JP4244278B2 - 船外機の操舵ハンドル装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、船外機のハンドルホルダに連結され、先端部にスロットルグリップを備えた操舵ハンドルに、船外機のチルトアップ及びチルトダウンを行うチルト装置を制御するチルトスイッチをスロットルグリップに近接して配設した、船外機の操舵ハンドル装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
かゝる船外機の操舵ハンドル装置は、例えば特許第2913228号公報に開示されているように、既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のかゝる船外機の操舵ハンドル装置では、操舵ハンドルに一体に成形されたスイッチ取り付け部にチルトスイッチを取り付けていた。
【0004】
ところで、船外機の種類によっては、操舵ハンドルにチルトスイッチを具備するものと、具備しないものとが存在するので、従来、船外機の製造工場では、チルトスイッチの有無に応じて少なくとも2種類の操舵ハンドルを用意していたが、これがコストの低減を妨げていた。
【0005】
本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたもので、チルトスイッチを持たない船外機にも操舵ハンドルを共通に使用可能にして、コストの低減に寄与し得る、前記船外機の操舵ハンドル装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、船外機のハンドルホルダに連結され、先端部にスロットルグリップを備えた操舵ハンドルに、船外機のチルトアップ及びチルトダウンを行うチルト装置を操作するチルトスイッチをスロットルグリップに近接して配設した、船外機の操舵ハンドル装置において、操舵ハンドルの下面に着脱可能に固着されるスイッチケースに、操舵ハンドルの側面よりも操縦者が位置する側に張り出していて斜め後ろ向きの後部斜面壁を有する張り出し部を形成し、この張り出し部の後部斜面壁の外面に開口するスイッチ取り付け孔にチルトスイッチを装着したことを第1の特徴とする。
【0007】
尚、前記スイッチ取り付け孔は、後述する本発明の実施例中の第1スイッチ取り付け孔30に対応する。
【0008】
この第1の特徴によれば、チルトスイッチは、スイッチケースの、操舵ハンドルの側面よりも操縦者側に張り出した張り出し部に装着されるので、視認性及び操作性が良好である。
【0009】
しかも上記スイッチケースは、操舵ハンドルの下面に対して着脱可能であるから、これを取り外した操舵ハンドルは、その外観を損ねることなく、チルトスイッチを具備しない船外機にも使用可能であり、したがって操舵ハンドルは、チルトスイッチを具備する船外機と、具備しない船外機とに共通に使用可能となり、コストの低減に寄与し得る。さらにチルトスイッチのスイッチ取り付け孔を上記張り出し部の斜め後ろ向きの後部斜面壁に開口させたので、操縦者は一方の手でスロットルグリップを把持したまゝで、他方の手により操作子を自然に押圧操作することができ、チルトスイッチの操作性がより向上する。
【0010】
また本発明は、第1の特徴に加えて、チルトスイッチの、スイッチ取り付け孔の開口部に臨む操作子を、チルト装置をチルトアップ側に作動するためのチルトアップ用上部押圧操作部と、チルト装置をチルトダウン側に作動するためのチルトダウン用下部押圧操作部とを上下に配置して構成したことを第2の特徴とする。
【0011】
この第2の特徴によれば、操作子のチルトアップ用上部押圧操作部とチルト装置のチルトアップ作動方向、操作子のチルトダウン用下部押圧操作部とチルト装置のチルトダウン作動方向をそれぞれ対応させたことで、チルトスイッチの誤操作を防ぐことができる
【0012】
さらに本発明は、第1又は第2の特徴に加えて、チルトスイッチを、その操作子が張り出し部の外面に没するように配置すると共に、この張り出し部の外面に、該操作子を操作する操縦者の指を受け入れる凹部を形成したことを第の特徴とする。
【0013】
この第の特徴によれば、スイッチケースの張り出し部外面に没したチルトスイッチの操作子は、通常は他物の接触を避けることができるにも拘らず、操縦者が凹部に指を入れることによりチルトスイッチを容易に操作することができる。
【0014】
さらにまた本発明は、第1〜第の特徴の何れかに加えて、スイッチケースの、操舵ハンドル直下の端壁に形成された第2のスイッチ取り付け孔にエンジン用スタータスイッチを装着したことを第の特徴とする。
【0015】
尚、前記第2のスイッチ取り付け孔は、後述する本発明の第2スイッチ取り付け孔32に対応する。
【0016】
この第の特徴によれば、スタータスイッチは、操舵ハンドルの下部に隠れることになり、他物の接触による誤作動を防ぐことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、添付図面に示す本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0018】
図1は本発明の操舵ハンドル装置を備えた船外機の側面図、図2は上記操舵ハンドル装置の拡大側面図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図3の4−4線拡大断面図、図5は図4の5−5線断面図、図6は図4の6−6線断面図、図7は図6の7矢視図である。
【0019】
尚、以下の説明における前後、左右とは、船外機1が取り付けられる船Sを基準にして言うものとする。
【0020】
先ず図1において、船外機1は、エクステンションケース3、このエクステンションケース3の下端面に結合されるギヤケース4、エクステンションケース3の上部に搭載されるエンジン5、このエンジン5を覆ってエクステンションケース3に結合されるエンジンフード6等を船外機本体2として備えており、ギヤケース4には、外端にプロペラ7を付設したプロペラ軸8が支承され、エンジン5の出力をこのプロペラ軸8に伝達する伝動装置9がエクステンションケース3及びギヤケース4内に配設される。
【0021】
エクステンションケース3の前部には、上下方向に延びるスイベル軸10を介してスイベルケース11が相対回動可能に連結され、このスイベルケース11に左右方向に延びるチルト軸12を介してスターンブラケット13が相対回動可能に連結される。このスターンブラケット13は、船SのトランサムStにクランプ手段14により固定される。その結果、船外機本体2は、スイベル軸10周りに左右回動することにより船Sの舵取りを行うことができ、またチルト軸12周りに上下回動することによりチルトアップ又はチルトダウンを行うことができる。船外機本体2及びスイベルケース11間には、船外機本体2をチルトアップ又はチルトダウンさせる公知の電動油圧式チルト装置(図示せず)が設けられる。
【0022】
図1及び図2に示すように、船外機本体2の上部前面にはハンドルホルダ15がボルトで固着され、このハンドルホルダ15に、左右方向に延びる枢軸16を介して棒状の操舵ハンドル17が取り付けられ、この操舵ハンドル17は、枢軸16の前方へ略水平に倒される使用位置Aと、枢軸の上方へ起立する格納位置Bとの間を回動し得るようになっている。
【0023】
図3及び図4において、操舵ハンドル17は、枢軸16に支持される合成樹脂製或いは軽合金製のハンドル本体18と、このハンドル本体18の先端部外周に回転可能に嵌装されるスロットルグリップ19とからなっており、このスロットルグリップ19は、ハンドル本体18内に配索されるスロットルケーブル20を介して前記エンジン5のスロットルバルブ(図示せず)に接続され、スロットルグリップ19の回転によりスロットルバルブを開閉するようになっている。
【0024】
ハンドル本体18には、スロットルグリップ19の基部近傍で左右方向一側壁に(図示例では通常、船Sの右舷側に位置を占める操縦者21に対応して右側壁に)、山形に隆起したスイッチ取り付け部22(図6も参照)が一体に形成され、このスイッチ取り付け部22の斜め後ろ向きの後部斜面壁22aにエンジンキルスイッチ23がナット24で取り付けられる。このエンジンキルスイッチ23は、その操作子23aを牽引することによりエンジン5の点火装置を不作動にして、エンジン5の運転を強制停止させるものである。
【0025】
図4及び図5に示すように、ハンドル本体18は、枢軸16に支持される基端部と、スロットルグリップ19が嵌装される先端部とを除いて下面を開放したコ字状断面をなしており、その下面に、グリップ19に近接して、合成樹脂製のスイッチケース25が複数のビス26,26…により着脱可能に固着される。
【0026】
スイッチケース25には、前記スイッチ取り付け部22の下部に重なるように、ハンドル本体18の一側面よりも船Sの右舷側に張り出した張り出し部25aが形成されている。この張り出し部25aは、斜め前向きの前部斜面壁25afと、斜め後ろ向きの後部斜面壁25arとからなっており、その後部斜面壁25arに開口するように第1スイッチ取り付け孔30が張り出し部25aに形成され、この第1スイッチ取り付け孔30に、前記チルト装置を制御するチルトスイッチ31が装着される。
【0027】
図6及び図7に示すように、チルトスイッチ31の、第1スイッチ取り付け孔30の開口部に臨む操作子31aは、チルト装置をチルトアップ側に作動するためのチルトアップ用上部押圧操作部31auと、チルト装置をチルトダウン側に作動するためのチルトダウン用下部押圧操作部31adとを上下に配置して、シーソー型に構成される。操作子31aは、操作されない自由状態では中立位置を保ってチルトスイッチ31をオフ状態にしている。
【0028】
このチルトスイッチ31は、操作子31aが後部斜面壁25arに没するように配置され、その操作子31aに他物が妄りに接触しないようになっている。この操作子31aを操作する操縦者の指を受け入れる凹部27が後部斜面壁25arに、その前縁から第1スイッチ取り付け孔30に亙って設けられる。
【0029】
図4及び図7に示すように、スイッチケース25には、また、ハンドル本体18の直下に位置する前端壁25bに開口する第2スイッチ取り付け孔32が設けられ、この第2スイッチ取り付け孔32にエンジン用スタータスイッチ33が装着される。このスタータスイッチ33は、その操作部が前端壁25bから没するように配置され、その操作部に他物が妄りに接触しないようになっている。
【0030】
次に、この実施例の作用について説明する。
【0031】
船Sの操縦者21は、通常、操舵ハンドル17より船Sの右舷側に位置を占めて、左手でスロットルグリップ19を握り、その回転角度により船外機1のエンジン回転速度、即ちプロペラ7の回転速度を加減しつゝ、操舵ハンドル17を左右に揺動して舵取りを行う。
【0032】
浅瀬の航走に際しては、左手でスロットルグリップ19を把持したまゝで、右手の親指でチルトスイッチ31の操作子31aのチルトアップ用上部押圧操作部31auを押すと、図示しないチルト装置がチルトアップ側に作動して、船外機本体2をチルトアップすることができ、これによりプロペラ7の水底との接触を回避する。チルトアップ用上部押圧操作部31auから指を放せば、操作子31aは中立位置に自動復帰して、チルトスイッチ31をオフ状態とするので、チルト装置は停止して、船外機本体2をそのときのチルトアップ状態に保持することができる。
【0033】
浅瀬を通り過ぎた後、今度は、チルトスイッチ31の操作子31aのチルトダウン用下部押圧操作部31adを押すと、チルト装置がチルトダウン側に作動して、船外機本体2をチルトダウンして、プロペラ7を所望の位置まで下げることができる。この場合も、チルトダウン用下部押圧操作部31adから指を放せば、操作子31aは中立位置に自動復帰して、チルトスイッチ31をオフ状態とするので、チルト装置は停止して、船外機本体2をそのときのチルトダウン状態に保持することができる。
【0034】
このように、操作子31aのチルトアップ用上部押圧操作部31auとチルト装置のチルトアップ作動方向、操作子31aのチルトダウン用下部押圧操作部31adとチルト装置のチルトダウン作動方向をそれぞれ対応させてあるから、チルトスイッチ31の誤操作を防ぐことができる。
【0035】
またチルトスイッチ31は、スイッチケース25の、操舵ハンドル17の、外側面から操縦者21側に張り出した張り出し部25aに装着されているので、視認性及び操作性が良好である。
【0036】
特に、チルトスイッチ31は、張り出し部25aの斜め後ろ向きの後部斜面壁25arに操作子31aを臨ませているから、操縦者21は左手でスロットルグリップ19を把持したまゝで、右手の親指で操作子31aを自然に押圧操作することができるいう、人間工学に適った合理的な配置となっている。
【0037】
さらにチルトスイッチ31の操作子31aは、上記後部斜面壁25arから没していて、通常は他物の接触を避けるようになっているが、上記後部斜面壁25arには、操縦者21の親指を受け入れる凹部27が形成されているので、操作子31aに対する親指操作を容易に行うことができる。
【0038】
またエンジン用スタータスイッチ33は、スイッチケース25の前端壁25bに装着されているので、操縦者21は左手でスロットルグリップ19を把持したまゝで、右手でスタータスイッチ33を容易に押圧操作することができる。しかも、このスタータスイッチ33は、操舵ハンドル17の下部に隠れているから、他物の接触による誤作動を防ぐことができる。
【0039】
ところで、チルトスイッチ31及びスタータスイッチ33が装着されるスイッチケース25は、ビス26,26…により操舵ハンドル17の下面に着脱可能に固着されるので、船外機1がチルトスイッチ31及びスタータスイッチ33を具備しない場合でも、スイッチケース25を取り外した操舵ハンドル17がそのまゝ使用することができる。したがって、操舵ハンドル17は、チルトスイッチ31及びスタータスイッチ33を具備する船外機と、具備しない船外機とに共通に使用することができるから、船外機の種類に応じて異なる操舵ハンドルを用意する必要がなくなり、コストの低減に寄与し得る。
【0040】
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、その要旨の範囲を逸脱することなく種々の設計変更が可能である。
【0041】
【発明の効果】
以上のように本発明の第1の特徴によれば、船外機のハンドルホルダに連結され、先端部にスロットルグリップを備えた操舵ハンドルに、船外機のチルトアップ及びチルトダウンを行うチルト装置を操作するチルトスイッチをスロットルグリップに近接して配設した、船外機の操舵ハンドル装置において、操舵ハンドルの下面に着脱可能に固着されるスイッチケースに、操舵ハンドルの側面よりも操縦者が位置する側に張り出した張り出し部を形成し、この張り出し部の外面に開口するスイッチ取り付け孔にチルトスイッチを装着したので、チルトスイッチの視認性及び操作性が良好となる。しかもスイッチケースは操舵ハンドルから取り外しが可能であるから、チルトスイッチを具備する船外機と、具備しない船外機とに共通に使用可能となり、コストの低減に寄与し得る。さらにチルトスイッチのスイッチ取り付け孔を、スイッチケースの張り出し部の斜め後ろ向きの後部斜面壁に開口させたので、操縦者は一方の手でスロットルグリップを把持したまゝで、他方の手により操作子を自然に押圧操作することができ、チルトスイッチの操作性がより向上する。
【0042】
また本発明の第2の特徴によれば、チルトスイッチの、スイッチ取り付け孔の開口部に臨む操作子を、チルト装置をチルトアップ側に作動するためのチルトアップ用上部押圧操作部と、チルト装置をチルトダウン側に作動するためのチルトダウン用下部押圧操作部とを上下に配置して構成したので、操作子のチルトアップ用上部押圧操作部とチルト装置のチルトアップ作動方向、操作子のチルトダウン用下部押圧操作部とチルト装置のチルトダウン作動方向がそれぞれ対応し、チルトスイッチの誤操作を防ぐことができる
【0043】
さらにまた本発明の第の特徴によれば、チルトスイッチを、その操作子が張り出し部の外面に没するように配置すると共に、この張り出し部の外面に、該操作子を操作する操縦者の指を受け入れる凹部を形成したので、チルトスイッチの操作子は、通常は他物の接触を避けることができるにも拘らず、操縦者が凹部に指を入れることによりチルトスイッチを容易に操作することができる。
【0044】
さらにまた本発明の第の特徴によれば、スイッチケースの、操舵ハンドル直下の端壁に形成された第2のスイッチ取り付け孔にエンジン用スタータスイッチを装着したので、スタータスイッチは、操舵ハンドルの下部に隠れることになり、他物の接触による誤作動を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の操舵ハンドル装置を備えた船外機の側面図。
【図2】 上記操舵ハンドル装置の拡大側面図。
【図3】 図2の3−3線断面図。
【図4】 図3の4−4線拡大断面図。
【図5】 図4の5−5線断面図。
【図6】 図4の6−6線断面図。
【図7】 図6の7矢視図。
【符号の説明】
1・・・・・・船外機
15・・・・・ハンドルホルダ
17・・・・・操舵ハンドル
19・・・・・スロットルグリップ
21・・・・・操縦者
25・・・・・スイッチケース
25a・・・・張り出し部
25ar・・・後部斜面壁
25b・・・・前端壁
30・・・・・スイッチ取り付け孔(第1スイッチ取り付け孔)
31・・・・・チルトスイッチ
31a・・・・操作子
31au・・・チルトアップ用上部押圧操作部
31ad・・・チルトダウン用下部押圧操作部
32・・・・・第2のスイッチ取り付け孔(第2スイッチ取り付け孔)
33・・・・・スタータスイッチ

Claims (4)

  1. 船外機(1)のハンドルホルダ(15)に連結され、先端部にスロットルグリップ(19)を備えた操舵ハンドル(17)に、船外機(1)のチルトアップ及びチルトダウンを行うチルト装置を制御するチルトスイッチ(31)をスロットルグリップ(19)に近接して配設した、船外機の操舵ハンドル装置において、
    操舵ハンドル(17)の下面に着脱可能に固着されるスイッチケース(25)に、操舵ハンドル(17)の側面よりも操縦者(21)が位置する側に張り出していて斜め後ろ向きの後部斜面壁(25ar)を有する張り出し部(25a)を形成し、この張り出し部(25a)の後部斜面壁(25ar)の外面に開口するスイッチ取り付け孔(30)にチルトスイッチ(31)を装着したことを特徴とする、船外機の操舵ハンドル装置。
  2. 請求項1記載の船外機の操舵ハンドル装置において、
    チルトスイッチ(31)の、スイッチ取り付け孔(30)の開口部に臨む操作子(31a)を、チルト装置をチルトアップ側に作動するためのチルトアップ用上部押圧操作部(31au)と、チルト装置をチルトダウン側に作動するためのチルトダウン用下部押圧操作部(31ad)とを上下に配置して構成したことを特徴とする、船外機の操舵ハンドル装置
  3. 請求項1又は2記載の船外機の操舵ハンドル装置において、
    チルトスイッチ(31)を、その操作子(31a)が張り出し部(25a)の外面に没するように配置すると共に、この張り出し部(25a)の外面に、該操作子(31a)を操作する操縦者(21)の指を受け入れる凹部(27)を形成したことを特徴とする、船外機の操舵ハンドル装置。
  4. 請求項1〜の何れかに記載の船外機の操舵ハンドル装置において、 スイッチケース(25)の、操舵ハンドル(17)直下の前端壁(25b)に形成された第2のスイッチ取り付け孔(32)にエンジン用スタータスイッチ(33)を装着したことを特徴とする、船外機の操舵ハンドル装置。
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