JP2913228B2 - 船外機 - Google Patents
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- throttle valve
- throttle
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 61
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 12
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 claims description 6
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 7
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
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- 238000010977 unit operation Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は船外機に関し、特に、船
外機本体をチルトアップした状態でスロットル弁を開い
たときに生じるエンジンの過回転を防止すべく、ブザー
等の信号発生手段を備えた船外機に関する。
外機本体をチルトアップした状態でスロットル弁を開い
たときに生じるエンジンの過回転を防止すべく、ブザー
等の信号発生手段を備えた船外機に関する。
【0002】
【従来の技術】船体の後部にスターンブラケットを介し
て取り付けられる船外機は、その本体が水平軸まわりに
上下揺動自在に支持され、浅瀬を走行する場合等に船外
機本体をチルトアップすることによりプロペラが水底に
接触することを防止している。
て取り付けられる船外機は、その本体が水平軸まわりに
上下揺動自在に支持され、浅瀬を走行する場合等に船外
機本体をチルトアップすることによりプロペラが水底に
接触することを防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、船外機本体
をチルトアップするとプロペラが水面に近づくため、ス
ロットル弁を開いてエンジンの出力を増加させるとプロ
ペラが空気を巻き込んでエンジンが空吹かし状態になる
場合がある。そこで、船外機本体がチルトアップしてい
る時にスロットル弁を一定開度以上に開いた場合、ブザ
ー等を作動させて運転者に知らせるようになっている。
をチルトアップするとプロペラが水面に近づくため、ス
ロットル弁を開いてエンジンの出力を増加させるとプロ
ペラが空気を巻き込んでエンジンが空吹かし状態になる
場合がある。そこで、船外機本体がチルトアップしてい
る時にスロットル弁を一定開度以上に開いた場合、ブザ
ー等を作動させて運転者に知らせるようになっている。
【0004】本発明は、上記船外機に装着される信号発
生手段等の取付けスペースを確保し且つその組付け作業
の煩雑さを解消することを目的とする。
生手段等の取付けスペースを確保し且つその組付け作業
の煩雑さを解消することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、スロットル弁を有するエンジンを備えて
水平揺動軸まわりに上下揺動し得るように支持された船
外機本体と、スロットル弁を開閉操作するスロットル弁
操作部と、このスロットル弁操作部の操作をスロットル
弁に伝達する伝達手段と、船外機本体に設けられて前記
スロットル弁操作部と伝達手段の少なくとも一部を支持
する舵取ハンドルと、船外機本体の揺動角を検出する揺
動角検出センサと、スロットル弁の開度を検出するスロ
ットル開度検出センサと、揺動角検出センサとスロット
ル開度検出センサの出力信号に基づいて作動する信号発
生手段とを備えてなる船外機であって、前記スロットル
開度検出センサと前記信号発生手段とを舵取ハンドルに
設けたことを第1の特徴とする。
に、本発明は、スロットル弁を有するエンジンを備えて
水平揺動軸まわりに上下揺動し得るように支持された船
外機本体と、スロットル弁を開閉操作するスロットル弁
操作部と、このスロットル弁操作部の操作をスロットル
弁に伝達する伝達手段と、船外機本体に設けられて前記
スロットル弁操作部と伝達手段の少なくとも一部を支持
する舵取ハンドルと、船外機本体の揺動角を検出する揺
動角検出センサと、スロットル弁の開度を検出するスロ
ットル開度検出センサと、揺動角検出センサとスロット
ル開度検出センサの出力信号に基づいて作動する信号発
生手段とを備えてなる船外機であって、前記スロットル
開度検出センサと前記信号発生手段とを舵取ハンドルに
設けたことを第1の特徴とする。
【0006】また本発明は前述の第1の特徴に加えて、
伝達手段が舵取ハンドルに設けたロッドを含み、このロ
ッドにスロットル開度検出センサを接続したことを第2
の特徴とする。
伝達手段が舵取ハンドルに設けたロッドを含み、このロ
ッドにスロットル開度検出センサを接続したことを第2
の特徴とする。
【0007】また本発明は前述の第1または第2の特徴
に加えて、舵取ハンドルが下方に開放した内部空間を備
え、この内部空間にスロットル開度検出センサと信号発
生手段を配設したことを第3の特徴とする。
に加えて、舵取ハンドルが下方に開放した内部空間を備
え、この内部空間にスロットル開度検出センサと信号発
生手段を配設したことを第3の特徴とする。
【0008】また本発明は前述の第3の特徴に加えて、
舵取ハンドルの内部空間を閉成する蓋部材にスロットル
開度検出センサと信号発生手段を支持したことを第4の
特徴とする。
舵取ハンドルの内部空間を閉成する蓋部材にスロットル
開度検出センサと信号発生手段を支持したことを第4の
特徴とする。
【0009】また本発明は、スロットル弁を有するエン
ジンを備えて水平揺動軸まわりに上下揺動し得るように
支持された船外機本体と、この船外機本体を上下揺動さ
せる油圧シリンダ装置と、この油圧シリンダ装置を作動
させる油圧シリンダ装置操作部と、スロットル弁を開閉
操作するスロットル弁操作部と、このスロットル弁操作
部の操作をスロットル弁に伝達する伝達手段と、船外機
本体に設けられて前記スロットル弁操作部と伝達手段の
少なくとも一部を支持する舵取ハンドルと、船外機本体
の揺動角を検出する揺動角検出センサと、スロットル弁
の開度を検出するスロットル開度検出センサと、揺動角
検出センサとスロットル開度検出センサの出力信号に基
づいて作動する信号発生手段とを備えてなる船外機であ
って、前記信号発生手段と油圧シリンダ装置操作部を舵
取ハンドルに設けたことを第5の特徴とする。
ジンを備えて水平揺動軸まわりに上下揺動し得るように
支持された船外機本体と、この船外機本体を上下揺動さ
せる油圧シリンダ装置と、この油圧シリンダ装置を作動
させる油圧シリンダ装置操作部と、スロットル弁を開閉
操作するスロットル弁操作部と、このスロットル弁操作
部の操作をスロットル弁に伝達する伝達手段と、船外機
本体に設けられて前記スロットル弁操作部と伝達手段の
少なくとも一部を支持する舵取ハンドルと、船外機本体
の揺動角を検出する揺動角検出センサと、スロットル弁
の開度を検出するスロットル開度検出センサと、揺動角
検出センサとスロットル開度検出センサの出力信号に基
づいて作動する信号発生手段とを備えてなる船外機であ
って、前記信号発生手段と油圧シリンダ装置操作部を舵
取ハンドルに設けたことを第5の特徴とする。
【0010】また本発明は前述の第5の特徴に加えて、
舵取ハンドルを船外機本体に対して上下揺動自在に支持
したことを第6の特徴とする。
舵取ハンドルを船外機本体に対して上下揺動自在に支持
したことを第6の特徴とする。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。
明する。
【0012】図1および図2に示すように、船外機本体
1の上部にはエンジンルーム2内にエンジンEが設けら
れる。エンジンルーム2は、エクステンションケース1
0側に固定的に設けられているアンダーケース2aと、
このアンダーケース2aに対して着脱自在なエンジンカ
バー2bとにより画成される。スロットル弁3を備えた
エンジンEに上下方向に配設されたクランクシャフト4
の下端には、同じく上下方向に配設された駆動軸5がギ
ヤ列6を介して接続され、その駆動軸5の下端にはベベ
ルギヤ機構7を介して後端にプロペラ8を有するプロペ
ラ軸9が接続される。前記駆動軸5はエクステンション
ケース10により覆われるとともに、前記ベベルギヤ機
構7とプロペラ軸9はエクステンションケース10の下
に接続するギヤケース11により覆われる。
1の上部にはエンジンルーム2内にエンジンEが設けら
れる。エンジンルーム2は、エクステンションケース1
0側に固定的に設けられているアンダーケース2aと、
このアンダーケース2aに対して着脱自在なエンジンカ
バー2bとにより画成される。スロットル弁3を備えた
エンジンEに上下方向に配設されたクランクシャフト4
の下端には、同じく上下方向に配設された駆動軸5がギ
ヤ列6を介して接続され、その駆動軸5の下端にはベベ
ルギヤ機構7を介して後端にプロペラ8を有するプロペ
ラ軸9が接続される。前記駆動軸5はエクステンション
ケース10により覆われるとともに、前記ベベルギヤ機
構7とプロペラ軸9はエクステンションケース10の下
に接続するギヤケース11により覆われる。
【0013】アンダーケース2aからは前方に向けてキ
ャリングハンドル12が突設され、そのキャリングハン
ドル12の左側面には、実線で示す使用状態と鎖線で示
す収納状態間で上下揺動可能な舵取ハンドル13が支持
されるとともに、その右側面にはエンジンEのシフトレ
バー14が設けられる。
ャリングハンドル12が突設され、そのキャリングハン
ドル12の左側面には、実線で示す使用状態と鎖線で示
す収納状態間で上下揺動可能な舵取ハンドル13が支持
されるとともに、その右側面にはエンジンEのシフトレ
バー14が設けられる。
【0014】エクステンションケース10の前方に設け
たスイベルケース15を介して船外機本体1を支持する
スターンブラケット16は、その上部に形成した溝部1
61 を船尾Sに係合させた状態でレバー17で操作され
る押しねじ18またはボルトにより固定される。
たスイベルケース15を介して船外機本体1を支持する
スターンブラケット16は、その上部に形成した溝部1
61 を船尾Sに係合させた状態でレバー17で操作され
る押しねじ18またはボルトにより固定される。
【0015】次に、図3〜図5に基づいて船外機本体1
の揺動支持機構について説明する。スターンブラケット
16は左右一対の側板162 を備え、両側板162 の上
端部間に水平に架設した水平揺動軸19に前記スイベル
ケース15の上端部が上下揺動可能に枢支される。スタ
ーンブラケット16の両側板162 の下端部間に水平に
架設したピン20とスイベルケース15に設けたピン2
1間には、油圧シリンダ装置22とその出力ロッド22
1 が接続される。油圧シリンダ装置22にはモータ23
および油圧ポンプ24が一体に設けられ、モータ23で
駆動される油圧ポンプ24の吐出油で油圧シリンダ装置
22から出力ロッド221 を伸長することにより、図5
に示すようにスイベルケース15は船外機本体1と共に
水平揺動軸19を中心として上方に揺動する。尚、エン
ジンカバー2bにはチルトハンドル21 が設けられ、油
圧シリンダ装置22が故障した場合等に船外機本体1を
人力でチルトアップさせる際に使用される。
の揺動支持機構について説明する。スターンブラケット
16は左右一対の側板162 を備え、両側板162 の上
端部間に水平に架設した水平揺動軸19に前記スイベル
ケース15の上端部が上下揺動可能に枢支される。スタ
ーンブラケット16の両側板162 の下端部間に水平に
架設したピン20とスイベルケース15に設けたピン2
1間には、油圧シリンダ装置22とその出力ロッド22
1 が接続される。油圧シリンダ装置22にはモータ23
および油圧ポンプ24が一体に設けられ、モータ23で
駆動される油圧ポンプ24の吐出油で油圧シリンダ装置
22から出力ロッド221 を伸長することにより、図5
に示すようにスイベルケース15は船外機本体1と共に
水平揺動軸19を中心として上方に揺動する。尚、エン
ジンカバー2bにはチルトハンドル21 が設けられ、油
圧シリンダ装置22が故障した場合等に船外機本体1を
人力でチルトアップさせる際に使用される。
【0016】船外機本体1は、アッパーマウント部26
とロアマウント部28とを介してスイベル軸25に連結
支持されている。すなわち、スイベルケース15の筒部
15 1 に回転自在に支持されたスイベル軸25の上下端
部には各々フレーム部が形成されており、上端側フレー
ム部にはそこから後方に延びる左右一対の軸部261 が
突設され、その軸部261 の後端部分にマウントラバー
27が装着されている。マウントラバー27は、例えば
軸部261 に沿った略円筒形状であり、この外径と一致
する収容凹部をエクステンションケース10側に設けて
互いに嵌合させる等の手段により、船外機本体1側とス
イベル軸25側とを弾性的に連結する。また、スイベル
軸25の下端側にはフレーム部としてのセンターハウジ
ング28 1 が設けられるとともに、そこから後方に且つ
エクステンションケース10の側方に回り込む左右一対
のカバー282 が備えられ、カバー282 とエクステン
ションケース10との間にマウントラバー29が装着さ
れている。マウントラバー29は、例えばプロペラ軸9
の軸線方向に対して直交する面を有する略直方体であ
り、この外形と一致する収容凹部をカバー282 とエク
ステンションケース10とに設け、挟持する格好で船外
機本体1側とスイベル軸25側とを弾性的に連結する。
尚、マウントラバー29は必要に応じてエクステンショ
ンケース10の前面とセンターハウジング281 との間
に追加することも可能である。
とロアマウント部28とを介してスイベル軸25に連結
支持されている。すなわち、スイベルケース15の筒部
15 1 に回転自在に支持されたスイベル軸25の上下端
部には各々フレーム部が形成されており、上端側フレー
ム部にはそこから後方に延びる左右一対の軸部261 が
突設され、その軸部261 の後端部分にマウントラバー
27が装着されている。マウントラバー27は、例えば
軸部261 に沿った略円筒形状であり、この外径と一致
する収容凹部をエクステンションケース10側に設けて
互いに嵌合させる等の手段により、船外機本体1側とス
イベル軸25側とを弾性的に連結する。また、スイベル
軸25の下端側にはフレーム部としてのセンターハウジ
ング28 1 が設けられるとともに、そこから後方に且つ
エクステンションケース10の側方に回り込む左右一対
のカバー282 が備えられ、カバー282 とエクステン
ションケース10との間にマウントラバー29が装着さ
れている。マウントラバー29は、例えばプロペラ軸9
の軸線方向に対して直交する面を有する略直方体であ
り、この外形と一致する収容凹部をカバー282 とエク
ステンションケース10とに設け、挟持する格好で船外
機本体1側とスイベル軸25側とを弾性的に連結する。
尚、マウントラバー29は必要に応じてエクステンショ
ンケース10の前面とセンターハウジング281 との間
に追加することも可能である。
【0017】スターンブラケット16の両側板162 に
は複数個(実施例では5個)のアジャスト孔163 が円
弧状に形成され、両側板162 の対向するアジャスト孔
16 3 間にアジャストピン30が装着される。前進走行
中にプロペラ8が発生するスラストにより船外機本体1
が水平揺動軸19を中心に船尾Sに接近する方向に揺動
すると、スイベルケース15の前面がアジャストピン3
0に当接し、前記スラストが船外機本体1からスターン
ブラケット16に伝達される。その際、アジャストピン
30の位置を調節することにより、船外機本体1のトリ
ム角を適切な大きさに調節することができる。
は複数個(実施例では5個)のアジャスト孔163 が円
弧状に形成され、両側板162 の対向するアジャスト孔
16 3 間にアジャストピン30が装着される。前進走行
中にプロペラ8が発生するスラストにより船外機本体1
が水平揺動軸19を中心に船尾Sに接近する方向に揺動
すると、スイベルケース15の前面がアジャストピン3
0に当接し、前記スラストが船外機本体1からスターン
ブラケット16に伝達される。その際、アジャストピン
30の位置を調節することにより、船外機本体1のトリ
ム角を適切な大きさに調節することができる。
【0018】図5に示すように、スイベルケース15の
一側にはチルトストップ部材31がピン32で枢支さ
れ、そのチルトストップ部材31の先端をスターンブラ
ケット16の上面に当接させることにより、船外機本体
1をチルトアップした状態に保持することができる。
一側にはチルトストップ部材31がピン32で枢支さ
れ、そのチルトストップ部材31の先端をスターンブラ
ケット16の上面に当接させることにより、船外機本体
1をチルトアップした状態に保持することができる。
【0019】スターンブラケット16の右側の側板16
2 の内面には、水平揺動軸19を中心とする船外機本体
1の揺動角を検出する揺動角検出センサ33が設けられ
る。揺動角検出センサ33の検出アーム331 はスプリ
ング34でスターンブラケット15に突設した検出片1
52 に当接する方向に付勢される。船外機本体1の揺動
角度が小さい通常走行状態、すなわちスイベルケース1
5の前面がアジャストピン30に当接するトリム調節範
囲にあるとき、前記揺動角検出センサ33の検出アーム
331 はスターンブラケット15の検出片152 により
スプリング34に抗して図3の実線位置に押圧され、O
FF位置となる。この状態から船外機本体1をチルトア
ップさせると、スイベルケース15の上昇に追随して検
出アーム331 は鎖線で示す位置まで揺動しON位置と
なる。スイベルケース15が更に上昇しても検出アーム
331 は検出片152 から離れて鎖線位置に取り残され
るため、揺動角検出センサ33はON位置に保持され
る。要するに、揺動角検出センサ33は船外機本体12
が揺動角が小さい時にOFF位置にあり、揺動角が所定
値を越えて増加するとON位置に切り換わる。
2 の内面には、水平揺動軸19を中心とする船外機本体
1の揺動角を検出する揺動角検出センサ33が設けられ
る。揺動角検出センサ33の検出アーム331 はスプリ
ング34でスターンブラケット15に突設した検出片1
52 に当接する方向に付勢される。船外機本体1の揺動
角度が小さい通常走行状態、すなわちスイベルケース1
5の前面がアジャストピン30に当接するトリム調節範
囲にあるとき、前記揺動角検出センサ33の検出アーム
331 はスターンブラケット15の検出片152 により
スプリング34に抗して図3の実線位置に押圧され、O
FF位置となる。この状態から船外機本体1をチルトア
ップさせると、スイベルケース15の上昇に追随して検
出アーム331 は鎖線で示す位置まで揺動しON位置と
なる。スイベルケース15が更に上昇しても検出アーム
331 は検出片152 から離れて鎖線位置に取り残され
るため、揺動角検出センサ33はON位置に保持され
る。要するに、揺動角検出センサ33は船外機本体12
が揺動角が小さい時にOFF位置にあり、揺動角が所定
値を越えて増加するとON位置に切り換わる。
【0020】次に、図6〜図11に基づいて舵取ハンド
ル13の構造を詳述する。舵取ハンドル13は下面が開
放した断面逆U字状のハンドル本体35を備え、その基
端部の側面に突設したボス351 が船外機本体1のアン
ダーケース2aに設けたキャリングハンドル12にゴム
ブッシュ36を介して回転自在に嵌合し、これにより舵
取ハンドル13は船外機本体に対して図1の実線位置と
鎖線位置に間で上下に揺動する。
ル13の構造を詳述する。舵取ハンドル13は下面が開
放した断面逆U字状のハンドル本体35を備え、その基
端部の側面に突設したボス351 が船外機本体1のアン
ダーケース2aに設けたキャリングハンドル12にゴム
ブッシュ36を介して回転自在に嵌合し、これにより舵
取ハンドル13は船外機本体に対して図1の実線位置と
鎖線位置に間で上下に揺動する。
【0021】舵取ハンドル13の先端にはスプリング3
8でガタ止めされた円筒状のスロットルグリップ37が
回転自在に支持される。一端をスロットルグリップ37
に固定された伝達手段としてのロッド39は舵取ハンド
ル13の内部を長手方向に延び、その先端部において軸
受40により支持される。ロッド39の中間部は割り溝
411 を有する合成樹脂製の調整ブロック41を貫通
し、その調整ブロック41を蝶ネジ412 で締め付けて
ロッド39の回転に適度の負荷を与えることにより、ス
ロットルグリップ37の操作力が調整される(図10参
照)。ロッド39の端に設けたプーリ42に巻き掛けた
ケーブル43はボス351 を貫通し、チューブ54にガ
イドされてエンジンEのスロットル弁3に接続される。
8でガタ止めされた円筒状のスロットルグリップ37が
回転自在に支持される。一端をスロットルグリップ37
に固定された伝達手段としてのロッド39は舵取ハンド
ル13の内部を長手方向に延び、その先端部において軸
受40により支持される。ロッド39の中間部は割り溝
411 を有する合成樹脂製の調整ブロック41を貫通
し、その調整ブロック41を蝶ネジ412 で締め付けて
ロッド39の回転に適度の負荷を与えることにより、ス
ロットルグリップ37の操作力が調整される(図10参
照)。ロッド39の端に設けたプーリ42に巻き掛けた
ケーブル43はボス351 を貫通し、チューブ54にガ
イドされてエンジンEのスロットル弁3に接続される。
【0022】舵取ハンドル13の下面中央部は、3本の
ボルト44で固定された蓋部材45で覆われる。蓋部材
45にはリミットスイッチよりなるスロットル開度検出
センサ46が設けられ、その検出片461 は戻しバネ4
7を介して前記ロッド39に固定したカム板48に当接
可能である。図11に示すようにカム板48は傾斜面4
81 を有しており、スロットルグリップ37の回転角が
小さいとき、すなわちスロットル開度が小さいときに
は、カム板48が検出片461 から離間してスロットル
開度検出センサ46はOFF位置となる(図11(A
1),(A2)参照)。また、スロットル弁3を開くべ
くスロットルグリップ37の回転角を所定値を越えて増
加させると、カム板48の傾斜面481 が検出片461
を押圧してスロットル開度検出センサ46をONさせる
(図11(B1),(B2)参照)。上述のように、ス
ロットルグリップ37に連動するロッド39によってス
ロットル開度検出センサ46を作動させているので、ス
ロットル開度の検出を簡単な構造で容易に行うことがで
きる。
ボルト44で固定された蓋部材45で覆われる。蓋部材
45にはリミットスイッチよりなるスロットル開度検出
センサ46が設けられ、その検出片461 は戻しバネ4
7を介して前記ロッド39に固定したカム板48に当接
可能である。図11に示すようにカム板48は傾斜面4
81 を有しており、スロットルグリップ37の回転角が
小さいとき、すなわちスロットル開度が小さいときに
は、カム板48が検出片461 から離間してスロットル
開度検出センサ46はOFF位置となる(図11(A
1),(A2)参照)。また、スロットル弁3を開くべ
くスロットルグリップ37の回転角を所定値を越えて増
加させると、カム板48の傾斜面481 が検出片461
を押圧してスロットル開度検出センサ46をONさせる
(図11(B1),(B2)参照)。上述のように、ス
ロットルグリップ37に連動するロッド39によってス
ロットル開度検出センサ46を作動させているので、ス
ロットル開度の検出を簡単な構造で容易に行うことがで
きる。
【0023】前記蓋部材45には船外機本体1を揺動さ
せる油圧シリンダ装置22を操作する油圧シリンダ装置
操作スイッチ49が設けられる。油圧シリンダ装置操作
スイッチ49の操作子491 は2方向に揺動自在であ
り、油圧シリンダ装置22を伸長および収縮させて船外
機本体1を上下に揺動させる2種類の信号を出力する。
せる油圧シリンダ装置22を操作する油圧シリンダ装置
操作スイッチ49が設けられる。油圧シリンダ装置操作
スイッチ49の操作子491 は2方向に揺動自在であ
り、油圧シリンダ装置22を伸長および収縮させて船外
機本体1を上下に揺動させる2種類の信号を出力する。
【0024】蓋部材45の内面に突設した3本の爪45
1 には、スロットル開度検出センサ46と油圧シリンダ
装置操作スイッチ49の間に位置するように信号発生手
段としてのブザー50が支持される。ブザー50の発音
部501 は蓋部材45に形成した円形の開口452 を介
して舵取ハンドル13の下面に臨んでいる。
1 には、スロットル開度検出センサ46と油圧シリンダ
装置操作スイッチ49の間に位置するように信号発生手
段としてのブザー50が支持される。ブザー50の発音
部501 は蓋部材45に形成した円形の開口452 を介
して舵取ハンドル13の下面に臨んでいる。
【0025】前記スロットル開度検出センサ46、油圧
シリンダ装置操作スイッチ49、およびブザー50を後
述の電気回路(図12参照)に接続するリード線は3本
のチューブ51,52,53の内部に挿通される。3本
のチューブ51,52,53はハンドル本体35の内部
で1本に束ねられ、ボス351 を貫通して船外機本体1
に導かれる。
シリンダ装置操作スイッチ49、およびブザー50を後
述の電気回路(図12参照)に接続するリード線は3本
のチューブ51,52,53の内部に挿通される。3本
のチューブ51,52,53はハンドル本体35の内部
で1本に束ねられ、ボス351 を貫通して船外機本体1
に導かれる。
【0026】図12に示すように、エンジンEのスター
タモータ55を作動させるスタータマグネット56に
は、シフトレバー14(図2参照)がニュートラル位置
にあるときにONするニュートラル検出スイッチ57
と、スタータスイッチ58が直列に接続される。したが
って、ニュートラル検出スイッチ57がON位置、すな
わちシフトレバー14がニュートラル位置にあるときに
スタータスイッチ58をONすると、スタータマグネッ
ト56が閉成してスタータモータ55が回転し、エンジ
ンEが始動される。
タモータ55を作動させるスタータマグネット56に
は、シフトレバー14(図2参照)がニュートラル位置
にあるときにONするニュートラル検出スイッチ57
と、スタータスイッチ58が直列に接続される。したが
って、ニュートラル検出スイッチ57がON位置、すな
わちシフトレバー14がニュートラル位置にあるときに
スタータスイッチ58をONすると、スタータマグネッ
ト56が閉成してスタータモータ55が回転し、エンジ
ンEが始動される。
【0027】前記ブザー50、スロットル開度検出セン
サ46、および揺動角検出センサ33にはトランジスタ
59が直列に接続される。トランジスタ59は制御ユニ
ット60によりスイッチングされ、シフトレバー14が
ニュートラル位置にあってニュートラル検出スイッチ5
7がONしているときには、トランジスタ59のベース
が接地されてブザー50は作動しない。またシフトレバ
ー14がフォワード位置あるいはリバース位置にあって
ニュートラル検出スイッチ57がOFFすることにより
トランジスタ59が導通し、且つスロットル開度検出セ
ンサ46と揺動角検出センサ33が共にONするとブザ
ー50が作動して信号音が発せられる。
サ46、および揺動角検出センサ33にはトランジスタ
59が直列に接続される。トランジスタ59は制御ユニ
ット60によりスイッチングされ、シフトレバー14が
ニュートラル位置にあってニュートラル検出スイッチ5
7がONしているときには、トランジスタ59のベース
が接地されてブザー50は作動しない。またシフトレバ
ー14がフォワード位置あるいはリバース位置にあって
ニュートラル検出スイッチ57がOFFすることにより
トランジスタ59が導通し、且つスロットル開度検出セ
ンサ46と揺動角検出センサ33が共にONするとブザ
ー50が作動して信号音が発せられる。
【0028】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用について説明する。
の作用について説明する。
【0029】通常の走行状態において、船外機本体1は
そのスイベルケース15がアジャストピン30に当接す
る略垂直姿勢で船尾Sに支持される。操縦者は舵取ハン
ドル13を握って船外機本体1をスイベル軸25まわり
に揺動させることにより左右への操舵を行うとともに、
シフトレバー14を操作して前後進を切り換え、また舵
取ハンドル13のスロットルグリップ37を回転させて
スロットル弁3を開閉することによりエンジンEの出力
を調整する。このとき船外機本体1は略垂直姿勢にあっ
て揺動角検出センサ33はその検出アーム331 がスイ
ベルケース15の検出片152 に押圧されてOFF位置
にあるため、ブザー50が作動することは無い。
そのスイベルケース15がアジャストピン30に当接す
る略垂直姿勢で船尾Sに支持される。操縦者は舵取ハン
ドル13を握って船外機本体1をスイベル軸25まわり
に揺動させることにより左右への操舵を行うとともに、
シフトレバー14を操作して前後進を切り換え、また舵
取ハンドル13のスロットルグリップ37を回転させて
スロットル弁3を開閉することによりエンジンEの出力
を調整する。このとき船外機本体1は略垂直姿勢にあっ
て揺動角検出センサ33はその検出アーム331 がスイ
ベルケース15の検出片152 に押圧されてOFF位置
にあるため、ブザー50が作動することは無い。
【0030】浅瀬を走行する場合にプロペラ8が水底に
接触することを防止するために、油圧シリンダ装置操作
スイッチ49の操作子491 を操作して油圧シリンダ装
置22を伸長すると、船外機本体1は水平揺動軸19を
中心にチルトアップする。このように船外機本体1がチ
ルトアップしたとき、スロットル弁3を開放してエンジ
ンEに出力を増加させるとプロペラ8が水面から空気を
吸い込み、エンジンEが空吹かし状態になる場合がある
ため、それを防止すべくブザー50で操縦者に信号が発
せられる。すなわち、船外機本体1がチルトアップする
と、揺動角検出センサ33はその検出アーム331 がス
イベルケース15の検出片152 から離間してON位置
となる。また、スロットル弁3を開放すべくスロットル
グリップ37を所定位置を越えて回転させると、ロッド
39に設けたカム板48の傾斜面481 が検出片461
を押圧してスロットル開度検出センサ46がON位置と
なる。このように走行中に揺動角検出センサ33とスロ
ットル開度検出センサ46が同時にON位置になるとブ
ザー50が作動し、操縦者にスロットルグリップ37を
緩めてエンジンEの出力を低下させるか、あるいは別案
として船外機本体1をチルトダウンさせるように信号が
発せられる。
接触することを防止するために、油圧シリンダ装置操作
スイッチ49の操作子491 を操作して油圧シリンダ装
置22を伸長すると、船外機本体1は水平揺動軸19を
中心にチルトアップする。このように船外機本体1がチ
ルトアップしたとき、スロットル弁3を開放してエンジ
ンEに出力を増加させるとプロペラ8が水面から空気を
吸い込み、エンジンEが空吹かし状態になる場合がある
ため、それを防止すべくブザー50で操縦者に信号が発
せられる。すなわち、船外機本体1がチルトアップする
と、揺動角検出センサ33はその検出アーム331 がス
イベルケース15の検出片152 から離間してON位置
となる。また、スロットル弁3を開放すべくスロットル
グリップ37を所定位置を越えて回転させると、ロッド
39に設けたカム板48の傾斜面481 が検出片461
を押圧してスロットル開度検出センサ46がON位置と
なる。このように走行中に揺動角検出センサ33とスロ
ットル開度検出センサ46が同時にON位置になるとブ
ザー50が作動し、操縦者にスロットルグリップ37を
緩めてエンジンEの出力を低下させるか、あるいは別案
として船外機本体1をチルトダウンさせるように信号が
発せられる。
【0031】前記スロットル開度検出センサ46、油圧
シリンダ装置操作スイッチ49、およびブザー50は予
め蓋部材45に組み付けられ、その蓋部材45をハンド
ル本体35の下面に3本のボルト44で取り付けている
ので、その舵取ハンドル13の組み立て作業が極めて簡
単に行われる。しかも、スロットル開度検出センサ4
6、油圧シリンダ装置操作スイッチ49、およびブザー
50は逆U字状断面を有するハンドル本体35の内部に
収納されるため、上方から落下する水飛沫から保護され
る。また、スロットル開度検出センサ46がスロットル
グリップ37およびロッド39の近傍に配設されている
のでスロットル開度の検出が容易に行われるだけでな
く、スロットル開度検出センサ46とブザー50の距離
が接近して配線の長さが短縮される。
シリンダ装置操作スイッチ49、およびブザー50は予
め蓋部材45に組み付けられ、その蓋部材45をハンド
ル本体35の下面に3本のボルト44で取り付けている
ので、その舵取ハンドル13の組み立て作業が極めて簡
単に行われる。しかも、スロットル開度検出センサ4
6、油圧シリンダ装置操作スイッチ49、およびブザー
50は逆U字状断面を有するハンドル本体35の内部に
収納されるため、上方から落下する水飛沫から保護され
る。また、スロットル開度検出センサ46がスロットル
グリップ37およびロッド39の近傍に配設されている
のでスロットル開度の検出が容易に行われるだけでな
く、スロットル開度検出センサ46とブザー50の距離
が接近して配線の長さが短縮される。
【0032】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものでなく、特許請求の範
囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の小設計
変更を行うことが可能である。
明は前記実施例に限定されるものでなく、特許請求の範
囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の小設計
変更を行うことが可能である。
【0033】例えば、油圧シリンダ装置22の代わりに
船外機本体1の重量を軽減するダンパーを装着し、船外
機本体1を手動で上下揺動させても良い。また、信号発
生手段としてブザー50に代えてチャイムやランプ等の
他の手段を用いることができる。
船外機本体1の重量を軽減するダンパーを装着し、船外
機本体1を手動で上下揺動させても良い。また、信号発
生手段としてブザー50に代えてチャイムやランプ等の
他の手段を用いることができる。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
は、スロットル開度検出センサと信号発生手段を舵取ハ
ンドルに設けたことにより、それらスロットル開度検出
センサと信号発生手段がスロットル弁操作部または伝達
手段の近傍に位置することになり、その結果スロットル
開度検出センサによるスロットル開度の検出が容易にな
るとともにスロットル開度検出センサと信号発生手段間
の配線を短縮することができる。また、スロットル弁操
作部、伝達手段、スロットル開度検出センサ、および信
号発生手段が全て舵取ハンドルに取付けられるので、舵
取ハンドルの小組みが可能となって組立が容易になる。
は、スロットル開度検出センサと信号発生手段を舵取ハ
ンドルに設けたことにより、それらスロットル開度検出
センサと信号発生手段がスロットル弁操作部または伝達
手段の近傍に位置することになり、その結果スロットル
開度検出センサによるスロットル開度の検出が容易にな
るとともにスロットル開度検出センサと信号発生手段間
の配線を短縮することができる。また、スロットル弁操
作部、伝達手段、スロットル開度検出センサ、および信
号発生手段が全て舵取ハンドルに取付けられるので、舵
取ハンドルの小組みが可能となって組立が容易になる。
【0035】また本発明の第2の特徴によれば、舵取ハ
ンドルに設けたロッドにスロットル開度検出センサを接
続したので、簡単な構成でスロットル開度の検出を行う
ことができる。
ンドルに設けたロッドにスロットル開度検出センサを接
続したので、簡単な構成でスロットル開度の検出を行う
ことができる。
【0036】また本発明の第3の特徴によれば、舵取ハ
ンドルに形成した下方に開放する内部空間にスロットル
開度検出センサと信号発生手段を配設したので、スロッ
トル開度検出センサと信号発生手段を水飛沫から保護す
ることができる。
ンドルに形成した下方に開放する内部空間にスロットル
開度検出センサと信号発生手段を配設したので、スロッ
トル開度検出センサと信号発生手段を水飛沫から保護す
ることができる。
【0037】また本発明の第4の特徴によれば、舵取ハ
ンドルの内部空間を閉成する蓋部材にスロットル開度検
出センサと信号発生手段を支持したので、舵取ハンドル
の小組みが可能となって組立が一層容易になる。
ンドルの内部空間を閉成する蓋部材にスロットル開度検
出センサと信号発生手段を支持したので、舵取ハンドル
の小組みが可能となって組立が一層容易になる。
【0038】また本発明の第5の特徴によれば、信号発
生手段と油圧シリンダ装置操作部を舵取ハンドルに設け
たので、信号発生手段からの信号を受けて船外機本体の
揺動角を調整すべく油圧シリンダ装置操作部を操作する
際に便利である。
生手段と油圧シリンダ装置操作部を舵取ハンドルに設け
たので、信号発生手段からの信号を受けて船外機本体の
揺動角を調整すべく油圧シリンダ装置操作部を操作する
際に便利である。
【0039】また本発明の第6の特徴によれば、舵取ハ
ンドルを船外機本体に対して上下揺動自在に支持したの
で、船外機本体を揺動させた時に舵取ハンドルが邪魔に
なることが無い。
ンドルを船外機本体に対して上下揺動自在に支持したの
で、船外機本体を揺動させた時に舵取ハンドルが邪魔に
なることが無い。
【図1】船外機の全体側面図
【図2】図1の2方向矢視図
【図3】図1の要部拡大図
【図4】図1の要部拡大図
【図5】揺動支持機構の作用説明図
【図6】図1の6−6線断面図
【図7】図6の7−7線断面図
【図8】舵取ハンドルの上面図
【図9】図8の9−9線断面図
【図10】図8の10−10線断面図
【図11】スロットル開度検出センサの作用説明図
【図12】電気回路図
1・・・・・・船外機本体 3・・・・・・スロットル弁 13・・・・・舵取ハンドル 19・・・・・水平揺動軸 22・・・・・油圧シリンダ装置 33・・・・・揺動角度検出センサ 37・・・・・スロットルグリップ(スロットル弁操作
部) 39・・・・・ロッド(伝達手段) 45・・・・・蓋部材 46・・・・・スロットル開度検出センサ 49・・・・・油圧シリンダ装置操作スイッチ(油圧シ
リンダ装置操作部) 50・・・・・ブザー(信号発生手段) E・・・・・・エンジン
部) 39・・・・・ロッド(伝達手段) 45・・・・・蓋部材 46・・・・・スロットル開度検出センサ 49・・・・・油圧シリンダ装置操作スイッチ(油圧シ
リンダ装置操作部) 50・・・・・ブザー(信号発生手段) E・・・・・・エンジン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 角田 正樹 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭63−68491(JP,A) 特開 昭63−38096(JP,A) 特開 昭62−80195(JP,A) 特開 平2−290796(JP,A) 特開 平2−231296(JP,A) 実開 平3−298(JP,U) 実開 昭63−196796(JP,U) 実開 昭56−168496(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G63H 20/12
Claims (6)
- 【請求項1】 スロットル弁(3)を有するエンジン
(E)を備えて水平揺動軸(19)まわりに上下揺動し
得るように支持された船外機本体(1)と、スロットル
弁(3)を開閉操作するスロットル弁操作部(37)
と、このスロットル弁操作部(37)の操作をスロット
ル弁(3)に伝達する伝達手段(39)と、船外機本体
(1)に設けられて前記スロットル弁操作部(37)と
伝達手段(39)の少なくとも一部を支持する舵取ハン
ドル(13)と、船外機本体(1)の揺動角を検出する
揺動角検出センサ(33)と、スロットル弁(3)の開
度を検出するスロットル開度検出センサ(46)と、揺
動角検出センサ(33)とスロットル開度検出センサ
(46)の出力信号に基づいて作動する信号発生手段
(50)とを備えてなる船外機であって、 前記スロットル開度検出センサ(46)と前記信号発生
手段(50)とを舵取ハンドル(13)に設けたことを
特徴とする船外機。 - 【請求項2】 伝達手段(39)が舵取ハンドル(1
3)に設けたロッドを含み、このロッドにスロットル開
度検出センサ(46)を接続したことを特徴とする、請
求項1記載の船外機。 - 【請求項3】 舵取ハンドル(13)が下方に開放した
内部空間を備え、この内部空間にスロットル開度検出セ
ンサ(46)と信号発生手段(50)を配設したことを
特徴とする、請求項1または2記載の船外機。 - 【請求項4】 舵取ハンドル(13)の内部空間を閉成
する蓋部材(45)にスロットル開度検出センサ(4
6)と信号発生手段(50)を支持したことを特徴とす
る、請求項3記載の船外機。 - 【請求項5】 スロットル弁(3)を有するエンジン
(E)を備えて水平揺動軸(19)まわりに上下揺動し
得るように支持された船外機本体(1)と、この船外機
本体(1)を上下揺動させる油圧シリンダ装置(22)
と、この油圧シリンダ装置(22)を作動させる油圧シ
リンダ装置操作部(49)と、スロットル弁(3)を開
閉操作するスロットル弁操作部(37)と、このスロッ
トル弁操作部(37)の操作をスロットル弁(3)に伝
達する伝達手段(39)と、船外機本体(1)に設けら
れて前記スロットル弁操作部(37)と伝達手段(3
9)の少なくとも一部を支持する舵取ハンドル(13)
と、船外機本体(1)の揺動角を検出する揺動角検出セ
ンサ(33)と、スロットル弁(3)の開度を検出する
スロットル開度検出センサ(46)と、揺動角検出セン
サ(33)とスロットル開度検出センサ(46)の出力
信号に基づいて作動する信号発生手段(50)とを備え
てなる船外機であって、 前記信号発生手段(50)と油圧シリンダ装置操作部
(49)を舵取ハンドル(13)に設けたことを特徴と
する船外機。 - 【請求項6】 舵取ハンドル(13)を船外機本体
(1)に対して上下揺動自在に支持したことを特徴とす
る、請求項5記載の船外機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3217324A JP2913228B2 (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 船外機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3217324A JP2913228B2 (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 船外機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0558393A JPH0558393A (ja) | 1993-03-09 |
JP2913228B2 true JP2913228B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=16702393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3217324A Expired - Fee Related JP2913228B2 (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 船外機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2913228B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003220998A (ja) * | 2002-01-29 | 2003-08-05 | Honda Motor Co Ltd | 船外機の操舵ハンドル装置 |
US8277266B2 (en) | 2010-05-13 | 2012-10-02 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Outboard motor and marine vessel including the same |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4901245B2 (ja) * | 2006-03-14 | 2012-03-21 | ヤマハ発動機株式会社 | 船舶推進装置及び船舶 |
JP2008279972A (ja) * | 2007-05-14 | 2008-11-20 | Yamaha Marine Co Ltd | 船外機 |
-
1991
- 1991-08-28 JP JP3217324A patent/JP2913228B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003220998A (ja) * | 2002-01-29 | 2003-08-05 | Honda Motor Co Ltd | 船外機の操舵ハンドル装置 |
US6729919B2 (en) | 2002-01-29 | 2004-05-04 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Steering handle device for outboard engine system |
US8277266B2 (en) | 2010-05-13 | 2012-10-02 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Outboard motor and marine vessel including the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0558393A (ja) | 1993-03-09 |
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