JPH11208589A - 船外機の操舵ハンドル - Google Patents

船外機の操舵ハンドル

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JPH11208589A
JPH11208589A JP10019427A JP1942798A JPH11208589A JP H11208589 A JPH11208589 A JP H11208589A JP 10019427 A JP10019427 A JP 10019427A JP 1942798 A JP1942798 A JP 1942798A JP H11208589 A JPH11208589 A JP H11208589A
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shift lever
steering handle
housing
throttle
outboard motor
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JP10019427A
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Takashi Kawai
隆司 川合
Hideto Arai
秀人 新井
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Yamaha Marine Co Ltd
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Sanshin Kogyo KK
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/04Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
    • F02B61/045Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines

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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操舵ハンドルに配置する各種操作部材のレイ
アウトを操船者の立場から工夫して、操作性や視認性を
向上させるようにする。 【解決手段】 船外機本体の上部に連結される操舵ハン
ドル30のハウジング30Aの先端部にスロットルグリ
ップ33が回動自在に取付けられた船外機21の操舵ハ
ンドル30において、上記操舵ハンドル30のハウジン
グ30Aの操船者側に向いた内側面に、スロットルグリ
ップ33の近傍で上方に立ち上がるシフトレバー34が
前後回動自在に枢着されて、このシフトレバー34の近
傍で前方のハウジング30Aの内側面に、使用頻度が比
較的多い操作部材40,41が配置されると共に、この
シフトレバー34の近傍で後方のハウジング30Aの内
側面に、使用頻度が比較的少ない操作部材42が配置さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船外機の操舵、ス
ロットル操作やシフト操作を行うための操舵ハンドルに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図8及び図9に示すように、船外
機1は推進ユニット2を有し、この推進ユニット2の上
部にはエンジン(不図示)が搭載され、下部にはエンジ
ンによって回転駆動されるプロペラ3が設けられている
(例えば、特開平7−81689号、特開平8−248
9号公報参照)。
【0003】この船外機1は船体4の後端部に取付けら
れるが、船体4の後尾板4aにはクランプブラケット5
が固定され、このクランプブラケット5にはスイベルブ
ラケット6がチルト軸7によって回動自在に枢着され、
このスイベルブラケット6には推進ユニット2が操舵軸
8回りに回動自在に枢着されている。
【0004】上記推進ユニット2の上部にはブラケット
11が固定され、このブラケット11には操舵ハンドル
10の基端部が軸12で上下回動可能に枢着され、この
操舵ハンドル10の先端部にはスロットルグリップ13
が回動自在に取付けられると共に、このスロットルグリ
ップ13の近傍の操舵ハンドル10の外側面にはシフト
レバー14が前後回動自在に枢着されている。このシフ
トレバー14とスロットルグリップ13との間の操舵ハ
ンドル10の下面にはトリム制御用スイッチ20が設け
られている。
【0005】上記操舵ハンドル10では、操舵ハンドル
10の操船者側と反対側に向いた外側面にシフトレバー
14が枢着されると共に、このシフトレバー10の前寄
りの操舵ハンドル10の下面にチルト制御用スイッチ2
0が設けられている。また、シフトレバー10の前寄り
の操舵ハンドル10の外側面にスロットルフリクション
調整つまみ15が設けられると共に、シフトレバー14
の前寄りの操舵ハンドル10の内側面にストップスイッ
チ16が設けられているものもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の操舵ハンドル10では、シフトレバー14、スロッ
トルフリクション調整つまみ15、ストップスイッチ1
6、チルト制御用スイッチ20等が操舵ハンドル10
に、さほどの考慮も無しにレイアウトされているに過ぎ
なかったから、操舵ハンドル10の内側面側の操船者の
操作性や視認性が必ずしも良くないという問題があっ
た。特に、シフトレバー14等が操舵ハンドル10の外
側面に配置されていると、船外機1の床置き時にシフト
レバー14等が床との間に挟まれて破損しやすい。
【0007】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、操舵ハンドルに配置する各種操作部
材のレイアウトを操船者の立場から工夫して、操作性や
視認性を向上させるようにした船外機の操舵ハンドルを
提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、船外機本体の上部に連結される操舵ハン
ドルのハウジングの先端部にスロットルグリップが回動
自在に取付けられた船外機の操舵ハンドルにおいて、上
記操舵ハンドルのハウジングの操船者側に向いた内側面
に、スロットルグリップの近傍で上方に立ち上がるシフ
トレバーが前後回動自在に枢着されて、このシフトレバ
ーの近傍で前方のハウジングの内側面に、使用頻度が比
較的多い操作部材が配置されると共に、このシフトレバ
ーの近傍で後方のハウジングの内側面に、使用頻度が比
較的少ない操作部材が配置されていることを特徴とする
船外機の操舵ハンドルを提供するものである。
【0009】本発明によれば、操舵ハンドルのハウジン
グの内側面(操船者側に向いた面)のスロットルグリッ
プ近傍に配置したシフトレバーに対して、この近傍で、
かつ前方のハウジングの内側面に、使用頻度が比較的多
い操作部材を配置し、この近傍で後方のハウジングの内
側面に、使用頻度が比較的少ない操作部材を配置するこ
とにより、シフトレバーを初めとする各種の操作部材の
全てが操舵ハンドルのハウジングの内側面(操船者側に
向いた面)に配置されることになる。
【0010】また、使用頻度が比較的多い操作部材(例
えば、スロットルフリクション調整つまみやチトリム制
御用のアップ・ダウンスイッチ)は、シフトレバーの近
傍で、かつ前方のハウジングの内側面に配置することに
より、スロットルグリップを握る操船者に近くなる。
【0011】請求項2のように、上記各操作部材は、上
記シフトレバーをニュートラルから前進又は後進に回動
操作したときに、操船者による操作が妨げられないシフ
トレバーの近傍に配置されている構成とすることができ
る。
【0012】請求項3のように、上記使用頻度が比較的
多い操作部材は、スロットルフリクション調整つまみや
チトリム制御用のアップ・ダウンスイッチであり、上記
使用頻度が比較的少ない操作部材は、ストップスイッチ
である構成とすることができる。
【0013】請求項4のように、上記スロットルフリク
ション調整つまみのほぼ真下のハウジングに、トリム制
御用のアップ・ダウンスイッチが内方向きに配置される
と共に、上記ストップスイッチの前寄りのハウジングの
内側面に、オイル残量と冷却水水温のワーニングランプ
が配置されている構成とすることができる。
【0014】請求項5のように、上記シフトレバーより
後方のハウジングの内側面に、外方へ偏平にへこませた
凹部が形成され、この凹部の内側面の後寄りに、内方に
向けて逆V字状に起き上がった膨出部が形成され、この
膨出部のシフトレバー側の傾斜面に上記ストップスイッ
チが配置されている構成とすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0016】図1及び図2に示すように、船外機21は
推進ユニット22を有し、この推進ユニット22の上部
のカウリング61内にはエンジン(不図示)が搭載さ
れ、下部にはエンジンによって回転駆動されるプロペラ
23が設けられている。
【0017】この船外機21は船体24の後端部に取付
けられるが、船体24の後尾板24aにはクランプブラ
ケット25が固定され、このクランプブラケット25に
はスイベルブラケット26がチルト軸27によって回動
自在に枢着され、このスイベルブラケット26には推進
ユニット22が操舵軸28回りに回動自在に枢着されて
いる。
【0018】上記推進ユニット22の前上部にはブラケ
ット31が固定され、このブラケット31には、前方か
ら後方に向けてL字状に折曲させた操舵ハンドル30の
ハンドルハウジング30Aの基端部30aが上下回動可
能に枢着されている。このハンドルハウジング30Aの
中心線Cは、推進ユニット22の幅方向の中心線C1に
対して外向きに折曲するように設定されていると共に、
推進ユニット22の水平方向の線C2に対して上向きに
折曲するように設定されている。
【0019】このハンドルハウジング30Aの先端部3
0bにはスロットルグリップ33が回動自在に取付けら
れると共に、このスロットルグリップ33の近傍のハン
ドルハウジング30Aの内側面(操船者(右舷)側の
面)には上方に立ち上がるシフトレバー34が前後回動
自在に枢着されている。
【0020】上記スロットルグリップ33とシフトレバ
ー34との間のハンドルハウジング30Aの内側面には
スロットルフリクション調整つまみ40が回動自在に枢
着され、このスロットルフリクション調整つまみ40の
ほぼ真下のハンドルハウジング30Aの下面には、図3
に示すようなトリム制御用のアップ・ダウンスイッチ4
1が内方向きに取付けられている。なお、このアップ・
ダウンスイッチ44は、チルト制御を兼用するものであ
っても良い。
【0021】上記ハンドルハウジング30Aのシフトレ
バー34の取付け部のやや後方位置と基端部30aとの
間の内側面には、外方へ偏平にへこませた凹部30cが
形成されて、この凹部30cによって、シフトレバー3
4の取付け部のやや後方位置と基端部30aとの間のハ
ンドルハウジング30Aの幅(厚み)Wが外方に細くな
っている。
【0022】このハンドルハウジング30Aの凹部30
cの内側面の後寄り位置には、内方に向けて所定の角度
で逆V字状に起き上がった膨出部30dが形成されて、
この膨出部30dのシフトレバー34側の傾斜面30e
にはストップスイッチ42が取付けられ、このストップ
スイッチ42には、操船者とを連結するカールコード4
3aを有するキルスイッチ43が脱着可能に装着され
る。また、この膨出部30dの前寄り位置の凹部30c
の内側面には、オイル残量と冷却水水温を表示するマー
ク44が貼り付けられ、このマーク44の真下には、そ
れぞれのワーニングランプ45が取付けられている。
【0023】図4(a)は上記ハンドルハウジング30
Aの下面カバー(不図示)を取り外した状態であり、こ
のハンドルハウジング30Aは、上面と内側面と外側面
とで逆U字状断面に形成されて、下面カバーを取付ける
ことにより四角形状の閉断面が形成され、このハンドル
ハウジング30A内にシフト機構とスロットル機構が組
み込まれている。なお、上記トリム制御用のアップ・ダ
ウンスイッチ41は、この下面カバーに取付けられてい
る。
【0024】図4(a)及び図5に示すように、上記シ
フト機構のシフトレバー34は、上記ハンドルハウジン
グ30Aの内側面から内方へ突出させたボス部30fの
貫通孔に、下部の軸部34aが回動自在に嵌合されると
共に、このハンドルハウジング30A内からはボス部3
0fの貫通孔にカムプレート35の軸部35aが回動自
在に嵌合されて、シフトレバー34の軸部34aに挿通
したボルト48をカムプレート35の軸部35aに螺合
して、シフトレバー34にカムプレート35を一体的に
固定している。
【0025】上記シフトレバー34は、上記スロットル
グリップ33の近傍で上方に立ち上がるように配置され
て、このシフトレバー34の上部は、図5(b)に詳細
に示したように、上記ハンドルハウジング30Aの上面
の上方を操舵ハンドル30のほぼ中心線C付近まで略く
字状にオーバーハングするように形成されている。ま
た、このシフトレバー34の上部は、図6に示すよう
に、シフトレバー34を前回動させて前進(F)にシフ
ト操作したとき、上記スロットルグリップ33の後端付
近に近接して臨むように形成されている。さらに、この
シフトレバー34の上部は、操船者がスロットルグリッ
プ33から指を離して、その拳をほぼ真っ直ぐにシフト
レバー34側に振ったときに、拳の中心部分が当接する
ようにオーバーハングされている。
【0026】図5に示したように、上記シフトレバー3
4は、アルミ合金製又は合成樹脂製の四角柱形状であ
り、その外表面には、上下方向に長い長方形状の凹段部
34bが形成され、この凹段部34bの内側面には、合
成樹脂製のブラケット80が複数のねじ81で固定され
ている。
【0027】このブラケット80は、その外面がシフト
レバー34の外表面よりも僅かに段落ちした状態になっ
ていて、上記各ねじ81の頭部は、ブラケット80の外
面より突出しないよう各凹部80aに沈められている。
このブラケット80の下部には、上記ボルト48の頭部
が遊嵌する係止穴80bが形成されると共に、中間部及
び上部の適所にも係止穴80bがそれぞれ形成されてい
る。
【0028】上記シフトレバー34の外表面の凹段部3
4bには、上記ブラケット80の外面に沿わせて軟質材
プレート(例えばゴム)82が嵌め込まれ、この軟質材
プレート82は、内面に形成した複数のフック部82a
をブラケット80の各係止穴80bにたわませながら嵌
め込むことにより、ブラケット80に係止固定されて、
ブラケット80の外面をカバーするようになる。この軟
質材プレート82の外面は、上記シフトレバー34の外
表面から僅かに突出するように設定されていて、シフト
レバー34の手触りにソフト感を与えるようにしてい
る。また、この軟質材プレート82の外面の手で触れる
上部には、滑り止め用の細かい凹凸部82bが縦横に形
成されている。
【0029】上記カムプレート35には、図4(b)に
示したように、シフトレバー34用の複数の節度凹部3
5bが形成されて、この節度凹部35bの1つに節度ば
ね49が係合することにより、シフトレバー34の前進
(F)、ニュートラル(N)、後進(R)の各回動操作
に節度を与えるようになる。図5(a)に示したよう
に、上記ハンドルハウジング30Aの上面には、シフト
レバー34の前進(F)、ニュートラル(N)、後進
(R)の各回動操作方向を表示したマーク53が貼り付
けられている。
【0030】上記カムプレート35には、後述するスロ
ットルシャフト37をハンドルハウジング30Aの上面
方向からオーバーハングして側方に突出するリンク軸部
(係合部材)35cが形成されて、このリンク軸部35
cには、図4(a)に示したように、上記推進ユニット
22に内蔵されたシフト装置に一端部が連結されたシフ
トケーブル51の他端部が連結されて、上記シフトレバ
ー34を前後回動操作することにより、このシフトレバ
ー34の回動をカムプレート35でシフトケーブル51
の直線運動に変換して、シフトケーブル51を介して推
進ユニット22内のシフト装置が前進(F)、ニュート
ラル(N)、後進(R)の各シフト状態に切り換えられ
る。
【0031】上記ハンドルハウジング30A内には、そ
の長さ方向に上記中心線Cに沿ってスロットルシャフト
37が配置されて、このスロットルシャフト37の先端
部は、ハンドルハウジング30Aの先端部30bから前
方に伸長するスロットルグリップ保持部30g内まで伸
長して、このスロットルグリップ保持部30g内で前軸
受け部材52により回動自在に支持されると共に、上記
スロットルシャフト37の後端部は、ハンドルハウジン
グ30Aの基端部30a付近まで伸長して、ハンドルハ
ウジング30A内で後軸受け部材53により回動自在に
支持される。このスロットルシャフト37は、上記スロ
ットルグリップ33の回動操作に連動して回動するよう
にスロットルグリップ33に連結されている。
【0032】上記スロットルグリップ33とシフトレバ
ー34との間のスロットルシャフト37にはフリクショ
ン部材54が係合されて、このフリクション部材54
は、具体的に図示しないが、上記スロットルフリクショ
ン調整つまみ40の回動操作により拡狭されて、スロッ
トルシャフト37の回動にフリクションを付与するよう
になる。
【0033】上記シフトレバー34のカムプレート35
の近傍のスロットルシャフト37には先端部を四角形状
に形成したストッパー38が固定されている。
【0034】上記ストッパー38は、カムプレート35
がシフトレバー34とともにニュートラル(N)に回動
しているときは、カムプレート35のリンク軸部(係合
部材)35cのほぼ真横に位置するように設定されて、
この状態でスロットルグリップ33を回動操作してスロ
ットル開度を大きくしようとしても、ストッパー38が
カムプレート35のリンク軸部(係合部材)35cに係
合して、スロットルグリップ33のスロットル操作を規
制するようになる(スロットル開度規制機構)。
【0035】また、ストッパー38は、カムプレート3
5がシフトレバー34とともに前進(F)又は後進
(R)に回動しているときは、スロットルグリップ33
を回動操作してスロットル開度を大きくしたとき、スト
ッパー38がカムプレート35のリンク軸部(係合部
材)35cに係合しないので、スロットルグリップ33
のスロットル操作が規制されなくなる。
【0036】このカムプレート35がシフトレバー34
とともに前進(F)又は後進(R)に回動している状態
で、上記スロットルグリップ33のスロットル操作の規
制以上のスロットル操作時に、シフトレバー34をニュ
ートラル(N)にシフト操作しようとした場合には、カ
ムプレート35のリンク軸部(係合部材)35cがスロ
ットルシャフト37とともに回動したストッパー38の
先端側面部に当接して、シフトレバー34をニュートラ
ル(N)にシフト操作できなくなる。
【0037】上記スロットルシャフト37のたわみを防
止するために、図4(a)にも示したように、ストッパ
ー38の近傍のスロットルシャフト37を当て止めで、
スロットルシャフト37の軸直交方向のたわみを規制す
る長方形状の板ばね材(たわみ規制部材)56が設けら
れている。
【0038】上記ハンドルハウジング30A内には、こ
の板ばね材56の後部を上方から嵌め込む凹段部30h
が形成され、この凹段部30hに板ばね材56の後部が
嵌め込まれて回り止めされた状態で、1本のボルト57
で板ばね材56の後部が凹段部30hに固定されてい
る、そして、この板ばね材56の先部で上記スロットル
シャフト37の外周を当て止めることにより、スロット
ルシャフト37のたわみが規制されるようになる。
【0039】図4(a)に示すように、上記後軸受け部
材53により回動自在に支持されたスロットルシャフト
37の後端部には、プーリー58が固定されて、このプ
ーリー58には、上記推進ユニット22に内蔵されたス
ロットル装置に一端部が連結されたスロットルケーブル
59の他端部が巻回連結されて、上記スロットルグリッ
プ33によりスロットルシャフト37が回動操作される
ことにより、このスロットルシャフト37の回動をプー
リー58でスロットルケーブル59の直線運動に変換し
て、スロットルケーブル59を介して推進ユニット22
内のスロットル装置のスロットルバルブの開度が調整さ
れる。
【0040】上記構成において、操舵ハンドル30のハ
ンドルハウジング30Aの内側面(操船者側に向いた
面)のスロットルグリップ33の近傍に配置したシフト
レバー34に対して、シフトレバー34の近傍の前方の
ハンドルハウジング30Aの内側面に、使用頻度が比較
的多いスロットルフリクション調整つまみ40やトリム
制御用のアップ・ダウンスイッチ41を配置し、このシ
フトレバー34の近傍の後方のハンドルハウジング30
Aの内側面に、使用頻度が比較的少ないストップスイッ
チ42を配置したから、シフトレバー34を初めとし
て、スロットルフリクション調整つまみ40、トリム制
御用のアップ・ダウンスイッチ41、ストップスイッチ
42、ワーニングランプ45等の全てが操舵ハンドル3
0のハンドルハウジング30Aの内側面(操船者側に向
いた面)に配置されることになるので、操作性や視認性
が向上する。
【0041】また、使用頻度が比較的多いスロットルフ
リクション調整つまみ40やトリム制御用のアップ・ダ
ウンスイッチ41は、シフトレバー34の近傍で、かつ
前方のハンドルハウジング30Aの内側面に配置したの
で、スロットルグリップ33を握る操船者に近くなっ
て、これら操作性や視認性が特に向上する。
【0042】さらに、上記スロットルフリクション調整
つまみ40、トリム制御用のアップ・ダウンスイッチ4
1、ストップスイッチ42、ワーニングランプ45等
は、シフトレバー34をニュートラルNから前進F又は
後進Rに回動操作したときに、操船者による操作が妨げ
られないシフトレバー34の近傍に配置したから、シフ
トレバー34の各シフト位置N,F,Rにおいて、スロ
ットルフリクション調整つまみ40、トリム制御用のア
ップ・ダウンスイッチ41、ストップスイッチ42、ワ
ーニングランプ45等の操作や視認に支障が生じないの
で、操作性や視認性がより向上する。
【0043】さらに、使用頻度が比較的多いスロットル
フリクション調整つまみ40やトリム制御用のアップ・
ダウンスイッチ41の操作性や視認性が特に向上すると
共に、使用頻度が比較的少ないストップスイッチ42の
誤操作が防止できるようになる。また、シフトレバー3
4が前進(F)シフトに前回動されている場合、シフト
レバー34がストップスイッチ42から前方に離れるよ
うになるので、ストップスイッチ42にキルスイッチ4
3を嵌めているときには、キルスイッチ43と操船者と
を連結するカールコード43a等がシフトレバー34に
引っ掛かるという不具合が防止できる。
【0044】さらにまた、スロットルフリクション調整
つまみ40のほぼ真下のハンドルハウジング30Aに、
トリム制御用のアップ・ダウンスイッチ41を内方向き
に配置すると共に、ストップスイッチ42の前寄りのハ
ンドルハウジング30Aの内側面に、オイル残量と冷却
水水温のワーニングランプ45を配置したから、スロッ
トルフリクション調整つまみ40とトリム制御用のアッ
プ・ダウンスイッチ41とを上下に近接配置していて
も、回転操作のスロットルフリクション調整つまみ40
とプッシュ操作のトリム制御用のアップ・ダウンスイッ
チ41とを誤操作するおそれがない。
【0045】また、シフトレバー34より後方のハンド
ルハウジング30Aの内側面に、外方へ偏平にへこませ
た凹部30cを形成し、この凹部30cの内側面の後寄
りに、内方に向けて逆V字状に起き上がった膨出部30
dを形成し、この膨出部30dのシフトレバー34側の
傾斜面30eにストップスイッチ42を配置したから、
V字状の膨出部30dによってストップスイッチ42が
操船者に向くようになるので、ストップスイッチ42の
操作性や視認性がより向上する。
【0046】さらに、この偏平な凹部30cによってハ
ンドルハウジング30Aの幅(厚み)Wが外方に細くな
るので、操舵ハンドル30を、基端部30a部を回動支
点として前方から後方へ180度で回動させて折り畳む
ような場合、この凹部30cでハンドルハウジング30
Aの内側面が推進ユニット22の上部のカウリング(エ
ンジン搭載部)61の外側面に干渉しなくなる。
【0047】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の船外機の操舵ハンドルは、操舵ハンドルのハウジン
グの内側面に配置したシフトレバーの前方のハウジング
の内側面に、使用頻度が比較的多い操作部材を配置し、
後方のハウジングの内側面に、使用頻度が比較的少ない
操作部材を配置するようにしたから、シフトレバーを初
めとする各種の操作部材の全てが操舵ハンドルのハウジ
ングの内側面(操船者側に向いた面)に配置されること
になるので、操作性や視認性が格段に向上するようにな
る。
【0048】また、使用頻度が比較的多い操作部材(例
えば、スロットルフリクション調整つまみやトリム制御
用のアップ・ダウンスイッチ)を、シフトレバーの近傍
で、かつ前方のハウジングの内側面に配置したので、ス
ロットルグリップを握る操船者に近くなって、これらの
操作部材の操作性や視認性が特に向上するようになる。
【0049】上記各操作部材を、シフトレバーをニュー
トラルから前進又は後進に回動操作したときに、操船者
による操作が妨げられないシフトレバーの近傍に配置し
ている構成とすると(請求項2)、シフトレバーの各シ
フト位置において各操作部材の操作や視認に支障が生じ
ないので、操作性や視認性がより向上するようになる。
【0050】上記使用頻度が比較的多い操作部材をスロ
ットルフリクション調整つまみやチトリム制御用のアッ
プ・ダウンスイッチとし、上記使用頻度が比較的少ない
操作部材をストップスイッチとすると(請求項3)、使
用頻度が比較的多い操作部材であるスロットルフリクシ
ョン調整つまみやトリム制御用のアップ・ダウンスイッ
チの操作性や視認性が特に向上すると共に、使用頻度が
比較的少ない操作部材であるストップスイッチの誤操作
が防止できるようになる。また、シフトレバーが前進シ
フトに前回動されている場合、シフトレバーがストップ
スイッチから前方に離れるようになるので、ストップス
イッチにキルスイッチを嵌めているときには、キルスイ
ッチと操船者とを連結するカールコード等がシフトレバ
ーに引っ掛かるという不具合が防止できるようになる。
【0051】上記スロットルフリクション調整つまみの
ほぼ真下のハウジングに、トリム制御用のアップ・ダウ
ンスイッチを内方向きに配置し、ストップスイッチの前
寄りのハウジングの内側面に、オイル残量と冷却水水温
のワーニングランプを配置している構成とすると(請求
項4)、スロットルフリクション調整つまみとトリム制
御用のアップ・ダウンスイッチとが上下に近接配置され
ていても、回転操作のスロットルフリクション調整つま
みとプッシュ操作のトリム制御用のアップ・ダウンスイ
ッチとを誤操作するおそれがなくなる。
【0052】上記シフトレバーより後方のハウジングの
内側面に凹部を形成し、この凹部の内側面に内方に向け
て逆V字状に形成した膨出部のシフトレバー側の傾斜面
にストップスイッチを配置した構成とすると(請求項
5)、V字状の膨出部によってストップスイッチが操船
者に向くようになるので、ストップスイッチの操作性や
視認性がより向上すると共に、偏平な凹部によってハウ
ジングの幅(厚み)が外方に細くなるので、操舵ハンド
ルを前方から後方へ180度で回動させて折り畳むよう
な場合、この凹部でハウジングの内側面が推進ユニット
の上部のカウリング(エンジン搭載部)の外側面に干渉
しなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の操舵ハンドルを備えた船外機の側面
図である。
【図2】 図1の平面図である。
【図3】 操舵ハンドルの内面側の側面図である。
【図4】 (a) はハンドルカバーを外した操舵ハン
ドルの下面図、(b)はスロットルフリクション調整つ
まみの節度部の要部正面図である。
【図5】 (a)はシフトレバーの平面図、(b)はシ
フトレバーの側面断面図である。
【図6】 (a)はシフトレバーを前進にシフトした操
舵ハンドルの平面図、(b)は(a)の側面図である。
【図7】 (a)はシフトレバーを後進にシフトした操
舵ハンドルの平面図、(b)は(a)の側面図である。
【図8】 従来の操舵ハンドルを備えた船外機の側面図
である。
【図9】 図8の平面図である。
【符号の説明】
21 船外機 30 操舵ハンドル 30A ハンドルハウジング 33 スロットルグリップ 34 シフトレバー 40 スロットルフリクション調整つまみ 41 アップ・ダウンスイッチ 42 ストップスイッチ 45 ワーニングランプ 61 カウリング

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船外機本体の上部に連結される操舵ハン
    ドルのハウジングの先端部にスロットルグリップが回動
    自在に取付けられた船外機の操舵ハンドルにおいて、 上記操舵ハンドルのハウジングの操船者側に向いた内側
    面に、スロットルグリップの近傍で上方に立ち上がるシ
    フトレバーが前後回動自在に枢着されて、このシフトレ
    バーの近傍で前方のハウジングの内側面に、使用頻度が
    比較的多い操作部材が配置されると共に、このシフトレ
    バーの近傍で後方のハウジングの内側面に、使用頻度が
    比較的少ない操作部材が配置されていることを特徴とす
    る船外機の操舵ハンドル。
  2. 【請求項2】 上記各操作部材は、上記シフトレバーを
    ニュートラルから前進又は後進に回動操作したときに、
    操船者による操作が妨げられないシフトレバーの近傍に
    配置されている請求項1に記載の船外機の操舵ハンド
    ル。
  3. 【請求項3】 上記使用頻度が比較的多い操作部材は、
    スロットルフリクション調整つまみやトリム制御用のア
    ップ・ダウンスイッチであり、上記使用頻度が比較的少
    ない操作部材は、ストップスイッチである請求項1又は
    請求項2に記載の船外機の操舵ハンドル。
  4. 【請求項4】 上記スロットルフリクション調整つまみ
    のほぼ真下のハウジングに、トリム制御用のアップ・ダ
    ウンスイッチが内方向きに配置されると共に、上記スト
    ップスイッチの前寄りのハウジングの内側面に、オイル
    残量と冷却水水温のワーニングランプが配置されている
    請求項3に記載の船外機の操舵ハンドル。
  5. 【請求項5】 上記シフトレバーより後方のハウジング
    の内側面に、外方へ偏平にへこませた凹部が形成され、
    この凹部の内側面の後寄りに、内方に向けて逆V字状に
    起き上がった膨出部が形成され、この膨出部のシフトレ
    バー側の傾斜面に上記ストップスイッチが配置されてい
    る請求項3又は請求項4に記載の船外機の操舵ハンド
    ル。
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