JP2000076283A - 画像処理装置および方法、並びに提供媒体 - Google Patents

画像処理装置および方法、並びに提供媒体

Info

Publication number
JP2000076283A
JP2000076283A JP10245851A JP24585198A JP2000076283A JP 2000076283 A JP2000076283 A JP 2000076283A JP 10245851 A JP10245851 A JP 10245851A JP 24585198 A JP24585198 A JP 24585198A JP 2000076283 A JP2000076283 A JP 2000076283A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
effect
code
card
overlay image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10245851A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyonobu Kojima
清信 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP10245851A priority Critical patent/JP2000076283A/ja
Publication of JP2000076283A publication Critical patent/JP2000076283A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望の画像を容易に参照することができ、そ
れを表示させることができる。 【解決手段】 ユーザは、オーバーレイ画像カード10
0−1乃至100−Mのオーバーレイ画像サンプル10
2−1乃至102−Mのそれぞれを参照し、所望のオー
バーレイ画像サンプル102−iを選択し、それが貼付
されているオーバーレイ画像カード100−iを取り出
す。さらに、エフェクト効果カード200−1乃至20
0−Nのエフェクト効果サンプル202−1乃至202
−Nのそれぞれを参照して、所望のエフェクト効果サン
プル202−jを選択し、それが貼付されているエフェ
クト効果カード200−jを取り出す。取り出されたオ
ーバーレイ画像カード100−iとエフェクト効果カー
ド200−jが、順に、CCDビデオカメラ23により
撮像されると、表示部3には、エフェクト効果サンプル
202−jに対応するエフェクト効果が施された、オー
バーレイ画像サンプル102−iの画像が表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置およ
び方法、並びに提供媒体に関し、特に、例えば、2次元
バーコードから識別情報を取得し、その識別情報に対応
した画像を表示することができるようにした画像処理装
置および方法、並びに提供媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】人間の上半身を撮像し、その結果得られ
た画像と、予め記憶されている、例えば、風景や人物の
画像(以下、オーバーレイ画像と称する)とを合成し、
表示させる、いわゆる、プリクラ装置が、現在、普及し
ている。従来、このプリクラ装置においては、オーバー
レイ画像を選択する場合、ユーザは、プリクラ装置の表
示部に表示される、図12に示すような、オーバーレイ
画像選択メニューを操作し、オーバーレイ画像のサンプ
ル画像を表示させ、所望のオーバーレイ画像を選択する
ようにしている。通常、オーバーレイ画像選択メニュー
には、オーバーレイ画像のイメージを提供する説明(図
12の例では、少年アニメキャラクタA、少女アニメキ
ャラクタB、野球選手C、サッカー選手D)が表示され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図12
に示したように、オーバーレイ画像のイメージを提供す
る表示がなされているにしても、ユーザは、実際、オー
バーレイ画像選択メニューを操作し、そのサンプル画像
を表示させ、それを確認することが多く、その操作に手
間がかかる課題があった。さらに、現在、オーバーレイ
画像の種類が豊富となり、さらにその操作に手間がかか
るようになっている。
【0004】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、所望の画像を容易に見つけ出せるように
し、それを表示させることができるようにするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の画像処
理装置は、画像データを取り込む取り込み手段と、取り
込み手段により取り込まれた画像データから、所定のコ
ードの識別情報を取得する取得手段と、取得手段により
取得された識別情報に対応した画像の表示を制御する表
示制御手段とを備えることを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の画像処理方法は、画像デ
ータを取り込む取り込みステップと、取り込みステップ
で取り込まれた画像データから、所定のコードの識別情
報を取得する取得ステップと、取得ステップで取得され
た識別情報に対応した画像の表示を制御する表示制御ス
テップとを含むことを特徴とする。
【0007】請求項3に記載の提供媒体は、画像データ
を取り込む取り込みステップと、取り込みステップで取
り込まれた画像データから、所定のコードの識別情報を
取得する取得ステップと、取得ステップで取得された識
別情報に対応した画像の表示を制御する表示制御ステッ
プとを含む処理を画像処理装置に実行させるコンピュー
タが読み取り可能なプログラムを提供することを特徴と
する。
【0008】請求項1に記載の画像処理装置、請求項2
に記載の画像処理方法、および請求項3に記載の提供媒
体においては、画像データが取り込まれ、取り込まれた
画像データから、所定のコードの識別情報が取得され、
取得された識別情報に対応した画像の表示が制御され
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の
実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段
の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付
加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。但
し勿論この記載は、各手段を記載したものに限定するこ
とを意味するものではない。
【0010】請求項1に記載の画像処理装置は、画像デ
ータを取り込む取り込み手段(例えば、図11のステッ
プS1)と、取り込み手段により取り込まれた画像デー
タから、所定のコードの識別情報を取得する取得手段
(例えば、図11のステップS2)と、取得手段により
取得された識別情報に対応した画像の表示を制御する表
示制御手段(例えば、図11のステップS5,S10,
S11)とを備えることを特徴とする。
【0011】図1は、本発明を適用したパーソナルコン
ピュータ1の使用例を表している。M枚のオーバーレイ
画像カード100−1乃至100−M(以下、オーバー
レイ画像カード100−1乃至100−Mを、個々に区
別する必要がない場合、単にオーバーレイ画像カード1
00と記述する。他の場合においても同様である)は、
名刺状のカードである。オーバーレイ画像カード100
−1の左側には、2次元バーコード101−1が貼付
(印刷を含む)され、右側には、オーバーレイ画像サン
プル102−1として、風景や人物の画像が描かれてい
る。オーバーレイ画像カード100−2乃至100−M
のそれぞれにも、オーバーレイ画像カード100−1と
同様に、2Dコード101−2乃至101−Mのそれぞ
れが貼付され、オーバーレイ画像102−2乃至102
−Mのそれぞれが描かれている。
【0012】N枚のエフェクト効果カード200−1乃
至200−Nは、オーバーレイ画像カード100と同じ
程度の大きさのカードである。エフェクト効果カード2
00−1の左側には、2Dコード201−1が貼付さ
れ、その右側には、特殊(エフェクト)効果が施された
画像が描かれている。エフェクト効果カード200−2
乃至200−Nのそれぞれにも、エフェクト効果カード
200−1と同様に、2Dコード201−2乃至201
−Nのそれぞれが貼付され、エフェクト効果サンプル2
02−2乃至202−Nが描かれている。エフェクト効
果サンプル202として描かれている画像は、例えば、
画像の輪郭をより際立たせるシャープネス効果、輪郭を
際立たせないソフトネス効果、ポジネガ反転効果、ノイ
ズ除去効果、ポスタリゼーション効果、または輪郭が強
調されるエッジ強調効果などが施された画像である。
【0013】2Dコード101および2Dコード201
には、図2に示すように、1ブロックを1単位とし、縦
方向が9.5ブロック分の長さで、横方向が7ブロック
分の長さの長方形の範囲内に、セル部Aとロゴ部Bが1
ブロック分離して配置されている。セル部Aには、縦方
向と横方向が共に、7ブロック分の長さの正方形の範囲
内に、方形のセルが2次元的にパターン化され、配置さ
れている。すなわち、ここには、2Dコード101また
は2Dコード201の識別情報(以下、2DコードIDと
称する)がコード化されている。ロゴ部Bには、縦方向
が1.5ブロック分の長さで、横方向が7ブロック分の
長さの大きな長方形のセルが配置され、そこは、例え
ば、オーバーレイ画像サンプル102やエフェクト効果
サンプル202のタイトルが記載されている。
【0014】パーソナルコンピュータ1は、ノート型パ
ーソナルコンピュータで、シャッタボタン10の操作に
従って、撮像を開始するCCDビデオカメラ23が表示
部3に設けられている。パーソナルコンピュータ1は、
オーバーレイ画像カード100の2Dコード101やエ
フェクト効果カード200の2Dコード201に対応し
た所定の映像と、CCDビデオカメラ23により撮像さ
れ、その結果得られた、例えば、人物(顔)の画像を合
成させて表示させる、画像合成処理を実行する。
【0015】次に、図1に示した使用例の動作の概略を
説明する。例えば、ユーザAが、パーソナルコンピュー
タ1の表示部3に、自分の顔の画像とオーバーレイ画像
とを合成させて表示させたい場合、オーバーレイ画像カ
ード100−1乃至100−Mのオーバーレイ画像サン
プル102−1乃至102−Mのそれぞれを参照し、所
望のオーバーレイ画像サンプル102−i(i=1,
2,3,・・・M)を選択し、それが貼付されているオ
ーバーレイ画像カード100−iを取り出す。
【0016】次に、ユーザAは、エフェクト効果カード
200−1乃至200−Nのエフェクト効果サンプル2
02−1乃至202−Nのそれぞれを参照して、所望の
エフェクト効果サンプル202−j(j=1,2,3,
・・・,N)を選択し、それが貼付されているエフェク
ト効果カード200−jを取り出す。
【0017】ユーザAは、取り出したオーバーレイ画像
カード100−iとエフェクト効果カード200−j
を、順に、CCDビデオカメラ23に提示し、シャッタ
ボタン10を操作して、それらの画像をCCDビデオカ
メラ23により、パーソナルコンピュータ1に取り込ま
せる。これにより、パーソナルコンピュータ1におい
て、取り込まれた画像データから、オーバーレイ画像カ
ード100−iの2Dコード101−iが認識され、そ
れに対応して予め記憶されている画像、すなわち、オー
バーレイ画像サンプル102−iの画像が読み出され
る。
【0018】また、同様に、パーソナルコンピュータ1
において、CCDビデオカメラ23により取り込まれた
画像データから、エフェクト効果カード200−jの2
Dコード201−jが認識され、それに対応するエフェ
クト効果、すなわち、エフェクト効果サンプル202−
jのエフェクト効果が、オーバーレイ画像に施される。
表示部3には、エフェクト効果サンプル202−jに対
応するエフェクト効果が施された、オーバーレイ画像サ
ンプル102−iに描かれた画像が表示される。
【0019】ユーザAは、このように、表示部3に、所
望の画像が表示されたことを確認すると、さらに、シャ
ッタボタン10を操作し、CCDビデオカメラ23によ
り自分の顔を撮像させる。これにより、表示部3には、
エフェクト効果が施されたオーバーレイ画像に、自分の
顔の画像が合成され、表示される。
【0020】次に、図3乃至図8を参照して、本発明を
適用した携帯型パーソナルコンピュータの構成例を説明
する。このパーソナルコンピュータ1は、ミニノート型
のパーソナルコンピュータとされ、基本的に、本体2
と、本体2に対して開閉自在とされている表示部3によ
り構成されている。図3は、表示部3を本体2に対して
開いた状態を示す外観斜視図、図4は、図3の平面図、
図5は、表示部3を本体2に対して閉塞した状態を示す
左側側面図、図6は、表示部3を本体2に対して180
度開いた状態を示す右側側面図、図7は、図5の正面
図、図8は、図6の底面図である。
【0021】本体2には、各種の文字や記号などを入力
するとき操作されるキーボード4、マウスカーソルを移
動させるときなどに操作されるトラックポイント(商
標)5が、その上面に設けられている。また、本体2の
上面には、音を出力するスピーカ8と、表示部3に設け
られているCCDビデオカメラ23で撮像するとき操作さ
れるシャッタボタン10がさらに設けられている。
【0022】表示部3の上端部には、ツメ13が設けら
れており、図5に示すように、表示部3を本体2に対し
て閉塞した状態において、ツメ13に対向する位置にお
ける本体2には、ツメ13が嵌合する孔部6が設けられ
ている。本体2の前面には、スライドレバー7が前面に
平行に移動可能に設けられており、スライドレバー7は
孔部6に嵌合したツメ13と係合してロックし、またロ
ック解除することができるようになっている。ロックを
解除することにより、表示部3を本体2に対して回動す
ることができる。ツメ13の隣りには、マイクロホン2
4が取り付けられている。このマイクロホン24は、図
8にも示すように、背面からの音も収音できるようにな
されている。
【0023】本体2の正面にはまた、プログラマブルパ
ワーキー(PPK)9が設けられている。本体2の右側面
には、図6に示すように、排気孔11が設けられてお
り、本体2の前面下部には、図7に示すように、吸気孔
14が設けられている。さらに、排気孔11の右側に
は、PCMCIA(Personal Comuputer Memory Card Interna
tional Association)カード(PCカード)を挿入する
ためのスロット12が設けられている。
【0024】表示部3の正面には、画像を表示するLCD
(Liquid Crystal Display)21が設けられており、そ
の上端部には、撮像部22が、表示部3に対して回動自
在に設けられている。すなわち、この撮像部22は、LC
D21と同一の方向と、その逆の方向(背面の方向)と
の間の180度の範囲の任意の位置に回動することがで
きるようになされている。撮像部22には、CCDビデオ
カメラ23が取り付けられている。
【0025】表示部3の下側の本体側には、電源ランプ
PL、電池ランプBL、メッセージランプML、その他のLED
よりなるランプが設けられている。なお、図5に示す符
号40は、本体2の左側面に設けられた電源スイッチで
あり、図7に示す符号25は、CCDビデオカメラ23の
フォーカスを調整する調整リングである。さらに、図8
に示す符号26は、本体2内に増設メモリを取り付ける
ための開口部を被覆する蓋であり、符号41は、蓋26
のロックツメを外すためのピンを挿入する小孔である。
【0026】図9は、パーソナルコンピュータ1の内部
の構成例を表している。内部バス51には、CPU(Centr
al Processing Unit)52、必要に応じて挿入されるPC
カード53、RAM(Random Access Memory)54、およ
びグラフィックチップ81が接続されている。この内部
バス51は、外部バス55に接続されており、外部バス
55には、ハードディスクドライブ(HDD)56、I/O
(入出力)コントローラ57、キーボードコントローラ
58、トラックポイントコントローラ59、サウンドチ
ップ60、LCDコントローラ83、モデム50等が接続
されている。
【0027】CPU52は、各機能を統括するコントロー
ラであり、PCカード53は、オプションの機能を付加す
るとき適宜装着される。
【0028】グラフィックチップ81には、CCDビデオ
カメラ23で取り込んだ画像データが、処理部82で処
理された後、入力されるようになされている。グラフィ
ックチップ81は、処理部82を介してCCDビデオカメ
ラ23より入力されたビデオデータを、内蔵するVRAM8
1Aに記憶したり、オーバーレイ画像データベース56
Fに記憶されている画像データを、さらに内蔵するVRAM
81Bに記憶し、適宜、これを読み出して、LCDコント
ローラ83に出力する。LCDコントローラ83は、グラ
フィックチップ81より供給された画像データをLCD2
1に出力し、表示させる。バックライト84は、LCD2
1を後方から照明するようになされている。
【0029】RAM54の中には、起動が完了した時点に
おいて、電子メールプログラム(アプリケーションプロ
グラム)54A、オートパイロットプログラム(アプリ
ケーションプログラム)54B、そしてOS(基本プログ
ラム)54CがHDD56から転送され、記憶される。
【0030】電子メールプログラム54Aは、電話回線
のような通信回線等からネットワーク経由で通信文を授
受するプログラムである。電子メールプログラム54A
は、特定機能としての着信メール取得機能を有してい
る。この着信メール取得機能は、メールサーバ93に対
してそのメールボックス93A内に自分(利用者)宛の
メールが着信しているかどうかを確認して、自分宛のメ
ールがあれば取得する処理を実行する。
【0031】オートパイロットプログラム54Bは、予
め設定された複数の処理(またはプログラム)等を、予
め設定された順序で順次起動して、処理するプログラム
である。
【0032】OS(基本プログラムソフトウェア)54C
は、Windows95(商標)に代表される、コンピュータの
基本的な動作を制御するものである。
【0033】一方、外部バス55側のハードディスクド
ライブ(HDD)56には、図10に示すように、電子メ
ールプログラム56A、オートパイロットプログラム5
6B、OS(基本プログラムソフトウェア)56C、2次
元バーコードデータベース(以下、2Dコードデータベ
ースと略称する)56D、ファインダアプリケーション
プログラム(以下、FAプログラムと略称する)56
E、オーバーレイ画像データベース56F、およびエフ
ェクト効果データベース56Gが記憶されている。
【0034】2Dコードデータベース56Dには、予め
登録された2次元バーコードの2DコードID、例えば、
オーバーレイ画像カード100に貼付されている2Dコ
ード101の2DコードIDや、エフェクト効果カード2
00に貼付されている2Dコード201の2DコードID
が、それぞれ2Dコード101のものかまたは2Dコー
ド201のものかが認識されるようにして記憶されてい
る。
【0035】FAプログラム56Eは、例えば、グラフ
ィックチップ81のVRAM81Aに記憶されている画像デ
ータから2次元バーコードを抽出し、その2DコードID
を取得する処理を実行したり、また、画像合成処理(後
述)を実行する。
【0036】オーバーレイ画像データベース56Fに
は、オーバーレイ画像カード100−1乃至100−M
のそれぞれに貼付されている2Dコード101−1乃至
101−Mの2DコードIDが記憶されているとともに、
2Dコード101−1乃至101−Mの2DコードIDの
それぞれに対応して、オーバーレイ画像サンプル102
−1乃至102−Mの画像データが記憶されている。
【0037】エフェクト効果データベース56Gには、
エフェクト効果カード200−1乃至200−Nのそれ
ぞれに貼付されている2Dコード201−1乃至201
−Nの2DコードIDが記憶されているとともに、2Dコ
ード201−1乃至201−Nの2DコードIDのそれぞ
れに対応して、エフェクト効果サンプル202−1乃至
202−Nのエフェクト効果処理の内容が記憶されてい
る。
【0038】ハードディスクドライブ56内のOS56
C、オートパイロットプログラム56Bおよび電子メー
ルプログラム56Aは、起動(ブートアップ)処理の過
程で、RAM54内に順次転送され、格納される。
【0039】図9に戻り、I/Oコントローラ57は、マ
イクロコントローラ61を有し、このマイクロコントロ
ーラ61にはI/Oインタフェース62が設けられてい
る。このマイクロコントローラ61はI/Oインタフェー
ス62、CPU63、RAM64、ROM69が相互に接続され
て構成されている。このRAM64は、キー入力ステイタ
スレジスタ65、LED(発光ダイオード)制御レジスタ
66、設定時刻レジスタ67、レジスタ68を有してい
る。設定時刻レジスタ67は、ユーザが予め設定した時
刻(起動条件)になると起動シーケンス制御部76の動
作を開始させる際に利用される。レジスタ68は、予め
設定された操作キーの組み合わせ(起動条件)と、起動
すべきアプリケーションプログラムの対応を記憶するも
ので、その記憶された操作キーの組み合わせがユーザに
より入力されると、その記憶されたアプリケーションプ
ログラム(例えば電子メール)が起動されることにな
る。
【0040】キー入力ステイタスレジスタ65は、ワン
タッチ操作用のプログラマブルパワーキー(PPK)9が
押されると、操作キーフラグが格納されるようになって
いる。LED制御レジスタ66は、レジスタ68に記憶さ
れたアプリケーションプログラム(電子メール)の立上
げ状態を表示するメッセージランプMLの点灯を制御する
ものである。設定時刻レジスタ67は、所定の時刻を任
意に設定することができるものである。
【0041】なお、このマイクロコントローラ61には
バックアップ用のバッテリ74が接続されており、各レ
ジスタ65,66,67の値は、本体2の電源がオフと
されている状態においても保持されるようになってい
る。
【0042】マイクロコントローラ61内のROM69の
中には、ウェイクアッププログラム70、キー入力監視
プログラム71、LED制御プログラム72が予め格納さ
れている。このROM69は、例えばEEPROM(electricall
y erasable and programmable read only memory)で構
成されている。このEEPROMはフラッシュメモリとも呼ば
れている。さらにマイクロコントローラ61には、常時
現在時刻をカウントするRTC(Real-Time Clock)75が
接続されている。
【0043】ROM69の中のウェイクアッププログラム
70は、RTC75から供給される現在時刻データに基づ
いて、設定時刻レジスタ67に予め設定された時刻にな
ったかどうかをチェックして、設定された時刻になる
と、所定の処理(またはプログラム)等の起動をするプ
ログラムである。キー入力監視プログラム71は、PPK
9が利用者により押されたかどうかを常時監視するプロ
グラムである。LED制御プログラム72は、メッセージ
ランプMLの点灯を制御するプログラムである。
【0044】ROM69には、さらにBIOS(Basic Input/O
utput System)73が書き込まれている。このBIOSと
は、基本入出力システムのことをいい、OSやアプリケー
ションソフトウェアと周辺機器(ディスプレイ、キーボ
ード、ハードディスクドライブ等)の間でのデータの受
け渡し(入出力)を制御するソフトウェアプログラムで
ある。
【0045】外部バス55に接続されているキーボード
コントローラ58は、キーボード4からの入力をコント
ロールする。トラックポイントコントローラ59はトラ
ックポイント5の入力を制御する。
【0046】サウンドチップ60は、マイクロホン24
からの入力を取り込み、あるいは内蔵スピーカ8に対し
て音声信号を供給する。
【0047】モデム50は、公衆電話回線90、インタ
ーネットサービスプロバイダ91を介して、インターネ
ット等の通信ネットワーク92やメールサーバ93等に
接続することができる。
【0048】電源スイッチ40は、電源をオンまたはオ
フするとき操作される。半押しスイッチ85は、シャッ
タボタン10が半押し状態にされたときオンされ、全押
しスイッチ86は、シャッタボタン10が全押し状態に
されたときオンされる。反転スイッチ87は、撮像部2
2が180度回転されたとき(CCDビデオカメラ23がL
CD21の反対側を撮像する方向に回転されたとき)、オ
ンされるようになされている。
【0049】次に、画像合成処理を実行する場合のFA
プログラム56Eの処理手順を、図11のフローチャー
トを参照して説明する。
【0050】ステップS1において、FAプログラム5
6E(CPU52)は、シャッタボタン10が操作される
まで、すなわち、CCDビデオカメラ23により撮像さ
れ、その結果得られた画像データが、処理部82におい
て処理され、グラフィックチップ81のVRAM81Aに記
憶されるまで待機する。
【0051】ステップS1でCCDビデオカメラ23に
より画像データが取り込まれ、VRAM81Aに画像データ
が記憶されると、ステップS2において、FAプログラ
ム56Eは、VRAM81Aに記憶されている画像データか
ら、2Dコードを抽出し、その2DコードIDを取得する
処理を実行する。2DコードIDが取得された場合、ステ
ップS3に進む。
【0052】ステップS3において、FAプログラム5
6Eは、2Dコードデータベース56Dを検索し、ステ
ップS2で取得した2DコードIDが、オーバーレイ画像
カード100に貼付されている2Dコード101の2D
コードIDであるか、またはエフェクト効果カード200
に貼付されている2Dコード201の2DコードIDであ
るかを判定する。ステップS2で取得された2Dコード
IDが、オーバーレイ画像カード100−iの2Dコード
101−iの2DコードIDであると判定された場合、ス
テップS4に進む。
【0053】ステップS4において、FAプログラム5
6Eは、オーバーレイ画像データベース56Fから、2
Dコード101−iの2DコードIDに対応する画像デー
タ、すなわち、オーバーレイ画像サンプル102−iの
画像データを読み出し、ステップ5において、それをグ
ラフィックチップ81のVRAM81Bに描画させるととも
に、LCDコントローラ83を制御し、表示部3のLCD21
に表示させる。
【0054】その後、ステップS1に戻り、再度、シャ
ッタボタン10が操作されるまで待機する。
【0055】ステップS3において、FAプログラム5
6Eは、ステップS2で取得した2DコードIDが、エフ
ェクト効果カード200−jに貼付されている2Dコー
ド201−jの2DコードIDであると判定した場合、ス
テップS6に進み、VRAM81Bにオーバーレイ画像が描
画されているか否かを判定し、描画されていると判定し
た場合、ステップS7に進む。
【0056】ステップS7において、FAプログラム5
6Eは、エフェクト効果データベース56Gから、2D
コード201−jの2DコードIDに対応するエフェクト
効果、すなわち、エフェクト効果サンプル202−jに
対応するエフェクト効果処理の内容を読み出し、グラフ
ィックチップ81を制御し、読み出したエフェクト効果
処理の内容に基づいて、VRAM81Bに記憶されている画
像データに対し、エフェクト効果を施す。
【0057】その後、ステップS5に戻り、FAプログ
ラム56Eは、LCDコントローラ83を制御し、VRAM8
1Bに描画されている画像を、表示部3のLCD21に表
示させる。これにより、エフェクト効果が施されたオー
バーレイ画像が、表示部3のLCD21に表示される。
【0058】ステップS6において、オーバーレイ画像
がVRAM81Bに描画されていないと判定された場合、ス
テップS1に戻る。すなわち、この例の場合、ユーザ
は、はじめに、オーバーレイ画像カード100−iをC
CDビデオカメラ23に提示し、その画像が取り込まれ
た後で(ステップS4でオーバーレイ画像がVRAM81B
に描画された後で)、エフェクト効果カード200−j
を提示し、その画像が取り込ませる操作を再実行する。
【0059】ステップS2において、FAプログラム5
6Eは、ステップS1で取り込まれた画像データから、
2Dコードを抽出できなかったと判定された場合、ステ
ップS8に進み、VRAM81Bに画像データが記憶されて
いるか否かを判定し、記憶されていると判定した場合、
ステップS9に進む。ステップS9において、FAプロ
グラム56Eは、グラッフィクチップ81を制御し、VR
AM81Aに描画されている画像(ステップS1で取り込
まれた、例えば、人間(顔)の画像)を、VRAM81Bに
描画されている画像に合成させ、描画させる。
【0060】次に、ステップS10において、FAプロ
グラム56Eは、LCDコントローラ83を制御し、VRAM
81Bに描画されている合成された画像をLCD21に表
示させる。その後、処理は終了される。これにより、人
間(顔)の画像と、エフェクト効果処理が施されたオー
バーレイ画像とが合成され、その合成された画像が表示
部3のLCD21に表示される。なお、エフェクト効果カ
ード200−jが提示されず、オーバーレイ画像カード
100−iがCCDビデオカメラ23に提示された後
に、顔が撮像された場合、顔の画像と、エフェクト効果
が施されていないオーバーレイ画像とが合成され、LCD
21に表示される。
【0061】ステップS8において、VRAM81Bに画像
データが記憶されていないと判定された場合、ステップ
S11に進み、FAプログラム56Eは、LCDコントロ
ーラ83を制御し、VRAM81Aに描画されている画像
(ステップS1で取り込まれた、例えば、顔の画像)を
LCD21に表示させる。これにより、オーバーレイ画像
と合成されていない、顔の画像が表示される。
【0062】なお、上記したような処理を行うコンピュ
ータプログラムをユーザに提供する提供媒体としては、
磁気ディスク、CD-ROM、固体メモリなどの記録媒体の
他、ネットワーク、衛星などの通信媒体を利用すること
ができる。
【0063】
【発明の効果】請求項1に記載の画像処理装置、請求項
2に記載の画像処理方法、および請求項3に記載の提供
媒体によれば、取り込まれた画像データから、コードの
認識情報を取得するようにしたので、コードの認識情報
に対応した画像を表示させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したパーソナルコンピュータ1の
使用例を表す図である。
【図2】2次元バーコードの仕様を説明する図である。
【図3】本発明を適用した携帯型パーソナルコンピュー
タの構成例の表示部を本体に対して開いた状態を示す外
観斜視図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】図3の表示部を本体に対して閉塞した状態を示
す左側側面図である。
【図6】図3の表示部を本体に対して180度開いた状
態を示す右側側面図である。
【図7】図5の正面図である。
【図8】図6の底面図である。
【図9】図3のパーソナルコンピュータ1の内部構成を
示す図である。
【図10】図9のHDD56の構成を示す図である。
【図11】画像合成処理2Dを実行する場合のFAプロ
グラム56Eの処理手順を説明するフローチャートであ
る。
【図12】オーバーレイ画像選択メニューの表示例を表
す図である。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ, 3 表示部, 21
LCD, 23 CCDビデオカメラ, 52 CPU, 5
6 HDD, 81 グラフィックチップ, 83LCDコン
トローラ, 100 オーバーレイ画像カード, 1
01 2次元バーコード, 102 オーバーレイ画像
サンプル, 200 エフェクト効果カード, 201
2次元バーコード, 202 エフェクト効果サンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/262 G06F 15/403 310C G06K 19/00 T E

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを取り込む取り込み手段と、 前記取り込み手段により取り込まれた前記画像データか
    ら、所定のコードの識別情報を取得する取得手段と、 前記取得手段により取得された前記識別情報に対応した
    画像の表示を制御する表示制御手段とを備えることを特
    徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 画像データを取り込む取り込みステップ
    と、 前記取り込みステップで取り込まれた前記画像データか
    ら、所定のコードの識別情報を取得する取得ステップ
    と、 前記取得ステップで取得された前記識別情報に対応した
    画像の表示を制御する表示制御ステップとを含むことを
    特徴とする画像処理方法。
  3. 【請求項3】 画像データを取り込む取り込みステップ
    と、 前記取り込みステップで取り込まれた前記画像データか
    ら、所定のコードの識別情報を取得する取得ステップ
    と、 前記取得ステップで取得された前記識別情報に対応した
    画像の表示を制御する表示制御ステップとを含む処理を
    画像処理装置に実行させるコンピュータが読み取り可能
    なプログラムを提供することを特徴とする提供媒体。
JP10245851A 1998-08-31 1998-08-31 画像処理装置および方法、並びに提供媒体 Pending JP2000076283A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10245851A JP2000076283A (ja) 1998-08-31 1998-08-31 画像処理装置および方法、並びに提供媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10245851A JP2000076283A (ja) 1998-08-31 1998-08-31 画像処理装置および方法、並びに提供媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000076283A true JP2000076283A (ja) 2000-03-14

Family

ID=17139795

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10245851A Pending JP2000076283A (ja) 1998-08-31 1998-08-31 画像処理装置および方法、並びに提供媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000076283A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3786166B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム
JP4674644B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム媒体
JP2000076271A (ja) 情報処理装置および方法、並びに提供媒体
JP2000020164A (ja) 情報処理装置
EP1496455A1 (en) An information processing apparatus and method
JP2000020163A (ja) 情報処理装置
JP4366746B2 (ja) 情報処理装置および方法、並びに記録媒体
US6493828B1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and program storage medium
JP4518581B2 (ja) 情報処理装置および方法、並びに記録媒体
JP4352287B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム媒体
JP2000207338A (ja) 情報処理装置および方法、並びに提供媒体
JP2000207487A (ja) 情報処理装置および方法、並びに提供媒体
JP2000076283A (ja) 画像処理装置および方法、並びに提供媒体
JP2000047967A (ja) 情報処理装置および方法、情報処理システム、並びに提供媒体
JP4566297B2 (ja) 情報処理装置および画像処理方法、並びに記録媒体
JP2000020233A (ja) 情報処理装置
JP2000152138A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム格納媒体
JP2001298654A (ja) 情報処理装置
TW444162B (en) Information processing apparatus, information processing method, and recording medium
JP2000048224A (ja) 情報処理装置および方法、並びに提供媒体
JP2000067219A (ja) 情報処理装置および方法、並びに提供媒体
JP2000066757A (ja) 画像処理装置および方法、並びに提供媒体
JP2000207301A (ja) 情報処理装置および方法、並びに提供媒体
JP2000047958A (ja) 情報処理装置および方法、情報処理システム、並びに提供媒体
JP4239305B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、および媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050307

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080414

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080613

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080814