JP3263757B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP3263757B2
JP3263757B2 JP2001059783A JP2001059783A JP3263757B2 JP 3263757 B2 JP3263757 B2 JP 3263757B2 JP 2001059783 A JP2001059783 A JP 2001059783A JP 2001059783 A JP2001059783 A JP 2001059783A JP 3263757 B2 JP3263757 B2 JP 3263757B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置に関
し、特に、被写体に対してフォーカスの調整ができるCC
D(Charge Coupled Device)ビデオカメラを組み込んだ情
報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、携帯型パーソナルコンピュ
ータにCCDビデオカメラを組み込み、それにより取り込
んだ画像データを処理し、ディスプレイに表示すること
を、例えば、特開平10−51665号公報に先に提案
した。図18と図19は、その構成例を表している。
【0003】図18において、パーソナルコンピュータ
161は、四角い薄型形状に形成された筐体からなる本
体部162と、本体部162と略同じ大きさの筐体から
なり、本体部162に開閉自在に取り付けられ、グラフ
ィック、文字等を表示するディスプレイパネル部165
とから構成されている。使用時には図18に示すよう
に、ディスプレイパネル部165を上方向に回動させて
開き、不使用時には、ディスプレイパネル部165を下
方向に回動して閉じることができる構造になっている。
【0004】本体部162には、ユーザによって操作さ
れるキーボード163とトラックパッド164等の操作
部が設けられている。これらのキーボード163やトラ
ックパッド164が操作されることにより、データの入
出力が行われる。また、本体部162の内部には、図示
せぬCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read OnlyMem
ory)、RAM(Random Access Memory)等を搭載した回路基
板が組み込まれている。
【0005】ディスプレイパネル部165には、グラフ
ィックや文字等を表示する液晶ディスプレイ166が設
けられ、液晶ディスプレイ166の上方中央位置には、
CCDカメラ169が摺動自在に取り付けられる取付溝1
67が形成されている。
【0006】取付溝167は、ディスプレイパネル部1
65の上方中央位置の一部を略U字状に切り抜いた構造
(凹部構造)となっている。CCDビデオカメラ169
は、取付溝167に設けられた支持部材168によって
支持されている。CCDビデオカメラ169内のCCD(図示
せず)に結像された画像は、図示せぬケーブルを介して
パーソナルコンピュータ161に取り込むことができる
ようになされている。
【0007】図19は、CCDビデオカメラ169を説明
するための図である。ディスプレイパネル部165側に
固定される支持部材168は、CCDビデオカメラ169
の回動球175の曲面と同一の曲面を有したカップ状の
支持曲面168bを有している。この支持部材168
は、回動球175をその支持曲面168bによって挟持
するようにして摺動自在に支持する。
【0008】CCDビデオカメラ169は、略球形状に形
成されたカメラ本体部171と、カメラ本体部171か
ら筒状に突出形成されたレンズ部172と、カメラ本体
部171の一部と連結した回動軸174と、回動軸17
4の他端側に連結した球体からなる回動球175とから
構成されている。また、カメラ本体部171には、パー
ソナルコンピュータ161内部に接続されるケーブル1
73が設けられている。カメラ本体部171を、回動球
175を支点として摺動させることにより、カメラ本体
部171は、レンズ部172を介して所定の範囲の撮像
を行うことができる。
【0009】このように、所定の長さの回動軸174を
設けた構造にすることにより、カメラ本体部171に力
が加わって方向が変えられると、回動軸174から回動
球175に回転力が伝わる。即ち、回動球175を中心
として、カメラ本体部171は向きを変えることがで
き、撮像範囲を適宜変更することができる。回転力が加
えられていない時には、回動球175が支持部材168
内で回動することなく、カメラ本体部171の撮像方向
を固定支持して維持する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
パーソナルコンピュータに組み込まれたCCDカメラにお
いては、撮像範囲を適宜変更することはできるが、被写
体に対して適宜ピントを合わせることができないという
課題があった。
【0011】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、被写体に対して適宜ピントを合わせるこ
とのできるCCDカメラを組み込んだ情報処理装置を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報処
理装置は、被写体を撮像する撮像手段と、被写体に対応
する像を撮像手段に結像させるレンズを保持する保持手
段と、回転操作に応じて、レンズの光軸方向に保持手段
を移動させる移動手段と、画像を表示する表示手段の一
部に収納され、撮像手段、保持手段、および移動手段か
らなる撮像部を回動可能に支持する支持手段とを含み、
移動手段は、撮像部を表示手段の正面側に向けた状態か
ら、撮像部を表示手段の背面側に向けた状態に至る何れ
の回動位置においても回転操作可能に、少なくとも2方
向からその一部が、露出していることを特徴とする。
【0013】撮像手段は、CCDとすることができる。
【0014】請求項1に記載の情報処理装置において
は、被写体が撮像され、被写体に対応する像を撮像手段
に結像させるレンズが保持され、回転操作に応じて、レ
ンズの光軸方向に保持手段が移動され、画像を表示する
表示手段の一部に収納され、撮像手段、保持手段、およ
び移動手段からなる撮像部が回動可能に支持され、移動
手段が、撮像部を表示手段の正面側に向けた状態から、
撮像部を表示手段の背面側に向けた状態に至る何れの回
動位置においても回転操作可能に、少なくとも2方向か
らその一部が、露出されている。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の情報処理装置の一実施の
形態を図面を参照して説明する。
【0016】図1乃至図6は、本発明を適用した携帯型
パーソナルコンピュータの構成例を表している。このパ
ーソナルコンピュータ1は、ミニノート型のパーソナル
コンピュータとされ、基本的に、本体2と、本体2に対
して開閉自在とされている表示部3により構成されてい
る。図1は、表示部3を本体2に対して開いた状態を示
す外観斜視図、図2は、図1の平面図、図3は、表示部
3を本体2に対して閉塞した状態を示す左側側面図、図
4は、表示部3を本体2に対して180度開いた状態を
示す右側側面図、図5は、図3の正面図、図6は、図4
の底面図である。
【0017】本体2には、各種の文字や記号などを入力
するとき操作されるキーボード4、マウスカーソルを移
動するさせるときなどに操作されるトラックポイント
(商標)5が、その上面に設けられている。また、本体
2の上面には、音を出力するスピーカ8と、表示部3に
設けられているCCDビデオカメラ23で撮像するとき操
作されるシャッタボタン10がさらに設けられている。
【0018】表示部3の上端部には、ツメ13が設けら
れており、図3に示すように、表示部3を本体2に対し
て閉塞した状態において、ツメ13に対向する位置にお
ける本体2には、ツメ13が嵌合する孔部6が設けられ
ている。本体2の全面には、スライドレバー7が全面に
平行に移動可能に設けられており、スライドレバー7は
孔部6に嵌合したツメ13と係合してロックし、またロ
ック解除することができるようになっている。ロックを
解除することにより、表示部3を本体2に対して回動す
ることができる。ツメ13の隣には、マイクロホン24
が取り付けられている。このマイクロホン24は、図6
にも示すように、背面からの音も収音できるようになさ
れている。
【0019】本体2の正面にはまた、プログラマブルパ
ワーキー(PPK)9が設けられている。本体2の右側面
には、図4に示すように、排気孔11が設けられてお
り、本体2の前面下部には、図5に示すように、吸気孔
14が設けられている。さらに、排気孔11の右側に
は、PCMCIA(Personal Comuputer Memory Card Interna
tional Association)カード(PCカード)を挿入するた
めのスロット12が設けられている。
【0020】表示部3の正面には、画像を表示するLCD
(Liquid Crystal Display)21が設けられており、そ
の上端部には、撮像部22が、表示部3に対して回動自
在に設けられている。すなわち、この撮像部22は、LC
D21と同一の方向と、その逆の方向(背面の方向)と
の間の180度の範囲の任意の位置に回動することがで
きるようになされている。撮像部22には、CCDビデオ
カメラ23が取り付けられている。
【0021】表示部3の下側の本体側には、電源ランプ
PL、電池ランプBL、メッセージランプML、その他のLED
よりなるランプが設けられている。尚、図3に示す符号
40は、本体2の左側面に設けられた電源スイッチであ
り、図5に示す符号25は、CCDビデオカメラ23のフ
ォーカスを調整する調整リングである。さらに、図6に
示す符号26は、本体2内に増設メモリを取り付けるた
めの開口部を被覆する蓋であり、符号41は、蓋26の
ロックツメを外すためのピンを挿入する小孔である。
【0022】図7は、パーソナルコンピュータ1の内部
の構成を表している。内部(PCI(Peripheral Componet I
nterconnect))バス51には、CPU(Central Processing
Unit)52、必要に応じて挿入されるPCカード53、R
AM(Random Access Memory)54、およびグラフィック
チップ81が接続されている。この内部バス51は、外
部(ISA(Industrial Standard Architecture))バス55
に接続されており、外部バス55には、ハードディスク
ドライブ(HDD)56、I/O(入出力)コントローラ5
7、キーボードコントローラ58、トラックポイントコ
ントローラ59、サウンドチップ60、LCDコントロー
ラ83、モデム50などが接続されている。
【0023】CPU52は、各機能を統括するコントロー
ラであり、PCカード53は、オプションの機能を付加す
るとき適宜装着される。
【0024】RAM54の中には、起動が完了した時点に
おいて、電子メールプログラム(アプリケーションプロ
グラム)54A、オートパイロットプログラム(アプリ
ケーションプログラム)54B、そしてOS(基本プログ
ラム)54CがHDD56から転送され、記憶される。
【0025】電子メールプログラム54Aは、電話回線
のような通信回線などからネットワーク経由で通信文を
授受するプログラムである。電子メールプログラム54
Aは、特定機能としての着信メール取得機能を有してい
る。この着信メール取得機能は、メールサーバ93に対
して、そのメールボックス93A内に自分(利用者)宛
のメールが着信しているかどうかを確認して、自分宛の
メールがあれば取得する処理を実行する。
【0026】オートパイロットプログラム54Bは、予
め設定された複数の処理(またはプログラム)などを、
予め設定された順序で順次起動して、処理するプログラ
ムである。
【0027】OS(基本プログラムソフトウェア)54C
は、Windows95(商標)に代表される、コンピュータの
基本的な動作を制御するものである。
【0028】一方、外部バス55側のハードディスクド
ライブ(HDD)56には、電子メールプログラム56
A、オートパイロットプログラム56B、OS(基本プロ
グラムソフトウェア)56Cが記憶されている。ハード
ディスクドライブ56内のOS56C、オートパイロット
プログラム56B、および電子メールプログラム56A
は、起動(ブートアップ)処理の過程で、RAM54内に
順次転送され、格納される。
【0029】I/Oコントローラ57は、マイクロコント
ローラ61を有し、このマイクロコントローラ61に
は、I/Oインタフェース62が設けられている。このマ
イクロコントローラ61は、I/Oインタフェース62、C
PU63、RAM64、ROM69が相互に接続されて構成され
ている。このRAM64は、キー入力ステイタスレジスタ
65、LED(発光ダイオード)制御レジスタ66、設定
時刻レジスタ67、レジスタ68を有している。設定時
刻レジスタ67は、ユーザが予め設定した時刻(起動条
件)になると起動シーケンス制御部76の動作を開始さ
せる際に利用される。レジスタ68は、予め設定された
操作キーの組み合わせ(起動条件)と、起動すべきアプ
リケーションプログラムの対応を記憶するもので、その
記憶された操作キーの組み合わせがユーザにより入力さ
れると、その記憶されたアプリケーションプログラム
(例えば電子メール)が起動されることになる。
【0030】キー入力ステイタスレジスタ65は、ワン
タッチ操作用のプログラマブルパワーキー(PPK)9が
押されると、操作キーフラグが格納されるようになって
いる。LED制御レジスタ66は、レジスタ68に記憶さ
れたアプリケーションプログラム(電子メール)の立上
げ状態を表示するメッセージランプMLの点灯を制御する
ものである。設定時刻レジスタ67は、所定の時刻を任
意に設定することができるものである。
【0031】なお、このマイクロコントローラ61に
は、バックアップ用のバッテリ74が接続されており、
各レジスタ65,66,67の値は、本体2の電源がオ
フとされている状態においても保持されるようになって
いる。
【0032】マイクロコントローラ61内のROM69の
中には、ウェイクアッププログラム70、キー入力監視
プログラム71、LED制御プログラム72が予め格納さ
れている。このROM69は、例えばEEPROM(electricall
y erasable and programmable read only memory)で構
成されている。このEEPROMはフラッシュメモリとも呼ば
れている。さらにマイクロコントローラ61には、常時
現在時刻をカウントするRTC(Real-Time Clock)75が
接続されている。
【0033】ROM69の中のウェイクアッププログラム
70は、RTC75から供給される現在時刻データに基づ
いて、設定時刻レジスタ67に予め設定された時刻にな
ったかどうかをチェックして、設定された時刻になる
と、所定の処理(またはプログラム)などの起動をする
プログラムである。キー入力監視プログラム71は、PP
K9が利用者により押されたかどうかを常時監視するプ
ログラムである。LED制御プログラム72は、メッセー
ジランプMLの点灯を制御するプログラムである。
【0034】ROM69には、さらにBIOS(Basic Input/O
utput System)73が書き込まれている。このBIOSと
は、基本入出力システムのことをいい、OSやアプリケー
ションソフトウェアと周辺機器(ディスプレイ、キーボ
ード、ハードディスクドライブなど)の間でのデータの
受け渡し(入出力)を制御するソフトウェアプログラム
である。
【0035】外部バス55に接続されているキーボード
コントローラ58は、キーボード4からの入力をコント
ロールする。トラックポイントコントローラ59は、ト
ラックポイント5の入力を制御する。
【0036】サウンドチップ60は、マイクロホン24
からの入力を取り込み、あるいは内蔵スピーカ8に対し
て音声信号を供給する。
【0037】モデム50は、公衆電話回線90、インタ
ーネットサービスプロバイダ91を介して、インターネ
ットなどの通信ネットワーク92やメールサーバ93な
どに接続することができる。
【0038】内部バス51に接続されているグラフィッ
クチップ81には、CCDビデオカメラ23で取り込んだ
画像データが、処理部82で処理された後、入力される
ようになされている。グラフィックチップ81は、処理
部82を介してCCDビデオカメラ23より入力されたビ
デオデータを、内蔵するVRAM81Aに記憶し、適宜、こ
れを読み出して、LCDコントローラ83に出力する。LCD
コントローラ83は、グラフィックチップ81より供給
された画像データをLCD21に出力し、表示させる。バ
ックライト84は、LCD21を後方から照明するように
なされている。
【0039】電源スイッチ40は、電源をオンまたはオ
フするとき操作される。半押しスイッチ85は、シャッ
タボタン10が半押し状態にされたときオンされ、全押
しスイッチ86は、シャッタボタン10が全押し状態に
されたときオンされる。反転スイッチ87は、撮像部2
2が180度回転されたとき(CCDビデオカメラ23がL
CD21の反対側を撮像する方向に回転されたとき)、オ
ンされるようになされている。
【0040】次に、本実施の形態の特徴である撮像部2
2の構造について、図8乃至図14を参照して説明す
る。図8に示すように、表示部3の上方中央には、撮像
部22が表示部3に対して回動自在に取り付けられてい
る。即ち、この撮像部22は、LCD21と同一の方向
(図8)と、その逆の方向(背面の方向)(図9)との
間の180度の範囲の任意の位置に回動することができ
るようになされている。
【0041】取付溝104は、表示部3の上方中央位置
の一部を略U字状に切り抜いた構造となっている。
【0042】撮像部22は、略円筒状に形成されたCCD
ビデオカメラユニット101と、CCDビデオカメラユニ
ット101内に収容された鏡筒部102と、鏡筒部10
2を、そこに保持されているレンズ103の光軸方向に
摺動させ、フォーカス位置を調整するフォーカス調整リ
ング25とから構成されている。
【0043】CCDビデオカメラユニット101内部に
は、図11に示すように、パーソナルコンピュータ1内
部の回路基板に接続されるケーブル117やCCD114
が収容されている。CCD114は、鏡筒部102に取り
付けられているレンズ103を介して入射される光を撮
像する。撮像された画像データはケーブル117を介し
て、パーソナルコンピュータ1に取り込まれ、様々なア
プリケーションを実行するために処理される。
【0044】フォーカス調整リング25は、被写体にピ
ントを合わせるために鏡筒部102を前後(レンズ10
3の光軸方向)に摺動させる時、ユーザにより手動操作
される。また、フォーカス調整リング25は、CCDビデ
オカメラユニット101の上側と下側に露出しているた
め、CCDビデオカメラユニット101を回転する前の状
態(図8)はもとより、180度回転した場合(図9)
においても、フォーカス調整が可能となる。
【0045】図11は、図10に示した撮像部22の内
部の構造を詳細に示している。鏡筒部102の前方周囲
には、ギヤ状の凸部102Aが形成されている。また、
後方周囲には、雄ネジ102Bが形成されている。さら
に、鏡筒部102の前面には、レンズ103が取り付け
られている。
【0046】鏡筒支持部113は、鏡筒部102を支持
するために設けられており、筒状の内部に雌ネジ113
Aが形成されている。鏡筒部102の雄ネジ102Bと
鏡筒支持部113の雌ネジ113Aが噛み合っているの
で、鏡筒部102は、それが回転されたとき、ケース1
12にネジにより固定されている鏡筒支持部113に対
して相対的に前後方向に摺動するようになされている。
鏡筒支持部113の筒状の奥には、撮像画像を結像する
ためのCCD114が取り付けられている。フレキシブル
基板115は、鏡筒支持部113に収容される。フレキ
シブル基板115には、コネクタ116が取り付けられ
ており、コネクタ116には、ケーブル117が接続さ
れている。CCD114で結像された画像データは、軸1
12Aの内部の孔に収容されるケーブル117を介して
パーソナルコンピュータ1に取り込まれる。
【0047】フォーカス調整リング25は、円形のリン
グ構造となっており、その内側には、ギヤ状の凹部25
Aが形成されている。フォーカス調整リング25の凹部
25Aには、鏡筒部102の前後方向の摺動を許容する
ように、鏡筒部102の凸部102Aが嵌め込まれる。
また、フォーカス調整リング25は、軸方向へは移動し
ないようにケース118に回転自在に支持されている。
従って、ユーザがフォーカス調整リング25を回転させ
ると、その回転が、凹部25Aと凸部102Aを介して
鏡筒部102に伝達され、鏡筒部102を前後方向に摺
動させることができる。即ち、ユーザは被写体に対して
ピントを合わせることができる。
【0048】上述のフォーカス調整リング25、鏡筒部
102、鏡筒支持部113、フレキシブル基板115、
コネクタ116、およびケーブル117は、ケース11
2およびケース118内に収められ、CCDビデオカメラ
ユニット101を形成している。パネル119は、ケー
ス118に取り付けられる。
【0049】ケース112の右側の端部には、軸112
Aが形成されており、この軸112Aは、ネジにより表
示部3に固定されている軸受123により回転自在に支
持されるようになされている。また、ケース112の左
側の端部には、シャフト121がネジにより取り付けら
れている。このシャフト121は、ネジにより表示部3
に固定されている受部120に回転自在に支持されてい
る。従って、ケース118と一体的に組み立てられたケ
ース112は、軸112Aとシャフト121を支点とし
て、表示部3に回転自在に取り付けられる。シャフト1
21には、カム122が連結されており(図12)、反
転スイッチ87をオンまたはオフする。これにより、撮
像部22が正面を向いているのか、背面を向いているの
かが検出される。
【0050】図13は、図10に示した撮像部22をI
−I’から見た矢視図である。図13に示すように、ケ
ース112とケース118で構成される略円筒状の部材
に対して、軸112A(シャフト121)は、中心より
上方かつ背面側へ偏心した位置に形成(配置)されてい
る。軸112Aからの最大寸法laは、ケース118側
に存在し、最小寸法lbはケース112側に存在するよ
うに形成されている。これにより、撮像部22が、外側
方向に(図13において時計方向に)回動できるが、内
側方向に(図13において反時計方向に)回動できない
ようになされている。
【0051】図14(A)は、撮像部22の撮像方向を
LCD21と同一の方向に設定した場合を示している。そ
の右側には、撮像部22をI−I'から見た矢視図が示
されている。図14(B)は、撮像部22の撮像方向を
LCD21に対して時計方向に90度回転させた場合を示
している。その右側には、撮像部22をI−I'から見
た矢視図が示されている。図14(C)は、撮像部22
の撮像方向をLCD21に対して時計方向に180度回転
させた場合を示している。その右側には、撮像部22を
I−I'から見た矢視図が示されている。
【0052】凹部141は、鏡筒部102をケース11
8から最も突出させた状態で、表示部3を本体2に対し
て閉塞したとしても、撮像部22が本体2に接触せず、
回転できるようにするために形成されている。
【0053】図15は、マイクロホン24をI−I’か
ら見た矢視図である。図15に示すように、マイクロホ
ン24の前面(LCD21と同一の方向)には、スリット
151が設けられており、マイクロホン24の後面(LC
D21と逆の方向)には、スリット152が設けられて
いる。これにより、LCD21と同一の方向からは勿論の
こと、背面からも収音できるようになされている。尚、
図1、図2、および図6では、便宜上、図15のスリッ
ト151、152に相当する部分をマイクロホン24と
して説明している。
【0054】図16は、表示部3の背面側から見た撮像
部22の撮像方向を示している。図16(A)は、撮像
部22が、LCD21と逆の方向を向いた状態を示してお
り、図16(B)は、撮像部22が、LCD21と同一の
方向から90度回転した状態を示している。図16
(C)は、撮像部22が、LCD21と同一の方向を向い
ている状態を示している。
【0055】図17は、表示部3の正面側から見た撮像
部22の撮像方向を示している。図17(A)は、撮像
部22が、LCD21と逆の方向を向いた状態を示してお
り、図17(B)は、LCD21と同一の方向から90度
回転した状態を示している。図17(C)は、撮像部2
2が、LCD21と同一の方向を向いた状態を示してい
る。
【0056】次に、上述の構成からなるパーソナルコン
ピュータ1の使用方法について説明する。先ず、表示部
3を本体2に対して上方向に開いて、LCD21が見える
状態にする。そして、図示せぬ被写体の画像をパーソナ
ルコンピュータ1に取り込む時には、ユーザは、CCDビ
デオカメラユニット101を撮像方向(被写体の方向)
に回動させ、所定の位置に静止させる。CCDビデオカメ
ラユニット101の撮像方向は、LCD21と同一の方向
と、その逆の方向(背面の方向)との間の180度の範
囲の任意の位置に設定することができるので、正面、即
ち、パーソナルコンピュータ1のユーザのみならず、周
囲の画像も撮像することができる。撮像方向にCCDビデ
オカメラユニット101を設定したら、ユーザは被写体
に対してピントが合うように、フォーカス調整リング2
5を回転させて、鏡筒部102の位置を調整する。
【0057】ユーザは被写体のピントが合ったらシャッ
タボタン10を押し、CCDビデオカメラ23で所望の画
像を撮像する。この画像データはHDD56に記憶され
る。CCDビデオカメラ23は、被写体の画像データを処
理部82に供給する。処理部82は、画像データを処理
した後、グラフィックチップ81に供給する。グラフィ
ックチップ81は、入力されたビデオデータを、内蔵す
るVRAM81Aに記憶し、適宜、これを読み出して、LCD
コントローラ83に出力する。LCDコントローラ83
は、グラフィックチップ81より供給された画像データ
をLCD21に出力し、表示させる。ユーザは被写体のピ
ントが合ったらシャッタボタン10を押し、CCDビデオ
カメラ23で所望の画像を撮像する。この画像データは
HDD56に記憶される。取り込んだ画像は、必要に応じ
て、図示せぬプリンタで印刷することもできる。
【0058】さらに、パーソナルコンピュータ1をモデ
ム50、電話回線90、およびプロバイダ91を介し
て、インターネット92に接続することにより、画像を
通信相手先のパーソナルコンピュータに送信することが
できる。受信側では、送られてきた画像データに基づい
て、画像をLCDにリアルタイムで表示することができる
ので、テレビ会議システム等に活用することができる。
【0059】
【発明の効果】請求項1に記載の情報処理装置によれ
ば、被写体が撮像され、被写体に対応する像を撮像手段
に結像させるレンズが保持され、回転操作に応じて、レ
ンズの光軸方向に保持手段が移動され、画像を表示する
表示手段の一部に収納され、撮像手段、保持手段、およ
び移動手段からなる撮像部が回動可能に支持され、移動
手段が、撮像部を表示手段の正面側に向けた状態から、
撮像部を表示手段の背面側に向けた状態に至る何れの回
動位置においても回転操作可能に、少なくとも2方向か
らその一部が、露出されているので、被写体に対して適
宜ピントを合わせることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した携帯型パーソナルコンピュー
タの構成例の表示部を本体に対して開いた状態を示す外
観斜視図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の表示部を本体に対して閉塞した状態を示
す左側側面図である。
【図4】図1の表示部を本体に対して180度開いた状
態を示す右側側面図である。
【図5】図3の正面図である。
【図6】図4の底面図である。
【図7】図1の電気回路の構成例を示すブロック図であ
る。
【図8】本発明の撮像部22の取付構造を説明するため
の図である。
【図9】本発明の撮像部22の取付構造を説明するため
の図である。
【図10】撮像部22の構造を説明するための図であ
る。
【図11】撮像部22の構造を説明するための図であ
る。
【図12】撮像部22の構造を説明するための図であ
る。
【図13】撮像部22をI−I’から見た矢視図であ
る。
【図14】撮像部22の回動を説明するための図であ
る。
【図15】マイクロホン24を説明するための図であ
る。
【図16】本体2に対して表示部3を閉塞した状態にお
ける撮像部22の回動を説明するための図である。
【図17】本体2に対して表示部3を開いた状態におけ
る撮像部22の回動を説明するための図である。
【図18】従来の携帯型パーソナルコンピュータの構成
例の表示部を本体に対して開いた状態を示す外観斜視図
である。
【図19】CCDビデオカメラ169を説明するための図
である。
【符号の説明】
1,161 パーソナルコンピュータ, 2,162
本体, 3 表示部,4,163 キーボード, 5
トラックポイント, 6 孔部, 7 スライドレバ
ー, 8 スピーカ, 9 PPK, 10 シャッタボ
タン, 11排気孔, 12 スロット, 13 ツ
メ, 14 吸気孔, 21 LCD,22 撮像部,
23 CCDビデオカメラ, 24 マイクロホン, 2
5 フォーカス調整リング, 26 蓋, 40 電源
スイッチ, 41 小孔, 50 MODEM, 51 内
部バス, 52,63 CPU, 53 PCカード,
54,64 RAM, 54A,56A 電子メールプロ
グラム, 54B,56Bオートパイロットプログラ
ム, 54C,56C OS, 55 外部バス,56
HDD, 57 I/Oコントローラ, 58 キーボ
ードコントローラ, 59 トラックポイントコントロ
ーラ, 60 サウンドチップ, 61マイクロコント
ローラ, 62 I/Oインターフェース, 65 キ
ー入力ステイタスレジスタ, 66 LED制御レジス
タ, 67 設定時刻レジスタ,68 レジスタ, 6
9 ROM, 70 ウェイクアッププログラム, 71
キー入力監視プログラム, 72 LED制御プログラ
ム, 73 BIOS, 74バックアップ用バッテリ,
75 RTC, 76 起動シーケンス制御部,81 グ
ラフィックチップ, 81A VRAM, 82 処理部,
83 LCDコントローラ, 84 バックライト,
85 半押しスイッチ, 86 全押しスイッチ, 8
7 反転スイッチ, 90 電話回線, 91 プロバ
イダ,92 インターネット, 93 メールサーバ,
93A メールボックス,101 CCDビデオカメラ
ユニット, 102 鏡筒部, 102A 凹部,10
2B 雄ネジ, 103 レンズ, 104,167
取付溝, 112,118 ケース, 112A 軸,
113 鏡筒支持部, 113A 雌ネジ, 114
CCD, 115 フレキシブル基板, 116 コネ
クタ, 117,173 ケーブル, 119 パネ
ル, 120 受部, 121 シャフト, 122
カム, 141 凹部, 151,152 スリット,
164トラックパッド, 165 ディスプレイパネ
ル部, 166 液晶ディスプレイ, 168 支持部
材, 169 CCDビデオカメラ, 171 カメラ本
体部, 172 レンズ部, 174 回動軸, 17
5 回動球
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/16 G06F 15/02 H04N 5/222 - 5/257

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮像する撮像手段と、 前記被写体に対応する像を前記撮像手段に結像させるレ
    ンズを保持する保持手段と、 回転操作に応じて、前記レンズの光軸方向に前記保持手
    段を移動させる移動手段と、 画像を表示する表示手段の一部に収納され、前記撮像手
    段、前記保持手段、および前記移動手段からなる撮像部
    を回動可能に支持する支持手段とを含み、 前記移動手段は、前記撮像部を前記表示手段の正面側に
    向けた状態から、前記撮像部を前記表示手段の背面側に
    向けた状態に至る何れの回動位置においても回転操作可
    能に、少なくとも2方向からその一部が、露出している
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記撮像手段は、CCDであることを特徴
    とする請求項1に記載の情報処理装置。
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