JP2000184252A - 情報処理装置、情報処理方法、および媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、および媒体

Info

Publication number
JP2000184252A
JP2000184252A JP11186275A JP18627599A JP2000184252A JP 2000184252 A JP2000184252 A JP 2000184252A JP 11186275 A JP11186275 A JP 11186275A JP 18627599 A JP18627599 A JP 18627599A JP 2000184252 A JP2000184252 A JP 2000184252A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hardware
dependent
event information
image
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11186275A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4239305B2 (ja
Inventor
Takahiko Sueyoshi
隆彦 末吉
Tomoki Shiono
智樹 塩野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP18627599A priority Critical patent/JP4239305B2/ja
Publication of JP2000184252A publication Critical patent/JP2000184252A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4239305B2 publication Critical patent/JP4239305B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作イベントに対するOSによる処理の遅延
を抑止する。 【解決手段】シャッタボタン10の半押しが拡張BIO
S54Dによって検出されると、その操作イベント情報
が、クイックアクションモードにより、OS54Cを介
さずに、カメラドライバ54Eを介してビデオドライバ
54Fへ供給されて、即座に、グラフィックチップ81
に対する画像データの書き込みを一時停止させ、これに
より、半押し時点で取り込まれた画像が、フリーズされ
た状態でファインダ画面241に表示される。このよう
に、イベント発生に同期してリアルタイムに実行すべき
処理を、BIOSやドライバ等のハードウェア依存プロ
グラム(ローレベル・システム・プログラム)相互間で
連携して完結処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置、情
報処理方法、および情報処理プログラムをコンピュータ
に実行させる媒体に関し、特に、ユーザの操作に対する
OS(オペレーティングシステム)の状況に依存する処
理の遅延を抑止する情報処理装置、情報処理方法、およ
び情報処理プログラムをコンピュータに実行させる媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】BIOS(Basic Input Output System)
は、パーソナルコンピュータのハードウェアに依存した
基本的な入出力制御を提供するシステムプログラム(シ
ステムルーチン群)であり、ROM(Read Only Memor
y)やフラッシュメモリなどに書き込まれてマザーボー
ド上に搭載されている。これらは、パーソナルコンピュ
ータの電源が投入されてから、米国Microsoft社製のWin
dows98(商標)等のOS(Operating System)が起動
するまでの期間の動作は、全てこのBIOSによって制
御される。
【0003】上述したBIOSとは別に、マザーボード
上には、キーボードコントローラに内蔵されているキー
ボードBIOSと呼ばれるBIOSも存在するため、前
者はシステムBIOS、後者はキーボードBIOSと呼
ばれる。これらのBIOSや各種デバイスドライバは、
各種デバイス等のハードウェアに依存していることか
ら、これらを総称してハードウェア依存プログラム、も
しくはローレベル・システムプログラムと記述されるこ
ともあり、本明細書においては、このようなBIOSや
各種デバイスドライバを総称してハードウェア依存プロ
グラムと記述することにする。一方、OSは、前述した
記述に沿えば、ハードウェア非依存のハイレベル・シス
テム・プログラムとなるが、本明細書においては、単に
OSと記述することにする。
【0004】ところで、上述したパーソナルコンピュー
タにおいて、例えば、ユーザによる押しボタンの押下操
作に応じて、何らかの処理を実行するアプリケーション
・プログラムを想定した場合、例えば、ユーザが所定の
押しボタンを押下した際の操作イベント等、アプリケー
ション・プログラムに対する操作イベント発生の通知の
過程は次のとおりである。
【0005】パーソナルコンピュータ上で起動されてい
るキーボードBIOSのイベント検知ルーチンがユーザ
操作に伴う操作イベントを検知すると、そのイベント情
報はパーソナルコンピュータで起動されているOSに伝
達され、さらに、そのOSに依存した通知方法(例え
ば、OSがWindows98である場合、Windowsメッセー
ジ)が用いられて、そのアプリケーション・プログラム
に通知される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際に
ユーザ操作に伴う操作イベントがキーボードBIOSの
イベント検知ルーチンで検知されてからOSを介して対
応するアプリケーション・プログラムに通知されるタイ
ミングは、OSの動作状況に応じて遅延されてしまうこ
とがある。例えば、CCDビデオカメラで撮像した動画
から所望のタイミングで静止画像をキャプチャする処理
や、このキャプチャのタイミングに同期してシャッタ効
果音を発生させる処理のようなリアルタイム性を要求さ
れる処理を実行する場合、所望のタイミングで処理を実
行させることができないという課題があった。
【0007】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、イベント発生に同期してリアルタイムに実
行すべき処理を、BIOSやドライバ等のハードウェア
依存プログラム(ローレベル・システム・プログラム)
相互間で連携して完結処理することによって、操作イベ
ントに対するOSによる処理の遅延を抑止するものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報処
理装置は、ユーザの操作に伴うイベント情報を、オペレ
ーティング・システムを介してアプリケーション・プロ
グラムへ供給する通常モードと、前記アプリケーション
・プログラムによって予め指定された他のハードウェア
依存手段へ直接供給するクイック・アクション・モード
とを有するハードウェア依存入力手段と、前記ハードウ
ェア依存入力手段から前記イベント情報が直接供給され
た時点で、前記イベント情報に関連するハードウェアを
リアルタイム制御するハードウェア依存出力手段とを備
えることを特徴とする。
【0009】請求項9に記載の情報処理方法は、ユーザ
の操作に伴うイベント情報を、オペレーティング・シス
テムを介してアプリケーション・プログラムへ供給する
通常モードと、前記アプリケーション・プログラムによ
って予め指定された他のハードウェア依存手段へ直接供
給するクイック・アクション・モードとを有するハード
ウェア依存入力処理ステップと、前記ハードウェア依存
入力処理ステップから前記イベント情報が直接供給され
た時点で、ハードウェアをリアルタイム制御するハード
ウェア依存出力処理ステップとを含むことを特徴とす
る。
【0010】請求項10に記載の媒体は、ユーザの操作
に伴うイベント情報を、オペレーティング・システムを
介してアプリケーション・プログラムへ供給する通常モ
ードと、前記アプリケーション・プログラムによって予
め指定された他のハードウェア依存手段へ直接供給する
クイック・アクション・モードとを有するハードウェア
依存入力処理ステップと、前記ハードウェア依存入力処
理ステップから前記イベント情報が直接供給された時点
で、ハードウェアをリアルタイム制御するハードウェア
依存出力処理ステップとを含む情報処理プログラムをコ
ンピュータに実行させることを特徴とする。
【0011】請求項1に記載の情報処理装置において
は、ハードウェア依存入力手段に、ユーザの操作に伴う
イベント情報を、アプリケーション・プログラムによっ
て予め指定された他のハードウェア依存手段へ直接供給
するクイック・アクション・モードを設け、ハードウェ
アをリアルタイム制御するようにしたので、イベント発
生に同期してリアルタイムに実行すべき処理が、BIO
Sやドライバ等のハードウェア依存プログラム相互間で
連携して完結処理される。
【0012】請求項9に記載の情報処理方法、および請
求項10に記載の媒体においては、ハードウェア依存入
力処理ステップに、ユーザの操作に伴うイベント情報
を、アプリケーション・プログラムによって予め指定さ
れた他のハードウェア依存手段へ直接供給するクイック
・アクション・モードを設け、ハードウェアをリアルタ
イム制御するようにしたので、イベント発生に同期して
リアルタイムに実行すべき処理が、BIOSやドライバ
等のハードウェア依存プログラム相互間で連携して完結
処理される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の情報処理装置の一
実施の形態を図面を参照して説明する。
【0014】図1乃至図6は、本発明を適用した携帯型
パーソナルコンピュータの構成例を表している。このパ
ーソナルコンピュータ1は、ミニノート型のパーソナル
コンピュータとされ、基本的に、本体2と、本体2に対
して開閉自在とされている表示部3により構成されてい
る。図1は、表示部3を本体2に対して開いた状態を示
す外観斜視図、図2は、図1の平面図、図3は、表示部
3を本体2に対して閉塞した状態を示す左側側面図、図
4は、表示部3を本体2に対して180度開いた状態を
示す右側側面図、図5は、図3の正面図、図6は、図4
の底面図である。
【0015】本体2には、各種の文字や記号などを入力
するとき操作されるキーボード4、マウスカーソルを移
動させるときなどに操作されるスティック式ポインティ
ングデバイス5が、その上面に設けられている。また、
本体2の上面には、音を出力するスピーカ8と、表示部
3に設けられているCCDビデオカメラ23で撮像する
とき操作されるシャッタボタン10がさらに設けられて
いる。
【0016】表示部3の上端部には、ツメ13が設けら
れており、図3に示すように、表示部3を本体2に対し
て閉塞した状態において、ツメ13に対向する位置にお
ける本体2には、ツメ13が嵌合する孔部6が設けられ
ている。本体2の前面には、スライドレバー7が前面に
平行に移動可能に設けられており、スライドレバー7は
孔部6に嵌合したツメ13と係合してロックし、またロ
ック解除することができるようになっている。ロックを
解除することにより、表示部3を本体2に対して回動す
ることができる。ツメ13の隣りには、マイクロホン2
4が取り付けられている。このマイクロホン24は、図
6にも示すように、背面からの音も収音できるようにな
されている。
【0017】本体2の正面にはまた、プログラマブルパ
ワーキー(PPK)9が設けられている。本体2の右側面
には、図4に示すように、排気孔11が設けられてお
り、本体2の前面下部には、図5に示すように、吸気孔
14が設けられている。さらに、排気孔11の右側に
は、PCMCIA(Personal Computer Memory Card Internat
ional Association)カード(PCカード)を挿入する
ためのスロット12が設けられている。
【0018】表示部3の正面には、画像を表示するLCD
(Liquid Crystal Display)21が設けられており、そ
の上端部には、撮像部22が、表示部3に対して回動自
在に設けられている。すなわち、この撮像部22は、LC
D21と同一の方向と、その逆の方向(背面の方向)と
の間の180度の範囲の任意の位置に回動することがで
きるようになされている。撮像部22には、CCDビデ
オカメラ23が取り付けられている。
【0019】表示部3の下側の本体側には、電源ランプ
PL、電池ランプBL、メッセージランプML、その他のLED
よりなるランプが設けられている。なお、図3に示す符
号40は、本体2の左側面に設けられた電源スイッチで
あり、図5に示す符号25は、CCDビデオカメラ23
のフォーカスを調整する調整リングである。さらに、図
6に示す符号26は、本体2内に増設メモリを取り付け
るための開口部を被覆する蓋であり、符号41は、蓋2
6のロックツメを外すためのピンを挿入する小孔であ
る。
【0020】図7は、パーソナルコンピュータ1の内部
の構成を表している。内部バス51には、図7に示すよ
うに、CPU(Central Processing Unit)52、必要
に応じて挿入されるPCカード53、RAM(Random A
ccess Memory)54、およびグラフィックチップ81が
接続されている。この内部バス51は、外部バス55に
接続されており、外部バス55には、ハードディスクド
ライブ(HDD)56、I/O(入出力)コントローラ5
7、キーボードコントローラ58、スティック式ポイン
ティングデバイスコントローラ59、サウンドチップ6
0、LCDコントローラ83、モデム50などが接続され
ている。
【0021】CPU52は、各機能を統括するコントロ
ーラであり、PCカード53は、オプションの機能を付
加するとき適宜装着される。
【0022】RAM54の中には、起動が完了した時点
において、電子メールプログラム(アプリケーションプ
ログラム)54A、オートパイロットプログラム(アプ
リケーションプログラム)54B、そしてOS(基本プ
ログラム)54Cが、HDD56から転送され、記憶され
る。
【0023】電子メールプログラム54Aは、電話回線
のような通信回線などからネットワーク経由で通信文を
授受するプログラムである。電子メールプログラム54
Aは、特定機能としての着信メール取得機能を有してい
る。この着信メール取得機能は、メールサーバ93に対
して、そのメールボックス93A内に自分(利用者)宛
のメールが着信しているかどうかを確認して、自分宛の
メールがあれば取得する処理を実行する。
【0024】オートパイロットプログラム54Bは、予
め設定された複数の処理(またはプログラム)などを、
予め設定された順序で順次起動して、処理するプログラ
ムである。
【0025】OS54Cは、Windows98(商標)に代
表される、コンピュータの基本的な動作を制御するもの
である。
【0026】一方、外部バス55側のハードディスクド
ライブ(HDD)56には、電子メールプログラム56
A、オートパイロットプログラム56B、OS56Cが
記憶されている。ハードディスクドライブ56内のOS
56C、オートパイロットプログラム56B、および電
子メールプログラム56Aは、起動(ブートアップ)処
理の過程で、RAM54内に順次転送され、格納され
る。
【0027】I/Oコントローラ57は、マイクロコン
トローラ61を有し、このマイクロコントローラ61に
は、I/Oインタフェース62が設けられている。この
マイクロコントローラ61は、I/Oインタフェース6
2、CPU63、RAM64、ROM69が相互に接続
されて構成されている。このRAM64は、キー入力ス
テイタスレジスタ65、LED(発光ダイオード)制御レ
ジスタ66、設定時刻レジスタ67、レジスタ68を有
している。設定時刻レジスタ67は、ユーザが予め設定
した時刻(起動条件)になると起動シーケンス制御部7
6の動作を開始させる際に利用される。レジスタ68
は、予め設定された操作キーの組み合わせ(起動条件)
と、起動すべきアプリケーションプログラムの対応を記
憶するもので、その記憶された操作キーの組み合わせが
ユーザにより入力されると、その記憶されたアプリケー
ションプログラム(例えば電子メール)が起動されるこ
とになる。
【0028】キー入力ステイタスレジスタ65は、ワン
タッチ操作用のプログラマブルパワーキー(PPK)9が
押されると、操作キーフラグが格納されるようになって
いる。LED制御レジスタ66は、レジスタ68に記憶さ
れたアプリケーションプログラム(電子メール)の立ち
上げ状態を表示するメッセージランプMLの点灯を制御す
るものである。設定時刻レジスタ67は、所定の時刻を
任意に設定することができるものである。
【0029】なお、このマイクロコントローラ61に
は、バックアップ用のバッテリ74が接続されており、
各レジスタ65,66,67の値は、本体2の電源がオ
フとされている状態においても保持されるようになって
いる。
【0030】マイクロコントローラ61内のROM69
の中には、ウェイクアッププログラム70、キー入力監
視プログラム71、LED制御プログラム72が予め格納
されている。このROM69は、例えばEEPROM
(electrically erasable andprogrammable read only
memory)で構成されている。このEEPROMはフラッ
シュメモリとも呼ばれている。さらにマイクロコントロ
ーラ61には、常時現在時刻をカウントするRTC(Real-
Time Clock)75が接続されている。
【0031】ROM69の中のウェイクアッププログラ
ム70は、RTC75から供給される現在時刻データに基
づいて、設定時刻レジスタ67に予め設定された時刻に
なったかどうかをチェックして、設定された時刻になる
と、所定の処理(またはプログラム)などの起動をする
プログラムである。キー入力監視プログラム71は、PP
K9が利用者により押されたかどうかを常時監視するプ
ログラムである。LED制御プログラム72は、メッセー
ジランプMLの点灯を制御するプログラムである。
【0032】ROM69には、さらにBIOS(Basic
Input Output System)73が書き込まれている。この
BIOS73としては、電源投入時にOS56Cを起動
したり、起動した後、各種アプリケーションソフトウェ
アと周辺機器(ディスプレイ、キーボード、ハードディ
スクドライブなど)の間でデータを授受する等の機能を
有する通常のシステムBIOS以外に、本願発明の要旨
となる拡張BIOS54D(図11参照)等も含んでい
る。
【0033】外部バス55に接続されているキーボード
コントローラ58は、キーボード4からの入力をコント
ロールする。スティック式ポインティングデバイスコン
トローラ59は、スティック式ポインティングデバイス
5の入力を制御する。
【0034】サウンドチップ60は、マイクロホン24
からの入力を取り込み、あるいは内蔵スピーカ8に対し
て音声信号を供給する。
【0035】モデム50は、公衆電話回線90、インタ
ーネットサービスプロバイダ91を介して、インターネ
ットなどの通信ネットワーク92やメールサーバ93な
どに接続することができる。
【0036】内部バス51に接続されているグラフィッ
クチップ81には、CCDビデオカメラ23で取り込ん
だ画像データが、処理部82で処理された後、ZV(Z
oomed Video)ポートを介して入力されるよ
うになされている。グラフィックチップ81は、処理部
82を介してCCDビデオカメラ23より入力されたビ
デオデータを、内蔵するVRAM81に記憶し、適宜、
これを読み出して、LCDコントローラ83に出力する。L
CDコントローラ83は、グラフィックチップ81より供
給された画像データをLCD21に出力し、表示させる。
バックライト84は、LCD21を後方から照明するよう
になされている。
【0037】なお、グラフィックチップ81の内部機能
については、図12を参照して、さらに後述する。
【0038】電源スイッチ40は、電源をオンまたはオ
フするとき操作される。半押しスイッチ85は、シャッ
タボタン10が半押し状態にされたときオンされ、全押
しスイッチ86は、シャッタボタン10が全押し状態に
されたときオンされる。反転スイッチ87は、撮像部2
2が180度回転されたとき(CCDビデオカメラ23
がLCD21の反対側を撮像する方向に回転されたと
き)、オンされるようになされている。
【0039】さて、本実施の形態においては、ユーザに
よるシャッタボタン10を押下する操作に同期して、撮
像部22が撮像した画像をハードディスク56に記録す
るようになされている。この撮像処理について、図8お
よび図9のフローチャートを参照して説明する。なお、
図8に示すアプリケーション処理は、ハードディスク5
6に記憶されている撮像アプリケーション・プログラム
がRAM54に展開され、撮像アプリケーション・プロ
グラム54P(図11参照)として実行されることによ
って開始される。また、図9に示すBIOS処理は、R
OM69に記憶されているBIOS73の内の拡張BI
OS54D(図11参照)がCPU52によって実行さ
れることにより開始される。
【0040】図8に示すステップS1において、撮像ア
プリケーション・プログラム54Pは、自己がシャッタ
ボタン10に対応するアプリケーションであることを拡
張BIOS54Dに申告するとともに、拡張BIOS5
4Dからのイベント情報の通知を受け付ける状態とな
る。
【0041】ステップS2において、撮像アプリケーシ
ョン・プログラム54Pは、拡張BIOS73に対して
クイックアクション・モードの有効、または無効の選択
を通知する。ここで、クイック・アクション・モードと
は、シャッタボタン10が押下されたタイミングに同期
して、拡張BIOS54Dから、後述するカメラドライ
バ54E、ビデオドライバ54F、またはオーディオド
ライバ54Gなどに対して、ユーザの操作に伴うイベン
ト情報が直接供給されるモードを意味するものである。
このクイックアクション・モードにより、ユーザの操作
に伴うイベント情報が、OS54Cを介在せずに、直接
各種ドライバへ伝達される。このように、BIOSやド
ライバ等のハードウェア依存プログラムが相互に連携し
て完結処理することによって、イベント発生に同期して
ハードウェアをリアルタイム制御することが可能とな
る。例えば、シャッタボタン10が半押しされたタイミ
ングに同期してプレビュ画像のフリーズを実行し、全押
しされたタイミングに同期してシャッタ効果音を発生す
るなどのリアルタイム制御が可能となる。
【0042】撮像アプリケーション・プログラム54P
によって、クイックアクション・モードが有効と選択さ
れた場合、拡張BIOS54Dは、クイックアクション
・モードに基づく処理、すなわちシャッタボタン10が
半押しされたタイミングに同期して、イベント情報を、
後述するカメラドライバ54Eを介してビデオドライバ
54Fに対して直接供給する。一方、クイックアクショ
ン・モードが無効と選択された場合、拡張BIOS54
Dは、クイックアクション・モードに基づく処理を実行
しない。
【0043】一方、拡張BIOS54Dは、図9に示
す、ステップS11において、撮像アプリケーション・
プログラム54Pからの申告(前述したステップS1)
を受理する。ステップS12において、拡張BIOS5
4Dは、撮像アプリケーション・プログラム54Pから
のクイックアクション・モードの選択(前述したステッ
プS2)を受理する。
【0044】ステップS13において、拡張BIOS5
4Dは、半押しスイッチ85および全押しスイッチ86
を監視することにより、シャッタボタン10が押下さ
れ、操作イベントが発生したか否かを判定する。シャッ
タボタン10が押下されていないと判定された場合、拡
張BIOS54Dはシャッタボタン10が押下されるま
で処理を待機し、シャッタボタン10が押下されたと判
定された場合、ステップS14に進む。
【0045】ステップS14において、拡張BIOS5
4Dは、ステップS12で受理したクイックアクション
・モードの選択が有効であるか否かを判定する。クイッ
クアクション・モードの選択が有効ではない(無効であ
る)と判定された場合、ステップS15をスキップし、
クイックアクションの選択が有効であると判定された場
合、ステップS15に進む。
【0046】ステップS15において、拡張BIOS5
4Dは、イベントに対応するクイックアクションモード
に基づく処理を実行する。例えば、操作イベントが、シ
ャッタボタン10の半押しであった場合、そのタイミン
グに同期してプレビュ画像のフリーズの実行を指示す
る。さらに、操作イベントが、シャッタボタン10の全
押しである場合、そのタイミングに同期してシャッタ効
果音の発生を指示する。
【0047】ステップS16において、拡張BIOS5
4Dは、操作イベントに伴うイベント情報を、OS54
Cを介して撮像アプリケーション・プログラム54Pに
通知する。
【0048】図8に戻り、そのステップS3において、
撮像アプリケーション・プログラム54Pは、拡張BI
OS54Dからのイベント情報の通知(前述したステッ
プS16)を受信し、その種類(半押し、全押し、また
は押下解除)を判定する。
【0049】ステップS4において、撮像アプリケーシ
ョン・プログラム54Pは、操作イベントの種類に対応
した処理を実行する。例えば、操作イベントが、シャッ
タボタン10の全押しである場合、フリーズされている
プレビュ画像のデータに、適宜ファイル名を付加して、
HDD56に記録する。
【0050】なお、この撮像アプリケーション・プログ
ラム54Pの処理は、ユーザにより所定の終了操作が行
われるまで継続される。また、拡張BIOS54Dの処
理は、パーソナルコンピュータ1が起動されている間、
継続される。
【0051】図10は、撮像アプリケーション・プログ
ラム54Pの具体的な表示例を説明する図である。ここ
では、CCDビデオカメラ23により画像を取り込むた
めの撮像アプリケーション・プログラム54Pとしての
Smart Capture(商標)を一例として説明する。
【0052】このSmart Captureが起動された状態にお
いて、CPU52は、CCDビデオカメラ23から取り
込まれた画像をLCD21に表示させる処理を、グラフィ
ックチップ81に実行させる。すなわち、CCDビデオ
カメラ23より取り込まれた画像データは、処理部82
で所定の処理が施された後、ZVポートを介してグラフ
ィックチップ81に供給される。グラフィックチップ8
1は、取り込まれた画像データをVRAM81Aに一時
記憶すると共に、一旦記憶した画像データを読み出し、
LCDコントローラ83に出力する。LCDコントローラ83
は、入力された画像データをLCD21(ファインダ画面
241)に出力し、表示させる。これにより、Smart Ca
ptureのウインドウ231には、例えば、図10に示す
ようなCCDビデオカメラ23で取り込まれた画像が動
画像として表示される。
【0053】図10に示すように、ウインドウ231に
は、ファインダ画面241が設けられており、その領域
にCCDビデオカメラ23により撮像された画像が表示
される。ステータス表示部242には、ファインダ画面
241に表示されている画像のステータス情報が表示さ
れる。例えば、静止画撮影モード時は、画質モード(FI
NE)、画像サイズ(320×240)、ハードディスク
の空き容量(Remain 1.51GB)などが表示される。動画
撮影時には、最大録画可能時間、現在の録画時間、画像
サイズが表示される。
【0054】オプションボタン243は、撮影モードな
どを指定するとき操作される。エフェクトボタン244
は、撮影画像にエフェクトをかけたいとき操作される。
キャプチャボタン245は、機械的なボタンとしてのシ
ャッタボタン10(図1)と同等の機能を有するボタン
であり、撮影時操作される。このキャプチャボタン24
5の中の文字は、静止画撮影時「STILL」となり、動画
撮影時「VIDEO」とされる。
【0055】アプリケーション切り替えメニュー246
には、撮影した画像を処理するアプリケーション名が表
示される。図10に示す状態においては、静止画像を再
生するアプリケーション・プログラムであるStill View
er(商標)が選択されており、Smart Captureは、取得
した画像データをStill Viewerに供給する状態にある。
これにより、アプリケーション切り替えメニュー246
には、「Still Viewer」の文字が表示されている。アプ
リケーション切替メニュー246の右側のボタン247
は、対応するアプリケーションを切り替えるとき操作さ
れる。
【0056】図11は、図1のパーソナルコンピュータ
1のシャッタボタン10が半押し操作された時点におけ
る各部の動作を説明する図であリ、図12は、図1のパ
ーソナルコンピュータ1のシャッタボタン10が半押し
操作された時点におけるグラフィックチップ81のフリ
ーズ動作を説明する図である。
【0057】これらの図においては、シャッタボタン1
0が半押しされると、その半押しスイッチ85(図7)
の操作イベントが拡張BIOS54Dによって検出さ
れ、その操作イベント情報が、カメラドライバ54Eを
介してビデオドライバ54Fへ供給される。そして、こ
の操作イベントが到来した時点で、図12に示すよう
に、ビデオドライバ54Fは、即座に、グラフィックチ
ップ81内の書込制御レジスタ81Bに対して、VRA
M81Aに対する画像データの書き込みを一時停止させ
るためのフリーズ指示を書き込む。
【0058】一方、グラフィックチップ81には、アプ
リケーション・プログラム54PからOS54Cおよび
ビデオドライバ54Fを介して、図10に示すファイン
ダ画面241を除くウインドウ231を描画するための
描画データが継続的に供給されており、書込制御回路8
1Cによって、VRAM81A内のアプリケーションウ
インドウ領域81Wに順次書き込まれている。
【0059】ここで、CCDビデオカメラ23により取
り込まれた画像データは、処理部82で所定の処理が施
された後、グラフィックチップ81に供給され続けてい
る。しかしながら、グラフィックチップ81の書込制御
レジスタ81Bには、ビデオドライバ54Fからフリー
ズ指示が書き込まれており、この書込制御レジスタ81
Bに書き込まれたフリーズ指示に基づいて書込制御回路
81CによるVRAM81A内のファインダ画面領域8
1Fに対する画像データの書込みは一時中断されてい
る。これにより、VRAM81A内のファインダ画面領
域81Fに書き込まれた画像データは、ビデオドライバ
54Fからフリーズ指示が供給された時点のまま更新さ
れずに保存されている。
【0060】グラフィックスチップ81内の画像合成/
読出制御回路81Dは、VRAM81Aのアプリケーシ
ョンウインドウ領域81Wから順次読み出したウインド
ウ231(但し、ファインダ画面241を除く)を描画
するための描画データに対して、ファインダ画面領域8
1Fから繰り返し読み出した同一フレームのプレビュ画
像データを合成し、この合成した画像データを継続的に
LCDコントローラ83を介してLCD21に出力する。
これにより、シャッタボタン10を半押しした時点で、
取り込まれた画像が、フリーズされた状態で、図10に
示すようにファインダ画面241にプレビュ画像として
表示される。
【0061】図13は、図1のパーソナルコンピュータ
1のシャッタボタン10が全押し操作された時点におけ
る各部の動作を説明する図である。この図において、シ
ャッタボタン10が全押しされると、その全押しスイッ
チ86(図7)の操作イベントが拡張BIOS54Dに
よって検出され、その操作イベント情報が、オーディオ
ドライバ54Gへ直接供給される。オーディオドライバ
54Gは、その操作イベント情報が供給されると、即座
にサウンドチップ60を制御して、スピーカ8から「カ
シャ」という擬似的なシャッター音を発生させる。
【0062】一方、シャッタボタン10が全押しされた
ことが、拡張BIOS54Dによって検出された時点
で、この拡張BIOS54DからOS54Cを介してア
プリケーション・プログラム54Pへキャプチャメッセ
ージが供給される。アプリケーション・プログラム54
Pは、このキャプチャメッセージを受けた時点で、OS
54Cを介してカメラドライバ54Eへキャプチャ指示
を供給する。
【0063】カメラドライバ54Eは、このキャプチャ
指示を受けた時点で、グラフィックチップ81のVRA
M81内のファインダ画面領域81Fから読み出したプ
レビュ画像データをOS54Cを介してアプリケーショ
ン・プログラム54Pへ供給する。
【0064】アプリケーション・プログラム54Pは、
このプレビュ画像データを、JPEG(Joint Photogra
phic Coding Experts Group)画像フォーマットなどに
変換し、撮影年月日などのファイル名を適宜付加して、
OS54Cを介してHDDドライバ54Hへ供給し、H
DD56内の所定のディレクトリに予め設けられたStil
l Viewerのフォルダ内に格納する。
【0065】以上の動作により、シャッタボタン10が
半押しされたタイミングに同期して、クイックアクショ
ン・モードにより、プレビュ画像がファインダ画面24
1内にフリーズ状態で表示され、さらに、全押しされた
タイミングに同期して、クイックアクション・モードに
より、シャッタ効果音が発生する。その後、通常のOS
54Cを介してアプリケーション・プログラム54Pに
よって処理される通常モードにより、プレビュ画像がH
DD56内に格納される。
【0066】なお、上述した一連の処理を実行するプロ
グラムをコンピュータにインストールし、コンピュータ
によって実行可能な状態とするために用いられる媒体と
しては、例えば、フロッピーディスク、CD-ROM、DVD
などのパッケージメディアのみならず、プログラムが一
時的もしくは永続的に格納される半導体メモリや磁気デ
ィスクなどで実現してもよく、さらには、ローカルエリ
アネットワークやインターネット、デジタル衛星放送な
どの有線および無線通信媒体、およびこれらの通信媒体
を介して提供されるプログラムを転送もしくは受信する
ルーターやモデム等の各種通信インターフェイスで実現
してもよく、本願明細書における媒体とは、これら全て
の媒体を含む広義の概念を意味するものである。
【0067】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の情報処
理装置、請求項9に記載の情報処理方法、および請求項
10に記載の媒体によれば、ユーザの操作に伴うイベン
ト情報を、アプリケーション・プログラムによって、予
め指定されたハードウェア依存手段へ直接供給するクイ
ック・アクション・モードを設け、ハードウェアをリア
ルタイム制御するようにしたので、イベント発生に同期
してリアルタイムに実行すべき処理が、BIOSやドラ
イバ等のハードウェア依存プログラム(ローレベル・シ
ステム・プログラム)相互間で連携して完結処理され、
これにより、操作イベント等に応じたOSにおける処理
の遅延を未然に抑止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したパーソナルコンピュータ1の
斜視図である。
【図2】図1のパーソナルコンピュータ1の平面図であ
る。
【図3】図1のパーソナルコンピュータ1の側面図であ
る。
【図4】図1のパーソナルコンピュータ1の側面図であ
る。
【図5】図1のパーソナルコンピュータ1の正面図であ
る。
【図6】図1のパーソナルコンピュータ1の底面図であ
る。
【図7】図1のパーソナルコンピュータ1の電気的な構
成を示すブロック図である。
【図8】図1のパーソナルコンピュータ1の撮像アプリ
ケーション・プログラム54P処理を説明するフローチ
ャートである。
【図9】図1のパーソナルコンピュータ1の拡張BIO
S54Dの処理を説明するフローチャートである。
【図10】図1のパーソナルコンピュータ1の撮像アプ
リケーション・プログラム54Pの具体的な表示例を説
明する図である。
【図11】図1のパーソナルコンピュータ1のシャッタ
ボタン10が半押し操作された時点における各部の動作
を説明する図である。
【図12】図1のパーソナルコンピュータ1のシャッタ
ボタン10が半押し操作された時点におけるグラフィッ
クチップ81のフリーズ動作を説明する図である。
【図13】図1のパーソナルコンピュータ1のシャッタ
ボタン10が全押し操作された時点における各部の動作
を説明する図である。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ, 8 スピーカ, 10
シャッタボタン,21 LCD, 23 CCDビデ
オカメラ, 54C オペレーティングシステム, 5
4D 拡張BIOS, 54E カメラドライバ, 5
4F ビデオドライバ, 54G オーディオドライ
バ, 54H HDDドライバ, 54P アプリケー
ション・プログラム, 56 HDD, 60 サウン
ドチップ, 73 BIOS, 81 グラフィックチ
ップ, 81A VRAM,82 処理部, 83 L
CDコントローラ, 85 半押しスイッチ, 86全
押しスイッチ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザの操作に伴うイベント情報を、オ
    ペレーティング・システムを介してアプリケーション・
    プログラムへ供給する通常モードと、前記アプリケーシ
    ョン・プログラムによって予め指定された他のハードウ
    ェア依存手段へ直接供給するクイック・アクション・モ
    ードとを有するハードウェア依存入力手段と、 前記ハードウェア依存入力手段から前記イベント情報が
    直接供給された時点で、前記イベント情報に関連するハ
    ードウェアをリアルタイム制御するハードウェア依存出
    力手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記ユーザの操作を段階的に検出し、前
    記操作の操作量に応じた第1のイベント情報と、第2の
    イベント情報を前記ハードウェア依存入力手段へ段階的
    に供給する操作イベント検出手段をさらに備え、 前記ハードウェア依存入力手段は、前記第1のイベント
    情報を前記クイック・アクションモードで処理して前記
    ハードウェア依存出力手段へ直接供給すると共に、前記
    第2のイベント情報を前記通常モードで処理して前記オ
    ペレーティング・システムを介して前記アプリケーショ
    ン・プログラムへ供給することを特徴とする請求項1に
    記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記ユーザの操作を段階的に検出し、前
    記操作の操作量に応じた第1のイベント情報と、第2の
    イベント情報を前記ハードウェア依存入力手段へ段階的
    に供給する操作イベント検出手段をさらに備え、 前記ハードウェア依存入力手段は、前記第1のイベント
    情報および前記第2のイベント情報を前記クイック・ア
    クションモードで処理して第1のハードウェア依存出力
    手段および第2のハードウェア依存出力手段へ直接供給
    すると共に、前記第2のイベント情報を前記通常モード
    で処理して前記オペレーティング・システムを介して前
    記アプリケーション・プログラムへ供給することを特徴
    とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記操作イベント検出手段は、押しボタ
    ンを半押し操作した段階で、前記第1のイベント情報を
    出力し、前記押しボタンを全押し操作した段階で、前記
    第2のイベント情報を出力することを特徴とする請求項
    2に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記ハードウェア依存出力手段によって
    リアルタイム制御される前記ハードウェアは、CCDビ
    デオカメラから供給される画像情報を画像メモリに記憶
    すると共に、前記画像メモリから読み出した前記画像情
    報を表示手段に出力する画像処理回路によって構成さ
    れ、 前記ハードウェア依存出力手段は、前記ハードウェア依
    存入力手段から前記イベント情報が直接供給された時点
    で、前記画像処理回路に対して、前記画像メモリに対す
    る前記画像情報の書き込みを一時停止させるためのフリ
    ーズ指示を供給し、 前記画像処理回路は、前記フリーズ指示を受けた時点以
    降、前記画像メモリから繰り返し読み出した同一フレー
    ムの画像情報を継続的に前記表示手段に出力し、プレビ
    ュ画像を表示させることを特徴とする請求項2に記載の
    情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記アプリケーション・プログラムは、
    前記ハードウェア依存入力手段から前記オペレーティン
    グ・システムを介して前記第2のイベント情報が供給さ
    れた時点で、前記ハードウェア依存出力手段を介して前
    記画像処理回路に対し、前記画像メモリに記憶されてい
    る前記画像情報の読み出しを要求し、前記画像メモリか
    ら読み出された前記画像情報を、他の記憶手段に格納す
    ることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記ハードウェア依存出力手段によって
    リアルタイム制御される前記ハードウェアは、擬似的な
    シャッター音を発生するサウンド処理回路によって構成
    され、前記ハードウェア依存出力手段は、前記ハードウ
    ェア依存入力手段から前記イベント情報が直接供給され
    た時点で、前記サウンド処理回路に対して、前記シャッ
    ター音を発生させるための発音指示を供給し、 前記サウンド処理回路は、前記発音指示を受けた時点
    で、前記シャッター音を発生させることを特徴とする請
    求項2に記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記第1のハードウェア依存出力手段に
    よってリアルタイム制御されるハードウェアは、CCD
    ビデオカメラから供給される画像情報を画像メモリに記
    憶すると共に、前記画像メモリから読み出した前記画像
    情報を表示手段に出力する画像処理回路によって構成さ
    れ、 前記第1のハードウェア依存出力手段は、前記ハードウ
    ェア依存入力手段から前記第1のイベント情報が直接供
    給された時点で、前記画像処理回路に対して、前記画像
    メモリに対する前記画像情報の書き込みを一時停止させ
    るためのフリーズ指示を供給し、 前記画像処理回路は、前記フリーズ指示を受けた時点以
    降、前記画像メモリから繰り返し読み出した同一フレー
    ムの画像情報を継続的に前記表示手段に出力し、プレビ
    ュ画像を表示させる一方、 前記第2のハードウェア依存出力手段によってリアルタ
    イム制御されるハードウェアは、擬似的なシャッター音
    を発生するサウンド処理回路によって構成され、 前記第2のハードウェア依存出力手段は、前記ハードウ
    ェア依存入力手段から前記第2のイベント情報が直接供
    給された時点で、前記サウンド処理回路に対して、前記
    シャッター音を発生させるための発音指示を供給し、 前記サウンド処理回路は、前記発音指示を受けた時点
    で、前記シャッター音を発生させることを特徴とする請
    求項3に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 ユーザの操作に伴うイベント情報を、オ
    ペレーティング・システムを介してアプリケーション・
    プログラムへ供給する通常モードと、前記アプリケーシ
    ョン・プログラムによって予め指定された他のハードウ
    ェア依存手段へ直接供給するクイック・アクション・モ
    ードとを含むハードウェア依存入力ステップと、 前記ハードウェア依存入力ステップでの処理により、前
    記イベント情報が直接供給された時点で、前記イベント
    情報に関連するハードウェアをリアルタイム制御するハ
    ードウェア依存出力ステップとを含むことを特徴とする
    情報処理方法。
  10. 【請求項10】 ユーザの操作に伴うイベント情報を、
    オペレーティング・システムを介してアプリケーション
    ・プログラムへ供給する通常モードと、前記アプリケー
    ション・プログラムによって予め指定された他のハード
    ウェア依存手段へ直接供給するクイック・アクション・
    モードとを含むハードウェア依存入力ステップと、 前記ハードウェア依存入力ステップでの処理により、前
    記イベント情報が直接供給された時点で、前記イベント
    情報に関連するハードウェアをリアルタイム制御するハ
    ードウェア依存出力ステップとを含むことを特徴とする
    情報処理プログラムをコンピュータに実行させる媒体。
JP18627599A 1998-06-30 1999-06-30 情報処理装置、情報処理方法、および媒体 Expired - Fee Related JP4239305B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18627599A JP4239305B2 (ja) 1998-06-30 1999-06-30 情報処理装置、情報処理方法、および媒体

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18434998 1998-06-30
JP10-184349 1998-06-30
JP18627599A JP4239305B2 (ja) 1998-06-30 1999-06-30 情報処理装置、情報処理方法、および媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000184252A true JP2000184252A (ja) 2000-06-30
JP4239305B2 JP4239305B2 (ja) 2009-03-18

Family

ID=26502447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18627599A Expired - Fee Related JP4239305B2 (ja) 1998-06-30 1999-06-30 情報処理装置、情報処理方法、および媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4239305B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP4239305B2 (ja) 2009-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4366746B2 (ja) 情報処理装置および方法、並びに記録媒体
US7391443B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, and medium
US6400375B1 (en) Information processing apparatus and method as well as providing medium
JP2000020164A (ja) 情報処理装置
JP2000020163A (ja) 情報処理装置
JP2000207263A (ja) 情報処理装置及び方法、並びに提供媒体
JP4518581B2 (ja) 情報処理装置および方法、並びに記録媒体
KR100663654B1 (ko) 정보 처리 장치 및 방법과, 기록 매체
JP2000152138A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム格納媒体
JP2000020233A (ja) 情報処理装置
JP4239305B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、および媒体
JP2004362601A (ja) 情報処理装置及び方法、並びにグラフィカルユーザインタフェース
JP2001298654A (ja) 情報処理装置
JP2000347956A (ja) 情報処理装置および情報処理方法、並びに記録媒体
JP2000067219A (ja) 情報処理装置および方法、並びに提供媒体
JP4566297B2 (ja) 情報処理装置および画像処理方法、並びに記録媒体
JP2000023021A (ja) 情報処理装置および方法、並びに提供媒体
JP2000047967A (ja) 情報処理装置および方法、情報処理システム、並びに提供媒体
JP2000022347A (ja) 情報処理装置
JP4683677B2 (ja) 情報処理装置および方法、並びに記録媒体
JP4284572B2 (ja) 情報処理装置および情報処置方法、並びにプログラム格納媒体
JP2000020161A (ja) 情報処理装置
JP2000020221A (ja) 情報処理装置
JP3263757B2 (ja) 情報処理装置
JP2000076283A (ja) 画像処理装置および方法、並びに提供媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080515

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080704

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081202

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081215

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees