JP4239305B2 - 情報処理装置、情報処理方法、および媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、および媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムをコンピュータに実行させる媒体に関し、特に、ユーザの操作に対するOS(オペレーティングシステム)の状況に依存する処理の遅延を抑止する情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムをコンピュータに実行させる媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
BIOS(Basic Input Output System)は、パーソナルコンピュータのハードウェアに依存した基本的な入出力制御を提供するシステムプログラム(システムルーチン群)であり、ROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリなどに書き込まれてマザーボード上に搭載されている。これらは、パーソナルコンピュータの電源が投入されてから、米国Microsoft社製のWindows98(商標)等のOS(Operating System)が起動するまでの期間の動作は、全てこのBIOSによって制御される。
【0003】
上述したBIOSとは別に、マザーボード上には、キーボードコントローラに内蔵されているキーボードBIOSと呼ばれるBIOSも存在するため、前者はシステムBIOS、後者はキーボードBIOSと呼ばれる。これらのBIOSや各種デバイスドライバは、各種デバイス等のハードウェアに依存していることから、これらを総称してハードウェア依存プログラム、もしくはローレベル・システムプログラムと記述されることもあり、本明細書においては、このようなBIOSや各種デバイスドライバを総称してハードウェア依存プログラムと記述することにする。一方、OSは、前述した記述に沿えば、ハードウェア非依存のハイレベル・システム・プログラムとなるが、本明細書においては、単にOSと記述することにする。
【0004】
ところで、上述したパーソナルコンピュータにおいて、例えば、ユーザによる押しボタンの押下操作に応じて、何らかの処理を実行するアプリケーション・プログラムを想定した場合、例えば、ユーザが所定の押しボタンを押下した際の操作イベント等、アプリケーション・プログラムに対する操作イベント発生の通知の過程は次のとおりである。
【0005】
パーソナルコンピュータ上で起動されているキーボードBIOSのイベント検知ルーチンがユーザ操作に伴う操作イベントを検知すると、そのイベント情報はパーソナルコンピュータで起動されているOSに伝達され、さらに、そのOSに依存した通知方法(例えば、OSがWindows98である場合、Windowsメッセージ)が用いられて、そのアプリケーション・プログラムに通知される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、実際にユーザ操作に伴う操作イベントがキーボードBIOSのイベント検知ルーチンで検知されてからOSを介して対応するアプリケーション・プログラムに通知されるタイミングは、OSの動作状況に応じて遅延されてしまうことがある。例えば、CCDビデオカメラで撮像した動画から所望のタイミングで静止画像をキャプチャする処理や、このキャプチャのタイミングに同期してシャッタ効果音を発生させる処理のようなリアルタイム性を要求される処理を実行する場合、所望のタイミングで処理を実行させることができないという課題があった。
【0007】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、イベント発生に同期してリアルタイムに実行すべき処理を、BIOSやドライバ等のハードウェア依存プログラム(ローレベル・システム・プログラム)相互間で連携して完結処理することによって、操作イベントに対するOSによる処理の遅延を抑止するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の一側面の情報処理装置は、複数のハードウエア依存手段を備え、前記複数のハードウエア依存手段として、ユーザの操作に伴うイベント情報を、オペレーティング・システムを介してアプリケーション・プログラムへ供給する通常モードと、前記アプリケーション・プログラムによって予め指定された他のハードウエア依存手段へ直接供給するクイック・アクション・モードとを有するハードウエア依存入力手段と、前記ハードウエア依存入力手段から前記イベント情報が直接供給された時点で、前記イベント情報に関連するハードウエアをリアルタイム制御するハードウエア依存出力手段とが少なくとも存在し、さらに、前記ユーザの操作を段階的に検出し、前記操作の操作量に応じた第1のイベント情報と、第2のイベント情報を前記ハードウエア依存入力手段へ段階的に供給する操作イベント検出手段を備え、前記ハードウエア依存入力手段は、前記第1のイベント情報を前記クイック・アクション・モードで処理して前記ハードウエア依存出力手段へ直接供給すると共に、前記第2のイベント情報を前記通常モードで処理して前記オペレーティング・システムを介して前記アプリケーション・プログラムへ供給することを特徴とする。
【0009】
本発明の一側面の情報処理方法および記録媒体は、上述した本発明の一側面の情報処理装置に対応する方法および記録媒体である。
【0011】
本発明の一側面の情報処理装置および方法並びに記録媒体においては、複数のハードウエア依存手段/プログラムが情報処理装置に搭載される。前記複数のハードウエア依存手段/プログラムとして、ユーザの操作に伴うイベント情報を、オペレーティング・システムを介してアプリケーション・プログラムへ供給する通常モードと、前記アプリケーション・プログラムによって予め指定された他のハードウエア依存手段/プログラムへ直接供給するクイック・アクション・モードとを有するハードウエア依存入力手段/プログラムと、前記ハードウエア依存入力手段/プログラムから前記イベント情報が直接供給された時点で、前記イベント情報に関連するハードウエアをリアルタイム制御するハードウエア依存出力手段/プログラムとが少なくとも存在する。このような情報処理装置において、前記ユーザの操作が段階的に検出され、前記操作の操作量に応じた第1のイベント情報と、第2のイベント情報が前記ハードウエア依存入力手段/プログラムへ段階的に供給される。すると、前記ハードウエア依存入力手段またはハードウエア依存入力プログラムの実行により、前記第1のイベント情報が前記クイック・アクション・モードで処理されて前記ハードウエア依存出力手段へ直接供給されると共に、前記第2のイベント情報が前記通常モードで処理されて前記オペレーティング・システムを介して前記アプリケーション・プログラムへ供給される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の情報処理装置の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0014】
図1乃至図6は、本発明を適用した携帯型パーソナルコンピュータの構成例を表している。このパーソナルコンピュータ1は、ミニノート型のパーソナルコンピュータとされ、基本的に、本体2と、本体2に対して開閉自在とされている表示部3により構成されている。図1は、表示部3を本体2に対して開いた状態を示す外観斜視図、図2は、図1の平面図、図3は、表示部3を本体2に対して閉塞した状態を示す左側側面図、図4は、表示部3を本体2に対して180度開いた状態を示す右側側面図、図5は、図3の正面図、図6は、図4の底面図である。
【0015】
本体2には、各種の文字や記号などを入力するとき操作されるキーボード4、マウスカーソルを移動させるときなどに操作されるスティック式ポインティングデバイス5が、その上面に設けられている。また、本体2の上面には、音を出力するスピーカ8と、表示部3に設けられているCCDビデオカメラ23で撮像するとき操作されるシャッタボタン10がさらに設けられている。
【0016】
表示部3の上端部には、ツメ13が設けられており、図3に示すように、表示部3を本体2に対して閉塞した状態において、ツメ13に対向する位置における本体2には、ツメ13が嵌合する孔部6が設けられている。本体2の前面には、スライドレバー7が前面に平行に移動可能に設けられており、スライドレバー7は孔部6に嵌合したツメ13と係合してロックし、またロック解除することができるようになっている。ロックを解除することにより、表示部3を本体2に対して回動することができる。ツメ13の隣りには、マイクロホン24が取り付けられている。このマイクロホン24は、図6にも示すように、背面からの音も収音できるようになされている。
【0017】
本体2の正面にはまた、プログラマブルパワーキー(PPK)9が設けられている。本体2の右側面には、図4に示すように、排気孔11が設けられており、本体2の前面下部には、図5に示すように、吸気孔14が設けられている。さらに、排気孔11の右側には、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)カード(PCカード)を挿入するためのスロット12が設けられている。
【0018】
表示部3の正面には、画像を表示するLCD(Liquid Crystal Display)21が設けられており、その上端部には、撮像部22が、表示部3に対して回動自在に設けられている。すなわち、この撮像部22は、LCD21と同一の方向と、その逆の方向(背面の方向)との間の180度の範囲の任意の位置に回動することができるようになされている。撮像部22には、CCDビデオカメラ23が取り付けられている。
【0019】
表示部3の下側の本体側には、電源ランプPL、電池ランプBL、メッセージランプML、その他のLEDよりなるランプが設けられている。なお、図3に示す符号40は、本体2の左側面に設けられた電源スイッチであり、図5に示す符号25は、CCDビデオカメラ23のフォーカスを調整する調整リングである。さらに、図6に示す符号26は、本体2内に増設メモリを取り付けるための開口部を被覆する蓋であり、符号41は、蓋26のロックツメを外すためのピンを挿入する小孔である。
【0020】
図7は、パーソナルコンピュータ1の内部の構成を表している。内部バス51には、図7に示すように、CPU(Central Processing Unit)52、必要に応じて挿入されるPCカード53、RAM(Random Access Memory)54、およびグラフィックチップ81が接続されている。この内部バス51は、外部バス55に接続されており、外部バス55には、ハードディスクドライブ(HDD)56、I/O(入出力)コントローラ57、キーボードコントローラ58、スティック式ポインティングデバイスコントローラ59、サウンドチップ60、LCDコントローラ83、モデム50などが接続されている。
【0021】
CPU52は、各機能を統括するコントローラであり、PCカード53は、オプションの機能を付加するとき適宜装着される。
【0022】
RAM54の中には、起動が完了した時点において、電子メールプログラム(アプリケーションプログラム)54A、オートパイロットプログラム(アプリケーションプログラム)54B、そしてOS(基本プログラム)54Cが、HDD56から転送され、記憶される。
【0023】
電子メールプログラム54Aは、電話回線のような通信回線などからネットワーク経由で通信文を授受するプログラムである。電子メールプログラム54Aは、特定機能としての着信メール取得機能を有している。この着信メール取得機能は、メールサーバ93に対して、そのメールボックス93A内に自分(利用者)宛のメールが着信しているかどうかを確認して、自分宛のメールがあれば取得する処理を実行する。
【0024】
オートパイロットプログラム54Bは、予め設定された複数の処理(またはプログラム)などを、予め設定された順序で順次起動して、処理するプログラムである。
【0025】
OS54Cは、Windows98(商標)に代表される、コンピュータの基本的な動作を制御するものである。
【0026】
一方、外部バス55側のハードディスクドライブ(HDD)56には、電子メールプログラム56A、オートパイロットプログラム56B、OS56Cが記憶されている。ハードディスクドライブ56内のOS56C、オートパイロットプログラム56B、および電子メールプログラム56Aは、起動(ブートアップ)処理の過程で、RAM54内に順次転送され、格納される。
【0027】
I/Oコントローラ57は、マイクロコントローラ61を有し、このマイクロコントローラ61には、I/Oインタフェース62が設けられている。このマイクロコントローラ61は、I/Oインタフェース62、CPU63、RAM64、ROM69が相互に接続されて構成されている。このRAM64は、キー入力ステイタスレジスタ65、LED(発光ダイオード)制御レジスタ66、設定時刻レジスタ67、レジスタ68を有している。設定時刻レジスタ67は、ユーザが予め設定した時刻(起動条件)になると起動シーケンス制御部76の動作を開始させる際に利用される。レジスタ68は、予め設定された操作キーの組み合わせ(起動条件)と、起動すべきアプリケーションプログラムの対応を記憶するもので、その記憶された操作キーの組み合わせがユーザにより入力されると、その記憶されたアプリケーションプログラム(例えば電子メール)が起動されることになる。
【0028】
キー入力ステイタスレジスタ65は、ワンタッチ操作用のプログラマブルパワーキー(PPK)9が押されると、操作キーフラグが格納されるようになっている。LED制御レジスタ66は、レジスタ68に記憶されたアプリケーションプログラム(電子メール)の立ち上げ状態を表示するメッセージランプMLの点灯を制御するものである。設定時刻レジスタ67は、所定の時刻を任意に設定することができるものである。
【0029】
なお、このマイクロコントローラ61には、バックアップ用のバッテリ74が接続されており、各レジスタ65,66,67の値は、本体2の電源がオフとされている状態においても保持されるようになっている。
【0030】
マイクロコントローラ61内のROM69の中には、ウェイクアッププログラム70、キー入力監視プログラム71、LED制御プログラム72が予め格納されている。このROM69は、例えばEEPROM(electrically erasable and programmable read only memory)で構成されている。このEEPROMはフラッシュメモリとも呼ばれている。さらにマイクロコントローラ61には、常時現在時刻をカウントするRTC(Real-Time Clock)75が接続されている。
【0031】
ROM69の中のウェイクアッププログラム70は、RTC75から供給される現在時刻データに基づいて、設定時刻レジスタ67に予め設定された時刻になったかどうかをチェックして、設定された時刻になると、所定の処理(またはプログラム)などの起動をするプログラムである。キー入力監視プログラム71は、PPK9が利用者により押されたかどうかを常時監視するプログラムである。LED制御プログラム72は、メッセージランプMLの点灯を制御するプログラムである。
【0032】
ROM69には、さらにBIOS(Basic Input Output System)73が書き込まれている。このBIOS73としては、電源投入時にOS56Cを起動したり、起動した後、各種アプリケーションソフトウェアと周辺機器(ディスプレイ、キーボード、ハードディスクドライブなど)の間でデータを授受する等の機能を有する通常のシステムBIOS以外に、本願発明の要旨となる拡張BIOS54D(図11参照)等も含んでいる。
【0033】
外部バス55に接続されているキーボードコントローラ58は、キーボード4からの入力をコントロールする。スティック式ポインティングデバイスコントローラ59は、スティック式ポインティングデバイス5の入力を制御する。
【0034】
サウンドチップ60は、マイクロホン24からの入力を取り込み、あるいは内蔵スピーカ8に対して音声信号を供給する。
【0035】
モデム50は、公衆電話回線90、インターネットサービスプロバイダ91を介して、インターネットなどの通信ネットワーク92やメールサーバ93などに接続することができる。
【0036】
内部バス51に接続されているグラフィックチップ81には、CCDビデオカメラ23で取り込んだ画像データが、処理部82で処理された後、ZV(Zoomed Video)ポートを介して入力されるようになされている。グラフィックチップ81は、処理部82を介してCCDビデオカメラ23より入力されたビデオデータを、内蔵するVRAM81に記憶し、適宜、これを読み出して、LCDコントローラ83に出力する。LCDコントローラ83は、グラフィックチップ81より供給された画像データをLCD21に出力し、表示させる。バックライト84は、LCD21を後方から照明するようになされている。
【0037】
なお、グラフィックチップ81の内部機能については、図12を参照して、さらに後述する。
【0038】
電源スイッチ40は、電源をオンまたはオフするとき操作される。半押しスイッチ85は、シャッタボタン10が半押し状態にされたときオンされ、全押しスイッチ86は、シャッタボタン10が全押し状態にされたときオンされる。反転スイッチ87は、撮像部22が180度回転されたとき(CCDビデオカメラ23がLCD21の反対側を撮像する方向に回転されたとき)、オンされるようになされている。
【0039】
さて、本実施の形態においては、ユーザによるシャッタボタン10を押下する操作に同期して、撮像部22が撮像した画像をハードディスク56に記録するようになされている。この撮像処理について、図8および図9のフローチャートを参照して説明する。なお、図8に示すアプリケーション処理は、ハードディスク56に記憶されている撮像アプリケーション・プログラムがRAM54に展開され、撮像アプリケーション・プログラム54P(図11参照)として実行されることによって開始される。また、図9に示すBIOS処理は、ROM69に記憶されているBIOS73の内の拡張BIOS54D(図11参照)がCPU52によって実行されることにより開始される。
【0040】
図8に示すステップS1において、撮像アプリケーション・プログラム54Pは、自己がシャッタボタン10に対応するアプリケーションであることを拡張BIOS54Dに申告するとともに、拡張BIOS54Dからのイベント情報の通知を受け付ける状態となる。
【0041】
ステップS2において、撮像アプリケーション・プログラム54Pは、拡張BIOS73に対してクイックアクション・モードの有効、または無効の選択を通知する。ここで、クイック・アクション・モードとは、シャッタボタン10が押下されたタイミングに同期して、拡張BIOS54Dから、後述するカメラドライバ54E、ビデオドライバ54F、またはオーディオドライバ54Gなどに対して、ユーザの操作に伴うイベント情報が直接供給されるモードを意味するものである。このクイックアクション・モードにより、ユーザの操作に伴うイベント情報が、OS54Cを介在せずに、直接各種ドライバへ伝達される。このように、BIOSやドライバ等のハードウェア依存プログラムが相互に連携して完結処理することによって、イベント発生に同期してハードウェアをリアルタイム制御することが可能となる。例えば、シャッタボタン10が半押しされたタイミングに同期してプレビュ画像のフリーズを実行し、全押しされたタイミングに同期してシャッタ効果音を発生するなどのリアルタイム制御が可能となる。
【0042】
撮像アプリケーション・プログラム54Pによって、クイックアクション・モードが有効と選択された場合、拡張BIOS54Dは、クイックアクション・モードに基づく処理、すなわちシャッタボタン10が半押しされたタイミングに同期して、イベント情報を、後述するカメラドライバ54Eを介してビデオドライバ54Fに対して直接供給する。一方、クイックアクション・モードが無効と選択された場合、拡張BIOS54Dは、クイックアクション・モードに基づく処理を実行しない。
【0043】
一方、拡張BIOS54Dは、図9に示す、ステップS11において、撮像アプリケーション・プログラム54Pからの申告(前述したステップS1)を受理する。ステップS12において、拡張BIOS54Dは、撮像アプリケーション・プログラム54Pからのクイックアクション・モードの選択(前述したステップS2)を受理する。
【0044】
ステップS13において、拡張BIOS54Dは、半押しスイッチ85および全押しスイッチ86を監視することにより、シャッタボタン10が押下され、操作イベントが発生したか否かを判定する。シャッタボタン10が押下されていないと判定された場合、拡張BIOS54Dはシャッタボタン10が押下されるまで処理を待機し、シャッタボタン10が押下されたと判定された場合、ステップS14に進む。
【0045】
ステップS14において、拡張BIOS54Dは、ステップS12で受理したクイックアクション・モードの選択が有効であるか否かを判定する。クイックアクション・モードの選択が有効ではない(無効である)と判定された場合、ステップS15をスキップし、クイックアクションの選択が有効であると判定された場合、ステップS15に進む。
【0046】
ステップS15において、拡張BIOS54Dは、イベントに対応するクイックアクションモードに基づく処理を実行する。例えば、操作イベントが、シャッタボタン10の半押しであった場合、そのタイミングに同期してプレビュ画像のフリーズの実行を指示する。さらに、操作イベントが、シャッタボタン10の全押しである場合、そのタイミングに同期してシャッタ効果音の発生を指示する。
【0047】
ステップS16において、拡張BIOS54Dは、操作イベントに伴うイベント情報を、OS54Cを介して撮像アプリケーション・プログラム54Pに通知する。
【0048】
図8に戻り、そのステップS3において、撮像アプリケーション・プログラム54Pは、拡張BIOS54Dからのイベント情報の通知(前述したステップS16)を受信し、その種類(半押し、全押し、または押下解除)を判定する。
【0049】
ステップS4において、撮像アプリケーション・プログラム54Pは、操作イベントの種類に対応した処理を実行する。例えば、操作イベントが、シャッタボタン10の全押しである場合、フリーズされているプレビュ画像のデータに、適宜ファイル名を付加して、HDD56に記録する。
【0050】
なお、この撮像アプリケーション・プログラム54Pの処理は、ユーザにより所定の終了操作が行われるまで継続される。また、拡張BIOS54Dの処理は、パーソナルコンピュータ1が起動されている間、継続される。
【0051】
図10は、撮像アプリケーション・プログラム54Pの具体的な表示例を説明する図である。ここでは、CCDビデオカメラ23により画像を取り込むための撮像アプリケーション・プログラム54PとしてのSmart Capture(商標)を一例として説明する。
【0052】
このSmart Captureが起動された状態において、CPU52は、CCDビデオカメラ23から取り込まれた画像をLCD21に表示させる処理を、グラフィックチップ81に実行させる。すなわち、CCDビデオカメラ23より取り込まれた画像データは、処理部82で所定の処理が施された後、ZVポートを介してグラフィックチップ81に供給される。グラフィックチップ81は、取り込まれた画像データをVRAM81Aに一時記憶すると共に、一旦記憶した画像データを読み出し、LCDコントローラ83に出力する。LCDコントローラ83は、入力された画像データをLCD21(ファインダ画面241)に出力し、表示させる。これにより、Smart Captureのウインドウ231には、例えば、図10に示すようなCCDビデオカメラ23で取り込まれた画像が動画像として表示される。
【0053】
図10に示すように、ウインドウ231には、ファインダ画面241が設けられており、その領域にCCDビデオカメラ23により撮像された画像が表示される。ステータス表示部242には、ファインダ画面241に表示されている画像のステータス情報が表示される。例えば、静止画撮影モード時は、画質モード(FINE)、画像サイズ(320×240)、ハードディスクの空き容量(Remain 1.51GB)などが表示される。動画撮影時には、最大録画可能時間、現在の録画時間、画像サイズが表示される。
【0054】
オプションボタン243は、撮影モードなどを指定するとき操作される。エフェクトボタン244は、撮影画像にエフェクトをかけたいとき操作される。キャプチャボタン245は、機械的なボタンとしてのシャッタボタン10(図1)と同等の機能を有するボタンであり、撮影時操作される。このキャプチャボタン245の中の文字は、静止画撮影時「STILL」となり、動画撮影時「VIDEO」とされる。
【0055】
アプリケーション切り替えメニュー246には、撮影した画像を処理するアプリケーション名が表示される。図10に示す状態においては、静止画像を再生するアプリケーション・プログラムであるStill Viewer(商標)が選択されており、Smart Captureは、取得した画像データをStill Viewerに供給する状態にある。これにより、アプリケーション切り替えメニュー246には、「Still Viewer」の文字が表示されている。アプリケーション切替メニュー246の右側のボタン247は、対応するアプリケーションを切り替えるとき操作される。
【0056】
図11は、図1のパーソナルコンピュータ1のシャッタボタン10が半押し操作された時点における各部の動作を説明する図であリ、図12は、図1のパーソナルコンピュータ1のシャッタボタン10が半押し操作された時点におけるグラフィックチップ81のフリーズ動作を説明する図である。
【0057】
これらの図においては、シャッタボタン10が半押しされると、その半押しスイッチ85(図7)の操作イベントが拡張BIOS54Dによって検出され、その操作イベント情報が、カメラドライバ54Eを介してビデオドライバ54Fへ供給される。そして、この操作イベントが到来した時点で、図12に示すように、ビデオドライバ54Fは、即座に、グラフィックチップ81内の書込制御レジスタ81Bに対して、VRAM81Aに対する画像データの書き込みを一時停止させるためのフリーズ指示を書き込む。
【0058】
一方、グラフィックチップ81には、アプリケーション・プログラム54PからOS54Cおよびビデオドライバ54Fを介して、図10に示すファインダ画面241を除くウインドウ231を描画するための描画データが継続的に供給されており、書込制御回路81Cによって、VRAM81A内のアプリケーションウインドウ領域81Wに順次書き込まれている。
【0059】
ここで、CCDビデオカメラ23により取り込まれた画像データは、処理部82で所定の処理が施された後、グラフィックチップ81に供給され続けている。しかしながら、グラフィックチップ81の書込制御レジスタ81Bには、ビデオドライバ54Fからフリーズ指示が書き込まれており、この書込制御レジスタ81Bに書き込まれたフリーズ指示に基づいて書込制御回路81CによるVRAM81A内のファインダ画面領域81Fに対する画像データの書込みは一時中断されている。これにより、VRAM81A内のファインダ画面領域81Fに書き込まれた画像データは、ビデオドライバ54Fからフリーズ指示が供給された時点のまま更新されずに保存されている。
【0060】
グラフィックスチップ81内の画像合成/読出制御回路81Dは、VRAM81Aのアプリケーションウインドウ領域81Wから順次読み出したウインドウ231(但し、ファインダ画面241を除く)を描画するための描画データに対して、ファインダ画面領域81Fから繰り返し読み出した同一フレームのプレビュ画像データを合成し、この合成した画像データを継続的にLCDコントローラ83を介してLCD21に出力する。これにより、シャッタボタン10を半押しした時点で、取り込まれた画像が、フリーズされた状態で、図10に示すようにファインダ画面241にプレビュ画像として表示される。
【0061】
図13は、図1のパーソナルコンピュータ1のシャッタボタン10が全押し操作された時点における各部の動作を説明する図である。この図において、シャッタボタン10が全押しされると、その全押しスイッチ86(図7)の操作イベントが拡張BIOS54Dによって検出され、その操作イベント情報が、オーディオドライバ54Gへ直接供給される。オーディオドライバ54Gは、その操作イベント情報が供給されると、即座にサウンドチップ60を制御して、スピーカ8から「カシャ」という擬似的なシャッター音を発生させる。
【0062】
一方、シャッタボタン10が全押しされたことが、拡張BIOS54Dによって検出された時点で、この拡張BIOS54DからOS54Cを介してアプリケーション・プログラム54Pへキャプチャメッセージが供給される。アプリケーション・プログラム54Pは、このキャプチャメッセージを受けた時点で、OS54Cを介してカメラドライバ54Eへキャプチャ指示を供給する。
【0063】
カメラドライバ54Eは、このキャプチャ指示を受けた時点で、グラフィックチップ81のVRAM81内のファインダ画面領域81Fから読み出したプレビュ画像データをOS54Cを介してアプリケーション・プログラム54Pへ供給する。
【0064】
アプリケーション・プログラム54Pは、このプレビュ画像データを、JPEG(Joint Photographic Coding Experts Group)画像フォーマットなどに変換し、撮影年月日などのファイル名を適宜付加して、OS54Cを介してHDDドライバ54Hへ供給し、HDD56内の所定のディレクトリに予め設けられたStill Viewerのフォルダ内に格納する。
【0065】
以上の動作により、シャッタボタン10が半押しされたタイミングに同期して、クイックアクション・モードにより、プレビュ画像がファインダ画面241内にフリーズ状態で表示され、さらに、全押しされたタイミングに同期して、クイックアクション・モードにより、シャッタ効果音が発生する。その後、通常のOS54Cを介してアプリケーション・プログラム54Pによって処理される通常モードにより、プレビュ画像がHDD56内に格納される。
【0066】
なお、上述した一連の処理を実行するプログラムをコンピュータにインストールし、コンピュータによって実行可能な状態とするために用いられる媒体としては、例えば、フロッピーディスク、CD-ROM、DVDなどのパッケージメディアのみならず、プログラムが一時的もしくは永続的に格納される半導体メモリや磁気ディスクなどで実現してもよく、さらには、ローカルエリアネットワークやインターネット、デジタル衛星放送などの有線および無線通信媒体、およびこれらの通信媒体を介して提供されるプログラムを転送もしくは受信するルーターやモデム等の各種通信インターフェイスで実現してもよく、本願明細書における媒体とは、これら全ての媒体を含む広義の概念を意味するものである。
【0067】
【発明の効果】
以上のように、請求項1に記載の情報処理装置、請求項9に記載の情報処理方法、および請求項10に記載の媒体によれば、ユーザの操作に伴うイベント情報を、アプリケーション・プログラムによって、予め指定されたハードウェア依存手段へ直接供給するクイック・アクション・モードを設け、ハードウェアをリアルタイム制御するようにしたので、イベント発生に同期してリアルタイムに実行すべき処理が、BIOSやドライバ等のハードウェア依存プログラム(ローレベル・システム・プログラム)相互間で連携して完結処理され、これにより、操作イベント等に応じたOSにおける処理の遅延を未然に抑止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したパーソナルコンピュータ1の斜視図である。
【図2】図1のパーソナルコンピュータ1の平面図である。
【図3】図1のパーソナルコンピュータ1の側面図である。
【図4】図1のパーソナルコンピュータ1の側面図である。
【図5】図1のパーソナルコンピュータ1の正面図である。
【図6】図1のパーソナルコンピュータ1の底面図である。
【図7】図1のパーソナルコンピュータ1の電気的な構成を示すブロック図である。
【図8】図1のパーソナルコンピュータ1の撮像アプリケーション・プログラム54P処理を説明するフローチャートである。
【図9】図1のパーソナルコンピュータ1の拡張BIOS54Dの処理を説明するフローチャートである。
【図10】図1のパーソナルコンピュータ1の撮像アプリケーション・プログラム54Pの具体的な表示例を説明する図である。
【図11】図1のパーソナルコンピュータ1のシャッタボタン10が半押し操作された時点における各部の動作を説明する図である。
【図12】図1のパーソナルコンピュータ1のシャッタボタン10が半押し操作された時点におけるグラフィックチップ81のフリーズ動作を説明する図である。
【図13】図1のパーソナルコンピュータ1のシャッタボタン10が全押し操作された時点における各部の動作を説明する図である。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ, 8 スピーカ, 10 シャッタボタン, 21 LCD, 23 CCDビデオカメラ, 54C オペレーティングシステム, 54D 拡張BIOS, 54E カメラドライバ, 54F ビデオドライバ, 54G オーディオドライバ, 54H HDDドライバ, 54P アプリケーション・プログラム, 56 HDD, 60 サウンドチップ, 73 BIOS, 81 グラフィックチップ, 81A VRAM, 82 処理部, 83 LCDコントローラ, 85 半押しスイッチ, 86全押しスイッチ

Claims (9)

  1. 複数のハードウエア依存手段を備え、
    前記複数のハードウエア依存手段として、
    ユーザの操作に伴うイベント情報を、オペレーティング・システムを介してアプリケーション・プログラムへ供給する通常モードと、前記アプリケーション・プログラムによって予め指定された他のハードウエア依存手段へ直接供給するクイック・アクション・モードとを有するハードウエア依存入力手段と、
    前記ハードウエア依存入力手段から前記イベント情報が直接供給された時点で、前記イベント情報に関連するハードウエアをリアルタイム制御するハードウエア依存出力手段と
    が少なくとも存在し、
    さらに、前記ユーザの操作を段階的に検出し、前記操作の操作量に応じた第1のイベント情報と、第2のイベント情報を前記ハードウエア依存入力手段へ段階的に供給する操作イベント検出手段を備え、
    前記ハードウエア依存入力手段は、前記第1のイベント情報を前記クイック・アクション・モードで処理して前記ハードウエア依存出力手段へ直接供給すると共に、前記第2のイベント情報を前記通常モードで処理して前記オペレーティング・システムを介して前記アプリケーション・プログラムへ供給する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記ハードウエア依存出力手段として、第1のハードウエア依存出力手段および第2のハードウエア依存出力手段とを有し、
    前記ハードウエア依存入力手段は、前記第1のイベント情報および前記第2のイベント情報を前記クイック・アクション・モードで処理して前記第1のハードウエア依存出力手段および前記第2のハードウエア依存出力手段へ直接供給すると共に、前記第2のイベント情報を前記通常モードで処理して前記オペレーティング・システムを介して前記アプリケーション・プログラムへ供給する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記操作イベント検出手段は、押しボタンを半押し操作した段階で、前記第1のイベント情報を出力し、前記押しボタンを全押し操作した段階で、前記第2のイベント情報を出力する
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  4. 前記ハードウエア依存出力手段によってリアルタイム制御される前記ハードウエアは、CCDビデオカメラから供給される画像情報を画像メモリに記憶すると共に、前記画像メモリから読み出した前記画像情報を表示手段に出力する画像処理回路によって構成され、
    前記ハードウエア依存出力手段は、前記ハードウエア依存入力手段から前記イベント情報が直接供給された時点で、前記画像処理回路に対して、前記画像メモリに対する前記画像情報の書き込みを一時停止させるためのフリーズ指示を供給し、
    前記画像処理回路は、前記フリーズ指示を受けた時点以降、前記画像メモリから繰り返し読み出した同一フレームの画像情報を継続的に前記表示手段に出力し、プレビュ画像を表示させる
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記アプリケーション・プログラムは、前記ハードウエア依存入力手段から前記オペレーティング・システムを介して前記第2のイベント情報が供給された時点で、前記ハードウエア依存出力手段を介して前記画像処理回路に対し、前記画像メモリに記憶されている前記画像情報の読み出しを要求し、前記画像メモリから読み出された前記画像情報を、他の記憶手段に格納する
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  6. 前記ハードウエア依存出力手段によってリアルタイム制御される前記ハードウエアは、擬似的なシャッター音を発生するサウンド処理回路によって構成され、前記ハードウエア依存出力手段は、前記ハードウエア依存入力手段から前記イベント情報が直接供給された時点で、前記サウンド処理回路に対して、前記シャッター音を発生させるための発音指示を供給し、
    前記サウンド処理回路は、前記発音指示を受けた時点で、前記シャッター音を発生させる
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  7. 前記第1のハードウエア依存出力手段によってリアルタイム制御されるハードウエアは、CCDビデオカメラから供給される画像情報を画像メモリに記憶すると共に、前記画像メモリから読み出した前記画像情報を表示手段に出力する画像処理回路によって構成され、
    前記第1のハードウエア依存出力手段は、前記ハードウエア依存入力手段から前記第1のイベント情報が直接供給された時点で、前記画像処理回路に対して、前記画像メモリに対する前記画像情報の書き込みを一時停止させるためのフリーズ指示を供給し、
    前記画像処理回路は、前記フリーズ指示を受けた時点以降、前記画像メモリから繰り返し読み出した同一フレームの画像情報を継続的に前記表示手段に出力し、プレビュ画像を表示させる一方、
    前記第2のハードウエア依存出力手段によってリアルタイム制御されるハードウエアは、擬似的なシャッター音を発生するサウンド処理回路によって構成され、
    前記第2のハードウエア依存出力手段は、前記ハードウエア依存入力手段から前記第2のイベント情報が直接供給された時点で、前記サウンド処理回路に対して、前記シャッター音を発生させるための発音指示を供給し、
    前記サウンド処理回路は、前記発音指示を受けた時点で、前記シャッター音を発生させる
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  8. 複数のハードウエア依存プログラムを搭載し、
    前記複数のハードウエア依存プログラムとして、ユーザの操作に伴うイベント情報を、オペレーティング・システムを介してアプリケーション・プログラムへ供給する通常モードと、前記アプリケーション・プログラムによって予め指定された他のハードウエア依存プログラムへ直接供給するクイック・アクション・モードとを有するハードウエア依存入力プログラムと、
    前記ハードウエア依存入力プログラムから前記イベント情報が直接供給された時点で、前記イベント情報に関連するハードウエアをリアルタイム制御するハードウエア依存出力プログラム
    が少なくとも搭載されている情報処理装置が、
    前記ユーザの操作を段階的に検出し、前記操作の操作量に応じた第1のイベント情報と、第2のイベント情報を前記ハードウエア依存入力プログラムへ段階的に供給し、
    前記ハードウエア依存入力プログラムを実行することで、前記第1のイベント情報を前記クイック・アクション・モードで処理して前記ハードウエア依存出力手段へ直接供給すると共に、前記第2のイベント情報を前記通常モードで処理して前記オペレーティング・システムを介して前記アプリケーション・プログラムへ供給する
    ステップを含むことを特徴とする情報処理方法。
  9. 情報処理装置に搭載される複数のハードウエア依存プログラムのうち、
    ユーザの操作に伴うイベント情報を、オペレーティング・システムを介してアプリケーション・プログラムへ供給する通常モードと、前記アプリケーション・プログラムによって予め指定された他のハードウエア依存プログラムへ直接供給するクイック・アクション・モードとを有するハードウエア依存入力プログラムと、
    前記ハードウエア依存入力プログラムから前記イベント情報が直接供給された時点で、前記イベント情報に関連するハードウエアをリアルタイム制御するハードウエア依存出力プログラム
    を少なくとも記憶しており、
    さらに、前記情報処理装置を制御するコンピュータが、前記ユーザの操作を段階的に検出し、前記操作の操作量に応じた第1のイベント情報と、第2のイベント情報を前記ハードウエア依存入力プログラムへ段階的に供給するステップを含む情報処理プログラムを記録しており、
    前記コンピュータが前記ハードウエア依存入力プログラムを実行することで、前記第1のイベント情報を前記クイック・アクション・モードで処理して前記ハードウエア依存出力手段へ直接供給すると共に、前記第2のイベント情報を前記通常モードで処理して前記オペレーティング・システムを介して前記アプリケーション・プログラムへ供給する
    ことを特徴とする前記コンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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