JP2001336991A - サンプリングスイッチを備えた温度測定装置 - Google Patents

サンプリングスイッチを備えた温度測定装置

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JP2001336991A
JP2001336991A JP2000160713A JP2000160713A JP2001336991A JP 2001336991 A JP2001336991 A JP 2001336991A JP 2000160713 A JP2000160713 A JP 2000160713A JP 2000160713 A JP2000160713 A JP 2000160713A JP 2001336991 A JP2001336991 A JP 2001336991A
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Naoyuki Kikuchi
尚之 菊池
Seishirou Kobayashi
生至郎 小林
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Anritsu Meter Co Ltd
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Anritsu Meter Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】押しボタンスイッチで形成されたサンプリング
スイッチに指先を当てた状態でも、空打ちを防止でき、
しかも、サンプリングスイッチのON・OFF操作が簡
単にできるサンプリングスイッチを備えた温度測定装置
を提供する。 【解決手段】ハンディタイプの本体2と、該本体2に接
続する温度センサ4と、該本体2に設けられたサンプリ
ングスイッチ10を有して形成され、該サンプリングス
イッチ10をスイッチ操作することにより、前記温度セ
ンサ4で検出した温度をサンプリングする温度測定装置
1において、前記サンプリングスイッチ10を、指先3
0で操作する押しボタンスイッチ10で形成すると共
に、該押しボタンスイッチ10の押圧部21近傍で、該
押圧部21よりも高い位置に、前記指先30の腹の一部
分31を支持する指枕部材11を設けて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品調理の際の温
度管理等において、サンプリングスイッチを指先で押圧
することにより管理に必要なデータをサンプリングする
サンプリングスイッチを備えた温度測定装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】多量の食品を調理及び保存する場合にお
いては、衛生面から管理食品の温度管理が重要になって
いるが、個々に形状が異なる食品に対する温度管理は、
単に環境の温度測定のみでは不十分であるため、個々の
食品の内部の温度を知り、この内部温度を基準にして温
度管理する必要がある。
【0003】例えば、ハンバーグやコロッケ等では、同
一形状かつ同一の材料にすることは比較的容易である
が、海老フライやカツ等は海老や肉等の形状や大きさを
完全に均一なものにすることが実際上できない。
【0004】従って、これらの食品を焼いたり、揚げた
り、煮込んだりする加熱処理においては、揚げ油等の環
境温度だけを基準にして、加熱処理時の温度管理を行う
と、個々の大きさや厚さによる影響が出て正確な加熱管
理をすることが困難となるので、個々の食品毎に測定し
たデータを統計的に処理して温度管理する必要がある。
【0005】そのため、個々の食品に、温度測定装置の
温度センサを挿入して、中心位置などのその食品の代表
温度を示す部位の温度を測定し、その測定値を管理用の
データとして統計処理することが考えられる。
【0006】なお、上記の加熱処理においては、内部の
温度上昇が対象となるが、食品の冷凍保存処理において
は、逆に内部の温度低下が対象となる。
【0007】この個々の食品の測定は、例えば、揚げた
後のカツの温度を測定する場合に、熱電対等で構成され
る針状の温度センサを挿入して計測するが、挿入する前
は室温で、その後内部に入ると急激に温度上昇し、その
後少しさがり、中心部分で低い値を示し、その後また上
がってから周辺部で急激に下がり初めて、周辺を抜ける
と再度室温となるような温度分布を示す。この中心部分
の温度が低くなるのは、揚げ加工の時に中心部分が周辺
部より遅れて熱が伝達されるためである。
【0008】この測温時には、手動又は自動で針状の温
度センサを食品に挿入するが、個々の食品の形状が少し
づつ異なるため、必ずしも挿入した場所が測定したい部
位になるとは限らず、挿入位置を変更しながら温度測定
を行い、測定者の判断で、現在測定中の温度を採用した
い場合に押しボタンスイッチで形成されるサンプリング
スイッチを押して、その時の温度を採用データとしてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このサ
ンプリングスイッチに、通常使用されている押しボタン
スイッチをそのまま使用すると、この押しボタンスイッ
チに触れた時に、意図せずスイッチが操作されてしまう
と言う問題がある。
【0010】つまり、図2に示すような温度センサ1の
把持部5を握って、親指30を押しボタンスイッチ(サ
ンプリングスイッチ)10の押圧部21に当てると、軽
く握ったつもりでも、押しボタンスイッチ10を押して
しまうことが発生し、また、針状の温度センサ4を測定
対象物8に刺し込む際に手に力を入れるが、この時に親
指30にも力が入り、押しボタンスイッチ10を押して
しまうことがある。
【0011】そのため、測定者がサンプリングするため
に意識して押しボタンスイッチを押すとき以外でも、押
しボタンスイッチが押される空打ちが多々発生するの
で、信頼性のあるデータが取れなくなってしまうという
問題がある。
【0012】この問題に対処するために、サンプリング
用の押しボタンスイッチに、ある程度の力が加わらない
とスイッチ操作が出来ないような硬いスイッチを使用す
ると、スイッチ操作に力が必要になるため、数多くの食
品を扱う場合には、指先の疲労の増加が激しくなり、作
業性が悪くなるという問題が生じる。
【0013】また、多量の食品に対して計測する必要が
あるため、一々測定者が指先に力が入って空打ちしない
ように、手加減しながらサンプリングすると、注意力が
分散し、また、疲労が進み、作業効率も低下するという
問題がある。
【0014】本発明は、上述の問題を解決するためにな
されたものであり、その目的は、押しボタンスイッチで
形成されたサンプリングスイッチに指先を当てた状態で
も、空打ちを防止でき、しかも、サンプリングスイッチ
のON・OFF操作が簡単にできるサンプリングスイッ
チを備えた温度測定装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するためのサンプリングスイッチを備えた温度測定装置
は、次のように構成される。
【0016】1)ハンディタイプの本体と、該本体に接
続する温度センサと、該本体に設けられたサンプリング
スイッチを有して形成され、該サンプリングスイッチを
スイッチ操作することにより、前記温度センサで検出し
た温度をサンプリングする温度測定装置において、前記
サンプリングスイッチを指先で操作する押しボタンスイ
ッチで形成すると共に、該押しボタンスイッチの押圧部
近傍で、かつ、該押圧部よりも高い位置に、前記指先の
腹の一部分を支持する指枕部材を設けて構成する。
【0017】この指枕部材は、突起物や、その他の棒材
・線材や傾斜板等で形成でき、押圧部の押圧面よりも少
し上の位置で、例えば、1mm〜10mm上、好ましく
は2mm〜6mm上の位置で、指先の腹の一部分を支持
できればよい。
【0018】そして、通常は、指先の関節側を支持する
方がスイッチ操作がし易いが、指先の先端側即ち爪側を
支持するように形成してもよい。
【0019】また、この指枕部材は、指先の一部分を支
持するが、完全に固定支持する必要はなく、指先に力を
入れたときに、押圧されて弾性変形したり、上下方向に
移動するものであってもよい。要は指先を押圧部上の配
置したときに、指先に加わる力の一部に対抗して、押圧
部が無意識に押されてスイッチ操作が生じるのを防止で
きればよい。
【0020】また、温度センサは、例えば、熱電対等で
形成される感温部を針状センサ部の先端側に設けて形成
するが、冷凍食品等の特に硬い測温対象物に使用する場
合には、感温部を最先端に設けて測温対象物の抵抗を感
温部で受けながら侵入していく必要は無いので、必ずし
も感温部を針状センサの最先端に設ける必要はなく、最
先端から少し後退した側面部位等に設けて感温部を保護
するのが好ましい。
【0021】このサンプリングスイッチを備えた温度測
定装置を使用すると、測定者は、指先の腹の一部分を指
枕部材に当てた状態でハンディタイプの温度測定装置を
保持しながら、指先に力を入れた時だけ押しボタンスイ
ッチを操作して、測温対象物の測定温度をサンプリング
することができ、この時、特に指枕部材に加わる力を加
減する必要が無いので、温度測定装置の本体を把持する
力を意識することなく、温度測定作業を継続して行うこ
とができる。
【0022】このサンプリングスイッチを備えた温度測
定装置によれば、指先を押しボタンスイッチに当てた時
に、指先に加わる力を指枕部材で受けることができるの
で、空打ちを防止できる。また、押しボタンスイッチを
押してON又はOFFの操作をする時は、この指枕部材
を支点にして指先を曲げることにより、簡単に押しボタ
ンスイッチを押すことができる。
【0023】なお、指先としては親指が使い易いが、親
指に限定するものでは無く、人指し指等の親指以外の指
であってもよい。
【0024】2)上記のサンプリングスイッチを備えた
温度測定装置において、前記指枕部材は、前記押圧部の
手前側に配設された凸状の帯状部で形成され、前記指先
の関節側部分を支持するように構成される。
【0025】この構成にすることにより、指先の腹の関
節側の部分を指枕部材に当てることができるので、指先
で押しボタンスイッチを押し易い状態にすることができ
るので、作業効率を向上することができる。
【0026】3)更に、上記のサンプリングスイッチを
備えた温度測定装置において、前記押圧部の周辺に、前
記押圧部を押す指先を収容する案内周壁を設ける。
【0027】この案内壁の内側に指先を入れることで、
指先が押しボタンスイッチの上に当たり、また、指先の
関節側の腹の部分が指枕部材に当接するので、特に意識
して押しボタンスイッチの上に指先を当てなくても、こ
の案内壁により指先を誘導でき、指先を正しい位置に安
定した状態で置くことができる。
【0028】4)上記のサンプリングスイッチを備えた
温度測定装置において、前記押圧部の上面に防水シート
を配設して構成することにより、調理場等、水気や油気
の多い場所でも、これらの浸透による故障を心配せずに
使用できる。
【0029】この防水シートは、押しボタンスイッチの
押圧面を囲む案内壁と指枕部材の下面で、固定すること
ができるので、簡単に配設することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の実
施の形態のサンプリングスイッチを備えた温度測定装置
について説明する。
【0031】図1及び図2に示すように、このサンプリ
ングスイッチを備えた温度測定装置1は、片手で保持で
きるハンディタイプに形成された本体2と、この本体2
の先端面に突出して設けられた、感温部3を先端側に有
する針状の温度センサ4と、本体2の先側の上面部分に
設けられたサンプリングスイッチ10を有して形成され
る。
【0032】この本体2の手前側(後側)は把持部5と
なり、この把持部5の後端面からリード線6が延び、図
示しない温度表示装置やデータ処理装置に連結されてお
り、このコード線6を通して、感温部3で検出した温度
や押しボタンスイッチ10のON/OFF操作の検出信
号を温度表示装置やデータ処理装置に送る。
【0033】このサンプリングスイッチ10は押しボタ
ンスイッチ10で形成され、この押しボタンスイッチ1
0は、図3〜図5に示すように、指先30で押すことに
よりON又はOFF操作するスイッチ部20と、指先3
0の腹の一部分31を支持する指枕部材11と、押圧部
21の周辺に設けた、指先30を案内及び収容する案内
周壁12とを有して構成される。
【0034】この指枕部材11は、押圧部21の手前側
に設けた凸状の帯状部11で形成し、押圧部21よりも
1mm〜10mm程度高い位置、好ましくは2mm〜6
mm上程度高い位置になるように設ける。この帯状部1
1は、指先30を押圧部21に当てた時に、この指先3
0の関節側の腹の一部分31を支持できるような位置に
設ける。
【0035】この構成により、押圧部21を押す指先3
0の関節側を支持でき、指先30を押圧部21を押し易
い状態に維持できるので、測定温度のサンプリング作業
の効率を向上させることができる。
【0036】また、押圧部21を押す指先を収容する案
内周壁12を設けることにより、この案内周壁12の内
側に指先30を入れることで、指先30が押しボタンス
イッチの押圧部21上に収まり、また、指先30の一部
分31が指枕部材11に当接するので、特に意識して押
しボタンスイッチ10の押圧部21の上に指先30を当
てなくても、この案内周壁12により、指先30を誘導
して指先30を正しい位置に安定した状態で置くことが
できるので、ON/OFF操作を確実に行うことがで
き、疲労を少なくできる。
【0037】なお、図3〜図5の構成では、案内周壁1
2と指枕部材11を一体で形成しているが、別体とする
こともでき、互いに隙間を有して配置することもでき
る。この指枕部材は、凸状の帯状部11に限定されるこ
となく、図6や図7に示すように、棒材11Aや傾斜板
11B等で形成してもよく、押圧部21よりも1mm〜
10mm上の位置で、指先30の腹の一部分31を支持
できればよい。
【0038】そして、通常は、指先30の関節側を支持
する方がスイッチ操作がし易いが、指先30の先端側即
ち爪側を支持するように形成してもよい。また、指先3
0を親指に限る必要はなく、人指し指等でもよい。この
人指し指を使用してスイッチングする場合には、押しボ
タンスイッチ10を温度測定装置1の側面に設けるとス
イッチ操作し易い。
【0039】また、このスイッチ部20は、通常の押し
ボタンスイッチで形成することができ、図3〜図5に示
す構成では、箱体24とこれに収容されたコイルバネ2
3により支持された押圧部材22とからなり、押圧部材
22の下面に第1金属部25aが形成され、この押圧部
材22の下側に位置する部分に第2金属部25bとこれ
に隣接する第3金属部25cを配置し、押圧部材22の
上側の押圧部21が押されると、押圧部材22がコイル
バネ23の付勢力に抗して下がり、第1金属部25aが
第2金属部25bと第3金属部25cに接触し、第2金
属25bと第3金属部25cとが導通しONとなるよう
になっている。この第2金属部25bと第3金属部25
cは、それぞれ第1ピン26aと第2ピン26bと導通
しており、この第1ピン26aと第2ピン26bが図示
しないソケットを経由してコード6に連結されている。
【0040】このスイッチ部20は、押圧部21を指先
30で押した時に、ON又はOFFとなり、押圧部21
に加わる押圧力を除去した時に元の状態に復帰し、OF
F又はON状態となるものであれば良く、例えば、図7
に示すように、押圧部21を有する押圧部材を板バネ2
2Bで形成して、このバネ力でスイッチを復帰させても
よく、また、スイッチ部20を圧力スイッチで形成して
もよい。
【0041】そして、更に、図3〜図5に示すように、
押圧部材22の上側にシリコンゴム製等の防水シート4
1を配設し、この防水シート41を案内周壁12と指枕
部材11とで押さえて固定する。この防水シート41を
設けることにより、水分や油分の多い調理室内でも、こ
れらの浸透による故障や誤作動を心配せずに押しボタン
スイッチ10をON/OFF操作できる。
【0042】この防水シートは、シート状のものを張っ
ても良いが、シリコンボンドを押圧部21の上面に塗布
して密封してから、案内周壁12と指枕部材11を取り
付けて、シリコン製の防水シートを形成することもでき
る。
【0043】以上の構成のサンプリングスイッチを備え
た温度測定装置1では、次のようにして、被測温対象物
8の温度を測定する。
【0044】先ず、温度測定装置1の把持部5を握り、
親指30を案内周壁12の内側に入れ、指枕部材11に
親指の指先30の腹の一部分31を当て、指先30を押
圧部21の上に置く。この状態で、親指の指先30を上
下することにより、押圧部21を押圧及び押圧解除し
て、押しボタンスイッチ10をON及びOFF操作す
る。
【0045】そして、実際の計測は、針状の温度センサ
部4を食品、例えば、揚げたてのコロッケ等の測温対象
物8に突き刺して、押しボタンスイッチ10の押圧部2
1を押すことにより、測温対象物8の測定温度のサンプ
リングを行う。このサンプリングしたデータは、本体2
の後端面から出ているコード線6経由で、図示しないデ
ータ処理機に送られデータ処理される。
【0046】このサンプリングスイッチを備えた温度測
定装置によれば、指先をサンプリングスイッチである押
しボタンスイッチ10に当てた時に、指先30に加わる
力を指枕部材31で受けることができるので、意識的に
押圧部21を押圧するスイッチ操作以外の空打ちのスイ
ッチ操作防止でき、ON又はOFFの操作をする時は、
この指枕部材31を支点して指先30を曲げることによ
り、押しボタンスイッチ10を簡単に押すことができ
る。
【0047】
【発明の効果】以上の説明のように、本発明のサンプリ
ングスイッチを備えた温度測定装置によれば、次のよう
な効果を奏することができる。
【0048】1)指先をサンプリングスイッチである押
しボタンスイッチに当てた時に、指先に加わる力を押圧
部よりも高い位置に設けた指枕部材で受けることができ
るので、意識的に押圧部を押圧するスイッチ操作以外の
空打ちのスイッチ操作防止できる。
【0049】また、押しボタンスイッチを押してON又
はOFFの操作をする時は、この指枕部材を支点して指
先を曲げることにより、押しボタンスイッチを簡単に押
すことができる。
【0050】従って、押しボタンスイッチの押圧部に指
先を当てている時に、空打ちをしないように指枕部材に
加わる力を加減する必要が無くなるので、温度測定装置
の把持部を握る力を意識することなく、温度測定作業を
継続して行うことができる。
【0051】そのため、測定温度のサンプリングに集中
できるので、空打ちのみならず、データの採用ミスも少
なくすることができ、測定者がその個々の物品に対して
採用したいデータのみを確実に採用データとして取り込
むことができる。従って、作業効率が向上すると共に、
データの信頼性も高めることができる。
【0052】2)指枕部材を押圧部の手前側に凸状の帯
状部で形成することにより、押圧部を押す指先の関節側
を支持でき、指先を押しボタンスイッチを押し易い状態
に維持できるので、測定温度のサンプリング作業の効率
を向上させることができる。
【0053】3)更に、押圧部を押す指先を収容する案
内周壁を設けることにより、この案内壁の内側に指先を
入れることで、指先が押しボタンスイッチの上に収ま
り、また、指先の一部分が指枕部材に当接するので、特
に意識して押しボタンスイッチの上に指先を当てなくて
も、この案内壁により、指先を誘導して指先を正しい位
置に安定した状態で置くことができるので、ON/OF
F操作を確実に行うことができ、疲労を少なくできる。
【0054】4)また、押圧部の上面に防水シートを配
設して構成することにより、調理室内等の水分や油気の
多い場所でも、これらの浸透による故障や誤作動を心配
せずに使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空打ち防止用押しボタンスイッチ
を備えた温度センサの斜視図である。
【図2】図1の温度センサの使用状態を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明に係る空打ち防止用押しボタンスイッチ
の断面を含む斜視図である。
【図4】図3の空打ち防止用押しボタンスイッチのOF
F状態の側断面図である。
【図5】図3の空打ち防止用押しボタンスイッチのON
状態の側断面図である。
【図6】他の実施の形態の空打ち防止用押しボタンスイ
ッチの側断面図である。
【図7】傾斜板と板バネを使用した他の実施の形態の空
打ち防止用押しボタンスイッチの側断面図である。
【符号の説明】
1 サンプリングスイッチを備えた温度測定装置 2 本体 3 感温部 4 温度センサ 8 測温対象物 10 押しボタンスイッチ 11 凸状の帯状部(指枕部材) 12 案内周壁 21 押圧部 30 指先 31 指先の腹の一部分 41 防水シート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンディタイプの本体と、該本体に接続
    する温度センサと、該本体に設けられたサンプリングス
    イッチを有して形成され、該サンプリングスイッチをス
    イッチ操作することにより、前記温度センサで検出した
    温度をサンプリングする温度測定装置において、前記サ
    ンプリングスイッチを指先で操作する押しボタンスイッ
    チで形成すると共に、該押しボタンスイッチの押圧部近
    傍で、かつ、該押圧部よりも高い位置に、前記指先の腹
    の一部分を支持する指枕部材を設けたことを特徴とする
    サンプリングスイッチを備えた温度測定装置。
  2. 【請求項2】 前記指枕部材は、前記押圧部の手前側に
    配設された凸状の帯状部で形成され、前記指先の関節側
    部分を支持することを特徴とする請求項1記載のサンプ
    リングスイッチを備えた温度測定装置。
  3. 【請求項3】 前記押圧部の周辺に、前記指先を収容す
    る案内周壁を設けたことを特徴とする請求項1又は2記
    載のサンプリングスイッチを備えた温度測定装置。
  4. 【請求項4】 前記押圧部の上面に防水シートを配設し
    たことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載
    のサンプリングスイッチを備えた温度測定装置。
JP2000160713A 2000-05-30 2000-05-30 サンプリングスイッチを備えた温度測定装置 Pending JP2001336991A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003220998A (ja) * 2002-01-29 2003-08-05 Honda Motor Co Ltd 船外機の操舵ハンドル装置
JP2007167205A (ja) * 2005-12-20 2007-07-05 Keakomu:Kk ナースコールの握り押ボタン用のアタッチメント
JP2007295954A (ja) * 2006-04-27 2007-11-15 Maruhon Ind Co Ltd パチンコ機

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