JP4273896B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents

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Description

本発明は、印刷媒体に記録ヘッドのノズルからインクを吐出して画像を形成するインクジェットプリンタに関する。
従来、記録ヘッドに設けられた複数のノズルより微小インク滴を吐出してプリントを行うインクジェットプリンタにおいては、その記録ヘッドを主走査方向(用紙幅方向)に移動させながらインクを吐出する主走査方向の移動動作と、用紙を副走査方向に移動する動作とを組み合せて印刷を行う所謂シリアルヘッド型プリンタと、被印刷媒体である用紙の用紙幅分の印刷幅を有するラインヘッドを有し、このラインヘッドと用紙とを相対移動させながら印刷を行う所謂ラインヘッド型プリンタがある。特に、ラインヘッド型プリンタにおいては、記録ヘッドを用紙の主走査方向に移動させる必要がなく、シリアルヘッド型プリンタに比べ、印刷速度を上げることが可能である。
上記従来のシリアルヘッド型プリンタ及びラインヘッド型プリンタのいずれにおいても、良好な画像を得るためには、その記録ヘッドに設けられた微細なノズルからのインクの吐出を良好に保つことが必要である。そこで、インクジェットプリンタにおいては、記録ヘッドのインク吐出口(ノズル出口)をキャップで密閉する所謂キャッピングや、ノズル内インクを吐出口側から吸引したり、若しくはノズルからインクが吐出されるように加圧して強制的にインク吐出口から排出させるパージ、また、印刷時に微少のインクを吐出するフラッシングという動作を行っている。キャッピングによって、ノズル内インクの粘度の増加を防ぎ、異物の混入等を防止することができる。
特許文献1には、キャップを有する移動可能なシャッタを有するインクジェットプリンタが開示されており、記録ヘッドの不使用時にはシャッタを移動させて、インク吐出口をキャッピングする技術が開示されている。
特開2001−293874号公報(第5ッ6頁、図8)
良好な画像を得るためには、ノズル内インクの粘度の増加を防止する以外にも、記録ヘッドのノズル内インクが大気と接する面であるメニスカスを適正に保護することが必要である。メニスカスは、インクの飛翔状態に影響を与えるため、メニスカスが破壊された場合、良好なインクの吐出ができなくなり、印刷品質が低下する。メニスカスは、上記パージ動作によって適正な状態に回復させることができるが、パージ動作はフラッシングに比べて排出するインク量が多く、また時間もかかる。
印刷時に記録ヘッド付近で用紙詰まりが発生した場合に、この用紙詰まりを解消する作業のために装置のカバーを開いて、手等を記録ヘッドの配置された箇所に挿入することが
あるが、手や用紙等が記録ヘッド、特に吐出面に接触してメニスカスが破壊される可能性がある。メニスカスは、手等が記録ヘッドに接触することによる記録ヘッドへの衝撃や、吐出面に手等が接触してノズル内部のインクが手等に付着することによって破壊されてしまう。
また、手が記録ヘッドに触れるとインクが手に付着して汚れるとともに、インクの付着した手が用紙搬送経路に触れると手に付着したインクが用紙搬送経路を構成する部分に転写されて搬送される用紙がその転写されたインクで汚れ、印刷品質が低下するという問題もある。
そこで、本発明は、記録ヘッドに直接手などが接触して手等が汚れることを防ぎ、印刷品質を好適に維持することができるインクジェットプリンタを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の本発明であるインクジェットプリンタは、インクを吐出するための吐出口が設けられた吐出面を有する記録ヘッドが筐体内に設けられたインクジェットプリンタにおいて、印刷媒体を前記吐出面に対向させつつ搬送する媒体搬送機構と、前記吐出面を覆うことが可能なシート状のシャッタと、前記シャッタを収容する収容部と、常には前記シャッタを収容部に収容するように付勢する付勢手段と、前記収容部から前記シャッタを前記付勢手段による付勢力に抗して引き出して、前記吐出面を覆う対向位置へ向かって前記吐出面から離隔させつつ移動させる移動手段と、前記媒体搬送機構によって前記印刷媒体が搬送される媒体搬送経路を露出させるために前記筐体の外面に開閉可能に設けられたカバーと、前記カバーの開放を禁止するロック機構と、前記シャッタが前記移動手段により引き出されて前記対向位置に位置している場合に前記カバーの開放の禁止を解除することが可能となる解除手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のインクジェットプリンタにおいて、ロック機構による開放の禁止を解除するための解除指示入力手段をさらに備え、解除手段は、解除指示入力手段によりロック機構による開放の禁止を解除する指示が入力された場合に、シャッタを対向位置へ移動させるように移動手段を制御し、シャッタが対向位置に達した後、ロック機構による開放の禁止を解除することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のインクジェットプリンタにおいて、用紙詰まりが発生したことを検出するジャム検出センサをさらに備え、解除手段は、ジャム検出センサによって用紙詰まりが発生したことが検出された場合に、シャッタを対向位置へ移動させるように移動手段を制御し、シャッタが対向位置に達した後、ロック機構による開放の禁止を解除することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載のインクジェットプリンタにおいて、シャッタの吐出面と対向する側の面である対向面は、撥水性を有することを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載のインクジェットプリンタにおいて、シャッタの吐出面と対向する側の面である対向面には、当該シャッタが吐出口と接触することを防止する接触防止部材が設けられており、移動機構により移動させられたシャッタがシャッタが外力により吐出面へ向かう方向へ押圧されたときに、接触防止部材が吐出口に接触することなく吐出口の周囲の吐出面に接触する位置である対向位置に到達したことを検出する到達検出手段と、到達検出手段の検出情報に基づいてシャッタが対向位置に停止するように移動手段を制御する停止制御手段を備えたことを特徴とす
る。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のインクジェットプリンタにおいて、吐出面には、複数の吐出口からなる吐出口群が複数形成されており、接触防止手段は、複数の吐出口群のそれぞれを単位として設けられていることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項5または請求項6に記載のインクジェットプリンタにおいて、媒体搬送機構を吐出面に近づく方向へ移動させる搬送機構移動手段とを備え、シャッタの対向面において接触防止部材に囲まれる領域はガス・蒸気バリア性を有し、接触防止部材は、シャッタの対向面と協働することにより、吐出面上で吐出口が配置されている領域を密閉可能なリップ形状を有し、シャッタは、搬送機構移動手段によって移動した媒体搬送機構によって吐出面に向かって押圧されることにより吐出口を密閉することを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7のいずれかに記載のインクジェットプリンタにおいて、シャッタは、衝撃吸収性を有することを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項8に記載のインクジェットプリンタにおいて、シャッタは、衝撃吸収層を有する積層構造をしていることを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項1乃至9のいずれかに記載のインクジェットプリンタにおいて、シャッタは、可撓性を有することを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、請求項1乃至9のいずれかに記載のインクジェットプリンタにおいて、シャッタは、複数の短冊形状のシートをシャッタが移動機構によって移動する方向に隣接するように連結して構成されていることを特徴とする。
また、請求項12に記載の発明は、請求項1乃至11のいずれかに記載のインクジェットプリンタにおいて、シャッタには、当該シャッタが移動機構により収容部から吐出面に向かって移動する時に当該吐出面を拭き取るためのワイパが設けられていることを特徴とする。
また、請求項13に記載の発明は、請求項12に記載のインクジェットプリンタにおいて、前記ワイパは、前記シャッタが前記対向位置へ移動する方向における前記シャッタの前端部に設けられていることを特徴とする。
また、請求項14に記載の発明は、請求項1乃至13のいずれかに記載のインクジェットプリンタにおいて、シャッタは、収容部にロール状に巻かれて収容されることを特徴とする。
また、請求項15に記載の発明は、請求項14に記載のインクジェットプリンタにおいて、シート部材において吐出面に対向する側とは反対側の表面をクリーニングするクリーニング機構が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、紙詰まりの解消等のメンテナンス時に記録ヘッドに直接手などが接触して、手等が汚れることを防ぎ、またインクジェットプリンタの印刷品質を良好に維持することが可能となる。
以下、本発明の好適な実施例について、図面を参照しつつ説明する。
まず、本発明の実施例1に係るインクジェットプリンタについて図1〜図3を用いて説明する。図1は、本実施例に係るインクジェットプリンタ10の全体構成を示す側面図であり、図2は、記録ヘッド14を吐出面18から見た平面図である。また、図3は、ヘッド本体16の吐出口19b付近の状態を示す説明図である。
図1に示すインクジェットプリンタ10は、その筐体12の内部に4つのライン方式の記録ヘッド14を有するラインヘッド型カラーインクジェットプリンタである。すなわち、印刷時には記録ヘッド14がその位置を固定されて、後述の搬送ユニット30により搬送される印刷媒体に対して画像を形成するラインプリンティング方式のインクジェットプリンタである。このインクジェットプリンタ10の筐体12下部に用紙トレイ20が、上部に排紙トレイ28が、図中中央部に搬送ベルト34を備えた搬送ユニット30がそれぞれ設けられており、印刷媒体である用紙を記録ヘッド14の下方を通過するように搬送して画像形成を行うように構成されている。
記録ヘッド14は、その下端にヘッド本体16を有している。ヘッド本体16は、圧力室を含むインク流路が形成されたノズル19a(図3参照)と、圧力室内のインクに圧力を与えるアクチュエータユニットとが貼り合わされたものである。ヘッド本体16内で、インクは圧力室からノズル19aの吐出口19bに向かってアクチュエータによって押し出される。
ヘッド本体16は、それぞれが矩形断面を有しており(図2参照)、その長手方向が用紙の搬送方向(媒体搬送方向、図1中矢印A方向)に垂直な方向(図1の紙面垂直方向)となるように互いに近接配置されている。そして、ヘッド本体16の各底面(吐出面18)は、用紙搬送経路に対向している。
図2に示すように、これら吐出面18にはノズル19aに相当する微小径を有する多数の吐出口19bが設けられており、4つのヘッド本体16からそれぞれマゼンタ(M)、イエロー(Y)、シアン(C)、ブラック(K)のインクが吐出される。本実施例における記録ヘッド14の吐出面18には、吐出口19bが複数密集して配置された吐出口群19が4つ並べられている。
図3(a)に示すように、ノズル19a内の吐出口19b付近におけるインクは、大気と接触する面が曲面(メニスカス)を形成している。このメニスカスは、インクの飛翔状態に影響を与えるため、印刷品質を維持するためにメニスカスを適正に維持する必要がある。しかしながら、紙詰まり等が発生して、手等を記録ヘッド14が配置された位置へ挿入した場合に、手等が吐出面18に接触した場合は、このメニスカスが図3(b)に示すように破壊される恐れがある。このとき、ノズル内の背圧によってインクがノズル19a内に戻ろうとするが、吐出面18にインクが残留したり、ノズル19a内のインクに気泡が混入したりする。また、吐出口19b付近からインクが圧力室内に後退したままの状態になる場合もある。メニスカスが破壊される要因としては、手等が吐出面18に接触することによる衝撃や、手等が吐出口19bに触れた場合には、吐出口19bからインクが毛管現象等により引き出されたりして漏出することが考えられる。
メニスカスを正常な状態に戻すためには、ノズル内インクを加圧または吸引して除去する所謂パージ動作を行う必要がある。しかしながら、このパージ動作を行うとインクを浪費するとともに、パージ動作を行うには時間がかかるため印刷動作を速やかに再開できな
いという問題がある。本実施例のインクジェットプリンタ10は、このような問題を解決するために以下に説明するような構成を有する。
インクジェットプリンタ10の用紙(印刷媒体)の搬送系について説明する。図1に示すように、記録ヘッド14は、その吐出面18と搬送ベルト34との間に僅かな隙間が形成されるように配置されており、この隙間部分に用紙搬送経路(媒体搬送経路)が形成されている。この構成により搬送ベルト34上を搬送される用紙が4つのヘッド本体16のすぐ下方側を順に通過する際、この用紙の上面(印刷面)に向けて吐出口19bから各色のインクが吐出されることで、用紙上に所望のカラー画像が形成されるようになっている。
用紙トレイ20の筐体前面側(図1中右方)には、用紙トレイ20に積層載置された複数の用紙のうち最上位置にある用紙を給紙するための給紙ローラ22が設けられている。給紙ローラ22により送り出された用紙は、ガイド板24及びフィードローラ26により搬送ユニット30へ搬送される。しかる後、搬送ユニット30の搬送ベルト34により用紙は記録ヘッド20の下方を通過しつつ画像が形成され、そのままガイド板24及びフィードローラ26に搬送されて排紙トレイ28に排出される。
搬送ユニット30は、フレーム31と、ベルトローラ32、33と、両ローラ間に掛け渡される搬送ベルト34を有する。フレーム31には、ベルトローラ32及び33が回動可能に支持されている。ベルトローラ32は駆動ローラであり、図示しない搬送モータの駆動力を伝達されて回転するようになっている。ベルトローラ33は、ベルトローラ32の回転により搬送ベルト34に対して回転力が付与され、その搬送ベルト34の回転力によって回転する従動ローラである。搬送ベルト34によって囲まれた領域内には、搬送ベルト34の内周面と上部において接触することによって搬送ベルト34を支持するためのほぼ直方体形状のベルト支持部材35が配置されている。
搬送ベルト34は、ゴム等の可撓性材料によりループ状に形成された無端ベルトである。搬送ベルト34は、その外周面にシリコンゴムによる処理が施されており、搬送されてくる用紙を外周面に粘着力により保持させながら、ベルトローラ32の駆動によって媒体搬送方向下流側(図1中左方)へ向けて搬送できるようになっている。
搬送ユニット30は、後述するシャッタ機構50等と接触しない位置に配置されたユニット移動機構36(搬送機構移動手段)によって、昇降動できるようになっている。ユニット移動機構36は、4本の案内シャフト37と、移動用モータ120(図6参照)と、移動用モ−タ120の駆動力を4本の案内シャフト37に伝達する図示しない伝達機構からなる。
案内シャフト37は、搬送ユニット30のフレーム31の4隅に設けられたネジ穴に係合するようにボルト状にその表面が形成され、その軸方向が鉛直になるように設けられている。移動用モータ120は、案内シャフト37をその軸周りに回転させるための駆動力を供給し、歯車等から構成される上記伝達機構により案内シャフトに伝達される。
図1に示すユニット移動機構36は、移動用モータ120が正転することによって案内シャフト37が回転し、そのボルト状部分がフレーム31のネジ穴と噛み合って摺動することによって搬送ユニット30を下降(吐出面18から離隔)させる。一方、移動用モータ120が逆転した場合は、搬送ユニット30は上昇(吐出面18に近づく方向に移動)する。
このインクジェットプリンタ10は、搬送ユニット30によって用紙が搬送される用紙
搬送経路を露出させるための開閉可能なフロントカバー40が筐体12の前面(図1中右側)に設けられている。フロントカバー40は、後述するように用紙詰まりが発生した際や、ユーザの指示が入力された場合を除き、開かないように開放を禁止(ロック)されている。ロックが解除された後フロントカバー40を開く際には、把手42を手前に引くことにより開くことができ、フロントカバー40を開いた際に挿入口44(図8参照)から手を入れることによって、用紙搬送経路に詰まっている用紙を取り出すことが可能となる。
図1に示すように、フロントカバー40の開放を禁止するロック機構46は、フロントカバー40に設けられた鉤状部材46aと、鉤状部材46aと係合・離間し、本体側に回動可能に支持されたアクチュエータ46bとからなる。フロントカバー40は、アクチュエータ46bが、鉤状部材46aと係合することにより開かないようにロックされる。アクチュエータ46bがロック用モータ128(図6参照)の駆動力によって回動して鉤状部材46aから離間することによって、フロントカバー40のロックは解除される。ロック用モータ128の駆動は、後述する制御装置100(図6参照)によって制御される。
なお、フロントカバー40に一体的に設けられ、用紙搬送経路の一部を構成するガイド部材24aは、フロントカバー40を開く際に同時に移動して用紙搬送経路を露出させる。また、ガイド板24b及びフィードローラ26aは、後述するように搬送ユニット30の昇降動作に伴って昇降するように搬送ユニット30に一体的に設けらており、ガイド板24b及びフィードローラ26aが搬送ユニット30とともに下降することにより、挿入口44から記録ヘッド14の方へ手を挿入することが可能となる(図8参照)。
次に、上記フロントカバー40を開いた際に記録ヘッド14を保護するためのシャッタ機構50について図4及び図5を用いて説明する。図4は、シャッタ機構50の構成を示す斜視図であり、図5は、シャッタ54の構成を示す側面図である。
シャッタ機構50は、収容部52(図1参照)と、収容部52内でロール状に巻かれて収容される可撓性のシートで構成されたシャッタ54と、シャッタ54が吐出面18に対向する位置と収容部52との間でシャッタ54を移動させるための移動機構60とからなる。
シャッタ54は、吐出面18を覆うことが可能な広さを有するシート状部材である。シャッタ54は、収容部52側の端部が巻取りシャフト56に巻き付けられており、他端部がガイドシャフト58に巻き付けられている。シャッタ54は、ロール状に収容部52に収容されるため、筐体12の大型化を防止することが可能となる。
シャッタ54は、多層構造の可撓性シート部材であり、図5に示すように、撥水層54aと基材シート54b及びスポンジ状の衝撃吸収層54cとをこの順に一体的に積層させた構成である。ここで、撥水層54aの吐出面18と対向する側の表面を対向面55とする。手等が直接吐出面18に接触した場合は、ヘッド本体16のノズル19a内のインクが表面張力や毛管力により吐出口から漏出し、メニスカスが破壊されてしまう。しかしながら、シャッタ54の対向面55が吐出面18に接触した場合には、対向面55に撥水性を持たせたことによって、毛管力の影響を弱くすることができ、ノズル内インクが漏出することなく、したがってメニスカスが破壊されない。また、衝撃吸収層54cは、接触による衝撃を緩和してメニスカスが破壊されることを防止する効果がある。
上記構成を有するシャッタ54は、印刷時などは収容部52に巻取りシャフト56にロール状に巻かれて収容されているが、フロントカバー40が開かれる際には移動機構60により吐出面18と対向する位置へ移動し、記録ヘッド14を保護する。
図4に示すように、移動機構60は、渦巻きバネ62、シャーシ64、スポンジローラ68、及びガイドシャフト58を移動させるための駆動力を伝達するための駆動力伝達機構からなる。
渦巻きバネ62は、巻取りシャフト56の一端に連結され、シャッタ54が巻き取られる方向に巻取りシャフト56を付勢する。シャーシ64には、ガイドシャフト58の両端が挿入されて、ガイドシャフト58の移動を案内するガイド溝66が形成されている。ガイド溝66は、ガイドシャフト58が吐出面18と離隔しつつ吐出面18と平行に移動するように形成されている。スポンジローラ68は、記録ヘッド14よりも収容部52側に回動可能に設けられ、シャッタ52の移動経路を案内し、且つ対向面55に付着したインクを吸収する。
ガイド溝66及びスポンジローラ68によって、シャッタ54は吐出面18から所定距離離隔しつつ吐出面18と平行に移動することができ、シャッタ54が移動中に吐出面18と接触することによる振動等によってノズル19a内のインクのメニスカスが破壊されないようにしている。
上記駆動力伝達機構は、シャッタ用モータ124、シャッタ用モータ124の駆動力を伝達するためのベルト72、ベルト72が架け渡されて回動可能に軸支された駆動シャフト74、駆動シャフト74に設けられた駆動プーリ76、駆動プーリ76によって巻き取られる巻取りワイヤ78、巻取りワイヤ78を案内するガイドプーリ80、及び巻取りワイヤ78の駆動プーリ76に接続されている側とは反対側の端部に取り付けられ、ガイドシャフト58と巻取りワイヤ78とを接続するためのワイヤエンド82とからなる。
巻取りワイヤ78は、駆動プーリ76が回転することによって巻き取られ、それに伴いガイドシャフト58は移動する。駆動プーリ76は、シャッタ用モータ124が正転することよってその駆動力が駆動シャフト74伝達されることによって回転する。
以上のような構成によって、シャッタ54は、ガイドシャフト58の移動に伴って収容部52から対向面55が吐出面18に対向する対向位置まで移動する。図4に示すように、シャッタ54の対向面55のガイドシャフト58の近傍には、光の反射率が低いマーカ55aが設けられている。マーカ55aが記録ヘッド14の搬送方向下流側に設けられた到達検出手段であるフォトセンサ88(図1参照)によって検出されたときが、シャッタ54が対向位置に位置したときとなる。
一方、シャッタ54は、シャッタ用モータ124が逆転することによって収容部52へロール状に収容される。シャッタ用モータ124が逆転した場合、巻取りワイヤ78にかかっている張力が減少し、巻取りシャフト56が渦巻きバネ62の付勢力により回転することによってシャッタ54はロール状に巻き取られる。
なお、収容部52内には、巻取りシャフト56によってシャッタ54が巻き取られた際に対向面55に付着したインクがシャッタ54の対向面55とは反対側の面に付着することがあり、用紙ジャムの処理時にユーザの手を汚す可能性がある。そのため、当該シャッタ54の裏面を拭き取るためのクリーニング機構であるワイパ84及びワイパ84から滴下するインクを受けるためのインク受け部材86が設けられている。
次に、インクジェットプリンタ10の各部の制御を行う制御装置100について図6を用いて説明する。図6は、インクジェットプリンタ10の制御装置100の構成を示すブロック図である。
インクジェットプリンタ10の制御装置100は、中央演算処理装置であるCPU102、ROM104、RAM106からなる主処理装置を有する。主処理装置が接続された入出力インターフェース108には、ホストコンピュータなどの外部装置との通信を制御する通信制御部110、ユーザの入力手段である操作パネル112、印刷動作を制御するプリントエンジン114、用紙詰まりを検出するジャム検出センサ116、モータドライバ118、122、126及びフォトセンサ88が接続されている。
CPU102は、ROM104に記憶されたプログラムまたはデータに基づいて各部を制御する。
ROM104には、通信制御部110を介して受信した印刷データに基づいて、プリントエンジン114に指令を出して用紙に印刷を行わせるプログラムや、ジャム検出センサ116の検出情報に基づいて搬送ユニット30やシャッタ54を移動させるプログラム等が記憶されている。
操作パネル112には、フロントカバー40のロックを解除するためのロック解除キー(解除指示入力手段)が設けられおり、ロック解除キーが押下されるとCPU102に対して解除信号が送出される。
プリントエンジン114は、記録ヘッド14や搬送ユニット30、給紙ローラ22等の印刷動作にかかる各装置をCPU102から送られてくる印刷データに基づいて制御する。プリントエンジン114には、実際に搬送ユニット30等を駆動するための駆動モータやセンサなどの機構も含まれる。
ジャム検出センサ116は、複数の光学センサとそれらの光学センサからの情報に基づいて用紙ジャムが発生したことをCPU102に伝達する制御装置からなる。ジャム検出センサ116は、搬送されてくる用紙の幅を複数箇所において検出し、複数箇所において検出した用紙の幅に差があると用紙ジャムが発生したと判断する。用紙ジャムが発生した場合、ジャム検出センサ116は、ジャム検出信号をCPU102に対して送出する。なお、用紙ジャムの検出方法は、上記方法に限られるものではない。
モータドライバ118は、搬送ユニット30を昇降動させるための駆動源となる移動用モータ120をCPU102の指示に基づいて制御する装置である。モータドライバ122はシャッタ用モータ124を、モータドライバ126はフロントカバー40のロック機構64のアクチュエータ46bを駆動させるロック用モータ128をそれぞれCPU102の指示に基づいて制御する装置である。
CPU102及びROM104に記憶されたプログラムによって、フロントカバー40のロックを解除するように各部を制御する解除手段が実現される。解除手段は、上記解除信号及びジャム検出信号を監視して、これらの信号を受け取った場合に後述するように搬送ユニット30を下降させて、シャッタ54を対向位置へ移動させた後、フロントカバー40のロックを解除するよう各部を制御する。
次に、上記構成を有するインクジェットプリンタ10においてフロントカバー40を開くための動作について図7及び図8を用いて説明する。図7は、CPU102により実現される解除手段の処理動作を示すフローチャートであり、図8は、フロントカバー40の開放時のインクジェットプリンタ10の状態を示す図である。
図7のステップS10(以下、S10とのみ示す。他のステップについても同様。)に
おいて、CPU102は、ユーザの入力によってフロントカバー40のロック解除指示がされたか否かを、解除信号が検出されたか否かによって判別する。解除信号が検出されなかった場合(S10:NO)、S11の処理へ移行してジャム検出センサ116によって用紙ジャムが検出されたか否かをジャム検出信号の有無により判別する。ジャム検出信号が検出されなかった場合(S11:NO)、S10の処理へ戻り、S10及びS11の処理を繰り返して、解除信号またはジャム検出信号の有無を監視し続ける。
S10において解除信号が検出された場合(S10:YES)、またはS11においてジャム検出信号が検出された場合(S11:YES)、CPU102はS12の処理へ移行する。
S12において、CPU102は、モータドライバ122に指示を出して、移動用モータ120を正転させ、搬送ユニット30を吐出面18から離隔するように下降させる。そして、CPU102は、搬送ユニット30が所定位置まで下降したときに移動用モータ120を停止させるように制御する。この動作に伴いガイド板24b及びフィードローラ26aも下方へ移動する。搬送ユニット30が下降することによって、シャッタ54が吐出面18へ対向するための空間、及び用紙ジャムが発生している場合に、搬送ユニット30と記録ヘッド14の間に手等を挿入するための空間が形成される(図8参照)。
次に、S13において、CPU102は、シャッタ用モータ124を正転させるようにモータドライバ122に指示を出して、シャッタ54を収容部52から対向位置へ向かって移動させる。このとき、シャッタ54の裏面はワイパ84に拭き取られ、拭き取られたインクはクリーナ受け部材86に滴下して吸収される。CPU102は、シャッタ用モータ124の駆動を開始した際に、シャッタ54が対向位置に到達したか否かを判別するためにフォトセンサ88の検出信号の有無を監視し始める(S14)。
シャッタ54が、移動機構60によって対向位置へ到達した時、すなわちフォトセンサ88がシャッタ54のマーカー55aを検出したとき(S15:YES)、CPU102はS15の処理へ移行する。
S15において、CPU102は、モータドライバ122に指示を出して駆動モータ124を停止させる。すなわち、CPU102は、フォトセンサ88(到達検出手段)の検出情報に基づいてシャッタ54が対向位置に停止するようにシャッタ用モータ120を制御する停止制御手段として機能する。
しかる後、CPU102は、フロントカバー40のロックを解除すべくモータドライバ126に指示を出してロック用モータ128を駆動させ、アクチュエータ46bと鉤状部材46aとの係合を解除させる(S16)。
図8に示すように、この状態において記録ヘッド14の吐出面16は、シャッタ54により保護される状態となる。すなわち、フロントカバー40を開いて手等を記録ヘッド14と搬送ユニット30の間に挿入し、用紙ジャムを解消する作業を行う場合に、手が吐出面18方向に衝撃を与えるような動作をしたとしても、その衝撃はシャッタ54により吸収されるため、記録ヘッド14は衝撃から保護される。また、シャッタ54の対向面55は撥水処理が施されているため、対向面55が吐出面18に接触してもノズル内インクが対向面55に付着しない。したがってノズル内インクが対向面55に引き出されることによって漏出することがないため、メニスカスが破壊されることを防止することができ、印刷品質を維持することが可能となる。
また、このようにメニスカスが破壊されることなく維持されるため、フロントカバー4
0を閉じた後、直ちに印刷を再開したい場合にパージ動作を行ってメニスカスを改めて生じさせる必要がない。したがって、微少量のインクを吐出する所謂フラッシング動作を行うことによって、大気に接触して増粘してしまった吐出口18付近の微少インクを排出することのみで直ぐに印刷を再開することができる。
次に、本発明の他の実施例について図面を用いて説明する。なお、実施例1と同様な構成についての説明は省略するものとする。また、同一の符号を付与したものは実施例1と同一とし、本実施例におけるシャッタは、シャッタ154と称することとする。図9は、本実施例におけるシャッタ154を示す図であり、図9(a)は、シャッタ154を対向面側から見た平面図であり、図9(b)は、シャッタ154を図9(a)における矢印B方向から見た側面図である。
実施例2におけるシャッタ154は、実施例1において撥水シート54aの代わりに基材シート54b上に、シャッタ154が吐出口と接触することを防止するための接触防止部材を設けた構成である。
図9(a)、(b)に示すように、シャッタ154は、基材シート154bと衝撃吸収シート154cを積層し、基材シート154bの吐出面18と対向する側の面(対向面155)にゴム等の弾性を有するリップ部材155bを接触防止部材として接着したものである。
リップ部材155bは、吐出口群19の形状(図2参照)に対応するよう、吐出口群19単位で設けられている。リップ部材155bは、空気や蒸気を透過しないガス・蒸気バリア性を有し、各吐出口群19の周囲を囲むように連続したループ形状を有する。
本実施例のおける基材シート154bは、空気や蒸気などを透過しないガス・蒸気バリア性を有する。したがって、リップ部材155bとガス・蒸気バリア性を有する基材シート154bによって吐出面18を密閉(キャッピング)することが可能となる。シャッタ154による吐出面18のキャッピング方法は、詳しくは後述するが、対向位置にあるシャッタ154を吐出面18に押圧することによって行われる。
図10に示すように、シャッタ154の基材シート154bのガイドシャフト58側には、実施例1と同様なマーカー155aが設けられている。
シャッタ154は、実施例1と同様に移動機構60によって、収容部52から対向位置まで移動させられる。CPU102は、フォトセンサ88がマーカ155aを検出することによって、リップ部材155bが吐出口19bに接触することなく吐出口19bの周囲の吐出面18に接触する位置となるようにシャッタ154を移動させることが可能である。なお、リップ部材155bを可能な限り吐出面18に近い位置において当該吐出面18と対向するようにガイド溝66の形状が形成されている。吐出面18とリップ部材155bがある程度離間していると、シャッタ154を対向面とは反対側の面から押圧した場合に、その撓み方によってはリップ155bが吐出口19bに接触してしまい、メニスカスが破壊される恐れがあるためである。吐出面18にシャッタ154(リップ部材155b)を近づけることによって、リップ部材155bが吐出口19bとは接触しない位置で吐出面18と確実に接触するようにできる。
リップ部材155bの基材シート154bの表面からの高さは、シャッタ154のリップ部材155bで囲まれた領域が指などで対向面の裏側から押圧されたときに、リップ部材155bよりも突出して吐出口19bに接触することがない高さに設定されている。こ
れらはシャッタ154の撓み易さや接触防止部材の配置位置などを考慮して設計する。
また、接触防止部材の形状は、必ずしも図9(a)に示すような吐出口群19を囲むような連続したリップ形状でなくともよい。ただし、対向位置におけるシャッタ154がその対向面155とは反対の面から押圧された場合に、当該接触防止部材が吐出口19bに接触しないように配置する必要がある。
図10(a)に示すように、基材シート154bのシャッタ154が対向位置へ移動する方向におけるシャッタ154の前端部(ガイドシャフト58近傍)にウレタンゴム等からなるワイパ155cが設けられている。ワイパ155cによって、シャッタ154が移動機構60により収容部52から吐出面18に向かって移動する時に当該吐出面18を拭き取ることができる。なお、ワイパ155cは、吐出面18の拭き取り時にメニスカスを破壊しないようにその材質や形状等が設計されている。
次に、シャッタ154によって吐出面18のキャッピングを行う動作を図10を用いて説明する。対向位置にあるシャッタ154を吐出面18に押圧する方法として、実施例1における搬送ユニット30を昇降動させるユニット移動機構36を用いている。図10は、シャッタ154によって吐出面18のキャッピング動作を示した図である。CPU112は、印刷動作が終了した場合に、図10(a)に示すように、ユニット移動機構36を駆動させることによって搬送ユニット30を下降させ、シャッタ154が吐出面18と対向するための空間を形成させる。しかる後、図10(b)に示すように、シャッタ154を収容部52から対向位置に向かって移動させる。このとき、ワイパ155cによって吐出面18に付着したインクが拭き取られる。
次に、CPU102は、フォトセンサ88がマーカー155aを検出した位置(対向位置)でシャッタ154を停止させる。そして、図10(c)に示すように、搬送ユニット30が上昇してシャッタ154を、そのリップ部材155bが吐出面18を押圧する位置まで押し上げる。
以上のような動作によって、吐出面18はシャッタ154によってキャッピングされ、次の印刷動作の指示がある場合か、フロントカバー40のロックの解除する指示があるまでキャッピングを維持する。
なお、図10(c)に示す状態において、印刷動作の指示があった場合は、キャッピングを行う場合とは反対の手順でシャッタ154及び搬送ユニット30は移動する。一方で、ユーザーの入力によりフロントカバー40のロックを解除が指示された場合、搬送ユニット30を下降させて図10(b)の状態において、フロントカバー40のロックを解除する。
以上説明したように本実施例においては、接触防止部材であるリップ部材155bによって吐出口19bに直接シャッタ154が接触しないためメニスカスが保護されることになる。
また、シャッタ154に、メニスカス保護の目的以外に吐出面18をキャッピングする機能を持たせたため、別にキャッピングするための部材や機構を設ける必要がなく装置のコストダウンが図ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、記録ヘッド14に直接手などが接触して手等が汚れることを防ぐとともに、記録ヘッド14のノズル19b内のインクのメニスカスが破壊されることを防止することによって、印刷品質を維持することができる。
また、このためフロントカバー40を閉じた後、直ちに印刷を再会したい場合にパージ動作をする必要がなく、微少量のインクを吐出する所謂フラッシング動作のみで直ぐに印刷を再開することができる。
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の技術的範囲において適宜変更が可能である。
例えば、上記実施例においてシャッタ54または154を、可撓性を有するシートではなく、図11に示すシャッタ200のように、複数の短冊形状でシート形状の金属プレート等を移動機構60によって移動する方向(図11中矢印B方向)に隣接するように連結させる構成としてもよい。図11は、図9(a)に示したシャッタ154を、複数の短冊形状のシートを連結させることにより構成したシャッタ154の変形例であるシャッタ200を示す。シャッタ200のように、短冊形状のシートを連結したものであれば屈曲させつつ移動させることも可能であり、1枚の金属プレートでシャッタを構成した場合に比べ、シャッタの移動経路を設定する自由度が高くなる。また、ロール状に収容することも可能であり、装置の大型化を防止することが可能である。
また、シャッタを収容・移動させる方法については、ロール状に収容した状態から巻き解いて移動させる構成でなくともよい。例えば、シャッタが記録ヘッド14の上方から記録ヘッド14を迂回するように移動して吐出面18に対向するようにU字を横にした形状のガイド溝を設けて、巻取りシャフト56及びガイドシャフト58を係合させて移動するようにさせてもよい。
また、搬送ユニット30を移動させるユニット移動機構36についても、上記実施例の構成に限られるものではなく、種々の形態が考えられる。例えば、案内シャフト37の表面を滑らかにし、フレーム31の下面にカムを接触させて、当該カムの回動によって押し上げるようにスライドさせる構成であってもよい。
また、搬送ユニット30を吐出面18から離隔させる方向についても、上下の昇降動に限られない。例えば、フレーム31のベルトローラ32側を回動可能に支持し、搬送ユニット32を揺動させて構成として搬送ユニット30と吐出面18の間に手等を挿入可能にしてもよい。
また、到達検出手段による移動機構60により移動させられたシャッタが対向位置に到達したことを検出する方法としては、フォトセンサ88とマーカによる検出方法のほかに、シャッタを収容部52から移動開始してからのシャッタ用モータ124の回転ステップ数を計測して、予め設定されている所定ステップ数に達したときにシャッタが対向位置に到達したと判断する方法など、種々の態様が適用できる。
実施例1に係るインクジェットプリンタ10の全体構成を示す側面図である。 記録ヘッド14を吐出面18から見た平面図である。 ヘッド本体16の吐出口19b付近の状態を示す説明図である。 シャッタ機構50の構成を示す斜視図である。 シャッタ54の構成を示す側面図である。 インクジェットプリンタ10の制御装置100の構成を示すブロック図である。 解除手段の処理動作を示すフローチャートである。 フロントカバー40の開放時のインクジェットプリンタ10の状態を示す図である。 実施例2におけるシャッタ154を示す図である。 シャッタ154によって吐出面18のキャッピングを行う動作を示した図である。 シャッタ200の平面図である。
符号の説明
10 インクジェットプリンタ12 筐体14 記録ヘッド18 吐出面19
吐出口群19a ノズル19b 吐出口30 搬送ユニット36 ユニット移動機構40 フロントカバー46 ロック機構50 シャッタ機構52 収容部54、154 シャッタ54a 撥水シート54b、154b 基材シート54c、154c 衝撃吸収シート55、155 対向面55a、155a マーカ60 移動機構68 ワイパ88 フォトセンサ100 制御装置102 CPU104 ROM106 RAM112 操作パネル116 ジャム検出センサ155b リップ部材155c
ワイパ200 シャッタ

Claims (15)

  1. インクを吐出するための吐出口が設けられた吐出面を有する記録ヘッドが筐体内に設けられたインクジェットプリンタにおいて、
    印刷媒体を前記吐出面に対向させつつ搬送する媒体搬送機構と、
    前記吐出面を覆うことが可能なシート状のシャッタと、
    前記シャッタを収容する収容部と、
    常には前記シャッタを収容部に収容するように付勢する付勢手段と、
    前記収容部から前記シャッタを前記付勢手段による付勢力に抗して引き出して、前記吐出面を覆う対向位置へ向かって前記吐出面から離隔させつつ移動させる移動手段と、
    前記媒体搬送機構によって前記印刷媒体が搬送される媒体搬送経路を露出させるために前記筐体の外面に開閉可能に設けられたカバーと、
    前記カバーの開放を禁止するロック機構と、
    前記シャッタが前記移動手段により引き出されて前記対向位置に位置している場合に前記カバーの開放の禁止を解除することが可能となる解除手段と、
    を備えたことを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 前記インクジェットプリンタは、
    前記ロック機構による開放の禁止を解除するための解除指示入力手段をさらに備え、
    前記解除手段は、
    前記解除指示入力手段により前記ロック機構による開放の禁止を解除する指示が入力された場合に、前記シャッタを前記対向位置へ移動させるように前記移動手段を制御し、
    前記シャッタが前記対向位置に達した後、前記ロック機構による開放の禁止を解除することを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
  3. 前記インクジェットプリンタは、
    用紙詰まりが発生したことを検出するジャム検出センサをさらに備え、
    前記解除手段は、前記ジャム検出センサによって用紙詰まりが発生したことが検出された場合に、前記シャッタを前記対向位置へ移動させるように前記移動手段を制御し、
    前記シャッタが前記対向位置に達した後、前記ロック機構による開放の禁止を解除することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のインクジェットプリンタ。
  4. 前記シャッタの前記吐出面と対向する側の面である対向面は、撥水性を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
  5. 前記シャッタの前記吐出面と対向する側の面である対向面には、当該シャッタが前記吐出口と接触することを防止する接触防止部材が設けられており、
    前記対向位置は、前記シャッタが外力により前記吐出面へ向かう方向へ押圧されたときに、前記接触防止部材が前記吐出口に接触することなく前記吐出口の周囲の前記吐出面に接触する位置であって、
    前記移動機構により移動させられた前記シャッタが前記対向位置に到達したことを検出する到達検出手段と、
    前記到達検出手段の検出情報に基づいて前記シャッタが前記対向位置に停止するように前記移動手段を制御する停止制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
  6. 前記吐出面には、複数の前記吐出口からなる吐出口群が複数形成されており、
    前記接触防止手段は、前記複数の吐出口群のそれぞれを単位として設けられていることを特徴とする請求項5に記載のインクジェットプリンタ。
  7. 前記シャッタの前記対向面において前記接触防止部材に囲まれる領域はガス・蒸気バリア性を有し、
    前記接触防止部材は、前記シャッタの前記対向面と協働することにより、前記吐出面上で前記吐出口が配置されている領域を密閉可能なリップ形状を有し、
    前記インクジェットプリンタは、
    前記媒体搬送機構を前記吐出面に近づく方向へ移動させる搬送機構移動手段とを備え、
    前記シャッタは、前記搬送機構移動手段によって移動した媒体搬送機構によって前記吐出面に向かって押圧されることにより前記吐出口を密閉することを特徴とする請求項5または請求項6に記載のインクジェットプリンタ。
  8. 前記シャッタは、衝撃吸収性を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
  9. 前記シャッタは、衝撃吸収層を有する積層構造をしていることを特徴とする請求項8に記載のインクジェットプリンタ。
  10. 前記シャッタは、可撓性を有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
  11. 前記シャッタは、複数の短冊形状のシートを前記シャッタが前記移動機構によって移動する方向に隣接するように連結して構成されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
  12. 前記シャッタには、当該シャッタが前記移動機構により前記収容部から前記吐出面に向かって移動する時に当該吐出面を拭き取るためのワイパが設けられていることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
  13. 前記ワイパは、前記シャッタが前記対向位置へ移動する方向における前記シャッタの前端部に設けられていることを特徴とする請求項12に記載のインクジェットプリンタ。
  14. 前記シャッタは、前記収容部にロール状に巻かれて収容されることを特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
  15. 前記シート部材において前記吐出面に対向する側とは反対側の表面をクリーニングするクリーニング機構が設けられていることを特徴とする請求項14に記載のインクジェット
    プリンタ。
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