JP4253400B2 - スノーチェーンの自己張力装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両タイヤに装着されるスノーチェーン、つまり滑り止め防止装置の自己張力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
雪、あられ、あるいは氷に覆われた路面を車両が走行する場合、路面に対するタイヤのグリップが小さいので、ハンドルをとられたり滑ったりして危険である。このような問題を解決するため、従来から一般的にスノーチェーンとして知られる滑り止め装置が用いられている。
【0003】
スノーチェーンは、通常車両の車輪上に装着され、路面上の雪や氷、あるいはその両方に食い込み、接地面のトラクション(traction) を増加させタイヤのグリップを良好なものにする。
【0004】
公知のように、スノーチェーンは通常2つの側面部材(チェーン、可撓ケーブル、スティールワイヤ、ロープ等)から構成されており、使用中は、それぞれ車輪の内面および外面でリング状に閉じられている。該側面部材は、多様に設けられたチェーンの一連部分により接続されることで接地面にトラクションを付与している。スノーチェーンは、テンショナと称される該部材の張力装置と共に、その全体が構成されている。
【0005】
通常、該張力装置は、チェーンあるいはチェーン引張チェーンの外側面の複数箇所で1つあるいは2つ以上のカムあるいはレバーにより固定される一連のフックが設けられた弾性リングから構成される。
【0006】
市場では、非常に簡単に素早く装着でき、ユーザーが怪我をする危険性が低く、チェーンの固定がより一層確実であり、車両タイヤあるいはその外輪の摩耗が少ない張力装置が切望されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のリング型張力装置では、多数のフックをチェーンの環に固定しなくてはならず、該固定作業は装着作業を複雑化するばかりでなく、作業中にチェーンが手から滑り落ちた場合、ユーザーが手に怪我をする可能性がある。
【0008】
一方、他の張力装置として、外側リング素子のチェーンにおける末端部から構成されるものが知られている。この末端部が滑り止めブロックに通されることで、ある一方向への該末端部に対するトラクションが付与され、その逆方向への動きが防止される。この構成の張力装置を用いる場合、ユーザーは、該チェーンの末端部を可能な限り引張り、滑り止め装置の外側リング素子に留め付ける。
【0009】
ところが、上記機構は、滑り止め装置に良好な張力をかけることができない。つまり、実際にはタイヤの底部に位置する内側リング素子と外側リング素子とを接続する部分のチェーンは、接地面に対向した状態にあるので、ほどよい張力をかけることが出来ない。
【0010】
結果として、ユーザーは運転を開始して100Mほど走行したところでチェーンの弛みを感じ、結局は破損を避けるため車両を停止し、いったん降車してチェーンを締め直さなければならない。
【0011】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、公知の張力装置の欠点を解消することにあり、装着後は最高水準の安全性で一定かつ継続的なチェーンの自己張力が維持されるスノーチェーンの自己張力装置を提供することにある。
【0012】
また、本発明の他の目的は、取扱いが極めて実用的かつ簡単で、ユーザーに対し安全な上記のようなスノーチェーンの自己張力装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明に係るスノーチェーン(2)の自己張力装置は、車輪(1)の外側面に取り付けられるリング状に閉鎖可能で、引っ張られることでチェーン(2)に張力をかける末端部(7)を有する外側素子(3)と、車輪(1)の内側面に取り付けられるリング状に閉鎖可能な内側素子とを備え、上記外側素子(3)と内側素子とは、車輪の接地面にトラクションを付与する複数の素子(10)によって接続されているスノーチェーン(2)の自己張力装置であって、上記課題を解決するために、以下の手段を講じたことを特徴としている。
【0014】
すなわち、収容ブロック(20)が外側素子(3)上に設けられ、前記収容ブロック(20)は、前記チェーン(2)の緩み方向ではなく、その逆の引締め方向のみに、前記末端部(7)をスライド可能にする戻り防止ブロック(5)内を前記末端部(7)が通過した後、前記末端部(7)を引き寄せ、引締め、および、保持できる弾性素子(21)を有することを特徴としている。
【0015】
上記構成において、自由末端部となる外側素子の末端部は、該末端部を一方向にのみ引っ張り、逆方向には引っ張らない戻り防止ブロックに通されている。このように、末端部が引っ張られることでチェーンに張力がかけられ、末端部が緩められると戻り防止ブロックがチェーンの弛みを防止する。
【0016】
また、外側素子には弾性素子を有する収容ブロックが設けられており、該弾性素子は、トラクションによりブロックから引き抜かれ、末端部の端に留め付けられる。ここで、弾性素子の弾性帰力により、弾性素子は、末端部と共に収容ブロックに戻り、これにより、スノーチェーンの自己張力が保証される。
【0017】
上記機構は極めて簡単かつ実用的であり、トラクションが弾性素子の戻りにより付与されるため、ユーザーは、例えば、弾性素子(21)のフックを末端部の端に留め付けるなどして、弾性素子(21)が、前記末端部(7)を引き寄せ、引締め、および、保持可能にするだけで良い。
【0018】
さらに、車両の走行が開始されると、弾性素子は、末端部に帰力を継続的に付与し続ける。従って、タイヤと路面との間に挟まれて、ほどよい張力がかけられていなかった部分のチェーンにも、さらに張力が加えられる。このように、車輪全体でチェーンに均一な張力がかけられるので、中心をあわせてバランスのとれた状態で、チェーンをタイヤに装着できる。
【0019】
従って、本発明の自己張力装置は、スノーチェーンの不適切な装着や、その結果、タイヤが上手く作動しないことによるタイヤの劣化あるいは破損を防止できる。
【0020】
請求項2の発明に係るスノーチェーン(2)の自己張力装置は、請求項1記載の発明の構成において、前記収容ブロック(20)は、前記弾性素子(21)が通過する迷路状の通路(33,30,35)を形成することを特徴としている。
【0021】
当該構成では、迷路状の通路(33,30,35)が形成されており、前記弾性素子は、この適切なスライド機構によって、前記末端部と共に収容ブロックの内部に戻る。したがって、極めて簡単かつ実用的な機構で、弾性素子の戻りによるトラクションを付与できる。さらに、収容ブロック(20)に単純な形状の通路が形成されている構成に比べて、収容ブロックの体積が同じ場合であっても、弾性素子(21)のスライド幅を延長でき、より大きなチェーン(2)の弛みを吸収できる。
【0022】
請求項3の発明に係るスノーチェーン(2)の自己張力装置は、請求項1または2記載の発明の構成において、前記弾性素子(21)は、前記収容ブロック(20)内部でプーリ(31,32)システムを経由することを特徴としている。
【0023】
当該構成では、プーリ(31、32)システムが設けられており、前記弾性素子(21)は、この適切なスライド機構によって、前記末端部と共に収容ブロックの内部に戻る。したがって、極めて簡単かつ実用的な機構で、弾性素子の戻りによるトラクションを付与できる。さらに、プーリを経由しない構成に比べて、弾性素子(21)のスライド幅を延長できるので、より大きなチェーン(2)の弛みを吸収できる。
【0024】
請求項4の発明に係るスノーチェーン(2)の自己張力装置は、請求項1、2または3記載の発明の構成において、前記弾性素子(21)は、第1の端に前記収容ブロック(20)の内部に設けられたシート(34)内で係止されるヘッド(41)を有することを特徴としている。
【0025】
当該構成では、ヘッド(41)とシート(34)とが係止されるので、簡単な構成で弾性素子(21)と収容ブロック(20)とを接続できる。
【0026】
請求項5の発明に係るスノーチェーン(2)の自己張力装置は、請求項1、2、3または4記載の発明の構成において、前記末端部(7)は、車輪(1)の縁部(8)との摩擦により縁部(8)が破損されないように、塑性チェーンあるいは軟らかい素材から構成されていることを特徴としている。なお、軟らかい素材で構成する場合、素材の軟らかさは、摩擦により縁部(8)が破損されない程度に設定される。
【0027】
当該構成では、前記末端部(7)が、塑性チェーンや、例えば、プラスチックなどの軟らかい素材で構成されているので、末端部(7)と車輪(1)の縁部(8)との間に摩擦が発生しても前記縁部(8)を破損しないスノーチェーン(2)の自己張力装置を実現できる。
【0028】
請求項6の発明に係るスノーチェーン(2)の自己張力装置は、請求項1、2、3、4または5記載の発明の構成において、前記戻り防止ブロック(5)は、リング状に閉鎖可能な外側素子(3)上に取り付けられていることを特徴としている。
【0029】
当該構成では、外側素子(3)の末端部(7)を通過させる戻り防止ブロック(5)が、外側素子(3)の他端にも接続されるので、車輪全体で、さらに均一な張力がチェーンにかけられ、中心をあわせてバランスのとれた状態で、チェーンをタイヤに装着できる。
【0030】
請求項7の発明に係るスノーチェーン(2)の自己張力装置は、請求項1、2、3、4、5または6記載の発明の構成において、前記戻り防止ブロック(5)は、前記リング状に閉鎖可能な外側素子(3)の一端と、タイヤの接地面に位置する前記素子(10)とに留め付けられることを特徴としている。
【0031】
当該構成では、戻り防止ブロック(5)が、タイヤの接地面に位置する前記素子(10)と、外側素子(3)の一端とに留め付けられるので、外側素子(3)のうち、特に、チェーン(2)の弛みが発生しやすい箇所(タイヤの接地面に位置する箇所)から弛みを取り除くことができる。したがって、車輪全体で、さらに均一な張力がチェーンにかけられ、中心をあわせてバランスのとれた状態で、チェーンをタイヤに装着できる。
【0032】
請求項8の発明に係るスノーチェーン(2)の自己張力装置は、請求項1、2、3、4、5、6または7記載の発明の構成において、前記戻り防止ブロック(5)は、バネ手段(14)に押し出されて前記端末部分(7)に押しつけられラチェットとして作用すると共に、チェーン(2)の緩み方向に前記末端部(7)をスライドさせるために手動操作可能なツメ(13)から構成されていることを特徴としている。
【0033】
当該構成によれば、ツメ(13)を手動操作することで、前記戻り防止ブロック(5)が前記末端部(7)を弛み方向にスライドできる。したがって、装着時には、戻り防止ブロック(5)が引締め方向のみに末端部(7)をスライドさせて、容易に装着できるにも拘わらず、取外ししやすいスノーチェーン(2)の自己張力装置を実現できる。
【0034】
【発明の実施の形態】
本発明による自己張力装置を添付図面を参照しながら説明する。
【0035】
図1および図2は、全体を参照符号2に示す滑り止め装置としてのスノーチェーンが装着された車両の車輪1を示す。
【0036】
チェーン2は、車輪の内側に輪つまりリング状に閉じられた素子(図示せず)と、車両の外側に輪つまりリング状に閉じられた素子3と、タイヤの接地面を横断する様に設けられ、前記外側の素子3および内側の素子を接続する滑り止めチェーン10の一連の部分とを備えている。
【0037】
外側のリング3の端4は、戻り防止ブロック5に留め付けられ、もう一方の端6は、チェーンの末端部7に接続されている。末端部7は、車輪の縁部8との摩擦による縁部8の破損を防止できるように、プラスチックなどの軟らかい素材や、例えば、塑性チェーンなど、その他の適切な素材から構成される。
【0038】
図3および図4により明確に示されるように、戻り防止ブロック5は、外側素子3の端4に留め付けられるフック9と、チェーン10の一部に留め付けられるフック11と、末端部7の通路の入口12とを備えている。また、ツメ13が15を支点として戻り止めブロック5に対し回転する。ツメ13は、バネ(バネ手段)14により押し出され、末端部7の連結部に押しつけられラチェットとして作用する。
【0039】
図3に示すように、実際には、末端部7は、矢印Fの方向にスライドし、該方向にトラクションが付与されると、矢印Rで示す反対方向へのスライディングが防止され、この作用によりチェーンの弛みが防止される。
【0040】
スノーチェーンの取外し時には、ツメ13の一端50にユーザーが圧力を加えれば良い。圧力を加えられたツメ13は、ピボット15を中心に回転し、末端部7の連結部の係止を開放する。従って、末端部7は、矢印Rの方向に引っ張られチェーン2が弛む。
【0041】
また、収容ブロック20が外側のリング素子3に設けられる。該収容ブロック20は、その一端が末端部7の自由端に留め付けられるフック22で終端された弾性ケーブル(弾性素子)21を有している。
【0042】
図4に示すように、収容ブロック20は、互いに鏡像の形に形成された2つの半シェル25・25’を備えている。半シェル25には、通路30により連結される円筒状シート28・29の中央にそれぞれ設けられた2つのピボット26・27が設けられている。シート28・29は、それぞれ中央に穴51・52を有しピボット26・27に対し回転可能な2つのプーリ31・32を受けとめる。プーリのレース(race)は、弾性ケーブル21を受けとめ、該ケーブル21がプーリに沿って曲がる際、該ケーブル21を誘導出来る大きさになっている。
【0043】
通路33の終端は、シート28から延長された幅広のブラインドシート34を形成している。半シェル25の通路35は、シート29から延長して形成されている。半シェル25は、上記構成要素の他に、もう一方の半シェル25’との固定手段を受けとめる複数の穴38を有している。
【0044】
半シェル25’は、半シェル25の鏡像をなす形となっている。図4では、半シェル25と同様の構成要素に対し同様の参照符号を付す。
【0045】
弾性ケーブル21の端40は、フック22に係合され、もう一方の端には、幅広シート34内で係止されるヘッド41が設けられている。図5に示すように、弾性ケーブル21は、ヘッド41を出発点として、通路33を抜けプーリ31に沿って曲がり、通路30を抜けプーリ32に沿って曲がり通路35を抜けて、フック22が留め付けられている端が半シェル25の外部に位置するように、半シェル25から突出している。ここで、半シェル25’は半シェル25に取り付けられ、収容ブロック20が形成される。
【0046】
チェーン2の装着時には、ユーザーは、フック22を掴み、弾性ケーブル21にトラクションを付与する。弾性ケーブル21は、プーリ31・32および通路33・30・35により形成された迷路(ラビリンス)に沿って弾力的に引き伸ばされる。この時、弾性ケーブル21は、最大限引き伸ばされた状態であり、図1に示すようにチェーンに弛みが残っているときに、フック22が末端部7の自由端に留め付けられる。
【0047】
チェーンの最初の引締めは、ユーザーの手作業およびケーブル21のトラクションによりなされ、ケーブル21の一部は、末端部7を共に引張りながら収容ブロック20内に戻る。このチェーンの最初の引締めは、部分的に作用するものである。これは、タイヤの接地面と路面とに挟まれた部分のチェーン10が引締められないからである。ユーザーが運転を開始すると、タイヤの接地面と路面とに挟まれた部分のチェーン10が開放される。ここで、弾性ケーブル21のトラクションが継続的に作用するので、末端部7には弾性ケーブル21により、さらに張力が加えられ、例えば図2に示すように、まだほどよく引き締められていなかった部分のチェーン10にも張力がかけられる。
【0048】
【発明の効果】
請求項1の発明に係るスノーチェーン(2)の自己張力装置は、以上のように、チェーン(2)に張力をかける末端部(7)を有する外側素子(3)上に、収容ブロック(20)が設けられ、前記収容ブロック(20)は、前記チェーン(2)の引締め方向のみに、前記末端部(7)をスライド可能にする戻り防止ブロック(5)内を前記末端部(7)が通過した後、前記末端部(7)を引き寄せ、引締め、および、保持できる弾性素子(21)を有する構成である。
【0049】
上記構成では、外側素子(3)の末端部(7)が弾性素子(21)により引っ張られることによって、チェーン(2)に張力がかけられ、末端部(7)が緩められると、戻り防止ブロック(5)がチェーン(2)の弛みを防止するので、スノーチェーン(2)の装着を容易できる。さらに、車両の走行が開始されると、弾性素子(21)は、末端部(7)に帰力を継続的に付与し続けるので、タイヤと路面との間に挟まれた部分にも、さらに張力が加えられる。これにより、スノーチェーンの不適切な装着や、その結果、タイヤが上手く作動しないことによるタイヤの劣化あるいは破損を防止できるという効果を奏する。
【0050】
請求項2の発明に係るスノーチェーン(2)の自己張力装置は、以上のように、請求項1記載の発明の構成において、前記収容ブロック(20)は、前記弾性素子(21)が通過する迷路状の通路(33,30,35)を形成する構成である。それゆえ、弾性素子(21)のスライド幅を延長でき、より大きなチェーン(2)の弛みを吸収できるという効果を奏する。
【0051】
請求項3の発明に係るスノーチェーン(2)の自己張力装置は、以上のように、請求項1または2記載の発明の構成において、前記弾性素子(21)は、前記収容ブロック(20)内部でプーリ(31,32)システムを経由する構成である。それゆえ、弾性素子(21)のスライド幅を延長できるので、より大きなチェーン(2)の弛みを吸収できるという効果を奏する。
【0052】
請求項4の発明に係るスノーチェーン(2)の自己張力装置は、以上のように、請求項1、2または3記載の発明の構成において、前記弾性素子(21)は、第1の端に前記収容ブロック(20)の内部に設けられたシート(34)内で係止されるヘッド(41)を有する構成である。当該構成では、ヘッド(41)とシート(34)とが係止されるので、簡単な構成で弾性素子(21)と収容ブロック(20)とを接続できるという効果を奏する。
【0053】
請求項5の発明に係るスノーチェーン(2)の自己張力装置は、以上のように、請求項1、2、3または4記載の発明の構成において、前記末端部(7)は、車輪(1)の縁部(8)との摩擦により縁部(8)が破損されないように、塑性チェーンあるいは軟らかい素材から構成されている構成である。それゆえ、末端部(7)と車輪(1)の縁部(8)との間に摩擦が発生しても前記縁部(8)を破損しないスノーチェーン(2)の自己張力装置を実現できるという効果を奏する。
【0054】
請求項6の発明に係るスノーチェーン(2)の自己張力装置は、以上のように、請求項1、2、3、4または5記載の発明の構成において、前記戻り防止ブロック(5)は、リング状に閉鎖可能な外側素子(3)上に取り付けられている構成である。
【0055】
当該構成では、外側素子(3)の末端部(7)を通過させる戻り防止ブロック(5)が、外側素子(3)の他端にも接続されるので、車輪全体で、さらに均一な張力がチェーンにかけられ、中心をあわせてバランスのとれた状態で、チェーンをタイヤに装着できるという効果を奏する。
【0056】
請求項7の発明に係るスノーチェーン(2)の自己張力装置は、以上のように、請求項1、2、3、4、5または6記載の発明の構成において、前記戻り防止ブロック(5)は、前記リング状に閉鎖可能な外側素子(3)の一端と、タイヤの接地面に位置する前記素子(10)とに留め付けられている構成である。
【0057】
当該構成では、戻り防止ブロック(5)が、タイヤの接地面に位置する前記素子(10)と、外側素子(3)の一端とに留め付けられるので、外側素子(3)のうち、特に、チェーン(2)の弛みが発生しやすい箇所(タイヤの接地面に位置する箇所)から弛みを取り除くことができるという効果を奏する。
【0058】
請求項8の発明に係るスノーチェーン(2)の自己張力装置は、以上のように、請求項1、2、3、4、5、6または7記載の発明の構成において、前記戻り防止ブロック(5)は、バネ手段(14)に押し出されて前記端末部分(7)に押しつけられラチェットとして作用すると共に、チェーン(2)の緩み方向に前記末端部(7)をスライドさせるために手動操作可能なツメ(13)から構成されている構成である。
【0059】
当該構成によれば、ツメ(13)を手動操作することで、前記戻り防止ブロック(5)が前記末端部(7)を弛み方向にスライドできる。したがって、装着時には、戻り防止ブロック(5)が引締め方向のみに末端部(7)をスライドさせて、容易に装着できるにも拘わらず、取外ししやすいスノーチェーン(2)の自己張力装置を実現できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すものであり、弾性素子が伸びておりタイヤに装着されたチェーンは弛んだ状態において、車輪の外側面から見た自己張力装置を示す正面図である。
【図2】図1と同様の自己張力装置を示すものであり、弾性素子が元の状態に戻り、タイヤに装着されたチェーンに張力がかけられた状態の自己張力装置を示す正面図である。
【図3】図1および図2の自己張力装置を詳細部に示す拡大図である。
【図4】図3の自己張力装置を示す部分展開図である。
【図5】本発明による上記装置の弾性素子が内部に収められた開状態の収容ブロックを示す平面図である。
【符号の説明】
1 車輪
2 チェーン
3 外側素子
5 戻り防止ブロック
7 末端部
8 縁部
10 素子
13 ツメ
14 バネ(バネ手段)
20 収容ブロック
21 弾性ケーブル(弾性素子)
30・33・35 通路
31・32 プーリ
34 シート
41 ヘッド

Claims (8)

  1. 車輪(1)の外側面に取り付けられるリング状に閉鎖可能で、チェーン(2)の緩み方向ではなく、その逆の引締め方向のみに、末端部(7)をスライド可能にする戻り防止ブロック(5)内を前記末端部(7)が通過した後、引っ張られることでチェーン(2)に張力をかける前記末端部(7)を有する外側素子(3)と、車輪(1)の内側面に取り付けられるリング状に閉鎖可能な内側素子とを備え、上記外側素子(3)と内側素子とは、車輪の接地面にトラクションを付与する複数の素子(10)によって接続されているスノーチェーン(2)の自己張力装置において
    収容ブロック(20)が外側素子(3)上に取り付けられ
    前記収容ブロック(20)は、シェル(25,25’)を備え
    前記シェル(25,25’)は、前記末端部(7)を引き寄せ、引締め、および、保持できる弾性素子(21)を有し、前記弾性素子(21)は、チェーン(2)の装着時に前記末端部(7)に留め付けられることを特徴とするスノーチェーン(2)の自己張力装置。
  2. 前記収容ブロック(20)は、前記弾性素子(21)が通過する迷路状の通路(33,30,35)を形成することを特徴とする請求項1に記載のスノーチェーン(2)の自己張力装置。
  3. 前記弾性素子(21)は、前記収容ブロック(20)内部でプーリ(31,32)システムを経由することを特徴とする請求項1または2に記載のスノーチェーン(2)の自己張力装置。
  4. 前記弾性素子(21)は、第1の端に前記収容ブロック(20)の内部に設けられたシート(34)内で係止されるヘッド(41)を有することを特徴とする請求項1、2または3に記載のスノーチェーン(2)の自己張力装置。
  5. 前記末端部(7)は、車輪(1)の縁部(8)との摩擦により縁部(8)が破損されないように、塑性チェーンあるいは軟らかい素材から構成されることを特徴とする請求項1、2、3または4に記載のスノーチェーン(2)の自己張力装置。
  6. 前記戻り防止ブロック(5)は、リング状に閉鎖可能な外側素子(3)上に取り付けられることを特徴とする請求項1、2、3、4または5に記載のスノーチェーン(2)の自己張力装置。
  7. 前記戻り防止ブロック(5)は、前記リング状に閉鎖可能な外側素子(3)の一端と、タイヤの接地面に位置する前記素子(10)とに留め付けられることを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6に記載のスノーチェーン(2)の自己張力装置。
  8. 前記戻り防止ブロック(5)は、バネ手段(14)に押し出されて前記末端部(7)に押しつけられラチェットとして作用すると共に、チェーン(2)の緩み方向に前記末端部(7)をスライドさせるために手動操作可能なツメ(13)から構成されることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6または7に記載のスノーチェーン(2)の自己張力装置。
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