JP2000020162A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP2000020162A
JP2000020162A JP10183731A JP18373198A JP2000020162A JP 2000020162 A JP2000020162 A JP 2000020162A JP 10183731 A JP10183731 A JP 10183731A JP 18373198 A JP18373198 A JP 18373198A JP 2000020162 A JP2000020162 A JP 2000020162A
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JP
Japan
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main body
display unit
switch
lever
claw
Prior art date
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JP10183731A
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English (en)
Inventor
Kenichi Yasugata
顕一 安形
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示部の本体に対する開閉状態を確実に検出
できるようにする。 【解決手段】 表示部3にロック用のツメ13を固定
し、本体2側のツメ13に対向する位置に孔部6を形成
し、孔部6にスライドレバー7を矢印A−B方向に摺動
可能に設け、スライドレバー7に近接してスイッチを開
閉するスイッチレバー46を設ける。表示部3を本体2
側に回動させたとき、ツメ13がスライドレバー7に係
合してロックされ、同時にツメ13がスイッチレバーを
押圧してスイッチをONとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば携帯型のコ
ンピュータのような情報処理装置に関し、特に、表示部
を本体側に閉塞固定するロック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯型の情報処理装置が普及され
つつあり、このうち、例えば携帯型のコンピュータは、
本体と表示部を備えており、この表示部は、本体に対し
てヒンジを介して開閉できるようになっている。本体に
は、各種の文字や記号を入力するためのキーボードが上
面に設けられており、表示部にはキーボードにより入力
された画像を表示するLCDが設けられている。
【0003】図15乃至図17に従来の表示部の本体に
対する開閉を検出するスイッチの一例の構成を示す。図
15は、全体斜視図、図16は、図15のスイッチ部分
の拡大図、図17は、図16の断面図である。スイッチ
101は、本体2と表示部3とを開閉可能に連結するヒ
ンジの近傍の本体2側に設けられている。また、表示部
3の筐体には、スイッチ101に対向する位置に凸部1
02が本体2側に突出して設けられている。そして、表
示部3をヒンジを介して回動し、本体2の上面を閉じた
とき、凸部102がスイッチ101を押圧してONとす
るようになっている。
【0004】図18乃至図20に従来の表示部の本体に
対する開閉を検出するスイッチの他の一例の構成とロッ
ク機構を示す。図18は、全体斜視図、図19は、図1
8のロックツメ部分の拡大図、図20は、図18のスイ
ッチ部分の拡大図である。表示部3のヒンジに対して反
対側の表面のほぼ中心には横長の孔201が形成されて
いる。また、表示部3の側面には、孔201に連通する
横長の孔202が形成されている。
【0005】孔202内には、矢印A−B方向に摺動自
在にレバー203が収納されており、図示しないバネに
より矢印A方向に移動するように付勢されている。ま
た、レバー203は、孔202から外部に臨んでおり、
外部から手で移動できるようになっている。レバー20
3には、ロックツメ204の一端が直角方向に固定され
ており、ロックツメ204は、孔201から本体2側に
突出している。
【0006】本体2の上面には、表示部3を本体2側に
閉じたとき、表示部3側の孔201に対向する位置に横
長の開口部205が形成されており、開口部205の内
部には、図21に示すように、基板206に実装された
スイッチ207が設けられている。また、基板206上
には、支柱208が立設されており、支柱208には支
軸209を介してレバー210の一端が回動自在に取り
付けられている。レバー210は、図示しないバネによ
り開口部205の内面に当接する方向に付勢されてお
り、表示部3を開いた状態ではレバー210は開口部2
05を閉塞している。
【0007】表示部3を本体2上に倒したとき、図22
に示すように、ロックツメ204の先端が開口部205
の一端に係合してロックされる。同時にロックツメ20
4は、レバー210を押圧回動し、レバー210は、ス
イッチ207を押してONとする。この結果、表示部3
の本体2に対する開閉が検出される。表示部3側のレバ
ー203を矢印B側に移動すると、ロックツメ204と
開口部205との係合が外れ、ロックが解除される。同
時に、レバー210がバネの付勢力により回動し、スイ
ッチ207がOFFとなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図15
乃至図17に示す従来例によると、表示部3が本体2の
上面を確実に閉じていない場合でも、凸部102がスイ
ッチ101を押してONするおそれがあった。また、ス
イッチ101が本体2の上面に露出しており、外観上好
ましくなかった。さらに、図23に示すように、表示部
3の筐体がそっている場合は、表示部3が本体2を閉じ
ている場合でも、凸部102がスイッチ101を押圧で
きず、ONとすることができないという問題があった。
【0009】また、図18乃至図22に示す従来例によ
ると、表示部3の筐体にレバー203およびロックツメ
204を矢印A−B方向に移動させるためのスペースが
必要となる。また、レバー203を矢印A方向に付勢す
るためのバネなどが必要となり、構造が複雑になる欠点
があった。さらに、可動部であるロックツメ204がレ
バー210を押して表示部3の開閉を検出するので、ロ
ックツメ204が動くだけのマージンが必要となり、ス
イッチ207の開閉が不正確となるおそれもあった。
【0010】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、簡単な構成で表示部を本体にロックするこ
とができ、表示部の本体に対する開閉を確実に検出する
ことができる情報処理装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置
は、表示部の開放端側に固定され、本体側に突出するツ
メと、本体の前面に移動可能に設けられ、表示部が本体
上を閉塞したときに、ツメとの係合、解除を行うスライ
ドレバーと、本体の前面内部に設けられ、表示部の閉塞
時にツメに押圧されて入切されるスイッチとを備えるこ
とを特徴とする。
【0012】本発明の情報処理装置においては、表示部
にロック用のツメを固定したので、従来のようなツメを
可動とするためのスペースが不要となる。しかも、固定
されたツメがスイッチを開閉するので、スイッチにより
確実に表示部の開閉を検出することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の
実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段
の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付
加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。但
し勿論この記載は、各手段を記載したものに限定するこ
とを意味するものではない。
【0014】請求項1に記載の情報処理装置は、表示部
の開放端側に固定され、本体側に突出するツメ(例え
ば、図8のツメ13)と、本体の前面に移動可能に設け
られ、表示部が本体上を閉塞したときに、ツメとの係
合、解除を行うスライドレバー(例えば、図8のスライ
ドレバー7)と、本体の前面内部に設けられ、表示部の
閉塞時にツメに押圧されて入切されるスイッチ(例え
ば、図12のスイッチ42)とを備えることを特徴とす
る。
【0015】以下、本発明の情報処理装置の一実施の形
態を図面を参照して説明する。
【0016】図1乃至図6は、本発明を適用した携帯型
パーソナルコンピュータの構成例を表している。このパ
ーソナルコンピュータ1は、ミニノート型のパーソナル
コンピュータとされ、基本的に、本体2と、本体2に対
して開閉自在とされている表示部3により構成されてい
る。図1は、表示部3を本体2に対して開いた状態を示
す外観斜視図、図2は、図1の平面図、図3は、表示部
3を本体2に対して閉塞した状態を示す左側側面図、図
4は、表示部3を本体2に対して180度開いた状態を
示す右側側面図、図5は、図3の正面図、図6は、図4
の底面図である。
【0017】本体2には、各種の文字や記号などを入力
するとき操作されるキーボード4、マウスカーソルを移
動させるときなどに操作されるトラックポイント(商
標)5が、その上面に設けられている。また、本体2の
上面には、音を出力するスピーカ8と、表示部3に設け
られているCCDビデオカメラ23で撮像するとき操作さ
れるシャッタボタン10がさらに設けられている。
【0018】表示部3の上端部には、ツメ13が設けら
れており、図3に示すように、表示部3を本体2に対し
て閉塞した状態において、ツメ13に対向する位置にお
ける本体2には、ツメ13が嵌合する孔部6が設けられ
ている。本体2の前面には、スライドレバー7が前面に
平行に移動可能に設けられており、スライドレバー7は
孔部6に嵌合したツメ13と係合してロックし、またロ
ック解除することができるようになっている。ロックを
解除することにより、表示部3を本体2に対して回動す
ることができる。ツメ13の隣りには、マイクロホン2
4が取り付けられている。このマイクロホン24は、図
6にも示すように、背面からの音も収音できるようにな
されている。
【0019】本体2の正面にはまた、プログラマブルパ
ワーキー(PPK)9が設けられている。本体2の右側面
には、図4に示すように、排気孔11が設けられてお
り、本体2の前面下部には、図5に示すように、吸気孔
14が設けられている。さらに、排気孔11の右側に
は、PCMCIA(Personal Comuputer Memory Card Interna
tional Association)カード(PCカード)を挿入する
ためのスロット12が設けられている。
【0020】表示部3の正面には、画像を表示するLCD
(Liquid Crystal Display)21が設けられており、そ
の上端部には、撮像部22が、表示部3に対して回動自
在に設けられている。すなわち、この撮像部22は、LC
D21と同一の方向と、その逆の方向(背面の方向)と
の間の180度の範囲の任意の位置に回動することがで
きるようになされている。撮像部22には、CCDビデオ
カメラ23が取り付けられている。
【0021】表示部3の下側の本体側には、電源ランプ
PL、電池ランプBL、メッセージランプML、その他のLED
よりなるランプが設けられている。なお、図3に示す符
号40は、本体2の左側面に設けられた電源スイッチで
あり、図5に示す符号25は、CCDビデオカメラ23の
フォーカスを調整する調整リングである。さらに、図6
に示す符号26は、本体2内に増設メモリを取り付ける
ための開口部を被覆する蓋であり、符号41は、蓋26
のロックツメを外すためのピンを挿入する小孔である。
【0022】図7は、パーソナルコンピュータ1の内部
の構成を表している。内部バス51には、図7に示すよ
うに、CPU(Central Processing Unit)52、必要に応
じて挿入されるPCカード53、RAM(Random Access M
emory)54、およびグラフィックチップ81が接続さ
れている。この内部バス51は、外部バス55に接続さ
れており、外部バス55には、ハードディスクドライブ
(HDD)56、I/O(入出力)コントローラ57、キ
ーボードコントローラ58、トラックポイントコントロ
ーラ59、サウンドチップ60、LCDコントローラ8
3、モデム50などが接続されている。
【0023】CPU52は、各機能を統括するコントロー
ラであり、PCカード53は、オプションの機能を付加
するとき適宜装着される。
【0024】RAM54の中には、起動が完了した時点に
おいて、電子メールプログラム(アプリケーションプロ
グラム)54A、オートパイロットプログラム(アプリ
ケーションプログラム)54B、そしてOS(基本プロ
グラム)54Cが、HDD56から転送され、記憶され
る。
【0025】電子メールプログラム54Aは、電話回線
のような通信回線などからネットワーク経由で通信文を
授受するプログラムである。電子メールプログラム54
Aは、特定機能としての着信メール取得機能を有してい
る。この着信メール取得機能は、メールサーバ93に対
して、そのメールボックス93A内に自分(利用者)宛
のメールが着信しているかどうかを確認して、自分宛の
メールがあれば取得する処理を実行する。
【0026】オートパイロットプログラム54Bは、予
め設定された複数の処理(またはプログラム)などを、
予め設定された順序で順次起動して、処理するプログラ
ムである。
【0027】OS(基本プログラムソフトウェア)54
Cは、Windows95(商標)に代表される、コンピュー
タの基本的な動作を制御するものである。
【0028】一方、外部バス55側のハードディスクド
ライブ(HDD)56には、電子メールプログラム56
A、オートパイロットプログラム56B、OS(基本プ
ログラムソフトウェア)56Cが記憶されている。ハー
ドディスクドライブ56内のOS56C、オートパイロ
ットプログラム56B、および電子メールプログラム5
6Aは、起動(ブートアップ)処理の過程で、RAM54
内に順次転送され、格納される。
【0029】I/Oコントローラ57は、マイクロコン
トローラ61を有し、このマイクロコントローラ61に
は、I/Oインタフェース62が設けられている。この
マイクロコントローラ61は、I/Oインタフェース6
2、CPU63、RAM64、ROM69が相互に接続されて構
成されている。このRAM64は、キー入力ステイタスレ
ジスタ65、LED(発光ダイオード)制御レジスタ6
6、設定時刻レジスタ67、レジスタ68を有してい
る。設定時刻レジスタ67は、ユーザが予め設定した時
刻(起動条件)になると起動シーケンス制御部76の動
作を開始させる際に利用される。レジスタ68は、予め
設定された操作キーの組み合わせ(起動条件)と、起動
すべきアプリケーションプログラムの対応を記憶するも
ので、その記憶された操作キーの組み合わせがユーザに
より入力されると、その記憶されたアプリケーションプ
ログラム(例えば電子メール)が起動されることにな
る。
【0030】キー入力ステイタスレジスタ65は、ワン
タッチ操作用のプログラマブルパワーキー(PPK)9が
押されると、操作キーフラグが格納されるようになって
いる。LED制御レジスタ66は、レジスタ68に記憶さ
れたアプリケーションプログラム(電子メール)の立ち
上げ状態を表示するメッセージランプMLの点灯を制御す
るものである。設定時刻レジスタ67は、所定の時刻を
任意に設定することができるものである。
【0031】なお、このマイクロコントローラ61に
は、バックアップ用のバッテリ74が接続されており、
各レジスタ65,66,67の値は、本体2の電源がオ
フとされている状態においても保持されるようになって
いる。
【0032】マイクロコントローラ61内のROM69の
中には、ウェイクアッププログラム70、キー入力監視
プログラム71、LED制御プログラム72が予め格納さ
れている。このROM69は、例えばEEPROM(electricall
y erasable and programmable read only memory)で構
成されている。このEEPROMはフラッシュメモリとも呼ば
れている。さらにマイクロコントローラ61には、常時
現在時刻をカウントするRTC(Real-Time Clock)75が
接続されている。
【0033】ROM69の中のウェイクアッププログラム
70は、RTC75から供給される現在時刻データに基づ
いて、設定時刻レジスタ67に予め設定された時刻にな
ったかどうかをチェックして、設定された時刻になる
と、所定の処理(またはプログラム)などの起動をする
プログラムである。キー入力監視プログラム71は、PP
K9が利用者により押されたかどうかを常時監視するプ
ログラムである。LED制御プログラム72は、メッセー
ジランプMLの点灯を制御するプログラムである。
【0034】ROM69には、さらにBIOS(Basic Input/O
utput System)73が書き込まれている。このBIOSと
は、基本入出力システムのことをいい、OSやアプリケ
ーションソフトウェアと周辺機器(ディスプレイ、キー
ボード、ハードディスクドライブなど)の間でのデータ
の受け渡し(入出力)を制御するソフトウェアプログラ
ムである。
【0035】外部バス55に接続されているキーボード
コントローラ58は、キーボード4からの入力をコント
ロールする。トラックポイントコントローラ59は、ト
ラックポイント5の入力を制御する。
【0036】サウンドチップ60は、マイクロホン24
からの入力を取り込み、あるいは内蔵スピーカ8に対し
て音声信号を供給する。
【0037】モデム50は、公衆電話回線90、インタ
ーネットサービスプロバイダ91を介して、インターネ
ットなどの通信ネットワーク92やメールサーバ93な
どに接続することができる。
【0038】内部バス51に接続されているグラフィッ
クチップ81には、CCDビデオカメラ23で取り込んだ
画像データが、処理部82で処理された後、入力される
ようになされている。グラフィックチップ81は、処理
部82を介してCCDビデオカメラ23より入力されたビ
デオデータを、内蔵するVRAM81に記憶し、適宜、これ
を読み出して、LCDコントローラ83に出力する。LCDコ
ントローラ83は、グラフィックチップ81より供給さ
れた画像データをLCD21に出力し、表示させる。バッ
クライト84は、LCD21を後方から照明するようにな
されている。
【0039】電源スイッチ40は、電源をオンまたはオ
フするとき操作される。半押しスイッチ85は、シャッ
タボタン10が半押し状態にされたときオンされ、全押
しスイッチ86は、シャッタボタン10が全押し状態に
されたときオンされる。反転スイッチ87は、撮像部2
2が180度回転されたとき(CCDビデオカメラ23がL
CD21の反対側を撮像する方向に回転されたとき)、オ
ンされるようになされている。
【0040】図8乃至図14に本実施の形態の特徴であ
る表示部3の本体2に対するロック機構および表示部3
の開閉の検出機構を示す。なお、これらの図において、
ロック機構に関係しない部分は図示が省略されている。
図8は、全体構成を示す斜視図、図9は、図8のロック
用のツメの拡大図、図10は、図8のスライドレバー部
を示す拡大図、図11は、図10のD−D線断面図、図
12は、図10のE−E線断面図である。
【0041】表示部3の上辺近傍には、撮像部22の横
にL字形のロック用のツメ13の基端が固定されてお
り、先端が本体2に向かって突出している。表示部3を
本体2側に回動させて閉じたときのツメ13に対向する
位置の本体2の上面には、横長の孔部6が開口して形成
されている。孔部6内には、先端に段差部7aが形成さ
れたスライドレバー7が矢印A−B方向に図示しないガ
イドバーを介して摺動可能に装着されており、図示しな
いバネにより矢印B方向に所定の範囲内で移動するよう
に付勢されている。そして、表示部3を本体2側に閉じ
たとき、図13に示すように、スライドレバー7の段差
部7aにツメ13の先端が係合し、ロックされるように
なっている。また、スライドレバーの一部は、本体2の
正面に形成された開口部から突出しており、使用者は、
その突出部を操作することで、スライドレバー7を左右
に移動させる。なお、スライドレバー7は、本体2の上
面より突出していない。
【0042】孔部6には、図14に示すように、スイッ
チ42が実装された基板43が固定されており、基板4
3上には支柱44が立設されている。支柱44の上端近
傍には、支軸45を介してスイッチレバー46の一端が
回動可能に支持されており、スイッチレバー46は、図
示しないバネにより孔部6の内周に当接する方向に付勢
されている。なお、スイッチレバー46の支軸45は、
スライドレバー7の移動方向と平行に配置されており、
スイッチレバー46は、スライドレバー7の移動範囲内
において干渉しない位置となっている。
【0043】表示部3が本体2に対して開いた状態のと
きは、図11と図12に示すように、スライドレバー7
は原位置にあり、スイッチレバー46は、孔部6の内周
面に当接している。この状態ではスイッチ42はOFF
となっている。表示部3が本体2側に回動して閉じた状
態のときは、図13に示すように、ツメ13の先端がス
ライドレバー7を矢印A方向に押し開き、段差部7aに
係合して、表示部3は、本体2にロックされる。このと
き同時に、図14に示すように、スイッチレバー46
は、ツメ13により矢印F方向に回動され、スイッチ4
2をONとする。このようにして、表示部3の開閉が検
出される。
【0044】本実施の形態によれば、ロック用のツメ1
3を表示部側に固定したので、図18に示す従来例のよ
うに、ツメ204が移動するスペースが不要となった。
また、固定されたツメ13がスイッチレバー46を回動
させるので、スイッチ42を確実にON−OFFさせる
ことができる。また、ツメ13がスライドレバー7に嵌
合した状態でスイッチレバー46を回動させ、表示部3
が本体1に対し、確実に閉まった状態でスイッチ42を
作動させるので、表示部3の開閉検出の誤動作をなくす
ことができる。
【0045】上記実施の形態では、ツメ13がスイッチ
レバー46を介してスイッチ42を開閉する場合につい
て説明したが、ツメ13が表示部3に固定されているの
で、ツメ13がスイッチ42を直接押すようにし、スイ
ッチレバー46を省略してもよい。
【0046】
【発明の効果】以上の如く、本発明の情報処理装置によ
れば、表示部を本体にロックするツメを表示部側に固定
し、本体にツメと係合するスライドレバーを設け、本体
内にツメにより押圧される表示部開閉検出用のスイッチ
を設けたので、簡単な構成で表示部を本体に確実にロッ
クすることができ、表示部の本体に対する開閉を確実に
検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した携帯型パーソナルコンピュー
タの構成例の表示部を本体に対して開いた状態を示す外
観斜視図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の表示部を本体に対して閉塞した状態を示
す左側側面図である。
【図4】図1の表示部を本体に対して180度開いた状
態を示す右側側面図である。
【図5】図3の正面図である。
【図6】図4の底面図である。
【図7】図1の電気回路の構成例を示すブロック図であ
る。
【図8】図1のツメおよび孔部の配置のみを示す斜視図
である。
【図9】図8のロック用のツメを示す拡大図である。
【図10】図8のスライドレバー部を示す拡大図であ
る。
【図11】図10のD−D線断面図である。
【図12】図10のE−E線断面図である。
【図13】図11のスライドレバーにツメが係合した状
態を示す断面図である。
【図14】図12のスイッチレバーがツメにより押圧さ
れた状態を示す断面図である。
【図15】従来の携帯型パーソナルコンピュータの一例
の概略構成を示す斜視図である。
【図16】図15のスイッチ部分の拡大図である。
【図17】図16の断面図である。
【図18】従来の携帯型パーソナルコンピュータの他の
一例の概略構成を示す斜視図である。
【図19】図18のロック用のツメ部分の拡大図であ
る。
【図20】図18のスイッチ部分の拡大図である。
【図21】図20のC−C線断面図である。
【図22】図19のロック用のツメが開口部に係合した
状態を示す断面図である。
【図23】図18の表示部にそりが発生したときの状態
を示す側面図である。
【符号の説明】
2 本体, 3 表示部, 4 キーボード, 13
ツメ, 7 スライドレバー, 42 スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーボードが上面に設けられた本体と、 前記本体に一辺を介して回動可能に連結され、前記本体
    上面を開閉する表示部とを備える情報処理装置におい
    て、 前記表示部の開放端側に固定され、前記本体側に突出す
    るツメと、 前記本体の前面に移動可能に設けられ、前記表示部が前
    記本体上を閉塞したときに、前記ツメとの係合、解除を
    行うスライドレバーと、 前記本体の前面内部に設けられ、前記表示部の閉塞時に
    前記ツメに押圧されて入切されるスイッチとを備えるこ
    とを特徴とする情報処理装置。
JP10183731A 1998-06-30 1998-06-30 情報処理装置 Withdrawn JP2000020162A (ja)

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