JP4179158B2 - 可変動弁機構 - Google Patents

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Description

この発明は、可変動弁機構に係り、特に、カムシャフトの回転と同期して開閉する弁の作用角およびまたはリフト量を変化させることのできる内燃機関の可変動弁機構に関する。
従来、例えば特開平7−63023号公報には、カムシャフトの回転と同期して開閉する弁体のリフト量を変化させる機能を有する可変動弁機構が開示されている。この可変動弁機構は、カムと弁体との間に、カムの動作と同期して揺動する揺動アームを備えている。揺動アームは、弁体に対する基本の相対角度を変化させることができるように、自由度をもって内燃機関に組み付けられている。そして、この機構は、揺動アームをカムに向けて付勢することで揺動アームの動きを規制するロストモーションスプリングと、制御軸の回転に伴って、揺動アームと弁体との相対角度を変化させる可変機構とを備えている。
上述した可変動弁機構によれば、ロストモーションスプリングの作用により、常に、カムと揺動アームとが機械的に接した状態を維持することができる。このため、この機構によれば、カムの発する機械的な力を、常にロス無く弁体に伝えることができる。更に、この可変動弁機構によれば、制御軸を回転させることにより、揺動アームと弁体の基準の相対角度を変化させることができる。この相対角度が変化すると、カムの作用力が揺動アームに伝達され始めた後、つまり、カムの作用により揺動アームが揺動し始めた後、揺動アームが実際に弁体を押し下げ始めるまでの期間(クランク角)を変化させることができる。このため、上記従来の機構によれば、内燃機関の弁体のリフト量を、高い自由度で変化させることが可能である。
特開平7−63023号公報
しかしながら、上述した従来の機構において、ロストモーションスプリングは、シリンダヘッド等の固定点と揺動アームとの間に配置されている。このため、制御軸の回転に伴って揺動アームと弁体との相対角度が変更されると、つまり、揺動アームの姿勢が変更されると、ロストモーションスプリングの発する付勢力にも変化が生ずる。
より具体的には、小リフトが求められる場合には、ロストモーションスプリングが比較的伸びた状態とされるため、揺動アームに作用する付勢力が比較的小さなものとなる。一方、大リフトが要求される場合には、ロストモーションスプリングに大きな圧縮が課され、揺動アームに作用する付勢力は大きなものとなる。
内燃機関を全領域において正常に機能させるためには、ロストモーションスプリングの付勢力が小さくなる小リフト時にも、揺動アームとカムとの機械的な接触は確実に維持されなければならない。このため、従来の可変動弁機構では、そのような状況下でも十分な付勢力が得られるようにロストモーションスプリングの仕様を決める必要がある。その結果、この機構においては、弁体に大リフトが要求される場合に、不必要に大きな付勢力が揺動アームに作用するという事態が生ずる。
弁体の開閉に伴う摩擦損失は、揺動アームに作用する付勢力が大きいほど大きなものとなる。また、揺動アームには、そこに作用する付勢力が大きいほど高い剛性が要求される。更に、制御軸を回転させるのに必要なトルクも、揺動アームに作用する付勢力が大きいほど大きくすることが必要である。このように、揺動アームに作用する過大な付勢力は、可変動弁機構において様々な不都合を生じさせる。この点、上述した従来の機構は、大リフトでの運転時に、種々の不都合を生じさせ易いものであった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、弁体に要求される作用角およびまたはリフト量に関わらず、揺動アームに作用する付勢力を常に適正な値に維持し得る可変動弁機構を提供することを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、内燃機関の弁体の作用角およびまたはリフト量を変化させる機能を有する可変動弁機構であって、
前記作用角およびまたはリフト量を変化させるべく回転位置が調整される制御軸と、
カムと弁体との間に介在しカムの回転と同期して揺動することにより当該カムの作用力を前記弁体に伝達する揺動アームと、
前記制御軸の回転位置に応じて、前記弁体に対する前記揺動アームの基本相対角を変化させる可変機構と、
前記揺動アームと前記カムとの機械的な連結が維持されるように、前記揺動アームを前記カムに向けて付勢するロストモーションスプリングとを備え、
前記ロストモーションスプリングは、その一端が前記揺動アームに固定され、かつ、その他端が、前記制御軸の回転に伴って前記一端との相対位置関係が維持される方向に移動するスプリング固定点に固定されていることを特徴とする。
また、第2の発明は、第1の発明において、
前記可変機構は、前記制御軸の回転に伴って、前記揺動アームを前記制御軸と同じ方向に回転移動させ、
前記スプリング固定点は、前記制御軸と一体化された点であることを特徴とする。
また、第3の発明は、第1または第2の発明において、
前記制御軸は、その外周面に、前記スプリング固定点となる凹部を備え、
前記ロストモーションスプリングは、その一端が前記揺動アームの側面に固定され、かつ、その他端が前記凹部に挿入されていることを特徴とする。
第1の発明によれば、制御軸を回転させることにより、弁体と揺動アームの基本相対角を変化させ、その結果として、弁体の作用角およびまたはリフト量を変化させることができる。そして、本発明においては、制御軸の回転に伴って、ロストモーションスプリングの両端が両者の相対位置関係を維持するように移動する。このため、本発明によれば、弁体の作用角およびまたはリフト量変化に関わらず、揺動アームに作用する付勢力をほぼ一定に維持することができる。
第2の発明によれば、可変機構によって、揺動アームは制御軸と同じ方向に回転移動させられる。そして、ロストモーションスプリングは、その一端が揺動アームに固定され、かつ、その他端が制御軸と一体化されたスプリング固定点に固定されている。この場合、ロストモーションスプリングの両端の相対位置関係は、必然的にほぼ一定の関係に維持される。
第3の発明によれば、ロストモーションスプリングの一端は揺動アームの側面に固定され、また、その他端は制御軸の凹部に挿入される。この場合、ロストモーションスプリングの固定に要する部品点数の増加を抑え、更に、組み付け作業の容易化を図ることができる。
実施の形態1.
[可変動弁機構の構成]
図1は、本発明の実施の形態1の可変動弁機構10の主要部の斜視図である。図1に示す可変動弁機構は、内燃機関の弁体を駆動するための機構である。ここでは、内燃機関の個々の気筒に2つの吸気弁と2つの排気弁とが備わっているものとする。そして、図1に示す構成は、単一の気筒に配設された2つの吸気弁、或いは2つの排気弁を駆動する機構として機能するものとする。
図1に示す構成は、吸気弁または排気弁として機能する2つの弁体12を備えている。弁体12には、それぞれ弁軸14が固定されている。弁軸14の端部は、ロッカーアーム16の一端に設けられたピボットに接している。弁軸14には、図示しないバルブスプリングの付勢力が作用しており、ロッカーアーム16は、その付勢力を受けた弁軸14により上方に付勢されている。ロッカーアーム16の他端は、油圧ラッシュアジャスタ18により回動可能に支持されている。油圧ラッシュアジャスタ18によれば、ロッカーアームの高さ方向の位置を油圧により自動調整することにより、タペットクリアランスを自動調整することができる。
ロッカーアーム16の中央部には、ローラ20が配設されている。ローラ20の上部には、揺動アーム22が配置されている。以下、揺動アーム22の周辺の構造を、図2を参照して説明する。
図2は、第1アーム部材24と第2アーム部材26の分解斜視図である。第1アーム部材24および第2アーム部材26は、何れも図1に示す構成における主要な構成部材である。既述した揺動アーム22は、図2に示すように、第1アーム部材24の一部である。
すなわち、第1アーム部材24は、図2に示すように、2つの揺動アーム22と、それらに挟まれたローラ当接面28とを一体に備える部材である。2つの揺動アーム22は、2つの弁体12のそれぞれに対応して設けられたものであり、それぞれ既述したローラ20(図1参照)に接している。
第1アーム部材24には、2つの揺動アーム22を貫通するように開口した軸受け部30が設けられている。また、揺動アーム22には、それぞれ、ローラ20と接する面に同心円部32と押圧部34とが設けられている。同心円部32は、ローラ20との接触面が軸受け部30と同心円を構成するように設けられている。一方、押圧部34は、その先端側の部分ほど軸受け部30の中心からの距離が遠くなるように設けられている。
第2アーム部材26は、非揺動部36と揺動ローラ部38を備えている。非揺動部36には貫通孔が設けられており、その貫通孔には制御軸40が挿入される。更に、非揺動部36および制御軸40には、両者の相対位置を固定するための固定ピン42が挿入されている。このため、非揺動部36と制御軸40とは、一体の構造物として機能する。
揺動ローラ部38は、2つの側壁44を備えている。これらの側壁44は、回転軸46を介して回動自在に非揺動部36に連結されている。また、2つの側壁44の間には、カム当接ローラ48と、スライドローラ50が配設されている。カム当接ローラ48およびスライドローラ50は、それぞれ側壁44に挟まれた状態で自由に回動することができる。
上述した制御軸40は、第1アーム部材24の軸受け部30により回転可能に保持される部材である。つまり、制御軸40は、軸受け部30に保持された状態で非揺動部36と一体化されるべき部材である。この要求を満たすべく、非揺動部36(つまり第2アーム部材26)は、制御軸40と固定される前に、第1アーム部材24の2つの揺動アーム22の間に位置合わせされる。制御軸40は、この位置合わせがなされた状態で、2つの軸受け部30および非揺動部36を貫通するように挿入される。その後、制御軸40と非揺動部36とを固定すべく固定ピン42が装着される。その結果、第1アーム部材24が制御軸40回りを自由に回動することができ、非揺動部36が制御軸40と一体化され、かつ、揺動ローラ部38が非揺動部36に対して揺動し得る機構が実現される。
第1アーム部材24と第2アーム部材26とが、以上のように組み付けられた場合、第1アーム部材24と制御軸40との相対角、つまり、第1アーム部材24と非揺動部36との相対角が所定の条件を満たす範囲では、揺動ローラ部38のスライドローラ50が、第1アーム部材24のローラ当接面28と接することができる。そして、それら両者の接触を維持しながら、上記の所定の条件を満たす範囲で第1アーム部材24を制御軸40回りで回動させると、スライドローラ50は、ローラ当接面28に沿って転動することができる。本実施形態の可変動弁機構は、その転動を伴いながら弁体12を開閉動作させる。尚、その動作については、後に図4および図5を参照して詳細に説明する。
図1は、第1アーム部材24、第2アーム部材26、および制御軸40が、上記の手順で組み付けられた状態を示している。この状態において、第1アーム部材24および第2アーム部材26の位置は制御軸40の位置により規制される。制御軸40は、図示しない軸受けを介して、既述した条件がみたされるように、つまり、ロッカーアーム16のローラ20が揺動アーム22に当接するようにシリンダヘッド等の固定部材に固定されている。
制御軸40には、図示しないアクチュエータが連結されている。このアクチュエータは、制御軸40を所定の角度範囲内で回動させることができる。図1に示す状態は、そのアクチュエータにより、制御軸40の回転角を上述した所定の条件を満たす範囲に調整し、かつ、スライドローラ50をローラ当接面28に当接させた状態を示している。
本実施形態の可変動弁機構10は、また、クランクシャフトと同期して回転するカムシャフト52を備えている。カムシャフト52には、内燃機関の気筒毎に設けられたカム54が固定されている。図1に示す状態において、カム54は、カム当接ローラ48に接しており、揺動ローラ部38の上方への移動を規制している。つまり、図1に示す状態では、揺動ローラ部38のカム当接ローラ48およびスライドローラ50を介して、第1アーム部材24のローラ当接面28がカム54と機械的に連結された状態が実現されている。
上述した状態によれば、カム54の回転に伴ってカムノーズがカム当接ローラ48を押圧すると、その力はスライドローラ50を介してローラ当接面28に伝達される。スライドローラ50は、ローラ当接面28の上を転動しながらカム54の作用力を第1アーム部材24に伝え続けることができる。その結果、第1アーム部材24に、制御軸40を中心とする回転が生じ、揺動アーム22によりロッカーアーム16が押し下げられ、弁体12に開弁方向の動きが与えられる。可変動弁機構10は、以上説明したように、カム54の作用力を、カム当接ローラ48およびスライドローラ50を介してローラ当接面28に伝達することで弁体12を作動させることができる。
図3は、可変動弁機構10に、本実施形態における特徴部であるロストモーションスプリング56を装着した状態を示す。可変動弁機構10が弁体12を作動させるためには、カム54とローラ当接面28とが、カム当接ローラ48およびスライドローラ50を介して機械的に連結された状態を維持することが必要である。そして、この要求を満たすためには、ローラ当接面28を、つまり、第1アーム部材24を、カム54の方向に付勢することが必要である。ロストモーションスプリング56は、その付勢を実現するためのスプリングである。
本実施形態において、ロストモーションスプリング56は、第1アーム部材24の両側に1つずつ、つまり、2つの揺動アーム22の側面に一つずつ配置されている。揺動アーム22は、その先端部(図2に示す押圧部34の先端部)の側面に固定ピン58を備えている。ロストモーションスプリング56は、制御軸40に巻き付けられた状態で、その一端が固定ピン58に掛留められている。また、ロストモーションスプリング56の他端は、第2アーム部材26の非揺動部36に固定された固定軸60に掛留められている。
非揺動部36は固定ピン36により制御軸40に固定された部材であるから、固定軸60も制御軸40と一体化された部材である。このため、ロストモーションスプリング56は、その一端が揺動アーム22に固定され、また、その他端が実質的に制御軸40に固定された状態とされている。そして、この状態において、ロストモーションスプリング56は、揺動アーム22を固定軸60に向けて引き上げる方向の付勢力を発生する。この付勢力は、ローラ当接面28がスライドローラ50を上方に付勢する力として、更には、カム当接ローラ48をカム54に押し当てる力として作用する(図1および図2参照)。その結果、可変動弁機構10は、図1に示すように、カム54とローラ当接面28とが機械的に連結された状態を維持することができる。
[可変動弁機構の動作]
次に、図4および図5を参照して、本発明の実施の形態1の可変動弁機構10の動作を説明する。尚、図4および図5においては、説明の便宜上、ロストモーションスプリングを、単純なコイルスプリングで表すこととしている。以下、このスプリングを「ロストモーションスプリング70」として説明を進める。
図4および図5に示すロストモーションスプリング70は、その上端がシリンダヘッド等に固定された状態で、ローラ当接面28の後端部を付勢しているものとする。この場合、その付勢力は、ローラ当接面28がスライドローラ50を押し上げる方向に作用する。つまり、図4および図5に示すロストモーションスプリング70は、ローラ当接面28とカム54との機械的接触を維持するという面では、図3に示すロストモーションスプリング56と同様に機能する。
図4は、可変動弁機構10が弁体12に対して小さなリフトを与えるように動作している様子を示す。以下、この動作を「小リフト動作」と称す。より具体的には、図4(A)は、小リフト動作の過程で弁体12が閉弁している様子を、また、図4(B)は小リフト動作の過程で弁体12が開弁している様子を、それぞれ表している。
図4(A)において、符号θは、制御軸40の回転位置を表すパラメータである。以下、そのパラメータを「制御軸回転角θ」とする。ここでは、便宜上、制御軸40と非揺動部36とを固定する固定ピン42の軸方向と鉛直方向とのなす角を制御軸回転角θと定義することとする。また、図4(A)において、符号θは、揺動アーム22の回転位置を表すパラメータである。以下、そのパラメータを「アーム回転角θ」とする。ここでは、便宜上、揺動アーム22の先端部と制御軸40の中心とを結ぶ直線と水平方向とのなす角をアーム回転角θと定義することとする。
可変動弁機構10において、揺動アーム22の回転位置、つまり、アーム回転角θは、スライドローラ50の位置により決定される。また、スライドローラ50の位置は、揺動ローラ部38の回転軸46の位置と、カム当接ローラ48の位置とで決定される。そして、カム当接ローラ48とカム54との接触が維持される範囲では、回転軸46が図4における左回り方向に回転するほど、つまり、制御軸回転角θcが大きくなるほど、スライドローラ50の位置は上方に変化する。このため、可変動弁機構10においては、制御軸回転角θが大きくなるほど、アーム回転角θが小さくなるという現象が生ずる。
図4(A)に示す状態において、制御軸回転角θは、カム当接ローラ48がカム54との接触を保てる範囲で、つまり、カム54がカム当接ローラ48の上方への移動を規制し得る範囲でほぼ最大の値とされている。従って、図4(A)に示す状態において、アーム回転角θは、ほぼ最小の値となっている。可変動弁機構10は、この場合において、揺動アーム22の同心円部32のほぼ中央がロッカーアーム16のローラ20に接し、その結果、弁体12が閉弁状態となるように構成されている。以下、この場合のアーム回転角θを、「小リフト時の基準アーム回転角θA0」と称す。
図4(A)に示す状態からカム54が回転すると、図4(B)に示すように、カム当接ローラ48がカムノーズにより押圧され、制御軸40方向に移動する。揺動ローラ部38の回転軸46からスライドローラ50までの距離は変化しないため、カム当接ローラ48が制御軸40に近づく際には、ローラ当接面28が、その面上を転動するスライドローラ50により押し下げられる。その結果、アーム回転角θが大きくなる方向に揺動アーム22が回転し、揺動アーム22とローラ20との接触点が、同心円部32から押圧部34に移行する。
小リフト動作の際には、上記の如く基準アーム回転角θA0が小さな値とされる。このため、カム54の回転に伴うアーム回転角θの最大値も、小リフト動作の場合には比較的小さな値となる。以下、その最大値を「小リフト時の最大アーム回転角θAMAX」とする。弁体12には、アーム回転角θが最大アーム回転角θAMAXとなる時点で最大のリフトが生ずる。可変動弁機構10は、図4(B)に示すように、小リフト時の最大アーム回転角θAMAXが生じた際に、ローラ20と揺動アーム22との接触点が僅かに押圧部34に入り込み、その結果、僅かなリフトが弁体12に生ずるように構成されている。このため、可変動弁機構10によれば、上述した小リフト動作を行うことで、カム54の回転と同期して、小さなリフトを弁体12に与えることができる。
また、この場合、カム54の作用力が現実に弁体12を押し下げる期間、つまり、カム54の回転に伴って弁体12が非閉弁状態とされる期間(クランク角幅)も比較的小さなものとなる(以下、この期間を「作用角」と称す)。従って、可変動弁機構10によれば、小リフト動作を行うことで、弁体12の作用角を小さくすることができる。
図5は、可変動弁機構10が弁体12に対して大きなリフトを与えるように動作している様子を示す。以下、この動作を「大リフト動作」と称す。より具体的には、図5(A)は、大リフト動作の過程で弁体12が閉弁している様子を、また、図5(B)は大リフト動作の過程で弁体12が開弁している様子を、それぞれ表している。
大リフト動作を行う場合は、図5(A)に示すように、制御軸回転角θが十分に小さな値に調整される。その結果、大リフト動作の実行時には、スライドローラ50がローラ当接部28から脱落しない範囲で、非リフト時におけるアーム回転角θ、つまり、基準アーム回転角θA0が十分に大きな値とされる。可変動弁機構10は、その基準アーム回転角θA0において、揺動アーム22とローラ20との接触点が、同心円部32の端部に位置するように構成されている。このため、大リフト動作の場合にも、弁体12は閉弁状態に維持される。
図5(A)に示す状態からカム54が回転すると、図5(B)に示すように、カム当接ローラ48がカムノーズに押圧されることにより、アーム回転角θが大きくなる方向に揺動アーム22が回転する。その結果、揺動アーム22とローラ20との接触点が、同心円部32から押圧部34に移行する。大リフト動作の際には、上記の如く基準アーム回転角θA0が大きな値とされているため、カム54の回転に伴って生ずる最大アーム回転角θAMAXも大きな値となる。可変動弁機構10は、図5(B)に示すように、そのような最大アーム回転角θAMAXが生じた際に、ローラ20と揺動アーム22との接触点が、十分に押圧部34に入り込んだ位置となるように構成されている。このため、可変動弁機構10によれば、上述した大リフト動作を行うことで、カム54の回転と同期して、大きなリフトと大きな作用角を弁体12に与えることができる。
[本実施形態の可変動弁機構の利点]
以上説明した通り、本実施形態の可変動弁機構10は、制御軸回転角θを変化させることにより、基準アーム回転角θA0を変化させ、その結果として弁体12に与える作用角およびリフト量を変化させることができる。ところで、図4および図5には、既述した通り、上端がシリンダヘッド等に固定されたロストモーションスプリング70が示されている。このような構成を有するロストモーションスプリング70は、内燃機関の内部で第1アーム部材24の回転位置が変化することにより、常にその全長を変化させる。
具体的には、図4(A)に示す小リフト時の基準アーム回転角θA0が実現される場合と、図5(A)に示す大リフト時の基準アーム回転角θA0が実現される場合とでは、ロストモーションスプリング70の全長が異なったものとなる。同様に、図4(B)に示す小リフト時の最大アーム回転角θAMAXが実現される場合と、図5(B)に示す大リフト時の最大アーム回転角θAMAXが実現される場合とを比較しても、ロストモーションスプリング70の全長は異なったものとなる(図4および図5に示すロストモーションスプリング70の状態を参照)。
ロストモーションスプリング70は、その全長が異なれば、異なる付勢力を発生する。このため、図4または図5に示すような構成が採られるとすると、小リフト動作の際にはその付勢力が小さなものとなり、一方、大リフト動作の際にはその付勢力が大きなものとなる。
これに対して、本実施形態の可変動弁機構10は、図3に示すように、一端が揺動アーム22に固定され、かつ、他端が制御軸40と一体化されたロストモーションスプリング56を用いることとしている。可変動弁機構10において、揺動アーム22と制御軸40とは、常に同じ方向に回転する。つまり、ロストモーションスプリング56の一端の固定点(揺動アーム22の固定ピン58)と、その他端の固定点(固定軸60)とは、制御軸40の回転に起因する限りでは、常に両者の相対位置関係が維持される方向に移動する。更に換言すると、制御軸40と揺動アーム22との相対角(例えば、θ+θ+90°)は、カム54の影響を除外すれば、制御軸40の回転位置に関わらず常にほぼ一定となる。
このため、本実施形態の構成によれば、制御軸40の回転に起因するロストモーションスプリング56の付勢力変化を、十分に小さく抑えることができる。つまり、本実施形態の可変動弁機構10によれば、弁体12に与えるリフト量の多少によって、揺動アーム22に作用する付勢力が変化するのを十分に抑制することができる。
図6は、ロストモーションスプリング56の発する付勢力がバルブリフトの変化に対して大きく変化しないことに伴う効果を説明するための図である。図6中に実線で示す直線は、本実施形態において用いられるロストモーションスプリング56の付勢力とバルブリフトとの関係を示す。また、図6中に破線で示す2本の直線は、シリンダヘッド等に固定されたロストモーションスプリング70により発生し得る付勢力とバルブリフトとの関係を示す。
シリンダヘッド等に固定されたロストモーションスプリング70は、リフト量の増加に伴って付勢力を顕著に増大させる。このため、大リフト時に適正な付勢力を発生させようとすれば、小リフト時に付勢力が過小となり、バルブ挙動に異常が生じかねない。一方、小リフト時に十分な付勢力を確保しようとすれば、大リフト時の付勢力が過大にならざるを得ない。そして、揺動アーム22に過大な付勢力が作用すれば、可変動弁機構10に不当に大きなフリクションが生じたり、制御軸40のアクチュエータに不必要に大きな駆動力が必要となったり、更には、その付勢力を受ける各部の剛性を不必要に高める必要が生じたりといった不都合が生ずる。
これに対して、本実施形態の可変動弁機構10によれば、バルブリフトの大小によらずに、常に適正な付勢力をロストモーションスプリング56に発生させることができる。このため、本実施形態の構成によれば、アクチュエータや各部の構成物に過剰な品質を与えることなく、全リフト領域において、安定した作動性を示す可変動弁機構10を実現することができる。
ところで、上述した実施の形態1では、可変動弁機構10が、制御軸40の回転位置に応じて作用角およびリフト量の双方を変化させることとしているが、ロストモーションスプリング56を制御軸40と揺動アーム22に固定する構成は、このような可変動弁機構10への適用に限定されるものではない。例えば、可変動弁機構が、制御軸40を回転させて作用角およびリフト量の一方のみを変化させるものであっても、その回転により、揺動アーム22が制御軸40と同方向に移動する場合には、本実施形態の場合と同様の構成を採ることで同様の効果を得ることが可能である。
尚、上述した実施の形態1においては、第2アーム部材26と第1アーム部材24のローラ当接面28とが前記第1の発明における「可変機構」に、固定軸60が前記第1の発明における「スプリング固定点」に、それぞれ相当している。
実施の形態2.
次に、図7および図8を参照して本発明の実施の形態2について説明する。図7は、本実施形態の可変動弁機構80の構成を説明するための図である。より具体的には、図7(B)は、本実施形態の可変動弁機構80の斜視図であり、図7(A)は、その可変動弁機構80を図7(B)に示すA矢視で表した側面図である。また、図8は、本実施形態において用いられる制御軸84の斜視図である。
本実施形態の可変動弁機構80は、ロストモーションスプリング82を制御軸84と一体化させる手法が異なる点を除き、実施の形態1における可変動弁機構10と同様である。すなわち、本実施形態において用いられる制御軸84には、図8に示すように、軸方向に延在するスリット86が設けられている。スリット86は、例えば、制御軸84に切削加工を施すことで設けることができる。
本実施形態において用いられるロストモーションスプリング82は、制御軸84と一体化されるべき端部に、図7に示すように、スリット86への掛留めを可能とする湾曲部88が形成されている。ロストモーションスプリング82は、制御軸84の測方から、湾曲部88の先端がスリット86に収まるように装着されることにより、図7に示すように、その一端が制御軸84と一体化された状態となる。
図7に示す構造によれば、実施の形態1において必要であった固定軸60を廃止することで、部品点数の低減や、可変動弁機構10の省スペース化を実現し、更に、制御軸84回りの慣性質量をその中心付近に集中させることができる。そして、慣性質量を集中させることにより、高速運転時の安定性を高めることができる。また、このような構造によれば、ロストモーションスプリング82の組み付け作業が容易となるという効果をも得ることができる。
尚、上述した実施の形態2においては、制御軸84のスリット86が、前記第3の発明における「凹部」に相当している。
実施の形態3.
次に、図9を参照して本発明の実施の形態3について説明する。図9は、本実施形態において用いられる制御軸90の構成を説明するための図である。より具体的には、図9(B)は、制御軸90の斜視図であり、図9(A)は、その制御軸90を図9(B)に示すA矢視で表した側面図である。
本実施形態の可変動弁機構は、図9に示す制御軸90が用いられる点を除き、実施の形態2の機構と同様である。また、制御軸90は、スリット86が切削加工でなく、プレス加工により設けられる点を除き実施の形態2における制御軸84と同様である。図9(A)に示すように、スリット86をプレス加工で設けることとすると、スリット86の部分における肉厚を他の部位と同様に確保することができる。更に、プレス加工によれば、切削加工による場合に比して安価にスリット86を形成することができる。このため、本実施形態の構成によれば、実施の形態2の場合に比して、より安価で、より動作安定性に優れた可変動弁機構を実現することができる。
尚、上述した実施の形態3においては、制御軸90のスリット86が、前記第3の発明における「凹部」に相当している。
実施の形態4.
次に、図10および図11を参照して本発明の実施の形態4について説明する。図10は、本実施形態において用いられる制御軸100の構成を説明するための図である。より具体的には、図10(B)は、制御軸100の斜視図であり、図10(A)は、その制御軸100を図10(B)に示すA矢視で表した側面図である。
本実施形態の可変動弁機構は、図10に示す制御軸100が用いられる点を除き、実施の形態2または3の機構と同様である。制御軸100は、図7に示すロストモーションスプリング82の湾曲部88を掛留めるための挿入孔102を備えている。挿入孔102によれば、湾曲部88の位置を周方向の他、軸方向においても規制することができる。このため、本実施形態の構成によれば、ロストモーションスプリング82の位置を、実施の形態2または3の場合に比して、更に正確に決定することができる。
図11は、ロストモーションスプリング82を、制御軸100に組み付ける手法を説明するための図である。より具体的には、図11(A)は、ガイドピン104を利用してその組み付けを行う手法を示したものであり、一方、図11(B)は、ガイドバイプ106を利用してその組み付けを行う手法を示したものである。
図11(A)において、ロストモーションスプリング82は、湾曲部88と制御軸100との間にガイドピン104を介在させた状態で、測方から制御軸100に装着される。湾曲部88の先端が挿入孔102と合致するまでロストモーションスプリング82を移動させた後、ガイドピン104を抜き取ると、湾曲部88の先端を挿入孔102に嵌合させることができる。
図11(B)において、ロストモーションスプリング82は、その内周面と制御軸100との間に肉厚の薄いガイドパイプ106を介在させた状態で、測方から制御軸100に装着される。湾曲部88の先端が挿入孔102と合致するまでロストモーションスプリング82を移動させた後、ガイドパイプ106を抜き取ると、湾曲部88の先端を挿入孔102に嵌合させることができる。
尚、上述した実施の形態4においては、制御軸100の挿入孔102が、前記第3の発明における「凹部」に相当している。
実施の形態5.
次に、図12を参照して本発明の実施の形態5について説明する。図12(A)および図12(B)は、それぞれ、本実施形態において用いられるロストモーションスプリング110および112の構成を説明するための図である。本実施形態の可変動弁機構は、図12(A)または図12(B)に示すロストモーションスプリング110または112が用いられる点、および揺動アーム22から固定ピン58が排除される点を除き、実施の形態2乃至4の何れかの機構と同様である。
図12(A)に示すロストモーションスプリング110は、揺動アーム22に固定される側の端部に屈曲部114を備えている。屈曲部114は、ロストモーションスプリング110の先端部を揺動アーム22の幅に相当する長さだけほぼ直角に曲げることで構成されている。ロストモーションスプリング110は、その屈曲部114を揺動アーム22自体に掛留めることにより、揺動アーム22に固定することができる。このタイプのロストモーションスプリング110によれば、固定ピン58を廃止することができるため、実施の形態2乃至4の場合に比して、更なる部品点数の低減を図ることができる。
図12(B)に示すロストモーションスプリング112は、揺動アーム22に固定される側の端部にリング状屈曲部116を備えている。このタイプのロストモーションスプリング112は、巻回部分からリング状屈曲部116に伸びる直線部分を揺動アーム22の上面に添わせ、リング状屈曲部116を揺動アーム22の先端部に掛留めることにより、所望の固定を実現することができる。このようなロストモーションスプリング112によれば、図12(A)に示すロストモーションスプリング110に比して、更なる省スペースかを実現することができる。
本発明の実施の形態1の可変動弁機構の主要部の斜視図である。 図1に示す可変動弁機構の構成要素である第1アーム部材と第2アーム部材の分解斜視図である。 本発明の実施の形態1の可変動弁機構に、この実施形態の特徴部であるロストモーションスプリングを装着した状態を示す図である。 本発明の実施の形態1の可変動弁機構が小リフト動作を行う場合の様子を示す図である。 本発明の実施の形態1の可変動弁機構が大リフト動作を行う場合の様子を示す図である。 本発明の実施の形態1におけるロストモーションスプリングの付勢力がバルブリフトの変化に対して大きく変化しないことに伴う効果を説明するための図である。 本発明の実施の形態2の可変動弁機構の構成を説明するための図である。 図7に示す可変動弁機構において用いられる制御軸の斜視図である。 本発明の実施の形態3において用いられる制御軸の構成を説明するための図である。 本発明の実施の形態4において用いられる制御軸の構成を説明するための図である。 図10に示す制御軸にロストモーションスプリングを装着する手法を説明するための図である。 本発明の実施の形態5において用いられるロストモーションスプリングの構成を説明するための図である。
符号の説明
10;80 可変動弁機構
12 弁体
16 ロッカーアーム
20 ローラ
22 揺動アーム
24 第1アーム部材
26 第2アーム部材
28 ローラ当接部
32 同心円部
34 押圧部
36 非揺動部
38 揺動ローラ部
40;84;90;100 制御軸
46 回転軸
48 カム当接ローラ
50 スライドローラ
54 カム
56;82;110;112 ロストモーションスプリング
58 固定ピン
60 固定軸
70 シリンダヘッド等に固定されたロストモーションスプリング
86 スリット
102 挿入孔
θ 制御軸回転角
θ アーム回転角

Claims (3)

  1. 内燃機関の弁体の作用角およびまたはリフト量を変化させる機能を有する可変動弁機構であって、
    前記作用角およびまたはリフト量を変化させるべく回転位置が調整される制御軸と、
    カムと弁体との間に介在しカムの回転と同期して揺動することにより当該カムの作用力を前記弁体に伝達する揺動アームと、
    前記制御軸の回転位置に応じて、前記弁体に対する前記揺動アームの基本相対角を変化させる可変機構と、
    前記揺動アームと前記カムとの機械的な連結が維持されるように、前記揺動アームを前記カムに向けて付勢するロストモーションスプリングとを備え、
    前記ロストモーションスプリングは、その一端が前記揺動アームに固定され、かつ、その他端が、前記制御軸の回転に伴って前記一端との相対位置関係が維持される方向に移動するスプリング固定点に固定されていることを特徴とする可変動弁機構。
  2. 前記可変機構は、前記制御軸の回転に伴って、前記揺動アームを前記制御軸と同じ方向に回転移動させ、
    前記スプリング固定点は、前記制御軸と一体化された点であることを特徴とする請求項1記載の可変動弁機構。
  3. 前記制御軸は、その外周面に、前記スプリング固定点となる凹部を備え、
    前記ロストモーションスプリングは、その一端が前記揺動アームの側面に固定され、かつ、その他端が前記凹部に挿入されていることを特徴とする請求項1または2記載の可変動弁機構。
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