JP2000067219A - 情報処理装置および方法、並びに提供媒体 - Google Patents

情報処理装置および方法、並びに提供媒体

Info

Publication number
JP2000067219A
JP2000067219A JP10235236A JP23523698A JP2000067219A JP 2000067219 A JP2000067219 A JP 2000067219A JP 10235236 A JP10235236 A JP 10235236A JP 23523698 A JP23523698 A JP 23523698A JP 2000067219 A JP2000067219 A JP 2000067219A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
image
image data
image processing
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10235236A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyonobu Kojima
清信 小島
Naoki Fujisawa
直樹 藤澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP10235236A priority Critical patent/JP2000067219A/ja
Publication of JP2000067219A publication Critical patent/JP2000067219A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像加工時の操作性を向上させる。 【解決手段】 ステップS2において、ユーザがモザイ
クフィルタアイコン乃至写真枠フィルタアイコンのうち
の任意のものを選択してファインダウィンドウにの上に
移動する(ドラッグアンドドロップする)と、ステップ
S3において、ファインダウィンドウは、ドラッグアン
ドドロップされたアイコンに対応するフィルタをフィル
タフォルダから読み出し、ファインダウィンドウに表示
させている画像データに対して、読み出したフィルタに
記述されたプログラムに基づいて画像処理を実行し、フ
ァインダウィンドウの表示を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び方法、並びに提供媒体に関し、特に、画像データに対
して所定のフィルタ処理を施す情報処理装置および方
法、並びに提供媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、デジタルスチルカメラが普及しつ
つある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のデジ
タルスチルカメラにおいては、例えば、図14に示すよ
うに、被写体を撮像する撮像部121とその制御を行う
制御部122は、機能的な拡張性がなく、撮像する画像
または撮像した画像に対して、このデジタルスチルカメ
ラ120において実行できる処理は、例えば画像精度の
変更等、付随するファインダアプリケーション123に
予め組み込まれている処理に限定されてしまう課題があ
った。
【0004】また、例えば、デジタルスチルカメラ12
0で撮像した画像に所定の画像処理を施す場合、撮像し
た画像を、デジタルスチルカメラ120からパーソナル
コンピュータ124において起動されている任意の画像
加工用アプリケーション125乃至127に転送する必
要があり、操作が複雑である課題があった。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、画像処理時の操作性を向上させるととも
に、画像処理に拡張性を持たせるようにするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報処
理装置は、被写体を撮像して画像データを生成する撮像
手段と、所定の画像処理を実行するフィルタを管理する
管理手段と、ユーザによる操作を検知する検知手段と、
検知手段が検知したユーザによる操作に基づいてフィル
タを選択する選択手段と、撮像手段が生成した画像デー
タに、選択手段が選択したフィルタに対応する画像処理
を実行する画像処理手段とを備えることを特徴とする。
【0007】請求項4に記載の情報処理方法は、被写体
を撮像して画像データを生成する撮像ステップと、所定
の画像処理を実行するフィルタを管理する管理ステップ
と、ユーザによる操作を検知する検知ステップと、検知
ステップで検知したユーザによる操作に基づいてフィル
タを選択する選択ステップと、撮像ステップで生成した
画像データに、選択ステップで選択したフィルタに対応
する画像処理を実行する画像処理ステップとを含むこと
を特徴とする。
【0008】請求項5に記載の伝送媒体は、被写体を撮
像して画像データを生成する撮像ステップと、所定の画
像処理を実行するフィルタを管理する管理ステップと、
ユーザによる操作を検知する検知ステップと、検知ステ
ップで検知したユーザによる操作に基づいてフィルタを
選択する選択ステップと、撮像ステップで生成した画像
データに、選択ステップで選択したフィルタに対応する
画像処理を実行する画像処理ステップとを含む処理を実
行させるコンピュータが読み取り可能なプログラムを伝
送することを特徴とする。
【0009】請求項1に記載の情報処理装置において
は、撮像手段が、被写体を撮像して画像データを生成
し、管理手段が、所定の画像処理を実行するフィルタを
管理し、検知手段が、ユーザによる操作を検知し、選択
手段が、検知手段が検知したユーザによる操作に基づい
てフィルタを選択し、画像処理手段が、撮像手段が生成
した画像データに、選択手段が選択したフィルタに対応
する画像処理を実行する。
【0010】請求項4に記載の情報処理方法、および請
求項5に記載の伝送媒体においては、撮像ステップで、
被写体を撮像して画像データを生成し、管理ステップ
で、所定の画像処理を実行するフィルタを管理し、検知
ステップで、ユーザによる操作を検知し、選択ステップ
で、検知ステップで検知したユーザによる操作に基づい
てフィルタを選択し、画像処理ステップで、撮像ステッ
プで生成した画像データに、選択ステップで選択したフ
ィルタに対応する画像処理を実行する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の
実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段
の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付
加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。但
し勿論この記載は、各手段を記載したものに限定するこ
とを意味するものではない。
【0012】請求項1に記載の情報処理装置は、被写体
を撮像して画像データを生成する撮像手段(例えば、図
8の撮像部101)と、所定の画像処理を実行するフィ
ルタを管理する管理手段(例えば、図8のファインダア
プリケーション103)と、ユーザによる操作を検知す
る検知手段(例えば、図9のステップS2)と、検知手
段が検知したユーザによる操作に基づいてフィルタを選
択する選択手段(例えば、図9のステップS2)と、撮
像手段が生成した画像データに、選択手段が選択したフ
ィルタに対応する画像処理を実行する画像処理手段(例
えば、図9のステップS3)とを備えることを特徴とす
る。
【0013】以下、本発明の情報処理装置の一実施の形
態を図面を参照して説明する。
【0014】図1乃至図6は、本発明を適用した携帯型
パーソナルコンピュータの構成例を表している。このパ
ーソナルコンピュータ1は、ミニノート型のパーソナル
コンピュータとされ、基本的に、本体2と、本体2に対
して開閉自在とされている表示部3により構成されてい
る。図1は、表示部3を本体2に対して開いた状態を示
す外観斜視図、図2は、図1の平面図、図3は、表示部
3を本体2に対して閉塞した状態を示す左側側面図、図
4は、表示部3を本体2に対して180度開いた状態を
示す右側側面図、図5は、図3の正面図、図6は、図4
の底面図である。
【0015】本体2には、各種の文字や記号などを入力
するとき操作されるキーボード4、マウスカーソルを移
動させるときなどに操作されるトラックポイント(商
標)5が、その上面に設けられている。また、本体2の
上面には、音を出力するスピーカ8と、表示部3に設け
られているCCDビデオカメラ23で撮像するとき操作さ
れるシャッタボタン10がさらに設けられている。
【0016】表示部3の上端部には、ツメ13が設けら
れており、図3に示すように、表示部3を本体2に対し
て閉塞した状態において、ツメ13に対向する位置にお
ける本体2には、ツメ13が嵌合する孔部6が設けられ
ている。本体2の前面には、スライドレバー7が前面に
平行に移動可能に設けられており、スライドレバー7は
孔部6に嵌合したツメ13と係合してロックし、またロ
ック解除することができるようになっている。ロックを
解除することにより、表示部3を本体2に対して回動す
ることができる。ツメ13の隣りには、マイクロホン2
4が取り付けられている。このマイクロホン24は、図
6にも示すように、背面からの音も収音できるようにな
されている。
【0017】本体2の正面にはまた、プログラマブルパ
ワーキー(PPK)9が設けられている。本体2の右側面
には、図4に示すように、排気孔11が設けられてお
り、本体2の前面下部には、図5に示すように、吸気孔
14が設けられている。さらに、排気孔11の右側に
は、PCMCIA(Personal Comuputer Memory Card Interna
tional Association)カード(PCカード)を挿入する
ためのスロット12が設けられている。
【0018】表示部3の正面には、画像を表示するLCD
(Liquid Crystal Display)21が設けられており、そ
の上端部には、撮像部22が、表示部3に対して回動自
在に設けられている。すなわち、この撮像部22は、LC
D21と同一の方向と、その逆の方向(背面の方向)と
の間の180度の範囲の任意の位置に回動することがで
きるようになされている。撮像部22には、CCDビデオ
カメラ23が取り付けられている。
【0019】表示部3の下側の本体側には、電源ランプ
PL、電池ランプBL、メッセージランプML、その他のLED
よりなるランプが設けられている。なお、図3に示す符
号40は、本体2の左側面に設けられた電源スイッチで
あり、図5に示す符号25は、CCDビデオカメラ23の
フォーカスを調整する調整リングである。さらに、図6
に示す符号26は、本体2内に増設メモリを取り付ける
ための開口部を被覆する蓋であり、符号41は、蓋26
のロックツメを外すためのピンを挿入する小孔である。
【0020】図7は、パーソナルコンピュータ1の内部
の構成を表している。内部バス51には、図7に示すよ
うに、CPU(Central Processing Unit)52、必要に応
じて挿入されるPCカード53、RAM(Random Access M
emory)54、およびグラフィックチップ81が接続さ
れている。この内部バス51は、外部バス55に接続さ
れており、外部バス55には、ハードディスクドライブ
(HDD)56、I/O(入出力)コントローラ57、キ
ーボードコントローラ58、トラックポイントコントロ
ーラ59、サウンドチップ60、LCDコントローラ8
3、モデム50などが接続されている。
【0021】CPU52は、各機能を統括するコントロー
ラであり、PCカード53は、オプションの機能を付加
するとき適宜装着される。
【0022】RAM54の中には、起動が完了した時点に
おいて、電子メールプログラム(アプリケーションプロ
グラム)54A、オートパイロットプログラム(アプリ
ケーションプログラム)54B、そしてOS(基本プロ
グラム)54Cが、HDD56から転送され、記憶され
る。
【0023】電子メールプログラム54Aは、電話回線
のような通信回線などからネットワーク経由で通信文を
授受するプログラムである。電子メールプログラム54
Aは、特定機能としての着信メール取得機能を有してい
る。この着信メール取得機能は、メールサーバ93に対
して、そのメールボックス93A内に自分(利用者)宛
のメールが着信しているかどうかを確認して、自分宛の
メールがあれば取得する処理を実行する。
【0024】オートパイロットプログラム54Bは、予
め設定された複数の処理(またはプログラム)などを、
予め設定された順序で順次起動して、処理するプログラ
ムである。
【0025】OS(基本プログラムソフトウェア)54
Cは、Windows95(商標)に代表される、コンピュー
タの基本的な動作を制御するものである。
【0026】一方、外部バス55側のハードディスクド
ライブ(HDD)56には、電子メールプログラム56
A、オートパイロットプログラム56B、OS(基本プ
ログラムソフトウェア)56Cが記憶されている。ハー
ドディスクドライブ56内のOS56C、オートパイロ
ットプログラム56B、および電子メールプログラム5
6Aは、起動(ブートアップ)処理の過程で、RAM54
内に順次転送され、格納される。
【0027】I/Oコントローラ57は、マイクロコン
トローラ61を有し、このマイクロコントローラ61に
は、I/Oインタフェース62が設けられている。この
マイクロコントローラ61は、I/Oインタフェース6
2、CPU63、RAM64、ROM69が相互に接続されて構
成されている。このRAM64は、キー入力ステイタスレ
ジスタ65、LED(発光ダイオード)制御レジスタ6
6、設定時刻レジスタ67、レジスタ68を有してい
る。設定時刻レジスタ67は、ユーザが予め設定した時
刻(起動条件)になると起動シーケンス制御部76の動
作を開始させる際に利用される。レジスタ68は、予め
設定された操作キーの組み合わせ(起動条件)と、起動
すべきアプリケーションプログラムの対応を記憶するも
ので、その記憶された操作キーの組み合わせがユーザに
より入力されると、その記憶されたアプリケーションプ
ログラム(例えば電子メール)が起動されることにな
る。
【0028】キー入力ステイタスレジスタ65は、ワン
タッチ操作用のプログラマブルパワーキー(PPK)9が
押されると、操作キーフラグが格納されるようになって
いる。LED制御レジスタ66は、レジスタ68に記憶さ
れたアプリケーションプログラム(電子メール)の立ち
上げ状態を表示するメッセージランプMLの点灯を制御す
るものである。設定時刻レジスタ67は、所定の時刻を
任意に設定することができるものである。
【0029】なお、このマイクロコントローラ61に
は、バックアップ用のバッテリ74が接続されており、
各レジスタ65,66,67の値は、本体2の電源がオ
フとされている状態においても保持されるようになって
いる。
【0030】マイクロコントローラ61内のROM69の
中には、ウェイクアッププログラム70、キー入力監視
プログラム71、LED制御プログラム72が予め格納さ
れている。このROM69は、例えばEEPROM(electricall
y erasable and programmable read only memory)で構
成されている。このEEPROMはフラッシュメモリとも呼ば
れている。さらにマイクロコントローラ61には、常時
現在時刻をカウントするRTC(Real-Time Clock)75が
接続されている。
【0031】ROM69の中のウェイクアッププログラム
70は、RTC75から供給される現在時刻データに基づ
いて、設定時刻レジスタ67に予め設定された時刻にな
ったかどうかをチェックして、設定された時刻になる
と、所定の処理(またはプログラム)などの起動をする
プログラムである。キー入力監視プログラム71は、PP
K9が利用者により押されたかどうかを常時監視するプ
ログラムである。LED制御プログラム72は、メッセー
ジランプMLの点灯を制御するプログラムである。
【0032】ROM69には、さらにBIOS(Basic Input/O
utput System)73が書き込まれている。このBIOSと
は、基本入出力システムのことをいい、OSやアプリケ
ーションソフトウェアと周辺機器(ディスプレイ、キー
ボード、ハードディスクドライブなど)の間でのデータ
の受け渡し(入出力)を制御するソフトウェアプログラ
ムである。
【0033】外部バス55に接続されているキーボード
コントローラ58は、キーボード4からの入力をコント
ロールする。トラックポイントコントローラ59は、ト
ラックポイント5の入力を制御する。
【0034】サウンドチップ60は、マイクロホン24
からの入力を取り込み、あるいは内蔵スピーカ8に対し
て音声信号を供給する。
【0035】モデム50は、公衆電話回線90、インタ
ーネットサービスプロバイダ91を介して、インターネ
ットなどの通信ネットワーク92やメールサーバ93な
どに接続することができる。
【0036】内部バス51に接続されているグラフィッ
クチップ81には、CCDビデオカメラ23で取り込んだ
画像データが、処理部82で処理された後、入力される
ようになされている。グラフィックチップ81は、処理
部82を介してCCDビデオカメラ23より入力されたビ
デオデータを、内蔵するVRAM81に記憶し、適宜、これ
を読み出して、LCDコントローラ83に出力する。LCDコ
ントローラ83は、グラフィックチップ81より供給さ
れた画像データをLCD21に出力し、表示させる。バッ
クライト84は、LCD21を後方から照明するようにな
されている。
【0037】電源スイッチ40は、電源をオンまたはオ
フするとき操作される。半押しスイッチ85は、シャッ
タボタン10が半押し状態にされたときオンされ、全押
しスイッチ86は、シャッタボタン10が全押し状態に
されたときオンされる。反転スイッチ87は、撮像部2
2が180度回転されたとき(CCDビデオカメラ23がL
CD21の反対側を撮像する方向に回転されたとき)、オ
ンされるようになされている。
【0038】さて、本実施の形態においては、CCDビデ
オカメラ23により撮像された画像データに対して、任
意の画像処理を行うことが可能である。図8は、そのよ
うな処理を実行する部分の構成を示している。
【0039】撮像部101(図7のCCDビデオカメラ2
3に対応する)は、被写体を撮像し、その画像データを
制御部102(図7の処理部82、およびグラフィック
チップ81に相当する)に出力するようになされてい
る。制御部102は、撮像部101を制御し、撮像部1
01が撮像した画像データをファインダアプリケーショ
ン103に供給するようになされている。
【0040】ファインダアプリケーション103は、表
示部3にファインダウィンドウ111(後述する図1
0)を表示させ、そのファインダウィンドウ111の中
に、制御部102から入力された画像データを表示させ
るようになされている。また、ファインダアプリケーシ
ョン103は、所定のフィルタ処理を行うフィルタ(プ
ログラム)が格納されているフィルタフォルダ104
(ハードディスク56に記憶されている)を管理し、フ
ィルタフォルダ104に格納されているフィルタに対応
するアイコンを表示部3に表示させるようになされてい
る。
【0041】フィルタフォルダ104の中には、例え
ば、モザイクフィルタ105、モノクロフィルタ10
6、セピアフィルタ107、および写真枠フィルタ10
8が格納されている。フィルタフォルダ104に、その
他のフィルタを追加することが可能である。なお、モザ
イクフィルタ105乃至写真枠フィルタ108の処理に
ついては後述する。
【0042】さらに、ファインダアプリケーション10
3は、フィルタフォルダ104中の各フィルタを利用し
て、入力された画像データに対して所定のフィルタ処理
を実行するようになされている。
【0043】次に、図8に示した構成による画像加工処
理について、図9のフローチャートを参照して説明す
る。ステップS1において、ファインダアプリケーショ
ン103は、ユーザによる画像設定(画像フォーマッ
ト、および画像サイズ)を受け付けて、その情報を制御
部102に出力する。制御部102は、入力された画像
設定に対応して撮像部101を制御し、画像データの供
給を要求する。撮像部101は、この要求に対応して被
写体を撮像し、その画像データを制御部102に供給す
る。制御部102は、入力された画像データをファイン
ダアプリケーション103に出力する。
【0044】ファインダアプリケーション103は、図
10に示すように、表示部3にファインダウィンドウ1
11を表示させ、そのファインダウィンドウ111の中
に、制御部102から入力された画像データの画像を表
示させる。さらに、ファインダアプリケーション103
は、フィルタフォルダ104に格納されているモザイク
フィルタ105乃至写真枠フィルタ108に対応するモ
ザイクフィルタアイコン113乃至写真枠フィルタアイ
コン116を表示部3に表示させる。
【0045】ステップS2において、ユーザがモザイク
フィルタアイコン113乃至写真枠フィルタアイコン1
16のうちの任意のものを選択してファインダウィンド
ウ111の上に移動する(ドラッグアンドドロップす
る)と、ステップS3において、ファインダアプリケー
ション103は、ドラッグアンドドロップされたアイコ
ンに対応するフィルタをフィルタフォルダ104から読
み出し、ファインダウィンドウ111に表示させている
画像データに対して、読み出したフィルタに記述された
プログラムに基づいて画像処理を実行し、ファインダウ
ィンドウ111の表示を更新する。
【0046】例えば、モザイクフィルタアイコン113
がファインダウィンドウ111にドラッグアンドドロッ
プされた場合、図11に示すように、画像データに対し
てモザイク処理が施される。モノクロフィルタアイコン
114がドラッグアンドドロップされた場合、画像デー
タの色がモノクロに変換される。セピアフィルタアイコ
ン115がドラッグアンドドロップされた場合、画像デ
ータの色が、いわゆるセピア調に変換される。図12に
示すような画像(写真枠)が予め設定されている写真枠
フィルタアイコン116がドラッグアンドドロップされ
た場合、図11に示すように、画像データに設定されて
いる写真枠が重畳される。なお、写真枠フィルタ108
の代わりに所定の描画ソフトウェアで作成された画像フ
ァイルのアイコンを、ファインダウィンドウ111にド
ラッグアンドドロップしても、同様の重畳処理が行われ
る。
【0047】ステップS4において、そのフィルタ処理
が施された画像データを確認したユーザが、ファインダ
ウィンドウ111の下部のキャプチャボタン112を操
作することによりキャプチャ指令を入力すると、ステッ
プS5において、ファインダアプリケーション103
は、そのキャプチャ指令に同期して、フィルタ処理され
た画像をハードディスク56に記録する。
【0048】このように、本実施の形態においては、フ
ィルタの種類を示すアイコンを、加工する画像の上にド
ラッグアンドドロップするだけで、任意のフィルタ処理
を指令することができる。
【0049】なお、フィルタフォルダ104に追加する
その他のフィルタの処理としては、例えば、エンボス、
拡大、圧縮、回転、変形等が考えられる。
【0050】また、上記各処理を行うコンピュータプロ
グラムは、磁気ディスク、CD-ROM等の情報記録媒体より
なる提供媒体のほか、インターネット、デジタル衛星な
どのネットワーク提供媒体を介してユーザに提供するこ
とができる。
【0051】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の情報処
理装置、請求項4に記載の情報処理法法、および請求項
5に記載の提供媒体によれば、ユーザによる操作に基づ
いてフィルタを選択し、画像データに、選択したフィル
タに対応する画像処理を実行するようにしたので、画像
加工処理の操作性を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したパーソナルコンピュータ1の
斜視図である。
【図2】図1のパーソナルコンピュータ1の平面図であ
る。
【図3】図1のパーソナルコンピュータ1の側面図であ
る。
【図4】図1のパーソナルコンピュータ1の側面図であ
る。
【図5】図1のパーソナルコンピュータ1の正面図であ
る。
【図6】図1のパーソナルコンピュータ1の底面図であ
る。
【図7】図1のパーソナルコンピュータ1の電気的な構
成を示すブロック図である。
【図8】図1のパーソナルコンピュータ1の画像加工処
理を行う部分の構成を示すブロック図である。
【図9】画像加工処理を説明するフローチャートであ
る。
【図10】画像加工処理を説明する図である。
【図11】画像加工処理を説明する図である。
【図12】画像加工処理を説明する図である。
【図13】画像加工処理を説明する図である。
【図14】従来の画像加工処理を行う装置の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ, 2 本体, 3 表示
部, 10 シャッタボタン, 56 ハードディス
ク, 101 撮像部, 102 制御部, 103
ファインダアプリケーション, 104 フィルタフォ
ルダ, 105モザイクフィルタ, 106 モノクロ
フィルタ, 107 セピアフィルタ,108 写真枠
フィルタ, 111 ファインダウィンドウ, 112
キャプチャボタン, 113 モザイクフィルタアイ
コン, 114 モノクロフィルタアイコン, 115
セピアフィルタアイコン, 116 写真枠フィルタ
アイコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/91 H04N 5/91 J Fターム(参考) 5B050 AA09 BA11 CA07 EA14 FA02 FA09 FA14 5B057 AA01 BA24 BA26 CE06 5C023 AA02 AA03 AA09 AA10 AA18 AA34 AA37 AA38 CA02 CA05 CA08 DA02 DA04 DA08 5C053 FA08 FA23 FA27 GB12 GB21 KA03 KA11 KA24 LA01 LA06 LA11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像された画像データに所定の処理を実
    行する情報処理装置において、 被写体を撮像して前記画像データを生成する撮像手段
    と、 所定の画像処理を実行するフィルタを管理する管理手段
    と、 ユーザによる操作を検知する検知手段と、 前記検知手段が検知したユーザによる操作に基づいて前
    記フィルタを選択する選択手段と、 前記撮像手段が生成した画像データに、前記選択手段が
    選択したフィルタに対応する画像処理を実行する画像処
    理手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記検知手段は、ユーザによるドラッグ
    アンドドロップを検知することを特徴とする請求項1に
    記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記フィルタは追加可能であることを特
    徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 撮像された画像データに所定の処理を実
    行する情報処理方法において、 被写体を撮像して前記画像データを生成する撮像ステッ
    プと、 所定の画像処理を実行するフィルタを管理する管理ステ
    ップと、 ユーザによる操作を検知する検知ステップと、 前記検知ステップで検知したユーザによる操作に基づい
    て前記フィルタを選択する選択ステップと、 前記撮像ステップで生成した画像データに、前記選択ス
    テップで選択したフィルタに対応する画像処理を実行す
    る画像処理ステップとを含むことを特徴とする情報処理
    方法。
  5. 【請求項5】 撮像された画像データに所定の処理を実
    行する情報処理装置に、 被写体を撮像して前記画像データを生成する撮像ステッ
    プと、 所定の画像処理を実行するフィルタを管理する管理ステ
    ップと、 ユーザによる操作を検知する検知ステップと、 前記検知ステップで検知したユーザによる操作に基づい
    て前記フィルタを選択する選択ステップと、 前記撮像ステップで生成した画像データに、前記選択ス
    テップで選択したフィルタに対応する画像処理を実行す
    る画像処理ステップとを含む処理を実行させるコンピュ
    ータが読み取り可能なプログラムを伝送することを特徴
    とする伝送媒体。
JP10235236A 1998-08-21 1998-08-21 情報処理装置および方法、並びに提供媒体 Withdrawn JP2000067219A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10235236A JP2000067219A (ja) 1998-08-21 1998-08-21 情報処理装置および方法、並びに提供媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10235236A JP2000067219A (ja) 1998-08-21 1998-08-21 情報処理装置および方法、並びに提供媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000067219A true JP2000067219A (ja) 2000-03-03

Family

ID=16983104

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10235236A Withdrawn JP2000067219A (ja) 1998-08-21 1998-08-21 情報処理装置および方法、並びに提供媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000067219A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008005518A (ja) * 2007-07-23 2008-01-10 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理システム
EP2180400A2 (en) 2008-10-21 2010-04-28 Sony Corporation Image processing apparatus, image processing method, and program
JP2010166614A (ja) * 2010-04-05 2010-07-29 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理システム
JP2012257281A (ja) * 2012-07-26 2012-12-27 Fuji Xerox Co Ltd サービス処理システム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008005518A (ja) * 2007-07-23 2008-01-10 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理システム
EP2180400A2 (en) 2008-10-21 2010-04-28 Sony Corporation Image processing apparatus, image processing method, and program
JP2010102395A (ja) * 2008-10-21 2010-05-06 Sony Corp 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
CN101727283B (zh) * 2008-10-21 2012-11-28 索尼株式会社 图像处理设备、图像处理方法和程序
JP2010166614A (ja) * 2010-04-05 2010-07-29 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理システム
JP2012257281A (ja) * 2012-07-26 2012-12-27 Fuji Xerox Co Ltd サービス処理システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000076271A (ja) 情報処理装置および方法、並びに提供媒体
JP4366746B2 (ja) 情報処理装置および方法、並びに記録媒体
CN111491102B (zh) 拍照场景的检测方法、系统、移动终端及存储介质
JP2000207263A (ja) 情報処理装置及び方法、並びに提供媒体
JP2003163820A (ja) 表示インタフェースならびに表示制御方法およびシステム
JP2011087131A (ja) 情報処理装置、表示制御方法及び表示制御プログラム
JP2000020164A (ja) 情報処理装置
JP4518581B2 (ja) 情報処理装置および方法、並びに記録媒体
JP2000067219A (ja) 情報処理装置および方法、並びに提供媒体
JP2004362601A (ja) 情報処理装置及び方法、並びにグラフィカルユーザインタフェース
JP2000152138A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム格納媒体
JP2000048224A (ja) 情報処理装置および方法、並びに提供媒体
JP2001298654A (ja) 情報処理装置
US6487612B1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and recording medium
JP4566297B2 (ja) 情報処理装置および画像処理方法、並びに記録媒体
JP2008117408A (ja) 情報処理装置及び方法
JP2002094867A (ja) 撮像制御装置、撮像制御装置の制御方法、記憶媒体、リモート撮像システム
JP2000023021A (ja) 情報処理装置および方法、並びに提供媒体
JP4683677B2 (ja) 情報処理装置および方法、並びに記録媒体
JP3263757B2 (ja) 情報処理装置
JP2001052015A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム格納媒体
JP2001229166A (ja) 情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラム格納媒体
JP2007088630A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2000184252A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、および媒体
JP2003274272A (ja) デジタルカメラの画像転送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20051101