JP2000285113A - 情報処理装置および方法、並びに媒体 - Google Patents

情報処理装置および方法、並びに媒体

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JP2000285113A
JP2000285113A JP9286999A JP9286999A JP2000285113A JP 2000285113 A JP2000285113 A JP 2000285113A JP 9286999 A JP9286999 A JP 9286999A JP 9286999 A JP9286999 A JP 9286999A JP 2000285113 A JP2000285113 A JP 2000285113A
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JP9286999A
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Hiroyuki Hanatani
博幸 花谷
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文書中の任意の位置に、任意の大きさで画像
を挿入できるようにする。 【解決手段】 ユーザは、スティックポイントをドラッ
グ操作することで、対角線261の始点Paと終点Pb
を指定し、画像を表示する位置と大きさを指定する。こ
のドラッグ操作に続けてサブメニュー262の中から、
「カメラから挿入」の項目が選択されると、パーソナル
コンピュータに組み込まれているCCDビデオカメラから
取り込まれた画像が、対角線261で指定された矩形枠
263内に納まる大きさで表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理装置および
方法、並びに媒体に関し、特に、取り込んだ画像を任意
の位置に、任意のサイズで表示することができるように
した、情報処理装置および方法、並びに媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、ビデオカメラを組み込んだ
携帯型のパーソナルコンピュータを提供している。この
パーソナルコンピュータによれば、ビデオカメラで取り
込んだ画像をビットマップとして文書に挿入することが
できる。また、この文書は、HTML(Hypertext Markup L
anguage)ファイルとして保存することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先に提
供しているパーソナルコンピュータにおいては、ビデオ
カメラで取り込んだ画像を文書中に挿入する場合、その
挿入位置は、文字の入力位置を示すカーソル(文字カー
ソル)で指定されていた。従って、画像の挿入位置を微
細に調整することができなかった。そこで、画像の挿入
位置を微細に調整するには、例えば、画像が所定の位置
に挿入された文書をHTMLファイルとして保存し、HTMLエ
ディタによりそのファイルを読み出し、その編集作業に
より、挿入位置を変更する必要があった。
【0004】また、挿入する画像のサイズは、予め設定
されたものとされ、任意の大きさで挿入することができ
なかった。このようなことから、結局、ユーザが意図す
る位置に意図するサイズで画像を配置した文書を作成す
ることが困難である課題があった。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、ユーザが意図する位置に意図するサイズで
画像を配置した文書を作成可能とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報処
理装置は、文書内に配置する画像の位置と大きさを指定
する指定手段と、画像データを取り込む取り込み手段
と、指定手段により指定された位置に、指定された大き
さで、取り込み手段により取り込まれた画像データに対
応する画像が表示されるように表示を制御する表示制御
手段とを含むことを特徴とする。
【0007】請求項7に記載の情報処理方法は、文書内
に配置する画像の位置と大きさを指定する指定ステップ
と、画像データを取り込む取り込みステップと、指定ス
テップの処理により指定された位置に、指定された大き
さで、取り込みステップの処理により取り込まれた画像
データに対応する画像が表示されるように表示を制御す
る表示制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0008】請求項8に記載の媒体のプログラムは、文
書内に配置する画像の位置と大きさを指定する指定ステ
ップと、画像データを取り込む取り込みステップと、指
定ステップの処理により指定された位置に、指定された
大きさで取り込みステップの処理により取り込まれた画
像データに対応する画像が表示されるように表示を制御
する表示制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0009】請求項1に記載の情報処理装置、請求項7
に記載の情報処理方法、および請求項8に記載の媒体に
おいては、文書内の指定された位置に、取り込まれた画
像が指定された大きさで表示される。
【0010】
【発明の実施の形態】図1乃至図6は、本発明を適用し
た携帯型パーソナルコンピュータの構成例を表してい
る。このパーソナルコンピュータ1は、ミニノート型の
パーソナルコンピュータとされ、基本的に、本体2と、
本体2に対して開閉自在とされている表示部3により構
成されている。
【0011】本体2の上面には、各種の文字や記号など
を入力するとき操作されるキーボード4が配置され、キ
ーボード4のほぼ中央には、マウスカーソルを移動させ
るときなどに、ジョイスティックのように操作される、
スティック式ポインティングデバイス(以下、スティッ
クと略称する)5が設けられている。左ボタン31と右
ボタン33は、通常のパーソナルコンピュータにおける
マウスの左ボタンと右ボタンと同様に操作される。セン
タボタン32は、カーソルを、スクロールボタンに合わ
せることなく、スクロールバーを操作するとき使用され
る。さらに、本体2の上面には、音を出力するスピーカ
8と、表示部3に設けられているCCDビデオカメラ23
で撮像するとき操作されるシャッタボタン10が設けら
れている。
【0012】表示部3の上端部には、ツメ13が設けら
れており、図3に示すように、表示部3を本体2に対し
て閉塞した状態において、本体2の、ツメ13に対向す
る位置には、ツメ13が嵌合する孔部6が設けられてい
る。本体2の前面には、スライドレバー7が前面に平行
に移動可能に設けられており、スライドレバー7は孔部
6に嵌合したツメ13と係合してロックし、またロック
解除することができるようになっている。ロックを解除
したとき、表示部3を本体2に対して回動することがで
きる。ツメ13の隣りには、マイクロホン24が取り付
けられている。このマイクロホン24は、図6にも示す
ように、背面からの音も収音できるようになされてい
る。本体2内に増設メモリを取り付けるための開口部を
被覆する蓋26は、小孔41に、ピンを挿入すること
で、そのロックツメを外すことができる。
【0013】本体2の前面にはまた、プログラマブルパ
ワーキー(PPK)9が設けられている。本体2の右側面
には、図4に示すように、排気孔11が設けられてお
り、本体2の前面下部には、図5に示すように、吸気孔
14が設けられている。さらに、排気孔11の右側に
は、PCMCIA(Personal Comuputer Memory Card Interna
tional Association)カード(PCカード)を挿入する
ためのスロット12が設けられている。本体2の左側面
には、図3に示すように、電源スイッチ40が設けられ
ている。
【0014】表示部3の正面には、画像を表示するLCD
(Liquid Crystal Display)21が設けられており、そ
の上端部には、撮像部22が、表示部3に対して回動自
在に設けられている。すなわち、この撮像部22は、LC
D21と同一の方向と、その逆の方向(背面の方向)と
の間の180度の範囲の任意の位置に回動することがで
きるようになされている。撮像部22には、調整リング
25によりフォーカスの調整が可能なCCDビデオカメラ
23が取り付けられている。本体2の、表示部3の下側
と対向する部分には、電源ランプPL、電池ランプBL、メ
ッセージランプML、その他のLEDよりなるランプが設け
られている。
【0015】図7は、パーソナルコンピュータ1の内部
の構成を表している。内部バス51には、CPU(Central
Processing Unit)52、必要に応じて挿入されるPC
カード53、RAM(Random Access Memory)54、およ
びグラフィックチップ64が接続されている。内部バス
51は、外部バス55に接続されており、外部バス55
には、ハードディスクドライブ(HDD)56、I/O
(入出力)コントローラ57、キーボードコントローラ
58、スティックコントローラ59、サウンドチップ6
0、モデム61、LCDコントローラ62などが接続され
ている。
【0016】CPU52は、各種の機能を統括するコント
ローラであり、PCカード53は、オプションの機能を
付加するとき適宜装着される。RAM54の中には、起動
が完了した時点において、例えば、OS(基本プログラ
ム)54A、ワードプロセッサプログラム(アプリケー
ションプログラム)54B、そしてキャプチャプログラ
ム(アプリケーションプログラム)54Cが、HDD56
から転送され、記憶される。
【0017】OS(基本プログラムソフトウェア)54
Aは、Windows98(商標)に代表される、コンピュー
タの基本的な動作を制御するものである。
【0018】ワードプロセッサプログラム54Bは、文
字を入力し、文書を作成するプログラムである。この例
においては、ワードプロセッサプログラム54Bとし
て、手書き文字も入力可能なSmart Write(商標)が用
いられる。
【0019】キャプチャプログラム54Cは、CCDビ
デオカメラ23により被写体の画像を撮像するプログラ
ムである。キャプチャファイルプログラム54Cは、撮
像した画像をネットワーク経由で送信可能な静止画ファ
イル(例えば、JPEGファイル)、または動画ファイルと
して保存する機能を有している。この例においては、キ
ャプチャプログラム54Cとして、Smart Capture(商
標)が用いられる。
【0020】一方、外部バス55側のハードディスクド
ライブ(HDD)56には、OS(基本プログラムソフト
ウェア)56A、ワードプロセッサプログラム56B、
キャプチャプログラム56Cなどが出荷時に予め格納さ
れている。ハードディスクドライブ56内のOS56
A、ワードプロセッサプログラム56B、およびキャプ
チャプログラム56Cは、例えば、電源スイッチ40が
操作されOS54Aが起動(ブートアップ)され、さら
にワードプロセッサプログラム56Bおよびキャプチャ
プログラム56Cが起動される処理の過程で、これらの
プログラムがRAM54内に順次転送され、記憶される。
【0021】I/Oコントローラ57は、マイクロコン
トローラ、I/Oインタフェース、CPU、RAM、ROMなど
により構成されている。I/Oコントローラ57は、電
源ランプPL、電池ランプBL、メッセージランプML
などのランプを駆動する。また、I/Oコントローラ5
7は、電源スイッチ40、プログラマブルパワーキー
9、半押しスイッチ67、全押しスイッチ68、反転ス
イッチ69などの操作を検知する。
【0022】電源スイッチ40は、電源をオンまたはオ
フするとき操作される。半押しスイッチ67は、シャッ
タボタン10が半押し状態にされたときオンされ、全押
しスイッチ68は、シャッタボタン10が全押し状態に
されたときオンされる。反転スイッチ69は、撮像部2
2が180度回転されたとき(CCDビデオカメラ23がL
CD21の反対側を撮像する方向に回転されたとき)、オ
ンされる。RTC(Real-Time Clock)70は、常時、計時
動作を実行し、現在時刻を、I/Oコントローラ57に
出力している。また、I/Oコントローラ57は、バッ
テリ71によりバックアップされている。
【0023】外部バス55に接続されているキーボード
コントローラ58は、キーボード4からの入力をコント
ロールする。スティックコントローラ59は、スティッ
ク5の入力を制御する。サウンドチップ60は、マイク
ロホン24からの入力を取り込んだり、内蔵スピーカ8
に対して音声信号を供給する。モデム61は、公衆電話
回線90、インターネットサービスプロバイダ91を介
して、インターネットなどの通信ネットワーク92、メ
ールサーバ93、WWWサーバ94などに接続することが
できる。
【0024】内部バス51に接続されているグラフィッ
クチップ64には、CCDビデオカメラ23で取り込んだ
画像データが、処理部66で処理された後、入力され
る。グラフィックチップ64は、処理部66を介してCC
Dビデオカメラ23より入力されたビデオデータを、内
蔵するVRAM65に記憶させ、適宜、これを読み出して、
LCDコントローラ62に出力する。LCDコントローラ62
は、グラフィックチップ64より供給された画像データ
をLCD21に出力し、表示させる。バックライト63
は、LCD21を後方から照明する。
【0025】次に、画像を取り込み、文書中の任意の位
置に、任意のサイズで挿入する場合の処理について、図
8乃至図10のフローチャートを参照して説明する。最
初にユーザは、例えば、図11に示すように、スタート
ボタン201をスティック5と左ボタン31を操作する
ことでクリックする(以下、このような操作を、単にク
リックする、または選択すると称する)。このときCPU
52は、ステップS1においてメニュー202をLCD2
1に表示させる。次に、ユーザが、メニュー202の中
から、「VAIO」(商標)の項目をクリックして選択する
と、CPU52は、ステップS2においてサブメニュー2
03を表示させる。
【0026】次に、ユーザが、サブメニュー203から
「ステーショナリ」の項目を選択すると、CPU52は、
ステップS3においてサブメニュー204を表示させ
る。
【0027】次のステップS4において、CPU52は、
ユーザによってサブメニュー204から「Smart Writ
e」の項目が選択されたものと判断した場合、ステップ
S5へ進み、日本語ワードプロセッサプログラムとして
のSmart Writeを起動させる。これにより、LCD21に
は、図12に示すように、Smart Writeのウインドウ2
11が表示される。
【0028】次に、ステップS6において、CPU52
は、ユーザによって文字が入力される操作が行われたか
否かを判断し、肯定結果の場合には、ステップS7に進
み、キーボード4の操作に基づく文字入力処理を実行す
る。すなわち、このステップS7においては、ユーザが
キーボード4を操作して、所望の文字を入力すると、そ
れを表示する等のワードプロセッサとしての基本的な処
理が実行される。この場合、キーボードコントローラ5
8は、キーボード4からの入力に対応する信号を、外部
バス55と内部バス51を介してCPU52に転送する。C
PU52は、入力に対応するコードを内部バス51と外部
バス55を介してLCDコントローラ62に出力する。LCD
コントローラ62は、入力されたコードに対応する文字
列データを発生し、LCD21に出力し、表示させる。こ
れにより、LCD21には、例えば、図12に示すよう
に、「従来のSmart Writeでは、カメラから挿入を・・
・機能しなかった。」のような文字列が表示される。
【0029】このように文字が入力された後、または、
ステップS6において、ユーザによって文字が入力され
ないものと判断された場合、次のステップS8に進み、
現在作成中の文書に画像を挿入するために「ブロックメ
ニュー」が選択されたか否かを判断する。画像を挿入す
る必要がなく、ブロックメニューが選択されなかった場
合、CPU52は、ステップS9に進み、図示せぬファイ
ルメニューの中からSmart Writeの終了が選択されたか
否かを判断し、選択されていない場合、ステップS6に
戻り、それ以降の処理を繰り返し実行する。
【0030】ステップS8において、「ブロックメニュ
ー」が選択されたものと判断した場合、ステップS12
に進み、CPU52は、図13に示すように、Smart Write
のウインドウ211内のメニューバーから「ブロック」
メニュー211をプルダウン表示する。これに続けてユ
ーザが、メニュー221の中から「ビットマップ」の項
目を選択すると、この選択に対応して、CPU52は、ス
テップS13においてサブメニュー222を表示させ
る。
【0031】次のステップS14において、CPU52
は、ユーザによって、サブメニュー222の中から「カ
メラを使用」の項目が選択されたものと判断した場合、
ステップS15へ進み、CCDビデオカメラ23により画
像を取り込むためのアプリケーションプログラムとして
のSmart Captureを起動する。このとき、ステップS1
6において、CPU52は、図14に示すように、Smart C
aptureのウインドウ231を表示させる。
【0032】なお、ステップS12とステップS13の
処理に代えて、ツールバーの中から「カメラを使用」の
ボタン(アイコン)232をクリックして、サブメニュ
ー222を表示させるようにしてもよい。
【0033】Smart Captureを起動したとき、CPU52
は、CCDビデオカメラ23から取り込まれた画像をLCD2
1に表示させる処理を実行する。以下、Smart WriteとS
martCaptureが並列に動作しているので、このような場
合、そのときCPU52が実行しているプログラムを明確
にするために、Smart Captureは、CCDビデオカメラ23
から取り込まれた画像をLCD21に表示させる処理を実
行するとも記述する。すなわち、CCDビデオカメラ23
より取り込まれた画像データは、処理部66で所定の処
理が施された後、グラフィックチップ64に供給され
る。グラフィックチップ64は、取り込まれた画像デー
タをVRAM65に展開し、そこに展開された画像データを
読み出し、LCDコントローラ62に出力する。LCDコント
ローラ62は、入力された画像データをLCD21(ウイ
ンドウ231)に出力し、表示させる。これにより、Sm
art Captureのウインドウ231には、例えば、図15
に示すようなCCDビデオカメラ23で取り込まれた画像
(動画像)が表示される。
【0034】図15に示すように、ウインドウ231に
は、ファインダ画面241が設けられており、その領域
にCCDビデオカメラ23により撮像された画像が表示さ
れる。ステータス表示部242には、ファインダ画面2
41に表示されている画像のステータス情報が表示され
る。例えば、静止画撮影モード時は、画質モード(FIN
E)、画像サイズ(320×240)、ハードディスク
の空き容量(Remain 1.51GB)などが表示される。動画
撮影時には、最大録画可能時間、現在の録画時間、画像
サイズが表示される。
【0035】オプションボタン243は、撮影モードな
どを指定するとき操作される。エフェクトボタン244
は、撮影画像にエフェクトをかけたいとき操作される。
キャプチャボタン245は、機械的なボタンとしてのシ
ャッタボタン10(図1)と同等の機能を有するボタン
であり、撮影時操作される。このキャプチャボタン24
5の中の文字は、静止画撮影時「STILL」となり、動画
撮影時「VIDEO」とされる。
【0036】アプリケーション切り替えメニュー246
には、撮影した画像の利用先が指定される。図15に示
す状態においては、Smart WriteからSmart Captureが呼
び出されており、Smart Captureは、取得した画像デー
タをSmart Writeに供給する状態にある。そこで、アプ
リケーション切り替えメニュー246には、「Smart Wr
ite」の文字が表示されている。なお、さらに、その後
に続く文字列(図15の表示例の場合、「発明報告サン
プル」)は、ファイルの名称を表している。アプリケー
ション切替メニュー246の右側のボタン247は、ア
プリケーション切り替えメニュー246の表示を切り替
えるとき操作される。
【0037】さらに、ユーザは、所望の位置に所定のサ
イズで画像を挿入する場合、その位置とサイズを指定す
る必要がある。そこで、ステップS17において、CPU
52は、ユーザによって画像を挿入する位置とサイズが
指定されたか否か判断し、指定されていないと判断した
場合には、ステップS9に進み、ステップS6,S7の
文字入力処理を実行する。一方、ユーザによって、汎用
GUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェイス)とし
て一般的な、矩形の対角線により領域を指定するドラッ
グ操作が行われ、画像を挿入すべき位置と、挿入すべき
画像のサイズが指定された場合、次のステップS18に
進む。すなわち、図16に示すように、ユーザは、左ボ
タン31とスティック5を両方操作することで(ドラッ
グ操作することで)、矩形の対角線261の始点Paと
終点Pb(図16の例の場合、左上と右下の点)を指定
し、画像を挿入する位置とサイズ(大きさ)を指定す
る。この指定操作に応じて、ステップS18において矩
形の対角線261による領域指定に応じた矩形枠263
を表示し、さらにステップS19において、CPU52
は、矩形の対角線261により指定された矩形座標値を
取得する。例えば、図16に示す対角線261の始点P
aと終点Pbに対応するLCD21上の座標が取得され
る。
【0038】次に、ステップS20において、CPU52
は、上述したドラッグ操作に続けて、ユーザによって右
ボタン33がクリックされたか否かを判断する。右ボタ
ン33がクリックされたとき、CPU52は、ステップS
21において、図16に示すように、サブメニュー26
2を表示させる。このサブメニュー262には、「カメ
ラから挿入」の項目が含まれており、ユーザは、Smart
Captureのウインドウ231のファインダ画面241に
所望の画像が表示されたタイミングにおいて、この「カ
メラから挿入」の項目をクリックする。ステップS22
において、CPU52が「カメラから挿入」の項目が選択
されたと判断した場合、ステップS23以降の処理へ進
み、画像の取り込みが行われる。
【0039】なお、ユーザは、右ボタン33をクリック
する代わりに、例えば、図17に示すように、メニュー
バーの中から「ブロック」メニューを選択して、メニュ
ー221を表示させ、メニュー221の中から、「ビッ
トマップ」の項目を選択して、サブメニュー222を表
示させ、さらに、このサブメニュー222の中から、
「カメラから挿入」の項目を選択するようにしてもよ
い。しかしながら、図16に示したように、右ボタン3
3を操作してサブメニュー262を表示させるようにし
た方が、ポインタをメニューバーへ移動させるためにス
ティック5を操作する必要もなく、より迅速に、所望の
画像を取り込むことが可能となる。
【0040】また、ユーザは、「カメラから挿入」の項
目を選択する代わりに、図15に示すSmart Captureの
ウインドウ231のキャプチャボタン245、または図
1に示すシャッタボタン10を操作してもよい。
【0041】このように、「カメラから挿入」が選択さ
れたとき(キャプチャボタン245またはシャッタボタ
ン10が操作されたとき)、ステップS23において、
CPU52は、画像を取得する処理を実行する。具体的に
は、CPU52は、いま、ワードプロセッサプログラムと
してのSmart Writeの処理と並行して、画像取り込みア
プリケーションプログラムとしてのSmart Captureに処
理を実行しており、Smart WriteがSmart Captureに対し
て画像の取得を要求する。
【0042】ステップS24において、Smart Capture
(CPU52)は、画像を取得する処理を実行する。具体
的には、Smart Write(CPU52)からの要求に対応し
て、Smart Capture(CPU52)は、CCDビデオカメラ2
3により、その時撮像されている画像データを取得し、
Smart Write(CPU52)によって指定されたサイズのビ
ットマップ画像に変換し、画像の要求元であるSmart Wr
ite(CPU52)に転送する。すなわち、Smart Capture
(CPU52)は、その時ファインダ画面241に表示さ
れている(VRAM65に記憶されている)画像を、解像度
を一定値に固定したまま、指定されたサイズの画素数に
相当するビットマップ画像に変換して、SmartWrite(CP
U52)に転送する。
【0043】ステップS25において、CPU52(Smart
Write)は、所定のサイズのビットマップ画像を、ステ
ップS19で取得した矩形座標値で表される矩形座標領
域に貼り付ける(ペーストする)処理を実行する。具体
的には、Smart Writeは、Smart Captureより転送を受け
たビットマップ画像を、図18に示すように、ステップ
S19で取得した矩形座標値で指定される領域271に
貼付する。
【0044】次に、ステップS9に戻り、CPU52は、
ユーザによってSmart Writeの終了が選択されたか否か
を判断し、選択された場合には、ステップS10に進
み、いま作成した文書を保存するか否かをユーザへ促す
ためのダイアログを表示する。この図示せぬダイアログ
表示において、ユーザが文書を保存しないと選択した場
合には、ステップS11において、終了処理を実行して
一連の処理を完了する。この終了操作は、例えば、図1
8に示すボタン272をクリックすることで行うことも
できる。
【0045】一方、ステップS10において、図示せぬ
ダイアログ表示においてユーザが作成した文書を保存す
ると選択した場合とは別に、メニューバーの中から、
「ファイル」メニューをクリックした場合のときも、CP
U52は、ステップS10からステップS26へ進み、
図19に示すように、メニュー281を表示させる。こ
こでユーザがメニュー281の中から、例えば「上書き
保存」、「名前を付けて保存」、または「HTML形式で保
存」のいずれかの保存形式をクリックすると、CPU52
は、ステップS27からステップS28へ進み、このス
テップS28において、CPU52は、作成された文書を
指定された形式でハードディスクドライブ56に転送
し、ハードディスクに記録させる。
【0046】文書が、Smart Writeの文書として、所定
の名称を付けて登録された場合、Smart Writeにより、
その文書は再び読み出し、編集することができる。これ
に対して、HTMLファイルとして保存した場合、その文書
は、以後、Smart Writeでは読み出すことができない。
ただし、上述したように、この例においては、画像を、
ユーザの意図する任意の位置に、正確に、任意の大きさ
で配置することができるので、あえて文書を、HTMLファ
イルとして一旦登録し、HTMLエディタによりこれを読み
出し、編集操作によりユーザの意図する位置に画像を配
置し直すような必要性はあまり発生しない。
【0047】文書をHTMLファイルとして保存する場合、
CPU52は、その文書に関し、1つのフォルダを作成
し、そのフォルダの中に、図20に示すように、ファイ
ルリスト(「発明報告書サンプル_File_List.txt」)、
HTMLファイル(「発明報告書サンプル.htm」)、および
画像データファイル(「発明報告書サンプル_Imege001.
jpg」、「発明報告書サンプル_Imege002.jpg」、「発明
報告書サンプル_Imege003.jpg」・・・)が保存され
る。ファイルリストは、この文書のフォルダの中に存在
するファイルを規定する。HTMLファイルは、それを読み
出し表示可能なアプリケーションプログラム(例えば、
WWWブラウザ)で読み出すことにより、文字と画像を表
示させることができるファイルである。画像データファ
イルは、HTMLファイル内のタグで指定された位置とサイ
ズによって貼付される画像データ(JPEG画像データ)が
保存されているファイルである。
【0048】HTMLファイルとして保存した場合において
も、ユーザが意図した位置に意図した大きさで、画像が
挿入された文書が、そのまま保存される。
【0049】以上においては、画像の挿入位置とサイズ
を、対角線で入力するようにしたが、数字等で入力する
ようにしてもよい。
【0050】次に、図21を参照して、上述した一連の
処理を実行するプログラムをコンピュータにインストー
ルし、コンピュータによって実行可能な状態とするため
に用いられる媒体について説明する。
【0051】プログラムは、図21(A)に示すよう
に、パーソナルコンピュータ301に内蔵されている記
録媒体としてのハードディスク302(図7のハードデ
ィスクドライブ56に内蔵されているハードディスクに
対応する)に予めインストールした状態でユーザに提供
することができる。
【0052】あるいはまた、プログラムは、図21
(B)に示すように、フロッピー(登録商標)ディスク
311、CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory)3
12、MO(Magneto-Optical)ディスク313、DVD
(Digital Versatile Disk)314、磁気ディスク31
5、半導体メモリ316などの記録媒体に、一時的ある
いは永続的に格納し、パッケージソフトウエアとして提
供することができる。
【0053】さらに、プログラムは、図21(C)に示
すように、ダウンロードサイト321から、デジタル衛
星放送用の人工衛星322を介して、パーソナルコンピ
ュータ323に無線転送したり、ローカルエリアネット
ワーク、インターネットといったネットワーク331を
介して、パーソナルコンピュータ323に有線で転送
し、パーソナルコンピュータ323において、内蔵する
ハードディスクなどに格納させることができる。
【0054】本明細書における媒体とは、これら全ての
媒体を含む広義の概念を意味するものである。
【0055】また、本明細書において、媒体により提供
されるプログラムを記述するステップは、必ずしも記載
された順序に沿って時系列的に処理しなくて構わず、並
列的あるいは個別に実行される処理をも含むものであ
る。
【0056】
【発明の効果】以上の如く、請求項1に記載の情報処理
装置、請求項7に記載の情報処理方法、および請求項8
に記載の媒体によれば、文書内の指定された位置に、取
り込まれた画像が、指定された大きさで表示されるよう
にしたので、ユーザが真に意図する配置とサイズの画像
を含む文書の作成が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したパーソナルコンピュータの構
成例を示す斜視図である。
【図2】図1のパーソナルコンピュータの表示部を開い
た状態の平面の構成を示す平面図である。
【図3】図1のパーソナルコンピュータの表示部を閉じ
た状態の構成を示す左側面図である。
【図4】図1に示すパーソナルコンピュータの表示部を
開いた状態の構成を示す右側面図である。
【図5】図1のパーソナルコンピュータの表示部を閉じ
た状態の構成を示す正面図である。
【図6】図1のパーソナルコンピュータの表示部を開い
た状態の底面の構成を示す底面図である。
【図7】図1のパーソナルコンピュータの内部の構成を
示すブロック図である。
【図8】図1のパーソナルコンピュータの動作を説明す
るフローチャートである。
【図9】図1のパーソナルコンピュータの動作を説明す
るフローチャートである。
【図10】図1のパーソナルコンピュータの動作を説明
するフローチャートである。
【図11】ワードプロセッサのアプリケーションを起動
する場合のメニューを説明する図である。
【図12】文字を入力した場合の表示例を示す図であ
る。
【図13】画像を取り込むアプリケーションプログラム
を起動する場合のメニューを説明する図である。
【図14】画像を起動するアプリケーションプログラム
を起動した場合の表示例を示す図である。
【図15】図14のウインドウ231に画像が表示され
た状態を示す図である。
【図16】対角線による位置と大きさの指定を説明する
図である。
【図17】画像を取り込むアプリケーションプログラム
を起動する場合のメニューを説明する図である。
【図18】図15に示されている画像を指定された位置
に配置した場合の表示例を示す図である。
【図19】ファイルを保存する場合のメニューを説明す
る図である。
【図20】登録されるファイルの構造を説明する図であ
る。
【図21】プログラムを提供する媒体を説明する図であ
る。
【符号の説明】
2 本体, 3 表示部, 5 スティック, 10
シャッタボタン, 21 LCD, 22 撮像部, 2
3 CCDビデオカメラ, 31 左ボタン, 33 右
ボタン, 52 CPU, 54 RAM, 56 ハードデ
ィスクドライブ,66 処理部, 67 半押しスイッ
チ, 68 全押しスイッチ
フロントページの続き Fターム(参考) 5B009 NG03 VC01 5C082 AA01 AA21 AA24 AA27 AA31 BA01 BA02 BA12 BA20 BA27 BB15 CA03 CA54 CA55 CA62 CB06 DA87 DA89 MM09 5E501 AA03 BA05 CA04 CB04 CB07 CB14 CC17 EA05 EA07 EA10 EA11 EB05 EB07 EB13 FA03 FA04 FA05 FA06 FA14

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書内に配置する画像の位置と大きさを
    指定する指定手段と、 画像データを取り込む取り込み手段と、 前記指定手段により指定された位置に、指定された大き
    さで前記取り込み手段により取り込まれた画像データに
    対応する画像が表示されるように表示を制御する表示制
    御手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 画像を表示する表示手段をさらに備え、 前記指定手段は、前記表示手段上に表示される画像との
    連携操作により前記位置と大きさを指定することを特徴
    とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記指定手段によって文書内に配置すべ
    き画像の位置と大きさを指定するのに続けて所定のメニ
    ュー要求操作が行われた場合、 前記表示制御手段は、前記取り込み手段により取り込ま
    れた画像データに対応する画像の、前記文書内への挿入
    を指示するための項目を含むメニューを前記表示手段に
    表示することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記指定手段はポインティングデバイス
    であり、このポインティングデバイスの一方のボタンを
    押下しつつドラッグ操作することで文書内に配置すべき
    画像の位置と大きさを指定し、このドラッグ操作に続け
    て他方のボタンを押下することで前記メニュー要求操作
    とすることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記取り込み手段により取り込まれた画
    像データに対応する画像が、前記指定手段により指定さ
    れた位置に、指定された大きさで表示された文書を、画
    像レイアウト情報を含むテキストファイルと、関連付け
    られた画像ファイルとからなるハイパーテキストファイ
    ルとして保存する保存手段をさらに備えることを特徴と
    する請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記ハイパーテキストファイルはHTML
    (ハイパー・テキスト・マークアップ・ランゲージ)フ
    ァイルであることを特徴とする請求項5に記載の情報処
    理装置。
  7. 【請求項7】 文書内に配置する画像の位置と大きさを
    指定する指定ステップと、 画像データを取り込む取り込みステップと、 前記指定ステップの処理により指定された位置に、指定
    された大きさで前記取り込みステップの処理により取り
    込まれた画像データに対応する画像が表示されるように
    表示を制御する表示制御ステップとを含むことを特徴と
    する情報処理方法。
  8. 【請求項8】 文書内に配置する画像の位置と大きさを
    指定する指定ステップと、 画像データを取り込む取り込みステップと、 前記指定ステップの処理により指定された位置に、指定
    された大きさで前記取り込みステップの処理により取り
    込まれた画像データに対応する画像が表示されるように
    表示を制御する表示制御ステップとを含むことを特徴と
    するプログラムを情報処理装置に実行させる媒体。
JP9286999A 1999-03-31 1999-03-31 情報処理装置および方法、並びに媒体 Withdrawn JP2000285113A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100241985A1 (en) * 2009-03-23 2010-09-23 Core Logic, Inc. Providing Virtual Keyboard

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