JP4263509B2 - 光ファイバ把持装置及び光ファイバ突合わせ装置、並びに光ファイバ融着接続装置 - Google Patents
光ファイバ把持装置及び光ファイバ突合わせ装置、並びに光ファイバ融着接続装置 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、光ファイバの軸合わせや接続を行うために、光ファイバどうしを突合わせて把持する光ファイバ把持装置及び前記光ファイバ把持装置を備えた光ファイバ突合わせ装置、並びに前記光ファイバ把持装置を備えた光ファイバ融着接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、光ファイバどうしを突合わせて把持する光ファイバ把持装置は、光ファイバ突合わせ装置(光ファイバ軸合わせ装置)や光ファイバ融着接続装置などに用いられる。例えば図11に示されている光ファイバ融着接続装置101において、光ファイバ103の被覆部を把持固定する機構としての光ファイバ把持装置105が突合わせ部107に対して作業者側から視て左右両側に備えられており、突合わせ部107の光ファイバ103の軸線方向に対して直交方向の前後に光ファイバ103どうしを融着接続するための放電電極109が備えられている。
【0003】
また、光ファイバ融着接続装置101には、表示モニタ(図示省略)が装置本体111の手前側または背面側に配置されたものや、融着接続部(突合わせ部107)の風防カバー113が手前または奥へ開くようにしたものがある。
【0004】
なお、光ファイバ突合わせ装置(光ファイバ軸合わせ装置)は上記の放電電極109が備えられておらず、単に光ファイバ103どうしの軸合わせを行うための装置である。
【0005】
前記光ファイバ把持装置105としては、例えば図12(A)に示されているようにクランプ台115が装置本体111に固定され、光ファイバ103の被覆部が前記クランプ台115の上面に設けられたV溝部117に載置され、光ファイバ103の頂部がクランプ部材119により押さえられる。上記のV溝部117は光ファイバ103の頂部がV溝部117の上面より上に突出しないV溝深さを有しており、クランプ部材119は上記のV溝部117に嵌合する傾斜面121を有しており、クランプ部材119の下部には光ファイバ103の頂部に接触する形状の突起部123が設けられている。なお、クランプ部材119は光ファイバ103を傷付けないようにするために、通常は樹脂製である(例えば、特許文献1参照。)。
【0006】
図13を参照するに、他の従来例の光ファイバ把持装置125(前述した光ファイバ把持装置105に替わるもの)としては、クランプ台127の上面に光ファイバ103を載置する第1V溝部129と第2V溝部131が設けられている。前記第1V溝部129は光ファイバ103の頂部が第1V溝部129の上面より上に突出するV溝深さを有しており、前記第2V溝部131は光ファイバ103の頂部が第2V溝部131の上面より上に突出しないV溝深さを有している。
【0007】
この第2V溝部131は光ファイバ103のガイドとなるものである。
【0008】
また、クランプ部材133の底面135は平面形状であり、第1V溝部129から突出した光ファイバ103の頂部と直線的に接触して押さえるための把持部材であり、光ファイバ103との摩擦を減らすために、通常はセラミック製である。
【0009】
【特許文献1】
特開平6−258541号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の前者の光ファイバ把持装置105においては、クランプ部材119が樹脂で形成されているために耐磨耗性が低いという問題点があった。また、クランプ部材119の突起部123が光ファイバ103をV溝部117の底部に導く形状ではないので、図12(B)に示されているように光ファイバ103がクランプ外れを起こすという問題点があった。
【0011】
また、従来の後者の光ファイバ把持装置125においては、光ファイバ103の頂部が突出するV溝深さを有する第1V溝部129が光ファイバ103の長手方向に長いため、セットしにくいという問題点があった。
【0012】
さらに、クランプ部材133がセラミック製で形成されているために、高価格であると共に光ファイバ103の表面を傷つけるという問題点があった。
【0013】
この発明は上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、光ファイバの把持機構の改良を図るもので、クランプ部材の耐摩耗性の向上を図り、クランプ外れをなくし、低価格化を図り、光ファイバの表面に傷を付けることを防止することのできる光ファイバ把持装置及び前記光ファイバ把持装置を備えた光ファイバ突合わせ装置、並びに前記光ファイバ把持装置を備えた光ファイバ融着接続装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1によるこの発明の光ファイバ把持装置は、光ファイバどうしを突合わせ部で突き合わせるべく前記光ファイバを把持台と把持体との間で把持する光ファイバ把持装置において、
前記把持台は、光ファイバを載置する際に前記光ファイバの頂部を突出せしめるV溝深さを有する第1V溝部と、前記光ファイバの頂部が突出しないV溝深さを有する第2V溝部と、を備えると共に、前記把持体は、前記第1V溝部に載置された光ファイバの頂部を押さえて把持すべくほぼ平面形状をなすクランプ部と、前記第2V溝部に嵌合するガイド部と、このガイド部の底面を前記光ファイバの頂部に接触しないようにした非接触部と、を備えてなることを特徴とするものである。
【0015】
したがって、光ファイバがクランプ台の第1V溝部及び第2V溝部にセットされるとき、光ファイバが第2V溝部でガイドされるので、第1V溝部にセットし易くなる。
【0016】
また、光ファイバが第2V溝部の途中で引っ掛かってクランプ外れが発生しても、把持体のクランプ部により光ファイバが第1V溝部の底へ導かれるので、クランプ外れが防止される。
【0017】
また、把持体のガイド部が第2V溝部に嵌合し且つガイド部の底面に非接触部が設けられているので第2V溝部にスムーズにガイドされ、把持体の全体の荷重が第1V溝部とクランプ部の部分へ一定方向に集中するので光ファイバの直進性が良くなる。
【0018】
請求項2によるこの発明の光ファイバ把持装置は、請求項1記載の光ファイバ把持装置において、前記把持体が備えるクランプ部に、前記第1V溝部に載置された光ファイバの頂部を押さえて把持すべく前記光ファイバの軸線方向とほぼ直交方向に延伸した一本又は複数本の突起部を備えてなることを特徴とするものである。
【0019】
したがって、把持体が備えるクランプ部には光ファイバと接触する突起部が光ファイバの軸線方向とほぼ直交方向に延伸されているので、前記突起部と光ファイバとの接触面積が少ないため、摩擦が少なくなり、光ファイバの表面が傷付けられないように防止される。
【0020】
この場合、把持体が樹脂で製作されれば、光ファイバの表面が傷付けられないように防止され、しかも低価格となる。
【0021】
請求項3によるこの発明の光ファイバ把持装置は、請求項2記載の光ファイバ把持装置において、前記把持体が樹脂製で、この把持体が備える突起部が円柱又は角柱をなす金属製又はセラミック製で構成してなることを特徴とするものである。
【0022】
したがって、金属製又はセラミック製からなる円柱又は角柱の突起部は樹脂製よりも耐摩耗性に優れている。なお、金属製の突起部の場合はセラミック製の場合より光ファイバの表面を傷付けることがない。また、把持体は突起部以外の部分が樹脂製であるので低価格となる。
【0023】
請求項4によるこの発明の光ファイバ突合わせ装置は、光ファイバどうしを突合わせ部で突き合わせるべく前記各光ファイバを把持台と把持体との間で把持する光ファイバ把持装置を前記突合わせ部の左右に備えた光ファイバ突合わせ装置において、
前記把持台は、光ファイバを載置する際に前記光ファイバの頂部を突出せしめるV溝深さを有する第1V溝部と、前記光ファイバの頂部が突出しないV溝深さを有する第2V溝部と、を備えると共に、前記把持体は、前記第1V溝部に載置された光ファイバの頂部を押さえて把持すべくほぼ平面形状をなすクランプ部と、前記第2V溝部に嵌合するガイド部と、このガイド部の底面を前記光ファイバの頂部に接触しないようにした非接触部と、を備えてなることを特徴とするものである。
【0024】
したがって、光ファイバがクランプ台の第1V溝部及び第2V溝部にセットされるとき、光ファイバが第2V溝部でガイドされるので、第1V溝部にセットし易くなる。
【0025】
また、光ファイバが第2V溝部の途中で引っ掛かってクランプ外れが発生しても、把持体のクランプ部により光ファイバが第1V溝部の底へ導かれるので、クランプ外れが防止される。
【0026】
また、把持体が備えるガイド部が第2V溝部に嵌合し且つガイド部の底面に非接触部が設けられているので第2V溝部にスムーズにガイドされ、把持体の全体の荷重が第1V溝部とクランプ部の部分へ一定方向に集中するので光ファイバの直進性が良くなる。
【0027】
請求項5によるこの発明の光ファイバ突合わせ装置は、請求項4記載の光ファイバ突合わせ装置において、前記把持体が備えるクランプ部に、前記第1V溝部に載置された光ファイバの頂部を押さえて把持すべく前記光ファイバの軸線方向とほぼ直交方向に延伸した一本又は複数本の突起部を備えてなることを特徴とするものである。
【0028】
したがって、把持体が備えるクランプ部には光ファイバと接触する突起部が光ファイバの軸線方向とほぼ直交方向に延伸されているので、前記突起部と光ファイバとの接触面積が少ないため、摩擦が少なくなり、光ファイバの表面が傷付けられないように防止される。
【0029】
この場合、把持体が樹脂で製作されれば、光ファイバの表面が傷付けられないように防止され、しかも低価格となる。
【0030】
請求項6によるこの発明の光ファイバ突合わせ装置は、請求項5記載の光ファイバ突合わせ装置において、前記把持体が樹脂製で、この把持体が備える突起部が円柱又は角柱をなす金属製又はセラミック製で構成してなることを特徴とするものである。
【0031】
したがって、金属製又はセラミック製からなる円柱又は角柱の突起部は樹脂製よりも耐摩耗性に優れている。なお、金属製の突起部の場合はセラミック製の場合より光ファイバの表面を傷付けることがない。また、把持体は突起部以外の部分が樹脂製であるので低価格となる。
【0032】
請求項7によるこの発明の光ファイバ融着接続装置は、光ファイバどうしを突合わせ部で突き合わせるべく前記光ファイバを把持台と把持体との間で把持する光ファイバ把持装置において、
前記把持台は、光ファイバを載置する際に前記光ファイバの頂部を突出せしめるV溝深さを有する第1V溝部と、前記光ファイバの頂部が突出しないV溝深さを有する第2V溝部と、を備えると共に、前記把持体は、前記第1V溝部に載置された光ファイバの頂部を押さえて把持すべくほぼ平面形状をなすクランプ部と、前記第2V溝部に嵌合するガイド部と、このガイド部の底面を前記光ファイバの頂部に接触しないようにした非接触部と、を備えてなることを特徴とするものである。
【0033】
したがって、光ファイバがクランプ台の第1V溝部及び第2V溝部にセットされるとき、光ファイバが第2V溝部でガイドされるので、第1V溝部にセットし易くなる。
【0034】
また、光ファイバが第2V溝部の途中で引っ掛かってクランプ外れが発生しても、把持体のクランプ部により光ファイバが第1V溝部の底へ導かれるので、クランプ外れが防止される。
【0035】
また、把持体のガイド部が第2V溝部に嵌合し且つガイド部の底面に非接触部が設けられているので第2V溝部にスムーズにガイドされ、把持体の全体の荷重が第1V溝部とクランプ部の部分へ一定方向に集中するので光ファイバの直進性が良くなる。
【0036】
請求項8によるこの発明の光ファイバ融着接続装置は、請求項7記載の光ファイバ融着接続装置において、前記把持体が備えるクランプ部に、前記第1V溝部に載置された光ファイバの頂部を押さえて把持すべく前記光ファイバの軸線方向とほぼ直交方向に延伸した一本又は複数本の突起部を備えてなることを特徴とするものである。
【0037】
したがって、把持体が備えるクランプ部には光ファイバと接触する突起部が光ファイバの軸線方向とほぼ直交方向に延伸されているので、前記突起部と光ファイバとの接触面積が少ないため、摩擦が少なくなり、光ファイバの表面が傷付けられないように防止される。
【0038】
この場合、把持体が樹脂で製作されれば、光ファイバの表面が傷付けられないように防止され、しかも低価格となる。
【0039】
請求項9によるこの発明の光ファイバ融着接続装置は、請求項8記載の光ファイバ融着接続装置において、前記把持体が樹脂製で、この把持体が備える突起部が円柱又は角柱をなす金属製又はセラミック製で構成してなることを特徴とするものである。
【0040】
したがって、金属製又はセラミック製からなる円柱又は角柱の突起部は樹脂製よりも耐摩耗性に優れている。なお、金属製の突起部の場合はセラミック製の場合より光ファイバの表面を傷付けることがない。また、把持体は突起部以外の部分が樹脂製であるので低価格となる。
【0041】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0042】
図8及び図9を参照するに、この実施の形態に係る光ファイバ融着接続装置1は、一対の光ファイバ3の光軸を突合わせ部5で一致させると共にこの光軸を一致させた光ファイバ3の端面どうしを突き合わせ、突き合わされた端面どうしを放電熱によって溶融させて接続する装置である。略直方体状の装置本体7の上面には、上記の一対の光ファイバ3または光ファイバ3の被覆部を把持固定する機構としての光ファイバ把持装置9が突合わせ部5に対して作業者側から視て左右両側に備えられており、突合わせ部5の光ファイバ3の軸線方向に対して直交方向の前後に上記の光ファイバ3どうしを融着接続するための融着接続機構11としての例えば放電電極13が備えられている。
【0043】
また、図8及び図9では、表示モニタ(図示省略)が本体装置の背面側にあり、作業者が表示モニタによって放電電極棒13による融着接続の状況を監視しながら必要な操作を行えるように構成されている。さらに、装置本体7の上面には、融着接続される光ファイバ3の端部を覆って、この端部を風等から守るための風防カバー15が設けられており、この風防カバー15は奥に開くように構成されている。これは、光ファイバ3が装置本体7の前側から来るときに用いられるタイプの光ファイバ融着接続装置1として図示されている。
【0044】
次に、この発明の実施の形態の主要部を構成する光ファイバ把持装置9について図面を参照して説明する。なお、左右の光ファイバ把持装置9は左右対称にして同一構造である。
【0045】
図1を参照するに、この第1の実施の形態の光ファイバ把持装置17(図8の光ファイバ把持装置9に該当)としては、装置本体7に固定される把持台としての例えばクランプ台19と、このクランプ台19に光ファイバ3を挟んでクランプするための把持体としての例えばクランプ部材21と、から構成されている。
【0046】
上記のクランプ台19の上面には光ファイバ3をその軸線方向が左右方向に向けて載置され位置決めするための第1V溝部23と第2V溝部25が設けられている。前記第1V溝部23は光ファイバ3の頂部が第1V溝部23の上面より上に突出するV溝深さを有しており、前記第2V溝部25は光ファイバ3の頂部が第2V溝部25の上面より上に突出しないV溝深さを有している。この第2V溝部25は光ファイバ3のガイドとなるものである。
【0047】
また、クランプ部材21は底面が平面形状で、この底面には前記光ファイバ3の軸線方向とほぼ直交する方向に延伸された突起部27が設けられている。この突起部27が第1V溝部23から突出した光ファイバ3の頂部に接触して前記光ファイバ3が第1V溝部23内に押さえられる。
【0048】
なお、上記の突起部27は、クランプ部材21の底面に上述したように1本であっても、複数本であっても構わない。
【0049】
上記構成により、光ファイバ3がクランプ台19の第1V溝部23及び第2V溝部25にセットされるとき、第1V溝部23が光ファイバ3の長手方向に短く、第2V溝部25が長手方向に長いために、光ファイバ3が第2V溝部25でガイドされるので、光ファイバ3を第1V溝部23にセットし易いものである。
【0050】
また、光ファイバ3が第2V溝部25の途中で引っ掛かってクランプ外れが発生しても、クランプ部材21の突起部27が必ず光ファイバ3を第1V溝部23の底へ導くので、クランプ外れが防止される。
【0051】
また、光ファイバ3と接触する突起部27が光ファイバ3の軸線方向とほぼ直交方向に延伸されているので、図2に示されているように突起部27と光ファイバ3との接触面積が少ないため、摩擦が少なくなり、光ファイバ3の表面が傷付けられないように防止される。
【0052】
また、クランプ部材21をセラミックで製作すれば、突起部27の先端が摩耗することはない。
【0053】
なお、上記のクランプ部材21は多心テープ光ファイバの把持機構に使用可能となる。この場合は、上記の第1V溝部23及び第2V溝部25に該当する部分の断面形状が例えば台形状溝部に変更される必要がある。
【0054】
また、前述したクランプ部材21は突起部27が一体成形であるが、図3(A)に示されているように円柱形状の金属製もしくはセラミック製からなる突起部29がクランプ部材21に挿着されても構わない。この場合、クランプ部材21は前記突起部29以外の部分が樹脂製であることが望ましい。
【0055】
また、図3(B)に示されているように角柱形状の金属製もしくはセラミック製からなる突起部31がクランプ部材21に挿着されても構わない。この場合、クランプ部材21は前記突起部31以外の部分が樹脂製であることが望ましい。
【0056】
なお、上記の突起部29及び突起部31は、クランプ部材21の底面に上述したように1本であっても、複数本が設けられても構わない。
【0057】
上記構成により、金属製又はセラミック製からなる円柱形状の突起部29及び角柱形状の突起部31は樹脂製よりも耐摩耗性に優れている。また、金属製の円柱形状の突起部29及び角柱形状の突起部31の場合はセラミック製の場合より光ファイバ3の表面を傷付けることがない。さらに、クランプ部材21は突起部29及び突起部31以外の部分が樹脂製であるので低価格である。
【0058】
次に、この発明の第2の実施の形態の光ファイバ把持装置33(図8の光ファイバ把持装置9に該当)について図面を参照して説明する。なお、第1の実施の形態の光ファイバ把持装置17と同様の部材には同符号を付して説明する。
【0059】
図4(A)を参照するに、第2の実施の形態の光ファイバ把持装置33は、装置本体7に固定される把持台としての例えばクランプ台35と、このクランプ台35に光ファイバ3を挟んでクランプするための把持体としての例えばクランプ部材37と、から構成されている。
【0060】
上記のクランプ台35は、第1の実施の形態のクランプ台19と同様であるので詳しい説明は省略する。
【0061】
また、クランプ部材37は、前記第1V溝部23に載置された光ファイバ3の頂部を押さえて把持すべく底面39がほぼ平面形状をなすクランプ部41と、前記第2V溝部25に嵌合する傾斜面43を備えたガイド部45と、このガイド部45の底面を前記光ファイバ3の頂部に接触しないようにした非接触部47と、が備えられている。
【0062】
図4(B)を参照するに、把持体の他の実施の形態のクランプ部材49としてはクランプ部41の底面39に、第1V溝部23から突出した光ファイバ3の頂部に部分的に接触して押さえるべく前記光ファイバ3の軸線方向とほぼ直交する方向に延伸された突起部51が設けられている。この突起部51が第1V溝部23から突出した光ファイバ3の頂部に接触して前記光ファイバ3が第1V溝部23内に押さえられる。
【0063】
なお、上記のクランプ部材49の突起部51は、クランプ部41の底面39に上述したように1本であっても、複数本が設けられても構わない。
【0064】
上記構成により、光ファイバ3がクランプ台35の第1V溝部23及び第2V溝部25にセットされるとき、第1V溝部23が光ファイバ3の長手方向に短く、第2V溝部25が長手方向に長いために、光ファイバ3が第2V溝部25でガイドされるので、光ファイバ3を第1V溝部23にセットし易いものである。
【0065】
また、光ファイバ3が第2V溝部25の途中で引っ掛かってクランプ外れが発生しても、クランプ部材37のクランプ部41の底面39もしくはクランプ部材49のクランプ部41の突起部51が必ず光ファイバ3を第1V溝部23の底へ導くので、クランプ外れが防止される。
【0066】
また、クランプ部材37もしくはクランプ部材49の各ガイド部45の傾斜面43が第2V溝部25に嵌合し、しかもガイド部45の底面に非接触部47が設けられているので第2V溝部25にスムーズにガイドされる。その結果、クランプ部材37もしくはクランプ部材49の全体の荷重が第1V溝部23とクランプ部41の部分へ一定方向に集中させることができるので光ファイバ3の直進性が良い。
【0067】
また、クランプ部材49では、光ファイバ3と接触する突起部51が光ファイバ3の軸線方向とほぼ直交方向に延伸されているので、図5に示されているように突起部51と光ファイバ3との接触面積が少ないため、摩擦が少なくなり、光ファイバ3の表面が傷付けられないように防止される。
【0068】
また、クランプ部材37及びクランプ部材49を樹脂で製作すれば、光ファイバ3の表面が傷付けられないように防止され、しかも低価格となる。
【0069】
次に、この発明の第3の実施の形態の光ファイバ把持装置53について図面を参照して説明する。なお、第2の実施の形態の光ファイバ把持装置33とほぼ同様であるので、同じ部材には同符号を付して説明する。
【0070】
図6を参照するに、第3の実施の形態の光ファイバ把持装置53(図8の光ファイバ把持装置9に該当)は、装置本体7に固定される把持台としての例えばクランプ台55と、このクランプ台55に光ファイバ3を挟んでクランプするための把持体としての例えばクランプ部材57と、から構成されている。
【0071】
上記のクランプ台55は、前述した第2の実施の形態のクランプ台35と同様であるので詳しい説明は省略する。
【0072】
また、クランプ部材57は前述した第2の実施の形態のクランプ部材49とほぼ同様であり、異なる点としてはクランプ部材49の突起部51がクランプ部41と一体成形であるが、クランプ部材57は突起部59が円柱形状の金属製もしくはセラミック製からなり、前記突起部59以外の部分は樹脂製からなり、前記突起部59がクランプ部41の底面39に、第1V溝部23から突出した光ファイバ3の頂部に部分的に接触して押さえるべく前記光ファイバ3の軸線方向とほぼ直交する方向に延伸された状態で設けられている。上記の突起部59が第1V溝部23から突出した光ファイバ3の頂部に接触して前記光ファイバ3が第1V溝部23内に押さえられる。
【0073】
なお、上記のクランプ部材57の突起部59は、クランプ部41の底面39に上述したように1本であっても、複数本が設けられても構わない。
【0074】
この第3の実施の形態の光ファイバ把持装置53の作用は、前述した第2の実施の形態の光ファイバ把持装置33のクランプ台35とクランプ部材49との組み合わせの場合とほぼ同様である。しかし、異なる点は、金属製又はセラミック製の円柱形状の突起部59は樹脂製よりも耐摩耗性に優れている。また、金属製の円柱形状の突起部59の場合はセラミック製の場合より光ファイバ3の表面を傷付けることがない。さらに、クランプ部材57は突起部59以外の部分が樹脂製であるので低価格である。
【0075】
次に、この発明の第4の実施の形態の光ファイバ把持装置61について図面を参照して説明する。なお、第3の実施の形態の光ファイバ把持装置53と同様の部材には同符号を付して説明する。
【0076】
図7を参照するに、第4の実施の形態の光ファイバ把持装置61(図8の光ファイバ把持装置9に該当)は、装置本体7に固定される把持台としての例えばクランプ台63と、このクランプ台63に光ファイバ3を挟んでクランプするための把持体としての例えばクランプ部材65と、から構成されている。
【0077】
上記のクランプ台63は、前述した第3の実施の形態のクランプ台55と同様であるので詳しい説明は省略する。
【0078】
また、クランプ部材65は前述した第3の実施の形態のクランプ部材57とほぼ同様であり、異なる点としてはクランプ部材57の突起部59が円柱形状の金属製もしくはセラミック製で構成されているが、クランプ部材65の突起部67が角柱形状の金属製もしくはセラミック製で構成されていることである。
【0079】
前述した第3の実施の形態のクランプ台55と同様に、クランプ部材65は前記突起部67以外の部分は樹脂製でなり、2本の突起部67がクランプ部41の底面39に、第1V溝部23から突出した光ファイバ3の頂部に部分的に接触して押さえるべく前記光ファイバ3の軸線方向とほぼ直交する方向に延伸された状態で設けられている。上記の突起部67が第1V溝部23から突出した光ファイバ3の頂部に接触して前記光ファイバ3が第1V溝部23内に押さえられる。
【0080】
なお、上記のクランプ部材65の突起部67は、クランプ部41の底面39に1本であっても、上述したように複数本が設けられても構わない。
【0081】
この第4の実施の形態の光ファイバ把持装置61の作用は、前述した第3の実施の形態の光ファイバ把持装置53とほぼ同様であるので、詳しい説明は省略する。
【0082】
次に、この発明の実施の形態の光ファイバ突合わせ装置69について図面を参照して説明する。なお、前述した光ファイバ融着接続装置1と同様の部材には同符号を付して説明する。
【0083】
図10を参照するに、光ファイバ突合わせ装置69(光ファイバ軸合わせ装置)にも前述した光ファイバ融着接続装置1と同様に光ファイバ3どうしを突合わせて把持する光ファイバ把持装置9が備えられている。この光ファイバ突合わせ装置69としては単に光ファイバ3どうしの軸合わせを行うための装置であり、前述した光ファイバ融着接続装置1における放電電極13を含む融着接続機構11と、この融着接続機構11を保護する風防カバー15とが備えられていない。
【0084】
また、この光ファイバ突合わせ装置69に備えた光ファイバ把持装置9は、前述した第1〜第4の実施の形態の光ファイバ把持装置17,33,53,61と同様であるので詳細な説明は省略する。
【0085】
なお、この発明は前述した実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他の態様で実施し得るものである。
【0086】
【発明の効果】
以上のごとき発明の実施の形態の説明から理解されるように、請求項1、請求項4及び請求項7の発明によれば、光ファイバをクランプ台の第1V溝部及び第2V溝部にセットするとき、光ファイバを第2V溝部でガイドできるので、第1V溝部にセットし易くできる。
【0087】
また、光ファイバが第2V溝部の途中で引っ掛かってクランプ外れが発生しても、把持体のクランプ部により光ファイバを第1V溝部の底へ導くことができるので、クランプ外れを防止できる。
【0088】
また、把持体が備えるガイド部が第2V溝部に嵌合し且つガイド部の底面に非接触部を設けたので第2V溝部によりスムーズにガイドでき、把持体の全体の荷重を第1V溝部とクランプ部の部分へ一定方向に集中できるので光ファイバの直進性を良くできる。
【0089】
請求項2、請求項5及び請求項8の発明によれば、把持体が備えるクランプ部に設けた突起部を、光ファイバの軸線方向とほぼ直交方向に延伸したので、突起部と光ファイバとの接触面積が少ないため摩擦を少なくでき、光ファイバの表面に傷付けられることを防止できる。
【0090】
この場合、把持体を樹脂で製作することにより、光ファイバの表面に傷付けられることを防止でき、しかも低価格にできる。
【0091】
請求項3、請求項6及び請求項9の発明によれば、突起部が金属製又はセラミック製からなる円柱又は角柱とすることにより、樹脂製よりも耐摩耗性を向上できる。金属製の突起部はセラミック製の場合より光ファイバの表面を傷付けないようにできる。また、突起部以外の部分を樹脂製とすることにより低価格の把持体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施の形態の光ファイバ把持装置を示す斜視図である。
【図2】 図1の右側面図である。
【図3】 (A),(B)は、第1の実施の形態の光ファイバ把持装置の他の例を示す側面図である。
【図4】 (A)は、この発明の第2の実施の形態の光ファイバ把持装置を示す斜視図で、(B)はクランプ部材の他の例を示す斜視図である。
【図5】 図4の右側面図である。
【図6】 この発明の第3の実施の形態の光ファイバ把持装置を示す斜視図である。
【図7】 この発明の第4の実施の形態の光ファイバ把持装置を示す側面図である。
【図8】 この発明の実施の形態の光ファイバ融着接続装置で、風防カバーを開いた状態の平面図である。
【図9】 この発明の実施の形態の光ファイバ融着接続装置で、風防カバーを閉じた状態の平面図である。
【図10】 この発明の実施の形態の光ファイバ突合わせ装置の平面図である。
【図11】 従来の光ファイバ融着接続装置で、風防カバーを開いた状態の平面図である。
【図12】 (A)は従来の光ファイバ把持装置の斜視図で、(B)は光ファイバがクランプ外れを起こす状態説明図である。
【図13】 従来の他の光ファイバ把持装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 光ファイバ融着接続装置
3 光ファイバ
5 突合わせ部
7 装置本体
9 光ファイバ把持装置
11 融着接続機構
17 光ファイバ把持装置(第1の実施の形態の)
19 クランプ台(把持台)
21 クランプ部材(把持体)
23 第1V溝部
25 第2V溝部
27,29,31 突起部
33 光ファイバ把持装置(第2の実施の形態の)
35 クランプ台(把持台)
37 クランプ部材(把持体)
41 クランプ部
45 ガイド部
47 非接触部
49 クランプ部材(把持体)
51 突起部
53 光ファイバ把持装置(第3の実施の形態の)
55 クランプ台(把持台)
57 クランプ部材(把持体)
59 突起部
61 光ファイバ把持装置(第4の実施の形態の)
63 クランプ台(把持台)
65 クランプ部材(把持体)
67 突起部
69 光ファイバ突合わせ装置
Claims (9)
- 光ファイバ(3)どうしを突合わせ部(5)で突き合わせるべく前記光ファイバ(3)を把持台(35)と把持体(37)との間で把持する光ファイバ把持装置(33)において、
前記把持台(35)は、光ファイバ(3)を載置する際に前記光ファイバ(3)の頂部を突出せしめるV溝深さを有する第1V溝部(23)と、前記光ファイバ(3)の頂部が突出しないV溝深さを有する第2V溝部(25)と、を備えると共に、前記把持体(37)は、前記第1V溝部(23)に載置された光ファイバ(3)の頂部を押さえて把持すべくほぼ平面形状をなすクランプ部(41)と、前記第2V溝部(25)に嵌合するガイド部(45)と、このガイド部(45)の底面を前記光ファイバ(3)の頂部に接触しないようにした非接触部(47)と、を備えてなることを特徴とする光ファイバ把持装置。 - 前記把持体(37)が備えるクランプ部(41)に、前記第1V溝部(23)に載置された光ファイバ(3)の頂部を押さえて把持すべく前記光ファイバ(3)の軸線方向とほぼ直交方向に延伸した一本又は複数本の突起部(51)を備えてなることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ把持装置。
- 前記把持体(37)が樹脂製で、この把持体(37)が備える突起部(51)が円柱又は角柱をなす金属製又はセラミック製で構成してなることを特徴とする請求項2記載の光ファイバ把持装置。
- 光ファイバ(3)どうしを突合わせ部(5)で突き合わせるべく前記各光ファイバ(3)を把持台(35)と把持体(37)との間で把持する光ファイバ把持装置(33)を前記突合わせ部(5)の左右に備えた光ファイバ突合わせ装置において、
前記把持台(35)は、光ファイバ(3)を載置する際に前記光ファイバ(3)の頂部を突出せしめるV溝深さを有する第1V溝部(23)と、前記光ファイバ(3)の頂部が突出しないV溝深さを有する第2V溝部(25)と、を備えると共に、前記把持体(37)は、前記第1V溝部(23)に載置された光ファイバ(3)の頂部を押さえて把持すべくほぼ平面形状をなすクランプ部(41)と、前記第2V溝部(25)に嵌合するガイド部(45)と、このガイド部(45)の底面を前記光ファイバ(3)の頂部に接触しないようにした非接触部(47)と、を備えてなることを特徴とする光ファイバ突合わせ装置。 - 前記把持体(37)が備えるクランプ部(41)に、前記第1V溝部(23)に載置された光ファイバ(3)の頂部を押さえて把持すべく前記光ファイバ(3)の軸線方向とほぼ直交方向に延伸した一本又は複数本の突起部(51)を備えてなることを特徴とする請求項4記載の光ファイバ突合わせ装置。
- 前記把持体(37)が樹脂製で、この把持体(37)が備える突起部が円柱又は角柱をなす金属製又はセラミック製で構成してなることを特徴とする請求項5記載の光ファイバ突合わせ装置。
- 光ファイバ(3)どうしを突合わせ部(5)で突き合わせるべく前記光ファイバ(3)を把持台(63)と把持体(65)との間で把持する光ファイバ把持装置において、
前記把持台(63)は、光ファイバ(3)を載置する際に前記光ファイバ(3)の頂部を突出せしめるV溝深さを有する第1V溝部(23)と、前記光ファイバ(3)の頂部が突出しないV溝深さを有する第2V溝部(25)と、を備えると共に、前記把持体(65)は、前記第1V溝部(23)に載置された光ファイバ(3)の頂部を押さえて把持すべくほぼ平面形状をなすクランプ部(41)と、前記第2V溝部(65)に嵌合するガイド部(45)と、このガイド部(45)の底面を前記光ファイバ(3)の頂部に接触しないようにした非接触部(47)と、を備えてなることを特徴とする光ファイバ融着接続装置。 - 前記把持体(65)が備えるクランプ部(41)に、前記第1V溝部(23)に載置された光ファイバ(3)の頂部を押さえて把持すべく前記光ファイバ(3)の軸線方向とほぼ直交方向に延伸した一本又は複数本の突起部(67)を備えてなることを特徴とする請求項7記載の光ファイバ融着接続装置。
- 前記把持体(65)が樹脂製で、この把持体(65)が備える突起部(67)が円柱又は角柱をなす金属製又はセラミック製で構成してなることを特徴とする請求項8記載の光ファイバ融着接続装置。
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