JP2000343716A - インクジェットプリンタヘッド - Google Patents

インクジェットプリンタヘッド

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JP2000343716A
JP2000343716A JP16079599A JP16079599A JP2000343716A JP 2000343716 A JP2000343716 A JP 2000343716A JP 16079599 A JP16079599 A JP 16079599A JP 16079599 A JP16079599 A JP 16079599A JP 2000343716 A JP2000343716 A JP 2000343716A
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ink
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head
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JP16079599A
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Hideaki Inoue
秀昭 井上
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16585Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles for paper-width or non-reciprocating print heads

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  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】吐出ヘッドチップに対しメンテナンス作業を任
意のタイミングで迅速に行い且つ設置スペースの少ない
メンテナンス部材を備えた幅広型の印字ヘッドを提供す
る。 【解決手段】印字ヘッド部5の幅広ヘッド5−1ではヘ
ッド基台9の下面長手方向に複数の吐出ヘッドチップ8
が3列に千鳥配置されている。吐出ヘッドチップ8は4
列のノズル列11を有して4色のインクをインク吐出ノ
ズルから吐出する。回復機構/乾燥防止機構5−2は複
数のメンテナンス部材16を不図示のチェーン機構に3
列に千鳥配置で一体に組み付けられている。メンテナン
ス部材16は印字時にはキャップ格納用凹部12に格納
され、回復時には下方にやや下がり矢印C方向に移動し
てワイパブレード18が吐出ヘッドチップ8のインク吐
出面を払拭し、キャップ部材17が吐出ヘッドチップ8
に対向する位置で停止して密着し吐出ヘッドチップ8が
インク吐出ノズルからキャップ部材17内にインクを回
復吐出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチアレイ配置
された複数の吐出ヘッドチップへのメンテナンス作業を
任意のタイミングで確実に行い且つ設置スペースの少な
いメンテナンス部材を備えた幅広型のインクジェットプ
リンタヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、吐出ヘッドチップからインク
を用紙面に吐出して印字を行うインクジェットプリンタ
がある。このインクジェットプリンタによる印字方法
は、吐出ヘッドチップのインク吐出面に多数配列されて
いる微細な孔(インク吐出ノズル)からインクの液滴を
吐出させ、このインク滴(印字ドット)を紙、布などの
被記録材に着弾させて吸収させ、これにより文字や画像
等の印字を行なうものであり、騒音の発生が少なく、特
別な定着処理を要することもなく且つフルカラー記録も
比較的容易な記録方法である。
【0003】インクの液滴を吐出させる方法としては、
ピエゾ抵抗素子(圧電素子)などの電気機械変換素子を
用いてインクチャンバーに機械的変形による圧力を生じ
させ、これにより微小なインク吐出ノズルから液滴を吐
出させるピエゾジェット方式や、微細なインク室に発熱
部を配して、これに電気パルスを与え高速でインクと発
熱部の界面に気泡を発生させ、その気泡の成長力を利用
して同様にインク吐出ノズルから液滴を吐出させるバブ
ルジェット方式などがある。
【0004】また、上記のバブルジェット方式には、イ
ンク滴の吐出方向により、二通りの構成がある。すなわ
ち、一つは発熱部の発熱面に平行な方向へインクを吐出
する構成のものであり、他の一つは発熱部の発熱面に垂
直な方向にインクを吐出する構成のものである。中でも
発熱部の発熱面に垂直な方向にインク滴を吐出する構成
のものは、ルーフシュータ型と呼称されており、発熱部
の発熱面に平行な方向へインクを吐出する構成のサイド
シュータ型に比較して、消費電力が極めて小さくて済む
ことが知られている。
【0005】一般に、プリンタは、構成上の分類として
シリアル式とライン式に分類できる。シリアル式では、
その印字ヘッドとして従来は上記のようにして作成され
た吐出ヘッドチップが単体で用いられることが多かった
が、近年では吐出ヘッドチップを印字の副走査方向(用
紙の搬送方向)に複数個配置して長尺化した印字ヘッド
が実用化されつつある。
【0006】このように小さな吐出ヘッドチップを複数
個配置して印字ヘッドを長尺化する理由は、吐出ヘッド
チップの加工技術(主として加工装置)に様々な限界が
あるために、印字ヘッドとして長尺で単体の吐出ヘッド
チップを作ることができないからである。
【0007】上記のシリアル式のプリンタは、印字ヘッ
ドに配設される吐出ヘッドチップの数が多いか少ないか
でプリンタの印字処理速度が左右される。勿論、ノズル
列の長手方向に配置した吐出ヘッドチップの数が多いほ
うが、印字ヘッドの一度の主走査で印字する副走査方向
の幅(縦幅)が広がるから印字処理は高速となるが、あ
まり吐出ヘッドチップの数を多くすると、印字ヘッドが
移動する際の負荷が大きくなって走行異常による印字品
質の劣化、これを防止するためのフレームの強化、走行
スペースを確保するために装置が大型化するなどの厄介
な問題が種々発生する。
【0008】一方、ライン式のプリンタは、主走査方向
の印字領域一杯に吐出ヘッドチップを配列して長尺化し
た印字ヘッドを用い、その印字ヘッドをプリンタ本体側
に固定して用紙のみを搬送する方式であり、その方式自
体が高速性に対応しており、また機械的な負荷も小さく
て消費電力が少なく経済的である。したがって、近年の
ように印字処理の速度をより高速にしたいという要望に
応えるためには、このシリアル式のプリンタが今後の開
発の中心となってくるものと考えられる。
【0009】ところで、インクジェットプリンタヘッド
では、通常、プリンタ本体が使用休止されていた後の電
源投入時や、使用中においても個々のインク吐出ノズル
に休止期間があることから、多数のインク吐出ノズルの
中に目詰まりしているものがある虞がある。したがっ
て、この発生しているかもしれない目詰まりを除去する
ために、つまり吐出機能回復のために、回復機構による
ワイピングとプライミング又はプライミングのみによる
印字ヘッドの回復処理が行われる。また、印字ヘッドの
非使用時には、極力、インク吐出ノズルの乾燥による上
記のような目詰まりが起きないように、印字ヘッドのキ
ャッピングを行う乾燥防止機構を設ける必要があった。
【0010】図8(a),(b) は、そのようなインクジェッ
トプリンタにおける印字ヘッドに対する回復機構と乾燥
防止機構を模式的に示す図である。同図(a) には、ライ
ン式インクジェットプリンタの印字ヘッド1、プラテン
2及び回復機構/乾燥防止機構3並びに用紙4のみを示
している。印字ヘッド1、プラテン2及び回復機構/乾
燥防止機構3は、いずれも印字主走査方向(同図(a) の
図面垂直方向)に延在して配置されている。
【0011】同図(a) は印字時の状態を示しており、こ
の状態のとき、用紙4が印字ヘッド1とこの印字ヘッド
1に近接して対向するプラテン2との間に在って、同図
(a)の矢印Aで示す印字副走査方向に間欠搬送される。
印字ヘッド1は、インクジェットプリンタ本体に固定さ
れており、用紙4の上記間欠搬送の停止期間中に所定の
インク吐出ノズルからインクを用紙4の紙面に吐出して
印字を実行する。
【0012】同図(b) は回復機構によるインク吐出ノズ
ルの回復動作時、又は乾燥防止機構によるインク吐出ノ
ズルの待機時(印字待機中)の動作状態を示している。
この動作は、同図(b) に示すように、印字ヘッド1の下
方に用紙4が無い状態で行われる。そして、このとき、
印字時の印字ヘッド1に対向して配置してあるプラテン
2の位置に、回復機構/乾燥防止機構3を配置しなけれ
ばならない。そのプラテン2と回復機構/乾燥防止機構
3とを入れ換えるために不図示の駆動機構が配設されて
おり、この駆動機構により配置位置が入れ代えられる。
この状態で印字ヘッド1は、回復機構/乾燥防止機構3
の回復機構のワイパーにより必要に応じてインク吐出ノ
ズルをワイピングされ、回復機構のインク受容部に向け
てインク吐出ノズルよりインクを回復吐出し、回復機構
/乾燥防止機構3の乾燥防止機構のキャップによりイン
ク吐出ノズルをキャッピングされる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにインク吐出ノズルのワイピング、プライミング、又
はキャッピングの都度、プラテン2と回復機構/乾燥防
止機構3とが配置を入れ換えるのは、入れ換えの途中で
双方がすれ違うためのスペースと、このような入れ換え
を行うための複雑な機構が必要となり、これではインク
ジェットプリンタが全体として大型化して、市場の小型
化の要望に対応できないばかりでなく、製品コストが上
昇して、安価なインクジェットプリンタを市場に提供で
きないという問題を有していた。
【0014】また、用紙4の途中まで印字して、例えば
インクカートリッジ交換のためにしばらく待機し、その
後再び印字を開始するというような場合に、再び開始す
る直前にワイピングとプライミングによる回復動作を実
行する必要がある。また、例えば、ホスト機器から数行
分づつの印字データを受取りながら印字を行う場合に
は、短い時間ではあるが待機時間が発生し、従って、例
えばプライミングのみによる回復動作を実行する必要が
ある。そして、そのような場合には、用紙4の一時排除
と再配置を行わなければならず、このような作業は実際
には極めて実行困難である。
【0015】したがって、インクカートリッジのインク
残量が少ないと思われるときにはこれを使用せずに予め
新品のインクカートリッジを装着しておく必要がある。
また、印字開始前に用紙4の1ページ分の印字データを
予めプリンタ内のメモリに読み込んでおく必要がある。
これではインクが無駄になり、或は膨大なメモリ容量が
必要になってプリンタ装置全体のコストが上昇してしま
うという問題が発生する。
【0016】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
吐出ヘッドチップがマルチアレイ化された印字ヘッドに
対しメンテナンス作業を任意のタイミングで迅速に行う
ことができ且つ設置スペースの少ないメンテナンス部材
を備えた幅広型のインクジェットプリンタヘッドを提供
することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】以下に、本発明に係わる
インクジェットプリンタヘッドの構成を述べる。本発明
のインクジェットプリンタヘッドは、複数のインク吐出
ノズルを備えた吐出ヘッドチップを所定の間隔を保って
複数列に配置してなるインクジェットプリンタヘッドに
おいて、上記吐出ヘッドチップの適正なインク吐出性能
を維持するための部材であって各吐出ヘッドチップに対
応させて、隣接する吐出ヘッドチップと吐出ヘッドチッ
プの各間隙部に夫々収納可能に形成された複数のメンテ
ナンス部材と、複数の上記メンテナンス部材を一体に、
上記各間隙部に位置する第1位置と吐出ヘッドチップの
表面に対向する第2位置とを交互に経由させて移動させ
る移動手段と、を有して構成される。
【0018】上記メンテナンス部材は、例えば請求項2
記載のように、上記吐出ヘッドチップ表面を払拭するワ
イビング部材と、回復吐出された廃インクを受けるプラ
イミング部材の少なくとも2部材からなることが好まし
く、そして、例えば請求項3記載のように、上記吐出ヘ
ッドチップは3列に千鳥配置され、この場合は、上記メ
ンテナンス部材は、例えば請求項4記載のように、吐出
ヘッドチップの吐出面を覆うキャップ部材を備え、印字
時には上記第1位置に収納されるように構成されること
が好ましい。また、上記移動手段は、例えば請求項5記
載のように、巡回して回転する無端ベルト状に形成され
ていることが好ましく、この場合は、例えば請求項6記
載のように、上記移動手段の巡回経路の一部位に上記メ
ンテナンス部材を清掃するクリーニング手段を更に設け
るようにすることが好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1(a),(b) は、一実施の形
態における印字ヘッドを用いたインクジェットプリンタ
の主要部の構成を示すブロック図であり、同図(a) は印
字時の状態を示し、同図(b) はその回復機構によるイン
ク吐出ノズルの回復動作時、又は乾燥防止機構によるイ
ンク吐出ノズルの待機時(印字待機中)の動作状態を示
している。
【0020】同図(a) に示すように、インクジェットプ
リンタの主要部は、回復機構/乾燥防止機構とインクジ
ェット幅広ヘッドとが一体に組み込まれて構成されたイ
ンクジェットプリンタヘッドとしての印字ヘッド部5
と、この印字ヘッド部5に近接して対向するプラテン6
からなる。そして、印字中には、用紙7が印字ヘッド部
5とプラテン2の間を同図(a) の矢印Bで示す印字副走
査方向に間欠搬送される。これらの印字ヘッド部5とプ
ラテン6は、いずれも印字主走査方向(同図(a)の図面
垂直方向)に延在して配置されている。
【0021】そして、同図(b) に示す回復機構によるイ
ンク吐出ノズルの回復動作時、又は乾燥防止機構による
インク吐出ノズルの待機時(印字待機中)には、詳しく
は後述する回復機構/乾燥防止機構5−2が、インクジ
ェット幅広ヘッド5−1の各吐出ヘッドチップ8に対
し、ワイピングし、プライミングさせ、又はキャッピン
グする。このワイピング、プライミング、又はキャッピ
ングは、印字ヘッド部5とプラテン2間に用紙7が無い
ときは勿論、在るときでも行うことができる。つまり、
一枚の用紙への印字開始前や印字終了後は勿論、印字中
でもワイピング、プライミング、又はキャッピングを行
うことができる。以下、これについて更に詳しく説明す
る。
【0022】図2(a) は、上記印字ヘッド部5のインク
ジェット幅広ヘッド5−1の構成を模式的に示す下から
見上げた斜視図であり、同図(b) は、同じく回復機構/
乾燥防止機構5−2の構成を模式的に示す下から見上げ
た斜視図である。尚、同図(b) に示す回復機構/乾燥防
止機構5−2は、複数のメンテナンス部材16を分かり
やすく示すため、これらと一体な後述する移動手段とし
てのチェーン機構の図示を省略している。
【0023】同図(a) に示すように、インクジェット幅
広ヘッド5−1は、ヘッド基台9の下面に、吐出ヘッド
チップ8を所定の間隔を保って同図(a) の両方向矢印C
で示す主走査方向に複数列(同図(a) に示す例では3
列)に千鳥配置して形成されている。
【0024】吐出ヘッドチップ8は、主走査方向に4列
のノズル列11を有し、これらのノズル列11には、図
では定かに示していないが、64個、128個又は25
6個のインク吐出ノズルが配置されている。4列のノズ
ル列11は、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、及
びブラックのインクをインク吐出ノズルから吐出する。
【0025】上記千鳥配置された各列の隣接する吐出ヘ
ッドチップ8と吐出ヘッドチップ8との各間隙部は、第
1位置としてのキャップ格納用凹部12を形成してお
り、そのキャップ格納用凹部12の主走査方向の一端に
は印字時ワイパブレード格納用溝13が形成されてい
る。また、上記第1位置に対して吐出ヘッドチップ8の
表面14に対向する位置は第2位置として設定されてい
る。そして、この第2位置に対応する吐出ヘッドチップ
8の主走査方向の一端に近接する外側に、待機時ワイパ
ブレード格納用溝15が形成されている。
【0026】これに対して同図(b) に示す回復機構/乾
燥防止機構5−2は、上記の吐出ヘッドチップ8の適正
なインク吐出性能を維持するための部材であって、各吐
出ヘッドチップ8に対応する複数のメンテナンス部材1
6が後述する移動手段としてのチェーン機構に一体に組
み付けられて構成されている。
【0027】図3(a) は(図2(b) も参照)、上記メン
テナンス部材16を上から見た斜視図であり、同図(b)
は、その平面図と側面図である。同図(a),(b) に示すよ
うに、メンテナンス部材16は、内部19がプライミン
グ部材を兼ねるキャップ部材17と、ワイビング部材と
してのワイパブレード18とから成っている。キャップ
部材17は吐出ヘッドチップ8を完全に覆うことができ
る大きさと形状に構成されており、回復吐出されたイン
クを一時的に貯溜する。ワイパブレード18は柔軟な弾
性体からなる板状部材である。
【0028】図4(a),(b),(c) は、印字ヘッド部5の回
復機構/乾燥防止機構5−2の動作状態を示す図であ
る。尚、同図(a),(b),(c) において、図1(a) 〜図3
(b) までに示した構成と同一の構成部分には、図1(a)
〜図3(b) までに示した番号と同一の番号を付与して示
している。また、詳しくは後述するが、ここでも、移動
手段としてのチェーン機構の図示を省略している。
【0029】上記の図4(a) は、印字時の状態を示して
いる。この印字時の状態では、回復機構/乾燥防止機構
5−2の各メンテナンス部材16は、インクジェット幅
広ヘッド5−1のヘッド基台9に形成されている第1位
置であるキャップ格納用凹部12に収容されている。こ
のときキャップ部材17から外部に突出して設けられて
いるワイパブレード18は、図2(a) に示した印字時ワ
イパブレード格納用溝13に嵌入している。このように
メンテナンス部材16がキャップ格納用凹部12に格納
されているときは、キャップ部材17の下面は吐出ヘッ
ドチップ8のインク吐出面よりも上方に退避しているの
で、図1に示すようにプラテン6と印字ヘッド部5との
間を搬送される用紙7に触れるようなことはない。
【0030】図4(b) は、回復時におけるワイピングの
状態を示している。このワイピングの状態では、回復機
構/乾燥防止機構5−2の各メンテナンス部材16は、
チェーン機構により、同図(a) に示す第1位置から下方
に浮き出し、ワイパブレード18の先端が吐出ヘッドチ
ップ8の表面14に摺接する位置で、同図(b) の矢印D
に示す所定の方向に移動する。これにより、各吐出ヘッ
ドチップ8の4列のノズル列14のインク吐出ノズルが
ワイパブレード18により払拭されて、ノズル先端に溜
まって凝固しかけていたインクが除去される。
【0031】図4(c) は、プライミング時又は待機時の
状態を示している。先ずプライミング時の状態では、同
図(b) において矢印D方向に移動した回復機構/乾燥防
止機構5−2の各メンテナンス部材16が、第2位置で
ある吐出ヘッドチップ8の表面14に対向する位置で、
キャップ部材17の縁部が吐出ヘッドチップ8の表面1
4の縁部に近接した状態で停止する。吐出ヘッドチップ
8は、インク吐出ノズルから、キャップ部材17の内部
19にインクを回復吐出してプライミングを行う。
【0032】次に待機時の状態では、上記の第2位置
で、メンテナンス部材16の下方への浮きを解除され
て、キャップ部材17の縁部が吐出ヘッドチップ8の表
面14の縁部に密着して、吐出ヘッドチップ8の表面1
4を外気から封止する。これにより、吐出ヘッドチップ
8の表面14すなわち吐出面がキャッピングされる。ま
た、このようにキャップ部材17の縁部が吐出ヘッドチ
ップ8の表面14の縁部に密着したときは、上記キャッ
プ部材17から外部に突出して設けられているワイパブ
レード18は、図2(a) に示した待機時ワイパブレード
格納用溝15に収納される。
【0033】そして、上記の図4(c) の待機時の状態か
ら図4(a) の印字時の状態に移るには、回復機構/乾燥
防止機構5−2がチェーン機構によって同図(b) の矢印
D方向に再び移動する。このように、チェーン機構は、
回復機構/乾燥防止機構5−2の各メンテナンス部材1
6を、吐出ヘッドチップ8の各間隙部に位置する第1位
置と吐出ヘッドチップ8の表面14に対向する第2位置
とを交互に経由させて移動させる。
【0034】上記の回復機構/乾燥防止機構5−2によ
るメンテナンス処理は、例えば待機期間が短い場合と待
機期間が長い場合とに分けて行うことができる。すなわ
ち、待機期間が短い場合は、プライミングだけのインク
吐出ノズルの回復を行い、待機期間が長かった場合に
は、ワイピングとプライミングによるインク吐出ノズル
の回復を行うようにする。
【0035】これを要約すると、待機期間が短い場合
は、例えば、待機(キャッピング)→回復(プライ
ミング)→1ピッチ移動→印字→1ピッチ移動しつつ
回復(ワイピング)→回復(プライミング)→待
機(キャッピング)の動作モードとし、待機期間が長か
った場合には、例えば′待機(キャッピング)→1ピ
ッチ移動→1ピッチ移動しつつ′回復(ワイピング)
→′回復(プライミング)→1ピッチ移動→′印字
→′1ピッチ移動しつつ回復(ワイピング)→′回
復(プライミング)→′待機(キャッピング)の動作
モードとする等である。
【0036】いずれにしても、印字を行う前には必ずプ
ライミングを実施することが好ましく、これに対して、
ワイピングはプライミングに比べて実行頻度は少なくて
よい。また、待機前のプライミングは乾燥防止の為であ
り、これを行うようにすることが好ましい。
【0037】また、例えばA4等の1枚のカット紙に印
字する場合、印字データを一時記憶させておくメモリ容
量が1ページ分ないとすると、1ページの途中まで印字
した後、次の印字データがメモリに格納されるまでしば
らく待機し、その後再び印字を開始することになる。そ
の場合、再び印字を開始する前に回復動作を実施する必
要があるが、従来の用紙の裏側にメンテナンス部材を配
置したプリンタでは、用紙の排除と再配置を行わなけれ
ばならず、これは現実的に非常に困難である。従って、
従来のインクジェットプリンタでは、1ページ分の印字
データを格納できる大容量メモリを備える必要がある
が、これはプリンタのコストを押し上げることになる。
【0038】然るに、本発明のインクジェットプリンタ
は、上述したように用紙に対してインクジェット幅広ヘ
ッド5-1と同じ側にメンテナンス部材16を配置した構
成となっているので、ページ途中での回復動作が可能で
あり、その結果、印字データ格納用メモリーの容量が小
さくて済み、その分インクジェットプリンタのコストダ
ウンに寄与する。
【0039】印字ヘッド部5のインクジェット幅広ヘッ
ド5−1は、詳しくは後述するがメンテナンス作業の際
は用紙7の近傍からやや上方に退避するようになってい
るので、上記のように1ページの印字途中でプライミン
グのメンテナンスを必要とする動作モードが設定されて
も何等支障が生じないようになっている。
【0040】いずれにしても、回復吐出又は乾燥防止の
メンテナンス部材16は、印字時には、図1(b) に示し
た用紙7の通紙の障害にならない位置、すなわち第1位
置に収納され、印字中においても必要に応じて、すなわ
ち通紙の有無に拘わらず、回復吐出又は乾燥防止のメン
テナンスを実行することができる。
【0041】図5は、回復機構/乾燥防止機構5−2の
一部拡大図平面図であり、ここまでの図で図示を省略し
ていたチェーン機構21をメンテナンス部材16と共に
示している。尚、同図には図2(b) 〜図4(c) に示す構
成と同一の構成部分には図2(b) 〜図4(c) と同一の番
号を付与して示している。この図5に示すように、回復
機構/乾燥防止機構5−2は、上述したメンテナンス部
材16とチェーン機構21が一体となって構成されてい
る。すなわち、チェーン機構21の2本のチェーン22
の間に、3個のメンテナンス部材16がチェーン機構2
1の長手方向に吐出ヘッドチップ8(図4参照)のずれ
に対応して順次ずれて配置され、メンテナンス部材16
とメンテナンス部材16、及びメンテナンス部材16と
チェーン22とが、それぞれ連結ピン23によって連結
されている。同図に示す構成の前後(図の左右)には同
図と同一の構成が連設されて、図2(b) 及び図4(a),
(b),(c) に示したように、吐出ヘッドチップ8に対応す
るメンテナンス部材16の配置が形成されている。
【0042】図6(a) は、印字ヘッド部5の全体構成を
模式的に示す図であり、同図(b),(c),(d) は、この全体
構成における回復機構/乾燥防止機構5−2の動作状態
を示す図である。尚、同図(a) は、チェーン機構の支持
部の図示を省略しており、同図(b),(c),(d) は、チェー
ン機構の上循環部の図示を取り除いて示している。ま
た、これらの図6(b),(c),(d) に示す動作は、それぞれ
前述した図4(a),(b),(c) に示した動作に対応してい
る。
【0043】まず、図6(a) に示すように、復機構/乾
燥防止機構5−2では、チェーン機構21の全周に亙っ
てメンテナンス部材16が、図5に示した配置で配設さ
れている。チェーン機構21は不図示の駆動系に係合し
て図6(a) の矢印E及び矢印Fで示すようにヘッド基台
9の周囲を回るように反時計回り方向に循環駆動され、
これにより、各メンテナンス部材16が各吐出ヘッドチ
ップ8に対して巡回移動する。このメンテナンス部材1
6の巡回移動の軌道の一部にクリーニング部20が設置
される。クリーニング部20は、ワイピングやプライミ
ングによるキャップ部材17の内部19に溜まった廃イ
ンクを取り除く。
【0044】ヘッド基台9は、図6(b) に示すように、
カム24を介してガイドレール25の上面に支持されて
おり、引き螺旋ばね26によって常時ガイドレール25
の方向(図の下方)に付勢されている。ガイドレール2
5は、剛体部材からなり、プリンタ装置本体のフレーム
に固定されている。このガイドレール25の側面にはチ
ェーン機構21を支持する係合溝25−1が形成されて
いる。
【0045】この係合溝25−1に、チェーン機構21
の下巡回移動部のチェーン22の支持腕22−1の上端
が、係合ピン26を介して滑動自在に係合する。これに
より、チェーン機構21の下巡回移動部のチェーン22
は弛みなく水平な状態で同図(c) の矢印Gで示す反時計
回り方向に巡回移動する。上述したようにガイドレール
25がプリンタ装置本体のフレームに固定されているこ
とにより、チェーン機構21の下巡回移動部は一定の水
平位置を維持している。
【0046】すなわち、チェーン機構21の下巡回移動
部は、その下巡回移動部の下面近傍を通過する図1に示
した用紙7に対して常に一定した所定の距離を維持して
いると共に、他方ではインクジェット幅広ヘッド5−1
に吐出面に対し、その長手方向に常に偏差のない平均し
た位置関係を維持している。これにより、ワイピング時
には、均一なワイパブレード圧をもって吐出ヘッドチッ
プ8の吐出面をワイピングすることができる。
【0047】カム24は、カム軸27を中心にしてガイ
ドレール25に滑接しながら回転し、3種類の位置で停
止する。すなわち図6(b) に示すガイドレール25に当
接する周面とカム軸27との距離が最短な印字位置、同
図(c) に示すガイドレール25に当接する周面とカム軸
27との距離が最長な巡回移動位置つまりワイピング位
置、そして、同図(d) に示すガイドレール25に当接す
る周面とカム軸27との距離が上記最短と最長の間にあ
るプライミング・キャッピング位置である。
【0048】上記の図6(a) に示すカム24の印字位置
では、吐出ヘッドチップ8の表面14つまりインク吐出
面がチェーン機構21の下巡回移動部のチェーン22の
面よりも下方に迫り出して、図1に示した用紙7に近接
する。この状態で印字が実行される。
【0049】また、図6(c) に示すカム24のワイピン
グ位置では、ヘッド基台9が引き螺旋ばね26の付勢力
に抗して上方に持ち上げられ、チェーン機構21により
巡回移動する各メンテナンス部材16のワイパブレード
18の先端が吐出ヘッドチップ8の表面14に摺接す
る。
【0050】そして、図6(d) に示すカム24のプライ
ミング・キャッピング位置では、ヘッド基台9が、同図
(c) の位置よりも下がり、同図(b) の位置よりも上で停
止する。このとき各メンテナンス部材16は吐出ヘッド
チップ8に対向する位置に在って停止しており、これに
より、各吐出ヘッドチップ8が各メンテナンス部材16
のキャップ部材17に廃インクを吐出することが可能と
なり、また各吐出ヘッドチップ8が各メンテナンス部材
16のキャップ部材17によってキャッピングされる。
【0051】このようにチェーン機構21の下巡回移動
部のチェーン22に支持されて常に一定の水平位置を維
持するメンテナンス部材16に対して、印字ヘッド部5
がヘッド基台9と共に下方の印字位置と上方の退避位置
とに揺動するだけで、回復吐出又は乾燥防止のメンテナ
ンスを行うことができるので、印字待機中のみならず、
印字途中においても用紙7の通紙状態のままで、必要に
応じて回復吐出又は乾燥防止のメンテナンスを実行する
ことができる。
【0052】尚、上述した例では、全てのキャップ部材
17にワイパブレード18を取り付けているが、各吐出
ヘッドチップ8に対するワイピングの頻度を少なくした
い場合には、キャップ部材17の複数個置きにワイパブ
レード18を取り付け、その他のキャップ部材17には
ワイパブレード18を取り付けないように構成するとよ
い。
【0053】また、キャップ部材そのものをプライミン
グのインク受け皿としているが、キャップ部材の内側に
専用のインク受け皿を取り付けるようにしてもよく、ま
た、例えばスポンジ体のようなインクを吸収し易いイン
ク吸収部材を収容するようにしてもよい。
【0054】また、上記実施の形態では、チェーン機構
21に一体に支持される各メンテナンス部材16が反時
計回り方向に巡回移動するようにしているが、メンテナ
ンス部材16の移動は巡回移動に限ることなく、往復移
動であってもよい。
【0055】また、インクジェット幅広ヘッド5−1に
おける吐出ヘッドチップ8の配置を長手方向に3列の千
鳥配置としているが、2列の千鳥配置としてもよい。図
7(a),(b) は、そのように吐出ヘッドチップを2列の千
鳥配置とした例を示す図である。この場合は、各吐出ヘ
ッドチップ8間の間隙が狭いので、この間隙に吐出ヘッ
ドチップ8の大きさに対応するメンテナンス部材を格納
することはできない。したがって、この場合は、チェー
ン機構にワイピング、プライミング、及びキャッピング
の各部材をそれぞれ別個に設けるようにする。
【0056】すなわち、同図(a) では、各吐出ヘッドチ
ップ8間の間隙にワイパブレード28とプライミング受
け皿29を設けている。この場合は、図の矢印Hの方向
にチェーン機構31を循環させながら、先ずワイパブレ
ード28で吐出ヘッドチップ8のインク吐出面を払拭
し、続く移動で、いま払拭されたばかりのインク吐出ノ
ズルに対向するプライミング受け皿29に、そのインク
吐出ノズルからインクを吐出する。そして、チェーン機
構31全体が半回転したとき、ワイパブレード28及び
プライミング受け皿29を取り付けた循環部の反対側の
循環部に取り付けてあるキャップ部材によって吐出ヘッ
ドチップ8をキャッピングするようにする。
【0057】また、同図(b) に示すように、各吐出ヘッ
ドチップ8間の間隙にはワイパブレード28のみを取り
付け、これと反対側の循環部に配置されたキャップ部材
にプライミング受け皿を兼用させるようにしてもよい。
【0058】更に、図7(a) の実施形態で、キャップ部
材をチェーン機構31に搭載せず、別の駆動機構により
吐出ヘッドチップに脱着させる構成としてもよい。
【0059】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、複数の吐出ヘッドチップを所定の間隔を隔てて複
数列に配置してなるマルチアレイ式の印字ヘッドに対し
各吐出ヘッドチップのメンテナンス部材を吐出ヘッドチ
ップ間の各間隙部に収納可能に夫々形成し、且つこれら
複数のメンテナンス部材を一体移動可能に連結して駆動
するから、メンテナンス作業を任意のタイミングで迅速
に行えると共に、マルチアレイ式インクジェットプリン
タの小型化を促進することができる。
【0060】また、メンテナンス時に用紙を一時排除し
て再設定する必要がなく1ページの途中で印字を中断し
て一時待機させることができ、これにより、ホスト機器
からの印字データを数行分づつ受け取るようにしても支
障がなく、プリンタ本体に備えるメモリ容量が小さくて
済み、したがって、より低廉なプリンタを提供すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の印字ヘッドを用いたインクジェッ
トプリンタの主要部の構成を示すブロック図であり、
(a) は印字時の状態を示す図、(b) は回復動作時又は待
機時の動作状態を示す図である。
【図2】(a) は印字ヘッドのインクジェット幅広ヘッド
を下から見上げた斜視図、(b)はその回復機構/乾燥防
止機構を下から見上げた斜視図である。
【図3】(a) はメンテナンス部材を上から見た斜視図、
(b) はその平面図と側面図である。
【図4】印字ヘッドの回復機構/乾燥防止機構の動作状
態を示す図である。
【図5】印字ヘッドの回復機構/乾燥防止機構の一部拡
大図平面図である。
【図6】(a) は印字ヘッドの全体構成を模式的に示す
図、(b) 〜(d) は全体構成における復機構/乾燥防止機
構の動作状態を示す図である。
【図7】(a),(b) は吐出ヘッドチップを縦2列の千鳥配
置とした場合の回復機構/乾燥防止機構の構成を説明す
る図である。
【図8】(a),(b) は従来のインクジェットプリンタにお
ける印字ヘッドに対する回復機構と乾燥防止機構を模式
的に示す図である。
【符号の説明】
1 印字ヘッド 2 プラテン 3 回復機構/乾燥防止機構 4 用紙 5 印字ヘッド 5−1 インクジェット幅広ヘッド 5−2 回復機構/乾燥防止機構 6 プラテン 7 用紙 8 吐出ヘッドチップ 9 ヘッド基台 11 ノズル列 12 キャップ格納用凹部 13 印字時ワイパプレード格納用溝 14 吐出ヘッドチップ表面 15 待機時ワイパプレード格納用溝 16 メンテナンス部材 17 キャップ部材 18 ワイパブレード 19 キャップ部材の内部 20 クリーニング部 21 チェーン機構 22 チェーン 22−1 支持腕 23 連結ピン 24 カム 25 ガイドレール 25−1 係合溝 26 引き螺旋ばね 27 カム軸 28 ワイパブレード 29 インク受け皿 31 チェーン機構

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の吐出ノズルを備えた吐出ヘッドチ
    ップを所定の間隔を保って複数列に配置してなるインク
    ジェットプリンタヘッドにおいて、 前記吐出ヘッドチップの適正なインク吐出性能を維持す
    るための部材であって各吐出ヘッドチップに対応させ
    て、隣接する吐出ヘッドチップと吐出ヘッドチップの各
    間隙部に夫々収納可能に形成された複数のメンテナンス
    部材と、 複数の前記メンテナンス部材を一体に、前記各間隙部に
    位置する第1位置と前記吐出ヘッドチップの表面に対向
    する第2位置とを交互に経由させて移動させる移動手段
    と、 を有することを特徴とするインクジェットプリンタヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】 前記メンテナンス部材は、前記吐出ヘッ
    ドチップ表面を払拭するワイビング部材と、回復吐出さ
    れた廃インクを受けるプライミング部材の少なくとも2
    部材からなることを特徴とする請求項1記載のインクジ
    ェットプリンタヘッド。
  3. 【請求項3】 前記吐出ヘッドチップは、3列に千鳥配
    置されていることを特徴とする請求項1又は2記載のイ
    ンクジェットプリンタヘッド。
  4. 【請求項4】 前記メンテナンス部材は前記吐出ヘッド
    チップの吐出面を覆うキャップ部材を備え、印字時には
    前記第1位置に収納されることを特徴とする請求項3記
    載のインクジェットプリンタヘッド。
  5. 【請求項5】 前記移動手段は、巡回して回転する無端
    ベルト状に形成されていることを特徴とする請求項1記
    載のインクジェットプリンタヘッド。
  6. 【請求項6】 前記移動手段の巡回経路の一部位に前記
    メンテナンス部材を清掃するクリーニング手段を更に設
    けることを特徴とする請求項5記載のインクジェットプ
    リンタヘッド。
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