが、これに限ったものではなく、用紙Pを排出する処理を行うようにしてもよい。ただし、電源オン時やスリープ状態解除時に存在する用紙Pは、用紙詰まり(ジャム)が原因で存在していることが考えられるため、ジャムの発生を表示する処理を行った方が用紙Pを確実に除去することができるという面で有利である。
また、上記実施形態のレーザプリンタ1では、初期化動作中において搬送経路から除去すべき用紙Pを検出した場合にはその用紙Pを排出する処理を行うようにしているが、これに限ったものではなく、例えばジャムの発生を表示する処理を行うようにしてもよい。ただし、初期化動作中に検出された用紙Pは給紙ソレノイド121の異常により給紙トレイ11から搬送されてきた用紙Pである可能性が高く、そのまま排出可能である場合が多いと考えられるため、排出処理を行った方が使用者の手を煩わせることなく用紙Pを除去することができるという面で有利である。
さらに、上記実施形態のレーザプリンタ1では、用紙後端センサ31のみにより用紙Pが検出されている場合には、その用紙Pに対する除去処理を行わないようにしているが、これに限ったものではなく、除去処理を行うようにしてもよい。ただし、このような用紙Pは給紙トレイ11からの搬送距離が短く、そのまま正常に印刷を行いうる可能性が高いため、除去処理を行わないようにした方が使用者の手を煩わせないという面で有利である。
また、上記実施形態のレーザプリンタ1では、用紙後端センサ31の検出結果に基づき、手差給紙口20から挿入された状態の用紙Pであるか否かを判定するようにしているが、これに限ったものではない。例えば、手差給紙口20から挿入された用紙Pのみを検出するセンサを備え、そのセンサの検出結果に基づき判定するようにしてもよい。また、例えば、各センサ31,32,33,34の検出結果の履歴を記憶するようにしておき、電源オン時やスリープ状態解除時に存在する用紙Pについては、記憶している履歴に基づき、手差給紙口20から挿入された状態の用紙Pであるか否かを判定するようにしてもよい。また、例えば、使用者により行われた操作に基づき判定するようにしてもよい。
一方、本発明は、レーザプリンタ以外の画像形成装置、例えばインクジェットプリンタにも適用可能である。
実施形態のレーザプリンタの概略側断面図である。 レーザプリンタの模式図である。 レーザプリンタの電気的構成を表すブロック図である。 初期化処理のフローチャート(その1)である。 初期化処理のフローチャート(その2)である。 印刷動作における給紙ソレノイド121及びレジストソレノイド122の動作を表すタイムチャートである。
1…レーザプリンタ、11…給紙トレイ、12…給紙ローラ、13…分離パッド、14…ピックアップローラ、15…ピンチローラ、16…レジストローラ、17…用紙押圧板、20…手差給紙口、31…用紙後端センサ、32…レジスト前センサ、33…レジスト後センサ、34…排紙センサ、40…画像形成部、50…スキャナ部、60…プロセスカートリッジ、70…ドラムカートリッジ、71…感光ドラム、72…スコロトロン型帯電器、73…転写ローラ、80…現像カートリッジ、82…トナー収容室、83…供給ローラ、84…現像ローラ、90…定着部、91…加熱ローラ、92…押圧ローラ、94…排紙ローラ、101…表示部、111…メインモータ、112…モータ駆動回路、121…給紙ソレノイド、122…レジストソレノイド、130…制御部、P…用紙

Claims (13)

  1. 記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段へ供給するための記録媒体を収容する記録媒体収容手段と、
    前記記録媒体収容手段から前記画像形成手段への記録媒体の搬送経路で記録媒体の有無を検出する検出手段と、
    記録媒体への画像形成動作が行われていない状態における前記検出手段による検出結果に基づいて前記搬送経路から除去すべき記録媒体が存在するか否かを判定し、前記搬送経路から除去すべき記録媒体が存在すると判定した場合に、その記録媒体を前記搬送経路から除去するための記録媒体除去処理を行う除去手段と、
    を備えた画像形成装置において、
    前記搬送経路へ記録媒体を直接挿入可能とする手差し挿入口を備え、
    前記検出手段は、前記搬送経路における前記手差し挿入口からの記録媒体の挿入位置よりも上流側で前記記録媒体収容手段からの記録媒体を検出する専用センサを有しており、
    前記除去手段は、前記専用センサにより記録媒体が検出されている場合には、その記録媒体は前記手差し挿入口から挿入された状態の記録媒体でないと判定することにより、前記検出手段により検出された記録媒体が前記手差し挿入口から挿入された状態の記録媒体であるか否かを判定し、前記手差し挿入口から挿入された状態の記録媒体であると判定した場合には、前記搬送経路から除去すべき記録媒体でないとして前記記録媒体除去処理を行わないこと、
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記除去手段は、本画像形成装置の電源がオンされた時の前記検出手段による検出結果に基づいて前記搬送経路から除去すべき記録媒体が存在すると判定した場合に、前記記録媒体除去処理を行うこと、
    を特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記除去手段は、本画像形成装置のスリープ状態が解除された時の前記検出手段による検出結果に基づいて前記搬送経路から除去すべき記録媒体が存在すると判定した場合に、前記記録媒体除去処理を行うこと、
    を特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記記録媒体収容手段に収容される記録媒体を前記搬送経路へ供給する記録媒体供給ローラと、
    前記記録媒体供給ローラを含む複数のローラを回転させるための共通の回転駆動力を発生する回転駆動力発生手段と、
    前記回転駆動力発生手段の発生する回転駆動力を前記記録媒体供給ローラへ伝達する伝達状態と伝達しない非伝達状態とに切り替える伝達状態切替手段と、
    を備え、
    前記除去手段は、前記伝達状態切替手段の状態を前記非伝達状態として前記回転駆動力発生手段に回転駆動力を発生させる初期化動作中に前記検出手段による検出結果に基づいて前記搬送経路から除去すべき記録媒体が存在すると判定した場合に、前記記録媒体除去処理を行うこと、
    を特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記除去手段は、前記記録媒体除去処理として、前記搬送経路から除去すべき記録媒体を搬送して排出する処理を行うこと、
    を特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    報知動作を行うための報知手段を備え、
    前記除去手段は、前記記録媒体除去処理として、前記搬送経路から除去すべき記録媒体を取り除く操作を、前記報知手段を用いて使用者に促す処理を行うこと、
    を特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記搬送経路における前記手差し挿入口からの記録媒体の挿入位置よりも下流側に、記録媒体の斜行を矯正するためのレジストローラを備え、
    前記検出手段は、前記専用センサに加え、前記レジストローラによる記録媒体の斜行矯正のタイミングを計るために前記レジストローラの上流側で記録媒体の有無を検出するレジスト前センサと、前記画像形成手段による画像形成開始のタイミングを計るために前記画像形成手段の上流側で記録媒体の有無を検出するタイミング検出センサとを有しており、
    前記除去手段は、前記専用センサ、前記レジスト前センサ及び前記タイミング検出センサの検出結果に応じて、下記(1)〜(4)の記録媒体除去処理を行うこと、
    を特徴とする画像形成装置。
    (1):前記タイミング検出センサにより検出されている記録媒体については、前記搬送経路から除去すべき記録媒体であるとして前記記録媒体除去処理を行う。
    (2):レジスト前センサ及び専用センサにより共に検出されている記録媒体についても、前記搬送経路から除去すべき記録媒体であるとして前記記録媒体除去処理を行う。
    (3):レジスト前センサのみにより検出されている記録媒体、及び、専用センサのみにより検出されている記録媒体については、前記搬送経路から除去すべき記録媒体でないとして前記記録媒体除去処理を行わない。
    (4):いずれのセンサによっても記録媒体が検出されていない場合には、前記記録媒体除去処理を行わない。
  8. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記専用センサは、前記記録媒体収容手段の近傍で前記記録媒体収容手段からの記録媒体を検出するものであり、前記記録媒体収容手段に収容される記録媒体を前記搬送経路へ供給するタイミングを計るために用いられること、
    を特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項に記載の画像形成装置において、
    前記検出手段は、前記専用センサよりも搬送経路下流側に他のセンサを有しており、
    前記除去手段は、前記専用センサにより記録媒体が検出された場合であっても、前記他のセンサにより記録媒体が検出されない場合には、前記搬送経路から除去すべき記録媒体でないとして前記記録媒体除去処理を行わないこと、
    を特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1〜6,8,9のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記搬送経路における前記手差し挿入口からの記録媒体の挿入位置よりも下流側に、記録媒体の斜行を矯正するためのレジストローラを備え、
    前記専用センサによって記録媒体の後端の通過が検出された時点から、その記録媒体の後端が前記レジストローラを通過することのできる所定時間経過後に前記レジストローラの回転を停止すること、
    を特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項10に記載の画像形成装置において、
    前記検出手段は、前記画像形成手段による画像形成開始のタイミングを計るために前記画像形成手段の上流側で記録媒体の有無を検出するタイミング検出センサを有しており、
    前記レジストローラの回転を停止するタイミングは、前記記録媒体の後端が前記レジストローラを通過しかつ前記タイミング検出センサを通過しないタイミングとなるように設定されていること、
    を特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項11に記載の画像形成装置において、
    前記除去手段は、前記タイミング検出センサにより検出されている記録媒体については、前記搬送経路から除去すべき記録媒体であるとして前記記録媒体除去処理を行うこと、
    を特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項1〜6,8〜10のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記検出手段は、前記画像形成手段による画像形成開始のタイミングを計るために前記画像形成手段の上流側で記録媒体の有無を検出するタイミング検出センサを有しており、
    前記除去手段は、前記タイミング検出センサにより検出されている記録媒体については、前記搬送経路から除去すべき記録媒体であるとして前記記録媒体除去処理を行うこと、
    を特徴とする画像形成装置。
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