JP4289159B2 - 軸体 - Google Patents

軸体 Download PDF

Info

Publication number
JP4289159B2
JP4289159B2 JP2004009147A JP2004009147A JP4289159B2 JP 4289159 B2 JP4289159 B2 JP 4289159B2 JP 2004009147 A JP2004009147 A JP 2004009147A JP 2004009147 A JP2004009147 A JP 2004009147A JP 4289159 B2 JP4289159 B2 JP 4289159B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft body
elastic resin
space
fine solid
grip portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004009147A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005199594A (ja
Inventor
直人 吉原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentel Co Ltd
Original Assignee
Pentel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pentel Co Ltd filed Critical Pentel Co Ltd
Priority to JP2004009147A priority Critical patent/JP4289159B2/ja
Publication of JP2005199594A publication Critical patent/JP2005199594A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4289159B2 publication Critical patent/JP4289159B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fishing Rods (AREA)

Description

本発明は、軸体の少なくとも把持する部分に弾性樹脂を設けた軸体に関するものであり、その軸体の1例としては、ボールペンやシャープペンシルなどの筆記具や、口紅やアイライナーなど細長い容器、釣り竿、ドアノブ、ドライバーなどの工具類が挙げられる。
把持する部分には、滑り止めや把持のしやすさといった効果を持たせるために様々な発明がなされている。滑り止めとしては、シリコーンやエラストマーといった弾性樹脂を把持部に配置した構成(グリップ)が採られており、把持部の内部に可撓性材料、ゲル状物質や気体を封入することによって持ちやすい把持部を形成している。
特開平7−299984号公報 特許第3431317号公報
しかし、内部に可撓性材料、ゲル状物質や気体を封入した把持部は任意に変形してしまうため腰がなく柔らかすぎて筆記感が悪いという欠点があった。
そこで、本発明は、軸体の把持部に少なくとも弾性樹脂を配置及び/または一体に設けた軸体において、前記軸体と前記把持部との間に空間を設け、この空間に微細な固体を配し、その微細な固体の大きさを、前記空間の最小の幅よりも小さくしたことを第1の要旨とし、軸体の把持部に少なくとも弾性樹脂を配置及び/または一体に設けた軸体において、前記把持部内部に空間を設け、この空間に微細な固体を配し、その微細な固体の大きさを、前記空間の最小の幅よりも小さくしたことを第2の要旨とするものであって、特に、前記微細な固体が粒子状及び/または繊維状であることが好ましい。
軸体1の材質は、金属や樹脂、木材、石材など形成できるものであればよく、把持部2を形成する材料が軸体1を形成できる強度を有していれば、その材料で把持部を軸体自体に形成することも可能であり、特に限定されない。また、これらの材質は1種または2種以上の混合物であってもよい。
把持部2には、弾性樹脂3が配されている。その具体例としては、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、塩化ビニル、ウレタン樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエチレン樹脂、ジメチル系シリコーン、メチルビニル系シリコーン、メチルフェニルビニル系シリコーン、メチルフルオロアルキル系シリコーン(フロロシリコーン)、フロロ−ジメチル共重合シリコーン、ウレタンゴム、エチレンアクリルゴム、エピクロルヒドリンゴム、アクリルゴム、エチレンプロピレンゴム、クロロプレンゴム、天然ゴム、イソプレンゴム、塩素化ポリエチレン、ニトリルゴム、スチレン系エラストマー、オレフィン系エラストマー、エステル系エラストマー、ウレタン系エラストマーなどが挙げられるが、形状が維持できるものであれば特に限定されない。これら弾性樹脂は1種または2種以上の混合物であってもよい。
これら弾性樹脂には触り心地や指先へのフィット感の向上、着色や文様といった意匠性の向上、抗菌や汗の吸放出、光触媒反応による自己洗浄といった機能性の付与のために粉体、微粒子、発泡剤などが含まれてもよい。
その粉体の具体例としては、スチレン、ナイロン、ポリオレフィン、シリコーン、エポキシ、ポリメタクリル酸メチルなどの樹脂粉体や、シリカ、アルミナ、ジルコニア、ガラス片、金属片などの無機粉体、シルクパウダー、木粉、コルク粉などの天然素材を粉体化したものなどが挙げられる。また、それらの粉体に、アクリル系、ウレタン系、エポキシ系などの粉体塗膜を被覆した複合粉体、さらには、自動乳鉢、ボールミル、ジェットミル、アトマイザー、ハイブリダイザーなどを用いて樹脂粉体にこの樹脂粉体より小さい無機粉体を吸着させたり、打ち込んだりしたものなども挙げられ、特に限定されない。また、粉体の形状は、無定型、球状、板状、針状などが用いられ、特に限定するものではない。これら粉体は1種または2種以上添加してもよい。
また、前記微粒子の具体例としては、カーボンブラック、グラファイトや、酸化チタン、酸化錫、酸化インジウムなどの酸化物、窒化チタン、窒化クロム、窒化ジルコニウム、窒化タンタルなどの窒化物、炭化チタン、炭化ジルコニウム、炭化タンタルなどの炭化物、ホウ化チタン、ホウ化ジルコニウム、ホウ化タンタルなどのホウ化物が挙げられ、特に限定されない。また、微粒子の形状は無定型、鱗片状、球状、繊維状などを用いることができる。これら微粒子は、1種または2種以上添加してもよい。
前記発泡剤は、化学発泡剤、物理発泡剤、熱膨張性マイクロカプセルなどが用いられる。化学発泡剤の具体例は、アゾ化合物、ニトロソ化合物、ヒドラジン誘導体、セミカルバジド化合物、アジド化合物、トリアゾール化合物などの有機系熱分解型発泡剤、イソシアネート化合物などの有機系反応型発泡剤、重炭酸塩、炭酸塩、亜硫酸塩、水素化物などの無機系熱分解型発泡剤、重炭酸ナトリウム+酸、過酸化水素+イースト菌、亜鉛粉末+酸などの無機系反応型発泡剤などが挙げられる。
物理発泡剤の具体例は、ブタン、ペンタン、ヘキサン、ジクロルエタン、ジクロルメタン、フロン、空気、炭酸ガス、窒素ガスなどが挙げられる。
熱膨張性マイクロカプセルの具体例は、イソブタン、ペンタン、石油エーテル、ヘキサンなどの低沸点炭化水素を芯物質とし、塩化ビニリデン、アクリロニトリル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステルなどの共重合体からなる熱可塑性樹脂を壁物質としたマイクロカプセルなどが挙げられ、特に限定されない。これら発泡剤は、1種または2種以上添加してもよい。
把持部を構成する弾性樹脂の硬度は10度から90度までの硬度範囲の中で適宜選択すればよく、特に限定されるものではない。ただし、人体に当接する弾性樹脂の硬度は20度以下では表面のべたつきが激しくかえって把持しにくい、ゴミなどが付着しやすくゴミの除去も困難であるといった問題があることから弾性樹脂は30度から70度が望ましい。
又、把持部を構成する弾性樹脂の表面は滑らかな面や粗な面に成形できる。摩擦抵抗を高め、指先表面の引っかかりをよくするためには表面を鏡面の様に滑らかに、摩擦抵抗を低くしてさらさらした触感やゴミ、ほこりを付きにくくするためには表面を粗にすればよい。更に、把持部を構成する弾性樹脂の表面には適度な凹凸を形成してもよい。
把持部2の製造方法としては、圧縮成形やトランスファー成形、射出成形、押出成形、真空注形といった方法で成形した弾性樹脂を軸体に装着する方法や、インサート成形で形成するといった方法が挙げられるが、製造方法は特に限定されない。
微細な固体4は軸体と把持部との間に設けられた空間及び/または把持部内部に設けられた空間に配されている。微細な固体4の具体的な例としては、ステンレス、洋白、ジルコニア、ルビーボール等の硬球、ダイヤモンド、ルビー、サファイヤ、めのう、水晶等の鉱石、御影石、大理石等の岩石、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタラート、塩化ビニル、ABS、AS、PMMA、ポリプロピレン、ポリカーボネート等の樹脂やその発泡体、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、ウレタン樹脂、ポリウレタン樹脂、ジメチル系シリコーン、メチルビニル系シリコーン、メチルフェニルビニル系シリコーン、メチルフルオロアルキル系シリコーン(フロロシリコーン)、フロロ−ジメチル共重合シリコーン、ウレタンゴム、エチレンアクリルゴム、エピクロルヒドリンゴム、アクリルゴム、エチレンプロピレンゴム、クロロプレンゴム、天然ゴム、イソプレンゴム、塩素化ポリエチレン、ニトリルゴム、スチレン系エラストマー、オレフィン系エラストマー、エステル系エラストマー、ウレタン系エラストマー等の弾性樹脂、ナイロン、絹、綿等の繊維、ガラスなどが挙げられるが、微細な固体が形成できればよく特に限定はされない。また、これらの微細な固体は1種または2種以上の混合物であってもよい。
微細な固体4の形状は粒子状、繊維状、不定形状等様々な形状の固体が利用できる。硬球などの真球に近い形状の微細な固体を配した場合には、把持した際の変形が速く、また、放した時の形状復元も速い。岩石やガラスを粉砕した不定形の微細な固体を配した場合には、把持した際の変形は遅いが腰がある把持感があり、また、放した時にも形状をある程度記憶している。微細な固体の大きさは空間の大きさによって異なるが、空間の最小の幅より小さければよく、特に限定されない。また、これらの微細な固体の大きさは1種または2種以上の混合物であってもよい。
軸体と把持部との間及び/または把持部内部に設けられた空間には微細な固体4の他に、微細な固体の流動性、形状保持性を補助するために弾性樹脂やゲル状物質や粘稠物などの補助材を配してもよい。また、これらの補助材は1種または2種以上の混合物であってもよい。
本発明は、軸体の把持部に少なくとも弾性樹脂を配置及び/または一体に設けた軸体において、前記軸体と前記把持部との間に空間を設け、この空間に微細な固体を配し、その微細な固体の大きさを、前記空間の最小の幅よりも小さくしたことを第1の要旨とし、軸体の把持部に少なくとも弾性樹脂を配置及び/または一体に設けた軸体において、前記把持部内部に空間を設け、この空間に微細な固体を配し、その微細な固体の大きさを、前記空間の最小の幅よりも小さくしたことを第2の要旨とすることによって、従来の弾性樹脂のみの把持部より変形能力を向上させ、かつ、可撓性材料、ゲル状物質や気体のみを封入した把持部より腰がある把持部となっている。さらに、把持した指先の形状に合わせて変形し、形状を保持するため、接触面積が増え、握る圧力が分散される。また、指先以外の把持部分、例えば筆記具の指間当節部に配することによって握りやすい形状の軸体となる。握りやすさの向上のほかに、弾性樹脂を透明にすることによって、内部の微細な固体の色や動きを楽しめるといった装飾的な効果もある。
本発明は、把持しやすい軸体を提供するため、軸体と把持部との間に空間を設け、この空間に微細な固体を配したこと及び、把持部内部に空間を設け、この空間に微細な固体を配したことを最も主要な特徴とする。把持した指先の形状に合わせて変形し、形状を保持する目的を実現した。
図1は、本発明を筆記具の把持部に使用した実施例1の全体図である。図2は図1のa−A線断面図である。また、参照符号1は軸体、2は把持部、3は弾性樹脂、4は微細な固体である。
把持部2は弾性樹脂3と微細な固体4からなる。弾性樹脂3はジメチル系シリコーンゴム、GE東芝シリコーン(株)製、TSE2570−6U(30度)用いて射出成形で成形した。微細な固体4としてステンレスボール(SUS304、φ0.5mm)を軸体1と弾性樹脂3の間の空間に配した把持部2を軸体1に装着した。ステンレスボールは握った時の圧力で適度に位置を変える。このため把持部2は握った指の形状に変形し、持ちやすさ、滑りにくさといった効果を発揮する。内部のステンレスボールそのものは硬いため、しっかり握った際にも変形しすぎない、腰のある良好な感触が得られる。φ0.5mmのステンレスボールは流動性が高く、変形速度や形状回復速度が速い。
図3は、本発明の実施例2を示す断面図である。参照符号1は軸体、2は筒状の把持部、3は弾性樹脂、4は微細な固体である。
筒状の把持部2は弾性樹脂3と微細な固体4からなる。弾性樹脂3はジメチル系シリコーンゴム、GE東芝シリコーン(株)製、TSE2570−6U(40度)用いて射出成形で成形した。微細な固体4として樹脂ボール(ABS、φ1.0mm)を弾性樹脂3に形成した空間に配した把持部2を軸体1に装着した。樹脂ボールは握った時の圧力で適度に位置を変える。このため把持部2は握った指の形状に変形し、持ちやすさ、滑りにくさといった効果を発揮する。また、内部の樹脂ボールそのものは硬いため、しっかり握った際にも変形しすぎない、腰のある良好な感触が得られる。φ1.0mmの樹脂ボールは流動性が高いが、空間の密閉率が低いため、変形速度はやや遅くなり、形状記憶時間が長くなる。
図4は、本発明の実施例3を示す断面図である。参照符号1は軸体、2は透明な把持部、3は弾性樹脂、4は微細な固体である。
把持部2は弾性樹脂3と微細な固体4からなる。弾性樹脂3はジメチル系シリコーンゴム、GE東芝シリコーン(株)製、TSE2570−6U(30度)用いて射出成形で透明なものを成形した。微細な固体4として着色ガラス粉砕物を弾性樹脂3に形成した空間に配した把持部2を軸体1に装着した。着色ガラス粉砕物は握った時の圧力で適度に位置を変える。このため把持部2は握った指の形状に変形し、持ちやすさ、滑りにくさといった効果を発揮する。また、内部の着色ガラス粉砕物そのものは硬いため、しっかり握った際にも変形しすぎない、腰のある良好な感触が得られる。また弾性樹脂3が透明なため、内部に配した着色ガラス粉砕物の色やその移動を楽しむことが出来る。ガラス粉砕物は異形になっていることから、変形速度は遅いが、一度形状が安定すると長時間形状を維持できる。
図5は、本発明の実施例4を示す断面図である。参照符号1は軸体、2は把持部、3は弾性樹脂、4は微細な固体、5は弾性樹脂である。
把持部2は弾性樹脂3と微細な固体4からなる。弾性樹脂3はジメチル系シリコーンゴム、GE東芝シリコーン(株)製、TSE2570−6U(30度)用いて射出成形で透明なものを成形した。微細な固体4として着色ガラス粉砕物を入れて成形した弾性樹脂5(ウレタンゴム(日本特材(株)、NTP−11ゴム、ゴム硬度20度)を弾性樹脂3に形成した空間に配した把持部2を軸体1に装着した。また、弾性樹脂5のゴム硬度が低いため把持部2は握った指の形状に変形し、持ちやすさ、滑りにくさといった効果を発揮する。また、内部の着色ガラス粉砕物は硬いため握った時の圧力に反発して適度な刺激となるが、弾性樹脂5に入っているため、しっかり握った際にも変形しすぎない、腰のある感触が得られる。また弾性樹脂3が透明なため、内部に配した着色ガラス粉砕物や弾性樹脂5の色を楽しむことが出来る。
尚、前記弾性樹脂5としては、上記のウレタンゴムにゴムに限定されることなく、シリコーン(KE1950−10、信越化学工業(株)、ゴム硬度10度)やポリエチレンゲル(HC15N、(株)コスモ計器製、ゴム硬度15度)であっても良い。
図6は、本発明の実施例5を示す断面図である。参照符号1は軸体、2は把持部、3は弾性樹脂、4は微細な固体、6は補助材である。
把持部2は弾性樹脂3と微細な固体4からなる。弾性樹脂3はジメチル系シリコーンゴム、GE東芝シリコーン(株)製、TSE2570−6U(30度)用いて射出成形で透明なものを成形した。微細な固体4として御影石粉砕物、補助材(粘稠物)6としてシリコーングリース(信越化学工業(株)製、G420)を弾性樹脂3に形成した空間に配した把持部2を軸体1に装着した。御影石粉砕物は握った時の圧力で適度に位置を変える。このため把持部2は握った指の形状に変形し、持ちやすさ、滑りにくさといった効果を発揮する。この時グリースによって御影石粉砕物の流動性が滑らかになり、より良好な触感となる。また、内部の御影石粉砕物そのものは硬いため、しっかり握った際にも変形しすぎない、腰のある感触が得られる。また弾性樹脂3が透明なため、内部に配した御影石粉砕物の色やその移動を楽しむことが出来る。
尚、前記粘稠物6としては、上記のシリコーングリースに限定されることなく、KF96(信越化学工業(株)製)といったシリコーンオイルやtsk5370(Ge東芝シリコーン(株)製)といったシリコーンオイルコンパウンド、レチナックス グリース CL(昭和シェル石油(株)製)といった石油系グリースであっても良い。
図7、本発明の実施例6を示す断面図である。参照符号1は軸体、2は把持部、3は弾性樹脂、4は微細な固体である。
把持部2は弾性樹脂3と微細な固体4からなる。弾性樹脂3はオレフィン系エラストマー、サントプレーン111−35(35度)用いて射出成形で成形した。微細な固体4としてナイロン繊維裁断物(φ0.1mm)を弾性樹脂3に形成した空間に配した把持部2を軸体1に装着した。ナイロン繊維裁断物は握った時の圧力で適度に位置を変える。このため把持部2は握った指の形状に変形し、持ちやすさ、滑りにくさといった効果を発揮する。内部のナイロン繊維裁断物が複雑に絡み合うことにより適度なクッション感が得られている。また、ナイロン繊維裁断物そのものは硬いため、しっかり握った際にも変形しすぎない、腰のある良好な感触が得られる。
本発明は、軸体の少なくとも把持部する部分に弾性樹脂を設けた軸体に関するものである。その軸体の例としては、シャープペンシルやボールペン、修正ペンなどの筆記具、カッターや彫刻刀、ドライバーなどの工具類、PDA(パーソナル デジタル アシスタンス)や電子手帳に使用される入力ペン、自転車のハンドルなど多岐にわたる。
本発明を筆記具の把持部に使用した実施例1の全体図である。 図1のa−A‘断面図である。 実施例2の断面図である。 実施例3の断面図である。 実施例4の断面図である。 実施例5の断面図である。 実施例6の断面図である。
符号の説明
1 軸体
2 把持部
3 弾性樹脂
4 微細な固体
5 弾性樹脂
6 補助材

Claims (4)

  1. 軸体の把持部に少なくとも弾性樹脂を配置及び/または一体に設けた軸体において、前記軸体と前記把持部との間に空間を設け、この空間に微細な固体を配し、その微細な固体の大きさを、前記空間の最小の幅よりも小さくしたことを特徴とする軸体。
  2. 軸体の把持部に少なくとも弾性樹脂を配置及び/または一体に設けた軸体において、前記把持部内部に空間を設け、この空間に微細な固体を配し、その微細な固体の大きさを、前記空間の最小の幅よりも小さくしたことを特徴とする軸体。
  3. 前記軸体と前記把持部との間に設けた空間及び/または前記把持部内部に設けた空間に微細な固体及び、その微細な固体の他に粘稠物を配したことを特徴とする請求項1、或いは、請求項2に記載の軸体。
  4. 前記空間に配する微細な固体が粒子状及び/または繊維状であることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の軸体。
JP2004009147A 2004-01-16 2004-01-16 軸体 Expired - Fee Related JP4289159B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004009147A JP4289159B2 (ja) 2004-01-16 2004-01-16 軸体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004009147A JP4289159B2 (ja) 2004-01-16 2004-01-16 軸体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005199594A JP2005199594A (ja) 2005-07-28
JP4289159B2 true JP4289159B2 (ja) 2009-07-01

Family

ID=34822272

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004009147A Expired - Fee Related JP4289159B2 (ja) 2004-01-16 2004-01-16 軸体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4289159B2 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4959202B2 (ja) * 2006-02-17 2012-06-20 瓜生製作株式会社 回転駆動工具の反力吸収用グリップ
JP5024922B2 (ja) 2006-04-19 2012-09-12 三菱鉛筆株式会社 軸筒のグリップ構造並びにこの軸筒のグリップ構造を備えた筆記具及び塗布具
JP5125200B2 (ja) * 2007-04-23 2013-01-23 ぺんてる株式会社 軸体
JP5364987B2 (ja) * 2007-09-27 2013-12-11 ぺんてる株式会社 軸体、及び、その軸体を使用した筆記具
JP2009154494A (ja) * 2007-12-28 2009-07-16 Pentel Corp 軸体
JP5151558B2 (ja) * 2008-02-29 2013-02-27 ぺんてる株式会社 軸体、及び、その軸体を使用した筆記具
JP5261044B2 (ja) * 2008-06-30 2013-08-14 三菱鉛筆株式会社 筆記具の組立て方法
JP5314971B2 (ja) * 2008-09-09 2013-10-16 株式会社貝印刃物開発センター 手動利器における柄の構造
US8006349B2 (en) * 2008-09-29 2011-08-30 Eaton Corporation Lightweight grip and method of making same
JP5767274B2 (ja) * 2013-04-26 2015-08-19 三菱鉛筆株式会社 筆記具の組立て方法
EP3834894A1 (en) * 2019-12-09 2021-06-16 Harry Matthew Wells Grip assembly for sports equipment
CN113618680B (zh) * 2021-10-12 2021-12-07 如东恒发五金制品有限公司 一种减震新型高效五金工具锤

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005199594A (ja) 2005-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4289159B2 (ja) 軸体
JP5124957B2 (ja) 軸体
EP1543492A2 (en) Textured cushion for keyboard cursor control stick
JP5114931B2 (ja) 軸体
JP4433711B2 (ja) 軸体
US20090266626A1 (en) Flexible Stylus Tip With Flat Contact Surface
JP5125200B2 (ja) 軸体
JP2011005798A (ja) 軸体
JP4133624B2 (ja) 軸体
JP2009154494A (ja) 軸体
JP2005153420A (ja) 軸体
JP3431317B2 (ja) 筆記具用グリップ
JP2006305787A (ja) 軸体
KR20020082160A (ko) 삽지식 필기구
JP2010125667A (ja) 軸体
JP2009178938A (ja) 軸体
JP2012245748A (ja) 軸体
JP4670290B2 (ja) 軸体
JP2008183787A (ja) 軸体
JP2011230496A (ja) 軸体
JP2011073183A (ja) 軸体
JP2011126177A (ja) 軸体
WO2002037252A2 (en) Gel cushion for keyboard cursor control stick
JP2002066961A (ja) 把持部を有する軸体
JP2005297337A (ja) 筆記具のグリップ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080909

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081027

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090310

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090323

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4289159

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120410

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120410

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130410

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130410

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees