JP4279337B2 - 内燃機関用カムシャフト組付け方法及び内燃機関 - Google Patents

内燃機関用カムシャフト組付け方法及び内燃機関 Download PDF

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Description

この発明は、内燃機関のカムシャフトを組付ける方法及び、この方法によりカムシャフトが組み付けられた内燃機関に関するものである。
従来からこの種のものとしては、例えば特許文献1に記載されたようなものがある。この特許文献1には、吸気・排気の両カムシャフトに共通に配置されるロアカムホルダー(カムキャリア)と、吸気・排気の両カムシャフトに各々設けられたアッパカムホルダー(カムキャップ)とを有し、前記ロアカムホルダーの両端はシリンダヘッドに第1の締結部材で締結され、2つのアッパカムホルダーは、ロアカムホルダーに第1の締結部材より小径の一対の第2の締結部材により第1の締結部材より内側でそれぞれ締結されており、シリンダヘッドの小型化が可能であると共に、第1の締結部材がロッカシャフトの回り止めを兼ねる旨記載されている。
特開2000−170506号公報。
しかしながら、このような従来のものにあっては、カムシャフトのジャーナル部と、このジャーナル部が嵌入されるカムキャリア及びカムキャップの軸受け部との間にはクリアランスが設けられているため、カムシャフトをシリンダヘッドに組み付けるのに、予め軸受け部が形成された複数組のカムキャリア及びカムキャップを介してカムシャフトをシリンダヘッドに取り付けるようにすると、そのクリアランスがあることから、カムキャリア等の組付け位置精度が悪くなり、その結果、ジャーナル部の当たりの悪化及びジャーナル部のフリクションの増加を招く虞があった。
この対策として、カムキャリア等の組付け位置精度確保のため、複数のカムキャリア及びカムキャップをシリンダヘッドに取り付けて、通し加工をした後、カムシャフトを取り付けるようにすると、その通し加工のための加工設備が大規模となってしまう。
また、このように複数のカムキャリア及びカムキャップを通し加工した場合には、1個のカムキャリア(又はカムキャップ)に不具合が生じた場合でも、カムシャフト1本分の複数のカムキャリア及びカムキャップを全て交換する必要があり、交換部品が多く、コスト高となってしまう。
そこで、この発明は、ジャーナル部の当たりの悪化及びジャーナル部のフリクションの増加を回避するために必要であった大規模な加工設備を用いなくても、ジャーナル部の支持部位の位置精度を確保でき、カムキャリア等に不具合が生じた場合でも、交換部品を最小限に抑えることができる内燃機関用カムシャフト組付け方法及び内燃機関を提供することを課題としている。
かかる課題を達成するために、請求項1に記載の発明は、カムシャフトを、ジャーナル部毎に独立した複数組のカムキャリア及びカムキャップを介してシリンダヘッドに組付ける内燃機関用カムシャフト組付け方法において、前記複数のカムキャリアに跨る長さで、前記ジャーナル部に相当する部位の嵌合部の軸径が、該ジャーナル部の軸径より太いシャフト状治具を用意し、該シャフト状治具を、前記複数組のカムキャリアを介して前記シリンダヘッドに取り付けて前記複数のカムキャリアを所定の位置に位置決めした内燃機関用カムシャフト組付け方法としたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、カムシャフトを、ジャーナル部毎に独立した複数組のカムキャリア及びカムキャップを介してシリンダヘッドに組付ける内燃機関用カムシャフト組付け方法において、実際に組み付ける前記カムシャフトのジャーナル部に相当する部位の嵌合部の軸径が、該ジャーナル部の軸径より太いシャフト状治具を用意し、該シャフト状治具を、前記複数組のカムキャリア及びカムキャップを介して前記シリンダヘッドに取り付けて前記複数のカムキャリアを所定の位置に位置決めし、その後、前記複数のカムキャリアは前記シリンダヘッドに締結されたままの状態で、前記複数のカムキャップを外し、前記シャフト状治具を実際に使用する前記カムシャフトに組み替え、しかる後に、前記複数のカムキャップを締結する内燃機関用カムシャフト組付け方法としたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、カムシャフトを、ジャーナル部毎に独立した複数組のカムキャリア及びカムキャップを介してシリンダヘッドに組付ける内燃機関用カムシャフト組付け方法において、実際に組み付ける前記カムシャフトのジャーナル部に相当する部位の嵌合部の軸径が、該ジャーナル部の軸径より太いシャフト状治具を用意し、該シャフト状治具を、前記複数のカムキャリアを介して前記シリンダヘッドに取り付けて前記複数のカムキャリアを所定の位置に位置決めし、その後、前記複数のカムキャリアは前記シリンダヘッドに締結されたままの状態で、前記シャフト状治具を実際に使用する前記カムシャフトに組み替え、しかる後に、前記複数のカムキャップを締結する内燃機関用カムシャフト組付け方法ことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一つに記載の構成に加え、前記シャフト状治具には、位置決め部を形成し、該位置決め部により、前記カムキャリアの、前記シャフト状治具軸方向の位置決めを行うようにしたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れか一つに記載の構成に加え、前記シャフト状治具には、前記カムシャフトのカム部と対応した位置に、前記カム部のベース円の径と同じ径の円形部が形成されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、カムシャフトを、ジャーナル部毎に独立した複数のカムキャリア及びカムキャップを介してシリンダヘッドに組付ける内燃機関用カムシャフト組付け方法において、前記カムシャフトは、前記カムキャリアを位置決めするシャフト状治具を兼ね、前記カムシャフトには、前記カムキャリア及びカムキャップの軸受け部に保持されるジャーナル部が設けられると共に、該ジャーナル部に隣接して該ジャーナル部より太い嵌合部が設けられ、前記カムキャリア及びカムキャップには、前記軸受け部に隣接して、前記嵌合部が嵌合される被嵌合部が設けられ、前記ジャーナル部外面と前記軸受け部内面とのクリアランスより、前記嵌合部外面と前記被嵌合部内面とのクリアランスが小さく構成され、前記カムシャフト嵌合部を前記カムキャリア及びカムキャップ被嵌合部に嵌合させて、該カムシャフトを前記カムキャリア及びカムキャップを介して、前記シリンダヘッドに取り付け、その後、該カムシャフトを軸方向に所定量スライドさせて、前記嵌合部を前記被嵌合部から離脱させ、この状態で、スライド規制部材を取り付けることにより、前記カムシャフトのスライドを規制するようにした内燃機関用カムシャフト組付け方法としたことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の構成に加え、前記被嵌合部は、前記軸受け部の一部が兼ね、前記嵌合部の外径は、前記ジャーナル部の外径より大きいことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項6に記載の構成に加え、前記嵌合部の外径は、前記ジャーナル部の外径より大きく、前記被嵌合部の内径は、前記軸受け部の内径より大きいことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項6に記載の構成に加え、前記スライド規制部材は、前記カムシャフトの端部に設けられたハウジングキャップであることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1乃至9の何れか一つに記載の構成に加え、前記カムキャリアを、前記カムシャフトに沿って複数配置し、該各カムキャリアに、それぞれ独立してロッカシャフトを配設し、該ロッカシャフトに、ロッカアームを揺動自在に配設したことを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項1乃至10の何れか一つに記載の内燃機関用カムシャフト組付け方法により、前記シリンダヘッドに前記カムシャフトを前記カムキャリア及び前記カムキャップを介して組み付けられた内燃機関としたことを特徴とする。
上記請求項1に記載の発明によれば、複数のカムキャリアに跨る長さで、前記ジャーナル部に相当する部位の嵌合部の軸径が、該ジャーナル部の軸径より太いシャフト状治具を用意し、該シャフト状治具を、前記複数組のカムキャリアを介して前記シリンダヘッドに取り付けて前記複数のカムキャリアを所定の位置に位置決めした内燃機関用カムシャフト組付け方法としたため、ジャーナル部の当たりの悪化及びジャーナル部のフリクションの増加を回避するために必要であった大規模な加工設備を用いなくても、ジャーナル部の支持部位の位置精度を確保でき、カムキャリア等に不具合が生じた場合でも、交換部品を最小限に抑えることができる。
請求項2に記載の発明によれば、実際に組み付けるカムシャフトのジャーナル部に相当する部位の軸径が、このジャーナル部の軸径より太いシャフト状治具を用意し、このシャフト状治具を、カムキャリア及びカムキャップを介してシリンダヘッドに取り付け、その後、カムキャリアはシリンダヘッドに締結されたままの状態で、カムキャップを外し、シャフト状治具を実際に使用するカムシャフトに組み替え、しかる後に、カムキャップを締結する内燃機関用カムシャフト組付け方法としたため、ジャーナル部の当たりの悪化及びジャーナル部のフリクションの増加を回避するために必要であった大規模な加工設備を用いなくても、ジャーナル部の支持部位の位置精度を確保でき、カムキャリア等に不具合が生じた場合でも、交換部品を最小限に抑えることができる。
請求項3に記載の発明によれば、シャフト状治具配設時(芯出し時)に、カムキャップを着脱する必要がないため、作業性が良好である。
請求項4に記載の発明によれば、シャフト状治具には、位置決め部を形成し、この位置決め部により、カムキャリアの、シャフト状治具軸方向の位置決めを行うようにしたため、シャフト状治具により、カムキャリアの芯出し及び軸方向の位置精度の向上により、カム部及びジャーナル部の幅を小さくすることができ、軽量化ができる。
請求項5に記載の発明によれば、シャフト状治具には、カムシャフトのカム部と対応した位置に、カム部のベース円の径と同じ径の円形部が形成されているため、この円形部により、カムキャリアに配設されるロッカーアームとカム部のベース円部とのクリアランス調整を、カムシャフトを回転させずに行うことができる。
請求項6乃至9に記載の発明によれば、カムシャフトがカムキャリアを位置決めするシャフト状治具を兼ねているため、別途、シャフト状治具を用いる必要がなく、カムシャフトをスライドさせるだけで、請求項1と同様の効果が得られ、作業性等を向上させることができる。
請求項10に記載の発明によれば、各カムキャリアに、それぞれ独立してロッカシャフトが配設されているため、ロッカシャフトを配設する場合に、通し加工をする必要がなく、大規模な加工設備を用いる必要がない。
請求項11に記載の発明によれば、請求項1乃至10の何れか一つに記載の内燃機関用カムシャフト組付け方法により、シリンダヘッドにカムシャフトをカムキャリア及びカムキャップを介して組み付けられた内燃機関としたため、ジャーナル部の支持部位の位置精度を確保でき、カムキャリア等に不具合が生じた場合でも、交換部品を最小限に抑えることができる。
この発明の実施の形態1に係るシャフト状治具,カムキャリア及びカムキャップ等を示す断面図である。 同実施の形態1に係るシリンダヘッド、カムシャフト,カムキャリア及びカムキャップ等を示す分解斜視図である。 この発明の実施の形態2に係るシャフト状治具,カムキャリア及びカムキャップ等を示す断面図である。 同実施の形態2に係る図3の一部を示す拡大図である。 同実施の形態2に係るシャフト状治具の円形部を示す断面図である。 この発明の実施の形態3に係るカムシャフト,カムキャリア及びカムキャップ等を示す断面図で、(a)はカムシャフトの取付途中の状態を示し、(b)はカムシャフトの取付完了状態を示す。 同実施の形態3に係る図6の一部を示す拡大図で、(a)はカムシャフトの取付途中の状態を示し、(b)はカムシャフトの取付完了状態を示す。 同実施の形態3に係る作用を示す説明図で、(a)はカムシャフトの取付途中の状態を示し、(b)はカムシャフトの取付完了状態を示す。 この発明の実施の形態4に係るカムシャフト,カムキャリア及びカムキャップ等を示す断面図で、(a)はカムシャフトの取付途中の状態を示し、(b)はカムシャフトの取付完了状態を示す。 同実施の形態4に係る図9の一部を示す拡大図で、(a)はカムシャフトの取付途中の状態を示し、(b)はカムシャフトの取付完了状態を示す。
以下、この発明の実施の形態について説明する。
[発明の実施の形態1]
図1及び図2には、この発明の実施の形態1を示す。
まず構成を説明すると、図2中符号11は「内燃機関」としてのエンジンで、このエンジン11は、シリンダヘッド12上に、吸気用カムシャフト13及び排気用カムシャフト14が、複数組のカムキャリア17及びカムキャップ18、1組のカムキャリア21及びカムキャップ22により、回転自在に支持されている。
それら吸気用カムシャフト13及び排気用カムシャフト14には、それぞれ複数の吸気用カム部13a、排気用カム部14aが形成されると共に、隣接する吸気用カム部13aの間、及び、隣接する排気用カム部14aの間には、それぞれジャーナル部13b,14bが形成されている。また、各カムシャフト13,14は、一方の端部13c,14cが動力伝達部であり、他の部分より径が大きく形成され、カムキャリア21及びカムキャップ22により回転自在に保持されるように形成されており、これら端部13c,14cの両側には、それぞれスラスト受けを行う鍔部13d,13e、鍔部14d,14eが形成されている。さらに、他方の端部には、VVT用のカムセンサ用ロータ13g,14gが設けられている。
さらに、その各カムキャリア17には、それぞれ両カムシャフト13,14のジャーナル部13b,14bの軸受け部15,16の下側半分を形成する軸受け凹部17aが形成されている。
さらにまた、各カムキャリア17毎に、独立してロッカシャフト24が設けられ、これらロッカシャフト24にロッカアーム25が揺動自在に支持されている。しかも、これら各カムキャリア17には、シリンダヘッド12への取付用のボルト26が挿通されるボルト孔17cが形成されると共に、カムキャップ18及びカムキャリア17をシリンダヘッド12へ取り付けるためのボルト27が挿通されるボルト孔17dが形成されている。
また、カムキャップ18には、軸受け部15,16の上側半分を形成する軸受け凹部18aが形成され、前記ボルト27が挿通されるボルト孔18bが形成されている。
さらに、カムキャリア21及びカムキャップ22にも、両カムシャフト13,14を支持する軸受け凹部21a,22aが形成されている。
また、シリンダヘッド12の上面部には、一端のカムキャリア21及び他端のカムキャリア17に嵌合されるノックピン12aが複数設けられている。
そして、かかるカムシャフト13,14等を組み付けるために、図1に示すようなシャフト状治具30を使用する。
このシャフト状治具30は、実際に組み付ける前記カムシャフ13,14のジャーナル部13b,14bに相当する部位の嵌合部30aの軸径d1が、ジャーナル部13b,14bの軸径より所定量だけ太く形成されている。この所定量は、カムシャフト13,14のジャーナル部13b,14b外表面と軸受け部15,16内表面との間のクリアランスが各部のバラツキを考慮しても必要量確保できるようにするための量に設定されている。
また、このシャフト状治具30の図1中右端部には、一対の鍔部30bが形成され、この一対の鍔部30bの間に、カムキャップ22が嵌合されてスラスト方向の移動が規制されるようになっている。
次に、かかるシャフト状治具30を用いて、カムシャフト13,14を組み付ける場合について説明する。
一端のカムキャリア21と他端のカムキャリア17をノックピン12aで位置決めし、カムキャリア21,17の所謂ばか孔のボルト孔17cにボルト26を挿入して、ボルト26でシリンダヘッド12に緩く止める。
次に、一端のカムキャリア21と他端のカムキャリア17との間のカムキャリア17の所謂ばか孔のボルト孔17cにボルト26を挿入して、複数のカムキャリア17が多少動く状態にボルト26をシリンダヘッド12に緩く螺合させる。
次いで、かかる各カムキャリア17,21の吸気側と排気側のそれぞれの軸受け凹部17a,21aに、2本のシャフト状治具30を載せ、この上からカムキャップ22,カムキャップ18を被せて、ボルト26,27にて本締付けを行う。ちなみに、吸気側と排気側の軸受け凹部が別体のカムキャリアに形成されている場合には、1本のシャフト状治具を載せればよい。
この状態で、シャフト状治具30が手或いは治具で円滑に回転することを確認する。
次いで、ボルト27を緩め、カムキャップ18,22を外して、シャフト状治具30を取り外し、各カムシャフト13,14と交換し、再度、カムキャップ18,22を装着する。
このようにシャフト状治具30を用いれば、シャフト状治具30の嵌合部30aの外面と軸受け部13,14の内面との間に、実際のカムシャフト13,14を使って組み込んだ時のクリアランスより小さいため、従来と異なり、シャフト状治具30に対してカムキャリア17及びカムキャップ18がガタツキを小さくして、取り付けることができる。
従って、この状態で、カムキャリア17等の本締付けを行うことにより、複数のカムキャリア17を精度良くシリンダヘッド12に取り付けることができる。
その結果、各カムシャフト13,14のジャーナル部13b,14bの当たりの悪化及びジャーナル部13b,14bのフリクションの増加を回避することができる。
そのため、大規模な加工設備を用いなくても、ジャーナル部13b,14bの支持部位の位置精度の確保ができる。
また、そのカムキャリア17等に不具合が生じた場合でも、従来のように通し加工を行う必要がないため、この不具合の生じたカムキャリア17等のみ交換して、上述と同様に、シャフト状治具30を用いて組み付けることができ、交換部品を最小限に抑えることができる。
さらに、ロッカシャフト24が複数のカムキャリア17にそれぞれ独立して配設されているため、複数のカムキャリア17をシリンダヘッド12に取付けた後、ロッカシャフト24の位置精度向上のための通し加工を行う必要がない。
なお、カムキャップ18の締結は、ここではシリンダヘッド12に締結しているが、これに限らず、カムキャリア17に締結しても良い。
また、この実施の形態1では、シャフト状治具30を配設する場合に、カムキャップ18も取り付けるようにしているが、これに限らず、カムキャリア17のみをシリンダヘッド12にボルト26により取り付けてシャフト状治具30により芯出しを行うようにすることもできる。
この場合には、その芯出し時には、カムキャップ18は取り付けることなく、そのシャフト状治具30にてカムキャリア17の芯出しを行った後、このシャフト状治具30を取り外して、カムシャフト13,14と交換し、その後、カムキャップ18を取り付けるようにする。
このようにすれば、シャフト状治具30配設時(芯出し時)に、カムキャップ18を着脱する必要がないため、作業性が良好である。
なお、ここでは両端のカムキャリア21,17の両方にノックピン12aが嵌合されるようになっているが、これに限らず、一方側のカムキャリア21又は17のみにノックピン12aを嵌合させて、他方にはノックピンの嵌合を不要とする場合もある。
[発明の実施の形態2]
図3乃至図5には、この発明の実施の形態2を示す。
この実施の形態2は、シャフト状治具40に位置決め部40a及び円形部40bが設けられている点で、実施の形態1と相違している。
すなわち、シャフト状治具40は、実際に組み付けるカムシャフ13,14のジャーナル部13b,14bに相当する部位の嵌合部40cの軸径dが、ジャーナル部13b,14bの軸径より所定量だけ太く形成されている。この所定量は、カムシャフト13,14のジャーナル部13b,14b外表面と軸受け部15,16内表面との間のクリアランスが各部のバラツキを考慮しても必要量確保できるようにするための量に設定されている。
そして、この嵌合部40cに隣接して、段差形状の位置決め部40aが形成され、この位置決め部40aがカムキャリア17及びカムキャップ18の係合部17e,18cに係合されるようになっている。
また、このシャフト状治具40の円形部40bは、カムシャフト13,14のカム部13a,14aに対応した位置に形成され、これらカム部13a,14aのベース円の径と同じ径に形成されている。
さらに、このシャフト状治具40の端部にも、スラスト受け用の一対の鍔部40dが形成されている。
このようなものにあっては、シャフト状治具40には、位置決め部40aを形成し、この位置決め部40aにより、カムキャリア17の、シャフト状治具40軸方向の位置決めを行うようにしたため、シャフト状治具40により、カムキャリア17の芯出し及び軸方向の位置精度の向上により、カム部及びジャーナル部の幅を小さくすることができ、軽量化ができる。
また、シャフト状治具40には、カムシャフト13,14のカム部13a,14aと対応した位置に、カム部13a,14aのベース円の径と同じ径の円形部40bが形成されているため、この円形部40bにより、カムキャリア17に配設されるロッカーアーム25とカム部13a,14aのベース円部とのクリアランス調整を、カムシャフト13,14を回転させずに行うことができる。
他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるので重複した説明を省略する。
なお、この実施の形態2でも、シャフト状治具40を配設する場合に、カムキャップ18も取り付けるようにしているが、これに限らず、カムキャリア17のみをシリンダヘッド12にボルト26により取り付けてシャフト状治具40により芯出しを行うようにすることもできる。
[発明の実施の形態3]
図6乃至図8には、この発明の実施の形態3を示す。
この実施の形態3は、吸気用カムシャフト13及び排気用カムシャフト14が、カムキャリア17を位置決めするシャフト状治具を兼ねている点で、実施の形態1と相違している。なお、ここでは、吸気用カムシャフト13の組付け方法について図示して説明し、排気用カムシャフト14の組付け方法の説明については省略するが、排気用カムシャフト14の組付け方法も同様である。また、カムキャリア17,21には、それぞれ吸気側及び排気側の軸受け凹部17a,21aが一体に形成されている場合には、吸気用カムシャフト13及び排気用カムシャフト14を同時に組付け、別体に吸気側及び排気側が形成されている場合には、同時でなく、各々個別に組み付ける。
すなわち、吸気用カムシャフト13には、ジャーナル部13bに隣接して嵌合部13fが設けられると共に、カムキャリア17及びカムキャップ18には、軸受け部15に隣接して、嵌合部13fが嵌合される被嵌合部15aが設けられている。ここでは、被嵌合部15aは、軸受け部15の一部が兼ねており、図7及び図8に示すように、嵌合部13fの外径d2は、ジャーナル部13bの外径d3より大きく形成されている。
これにより、嵌合部13f外面と被嵌合部15a内面とのクリアランスc1が、ジャーナル部13b外面と軸受け部15内面とのクリアランスc2より、小さく構成されている。
次に、カムシャフト13の組付け方法について説明する。
まず、実施の形態1と同様にボルト26で、カムキャリア17,21をシリンダヘッド12に緩く止める。次に、吸気用カムシャフト13を載せて鍔部13eをカムキャリア21の側面に当接させ、吸気用カムシャフト13の各嵌合部13fを各カムキャリア17の被嵌合部15aに嵌合させ、この上からカムキャップ18,22を被せて、ボルト26,27にて本締付けを行う(図7(a),図8(a))。
その後、このカムシャフト13を軸方向(図6,7,8中左方向)に所定量スライドさせて、嵌合部13fを被嵌合部15aから離脱させる。
この状態で、「スライド規制部材」であるカムキャップ22をカムキャリア21に取り付けることにより、このカムキャップ22がそれぞれカムシャフト13の一対の鍔部13d,13eの間に嵌合されることにより、カムシャフト13のスライドが規制され、吸気用カムシャフト13が最終位置に維持される。
また、カムキャップ22側面と吸気用カムシャフト13の鍔部13d,13eとで、吸気用カムシャフト13の回転中のスラスト受けが行われる。
このようなものにあっては、カムシャフト13をスライドさせて、カムキャップ22で位置規制するだけで良いため、実施の形態1のようにシャフト状治具30を用いる必要がなく、実施の形態1と同様な効果が得られ、作業性等を向上させることができる。
他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるので重複した説明を省略する。
[発明の実施の形態4]
図9及び図10には、この発明の実施の形態4を示す。
この実施の形態4は、実施の形態3と比較すると、カムシャフト13の嵌合部13fの構造、被嵌合部15aの構造が相違している。
すなわち、嵌合部13fの外径d2は、ジャーナル部13bの外径d3より大きく、又、被嵌合部15aの内径d4は、軸受け部15の内径d5より大きく形成されている。
このようなものにあっても、カムシャフト13をスライドさせて、嵌合部13fを被嵌合部15aに係脱させることにより、実施の形態3と同様に、カムキャリア17等の取付位置精度を向上させることができる。
他の構成及び作用は実施の形態3と同様であるので重複した説明を省略する。
符号の説明
11 エンジン(内燃機関)
12 シリンダヘッド
13 吸気用カムシャフト
14 排気用カムシャフト
13a 吸気用カム部
14a 排気用カム部
13b,14b ジャーナル部
13f 嵌合部
15,16 軸受け部
15a 被嵌合部
17 カムキャリア
17a 軸受け凹部
18 カムキャップ
18a 軸受け凹部
21 カムキャリア
22 カムキャップ
24 ロッカシャフト
25 ロッカアーム
30,40 シャフト状治具
30a 嵌合部
40a 位置決め部
40b 円形部
d1 シャフト状治具の軸径
d2 嵌合部の外径
d3 ジャーナル部の外径
d4 被嵌合部の内径
d5 軸受け部の内径
c1 クリアランス
c2 クリアランス

Claims (11)

  1. カムシャフトを、ジャーナル部毎に独立した複数組のカムキャリア及びカムキャップを介してシリンダヘッドに組付ける内燃機関用カムシャフト組付け方法において、
    前記複数のカムキャリアに跨る長さで、前記ジャーナル部に相当する部位の嵌合部の軸径が、該ジャーナル部の軸径より太いシャフト状治具を用意し、
    該シャフト状治具を、前記複数組のカムキャリアを介して前記シリンダヘッドに取り付けて前記複数のカムキャリアを所定の位置に位置決めしたことを特徴とする内燃機関用カムシャフト組付け方法。
  2. カムシャフトを、ジャーナル部毎に独立した複数組のカムキャリア及びカムキャップを介してシリンダヘッドに組付ける内燃機関用カムシャフト組付け方法において、
    実際に組み付ける前記カムシャフトのジャーナル部に相当する部位の嵌合部の軸径が、該ジャーナル部の軸径より太いシャフト状治具を用意し、
    該シャフト状治具を、前記複数組のカムキャリア及びカムキャップを介して前記シリンダヘッドに取り付けて前記複数のカムキャリアを所定の位置に位置決めし、その後、前記複数のカムキャリアは前記シリンダヘッドに締結されたままの状態で、前記複数のカムキャップを外し、前記シャフト状治具を実際に使用する前記カムシャフトに組み替え、しかる後に、前記複数のカムキャップを締結することを特徴とする内燃機関用カムシャフト組付け方法。
  3. カムシャフトを、ジャーナル部毎に独立した複数組のカムキャリア及びカムキャップを介してシリンダヘッドに組付ける内燃機関用カムシャフト組付け方法において、
    実際に組み付ける前記カムシャフトのジャーナル部に相当する部位の嵌合部の軸径が、該ジャーナル部の軸径より太いシャフト状治具を用意し、
    該シャフト状治具を、前記複数のカムキャリアを介して前記シリンダヘッドに取り付けて前記複数のカムキャリアを所定の位置に位置決めし、その後、前記複数のカムキャリアは前記シリンダヘッドに締結されたままの状態で、前記シャフト状治具を実際に使用する前記カムシャフトに組み替え、しかる後に、前記複数のカムキャップを締結することを特徴とする内燃機関用カムシャフト組付け方法。
  4. 前記シャフト状治具には、位置決め部を形成し、該位置決め部により、前記カムキャリアの、前記シャフト状治具軸方向の位置決めを行うようにしたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の内燃機関用カムシャフト組付け方法。
  5. 前記シャフト状治具には、前記カムシャフトのカム部と対応した位置に、前記カム部のベース円の径と同じ径の円形部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一つに記載の内燃機関用カムシャフト組付け方法。
  6. カムシャフトを、ジャーナル部毎に独立した複数のカムキャリア及びカムキャップを介してシリンダヘッドに組付ける内燃機関用カムシャフト組付け方法において、
    前記カムシャフトは、前記カムキャリアを位置決めするシャフト状治具を兼ね、前記カムシャフトには、前記カムキャリア及びカムキャップの軸受け部に保持されるジャーナル部が設けられると共に、該ジャーナル部に隣接して該ジャーナル部より太い嵌合部が設けられ、
    前記カムキャリア及びカムキャップには、前記軸受け部に隣接して、前記嵌合部が嵌合される被嵌合部が設けられ、
    前記ジャーナル部外面と前記軸受け部内面とのクリアランスより、前記嵌合部外面と前記被嵌合部内面とのクリアランスが小さく構成され、
    前記カムシャフト嵌合部を前記カムキャリア及びカムキャップ被嵌合部に嵌合させて、該カムシャフトを前記カムキャリア及びカムキャップを介して、前記シリンダヘッドに取り付け、
    その後、該カムシャフトを軸方向に所定量スライドさせて、前記嵌合部を前記被嵌合部から離脱させ、この状態で、スライド規制部材を取り付けることにより、前記カムシャフトのスライドを規制するようにしたことを特徴とする内燃機関用カムシャフト組付け方法。
  7. 前記被嵌合部は、前記軸受け部の一部が兼ね、
    前記嵌合部の外径は、前記ジャーナル部の外径より大きいことを特徴とする請求項6に記載の内燃機関用カムシャフト組付け方法。
  8. 前記嵌合部の外径は、前記ジャーナル部の外径より大きく、
    前記被嵌合部の内径は、前記軸受け部の内径より大きいことを特徴とする請求項6に記載の内燃機関用カムシャフト組付け方法。
  9. 前記スライド規制部材は、前記カムシャフトの端部に設けられたハウジングキャップであることを特徴とする請求項6に記載の内燃機関用カムシャフト組付け方法。
  10. 前記カムキャリアを、前記カムシャフトに沿って複数配置し、該各カムキャリアに、それぞれ独立してロッカシャフトを配設し、該ロッカシャフトに、ロッカアームを揺動自在に配設したことを特徴とする請求項1乃至9の何れか一つに記載の内燃機関用カムシャフト組付け方法。
  11. 請求項1乃至10の何れか一つに記載の内燃機関用カムシャフト組付け方法により、前記シリンダヘッドに前記カムシャフトを前記カムキャリア及び前記カムキャップを介して組み付けられたことを特徴とする内燃機関。
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