JPH10173968A - 収納ケースおよび撮像装置の固定装置 - Google Patents

収納ケースおよび撮像装置の固定装置

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JPH10173968A
JPH10173968A JP8329752A JP32975296A JPH10173968A JP H10173968 A JPH10173968 A JP H10173968A JP 8329752 A JP8329752 A JP 8329752A JP 32975296 A JP32975296 A JP 32975296A JP H10173968 A JPH10173968 A JP H10173968A
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storage case
fixing
imaging device
image pickup
fixed
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JP8329752A
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Hitoshi Nabeya
仁志 鍋谷
Shigeki Okauchi
茂樹 岡内
Atsushi Oyama
敦 大山
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像装置の持ち運びが便利な、収納ケース,
撮像装置の固定装置を提供する。 【解決手段】 60は、カメラヘッド25を不図示のP
Cカードに取り付けた状態で収納できる収納ケースであ
る。この収納ケース60は、図示のように、カメラヘッ
ドの固定部63にカメラヘッド25を固定し、被写体固
定部62に被写体たとえば名刺を固定することにより、
書画撮影用台とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ機器
に接続して、被写体の光学像を画像情報信号として電子
的に取り込む撮像装置に関し、特にその収納ケース,撮
像装置の固定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータも小型化の一途をた
どり、手のひらサイズのもの等が登場している。しか
し、このような小型のコンピュータはデスクトップコン
ピュータに比べ、記録媒体の大きさにも制限があるた
め、フロッピディスクドライブ等の代わりにPCカード
(PCMCIA/JEIDA)が直接挿入できるカード
スロットを有している。通常このカードスロットにはメ
モリカードや、FAXカード等が挿入できるようになっ
ており、いろいろなアプリケーションに対応している。
さらに最近では、カードの先端にカメラヘッドを設け画
像を取り込むPCカード型撮像装置も登場している。
【0003】図13(a)〜(c)は従来におけるPC
カード型撮像装置の概略図斜視である。
【0004】図中、100はノートブックタイプのパー
ソナルコンピュータ(以下PCと呼ぶ)である。101
はPCカードである。PCカード101のカード外形
(PC100とのI/F部)は、PCMCIAのTYP
EIIの形状に対応している。PC100には、PCMC
IAのカードスロットが設けられており、PCカード1
01はこれに挿入、装着されている。
【0005】図13(a)は、PCカード101にカメ
ラヘッド102が一体的に設けられた撮像装置を示す。
図13(b),(c)はケーブル付きPCカード型撮像
装置であり、PCカード101とカメラヘッド102と
が分離しており、ケーブル103にて接続されている。
【0006】カメラヘッド102には、光学系,撮像素
子(CCD)などが設けられており、取り込んだ画像は
CCDにより撮像信号に変換される。撮像信号はPCカ
ード101内に設けられたデジタル信号処理回路により
輝度/色差の映像信号に変換され、I/Fゲートアレイ
を介してPC100と通信を行うようになっている。ま
た、PCカード型撮像装置の電源はPC100本体から
供給されるようになっている。
【0007】さらに、PC100本体には特定のアプリ
ケーションソフトがインストールされており、PCカー
ド型撮像装置は、このソフト上にて駆動されるようにな
っている。撮影した画像情報は、前述の信号処理回路,
通信回路を介し、液晶ディスプレイ104に表示するよ
うになっている。
【0008】次に、PCカード型撮像装置、および、ケ
ーブル付きPCカード型撮像装置における撮影方法につ
いて説明する。
【0009】PC100本体を持ち歩き、例えば、デジ
タルカメラとして使用する場合は、図13(a)のよう
にカメラヘッド102とPCカード101が一体的に構
成されたPCカード撮像装置が適している。カメラヘッ
ド102はPCカード101に対し、矢印W方向に所定
角度回動可能に軸支されており、撮影したい被写体の方
向によって適時回動するようになっている。ただPC1
00本体を被写体に向けなければならないため、自由度
は低い。
【0010】PC100本体を、デスクトップ的に、例
えば机上に設置して撮影したい場合は図13(b),
(c)のように、カメラヘッド102の動きを制限され
ないケーブル付きPCカード型撮像装置が適している。
カメラヘッド102が分離していることにより、撮影ア
ングルの自由度を増すことができる。
【0011】また、ケーブル付きPCカード型撮像装置
においては、撮影用途に応じて、例えば、操作者がカメ
ラヘッドを手持ちで撮影したり、カメラ固定装置を用い
て所定位置に固定するなどして撮影するようになってい
る。
【0012】図13(b)はカメラヘッド102を机上
に設置して撮影する場合の図である。カメラヘッド10
2は汎用の三脚105に三脚ねじで取り付けられ机上に
設置されている。このタイプは持ち運ぶ際にPC100
本体から撮像装置を抜いておく必要がある。
【0013】図13(c)は特に簡易的なTV会議など
を行う場合のカメラヘッド102の固定位置を示す図で
ある。カメラヘッド102はPC100の液晶ディスプ
レイ104の外枠であるディスプレイカバー107に取
り付けてある。これは、撮像時における操作者の視点、
および、顔の向きの位置ずれを極力防止するためのもの
で、PC操作時における操作者の視点は、液晶ディスプ
レイ104にあることが多い。従って、カメラヘッド1
02の固定位置も、操作者の視点が集中する液晶ディス
プレイ104の近辺にあった方が望ましいからである。
【0014】カメラヘッド102の固定装置には、クリ
ップタイプ(洗濯バサミタイプ)の挟持手段106が用
いられる。カメラヘッド102は三脚ネジにて挟持手段
106に取り付けられ、ディスプレイカバー107に挟
持して固定されるようになっている。このタイプは持ち
運ぶ際にカードスロットから突出した部分を挟持手段1
06で挟んで固定することにより、PC100本体から
撮像装置を抜かなくても構わない。
【0015】また、この様なPCカード型撮像装置に
て、特定の被写体(例えば名刺,写真等)の被写体を撮
影し、PCに入力し、ファイルするといった用途があ
る。そのような場合、PCカード型撮像装置の前面に被
写体を置き、PCの液晶ディスプレイ104で合焦状態
を確認し、撮影していた。また、別途書画撮影用台等を
用意し、撮影する等行っていた。
【0016】更に、この様なケーブル付きPCカード型
撮像装置を持ち運ぶ場合は、ケーブルをカード部に巻き
取る、あるいはケーブルを取外し可能として別途巻き取
り、固定装置およびPCカード型撮像装置,書画撮影用
台等を別々に持ち運んでいた。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ケーブル付きPCカード型撮像装置を持ち運ぶ場合は、
ケーブルを取外し可能として別途巻き取り、固定装置お
よびPCカード型撮像装置,書画撮影用台等を別々に持
ち運ぶ必要があり非常に面倒であった。
【0018】また、それぞれの持ち運び用のケースが必
要であるということでコストアップにつながっている。
【0019】またPCカード型撮像装置の前面に被写体
を置き、PCの液晶ディスプレイ104で合焦状態を確
認し、画角を調整することは、液晶ディスプレイの表示
能力が低いために、非常に困難であった。
【0020】また、従来の一番自由度を持った図13
(c)のPCカード型撮像装置においても、持ち運び後
に机上に置いたときに挟持手段が机に当接し、撮像装置
が外れたり、その結果破損することがあった。
【0021】本発明は、このような状況のもとでなされ
たもので、撮像装置の持ち運びが便利な、収納ケース,
撮像装置の固定装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0022】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、収納ケースを次の(1)〜(8)のと
おりに、また撮像装置の固定装置を次の(9)〜(1
1)のとおりに構成する。
【0023】(1)撮像装置を収納する収納部と撮像装
置固定部と少なくとも1つの被撮像物固定部とを備えた
収納ケースであって、前記撮像装置を前記収納ケースの
前記撮像装置固定部に固定し、被撮像物を前記収納ケー
スの前記被撮像物固定部に固定し前記撮像装置にて前記
被撮像物を撮像可能とした収納ケース。
【0024】(2)撮像装置は複数の焦点位置を切り替
える切替え機構を有し、前記撮像装置を撮像装置固定部
に固定し、被撮像物を被撮像物固定部に固定した場合、
前記複数の焦点位置のうち、いずれかの焦点位置にて前
記被撮像物に合焦する前記(1)記載の収納ケース。
【0025】(3)前記撮像装置は焦点調節機構を有
し、前記撮像装置を撮像装置固定部に固定し、被撮像物
を被撮像物固定部に固定した場合、焦点位置の内、最至
近位置にて被撮像物に合焦する前記(1)または(2)
記載の収納ケース。
【0026】(4)撮像装置を撮像装置固定部に固定
し、被撮像物を被撮像物固定部に固定した場合、前記撮
像装置の撮像可能領域と規定の大きさの被撮像物の大き
さが一致する前記(1)ないし(3)のいずれかに記載
の収納ケース。
【0027】(5)挟持手段を有する撮像装置固定装置
を備え、前記撮像装置に前記撮像装置固定装置を取り付
けた状態で収納ケースに設けられた被撮像物固定部によ
り挟持することで前記撮像装置を前記収納ケースに固定
する前記(1)ないし(4)のいずれかに記載の収納ケ
ース。
【0028】(6)撮像装置を収納ケースに固定し、被
撮像物を前記収納ケースに固定した場合、収納ケース下
部より前記撮像装置及び前記被撮像物は突出しない前記
(1)ないし(5)のいずれかに記載の収納ケース。
【0029】(7)前記撮像装置を固定する撮像装置固
定装置の取り付け部を有する撮像装置を収納する収納ケ
ースであって、前記撮像装置に前記撮像装置固定装置を
取り付けた状態で収納できる収納ケース。
【0030】(8)撮像装置固定部は、収納ケースの一
端に設けられており、撮像装置を固定するための、収納
ケース底面の窪み部を有する前記(1)記載の収納ケー
ス。
【0031】(9)撮像装置を保持する撮像装置保持手
段と、互いに対向して設けられ、かつ、搖動可能に軸支
された第1の挟持板と第2の挟持板とから構成される挟
持手段とを備えた撮像装置の固定装置であって、前記挟
持手段の一方の挟持板の厚みが5mm以下である撮像装置
の固定装置。
【0032】(10)一方の挟持板は被挟持部材に当接
する当接部を有し、この当接部の形成する平面と前記挟
持板の前記当接部を設けていない面が略平行である前記
(9)記載の撮像装置の固定装置。
【0033】(11)第1の挟持手段と第2の挟持手段
を開いた状態でロックするロック手段を備えた前記
(9)または(10)記載の撮像装置の固定装置。
【0034】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の態様を、収納
ケース,撮像装置の固定装置の実施例により詳しく説明
する。
【0035】
【実施例】
(実施例1)図1は、実施例1である“収納ケース”の
斜視図である。実施例1の説明に先だって、この収納ケ
ースに収納するPCケース型撮像装置に関し説明する。
【0036】図2は前記PCカード型撮像装置を用いた
PCカード型撮像システムの構成を示す斜視図である。
【0037】図2において、59はPCカード型撮像装
置、40はカメラ固定装置、34はパーソナルコンピュ
ータ(以下、PCと呼ぶ)である。PCカード型撮像装
置59は、PCカード部24,カメラヘッド25,ケー
ブル26で構成され、PCカード部24とカメラヘッド
25はケーブル26にて接続されている。
【0038】PC34には、PCMCIAに準拠するカ
ードスロット(不図示)を有するとともに、撮像ユニッ
ト59を駆動させるためのWindows対応のソフト
ウエアがインストールされている。カードスロットはT
YPEIIのPCカードが2枚、あるいは、TYPE III
のPCカードが1枚挿入可能に構成されている。
【0039】本システムにおけるソフトウエアは、カメ
ラヘッド25により取り込んだ動画、あるいは、静止画
をキャプチャし、登録,管理,保存などを行うととも
に、鏡像,倒立などの画像処理機能など、多様な機能を
有している。なお、前記ソフトウエアの機能について
は、本実施例とは特に関連しないため詳細な説明は省略
する。
【0040】PCカード型撮像装置59について説明す
る。
【0041】PCカード24は、PCMCIAの標準I
/Fを有し、内部に信号処理回路などが設けられている
カード部24bと、DC/DCコンバータ,ケーブルコ
ネクタ(不図示)を内蔵するホールドケース24aから
成っている。なお、カード部24bの外形はPCMCI
A TYPEIIの形状に対応して形成されているが、特
にこれに限ったものではなくTYPE III、あるいは、
TYPE Iの形状で構成されたものでも良い。カメラ
ヘッド25には撮像レンズ,撮像素子(CCD)などが
内蔵されているとともに、レリーズボタン27,焦点切
替えスイッチ28,絞り切替えスイッチ29が設けられ
ている。また、カメラヘッド25下面後端部には三脚ネ
ジの雌ねじ35が形成されており(不図示)、後述する
カメラ固定装置40と結合できるようになっている。
【0042】カメラヘッド25の大きさは、縦寸法a:
約26.5mm、横寸法b:約30mm、長さ寸法c:約6
0mm、重量は約40gで構成されおり、小型,軽量化を
図っている。
【0043】カメラヘッド25とPCカード24は前述
のように、ケーブル26により接続されている。カメラ
固定装置40は、カメラヘッド25に対し着脱可能に構
成されており、カメラヘッド25を任意の位置に固定し
て撮影(使用)する場合に結合して使用する。カメラ固
定装置40は、三脚ネジの雄ねじ部を有するボールジョ
イント51とクリップ部50を有している。
【0044】カメラヘッド25をカメラ固定装置40を
用いて固定する場合は、カメラヘッド25下面に設けら
れた三脚ネジの雌ねじ35に三脚ネジの雄ねじ部を有す
るボールジョイント51をねじ込み、カメラ固定装置4
0とカメラヘッド25を固定する。次に図3,図4に示
すようにクリップ部50を用い、カメラヘッド25を固
定物36に固定する。
【0045】丁度いい固定物36がない場合は、図5に
示すようにクリップ部50を用い、カメラヘッド25を
ホールドケース24aに固定する。
【0046】次に撮影時における操作について説明す
る。
【0047】まず、PCカード24のカード部24bを
PCMCIAのカードスロットへ挿入、セットする。そ
して、PC34本体の電源を投入し、Windows上
のソフトウエアを駆動させることで撮影可能な状態にな
る。なお、PCカード型撮像装置59はPC34本体か
ら電源を供給して駆動するものである。
【0048】撮像レンズを介して取り込まれた画像は、
撮像素子(CCD)にて撮像信号に変換され、PCカー
ド24へ送出される。
【0049】送出された画像信号はカード部24bに内
蔵されたデジタル信号処理回路により、輝度/色差の映
像信号に変換される。また、映像信号はI/Fゲートア
レイを介してPC34本体と通信を行うようになってい
る。そして、これらを経由することでカメラヘッド25
で取り込まれた画像は、PC34の表示手段41(ここ
では、液晶ディスプレイ)に表示される。
【0050】動画を取り込む場合は、リアルタイムに画
像がPC34へ送られるが、静止画を取り込む場合は、
カメラヘッド25に設けられたレリーズボタン27を操
作するか、あるいは、PC34上のキーボードの所定キ
ーを操作することで、操作時の画像を映し出すことがで
きる。なお、取り込む画像の操作,処理方法などは、使
用するアプリケーションソフトに依存するものである。
【0051】また、取り込みたい画像の焦点距離や、明
るさを調節したい場合は、カメラヘッド25に設けられ
た、焦点切替えスイッチ28、あるいは、絞り切替えス
イッチ29を操作する。焦点切替えスイッチ28は、無
限,ノーマル,マクロの3つのモードを選択できるよう
になっている。また、絞り切替えスイッチ29はF2.
8とF8の2つのモードを選択できるようになってい
る。通常時はF2.8にて撮影を行い、撮影環境が特に
明るい屋外などではF8を選択して撮影するようになっ
ている。
【0052】絞り機構を公知のIGメータを用いれば、
コストおよび消費電力は上昇するが、無段階の明るさの
制御が可能である。
【0053】また焦点調節もステッピングモータなどを
用いれば、コストおよび消費電力は上昇するが、オート
フォーカス機能が実現できる。
【0054】次に図1,図6,図7において、本実施例
の収納ケースについて説明する。図中、60は収納ケー
スであり、ケーブル巻付け部61、被写体である名刺6
5を保持するスリットを有する被写体固定部62、及び
カメラヘッド25の固定部63、窪み部64を有してい
る。
【0055】PCカード型撮像装置を収納ケース60に
収納する場合には、カメラ固定装置40とカメラヘッド
25を固定し、図6に示すようにクリップ部50を用
い、カメラヘッド25をホールドケース24aに固定
し、収納ケース60内の被写体固定部62により挟持さ
れるようにし、ケーブル26をケーブル巻付け部61に
巻き付け、収納する。
【0056】このようにケーブル付きPCカード型撮像
装置をカメラ固定装置40にて一体化して、収納ケース
60に収納するので、別々のケースを用意する必要もな
く、コンパクトに携帯することができる。また、ケーブ
ルの巻取り部61を収納ケース60に設けたので、特別
なケーブル巻取り装置が不要である。更に通常、カメラ
固定装置をカメラヘッドに取り付けて使用する場合が多
く、取付け取外しの煩雑さがない。
【0057】次に収納ケース60にカメラヘッド25を
図1,図7に示すように取り付け、名刺などを撮影する
方法について説明する。
【0058】まず、カメラ固定装置40とカメラヘッド
25を固定し、図7に示すようにクリップ部50を用
い、固定部63をクランプする。この際、収納ケース6
0下面に窪み部64を設けてあるので、収納ケース下面
よりカメラヘッド固定装置40が突出しない構造となっ
ている。次に被写体である名刺65を被写体固定部62
のスリット62aに固定する。そしてカメラヘッド25
を名刺65に正対させ、焦点切替えスイッチ28を無
限,ノーマル,マクロの3つのモードの中より最至近で
あるマクロを選択する。
【0059】このように、所定の位置にカメラヘッド2
5と名刺65を固定するだけで、PCカード型撮像装置
の撮影範囲(画角)の最大に名刺65がいっぱいに映し
出すとともに名刺に合焦する位置関係に、カメラヘッド
25と名刺65が配置される。
【0060】その後、絞り切替えスイッチ29はF2.
8とF8を照明条件にて切り替え、カメラヘッド25に
設けられたレリーズボタン27を操作するか、あるい
は、PC34上のキーボードの所定キーを操作すること
で、操作時の画像を映し出し、撮影を行う。
【0061】この様な構造とすることで、収納ケース6
0に簡易書画撮影台の機能を持たせ、簡単に名刺65を
画角いっぱいに合焦状態で撮影できる。
【0062】なお、本実施例では、規定の大きさの被撮
像物を名刺としたが、写真,はがきなど定型の被撮像物
を固定するための被撮像物固定部を更に設けることで、
複数の規定の大きさの被撮像物を画角いっぱいに(すな
わち撮像装置の撮像可能範囲と被撮像物の大きさが一致
する状態で)合焦状態で撮影することができる。
【0063】(実施例2)図8は、実施例2である“撮
像装置の固定装置”の構成を示す図である。
【0064】本実施例の撮像装置の固定装置は、図9に
示すPCカード型撮像システムで使用することができ
る。このシステムの構成,動作は、図2と同様なので、
図2に対応する個所に同一符号を付し、説明は省略す
る。
【0065】図8において、1は挟持手段、2はカメラ
保持手段、3はロック手段である。
【0066】挟持手段1は、互いに対向して設けられ、
かつ、揺動可能に軸支された第1の挟持板1a(以下、
ベース板と呼ぶ)と、第2の挟持板1b(以下、揺動板
と呼ぶ)とから構成されている。ベース板1aは平板に
て形成されており、揺動板1bは所定の段差を有する挟
持腕9を形成している。揺動板1bと、ベース板1aは
シャフト4にて軸支されており、シャフト4に通して組
み込まれているクリップバネ5にて常に矢印A方向に付
勢されている。ベース板1aと揺動板1bの挟持部先端
には弾性部材のクリップゴム6が設けられており、挟持
したときの安定性を向上させるとともに、被挟持部材へ
の傷防止を担っている。揺動板1bは前述したように常
に矢印A方向に付勢されているため、ベース板1aと揺
動板1bの挟持部先端が当接した状態で保持されてい
る。この当接時には図8(c)に示すように、揺動板1
bの挟持腕9先端のコーナ部7が、ベース板1aのクリ
ップゴム6に接触するように構成されている。これは、
ゴム材特有の粘着性を考慮したもので、操作時における
互いのクリップゴム6が接触した場合の粘着感を防止す
るためである。なお、クリップゴム6の材質は、一般的
なゴム硬さHs60〜70度のNBR(ニトリルゴム)
を使用しているが特にこれに限ったものではなく、材料
特性(各材料強度,耐環境,耐溶液性など)を満足する
ものであれば同等の効果を得られる。
【0067】また、挟持手段1はノートブックPC34
の小型化に合わせて、優れた携帯性を図るとともに、取
り付け時の違和感がない大きさに設定してある。
【0068】揺動板1bの構成(形状)について説明す
る。
【0069】揺動板1bは小型化、強度UPを図るた
め、PC材(ポリカーボネート)により形成されてい
る。揺動板1bは、シャフト4より下部に位置し被挟持
部材を挟持するための挟持腕9と、シャフト4より上部
に位置し操作者が挟持腕9開口する際に使用するための
操作レバー8とから成っている。
【0070】挟持腕9は前述のように所定の段差を有し
て屈曲して形成されている。これは、不特定の被挟持部
材に対応するための形状であり、例えば、円柱などのポ
ールに挟持する場合など本段差部を利用する。また、本
段差部はPC34のディスプレイカバー39へ取り付け
る際の引っかけ(フック)としての役割を担っている。
【0071】続いて、図10により、ベース板1aの構
成について説明する。
【0072】ベース板1aは小型化,強度アップを図る
ためPC材(ポリカーボネート)にて形成されている。
【0073】ベース板1aは平板にて形成されており、
搖動板1bに対向した対向面42の端部にはクリップゴ
ム6が接着され、また表面がフラットで成る背面10に
はゴム足11が各コーナ近辺に1つずつ計4つ設けられ
ている。また、ゴム足11は背面10より所定量突出し
て設けられている。また、クリップゴム6の被挟持部材
に当接する当接面6aと4つのゴム足で作る面とは略平
行になっている。この状態でベース板1aの厚みt(ク
リップゴム6とゴム足11を含む)は5mmとなってい
る。
【0074】続いて前記厚みtの設定理由を説明する。
カードスロット位置h(PC下面からの距離)は以下の
ように考えることができる。すなわちカードスロットと
PC下面との間には図11に示すように、外装34aと
基板33が主に存在する。薄型のノート型のPCであれ
ば、外装の厚みが2mm程度、基板の厚みが6層基板で
0.8mm程度、基板の両面には素子が実装されるが、外
装側に高さの低い部品を実装するとして1.5mm程度、
外装と実装部分とのクリアランスが1mm程度、以上を合
計すると5.8mm程度となる。これにより、ベース板1
aの厚みを5mm以下に設定すればカメラ固定装置が机と
干渉することはほとんどない。
【0075】本カメラ固定装置40の机上への載置時
は、ベース板1aの背面10を下にし三脚的(スタン
ド)に使用するようになっている。ゴム足11はこの時
の安定性の向上、および、机上への傷防止を図ってい
る。
【0076】さらに、ベース板1aの揺動板1bとの対
向面42にはカメラ保持手段2、そして、対向面42か
ら所定量段差をもって下がった凹面43にはロック手段
3とが備えられている。
【0077】カメラ保持手段2は、ベース板1aに一体
的に設けられた回動ステージ12に対し、矢印B方向に
回動可能に軸支されている。カメラ保持手段2は、自由
雲台になっており、その先端は三脚雄ネジ2aが設けら
れ、カメラヘッド25の三脚雌ネジと螺合,固定し、カ
メラヘッド25を所望の方向に向けかつ保持することが
可能となっている。
【0078】ロック手段3はベース板1aの凹面43に
形成された一対の支点3bに軸支されている。ロック手
段3を支点中心に回動させ、搖動板1bの係合部37
(図8(b)参照)と係合し、挟持手段1の開口幅を一
定幅に保持しており、この状態でPC34のディスプレ
イカバー39に取り付けるようになっている。
【0079】図11はカメラ固定装置40をPCカード
24のホールドケース24aに挟持して使用する場合の
概略図である。ベース板1aは5mmに設定されているの
で、PCの下部から突出することはなく、机と干渉する
ことがないのでまったく不具合は発生しない。
【0080】ホールドケース24aの外形形状は、カメ
ラ固定装置40の挟持腕9の段差部形状に合わせて形成
されており、挟持したときのカメラ固定装置40と、P
Cカード24が一体的に見えるようにデザインされてい
る。携帯時などの持ち運び時に固定することで、PC3
4本体を容易にデジタルカメラとして利用することもで
きる。また、この時のカメラヘッド25もは、矢印E,
H,U方向へ回動可能であり、自由に撮影アングルを変
えることができる。
【0081】図12はベース板と搖動板とをほとんど同
形状にした変形を示す。ホールドケース24aの形状を
図11と同様に搖動板にあわせて設計すれば、あまり凹
凸のないシンプルな形状とすることができる。この変形
においても同様の効果がある。
【0082】以上ベース板の厚みを5mmとして説明して
きたが、材料の選定および機能によっては5mmより薄く
することが可能だ。5mmより薄くすることでも前記実施
例と同様の効果がある。
【0083】たとえば材料としては、PPS(ポリフェ
ニレンスルフィド),LCP(液晶ポリマ)とすること
で材料の剛性が増しその結果ベース板の厚さを薄くする
ことができる。またフィラーをいれることによっても材
料としての剛性が増すので同様にベース板を薄くするこ
とができる。またフィラーをいれることで安い材料でも
剛性アップが図れるのでコストダウンも可能となる。
【0084】またロック機構を廃止することによっても
薄くできる。
【0085】また、ベース板にはクリップゴムおよびゴ
ム足を設けているとして説明したが、これらがなくても
同じ効果は得られる。
【0086】また、撮像装置はケーブルタイプとして説
明したが、無線タイプの撮像装置でも構わない。
【0087】また、ベース板という表現をしたが、カメ
ラ固定装置が挟持するホールドケース以外の部分に関し
ては板状である必要はなく、搖動板側に突出した形状が
あっても構わない。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
撮像装置を収納ケースに収納でき、あるいは、撮像装置
を固定装置によりPCカードを介してPCに固定できる
ので、撮像装置の持ち運びが便利となる。
【0089】詳しくは、前述の効果の他に下記の効果が
得られる。
【0090】請求項1〜請求項4記載の発明によれ
ば、撮像装置を収納ケースの撮像装置固定部に固定し、
被撮像物を収納ケースの被撮像物固定部に固定し、前記
撮像装置にて前記被撮像物を撮像可能としたことで別途
書画撮影用台を設けることなく、容易に被写体を撮影す
ることができる。
【0091】請求項2〜請求項4記載の発明によれ
ば、の状態で簡単に被写体を合焦させることができ
る。
【0092】請求項4記載の発明によれば、の状態
で規定の大きさの被写体を最大の大きさで撮像すること
ができる。
【0093】請求項5,請求項7記載の発明によれ
ば、撮像装置から固定装置を取りはずすことなく、一つ
の収納ケースに収納でき、請求項6記載の発明では撮像
装置を収納ケースに容易に固定できる。
【0094】請求項6,請求項8記載の発明によれ
ば、撮影時に、撮影用台となる収納ケースががたつくこ
となく、容易に撮影ができる。
【0095】請求項9〜請求項11記載の発明によれ
ば、撮像装置を固定装置によりPCカードを介してPC
に固定して持ち運ぶ場合に、PCを机上等においたとき
固定装置が外れたり、破損することがなく、撮像装置を
安全に持ち運ぶことができる。
【0096】請求項10記載の発明によれば、固定装
置の安定した保持が可能となる。
【0097】請求項11記載の発明によれば、PCの
ディスプレイカバーに撮像装置を容易に取り付けること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の斜視図
【図2】 PCカード型撮像システムの斜視図
【図3】 カメラ固定装置のクリップ部を示す図
【図4】 カメラヘッドの固定の仕方を示す図
【図5】 カメラヘッドをホールドケースに固定する仕
方を示す図
【図6】 PCカード型撮像装置を収納ケースに収納す
る仕方を示す図
【図7】 収納ケースを書画撮影台とする仕方を示す図
【図8】 実施例2の構成を示す図
【図9】 実施例2の装置を用いたPCカード型撮像シ
ステムの斜視図
【図10】 ベース板の構成を示す図
【図11】 実施例2の使用例を示す図
【図12】 実施例2の変形を示す図
【図13】 従来例の斜視図
【符号の説明】
25 カメラヘッド 60 収納ケース 61 ケーブル巻付け部 62 被写体固定部 63 カメラヘッドの固定部 65 名刺

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像装置を収納する収納部と撮像装置固
    定部と少なくとも1つの被撮像物固定部とを備えた収納
    ケースであって、前記撮像装置を前記収納ケースの前記
    撮像装置固定部に固定し、被撮像物を前記収納ケースの
    前記被撮像物固定部に固定し前記撮像装置にて前記被撮
    像物を撮像可能としたことを特徴とする収納ケース。
  2. 【請求項2】 撮像装置は複数の焦点位置を切り替える
    切替え機構を有し、前記撮像装置を撮像装置固定部に固
    定し、被撮像物を被撮像物固定部に固定した場合、前記
    複数の焦点位置のうち、いずれかの焦点位置にて前記被
    撮像物に合焦することを特徴とする請求項1項記載の収
    納ケース。
  3. 【請求項3】 前記撮像装置は焦点調節機構を有し、前
    記撮像装置を撮像装置固定部に固定し、被撮像物を被撮
    像物固定部に固定した場合、焦点位置の内、最至近位置
    にて被撮像物に合焦することを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載の収納ケース。
  4. 【請求項4】 撮像装置を撮像装置固定部に固定し、被
    撮像物を被撮像物固定部に固定した場合、前記撮像装置
    の撮像可能領域と規定の大きさの被撮像物の大きさが一
    致することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいず
    れかに記載の収納ケース。
  5. 【請求項5】 挟持手段を有する撮像装置固定装置を備
    え、前記撮像装置に前記撮像装置固定装置を取り付けた
    状態で収納ケースに設けられた被撮像物固定部により挟
    持することで前記撮像装置を前記収納ケースに固定する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに
    記載の収納ケース。
  6. 【請求項6】 撮像装置を収納ケースに固定し、被撮像
    物を前記収納ケースに固定した場合、収納ケース下部よ
    り前記撮像装置及び前記被撮像物は突出しないことを特
    徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の収
    納ケース。
  7. 【請求項7】 前記撮像装置を固定する撮像装置固定装
    置の取り付け部を有する撮像装置を収納する収納ケース
    であって、前記撮像装置に前記撮像装置固定装置を取り
    付けた状態で収納できることを特徴とする収納ケース。
  8. 【請求項8】 撮像装置固定部は、収納ケースの一端に
    設けられており、撮像装置を固定するための、収納ケー
    ス底面の窪み部を有することを特徴とする請求項1記載
    の収納ケース。
  9. 【請求項9】 撮像装置を保持する撮像装置保持手段
    と、互いに対向して設けられ、かつ、搖動可能に軸支さ
    れた第1の挟持板と第2の挟持板とから構成される挟持
    手段とを備えた撮像装置の固定装置であって、前記挟持
    手段の一方の挟持板の厚みが5mm以下であることを特徴
    とする撮像装置の固定装置。
  10. 【請求項10】 一方の挟持板は被挟持部材に当接する
    当接部を有し、この当接部の形成する平面と前記挟持板
    の前記当接部を設けていない面が略平行であることを特
    徴とする請求項9項記載の撮像装置の固定装置。
  11. 【請求項11】 第1の挟持手段と第2の挟持手段を開
    いた状態でロックするロック手段を備えたことを特徴と
    する請求項9または請求項10記載の撮像装置の固定装
    置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100514074B1 (ko) * 2004-10-29 2005-09-09 (주)나노스토리지 휴대용 실물화상기와 그 가방
JP2010224298A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Toshiba Corp 撮像装置
CN102298697A (zh) * 2010-06-23 2011-12-28 株式会社锦宫事务 卡片信息收录装置
WO2016088569A1 (ja) * 2014-12-03 2016-06-09 株式会社日立エルジーデータストレージ ヘッドマウントディスプレイ装置
JP2019197117A (ja) * 2018-05-08 2019-11-14 中国電力株式会社 ポータブル撮影装置

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