JP4555803B2 - 内燃機関の可変動弁装置 - Google Patents

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Description

本発明は、動弁カムの回転軸線に直交する平面内での変位が可能な可動支軸で揺動可能に支承されるとともに前記動弁カムに従動して揺動するサブカムと、機関弁に連動、連結されるとともに前記サブカムに従動するロッカアームとを備え、前記可動支軸を変位させることで機関弁のリフト量を含む作動特性を変化させるようにした内燃機関の可変動弁装置に関する。
機関弁に連動、連結されるロッカアームを、動弁カムによって揺動駆動されるサブカムで揺動させるようにし、サブカムの支点を変位させることで機関弁のリフト量および開閉時期を変化させるようにした内燃機関の可変動弁装置が、たとえば特許文献1および特許文献2により既に知られている。
特表2004−521234号公報 独国特許出願公開第10237104号明細書
ところが、上記特許文献1および2で開示されたものでは、ロッカアームの一端部がシリンダヘッドに設けられた油圧タペットで揺動可能に支承されるのに対し、サブカムは、シリンダヘッドとは異なる部材で支持されており、ロッカアームへのサブカムの当接位置が、同一運転条件下でも熱の影響によって変化する可能性がある。またロッカアームの揺動支点およびサブカムの揺動支点間に別部材である複数部材が介在することによる組付け誤差および寸法累積誤差によってもロッカアームへのサブカムの当接位置が変化することがある。しかるに機関弁のリフト量を変化させる動弁装置において、特に低リフトの状態にあっては、リフト量に対する前記当接位置の変化の割合が大きくなり、リフト量の制御に大きな影響を及ぼす可能性がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、機関弁のリフト量を低く制御した状態での制御精度を高めた内燃機関の可変動弁装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、動弁カムの回転軸線に直交する平面内で変位可能な可動支軸で揺動可能に支承されるとともに前記動弁カムに従動して揺動するサブカムと、機関弁に連動、連結されるとともに前記サブカムに従動するロッカアームとを備え、前記可動支軸を変位させることで機関弁のリフト量を含む作動特性を変化させるようにした内燃機関の可変動弁装置において、前記動弁カムの回転軸線と平行な回動軸線まわりに回動することを可能として機関本体に支承されるコントロールアームに、該コントロールアームの回動軸線と平行な軸線を有する前記可動支軸が前記回動軸線からオフセットした位置で保持されるとともに、前記ロッカアームの一端部を支承する油圧タペットが設けられ、前記ロッカアームの他端部に設けられる弁当接部が、機関弁のステムの上端部に当接されることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の発明の構成に加えて、前記コントロールアームの回動軸線が前記機関弁のステムをその先端側に延長した位置に配置され、前記弁当接部が、機関弁が閉弁状態にあるときに前記回動軸線を中心とした円弧に沿うように形成されることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の構成に加えて、前記コントロールアームの回動軸線に直交する平面への投影図上で、前記ステムのその先端側への延長幅内に前記コントロールアームの回動軸線が配置されることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記回動軸線に沿って相互に間隔をあけた一対の側壁部ならびに前記回動軸線を軸線として前記両側壁部の外面から突出するとともに機関本体で回動可能に支承される一対の軸部とを有する前記コントロールアームに、該コントロールアームを回動駆動する駆動手段で駆動されるようにして前記両側壁部間の中央部に配置される被動部が設けられ、該被動部および前記両側壁部間に、前記回動軸線方向に見て前記被動部および前記側壁部に一部が重なるようにして前記ロッカアームがそれぞれ配置されることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明の構成に加えて、前記コントロールアームは、前記両側壁部間を一体に連結する連結壁部を有し、前記ロッカアームの一端部を支承する前記油圧タペットが前記連結壁部に設けられることを特徴とする。
さらに請求項6記載の発明は、請求項5記載の発明の構成に加えて、一対のサブカムを一体に連結するサブカム連結部に前記動弁カムに当接するカム当接部が設けられ、前記カム当接部を動弁カムに接触させる側に前記サブカム連結部を付勢するばね力を発揮するロストモーション用ばねが、前記動弁カムの回転軸線に直交して前記カム当接部の幅方向中心部を通る平面内に中心部を配置して前記連結壁部および前記サブカム連結部間に設けられることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、サブカムを揺動可能に支承する可動支軸がコントロールアームに保持され、ロッカアームの一端部を支承する油圧タペットがコントロールアームに設けられるので、ロッカアームの揺動支点およびサブカムの揺動支点間で生じる組付け誤差および寸法累積誤差が小さく抑えられ、また熱膨張等による寸法変化があっても、ロッカアームへのサブカムの当接位置の変化を小さく抑えることができ、機関弁のリフト量を低く制御した状態での制御精度を高めることができる。
また請求項2記載の発明によれば、コントロールアームが回動軸線まわりに回動してもロッカアームの他端部の弁当接部および機関弁のステム間に大きな荷重変化が生じないようにして弁当接部の前記ステムへの当接を維持することができ、しかもコントロールアームの回動に伴って弁当接部および前記ステムの接触部で生じる摩耗を低減することができる。
請求項3記載の発明によれば、コントロールアームの回動軸線を機関弁のステムの軸線により近接させて動弁装置のコンパクト化を図ることができる。
請求項4記載の発明によれば、油圧タペットで一端部が支持されるロッカアームの倒れを被動部および側壁部で防止することが可能であり、ロッカアームのコントロールアームへの組付けを容易とし、ひいてはサブカムのコントロールアームへの組付けを容易とすることができる。
請求項5記載の発明によれば、コントロールアームが備える一対の側壁部の連結剛性を高めつつ油圧タペットを配設することができる。
さらに請求項6記載の発明によれば、動弁カムからサブカムへの荷重作用点に対応してロストモーション用ばねを配置することで、ロストモーション用ばねのばね荷重を比較的小さく設定することを可能とし、ロストモーション用ばねの小型化ひいては動弁装置の小型化に寄与することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図5は本発明の第1実施例を示すものであり、図1は内燃機関の要部縦断側面図、図2は図1の2−2線断面図、図3は高リフト状態での図2の3−3線断面図、図4は動弁装置の要部分解斜視図、図5は低リフト状態での図3に対応した断面図である。
先ず図1〜図4において、機関本体14の一部を構成するシリンダヘッド15には、1気筒に対して一対の機関弁である吸気弁16…が開閉作動可能に配設されており、両吸気弁16…を開閉駆動する動弁装置17Aは、両吸気弁16…に個別に対応した動弁カム18…が設けられるカムシャフト19と、前記動弁カム18…の回転軸線すなわちカムシャフト19の軸線に直交する平面内で変位可能な可動支軸20で揺動可能に支承されるとともに各動弁カム18…に従動して揺動する一対のサブカム21,21と、各吸気弁16…にそれぞれ個別に連動、連結されるとともに前記両サブカム21…にそれぞれ従動する一対のロッカアーム22,22と、可動支軸20に連結されるとともに前記動弁カム18…すなわち前記カムシャフト19の軸線と平行な軸線まわりの回動を可能とするとともにその回動軸線からオフセットした位置で前記可動支軸20を保持するコントロールアーム23と、該コントロールアーム23を回動駆動する駆動手段24とを備えるものであり、前記可動支軸20を変位させることで吸気弁16…のリフト量を含む作動特性を変化させることができる。
前記両吸気弁16…のステム16a…はシリンダヘッド15に配設されたガイド筒25
…に摺動自在に嵌合されており、ステム16a…の上端に設けられるリテーナ26…と、シリンダヘッド15に当接されるリテーナ27…との間に介設される弁ばね28…により、吸気弁16…は閉弁方向に付勢される。
シリンダヘッド15には、一対の吸気弁16…の両側に配置されるようにしてカムホルダ29,29が設けられ、それらのカムホルダ29…と協働して前記カムシャフト19を回転自在に支承するキャップ30,30がカムホルダ29…の上面に締結される。
両ロッカアーム22,22の一端部は、油圧タペット31…を介してコントロールアーム23に揺動可能に支承される。また両ロッカアーム22…の他端部には、前記吸気弁16…のステム16a…の上端に当接される弁当接部22a,22aが設けられる。さらに両ロッカアーム22…の中間部にはニードルベアリング32…を介して第1ローラ33…が軸支されており、これらの第1ローラ33…が各ロッカアーム22…に個別に対応したサブカム21…にそれぞれ転がり接触する。
コントロールアーム23は、その回動軸線に沿って間隔をあけて前記両吸気弁16…の両側に配置される側壁部23a,23aと、カムシャフト19と平行な軸線を回動軸線Cとするようにして両側壁部23a…の外面に直角に連なる軸部23b,23bと、前記両側壁部23a…の一端部間を結ぶ第1の連結壁部23cと、前記両側壁部23a…の他端間を結ぶ第2の連結壁部23dとを一体に有するように構成され、前記軸部23b…は、前記カムホルダ29…に設けられた支持孔34…に回動可能に嵌合される。すなわちコントロールアーム23はカムホルダ29…で回動可能に支承される。
コントロールアーム23は一対の側壁部23a,23aと第1の連結壁部23cと第2の連結壁部23dとにより四角い枠状に形成されており、第1の連結壁部23cおよび第2の連結壁部23dの補強効果でコントロールアーム23の剛性が高められる。特に、第2の連結壁部23eがコントロールアーム117の剛性向上に効果的に寄与するように、その第2の連結壁部23eが設けられる位置はコントロールアーム23に最も大きな荷重が加わる軸部23b,23bの近傍とされる。
このコントロールアーム23の回動軸線C、すなわち軸部23b…の軸線は両吸気弁16…のステム16a…をその先端側に延長した位置に配置されるものであり、ロッカアーム22…の他端部に設けられる前記弁当接部22a…は、吸気弁16…が閉弁着座状態にあるときに、コントロールアーム23の回動軸線Cを中心とした円弧A(図3において仮想線で示す)に沿うように形成される。
しかもコントロールアーム23の回動軸線Cに直交する平面への投影図上で、ステム16a…のその先端側への延長幅W(図1参照)内にコントロールアーム23の回動軸線Cが配置される。
前記カムシャフト19と平行な軸線を有する可動支軸20は、コントロールアーム23における両側壁部23a…の内側に配置される両サブカム21…と、両サブカム21…間に介装される円筒状のスペーサ35とを貫通するものであり、該可動支軸20の両端が前記両側壁部23a…の内側面に当接され、両側壁部23a…にそれぞれ挿通されるボルト36,36が可動支軸20の両端部に螺合され、可動支軸20および両サブカム21…間にニードルベアリング37,37がそれぞれ介装される。
すなわちコントロールアーム23の両側壁部29a…に両端が着脱可能に取付けられる可動支軸20で両サブカム21…が回動可能に支承されることになり、しかも可動支軸20とは別体であるスペーサ35が、両サブカム21,21間に介在するようにして可動支軸20の外周に嵌装される。
しかも両サブカム21…においてコントロールアーム23の軸部23b…および前記可動支軸20間に対応する部分には、カムシャフト19側に開放した略U字状に形成されてカムシャフト19の下方に延びる一対の支持腕部21a,21a…が一体に連設されており、両支持腕部21a,21a…の先端間に固定される支軸38…にニードルベアリング39…を介して第2ローラ40…が軸支され、それらの第2ローラ40…は、カムシャフト19の動弁カム18…にそれぞれ転がり接触する。すなわちサブカム21,21はカムシャフト19の動弁カム18…に第2ローラ40…が接触することで可動支軸20の軸線まわりに回動駆動される。
また前記支軸38…に関して前記カムシャフト19とは反対側で前記両サブカム21,21には、受圧腕部21b,21bがそれぞれ一体に設けられており、それらの受圧腕部21b…には、前記第2ローラ40…を動弁カム18…に転がり接触せしめる側にサブカム21…をそれぞれ付勢するばね力が作用する。
すなわちコントロールアーム23が備える第2の連結壁部23dには、サブカム21…とは反対側の端部に端壁43a…を有してサブカム21…と反対側に延びる有底円筒状のガイド筒43,43が各サブカム21…に個別に対応して一体に設けられており、前記サブカム21…の受圧腕部21b…に当接する当接駒44…およびガイド筒43…の端壁43a…間にロストモーション用ばね45…が縮設される。
ところで、サブカム21…の下面には、ロッカアーム22…の第1ローラ33…を転がり接触せしめる当接面46…が設けられるものであり、この当接面46は、ロッカアーム22を回動駆動するリフト部46aと、ロッカアーム22を静止状態に保持すべく可動支軸20の軸線からの距離を等距離としたベース円部46bとが連なって成るものであり、リフト部46aは、動弁カム18の回動に伴ってサブカム21が回動する際にロッカアーム22の第1ローラ33へのリフト部46aの接触点と、可動支軸20の軸線との間の距離が次第に大きくなるようにして直線状に延びるように形成される。
コントロールアーム23が備える第1の連結壁部23cにおいて、前記ロッカアーム22…に対応する部分には、可動支軸20とは反対側の端部に端壁47a…を有して前記可動支軸20とは反対側に延びる有底筒状のタペット装着筒部47…が一体に設けられ、それらのタペット装着筒部47…に油圧タペット31…が装着される。
油圧タペット31は、閉塞端を端壁47aに当接させてタペット装着筒部47内に嵌合、装着される有底円筒状のボディ48と、該ボディ48に摺動可能に装着されるプランジャ49と、前記ボディ48の閉塞端および前記プランジャ49の一端間に形成される高圧室50ならびに前記プランジャ49内に形成される油室51間に介装されて前記プランジャ49の一端に設けられるチェックバルブ52と、前記高圧室50の容積を増大させる側に前記プランジャ49を付勢するばね力を発揮してボディ48およびプランジャ49間に設けられる戻しばね53とを備え、前記プランジャ49の他端に形成される球状頭部49aでロッカアーム22の一端部が揺動可能に支承される。
而してコントロールアーム23には、前記油圧タペット31…に油圧を導く油圧路54が軸部23b…に至るまで設けられており、シリンダヘッド15から前記軸部23b…を介して前記油圧路54に油圧が供給される。
駆動手段24は、可動支軸20と平行な軸線を有してカムホルダ29…およびキャップ30…間で回転自在に支承される駆動軸56と、該駆動軸56に設けられる駆動ギヤ57と、前記駆動軸56を回転駆動する電動モータ58とを備えるものであり、この駆動手段24で前記コントロールアーム23が軸部23b…の軸線すなわち回動軸線Cまわりに回動駆動される。
而してコントロールアーム23が備える第1の連結壁部23cには、両側壁部23a…間の中央部に配置される被動部としてのセクタギヤ59が設けられており、一対のロッカアーム22…は、コントロールアーム23における両側壁部23a…および前記セクタギヤ59間に、コントロールアーム23の回動軸線C方向に見て前記セクタギヤ59および両側壁部23a…に一部が重なるようにしてそれぞれ配置される。
前記駆動軸56を支持する部分でカムホルダ29…およびキャップ30…の内周には、カムホルダ29…のオイル通路60…に通じる環状凹部61…が設けられ、駆動軸56には、一直線状に延びるオイル通路62が設けられるとともに該オイル通路62を前記環状凹部61…に連通させる連通孔63…が設けられ、さらにオイル通路62内のオイルを駆動ギヤ57およびセクタギヤ59の噛合部に向けて噴出する噴出孔64が駆動軸56に設けられ、噴出孔64から噴出されるオイルは、駆動ギヤ57およびセクタギヤ59の噛合部の潤滑に供される。
前記駆動手段24によってコントロールアーム23が図3で示す位置に配置されるときには、可動支軸20の軸線まわりに回動するサブカム21…の当接面46…のリフト部46a…のうちベース円部46b…とは反対側の端部で吸気弁16…におけるステム16a…の上端が開弁方向に駆動されるものであり、この状態で吸気弁16…のリフト量hが最大となる。また駆動手段23によってコントロールアーム23が図5で示すように上方に回動されたときには、たとえばサブカム21…の当接面46…のベース円部46b…に吸気弁16…におけるステム16a…の上端が当接するものであり、この状態では吸気弁16…のリフト量hが最小(=0)となる。
すなわちコントロールアーム23を駆動手段24で回動駆動することにより、吸気弁16…のリフト量が変化するのであるが、コントロールアーム23の回動駆動によって動弁カム18…が第2ローラ40…に接触するタイミングも変化することにより、吸気弁16…の開閉タイミングも変化することになる。
次にこの第1実施例の作用について説明すると、動弁カム18…の回転軸線と平行な回動軸線まわりに回動することを可能として機関本体14のシリンダヘッド14に支承されるコントロールアーム23に、該コントロールアーム23の回動軸線Cと平行な軸線を有する可動支軸20が前記回動軸線Cからオフセットした位置で保持されるとともに、ロッカアーム22…の一端部を支承する油圧タペット31…が設けられ、ロッカアーム22…の他端部に設けられる弁当接部22a…が、吸気弁16…のステム16a…の上端部に当接されている。
すなわちサブカム21…を揺動可能に支承する可動支軸20がコントロールアーム23に保持され、ロッカアーム22…の一端部を支承する油圧タペット31…がコントロールアーム23に設けられるので、ロッカアーム22…の揺動支点およびサブカム21…の揺動支点間で生じる組付け誤差および寸法累積誤差が小さく抑えられ、また熱膨張等による寸法変化があっても、ロッカアーム22…へのサブカム21…の当接位置の変化を小さく抑えることができ、吸気弁16…のリフト量を低く制御した状態での制御精度を高めることができる。
またコントロールアーム23の回動軸線Cが吸気弁16…のステム16a…をその先端側に延長した位置に配置され、ロッカアーム22…に設けられて前記ステム16a…の上端に当接する弁当接部22a…が、吸気弁16…の閉弁状態にあるときに回動軸線Cを中心とした円弧Aに沿うように形成されているので、コントロールアーム23が回動軸線Cまわりに回動してもロッカアーム22…の弁当接部22a…および吸気弁16…のステム16a…間に大きな荷重変化が生じないようにして弁当接部22a…のステム16a…への当接を維持することができ、しかもコントロールアーム23の回動に伴って弁当接部22a…およびステム16a…の接触部で生じる摩耗を低減することができる。
またコントロールアーム23の回動軸線Cに直交する平面への投影図上で、ステム16a…のその先端側への延長幅W内にコントロールアーム23の回動軸線Cが配置されているので、コントロールアーム23の回動軸線Cを吸気弁16…におけるステム16a…の軸線により近接させて動弁装置17Aのコンパクト化を図ることができる。
さらにコントロールアーム23は、その回動軸線Cに沿って相互に間隔をあけた一対の側壁部23a…と、回動軸線Cを軸線として両側壁部23a…の外面から突出するとともにシリンダヘッド15のカムホルダ29…で回動可能に支承される一対の軸部23b…とを有するものであり、このコントロールアーム23を回動駆動する駆動手段24で駆動されるようにして両側壁部23a…間の中央部に配置されるセクタギヤ59がコントロールアーム23に設けられ、このセクタギヤ59および前記両側壁部23a…間に、コントロールアーム23の回動軸線C方向に見てセクタギヤ59および前記側壁部23a…に一部が重なるようにしてロッカアーム22…がそれぞれ配置されている。
このため油圧タペット31…で一端部が支持されるロッカアーム22…の倒れをセクタギヤ59および側壁部23a…で防止することが可能であり、ロッカアーム22…のコントロールアーム23への組付けを容易とし、ひいてはサブカム21…のコントロールアーム21への組付けを容易とすることができる。
しかもコントロールアーム23は、両側壁部23a…の一端間を一体に連結する第1の連結壁部23cを有し、ロッカアーム22…の一端部を支承する油圧タペット31…が第1の連結壁部23cに設けられるので、コントロールアーム23が備える一対の側壁部23a…の連結剛性を高めつつ油圧タペット31…を配設することができる。
またサブカム21,21を揺動可能に支承する可動支軸20が、コントロールアーム23に着脱可能に取付けられるので、ロッカアーム22等の他の構成要素を取り外すことなくサブカム21…の着脱操作を行うことができ、部品の交換作業が容易となる。
さらに一対のサブカム21,21を揺動可能に支承する可動支軸20の外周に、可動支軸20とは別体であるスペーサ35が、両サブカム21,21間に介在するようにして嵌装されるので、可動支軸20の形状を単純化しつつ可動支軸20の軸線に沿う方向での各サブカム21…の位置を規制することができる。
図6〜図9は本発明の第2実施例を示すものであり、上記第1実施例に対応する部分には同一の参照符号を付して図示するのみとし、詳細な説明は省略する。
両吸気弁16…を開閉駆動する動弁装置17Bは、両吸気弁16…に共通な1つの動弁カム68が設けられるカムシャフト69と、前記動弁カム68の回転軸線すなわちカムシャフト69の軸線に直交する平面内で変位可能な可動支軸20で揺動可能に支承されるとともに動弁カム68に従動して揺動する一対のサブカム71,71と、各吸気弁16…にそれぞれ個別に連動、連結されるとともに前記両サブカム71…にそれぞれ従動する一対のロッカアーム22,22と、前記動弁カム68の軸線と平行な軸線まわりの回動を可能とするとともにその回動軸線Cからオフセットした位置で前記可動支軸20を保持するコントロールアーム73と、該コントロールアーム73を回動駆動する駆動手段24とを備える。
両ロッカアーム22…の一端部は、油圧タペット31…を介してコントロールアーム73に揺動可能に支承される。また両ロッカアーム22…の中間部にニードルベアリング32…を介して軸支されえる第1ローラ33…が各ロッカアーム22…に個別に対応したサブカム71…にそれぞれ転がり接触する。
コントロールアーム73は、その回動軸線に沿って間隔をあけて前記両吸気弁16…の両側に配置される側壁部73a,73aと、カムシャフト19と平行な軸線を回動軸線Cとするようにして両側壁部73a…の外面に直角に連なる軸部73b,73bと、前記両側壁部73a…の一端部間を結ぶ第1の連結壁部73cと、両側壁部73a…の他端部間を結ぶ第2の連結壁部73dとを一体に有するように構成され、前記軸部73b…は、カムホルダ29…の支持孔34…に回動可能に嵌合される。
このコントロールアーム73の回動軸線C、すなわち軸部73b…の軸線は両吸気弁16…のステム16a…をその先端側に延長した位置に配置される。しかもコントロールアーム73の回動軸線Cに直交する平面への投影図上で、ステム16a…のその先端側への延長幅W(図8参照)内にコントロールアーム73の回動軸線Cが配置される。
前記カムシャフト19と平行な軸線を有する可動支軸20は、コントロールアーム73における両側壁部73a…の内側に配置される両サブカム71…と、両サブカム71…間に介装される円筒状のスペーサ35とを貫通するものであり、該可動支軸20の両端が前記両側壁部73a…の内側面に当接され、両側壁部73a…にそれぞれ挿通されるボルト36,36が可動支軸20の両端部に螺合され、可動支軸20および両サブカム71…間にニードルベアリング37,37がそれぞれ介装される。
しかも両サブカム71…は、サブカム連結部74で一体に連結されるものであり、このサブカム連結部74に設けられた略U字状の支持部74aに固定される支軸75にニードルベアリング76を介してカム当接部であるローラ77が軸支され、このローラ77が、カムシャフト69の動弁カム68に転がり接触する。すなわち一対のサブカム71…は、カムシャフト69の動弁カム68にローラ77が接触することで可動支軸20の軸線まわりに回動駆動される。
またサブカム連結部74は、ローラ77を動弁カム68に接触させる側にロストモーション用ばね78で付勢されるものであり、このロストモーション用ばね78は、動弁カム68の回転軸線に直交して前記ローラ77の幅方向中心部を通る平面内に中心部を配置してコントロールアーム73の第1の連結壁部73cおよびサブカム連結部74間に設けられる。
すなわち前記サブカム連結部74には受圧腕部71bが一体に設けられており、該受圧腕部71bに当接する当接駒79と、コントロールアーム73が備える第1の連結壁部73cとの間にロストモーション用ばね78が縮設される。
またサブカム71…の下面には、上記第1実施例と同様に、ロッカアーム22を回動駆動するリフト部46aと、ロッカアーム22を静止状態に保持すべく可動支軸20の軸線からの距離を等距離としたベース円部46bとが連なって成る当接面46が、ロッカアーム22…の第1ローラ33…を転がり接触せしめるようにして設けられる。
コントロールアーム73が備える第1の連結壁部73cにおいて、前記ロッカアーム22…に対応する部分には、可動支軸20とは反対側の端部に端壁47a…を有して前記可動支軸20とは反対側に延びる有底筒状のタペット装着筒部47…が一体に設けられ、それらのタペット装着筒部47…に油圧タペット31…が装着される。
またコントロールアーム73が備える第1の連結壁部73cには、駆動手段24で駆動される被動部としてのセクタギヤ59が、両側壁部73a…間の中央部に配置されるようにして設けられており、一対のロッカアーム22…は、コントロールアーム73における両側壁部73a…および前記セクタギヤ59間に、コントロールアーム23の回動軸線C方向に見て前記セクタギヤ59および両側壁部73a…に一部が重なるようにしてそれぞれ配置される。
前記駆動手段24によってコントロールアーム73が図8で示す位置に配置されるときには、可動支軸20の軸線まわりに回動するサブカム71…の当接面46…のリフト部46a…のうちベース円部46b…とは反対側の端部で吸気弁16…におけるステム16a…の上端が開弁方向に駆動されるものであり、この状態で吸気弁16…のリフト量hが最大となる。また駆動手段73によってコントロールアーム73が図9で示すように上方に回動されたときには、たとえばサブカム71…の当接面46…のベース円部46b…に吸気弁16…におけるステム16a…の上端が当接するものであり、この状態では吸気弁16…のリフト量hが最小(=0)となる。
すなわちコントロールアーム73を駆動手段24で回動駆動することにより、吸気弁16…のリフト量が変化するのであるが、コントロールアーム73の回動駆動によって動弁カム68がローラ77に接触するタイミングも変化することにより、吸気弁16…の開閉タイミングも変化することになる。
この第2実施例によれば、上記第1実施例と同様の効果を奏することができる上に、一対のサブカム71…を一体に連結するサブカム連結部74に動弁カム68に当接するローラ77が軸支され、このローラ77を動弁カム68に接触させる側にサブカム連結部74を付勢するばね力を発揮するロストモーション用ばね78が、動弁カム68の回転軸線に直交して前記ローラ77の幅方向中心部を通る平面内に中心部を配置してコントロールアーム73の第1の連結壁部73cおよびサブカム連結部74間に設けられているので、動弁カム68からサブカム71…への荷重作用点に対応してロストモーション用ばね78を配置することで、ロストモーション用ばね78のばね荷重を比較的小さく設定することを可能とし、ロストモーション用ばね78の小型化ひいては動弁装置の小型化に寄与することができる。
図10および図11は本発明の第3実施例を示すものであり、上記第1実施例に対応する部分には同一の参照符号を付して図示するのみとし、詳細な説明は省略する。
一対の吸気弁16…を開閉駆動する動弁装置17Cは、両吸気弁16…に個別に対応した動弁カム18…が設けられるカムシャフト19と、前記動弁カム18…の回転軸線すなわちカムシャフト19の軸線に直交する平面内で変位可能な可動支軸20で揺動可能に支承されるとともに各動弁カム18…に従動して揺動する一対のサブカム21…と、各吸気弁16…にそれぞれ個別に連動、連結されるとともに前記両サブカム21…にそれぞれ従動する一対のロッカアーム22…と、可動支軸20に連結されるとともに前記動弁カム118…すなわち前記カムシャフト19の軸線と平行な軸線まわりの回動を可能とするとともにその回動軸線からオフセットした位置で前記可動支軸20を保持するコントロールアーム23と、該コントロールアーム23を回動駆動する駆動手段84とを備える。
前記駆動手段84は、第1実施例で示したカムホルダ29…およびキャップ30…間で回動自在に支承される一対の軸部85a,85aと、それらの軸部85a…の偏心位置間を結ぶ連結壁部85bと、略C字状をなすように形成されて前記連結壁部85bの中央部に設けられる挟み部85cとを一体に有する駆動軸85と、前記両軸部85a…の一方に連結される電動モータ58とを備えるものであり、この駆動手段84で駆動される被動部86が、コントロールアーム23における第1の連結壁部23cに両側壁部23a…間の中央部に配置されるようにして設けられる。
而して被動部86は、コントロールアーム23の第1の連結壁部23cにおいて、両 側壁部23a…間の中間部に上方に延びるようにして一体に設けられる一対の支持腕87,87と、それらの支持腕87…の先端間に設けられる支軸88にニードルベアリング89を介して軸支されるローラ90とで構成されるものであり、前記駆動手段84の挟み部85cでローラ90が挟まれる。
而して駆動軸85が軸部85a…の軸線まわりに回動することにより、ロッカアーム23が回動軸線Cまわりに回動し、それによって吸気弁16…のリフト量を含む作動特性が変化する。
また一対のロッカアーム22…は、コントロールアーム23における両側壁部23a…および前記被動部88間に、コントロールアーム23の回動軸線C方向に見て前記被動部88および両側壁部23a…に一部が重なるようにしてそれぞれ配置される。
この第3実施例によっても、上記第1実施例と同様の効果を奏することができる。
図12〜図21は本発明の第4実施例を示すもので、図12は内燃機関の要部縦断側面図、図13は図12の13−13線矢視図、図14は高バルブリフト状態での図13の14−14線断面図、図15は高バルブリフト状態での図13の15−15線断面図、図16は低バルブリフト状態での図15に対応する断面図、図17は可変動弁機構を一方向から見た斜視図、図18は可変動弁機構を他方向から見た斜視図、図19はコントロールアームを一方向から見た斜視図、図20はコントロールアームを他方向から見た斜視図、図21は図19および図20の21方向矢視図である。
図12および図13に示すように、内燃機関のシリンダヘッド111には各気筒毎に一対の吸気弁112,112が開閉可能に配設されており、それらの吸気弁112,112を開閉駆動する可変動弁機構113は、動弁カム114が設けられたカムシャフト115と、シリンダヘッド111に設けた一対の支持壁111a,111aの軸孔111b,111bにそれぞれ軸部116,116を介して揺動自在に支持されたコントロールアーム117と、コントロールアーム117を揺動させるコントロールカム118が設けられたコントロールシャフト119と、コントロールアーム117に可動支軸120を介して揺動可能に支持されるとともに動弁カム114に従動して揺動するサブカム121と、吸気弁112,112にそれぞれ個別に連動、連結されるとともにサブカム121にそれぞれ従動する一対のロッカーアーム122,122とを備えており、前記可動支軸120を変位させることで吸気弁112,112のバルブリフトを含む作動特性を変化させることができる。
吸気弁112,112のステム112a,112aはシリンダヘッド111に配設されたガイド筒123,123に摺動自在に嵌合しており、ステム112a,112aの上端に設けられたリテーナ124,124と、シリンダヘッド111に当接するリテーナ125,125との間に介設された弁ばね126,126とにより、吸気弁112,112は閉弁方向に付勢される。
次に、図19〜図21に基づいてコントロールアーム117の形状を説明する。
コントロールアーム117は単一の部材で構成されるもので、前記一対の軸部116,116がそれぞれ設けられた一対の板状の側壁部127,127を備える。これらの側壁部127,127は所定の間隔を存して平行に配置されており、両側壁部127,127は一端部間が軸部116,116と平行に延びる第1の連結壁部128で相互に連結されるとともに、他端部間が軸部116,116と平行に延びる第2の連結壁部129で相互に連結される。即ち、図21の方向に見て、コントロールアーム117は一対の側壁部127,127と第1の連結壁部128と第2の連結壁部129とにより四角い枠状に形成されており、第1の連結壁部128および第2の連結壁部129の補強効果でコントロールアーム117の剛性が高められる。特に、第2の連結壁部129がコントロールアーム117の剛性向上に効果的に寄与するように、その第2の連結壁部129が設けられる位置はコントロールアーム117に最も大きな荷重が加わる軸部116,116の近傍とされる。
コントロールアーム117の側壁部127,127には、前記軸部116,116が一体に突設される以外に、前記可動支軸120が圧入される軸孔127a,127aが形成される。コントロールアーム117の第1の連結壁部128および第2の連結壁部129は隔壁部130により一体に連結されており、この第2の連結壁部129の補強効果によりコントロールアーム117の剛性が一層高められる。
一対の側壁部127,127および隔壁部130は相互に平行に延び、それらの間に二つのロッカーアーム収容孔117a,117aが形成される。隔壁部130の第1の連結壁部128寄りの位置には、一対のローラ支持部130a,130aが上向きに立ち上がっており、これらのローラ支持部130a,130aには後述するローラ軸147が圧入される軸孔130b,130bが形成される。一対のローラ支持部130a,130aの間にはローラ収容凹部130cが形成されており、このローラ収容凹部130cの底壁の一部は前記第1の連結壁部128により構成される。
第1の連結壁部128には、後述する油圧タペット131,131が装着される一対の油圧タペット取付孔128a,128aが、ロッカーアーム収容孔117a,117aに臨むように形成される。第1の連結壁部128は、油圧タペット取付孔128a,128aに連通するオイル排出孔128b,128bが形成されており、油圧タペット131,131から排出されたオイルはオイル排出孔128b,128bを介して下方に落下する。また第2の連結壁部129には、後述する付勢手段142が装着される付勢手段取付孔129aが形成される。
図13〜図18から明らかなように、ロッカーアーム122,122はロッカーシャフトを持たないタイプのもので、その一端部に形成した凹部122aが前記第1の連結壁部128の油圧タペット取付孔128aに装着した油圧タペット131の先端の球面軸受け131aに揺動可能に支持され、その他端部で吸気弁112を駆動する。即ち、ロッカーアーム122の他端には吸気弁112のステム112aの上端に当接する当接部材132が摺動自在に支持されており、その当接部材132の位置をアジャストスクリュー133およびロックナット134で調整することで、吸気弁112の着座状態を調整可能である。ロッカーアーム122の中間部に形成したローラ収容孔122bを架橋するローラ軸135にボールベアリング136を介してローラ137が回転自在に支持される。
ロッカーアーム122,122は、コントロールアーム117の一対の側壁部127,127および隔壁部130に挟まれたロッカーアーム収容孔117a,117aに嵌合するように収容される。ロッカーシャフトを持たないロッカーアーム122は、一端が油圧タペット131に当接し、他端が吸気バルブ112のステム112aに当接し、中央のローラ137がサブカム121に当接して支持されるだけなので、その姿勢が不安定で倒れ易いために組付作業が困難になることが懸念される。しかしながら、本実施例では、ロッカーアーム122,122が側壁部127,127および隔壁部130に両側を挟まれて倒れを防止されることで、その組付作業が容易になる。
コントロールアーム117の一対の側壁部127,127に形成した軸孔127a,127aに支軸138が圧入されており、この支軸138にサブカム121が揺動自在に支持される。サブカム121の軸方向中央部から突出する第1アーム121aにローラ軸139およびボールベアリング140を介してローラ141が支持されており、このローラ141がカムシャフト115に設けた動弁カム114に当接する。またサブカム121の軸方向両端部から突出する一対の第2アーム121b,121bにカム面121c,121cが形成されており、これらのカム面121c,121cに前記ロッカーアーム122,122のローラ137,137が当接する。
サブカム121のローラ141を動弁カム114に当接させる付勢力を発生する付勢手段142が、コントロールアーム117の第2の連結壁部129に形成した付勢手段取付孔129aに装着される。付勢手段142は、第2の連結壁部129の付勢手段取付孔129aに圧入されるガイド筒143と、ガイド筒143に摺動自在に嵌合する押圧部材144と、押圧部材144の上端に設けられてサブカム121の第1アーム121aの下面に当接する当接部145と、ガイド筒143および当接部145間に縮設されて押圧部材144を突出方向に付勢するコイルスプリング146とで構成される。
コントロールアーム117のうち、第2の連結壁部129と隔壁部130とが連結される部分は剛性の高い部分であり、この部分に付勢手段142を支持したことにより、付勢手段142がサブカム121を付勢する付勢力の反力によるコントロールアーム117の撓み変形を最小限に抑えることができる。また付勢手段142、サブカム121のローラ141および動弁カム114は、気筒列線に直交する同一平面内(図15の紙面内)に配置されている。この配置により、動弁カム114からの荷重および付勢手段142からの荷重がコントロールアーム117を倒す方向(図15の紙面に対して傾く方向)に作用することがなく、これによりコントロールアーム117の撓み変形を最小限に抑えて吸気弁112,112のバルブリフトの制御精度を高めることができる
コントロールアーム117の隔壁部130に中央に形成されたローラ収容凹部130cには、ローラ支持部130a,130aの軸孔130b,130bに圧入されたローラ軸147にボールベアリング148を介して回転自在に支持されたローラ149が収容される。ローラ149を押圧してコントロールアーム117を軸部116,116まわりに揺動させるべく、電気モータで構成されたアクチュエータ150で往復回動するコントロールシャフト119に、インボリュート曲線よりなるカム面を有するコントロールカム118が設けられる。図14〜図16において、コントロールシャフト119が時計方向に回動するとコントロールアーム117が軸部116,116まわりに反時計方向に揺動し、コントロールシャフト119が反時計方向に回動するとコントロールアーム117が軸部116,116まわりに時計方向に揺動する。
コントロールアーム117を時計方向に付勢してローラ149をコントロールカム118に当接させるべく、シリンダヘッド111に付勢手段151が設けられる。付勢手段151はシリンダヘッド111に圧入されたガイド筒152の内部に押圧部材153を摺動自在に嵌合させ、コイルスプリング154の弾発力で押圧部材153をガイド筒152から突出する方向に付勢したもので、押圧部材153の上端の球状部153aがコントロールアーム117の第1の連結壁部128の中央下面に当接する。
以上のように、コントロールアーム117の隔壁部130を利用してローラ149を支持したので、ローラ149を支持するための特別の部材が不要になって部品点数の削減および構造の簡素化が可能になる。特に、しかもコントロールアーム117の隔壁部130に形成したローラ収容凹部130cにローラ149を収容したので、ローラ収容凹部130cの空間を利用してローラ149の装着スペースを確保しながら、ローラ収容凹部130cを設けたことによるコントロールアーム117の剛性低下を、該ローラ収容凹部130cの底壁を構成する第1の連結壁部128の補強効果で最小限に抑えることができる。
また付勢手段151でコントロールアーム117を付勢してローラ149をコントロールカム118に当接させるので、ローラ149がコントロールカム118から浮き上がるのを防止してコントロールアーム117の挙動を安定させ、吸気弁112,112のバルブリフトの制御精度を高めることができる。
またコントロールアーム117の第1の連結壁部128と隔壁部130とを連結する位置、より具体的には第1の連結壁部128に支持した一対の油圧タペット131,131に挟まれた位置を、つまりコントロールアーム117の剛性が高い部分を付勢手段151で押圧するので、付勢手段151の押圧力でコントロールアーム117が撓むのを防止して吸気弁112,112のバルブリフトの制御精度を更に高めることができる。
特に、コントロールカム118と、それが当接するコントロールアーム117のローラ149と、ローラ149がコントロールカム118に当接する方向にコントロールアーム117を付勢する付勢手段151とが、気筒列線に直交する同一平面内(図15の紙面内)に配置されているため、コントロールカム118からの荷重および付勢手段151からの荷重がコントロールアーム117を倒す方向(図15の紙面に対して傾く方向)に作用することがなく、これによりコントロールアーム117の撓み変形を最小限に抑えて吸気弁112,112のバルブリフトの制御精度を高めることができる。
また油圧タペット131,131の気筒軸線方向下方に付勢手段151を配置したので、油圧タペット131,131から排出されたオイルが第1の連結壁部128のオイル排出孔128b,128bから下方に落下することで、付勢手段151を効果的に潤滑することができる。
図12から明らかなように、点火プラグ155の着脱を案内する点火プラグ収容筒156がシリンダヘッド111に圧入されており、この点火プラグ収容筒156と一体に形成された前記ガイド筒152もシリンダヘッド111に圧入される。このように、ガイド筒152を点火プラグ収容筒156と一体に形成することで、その付勢手段151の剛性を高めてコントロールアーム117の挙動を更に安定させることができる。
図12および図13から明らかなように、点火プラグ収容筒156はコントロールアーム117の第1の連結壁部128に形成された凹部128c、つまり第1の連結壁部128一対の油圧タペット131,131が支持される部分に挟まれた空間を利用して配置される。この構造より、コントロールアーム117および点火プラグ収容筒156の干渉を避けながら、それらを極力接近して配置することで可変動弁機構113のコンパクト化を図ることが可能となる。
しかして、コントロールカム118によってコントロールアーム117が図14および図15に示す位置に配置されるときには、つまりコントロールカム118の最高リフト部がローラ149に当接するときには、可動支軸120の軸線まわりに揺動するサブカム121のカム面121c,121cの先端側(可動支軸120から遠い側)がロッカーアーム122,122のローラ137,137に当接してロッカーアーム122,122の揺動角が増加することで、吸気弁112,112のバルブリフトが最大となる。
またコントロールカム118よってコントロールアーム117が図16に示す位置にあるときには、つまりコントロールカム118の最低リフト部がローラ149に当接するときには、可動支軸120の軸線まわりに揺動するサブカム121のカム面121c,121cの基端側(可動支軸120に近い側)がロッカーアーム122,122のローラ137,137に当接してロッカーアーム122,122の揺動角が減少することで、吸気弁112,112のバルブリフトが最小(ゼロ)となる。
このように、コントロールアーム117を軸部116,116まわりに揺動させることで吸気弁112,112のバルブリフトが変化するのが、コントロールアーム117の駆動によって動弁カム114,114がローラ141,141に接触するタイミングも変化することにより、吸気弁112,112の開閉タイミングも変化する。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
たとえば上記実施例では吸気弁16の動弁装置について説明したが、本発明は、機関弁である排気弁の動弁装置にも適用可能である。
また第4実施例ではコントロールカム118が当接するコントロールアーム117のカムフォロアをローラ149で構成しているが、それをスリッパで構成しても良い。
第1実施例の内燃機関の要部縦断側面図である。 図1の2−2線断面図である。 高リフト状態での図2の3−3線断面図である。 動弁装置の要部分解斜視図である。 低リフト状態での図3に対応した断面図である。 第2実施例の図2に対応した断面図であって図8の6−6線に沿う断面図である。 動弁装置の要部分解斜視図である。 高リフト状態での図6の8−8線断面図である。 低リフト状態での図8に対応した断面図である。 第3実施例の図3に対応した断面図である。 駆動手段の斜視図である。 第4実施例の内燃機関の要部縦断側面図である。 図12の13−13線矢視図である。 高バルブリフト状態での図14の14−14線断面図である。 高バルブリフト状態での図13の15−15線断面図である。 低バルブリフト状態での図15に対応する断面図である。 可変動弁機構を一方向から見た斜視図である。 可変動弁機構を他方向から見た斜視図である。 コントロールアームを一方向から見た斜視図である。 コントロールアームを他方向から見た斜視図である。 図19および図20の21方向矢視図である。
14・・・機関本体
16,112・・・機関弁である吸気弁
16a,112a・・・ステム
17A,17B,17C・・・動弁装置
18,68,114・・・動弁カム
20,120・・・可動支軸
21,71,121・・・サブカム
22,122・・・ロッカアーム
22a・・・弁当接部
23,73,117・・・コントロールアーム
23a,73a,127・・・側壁部
23b,73b,116・・・軸部
23c,73c,128・・・連結壁部
24,84・・・駆動手段
31,131・・・油圧タペット
59・・・被動部であるセクタギヤ
74・・・サブカム連結部
77・・・カム当接部であるローラ
78・・・ロストモーション用ばね
86・・・被動部
111・・・シリンダヘッドである機関本体
149・・・被動部であるローラ

Claims (6)

  1. 動弁カム(18,68,114)の回転軸線に直交する平面内での変位が可能な可動支軸(20,120)で揺動可能に支承されるとともに前記動弁カム(18,68,114)に従動して揺動するサブカム(21,71,121)と、機関弁(16,112)に連動、連結されるとともに前記サブカム(21,71,121)に従動するロッカアーム(22,122)とを備え、前記可動支軸(20,120)を変位させることで機関弁(16,112)のリフト量を含む作動特性を変化させるようにした内燃機関の可変動弁装置において、前記動弁カム(18,68,114)の回転軸線と平行な回動軸線まわりに回動することを可能として機関本体(14,111)に支承されるコントロールアーム(23,73,117)に、該コントロールアーム(23,73,117)の回動軸線と平行な軸線を有する前記可動支軸(20,120)が前記回動軸線からオフセットした位置で保持されるとともに、前記ロッカアーム(22,122)の一端部を支承する油圧タペット(31,131)が設けられ、前記ロッカアーム(22,122)の他端部に設けられる弁当接部(22a)が、機関弁(16,112)のステム(16a,112a)の上端部に当接されることを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
  2. 前記コントロールアーム(23,73,117)の回動軸線が前記機関弁(16,112)のステム(16a,112a)をその先端側に延長した位置に配置され、前記弁当接部(22a)が、機関弁(16,112)が閉弁状態にあるときに前記回動軸線を中心とした円弧に沿うように形成されることを特徴とする請求項1記載の内燃機関の可変動弁装置。
  3. 前記コントロールアーム(23,73)の回動軸線に直交する平面への投影図上で、前記ステム(16a)のその先端側への延長幅内に前記コントロールアーム(23,73)の回動軸線が配置されることを特徴とする請求項2記載の内燃機関の可変動弁装置。
  4. 前記回動軸線に沿って相互に間隔をあけた一対の側壁部(23a,73a,127)ならびに前記回動軸線を軸線として前記両側壁部(23a,73a,127)の外面から突出するとともに機関本体(14,111)で回動可能に支承される一対の軸部(23b,73b,116)とを有する前記コントロールアーム(23,73,117)に、該コントロールアーム(23,73,117)を回動駆動する駆動手段(24,84)で駆動されるようにして前記両側壁部(23a,73a,127)間の中央部に配置される被動部(59,86,149)が設けられ、該被動部(59,86,149)および前記両側壁部(23a,73a,127)間に、前記回動軸線方向に見て前記被動部(59,86,149)および前記側壁部(23a,73a,127)に一部が重なるようにして前記ロッカアーム(22,122)がそれぞれ配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の内燃機関の可変動弁装置。
  5. 前記コントロールアーム(23,73,117)は、前記両側壁部(23a,73a,127)間を一体に連結する連結壁部(23c,73c,128)を有し、前記ロッカアーム(22,122)の一端部を支承する前記油圧タペット(31,131)が前記連結壁部(23c,73c,128)に設けられることを特徴とする請求項4記載の内燃機関の変動弁装置。
  6. 一対のサブカム(71)を一体に連結するサブカム連結部(74)に前記動弁カム(68)に当接するカム当接部(77)が設けられ、前記カム当接部(77)を動弁カム(68)に接触させる側に前記サブカム連結部(74)を付勢するばね力を発揮するロストモーション用ばね(78)が、前記動弁カム(68)の回転軸線に直交して前記カム当接部(77)の幅方向中心部を通る平面内に中心部を配置して前記連結壁部(73c)および前記サブカム連結部(74)間に設けられることを特徴とする請求項5記載の内燃機関の可変動弁装置。
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