JP2005226566A - 可変動弁装置 - Google Patents

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俊昭 浅田
Shuichi Ezaki
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Abstract

【課題】 この発明は、可変動弁装置に関し、制御軸のねじれに起因して気筒毎または弁体毎に生ずる弁体の作用角およびまたはリフト量のばらつきを抑制することを目的とする。
【解決手段】 弁体の作用角およびリフト量を変化させるべく回転位置が調整される制御軸40を備える。ウォームギヤ60と制御軸40の一端に固定されたウォームホイール62とを介して、制御軸40を回転駆動するモータ58を備える。カムの回転に対する弁体の作用角およびリフト量を、制御軸40の回転位置に応じて変化させる可変動弁機構10を各気筒に配置する。すべての可変動弁機構10で単一の制御軸40を共用する。ウォームホイール62からの距離が長い軸受け部64、および可変動弁機構10の軸受け部70ほど、潤滑油の供給量を多くする。
【選択図】 図9

Description

この発明は、可変動弁装置に係り、特に、カムシャフトの回転と同期して開閉する弁体の作用角およびまたはリフト量を変化させることのできる可変動弁機構を、気筒毎にまたは弁毎に配置する内燃機関の可変動弁装置に関する。
従来、例えば特開2001−82191号公報に開示されているように、内燃機関の運転状態に応じて、弁体の作用角およびリフト量を連続的に変更させる機能を有する可変動弁装置が知られている。この可変動弁装置は、気筒毎に、上記機能を有する可変動弁機構を備えている。各可変動弁機構は、アクチュエータにより回転駆動される制御軸と、制御軸の回転位置に対応した揺動範囲を揺動し、カムの押圧力を弁体に伝達する伝達機構とを備えている。これらの可変動弁機構は、制御軸の回転位置を制御することにより、弁体の作用角およびリフト量を連続的に変更できるように構成されている。また、上記従来の装置では、複数の可変動弁機構に対して単一の制御軸を共用している。
特開2001−82191号公報
上記従来のような可変動弁装置において、弁体が開弁動作を行うと、バルブスプリングの反力が伝達機構を介して制御軸に入力される。この反力は、制御軸にねじりモーメントとして作用することがある。このねじりモーメントによる制御軸のねじれ量は、アクチュエータからの距離が長いほど大きくなる。つまり、各可変動弁機構には、アクチュエータからの距離に応じて、異なる量のねじれが生じることとなる。可変動弁機構に生ずるねじれ量が異なると、制御軸や伝達機構の摺動部における摺動量が可変動弁機構毎に異なり、当該摺動部における摩擦が増加する。このような摩擦の増加は、更なる制御軸のねじれ量の増加を助長する。そして、制御軸のねじれは、可変動弁装置に対して、弁体の作用角およびリフト量の減少をもたらす。このため、制御軸のねじれ量が可変動弁機構毎に異なると、気筒間で弁体の作用角およびリフト量のばらつきを生じさせてしまう。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、制御軸のねじれに起因して気筒毎または弁体毎に生ずる弁体の作用角およびまたはリフト量のばらつきを抑制することのできる可変動弁装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、モータにより回転駆動される制御軸と、気筒毎または弁体毎に配置され、カムの回転に対する前記弁体の作用角およびまたはリフト量を前記制御軸の回転位置に応じて変化させる可変動弁機構とを備え、複数の可変動弁機構で単一の前記制御軸を共用する可変動弁装置であって、
それぞれの前記可変動弁機構およびまたは前記制御軸は、前記制御軸に生ずるねじれ量が大きいほど摺動量が増加する摺動部を備え、
前記制御軸が前記モータから駆動力の入力を受ける点からの距離が長い摺動部ほど、潤滑油の供給量を多くする潤滑油供給手段を備えることを特徴とする。
また、第2の発明は、第1の発明において、前記潤滑油供給手段は、前記制御軸内に設けられた主油路と、前記主油路から分岐してそれぞれの前記摺動部と連通する副油路と、それぞれの前記副油路に対し前記入力点との距離が最も長い摺動部と連通する副油路から順に潤滑油が供給されるように前記主油路に潤滑油を圧送する潤滑油供給源とを備えることを特徴とする。
また、第3の発明は、第1の発明において、前記潤滑油供給手段は、潤滑油供給源から潤滑油が圧送される主油路と、前記主油路から分岐してそれぞれの前記摺動部と連通する副油路とを備え、前記入力点からの距離が短い摺動部ほど、前記副油路の径が小さく形成されていることを特徴とする。
また、第4の発明は、第1乃至第3の発明の何れかにおいて、前記摺動部は、前記制御軸を回転可能に支持する軸受け部であることを特徴とする。
また、第5の発明は、第1乃至第4の発明の何れかにおいて、前記可変動弁機構は、カムの回転と同期して揺動することによりカムの押圧力を前記弁体に伝達する第1の揺動アームと、前記制御軸の径方向に突出して設けられた非揺動部と、前記非揺動部に揺動可能に支持されカムの押圧力を前記第1の揺動アームに伝達する第2の揺動アームとを備え、
前記摺動部は、前記第2の揺動アームを支持する前記非揺動部の軸受け部であることを特徴とする。
第1の発明によれば、制御軸のねじれ量に応じた量の潤滑油を各摺動部に供給することができる。その結果、制御軸のねじれに起因して摺動部に生ずる摩擦の増加が抑制される。また、摩擦の増加に伴う更なる制御軸のねじれ量の増加が抑制される。このため、本発明によれば、制御軸のねじれに起因して気筒毎または弁体毎に生ずる弁体の作用角およびまたはリフト量のばらつきを抑制することができる。
第2の発明によれば、モータの駆動力の入力点からの距離が長く、制御軸のねじれ量が大きい摺動部ほど、多量の潤滑油を供給することができる。
第3の発明によれば、モータの駆動力の入力点からの距離が長く、制御軸のねじれ量が大きい摺動部ほど、多量の潤滑油を供給することができる。
第4の発明によれば、制御軸の各軸受け部に、制御軸のねじれ量に応じた量の潤滑油を供給することができる。
第5の発明によれば、第2の揺動アームを支持する非揺動部の各軸受け部に、制御軸のねじれ量に応じた量の潤滑油を供給することができる。
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態について説明する。尚、各図において共通する要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
実施の形態1.
[可変動弁機構の構成]
図1は、本発明の実施の形態1の可変動弁機構10の主要部の斜視図である。図1に示す可変動弁機構は、内燃機関の弁体を駆動するための機構である。ここでは、内燃機関の個々の気筒に2つの吸気弁と2つの排気弁とが備わっているものとする。そして、図1に示す構成は、単一の気筒に配設された2つの吸気弁、或いは2つの排気弁を駆動する機構として機能するものとする。
図1に示す構成は、吸気弁または排気弁として機能する2つの弁体12を備えている。弁体12には、それぞれ弁軸14が固定されている。弁軸14の端部は、ロッカーアーム16の一端に設けられたピボットに接している。弁軸14には、図示しないバルブスプリングの付勢力が作用しており、ロッカーアーム16は、その付勢力を受けた弁軸14により上方に付勢されている。ロッカーアーム16の他端は、油圧ラッシュアジャスタ18により回動可能に支持されている。油圧ラッシュアジャスタ18によれば、ロッカーアームの高さ方向の位置を油圧により自動調整することにより、タペットクリアランスを自動調整することができる。
ロッカーアーム16の中央部には、ロッカーローラ20が配設されている。ロッカーローラ20の上部には、揺動アーム22が配置されている。以下、揺動アーム22の周辺の構造を、図2を参照して説明する。
図2は、第1アーム部材24と第2アーム部材26の分解斜視図である。第1アーム部材24および第2アーム部材26は、何れも図1に示す構成における主要な構成部材である。既述した揺動アーム22は、図2に示すように、第1アーム部材24の一部である。
すなわち、第1アーム部材24は、図2に示すように、2つの揺動アーム22と、それらに挟まれたローラ当接面28とを一体に備える部材である。2つの揺動アーム22は、2つの弁体12のそれぞれに対応して設けられたものであり、それぞれ既述したロッカーローラ20(図1参照)に接している。
第1アーム部材24には、2つの揺動アーム22を貫通するように開口した軸受け部30が設けられている。また、揺動アーム22には、それぞれ、ロッカーローラ20と接する面に同心円部32と押圧部34とが設けられている。同心円部32は、ロッカーローラ20との接触面が軸受け部30と同心円を構成するように設けられている。一方、押圧部34は、その先端側の部分ほど軸受け部30の中心からの距離が遠くなるように設けられている。
第2アーム部材26は、非揺動部36と揺動ローラ部38を備えている。非揺動部36には貫通孔が設けられており、その貫通孔には制御軸40が挿入される。更に、非揺動部36および制御軸40には、両者の相対位置を固定するための固定ピン42が挿入されている。このため、非揺動部36と制御軸40とは、一体の構造物として機能する。
揺動ローラ部38は、2つの側壁44を備えている。これらの側壁44は、回転軸46を介して回動自在に非揺動部36に連結されている。また、2つの側壁44の間には、カム当接ローラ48と、スライドローラ50が配設されている。カム当接ローラ48およびスライドローラ50は、それぞれ側壁44に挟まれた状態で自由に回動することができる。
上述した制御軸40は、図示しないシリンダヘッドにより回転自在に保持される部材であり、第1アーム部材24は、軸受け部30を介して制御軸40により保持される部材である。つまり、制御軸40は、軸受け部30に挿通された状態で非揺動部36と一体化されるべき部材である。この要求を満たすべく、非揺動部36(つまり第2アーム部材26)は、制御軸40と固定される前に、第1アーム部材24の2つの揺動アーム22の間に位置合わせされる。制御軸40は、この位置合わせがなされた状態で、2つの軸受け部30および非揺動部36を貫通するように挿入される。その後、制御軸40と非揺動部36とを固定すべく固定ピン42が装着される。その結果、第1アーム部材24が制御軸40回りを自由に回動することができ、非揺動部36が制御軸40と一体化され、かつ、揺動ローラ部38が非揺動部36に対して揺動し得る機構が実現される。
第1アーム部材24と第2アーム部材26とが、以上のように組み付けられた場合、第1アーム部材24と制御軸40との相対角、つまり、第1アーム部材24と非揺動部36との相対角が所定の条件を満たす範囲では、揺動ローラ部38のスライドローラ50が、第1アーム部材24のローラ当接面28と接することができる。そして、それら両者の接触を維持しながら、上記の所定の条件を満たす範囲で第1アーム部材24を制御軸40回りで回動させると、スライドローラ50は、ローラ当接面28に沿って転動することができる。本実施形態の可変動弁機構は、その転動を伴いながら弁体12を開閉動作させる。尚、その動作については、後に図3および図4を参照して詳細に説明する。
図1は、第1アーム部材24、第2アーム部材26、および制御軸40が、上記の手順で組み付けられた状態を示している。この状態において、第1アーム部材24および第2アーム部材26の位置は制御軸40の位置により規制される。制御軸40は、図示しない軸受けを介して、既述した条件が満たされるように、つまり、ロッカーアーム16のロッカーローラ20が揺動アーム22に当接するようにシリンダヘッド等の固定部材に固定されている。
制御軸40には、後述するモータが連結されている。このモータは、制御軸40を所定の角度範囲内で回動させることができる。図1に示す状態は、そのモータにより、制御軸40の回転角を上述した所定の条件を満たす範囲に調整し、かつ、スライドローラ50をローラ当接面28に当接させた状態を示している。
本実施形態の可変動弁機構10は、また、クランクシャフトと同期して回転するカムシャフト52を備えている。カムシャフト52には、内燃機関の気筒毎に設けられたカム54が固定されている。図1に示す状態において、カム54は、カム当接ローラ48に接しており、揺動ローラ部38の上方への移動を規制している。つまり、図1に示す状態では、揺動ローラ部38のカム当接ローラ48およびスライドローラ50を介して、第1アーム部材24のローラ当接面28がカム54と機械的に連結された状態が実現されている。
上述した状態によれば、カム54の回転に伴ってカムノーズがカム当接ローラ48を押圧すると、その力はスライドローラ50を介してローラ当接面28に伝達される。スライドローラ50は、ローラ当接面28の上を転動しながらカム54の作用力を第1アーム部材24に伝え続けることができる。その結果、第1アーム部材24に、制御軸40を中心とする回転が生じ、揺動アーム22によりロッカーアーム16が押し下げられ、弁体12に開弁方向の動きが与えられる。可変動弁機構10は、以上説明したように、カム54の作用力を、カム当接ローラ48およびスライドローラ50を介してローラ当接面28に伝達することで弁体12を作動させることができる。
[可変動弁機構の動作]
次に、図3および4を参照して、本発明の実施の形態1の可変動弁機構10の動作を説明する。
上記のように構成された可変動弁機構10は、カム当接ローラ48およびスライドローラ50を介して、カム54とローラ当接面28とが機械的に連結された状態を維持すべく、ロストモーションスプリング56を備えている。図3および図4に示すように、ロストモーションスプリング56は、その上端がシリンダヘッドに取り付けられた後述の支持部材に固定された状態で、ローラ当接面28の後端部を付勢している。このロストモーションスプリング56の付勢力は、ローラ当接面28がスライドローラ50を上方に付勢する力として、更には、カム当接ローラ48をカム54に押し当てる力として作用する。その結果、可変動弁機構10は、図3または図4に示すように、カム54とローラ当接面28とが機械的に連結された状態を維持することができる。
図3は、可変動弁機構10が弁体12に対して小さなリフトを与えるように動作している様子を示す。以下、この動作を「小リフト動作」と称す。より具体的には、図3(A)は、小リフト動作の過程で弁体12が閉弁している様子を、また、図3(B)は小リフト動作の過程で弁体12が開弁している様子を、それぞれ表している。
図3(A)において、符号θは、制御軸40の回転位置を表すパラメータである。以下、そのパラメータを「制御軸回転角θ」とする。ここでは、便宜上、制御軸40と非揺動部36とを固定する固定ピン42の軸方向と鉛直方向とのなす角を制御軸回転角θと定義することとする。また、図3(A)において、符号θは、揺動アーム22の回転位置を表すパラメータである。以下、そのパラメータを「アーム回転角θ」とする。ここでは、便宜上、揺動アーム22の先端部と制御軸40の中心とを結ぶ直線と水平方向とのなす角をアーム回転角θと定義することとする。
可変動弁機構10において、揺動アーム22の回転位置、つまり、アーム回転角θは、スライドローラ50の位置により決定される。また、スライドローラ50の位置は、揺動ローラ部38の回転軸46の位置と、カム当接ローラ48の位置とで決定される。そして、カム当接ローラ48とカム54との接触が維持される範囲では、回転軸46が図3における左回り方向に回転するほど、つまり、制御軸回転角θcが大きくなるほど、スライドローラ50の位置は上方に変化する。このため、可変動弁機構10においては、制御軸回転角θが大きくなるほど、アーム回転角θが小さくなるという現象が生ずる。
図3(A)に示す状態において、制御軸回転角θは、カム当接ローラ48がカム54との接触を保てる範囲で、つまり、カム54がカム当接ローラ48の上方への移動を規制し得る範囲でほぼ最大の値とされている。従って、図3(A)に示す状態において、アーム回転角θは、ほぼ最小の値となっている。可変動弁機構10は、この場合において、揺動アーム22の同心円部32のほぼ中央がロッカーアーム16のロッカーローラ20に接し、その結果、弁体12が閉弁状態となるように構成されている。以下、この場合のアーム回転角θを、「小リフト時の基準アーム回転角θA0」と称す。
図3(A)に示す状態からカム54が回転すると、図3(B)に示すように、カム当接ローラ48がカムノーズにより押圧され、制御軸40方向に移動する。揺動ローラ部38の回転軸46からスライドローラ50までの距離は変化しないため、カム当接ローラ48が制御軸40に近づく際には、ローラ当接面28が、その面上を転動するスライドローラ50により押し下げられる。その結果、アーム回転角θが大きくなる方向に揺動アーム22が回転し、揺動アーム22とロッカーローラ20との接触点が、同心円部32から押圧部34に移行する。
小リフト動作の際には、上記の如く基準アーム回転角θA0が小さな値とされる。このため、カム54の回転に伴うアーム回転角θの最大値も、小リフト動作の場合には比較的小さな値となる。以下、その最大値を「小リフト時の最大アーム回転角θAMAX」とする。弁体12には、アーム回転角θが最大アーム回転角θAMAXとなる時点で最大のリフトが生ずる。可変動弁機構10は、図3(B)に示すように、小リフト時の最大アーム回転角θAMAXが生じた際に、ロッカーローラ20と揺動アーム22との接触点が僅かに押圧部34に入り込み、その結果、僅かなリフトが弁体12に生ずるように構成されている。このため、可変動弁機構10によれば、上述した小リフト動作を行うことで、カム54の回転と同期して、小さなリフトを弁体12に与えることができる。
また、この場合、カム54の作用力が現実に弁体12を押し下げる期間、つまり、カム54の回転に伴って弁体12が非閉弁状態とされる期間(クランク角幅)も比較的小さなものとなる(以下、この期間を「作用角」と称す)。従って、可変動弁機構10によれば、小リフト動作を行うことで、弁体12の作用角を小さくすることができる。
図4は、可変動弁機構10が弁体12に対して大きなリフトを与えるように動作している様子を示す。以下、この動作を「大リフト動作」と称す。より具体的には、図4(A)は、大リフト動作の過程で弁体12が閉弁している様子を、また、図4(B)は大リフト動作の過程で弁体12が開弁している様子を、それぞれ表している。
大リフト動作を行う場合は、図4(A)に示すように、制御軸回転角θが十分に小さな値に調整される。その結果、大リフト動作の実行時には、スライドローラ50がローラ当接面28から脱落しない範囲で、非リフト時におけるアーム回転角θ、つまり、基準アーム回転角θA0が十分に大きな値とされる。可変動弁機構10は、その基準アーム回転角θA0において、揺動アーム22とロッカーローラ20との接触点が、同心円部32の端部に位置するように構成されている。このため、大リフト動作の場合にも、弁体12は閉弁状態に維持される。
図4(A)に示す状態からカム54が回転すると、図4(B)に示すように、カム当接ローラ48がカムノーズに押圧されることにより、アーム回転角θが大きくなる方向に揺動アーム22が回転する。その結果、揺動アーム22とロッカーローラ20との接触点が、同心円部32から押圧部34に移行する。大リフト動作の際には、上記の如く基準アーム回転角θA0が大きな値とされているため、カム54の回転に伴って生ずる最大アーム回転角θAMAXも大きな値となる。可変動弁機構10は、図4(B)に示すように、そのような最大アーム回転角θAMAXが生じた際に、ロッカーローラ20と揺動アーム22との接触点が、十分に押圧部34に入り込んだ位置となるように構成されている。このため、可変動弁機構10によれば、上述した大リフト動作を行うことで、カム54の回転と同期して、大きなリフトと大きな作用角を弁体12に与えることができる。
次に、以上説明した可変動弁機構10において、バルブスプリングの反力が当該機構10に作用した場合に、制御軸40が受ける影響について説明する。
可変動弁機構10において、カム54の回転に伴ってカムノーズがカム当接ローラ48を押圧すると、揺動アーム22によりロッカーアーム16が押し下げられる。その結果、揺動アーム22の押圧部34には、図示しないバルブスプリングの付勢力による反力が作用する(図3または図4参照)。この反力はローラ当接面28に伝わり、スライドローラ50を押圧する力として作用する。カム当接ローラ48はカム54により上方への移動が規制されているため、スライドローラ50に加えられた力は、第2アーム部材26の回転軸46に作用する。第2アーム部材26は、固定ピン42により制御軸40に固定されている。このため、制御軸40には、回転軸46に作用する力により、左回り方向のねじりモーメントが作用する。つまり、バルブスプリングの反力を受けると、制御軸40には、ねじれが生ずる。このようにして、制御軸40が左回り方向にねじれると、揺動アーム22の基準位置を表す基準アーム回転角θA0が小さくなり、弁体12の作用角およびリフト量が減少することとなる。
次に、図5を参照して、上述した可変動弁機構10を用いて、内燃機関の各気筒に配置された弁体の作用角およびリフト量を連続的に変更させる可変動弁装置1の構成について説明する。
図5は、本実施形態の可変動弁装置1が内燃機関に搭載された状態を示す斜視図である。ここでは、可変動弁装置1を直列4気筒エンジンに適用した例を示している。ただし、図5は、第1気筒および第2気筒に配置される可変動弁機構10についてのみ図示し、第3気筒および第4気筒に配置される可変動弁機構10についての図示を省略している。尚、図5において、「#1」〜「#4」は、それぞれ内燃機関の第1気筒〜第4気筒を表しており、各気筒に配置される可変動弁機構10およびその構成部材を示す符号の末尾に、その配置気筒を示すためにそれぞれ#1〜#4を付している。
図5に示すように、本実施形態の可変動弁装置1は、各気筒に配置された可変動弁機構10と、制御軸40を回転駆動するモータ58と、モータ58の駆動力を制御軸40に伝達するウォームギヤ60およびウォームホイール62とにより構成されるものである。すなわち、制御軸40の一端、より詳細には第4気筒側の一端には、ウォームホイール62が固定されている。ウォームホイール62には、モータ58の出力軸に固定されたウォームギヤ60が噛み合わされている。
本実施形態の可変動弁装置1では、図5に示すように、すべての気筒に配置された可変動弁機構10に対して単一の制御軸40を共用している。制御軸40は、複数の軸受け部64を備えている。これらの軸受け部64では、制御軸40のジャーナル66が、図示しないシリンダヘッドの軸受けと支持部材68とにより回転可能に支持されている。これらの軸受け部64は、すべての可変動弁機構10の両側にそれぞれ設けられている。また、支持部材68は、カムシャフト52を支持する支持部材としての機能も有し、更に、ロストモーションスプリング56の一端を固定するための固定具としての機能も有している。このような構成を有する可変動弁装置1によれば、モータ58の駆動力がウォームギヤ60を介してウォームホイール62に入力されることにより、制御軸40の回転位置が変更される。制御軸40は、すべての気筒の可変動弁機構10に対して共通に設けられているので、制御軸40の回転位置を制御することにより、各気筒の弁体12の作用角およびリフト量を同時、かつ連続的に変更することができる。
本実施形態の可変動弁装置1において、バルブスプリングの反力による制御軸40のねじれ量は、制御軸40の固定端となるウォームホイール62からの距離が長い位置ほど大きくなる。つまり、モータ58の駆動力が入力される点から遠いほど、制御軸40のねじれ量が大きくなる。そして、制御軸40のねじれ量が大きくなるほど、制御軸40の軸受け部64に生ずる摺動量が大きくなる。従って、制御軸40の軸受け部64においては、ウォームホイール62からの距離が長い部分ほど、大きな摺動量が生ずる。
図6は、本実施形態の可変動弁装置1において、各気筒周辺の制御軸40の軸受け部64に生ずる摺動量の傾向を示す図である。図6に示すように、ウォームホイール62からの距離が最も長い第1気筒の周辺の軸受け部64に生ずる摺動量が最も大きくなり、ウォームホイール62に近い気筒ほどその摺動量は小さくなる。
本実施形態の可変動弁装置1においては、制御軸40のねじれ量が大きい部分の軸受け部64ほど、摩擦が増加する。このような摩擦の増加は、更なる制御軸40のねじれ量の増加を助長する。既述した通り、各気筒の可変動弁機構10がバルブスプリングの反力によりねじれると、弁体12の作用角およびリフト量が減少する。このため、制御軸40のねじれ量が可変動弁機構10毎に異なると、気筒間で弁体12の作用角およびリフト量のばらつきを生じさせてしまう。また、摩擦の増加に伴ってねじれ量が増加すると、上記ばらつき量が更に大きくなってしまう。従って、各軸受け部64に生ずる摩擦の増加を防止し、気筒間の上記ばらつきを最小限に抑制するためには、ウォームホイール62から遠い制御軸40の軸受け部64ほど、多くの潤滑油を供給するのが望ましい。
可変動弁装置1には、制御軸40の軸受け部64に加え、もう1つの摺動部として、第2アーム部材26における非揺動部36の回転軸46の軸受け部70が存在する(図3または図4参照)。回転軸46の軸受け部70では、揺動ローラ部38の揺動量が大きいほどその摺動量が大きくなる。制御軸40が回転すると、揺動ローラ部38は揺動するため、その揺動量は、制御軸40のねじれ量が大きいほど大きくなる。従って、回転軸46の軸受け部70の摺動量についても、上記図6の関係が成立している。つまり、ウォームホイール62から遠い気筒の回転軸46の軸受け部70ほど、多くの潤滑油を供給するのが望ましい。そこで、本実施形態の可変動弁装置1は、上記要求を満たすような油路を備えている。
図7は、本実施形態において用いられる制御軸40に形成された油路を説明するための図である。図7に示すように、制御軸40には、その内部を油路として利用するための中空部72が形成されている。また、制御軸40には、各ジャーナル66に油路74が形成されている。それぞれの油路74は、中空部72と連通するように設けられている。このため、中空部72から油路74に潤滑油が供給されることで、ジャーナル66を潤滑することができる。また、制御軸40には、各気筒に対応した油路76がそれぞれ形成されている。油路76は、第2アーム部材26の回転軸46に潤滑油を供給するためのものである。
図8は、第2アーム部材26に形成された油路を説明するための図である。図8に示すように、制御軸40と非揺動部36とを一体化させるべく、制御軸40内には、中空部72を塞ぐように固定ピン42が挿入されている。固定ピン42には、環状の油溝78が形成されている。このため、固定ピン42により遮断されることなく各気筒に行き渡るように、制御軸40の中空部72内に潤滑油を流通させることができる。また、非揺動部36には、制御軸40の中空部72から回転軸46の軸受け部70に潤滑油を供給すべく、油路80が形成されている。油路80は、制御軸40と非揺動部36とが一体化された状態で、制御軸40の油路76と回転軸46の軸受け部70とを繋ぐように設けられている。
図9は、可変動弁装置1に供給される潤滑油の流れを説明するための図である。図9中の矢印は、各摺動部、すなわち、制御軸40の各軸受け部64、および第2アーム部材26の回転軸46の各軸受け部70に潤滑油を供給すべく、各油路内を流れる潤滑油の流れを示している。図9に示すように、本実施形態の可変動弁装置1は、各摺動部に潤滑油を圧送する潤滑油供給源82を備えている。潤滑油供給源82は、シリンダヘッド内に設けられた油路84を介して、制御軸40の第1気筒側端部に位置する制御軸40の油路74と接続されている。そして、潤滑油供給源82は、ウォームホイール62からの距離が最も長い摺動部からウォームホイール62に近い摺動部に向けて潤滑油を供給している。このような構成によれば、ウォームホイール62から遠い摺動部ほど、高圧の潤滑油を供給することができる。すなわち、ウォームホイール62から遠い摺動部ほど、多量の潤滑油を供給することができる。
図9に示す構成によれば、制御軸40のねじれ量に応じた量の潤滑油を各摺動部に供給することができる。このため、各摺動部に生ずる摩擦が、制御軸40のねじれ量の差に起因して各摺動部間で異なって増加するのを防ぐことができ、摩擦の増加がもたらす制御軸40の更なるねじれ量の増加を抑制することができる。このため、本実施形態の可変動弁装置1によれば、弁体12の作用角およびリフト量が気筒間でばらつくのを最小限に抑制することができる。
また、上記図9に示す構成によれば、摺動量の異なる各摺動部の摩耗量を平準化させることができる。このため、本実施形態の可変動弁装置1によれば、経時変化による弁体12の作用角およびリフト量の気筒間ばらつきを抑制することができる。
ところで、上述した実施の形態1においては、ウォームホイール62から最も遠い摺動部から順に潤滑油を供給することとしているが、摺動量の差に応じた潤滑油を各摺動部に供給する方式はこのような例に限定されるものではない。すなわち、各摺動部に潤滑油を供給する油路の径を、ウォームホイールに近い摺動部に対応する油路ほど小さくすることとしてもよい。具体的には、例えば、制御軸の各ジャーナルを支持するシリンダヘッドのすべての軸受けに油溝を設け、それらの油溝に潤滑油を導くための油路をシリンダヘッド内に設け、それらの油路の径がウォームホイールに近い油路ほど小さくなるように構成することにより実現することができる。また、例えば、上述した実施の形態1の順序で潤滑油を供給する場合であっても、各摺動部に潤滑油を導く油路の径を適宜変更することとしてもよい。これにより、各摺動部に供給する油量の微調整が可能となるため、制御軸に潤滑油を供給する入口の配置場所の設定自由度を向上させることができる。
尚、上述した実施の形態1においては、ウォームホイール62と固定された制御軸40の端部が、前記第1の発明における「モータから駆動力の入力を受ける点」に、潤滑油供給源82、制御軸40の中空部72、および油路74、76、80、84が、前記第1の発明における「潤滑油供給手段」に、それぞれ相当している。
また、上述した実施の形態1においては、制御軸40の中空部72が、前記第2および第3の発明における「主油路」に、油路74、76、80が前記第2および第3の発明における「副油路」に、それぞれ相当している。
また、上述した実施の形態1においては、第1アーム部材24の揺動アーム22が、前記第5の発明における「第1の揺動アーム」に、揺動ローラ部38が、前記第5の発明における「第2の揺動アーム」に、それぞれ相当している。
実施の形態2.
次に、図10および図11を参照して、本発明の実施の形態2について説明する。
図10は、本実施形態の可変動弁装置2の構成を説明するための図である。本実施形態の可変動弁装置2は、制御軸92を回転駆動するための装置、すなわち、モータ94、ウォームギヤ96およびウォームホイール98が、第2気筒の可変動弁機構90と第3気筒の機構90との間に配置されている点を除き、実施の形態1の構成と基本的に同様である。そして、この可変動弁装置2では、実施の形態1の可変動弁装置1に対し、上記の構成変更に伴い、各摺動部に潤滑油を供給する経路が変更されている。
図11は、本実施の形態の可変動弁装置2において、各摺動部に生ずる摺動量の気筒毎の傾向を示す図である。既述した通り、制御軸92のねじれ量は、制御軸92の固定端となるウォームホイール98からの距離が長い位置ほど大きくなり、可変動弁装置の各摺動部では、そのねじれ量が大きい摺動部ほど摺動量が大きくなる。このため、ウォームホイール98が第2気筒の可変動弁機構90と第3気筒の機構90との間に配置されている場合には、図11に示すように、ウォームホイール98からの距離の長い第1気筒および第4気筒の摺動部に生ずる摺動量が、第2気筒および第3気筒の摺動部に生ずる摺動量より大きくなる。そこで、本実施形態の可変動弁装置2は、図10に示す順序で潤滑油を供給する経路を備えている。尚、可変動弁装置2では、制御軸92の軸受け部100の数が実施の形態1の制御軸40の軸受け部64の数とは異なるが、本実施形態の制御軸92においても、実施の形態1の制御軸40と同様の油路が形成されているものとする。
図10中に示す矢印のように、本実施形態の可変動弁装置2では、制御軸92の両端側に位置する軸受け部100から、それぞれ潤滑油を供給することとしている。つまり、ウォームホイール98からの距離が遠い第1気筒の摺動部および第4気筒の摺動部から、それぞれ第2気筒の摺動部および第3気筒の摺動部に向けて潤滑油を供給している。尚、可変動弁装置2は、図示しない潤滑油供給源を備え、この潤滑油供給源により、上記の如く潤滑油が供給されているものとする。
図10に示す構成によれば、制御軸92のねじれ量に応じた量の潤滑油を各摺動部に供給することができる。このため、各摺動部に生ずる摩擦が、制御軸92のねじれ量の差に起因して各摺動部間で異なって増加するのを防ぐことができ、摩擦の増加がもたらす制御軸92の更なるねじれ量の増加を抑制することができる。このため、本実施形態の可変動弁装置2によれば、弁体12の作用角およびリフト量が気筒間でばらつくのを最小限に抑制することができる。その他、実施の形態1と同様の効果が得られる。
ところで、上述した実施の形態2においては、各摺動部に潤滑油を供給するための油路の径を変更することにより、摺動量に応じた量の潤滑油を各摺動部に供給することが可能である点は、実施の形態1と同様である。
本発明の実施の形態1の可変動弁機構の主要部の斜視図である。 図1に示す可変動弁機構の構成要素である第1アーム部材と第2アーム部材の分解斜視図である。 図1に示す可変動弁機構が小リフト動作を行う場合の様子を示す図である。 図1に示す可変動弁機構が大リフト動作を行う場合の様子を示す図である。 本発明の実施の形態1の可変動弁装置が内燃機関に搭載された状態を示す斜視図である。 図5に示す可変動弁装置において、各気筒周辺の制御軸の軸受け部に生ずる摺動量の傾向を示す図である。 本発明の実施の形態1において用いられる制御軸に形成された油路を説明するための図である。 図2に示す第2アーム部材に形成された油路を説明するための図である。 図5に示す可変動弁装置に供給される潤滑油の流れを説明するための図である。 本発明の実施の形態2の可変動弁装置の構成を説明するための図である。 図10に示す可変動弁装置において、各摺動部に生ずる摺動量の気筒毎の傾向を示す図である。
符号の説明
1、2 可変動弁装置
10、90 可変動弁機構
12 弁体
16 ロッカーアーム
22 揺動アーム
24 第1アーム部材
26 第2アーム部材
28 ローラ当接面
32 同心円部
34 押圧部
36 非揺動部
38 揺動ローラ部
40、92 制御軸
46 回転軸
48 カム当接ローラ
50 スライドローラ
54 カム
58、94 モータ
60、96 ウォームギヤ
62、98 ウォームホイール
64、100 制御軸の軸受け部
66 ジャーナル
68 支持部材
70 非揺動部の回転軸の軸受け部
72 中空部
74、76、80、84 油路
78 油溝
82 潤滑油供給源
θ 制御軸回転角
θ アーム回転角

Claims (5)

  1. モータにより回転駆動される制御軸と、気筒毎または弁体毎に配置され、カムの回転に対する前記弁体の作用角およびまたはリフト量を前記制御軸の回転位置に応じて変化させる可変動弁機構とを備え、複数の可変動弁機構で単一の前記制御軸を共用する可変動弁装置であって、
    それぞれの前記可変動弁機構およびまたは前記制御軸は、前記制御軸に生ずるねじれ量が大きいほど摺動量が増加する摺動部を備え、
    前記制御軸が前記モータから駆動力の入力を受ける点からの距離が長い摺動部ほど、潤滑油の供給量を多くする潤滑油供給手段を備えることを特徴とする可変動弁装置。
  2. 前記潤滑油供給手段は、前記制御軸内に設けられた主油路と、前記主油路から分岐してそれぞれの前記摺動部と連通する副油路と、それぞれの前記副油路に対し前記入力点との距離が最も長い摺動部と連通する副油路から順に潤滑油が供給されるように前記主油路に潤滑油を圧送する潤滑油供給源とを備えることを特徴とする請求項1記載の可変動弁装置。
  3. 前記潤滑油供給手段は、潤滑油供給源から潤滑油が圧送される主油路と、前記主油路から分岐してそれぞれの前記摺動部と連通する副油路とを備え、前記入力点からの距離が短い摺動部ほど、前記副油路の径が小さく形成されていることを特徴とする請求項1記載の可変動弁装置。
  4. 前記摺動部は、前記制御軸を回転可能に支持する軸受け部であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の可変動弁装置。
  5. 前記可変動弁機構は、カムの回転と同期して揺動することによりカムの押圧力を前記弁体に伝達する第1の揺動アームと、前記制御軸の径方向に突出して設けられた非揺動部と、前記非揺動部に揺動可能に支持されカムの押圧力を前記第1の揺動アームに伝達する第2の揺動アームとを備え、
    前記摺動部は、前記第2の揺動アームを支持する前記非揺動部の軸受け部であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載の可変動弁装置。
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