JP2018168738A - ロッカーアーム支持構造 - Google Patents
ロッカーアーム支持構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018168738A JP2018168738A JP2017066330A JP2017066330A JP2018168738A JP 2018168738 A JP2018168738 A JP 2018168738A JP 2017066330 A JP2017066330 A JP 2017066330A JP 2017066330 A JP2017066330 A JP 2017066330A JP 2018168738 A JP2018168738 A JP 2018168738A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rocker arm
- shaft
- holder
- arm support
- support structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Abstract
Description
カムシャフトの回転に伴ってカム面と摺動し揺動することで内燃機関の動弁駆動を行うロッカーアームと、
前記ロッカーアームを揺動可能に支持するロッカーアームシャフトと、
前記ロッカーアームシャフトを回転可能に支持するシャフトホルダと、
を備えるロッカーアーム支持構造であって、
前記ロッカーアームシャフトは、ロッカーアームを貫通するアーム支持部と前記シャフトホルダに支持されるホルダ当接部とを有し、駆動機構により軸方向にスライド可能に支持され、
前記アーム支持部の支持部中心軸線は、前記ホルダ当接部の中心軸線とは偏心して設けられ、
前記ロッカーアームシャフトは、前記ホルダ当接部に前記中心軸線に対して傾斜して延びる溝部を有し、
前記シャフトホルダは、前記溝部にスライド可能に嵌入するガイド部材を有し、
前記駆動機構によって前記ロッカーアームシャフトが軸方向にスライドするとき、前記ガイド部材と前記溝部とが摺動することで前記ロッカーアームシャフトが回転し、前記アーム支持部の回転に伴って前記ロッカーアームと前記カム面とのタペットクリアランスが調整されることを特徴とする。
前記ロッカーアームシャフトは、前記アーム支持部を挟んで前記ホルダ当接部とは反対側に前記駆動機構に当接する駆動機構当接部を有し、
前記ロッカーアームシャフトは、前記駆動機構当接部から前記ホルダ当接部に向かって外径が大きくなるように形成されていることを特徴とする。
前記シャフトホルダは、前記ホルダ当接部を保持するとともに前記ガイド部材が設けられた第1シャフトホルダ部と、前記駆動機構が設けられた第2シャフトホルダ部とを有し、
前記駆動機構は、前記ロッカーアームシャフトを前記第1シャフトホルダ部に向かって付勢する弾性部材であることを特徴とする。
前記シャフトホルダは、該シャフトホルダの下部を構成する下ホルダ部に、該シャフトホルダの上部を構成する上ホルダ部を締結することで構成されていることを特徴とする。
前記シャフトホルダは、前記ガイド部材を該シャフトホルダの外側から挿入可能な貫通孔を有し、
前記ロッカーアームシャフトは、前記カムシャフトに平行に吸気側及び排気側に並設され、
前記吸気側及び前記排気側の両方に設けられたそれぞれの前記ガイド部材が、前記シャフトホルダに取り付けられる1つの係止部材にて係止されていることを特徴とする。
先ず、第1実施形態のロッカーアーム支持構造について、図1〜図7を参照して説明する。
図1及び図2に示すように、内燃機関のシリンダーヘッド2には、吸気弁バルブ11及び排気バルブ12が設けられており、この吸気弁バルブ11及び排気バルブ12を駆動するロッカーアーム15がシリンダーヘッド2の上部に設けられている。このロッカーアーム15は、カムシャフト13の回転に伴ってその一端側15aがカム面14と摺動し揺動することで、他端側15bが揺動する。この他端側15bの揺動が、吸気弁バルブ11及び排気バルブ12のステム上端を押圧することで、ロッカーアーム15が動弁駆動を行う。また、ロッカーアーム15には、カム面14と摺動する一端側15aに、回転可能なローラ15arが設けられ、一方、他端側15bには、ステム上端とのクリアランスを調整可能なアジャスタ15baが設けられている。
以下、本発明の第2実施形態について、図8を参照して説明する。なお、図8は、本発明の第2実施形態に係るロッカーアーム支持構造におけるロッカーアームシャフトの溝部とガイド部材との嵌合状態を示す概略斜視図である。また、図8において、第1実施形態と共通する構成要素には、同一符号を付して説明を省略する。
以下、本発明の第3実施形態について、図9及び図10を参照して説明する。なお、図9は、本発明の第3実施形態に係るロッカーアーム支持構造の要部断面図であり、図10は図9のロッカーアーム支持構造におけるロッカーアームシャフトとシャフトホルダを分解した状態におけるロッカーアームシャフトの軸線に沿った断面図である。また、図9及び図10において、第1実施形態と共通する構成要素には、同一符号を付して説明を省略する。
2e 排気側
10 シャフトホルダ
10a 第1シャフトホルダ部
10c 第2シャフトホルダ部
10d 下ホルダ部
10u 上ホルダ部
10h 貫通孔
13 カムシャフト
14 カム面
15 ロッカーアーム
16 ロッカーアームシャフト
16a ホルダ当接部
16b アーム支持部
16c 弾性部材当接部(駆動機構当接部)
16g 溝部
18 弾性部材(駆動機構)
20 ガイド部材
21 係止部材
AC 支持部中心軸線
SC 中心軸線
Claims (5)
- カムシャフト(13)の回転に伴ってカム面(14)と摺動し揺動することで内燃機関の動弁駆動を行うロッカーアーム(15)と、
前記ロッカーアーム(15)を揺動可能に支持するロッカーアームシャフト(16)と、
前記ロッカーアームシャフト(16)を回転可能に支持するシャフトホルダ(10)と、を備えるロッカーアーム支持構造であって、
前記ロッカーアームシャフト(16)は、ロッカーアーム(15)を貫通するアーム支持部(16b)と前記シャフトホルダ(10)に支持されるホルダ当接部(16a)とを有し、駆動機構(18)により軸方向にスライド可能に支持され、
前記アーム支持部(16b)の支持部中心軸線(AC)は、前記ホルダ当接部(16a)の中心軸線(SC)とは偏心して設けられ、
前記ロッカーアームシャフト(16)は、前記ホルダ当接部(16a)に前記中心軸線(SC)に対して傾斜して延びる溝部(16g)を有し、
前記シャフトホルダ(10)は、前記溝部(16g)にスライド可能に嵌入するガイド部材(20)を有し、
前記駆動機構によって前記ロッカーアームシャフト(16)が軸方向にスライドするとき、前記ガイド部材(20)と前記溝部(16g)とが摺動することで前記ロッカーアームシャフト(16)が回転し、前記アーム支持部(16b)の回転に伴って前記ロッカーアーム(15)と前記カム面(14)とのタペットクリアランスが調整される、ことを特徴とするロッカーアーム支持構造。 - 前記ロッカーアームシャフト(16)は、前記アーム支持部(16b)を挟んで前記ホルダ当接部(16a)とは反対側に前記駆動機構に当接する駆動機構当接部(16c)を有し、
前記ロッカーアームシャフト(16)は、前記駆動機構当接部(16c)から前記ホルダ当接部(16a)に向かって外径が大きくなるように形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のロッカーアーム支持構造。 - 前記シャフトホルダ(10)は、前記ホルダ当接部(16a)を保持するとともに前記ガイド部材(20)が設けられた第1シャフトホルダ部(10a)と、前記駆動機構が設けられた第2シャフトホルダ部(10c)とを有し、
前記駆動機構は、前記ロッカーアームシャフト(16)を前記第1シャフトホルダ部(10a)に向かって付勢する弾性部材(18)である、ことを特徴とする請求項1または2に記載のロッカーアーム支持構造。 - 前記シャフトホルダ(10)は、該シャフトホルダ(10)の下部を構成する下ホルダ部(10d)に、該シャフトホルダ(10)の上部を構成する上ホルダ部(10u)を締結することで構成されている、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のロッカーアーム支持構造。
- 前記シャフトホルダ(10)は、前記ガイド部材(20)を該シャフトホルダ(10)の外側から挿入可能な貫通孔(10h)を有し、
前記ロッカーアームシャフト(16)は、前記カムシャフト(13)に平行に吸気側(2i)及び排気側(2e)に並設され、
前記吸気側(2i)及び前記排気側(2e)の両方に設けられたそれぞれの前記ガイド部材(20)が、前記シャフトホルダ(10)に取り付けられる1つの係止部材(21)にて係止されている、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のロッカーアーム支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017066330A JP6865083B2 (ja) | 2017-03-29 | 2017-03-29 | ロッカーアーム支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017066330A JP6865083B2 (ja) | 2017-03-29 | 2017-03-29 | ロッカーアーム支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018168738A true JP2018168738A (ja) | 2018-11-01 |
JP6865083B2 JP6865083B2 (ja) | 2021-04-28 |
Family
ID=64020031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017066330A Active JP6865083B2 (ja) | 2017-03-29 | 2017-03-29 | ロッカーアーム支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6865083B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113464234A (zh) * | 2021-07-14 | 2021-10-01 | 江门市大长江集团有限公司 | 一种带径向安装孔的摇臂轴、安装结构、发动机及摩托车 |
WO2021199354A1 (ja) * | 2020-03-31 | 2021-10-07 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関の動弁機構 |
-
2017
- 2017-03-29 JP JP2017066330A patent/JP6865083B2/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021199354A1 (ja) * | 2020-03-31 | 2021-10-07 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関の動弁機構 |
CN113464234A (zh) * | 2021-07-14 | 2021-10-01 | 江门市大长江集团有限公司 | 一种带径向安装孔的摇臂轴、安装结构、发动机及摩托车 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6865083B2 (ja) | 2021-04-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2018168738A (ja) | ロッカーアーム支持構造 | |
JP6451360B2 (ja) | モータ | |
JP2010275920A (ja) | ロッカアームユニット及びクリップ | |
JP2007040114A (ja) | 内燃機関用直動型バルブリフタ | |
JP2007064181A (ja) | 可変動弁装置 | |
JP4008411B2 (ja) | 内燃機関のバルブリフト可変装置 | |
JP2008303765A (ja) | 内燃機関の可変動弁装置 | |
JP4697149B2 (ja) | 可変動弁装置 | |
KR101683528B1 (ko) | 로커암과 로커샤프트의 결합 구조 | |
JP4179158B2 (ja) | 可変動弁機構 | |
JP2008240847A (ja) | オートテンショナ | |
JP4616295B2 (ja) | 内燃機関の可変式動弁機構 | |
JP2006328976A (ja) | 内燃機関の動弁装置 | |
JP7225667B2 (ja) | デコンプ装置 | |
JP6661490B2 (ja) | ロッカアーム | |
JP2006291820A (ja) | 内燃機関の動弁装置 | |
JP2008231964A (ja) | 可変動弁機構用アクチュエータのデフォルト装置 | |
JP6722062B2 (ja) | ピボット及びロッカーアーム組付方法 | |
JPH1181942A (ja) | 内燃機関の吸排気弁駆動制御装置 | |
JP6712937B2 (ja) | シリンダヘッドの動弁機構 | |
JP2014080955A (ja) | カムシャフトの支持構造 | |
JP2009167980A (ja) | 内燃機関のバルブリフト可変式動弁装置 | |
JP2016148254A (ja) | ロッカアーム | |
JP2009150232A (ja) | 内燃機関におけるバルブリフト可変式動弁装置 | |
JP2008190441A (ja) | 可変動弁機構におけるリフト量調整装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191209 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20201027 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201104 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201228 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210309 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210405 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6865083 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |