JP2004189094A - 船外機 - Google Patents

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吉彦 岡部
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Abstract

【課題】より使い易いマニュアルハンドルを備える。
【解決手段】船体15に搭載される推進ユニット2に、動力伝達機構を介してプロペラ10を回転駆動するエンジン7と、動力伝達機構を前進、後進、中立に切り換えるシフトレバー60と、航走方向を変える操舵操作を行なうマニュアルハンドル21と、このマニュアルハンドル21のハウジング70の先端部に回動自在に取付けられたスロットルグリップ23とを備える船外機1において、スロットルグリップ23を所定の位置に保持するスロッ卜ルフリクション24をハンドル先端部に配置している。
【選択図】図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、船体に搭載される推進ユニットの操舵、スロットル操作やシフト操作を行うためのマニュアルハンドルを備える船外機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図6及び図7に示すように、船外機100は推進ユニット101を有し、この推進ユニット101の上部にはエンジン102が搭載され、下部にはエンジン102によって回転駆動されるプロペラ103が設けられている(例えば、特許文献1)。
【0003】
この船外機100は船体104の後端部に取付けられるが、船体104の後尾板104aにはクランプブラケット105が固定され、このクランプブラケット105にはスイベルブラケツト106がチルト軸107によって回動自在に枢着され、このスイベルブラケット106には推進ユニット101が操舵軸108回りに回動自在に枢着されている。
【0004】
チルト軸107の上部にはステアリングブラケット111が固定され、このステアリングブラケット111にはマニュアルハンドル110の基端部が軸112で上下回動可能に枢着されている。このマニュアルハンドル110の先端部には、スロットルグリップ113が回動自在に取付けられると共に、このスロットルグリップ113の近傍のマニュアルハンドル110の外側面にはシフトレバー114が前後回動自在に枢着されている。
【0005】
このマニュアルハンドル110では、マニュアルハンドル110の操船者側と反対側に向いた外側面にシフトレバー114が枢着されると共に、シフトレバー114の前寄りのマニュアルハンドル110の外側面にスロットルフリクション115が設けられると共に、シフトレバー114の前寄りのマニュアルハンドル110の後部にストップスイッチ116が設けられているものもある。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−208589号公報(第1頁〜8頁、図1、図8、図9)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のマニュアルハンドル110では、シフトレバー114、スロットルフリクション115、ストップスィッチ116等がマニュアルハンドル110に、さほどの考慮も無しにレイアウトされているに過ぎなかったから、マニュアルハンドル110の操船者の操作性が必ずしも良くないという問題があつた。
【0008】
特に、スロッ卜ルフリクション115が左舷側にあり身体をよじらないと使えない。また、ス卜ップスイッチ116についているランヤードのケーブルがスロッ卜ル操作時シフ卜と干渉するおそれがある。
【0009】
この発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、より使い易いマニュアルハンドルを備える船外機を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。
【0011】
請求項1に記載の発明は、船体に搭載される推進ユニットに、動力伝達機構を介してプロペラを回転駆動するエンジンと、前記動力伝達機構を前進、後進、中立に切り換えるシフトレバーと、航走方向を変える操舵操作を行なうマニュアルハンドルと、このマニュアルハンドルのハウジングの先端部に回動自在に取付けられたスロットルグリップとを備える船外機において、
前記スロットルグリップを所定の位置に保持するスロッ卜ルフリクションをハンドル先端部に配置したことを特徴とする船外機である。
【0012】
この請求項1に記載の発明によれば、スロットルグリップを所定の位置に保持するスロッ卜ルフリクションをハンドル先端部に配置したことで、マニュアルハンドルにて運転中、身体を動かさなくてもスロットルグリップを回している手(片手)又は反対側の手でもスロッ卜ルフリクションを効かせることができる。
【0013】
請求項2に記載の発明は、前記スロッ卜ルフリクションは、前記スロットルグリップの円筒内に配置される固定軸に回転により軸方向に移動可能に螺着される取付部と、前記軸方向の移動により前記スロットルグリップの円筒内壁のテーパ孔部に圧接するテーパ軸部と、前記スロットルグリップの先端から突出する操作部とを有することを特徴とする請求項1に記載の船外機である。
【0014】
この請求項2に記載の発明によれば、スロットルグリップが取付部と、テーパ軸部と、操作部とを有することで、操作部により容易に回転させることができ、この回転で取付部が軸方向に移動してテーパ部がスロットルグリップの円筒内壁のテーパ孔部に圧接し確実にスロットルグリップを所定位置に保持することができる。
【0015】
請求項3に記載の発明は、前記スロッ卜ルフリクションの前記操作部の外周に溝を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の船外機である。
【0016】
この請求項3に記載の発明によれば、スロッ卜ルフリクションの操作部が外周に溝を有し、手(片手)又は反対側の手でも溝で容易に回してスロッ卜ルフリクションを効かせることができる。
【0017】
請求項4に記載の発明は、前記スロッ卜ルフリクションの前記操作部の先端に摘みを有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の船外機である。
【0018】
この請求項4に記載の発明によれば、スロッ卜ルフリクションの操作部が先端に摘みを有し、手(片手)又は反対側の手でも摘みで容易に回してスロッ卜ルフリクションを効かせることができる。
【0019】
請求項5に記載の発明は、前記マニュアルハンドルに、前記エンジンを強制的に停止するストップスイッチと、前記シフトレバーと、前記スロッ卜ルフリクションとを平面視において、略直線上に配置したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の船外機である。
【0020】
この請求項5に記載の発明によれば、ストップスイッチと、シフトレバーと、スロッ卜ルフリクションとを平面視において、略直線上に配置したから、マニュアルハンドルにて運転中、手(片手)を直線的に移動することで容易に各操作を行なうことができる。
【0021】
請求項6に記載の発明は、前記ストップスイッチ及び前記シフトレバーは、前記マニュアルハンドルの右舷側に配置され、かつ前記ストップスイッチは前記シフトレバーの後方に位置することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の船外機である。
【0022】
この請求項6に記載の発明によれば、ストップスイッチ及びシフトレバーは、マニュアルハンドルの右舷側に配置され、かつストップスイッチはシフトレバーの後方に位置することで、マニュアルハンドル運転中、ストップスイッチのランヤードが引っかかり難く運転し易くなる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の船外機の実施の形態を図面を参照して詳細に脱明する。図1は船外機の側面図、図2は船外機の前側上部の断面及びマニュアルハンドルの平面図、図3はマニュアルハンドルの平面図、図4はマニュアルハンドルの断面図、図5はスロットルグリップ部分の断面図である。
【0024】
まず始めに、図1及び図2に基づき船外機1の全体構造について説明する。船外機1は、推進ユニット2を有し、推進ユニット2は、上側から順番にアッパーカウリング3、ロワーカウリング4、アッパーケーシング5及びロワーケーシング6からなるハウジングで覆われている。アッパーカウリング3及びロワーカウリング4からなるカウリング内にエンジン7が載置され、エンジン7の駆動でドライブシャフト8が回転する。
【0025】
ドライブシャフト8はアッパーケーシング5の内部を上下方向に貫通して配置され、その下端はロワーケーシング6の下部に達しており、傘歯車などのシフト機構9を介して、後端部にプロペラ10が取り付けられているプロペラシャフト11を回転駆動する。このドライブシャフト8、シフト機構9、プロペラシャフト11等で動力伝達機構Aを構成する。
【0026】
シフト機構9は、シフトロッド12の操作により前進、中立または後進に切り換えるように構成され、このシフトロッド12は、上下方向に延在しており、その上端部はロワーカウリング4を貫通して、カウリング内に突出している。
【0027】
小型船舶の船体15の後尾板15aには、クランプブラケット19が取り付けられている。一方、推進ユニット2の前部には、ステアリング軸13を介して取付ブラケット14が設けられている。
【0028】
クランプブラケット19に対して水平回転軸17を介して取付ブラケット14が上下に回動可能に枢支されている。ステアリング軸13には、ステアリングブラケット16が設けられている。
【0029】
ステアリングブラケット16の前端には、取付部材20が固定されている。マニュアルハンドル21の後部左側面には、ハンドル取付用ブラケット21aが―体に形成されており、このハンドル取付用ブラケット21aが、回動軸22により取付部材20に回動可能に取り付けられている。このマニュアルハンドル21は、取付部材20を介して、ステアリングブラケット16に対して上下方向に回動可能に取り付けられている。
【0030】
ロワーカウリング4の前端部の左側には、図2に示すように、ワイヤー導入口30が、また、マニュアルハンドル21の後端部にはワイヤー導出口31が形成されており、前後方向に延在する船外機1の中心線L1に対して、ワイヤー導入口30は左側に、ワイヤー導出口31は右側に配置され、ワイヤー導入口30とワイヤー導出口31とは左右に振り分けて配置されている。
【0031】
そして、スロットル用プッシュプルワイヤー32の前端は、マニュアルハンドル21内に配されており、―方、スロットル用プッシュプルワイヤー32の後端は、ワイヤー導出口31から船外機1の外の空間に導き出され、ワイヤー導入口30からロワーカウリング4内に導かれ、吸気装置33に連結されている。
【0032】
また、マニュアルハンドル21は、船外機1の中心線L1に対して、傾斜して配置されている。例えば、この実施の形態では前側が左側となるように傾斜している。このマニュアルハンドル21の前端部には、スロットルグリップ23が回動可能に取り付けられており、スロットルグリップ23とスロットル用プッシュプルワイヤー32の前端とは、スロットル用伝動機構40により連結されており、スロットルグリップ23を回動すると、スロットル用プッシュプルワイヤー32の前端部が、略前後方向に移動するようになっている。
【0033】
スロットル用伝動機構40は、図4に示すように、可動体41、回転軸42、支持体43から構成される。スロットル用プッシュプルワイヤー32の端部32aが可動体41に連結され、この可動体41はスロットルグリップ23と一体に回転する回転軸42の操作により操作軸99を中心に回転する。回転軸42は支持体43を介してハウジング70に支持され、このハウジング70は上ケース71と下ケース72からなっている。
【0034】
スロットルグリップ23は、図4及び図5に示すように、グリップ筒体23aとグリップ握り部23bからなり、グリップ筒体23aとグリップ握り部23bは一体に回転可能になっている。グリップ筒体23aは、回転軸42の先端部42aに、ボルト44により連結され、ボルト44はガイド45にねじ込まれている。回転軸42の先端部42aは、上ケース71の保持部71dにカラー47により保持され、このカラー47とガイド45側のプレート48との間にスプリング49が配置されている。このスプリング49が縮設されていることで、回転軸42をスロットルグリップ23側に引くように付勢し、可動体41とスロットル用プッシュプルワイヤー32を引く方向にしている。
【0035】
このように、マニュアルハンドル21のハウジング70の先端部に回動自在に取付けられたスロットルグリップ23を備え、このスロットルグリップ23を右方向、あるいは左方向に回転することで、ボルト44を介して回転軸42が回転し、可動体41が操作軸99を中心に回転してスロットル用プッシュプルワイヤー32を操作し、吸気装置33のスロットル開度を制御する。
【0036】
このスロットルグリップ23を所定の位置に保持するスロッ卜ルフリクション24がハンドル先端部に配置されている。この実施の形態のスロッ卜ルフリクション24は、取付部24aと、テーパ軸部24bと、操作部24cとを有している。
【0037】
取付部24aには、雌ねじ軸穴24a1が形成され、この雌ねじ軸穴24a1には、スロットルグリップ23の円筒内に配置される固定軸71aの雄ねじ軸部71a1が螺着され、スロッ卜ルフリクション24の回転により軸方向に移動する。
【0038】
取付部24aの先端部の爪部24a2は、固定軸71aの円周方向に形成した突起71a3に係合し、スロッ卜ルフリクション24の抜け止めとなっている。
【0039】
固定軸71aは上ケース71を延出して一体に形成され、この延出部71bにはスプリング49、プレート48、ガイド45及びボルト44に対応する逃げ凹部71b1が形成され、スプリング49、プレート48、ガイド45及びボルト44の回転の妨げとならないようになっている。また、固定軸71aには、大径部71a2が形成され、この大径部71a2でグリップ筒体23aを保持するようになっている。
【0040】
テーパ軸部24bは、取付部24aの外周に形成され、スロッ卜ルフリクション24の回転により軸方向に移動すると、テーパ軸部24bがスロットルグリップ23のグリップ筒体23aに形成した円筒内壁23a1のテーパ孔部23a2に圧接し、スロットルグリップ23を所定の位置に保持する。
【0041】
操作部24cは、スロットルグリップ23の先端から突出し、この操作部24cの外周には、図3に示すように、溝24c1を有し、さらに操作部24cの先端に摘み24c2を有する。
【0042】
操作部24cが外周に溝24c1を有することで、手(片手)又は反対側の手でも溝24c1で容易に回してスロッ卜ルフリクション24を効かせることができる。また、手(片手)又は反対側の手でも摘み24c2で容易に回してスロッ卜ルフリクション24を効かせることができる。
【0043】
このように、スロットルグリップ23を所定の位置に保持するスロッ卜ルフリクション24をハンドル先端部に配置したことで、操舵者がマニュアルハンドル21の右側に座っている際などには、マニュアルハンドル21は、図1に示するように、略水平になっていて、マニュアルハンドル21にて運転中、操舵者が身体を動かさなくてもスロットルグリップ23を回している手(片手)又は反対側の手でもスロッ卜ルフリクション24を効かせることができる。
【0044】
また、スロッ卜ルフリクション24は、取付部24aと、テーパ軸部24bと、操作部24cとを有することで、操作部24cにより容易に回転させることができ、この回転で取付部24aが軸方向に移動してテーパ軸部24bがスロットルグリップ23の円筒内壁のテーパ孔部23a2に圧接し、大きな圧接力を得ることができ確実にスロットルグリップ23を所定位置に保持することができる。
【0045】
また、シフトロッド12は、回転可能に支持されており、その上端部にはリンク機構50が備えられ、このリンク機構50には、シフト用プッシュプルワイヤー51の後端と連結されている。
【0046】
そして、スロットル用プッシュプルワイヤー32と同様に、シフト用プッシユプルワイヤー51の前端は、マニュアルハンドル21内に配されており、―方、シフト用プッシュプルワイヤー51の後端は、ワイヤー導出口31から船外機1の外の空間に導き出され、ワイヤー導入口30からロワーカウリング4内に導かれている。また、マニュアルハンドル21の側部には、シフトレバー60が略前後方向に住復動可能に取り付けられており、このシフトレバー60とシフト用プッシュプルワイヤー51の前端とは、シフト用伝動機構61により連結されており、シフトレバー60を移動すると、シフト用プッシュプルワイヤー51の前端部が、略前後方向に移動するようになっている。
【0047】
シフト用伝動機構61は、図4に示すように、回転軸62、連結リンク63からなり、回転軸62はハウジング70に回動可能に支持され、この回転軸62にシフトレバー60が固定されている。また、回転軸62に連結リンク63が固定され、連結リンク63にシフト用プッシュプルワイヤー51の後端51aが連結されている。
【0048】
シフトレバー60は、図3及び図4は、中立位置であり、シフトレバー60を後方へ移動させると後進し、前方へ移動すると前進する。シフトレバー60の中立位置は、検知スイッチSW4によって検知され、この検知スイッチSW4は信号線82により推進ユニット2側と接続される。
【0049】
また、ハウジング70には、パワーチルト及びトリムスイッチSW1が配置され、このパワーチルト及びトリムスイッチSW1は、信号線83により推進ユニット2側と接続される。このパワーチルト及びトリムスイッチSW1の操作で推進ユニット2を水平回転軸17を中心に回転させることができる。
【0050】
取付部材20の左側には、メインスイッチSW2が配置され、このメインスイッチSW2は、信号線84により推進ユニット2側と接続される。マニュアルハンドル21の右側には、エンジン7を強制的に停止するストップスイッチSW3が配置され、このストップスイッチSW3は信号線85により推進ユニット2側と接続される。
【0051】
ストップスイッチSW3と、シフトレバー60と、スロッ卜ルフリクション24とは、図3に示すように、平面視において、略直線L2上に配置されており、マニュアルハンドル21にて操舵者が運転中、手(片手)を直線的に移動することで容易に各操作を行なうことができる。
【0052】
また、ストップスイッチSW3及びシフトレバー60は、マニュアルハンドル21の右舷側に配置され、かつストップスイッチSW3はシフトレバー60の後方に位置されており、マニュアルハンドル21の運転中、ストップスイッチSW3のランヤード80が引っかかり難く運転し易くなっている。
【0053】
【発明の効果】
前記したように、請求項1に記載の発明では、スロットルグリップを所定の位置に保持するスロッ卜ルフリクションをハンドル先端部に配置したことで、マニュアルハンドルにて運転中、身体を動かさなくてもスロットルグリップを回している手(片手)又は反対側の手でもスロッ卜ルフリクションを効かせることができる。
【0054】
請求項2に記載の発明では、スロットルグリップが取付部と、テーパ部と、操作部とを有することで、操作部により容易に回転させることができ、この回転で取付部が軸方向に移動してテーパ部がスロットルグリップの円筒内壁のテーパ部に圧接し確実にスロットルグリップを所定位置に保持することができる。
【0055】
請求項3に記載の発明では、スロッ卜ルフリクションの操作部が外周に溝を有し、手(片手)又は反対側の手でも溝で容易に回してスロッ卜ルフリクションを効かせることができる。
【0056】
請求項4に記載の発明では、スロッ卜ルフリクションの操作部が先端に摘みを有し、手(片手)又は反対側の手でも摘みで容易に回してスロッ卜ルフリクションを効かせることができる。
【0057】
請求項5に記載の発明では、ストップスイッチと、シフトレバーと、スロッ卜ルフリクションとを平面視において、略直線上に配置したから、マニュアルハンドルにて運転中、手(片手)を直線的に移動することで容易に各操作を行なうことができる。
【0058】
請求項6に記載の発明では、ストップスイッチ及びシフトレバーは、マニュアルハンドルの右舷側に配置され、かつストップスイッチはシフトレバーの後方に位置することで、マニュアルハンドル運転中、ストップスイッチのランヤードが引っかかり難く運転し易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】船外機の側面図である。
【図2】船外機の前側上部の断面及びマニュアルハンドルの平面図である。
【図3】マニュアルハンドルの平面図である。
【図4】マニュアルハンドルの断面図である。
【図5】スロットルグリップ部分の断面図である。
【図6】従来の船外機の側面図である。
【図7】従来の船外機の平面図である。
【符号の説明】
1 船外機
2 推進ユニット
7 エンジン
10 プロペラ
15 船体
21 マニュアルハンドル
23 スロットルグリップ
24 スロッ卜ルフリクション
60 シフトレバー
70 ハウジング

Claims (6)

  1. 船体に搭載される推進ユニットに、動力伝達機構を介してプロペラを回転駆動するエンジンと、前記動力伝達機構を前進、後進、中立に切り換えるシフトレバーと、航走方向を変える操舵操作を行なうマニュアルハンドルと、このマニュアルハンドルのハウジングの先端部に回動自在に取付けられたスロットルグリップとを備える船外機において、
    前記スロットルグリップを所定の位置に保持するスロッ卜ルフリクションをハンドル先端部に配置したことを特徴とする船外機。
  2. 前記スロッ卜ルフリクションは、前記スロットルグリップの円筒内に配置される固定軸に回転により軸方向に移動可能に螺着される取付部と、前記軸方向の移動により前記スロットルグリップの円筒内壁のテーパ孔部に圧接するテーパ軸部と、前記スロットルグリップの先端から突出する操作部とを有することを特徴とする請求項1に記載の船外機。
  3. 前記スロッ卜ルフリクションの前記操作部の外周に溝を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の船外機。
  4. 前記スロッ卜ルフリクションの前記操作部の先端に摘みを有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の船外機。
  5. 前記マニュアルハンドルに、前記エンジンを強制的に停止するストップスイッチと、前記シフトレバーと、前記スロッ卜ルフリクションとを平面視において、略直線上に配置したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の船外機。
  6. 前記ストップスイッチ及び前記シフトレバーは、前記マニュアルハンドルの右舷側に配置され、かつ前記ストップスイッチは前記シフトレバーの後方に位置することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の船外機。
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