JP2001147759A - 情報編集装置及び情報編集処理プログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

情報編集装置及び情報編集処理プログラムを記憶した記憶媒体

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JP2001147759A
JP2001147759A JP33334399A JP33334399A JP2001147759A JP 2001147759 A JP2001147759 A JP 2001147759A JP 33334399 A JP33334399 A JP 33334399A JP 33334399 A JP33334399 A JP 33334399A JP 2001147759 A JP2001147759 A JP 2001147759A
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JP33334399A
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English (en)
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Hironori Kawakami
裕紀 川上
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】例えばホームページ情報の内容を範囲指定して
取り込む際に、その特定の情報であるホームページアド
レスや日時情報も共に取り込んでコピーする。 【解決手段】所望のホームページ画面HPを開いて表示
部18に表示させた状態で、任意の範囲のデータを指定
して反転識別表示18aさせコピーを指示すると、その
指定範囲内のデータが抽出されhtml形式のデータで
あることでホームページのデータであると判断される。
すると、そのホームページアドレス及び現在日時のデー
タも抽出されて前記指定範囲内のデータと共にクリップ
ボードに記憶される。そして、メモ画面MMなどの他の
任意のファイル画面上においてペーストを指示すると、
そのファイル画面上のカーソル位置kに対応させて前記
クリップボードに記憶されたホームページの指定範囲内
のデータ及びそのホームページアドレス,取得日時のデ
ータがペーストされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画面表示により得
られるドキュメントなどの種々の情報を収集して編集す
るための情報編集装置及び情報編集処理プログラムを記
憶した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、インターネットに開設されている
各種のホームページの情報を情報収集の対象として利用
することが広く一般に行われている。
【0003】ホームページの情報は、ブラウザ上のコピ
ー機能により範囲指定部分をコピーし、メモやワープロ
のドキュメント上にペーストして資料として作成するこ
とが多々行われるが、この際、所望のドキュメント上に
ペーストされたホームページ情報の抜粋に対しては、そ
の情報源であるホームページアドレスや情報入手の日
時、任意のコメントなども追加入力される。
【0004】つまり、ホームページアドレスは、その情
報源を直接参照するための非常に重要な情報であり、ま
た、ホームページの内容は随時更新されるため、情報入
手の日時も非常に重要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のブラウザ上のコピー機能によってホームページ情報
の取り込みを行う場合、表示させたホームページの任意
のデータ範囲を指定してコピー・ペーストした後に、そ
のホームページアドレスも同様の操作でコピー・ペース
トし、さらにその後、入手日時をも入力する必要があ
り、操作が煩雑で面倒な問題がある。
【0006】本発明は、前記のような問題に鑑み成され
たもので、例えばホームページ情報の内容を範囲指定し
て取り込む際に、その特定の情報であるホームページア
ドレスも共に取り込んでコピーすることが可能になる情
報編集装置及び情報編集処理プログラムを記憶した記憶
媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の請求
項1に係る情報編集装置は、情報を表示する情報表示手
段と、この情報表示手段により表示された情報の中の所
望の範囲の情報を指定する範囲指定手段と、前記情報表
示手段により表示された情報の存在場所を示す情報と共
に前記範囲指定された情報をコピーする情報コピー手段
とを備えたことを特徴とする。
【0008】このような構成の情報編集装置では、表示
された情報の中の所望の範囲の情報を指定すると、表示
された情報の存在場所を示す情報と共に前記範囲指定さ
れた情報のコピーが行われるので、例えばインターネッ
トのホームページ情報を表示させた場合に、そのホーム
ページ上の所望の範囲を指定してコピーを指示すると、
その指定範囲の情報だけでなく当該ホームページの情報
源であるホームページアドレスも共にコピーされること
になる。
【0009】また、本発明の請求項2に係る情報編集装
置は、前記請求項1に係る情報編集装置にあって、さら
に、日付,時刻の日時情報を計時する計時手段と、前記
範囲指定手段により指定された情報が所定の種類の情報
か否かを判別する情報判別手段とを備え、前記情報コピ
ー手段は、前記情報判別手段により前記範囲指定された
情報が特定の種類の情報であると判別された場合には、
前記情報表示手段により表示された情報の存在場所を示
す情報及びそのときの前記計時手段により計時される日
時情報と共に前記範囲指定された情報をコピーし、特定
の種類の情報でないと判別された場合には、前記範囲指
定された情報のみをコピーする情報コピー手段であるこ
とを特徴とする。
【0010】このような構成の情報編集装置では、表示
された情報の中の所望の範囲の情報を指定すると、この
範囲指定された所望の範囲の情報が特定の種類の情報か
否かが判別される。この判別により前記範囲指定された
情報が特定の種類の情報であると判別された場合には、
前記表示された情報の存在場所を示す情報及びそのとき
の日時情報と共に前記範囲指定された情報のコピーが行
われ、また、特定の種類の情報でないと判別された場合
には、前記範囲指定された情報のみのコピーが行われる
ので、例えばインターネットのホームページ情報を表示
させた場合に、そのホームページ上の所望の範囲を指定
してコピーを指示すると、その指定範囲の情報だけでな
く当該ホームページの情報源であるホームページアドレ
ス及びその情報取得日時も共にコピーされることにな
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面により本発明の実施の形
態について説明する。
【0012】図1は本発明の実施形態に係る情報編集装
置の電子回路の構成を示すブロック図である。
【0013】この情報編集装置10は、コンピュータで
ある制御部(CPU)11を備えている。
【0014】この制御部(CPU)11は、キーボード
やマウスからなる入力部12からの操作入力信号に応じ
て、ハードディスクやフラュシュメモリ(EEPRO
M)などを使用してなるメモリ13に記憶されたシステ
ムプログラム、あるいはフロッピディスクなどの外部記
憶媒体14から磁気ディスク装置などの記憶媒体読み取
り部を介して記憶装置15に書き込まれたこの情報編集
装置の制御用プログラム、あるいは外部の通信ネットワ
ークに接続されたコンピュータ端末から伝送制御部16
を介して取り込まれ前記記憶装置15に記憶されたこの
情報編集装置の制御用プログラムを起動させ、回路各部
の動作を制御する。
【0015】この制御部(CPU)11には、前記入力
部12、メモリ13、記憶装置15、伝送制御部16が
接続される他に、現在の年月日・時刻の情報を計時出力
する時計部17、そして表示部18が接続される。
【0016】前記メモリ13には、ブラウザ処理プログ
ラム13a、ワードプロセッサ処理プログラム13b、
メモデータ処理プログラム13c、コピー・ペースト処
理プログラム13dなどのこの情報編集装置に搭載され
た各種の機能を司る情報編集制御プログラムが予め記憶
されると共に、範囲指定データメモリ13e、ホームペ
ージアドレスメモリ13f、現在日時メモリ13g、ク
リップボードメモリ13hなどの各種の機能の動作によ
って一時的に保存が必要なデータを記憶するためのワー
クエリアが確保される。
【0017】ブラウザ処理プログラム13aは、ブラウ
ザ機能を司り他の各種のプログラム上で機能する動作を
選択的に制御したり、伝送制御部16を介しインターネ
ットにアクセスして所望のホームページを開いたりする
処理を行う。
【0018】ワードプロセッサ処理プログラム13b
は、ワードプロセッサ機能を司り文書データの作成,編
集などの処理を行う。
【0019】メモデータ処理プログラム13cは、メモ
機能を司り任意の文書データや画像データなどを書き込
んで自在に編集し保存するための処理を行う。
【0020】コピー・ペースト処理プログラム13d
は、前記ブラウザ機能により開いた各種の表示画面上や
ワードプロセッサ機能により作成あるいは呼び出された
文書表示画面上、そしてメモ機能により作成あるいは呼
び出されたメモデータ表示画面上などにおいて、任意に
指定した範囲内のデータをコピーし同一データ上の任意
のエリアにペーストしたり、他の機能により開いた異な
るデータ上の任意のエリアにペーストしたりする処理を
行う。
【0021】範囲指定データメモリ13eには、前記コ
ピー・ペースト処理プログラム13dの起動に伴い表示
画面上で範囲指定されてコピーされた指定範囲内のデー
タが一時的に記憶される。
【0022】ホームページアドレスメモリ13fには、
前記コピー・ペースト処理プログラム13dの起動に伴
いhtmlテキストからなるホームページ上での範囲指
定によるコピーが行われた際に、当該ホームページ上の
データから共に抽出されるホームページアドレスのデー
タが一時的に保存される。
【0023】現在日時メモリ13gには、時計部17に
より常時計時出力されている現在の年月日・時刻のデー
タが逐次更新されて記憶される。
【0024】クリップボードメモリ13hには、前記コ
ピー・ペースト処理プログラム13dの起動に伴いコピ
ーされたデータが、前記メモデータ機能により呼び出さ
れたメモデータ上や前記ワードプロセッサ機能により呼
び出された文書データ上の任意のエリアにペーストする
ためのデータとして一時的に記憶される。なお、htm
lテキストからなるホームページのデータがコピーされ
た際には、その指定範囲のコピーデータと共に、ホーム
ページアドレスと現在日時のデータも記憶される。
【0025】次に、前記構成による情報編集装置の動作
について説明する。
【0026】図2は前記情報編集装置によるブラウザ処
理を示すフローチャートである。
【0027】表示部18に対しこの情報編集装置に搭載
された各種の機能をアイコンを指定して選択するための
機能選択画面が表示された状態で(ステップS1)、ホ
ームページ検索の機能が選択されると(ステップS
2)、伝送制御部16を介してインターネットに接続さ
れると共に、ユーザにより入力されて指定されたキーワ
ードのホームページが検索されてメモリ13に取り込ま
れ(ステップS3)、そのホームページのアドレス及び
ホームページのデータが表示部18に対して表示される
(ステップS4)。
【0028】また、ホームページデータのジャンプ先が
入力れて指定されると、そのジャンプ先として指定され
たホームページが検索されてメモリ13に取り込まれ、
そのホームページのアドレス及びホームページのデータ
が表示部18に対して表示される(ステップS5→S
6)。
【0029】そして、前記一連のホームページの検索表
示処理により表示部18に表示された所望のホームペー
ジデータの表示画面にあって、例えば資料として保存し
ておきたいデータが記述されている表示範囲をユーザ入
力による範囲指定操作により指定すると、そのホームペ
ージ上の指定された範囲が反転表示されて識別表示され
ると共に、指定範囲内のデータがメモリ13内の範囲指
定データメモリ13eに記憶される(ステップS7→S
8)。
【0030】そして、表示画面上のコマンドバーにセッ
トされている[コピー]のコマンドが指定されると、前
記範囲指定データメモリ13eに記憶されたデータに基
づき、図4におけるコピー処理に移行される(ステップ
S9→SB)。
【0031】図3は前記情報編集装置によるメモデータ
処理を示すフローチャートである。
【0032】メモ機能が選択起動されてメモデータの入
力表示画面が表示部18に表示された状態で、入力部1
2によって文字入力が為されると、表示画面上のカーソ
ル位置に対応させて入力文字の書き込み表示が行われる
(ステップA1→A2→A3,A4)。
【0033】また、入力部12によってカーソルキーの
操作が為されると、そのカーソルキーの操作に応じて表
示画面上のカーソル位置が移動されて表示される(ステ
ップA5→A6,A7)。
【0034】また、前記メモデータの入力表示画面上に
おいて、任意のメモデータが記述されている表示範囲を
ユーザ入力による範囲指定操作により指定すると、その
メモデータ上の指定された範囲が反転表示されて識別表
示されると共に、指定範囲内のデータがメモリ13内の
範囲指定データメモリ13eに記憶される(ステップA
8→A9)。
【0035】そして、表示画面上のコマンドバーにセッ
トされている[コピー]のコマンドが指定されると、前
記範囲指定データメモリ13eに記憶されたデータに基
づき、図4におけるコピー処理に移行される(ステップ
A10→AB)。
【0036】また、表示画面上のコマンドバーにセット
されている[ペースト]のコマンドが指定されると、前
記コピー処理によりクリップボードメモリ13hにコピ
ーされたデータに基づき、図5におけるペースト処理に
移行される(ステップA11→AC)。
【0037】なお、ワードプロセッサ機能が選択起動さ
れて文書データの作成編集画面が表示部18に表示され
た状態でも、前記図3におけるメモデータ処理と同様に
して、文字入力,カーソル移動,範囲指定の処理、そし
て、コピー処理やペースト処理への移行が成される。
【0038】図4は前記情報編集装置のブラウザ処理や
メモデータ処理,ワードプロセッサ処理などにおけるコ
ピーコマンドに従い起動されるコピー処理を示すフロー
チャートである。
【0039】このコピー処理が起動されると、その時点
の表示画面上で範囲指定されて反転識別表示されている
データファイルの属性が、そのデータ形式や使用プログ
ラムに基づいて判別され、例えばhtml形式のデータ
からなるホームページのデータか又はそれ以外のデータ
かが判断される(ステップB1,B2)。
【0040】そして、現在表示中のデータが、前記図2
におけるブラウザ処理にしたがって検索表示されたホー
ムページのデータであり、そこで範囲指定されて反転識
別表示されているデータファイルの属性がホームページ
形式であると判断されると、当該表示中のホームページ
アドレスが抽出されてメモリ13内のホームページアド
レスメモリ13fに記憶されると共に、時計部17によ
り計時されている現在日時のデータが現在日時メモリ1
3gに記憶される(ステップB2→B3,B4)。
【0041】そして、前記ホームページアドレスメモリ
13fに記憶されたホームページアドレス及び前記現在
日時メモリ13gに記憶された現在日時のデータがクリ
ップボードメモリ13hに転送されて書き込まれる(ス
テップB5)。
【0042】すると、前記範囲指定データメモリ13e
に記憶されているホームページ上の指定範囲のデータが
さらに前記クリップボードメモリ13hに転送されて追
加記憶される(ステップB6)。
【0043】このように、範囲指定されて範囲指定デー
タメモリ13eに記憶されたコピー対象データが、ホー
ムページのデータである場合には、この指定範囲のデー
タと共に、ホームページアドレス及び現在日時のデータ
が抽出されてクリップボードメモリ13hに記憶され
る。
【0044】一方、現在表示中のデータが、前記図3に
おけるメモデータ処理に従って表示されたメモデータあ
るいはワードプロセッサ処理に従って表示された文書デ
ータであり、そこで範囲指定されて反転識別表示されて
いるデータファイルの属性がホームページ形式ではない
と判断されると、前記範囲指定データメモリ13eに記
憶されているメモデータ上あるいは文書データ上の指定
範囲のデータだけがクリップボードメモリ13hに転送
されて記憶される(ステップB2→B6)。
【0045】図5は前記情報編集装置のメモデータ処理
やワードプロセッサ処理などにおけるペーストコマンド
に従い起動されるペースト処理を示すフローチャートで
ある。
【0046】このペースト処理が起動されると、このペ
ーストのコマンドが指定されたところの表示画面を生成
表示しているベース処理プログラム(メモデータ処理プ
ログラムやワードプロセッサ処理プログラム)とその表
示画面上でのカーソル位置が特定され、この特定された
メモデータ上あるいは文書データ上のカーソル位置を先
頭として、前記コピー処理においてクリップボードメモ
リ13hに記憶されたデータがペーストされる(ステッ
プC1,C2)。
【0047】図6は前記情報編集装置によりホームペー
ジを範囲指定してコピーしメモデータ上にペーストした
場合の表示動作を示す図である。
【0048】すなわち、前記図2におけるブラウザ処理
によって、図6(A)に示すように、ユーザの指定した
ホームページが検索され(ステップS2→S3)、その
ホームページアドレスとホームページのデータとからな
るホームページ画面HPが表示部18に表示された状態
で(ステップS4)、例えば資料として保存したい所望
のデータの範囲を指定すると(ステップS7)、その指
定されたデータの範囲が反転識別表示18aされ範囲指
定データメモリ13eに記憶される(ステップS8)。
【0049】そして、コピーのコマンドを選択すること
で、図4におけるコピー処理に移行されると(ステップ
S9→SA)、前記範囲指定データメモリ13eに記憶
されたデータの形式がhtml形式のデータであること
で、そのコピー対象となっているデータがホームページ
のデータであることが判別され(ステップB1,B
2)、ホームページアドレスのデータがホームページア
ドレスメモリ13fに記憶されると共に(ステップB
3)、時計部17により計時される現在日時のデータが
現在日時メモリ13gに記憶され(ステップB4)、こ
のホームページアドレスメモリ13fに記憶されたホー
ムページデータと現在日時メモリ13gに記憶された現
在日時データとが、何れもクリップボードメモリ13h
に転送されて書き込まれる(ステップB5)。
【0050】すると、さらに前記ホームページ上で反転
識別表示18aされて範囲指定データメモリ13eに記
憶された指定範囲のデータが前記クリップボードメモリ
13hに転送追加されて書き込まれる(ステップB
6)。
【0051】この後、図6(B)に示すように、メモデ
ータ処理プログラムを起動させ、任意のメモデータを入
力して表示するためのメモ画面MMを表示部18に表示
させた状態で、ペーストのコマンドを選択すると、図5
におけるペースト処理に移行され、当該メモ画面MMと
して表示出力されているメモデータ上のカーソル指示位
置kに対応させて前記クリップボードメモリ13hに記
憶されたホームページアドレス及び日時のデータ、そし
て範囲指定されて抽出されたホームページのデータがペ
ーストされて書き込まれる(ステップC1,C2)。
【0052】なお、このコピーデータのペースト処理に
際しては、そのペースト先のデータ領域、つまりこの場
合にはメモデータ上におけるホームページアドレスや日
時データそして範囲指定されたホームページデータの配
列や順番を任意に設定することができる。
【0053】図7は前記情報編集装置によりワードプロ
セッサ機能による文書データを範囲指定してコピーしメ
モデータ上にペーストした場合の表示動作を示す図であ
る。
【0054】すなわち、ワードプロセッサ処理によっ
て、図7(A)に示すように、ユーザ所望の文書画面W
Pが表示部18に表示された状態で、例えば資料として
保存したい所望のデータの範囲を指定すると、その指定
されたデータの範囲が反転識別表示18aされ範囲指定
データメモリ13eに記憶される。
【0055】そして、コピーのコマンドを選択すること
で、図4におけるコピー処理に移行されると、前記範囲
指定データメモリ13eに記憶されたデータの形式がh
tml形式のデータではないことで、そのコピー対象と
なっているデータがホームページのデータではないこと
が判別され(ステップB1,B2)、前記文書画面WP
上で反転識別表示18aされて範囲指定データメモリ1
3eに記憶された指定範囲のデータがクリップボードメ
モリ13hに転送されて書き込まれる(ステップB
6)。
【0056】この後、図7(B)に示すように、メモデ
ータ処理プログラムを起動させ、任意のメモデータを入
力して表示するためのメモ画面MMを表示部18に表示
させた状態で、ペーストのコマンドを選択すると、図5
におけるペースト処理に移行され、当該メモ画面MMと
して表示出力されているメモデータ上のカーソル指示位
置kに対応させて前記クリップボードメモリ13hに記
憶された文書画面WP上で範囲指定されて抽出された文
書データがペーストされて書き込まれる(ステップC
1,C2)。
【0057】したがって、前記構成の情報編集装置によ
れば、ブラウザ処理プログラム13aによって伝送制御
部16を介してインターネットにアクセスし所望のホー
ムページ画面HPを開いて表示部18に表示させた状態
で、例えばこのホームページの中で資料として残したい
任意の範囲のデータを指定して反転識別表示18aさせ
コピーを指示すると、その指定範囲内のデータが範囲指
定データメモリ13eに抽出されて記憶され、このデー
タがhtml形式のデータであることでホームページの
データであると判断された場合には、そのホームページ
アドレス及び現在日時のデータも抽出されて前記指定範
囲内のデータと共にクリップボードメモリ13hに記憶
される。そして、メモ画面MMなどの他の任意のファイ
ル画面上においてペーストを指示すると、そのファイル
画面上のカーソル位置kに対応させて前記クリップボー
ドメモリ13hに記憶されたホームページの指定範囲内
のデータ及びそのホームページアドレス,取得日時のデ
ータがペーストされるので、非常に簡単に所望のホーム
ページの必要なデータを取り込み編集することができ
る。
【0058】なお、前記実施形態においては、コピー対
象のファイル属性がホームページ形式か否かを判断した
が、コピー対象のアプリケーションの種類がブラウザソ
フトか否かで判断してもよい。
【0059】また、前記実施形態では、ホームページア
ドレスをコピーしたが、所定の複数のフォルダ内のファ
イルのデータがコピーされたことを判断してフォルダの
ディレクトリ内の位置をコピーしてもよい。
【0060】なお、前記実施形態において記載した手
法、すなわち、図2のフローチャートに示すブラウザ処
理、図3のフローチャートに示すメモデータ処理やワー
ドプロセッサ処理、図4のフローチャートに示すコピー
処理、図5のフローチャートに示すペースト処理等の各
手法は、コンピュータに実行させることができるプログ
ラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカー
ド等)、磁気ディスク(フロッピディスク、ハードディ
スク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半
導体メモリ等の外部記憶媒体14に格納して配布するこ
とができる。そして、コンピュータは、この外部記憶媒
体14に記憶されたプログラムを記憶媒体読み取り部に
よって記憶装置15に読み込み、この読み込んだプログ
ラムによって動作が制御されることにより、前記実施形
態において説明したホームページデータのコピー/ペー
スト機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実
行することができる。
【0061】また、前記各手法を実現するためのプログ
ラムのデータは、プログラムコードの形態としてネット
ワーク上を伝送させることができ、このネットワークに
接続されたコンピュータ端末の伝送制御部16によって
前記のプログラムデータを取り込み、前述した各種表示
ファイルのコピー/ペースト機能を実現することもでき
る。
【0062】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係る
情報編集装置によれば、表示された情報の中の所望の範
囲の情報を指定すると、表示された情報の存在場所を示
す情報と共に前記範囲指定された情報のコピーが行われ
るので、例えばインターネットのホームページ情報を表
示させた場合に、そのホームページ上の所望の範囲を指
定してコピーを指示すると、その指定範囲の情報だけで
なく当該ホームページの情報源であるホームページアド
レスも共にコピーされるようになる。
【0063】また、本発明の請求項2に係る情報編集装
置によれば、表示された情報の中の所望の範囲の情報を
指定すると、この範囲指定された所望の範囲の情報が特
定の種類の情報か否かが判別される。この判別により前
記範囲指定された情報が特定の種類の情報であると判別
された場合には、前記表示された情報の存在場所を示す
情報及びそのときの日時情報と共に前記範囲指定された
情報のコピーが行われ、また、特定の種類の情報でない
と判別された場合には、前記範囲指定された情報のみの
コピーが行われるので、例えばインターネットのホーム
ページ情報を表示させた場合に、そのホームページ上の
所望の範囲を指定してコピーを指示すると、その指定範
囲の情報だけでなく当該ホームページの情報源であるホ
ームページアドレス及びその情報取得日時も共にコピー
されるようになる。
【0064】よって、本発明によれば、例えばホームペ
ージ情報の内容を範囲指定して取り込む際に、その特定
の情報であるホームページアドレス、さらには日時情報
も共に取り込んで容易にコピーすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る情報編集装置の電子回
路の構成を示すブロック図。
【図2】前記情報編集装置によるブラウザ処理を示すフ
ローチャート。
【図3】前記情報編集装置によるメモデータ処理を示す
フローチャート。
【図4】前記情報編集装置のブラウザ処理やメモデータ
処理,ワードプロセッサ処理などにおけるコピーコマン
ドに従い起動されるコピー処理を示すフローチャート。
【図5】前記情報編集装置のメモデータ処理やワードプ
ロセッサ処理などにおけるペーストコマンドに従い起動
されるペースト処理を示すフローチャート。
【図6】前記情報編集装置によりホームページを範囲指
定してコピーしメモデータ上にペーストした場合の表示
動作を示す図。
【図7】前記情報編集装置によりワードプロセッサ機能
による文書データを範囲指定してコピーしメモデータ上
にペーストした場合の表示動作を示す図。
【符号の説明】
10 …情報編集装置 11 …制御部(CPU) 12 …入力部 13 …メモリ 13a…ブラウザ処理プログラム 13b…ワードプロセッサ処理プログラム 13c…メモデータ処理プログラム 13d…コピー・ペースト処理プログラム 13e…範囲指定データメモリ 13f…ホームページアドレスメモリ 13g…現在日時メモリ 13h…クリップボードメモリ 14 …外部記憶媒体 15 …記憶装置 16 …伝送制御部 17 …時計部 18 …表示部 HP …ホームページ画面 MM …メモ画面 WP …文書画面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を表示する情報表示手段と、 この情報表示手段により表示された情報の中の所望の範
    囲の情報を指定する範囲指定手段と、 前記情報表示手段により表示された情報の存在場所を示
    す情報と共に前記範囲指定された情報をコピーする情報
    コピー手段と、を備えたことを特徴とする情報編集装
    置。
  2. 【請求項2】 さらに、日付,時刻の日時情報を計時す
    る計時手段と、 前記範囲指定手段により指定された情報が所定の種類の
    情報か否かを判別する情報判別手段とを備え、 前記情報コピー手段は、前記情報判別手段により前記範
    囲指定された情報が特定の種類の情報であると判別され
    た場合には、前記情報表示手段により表示された情報の
    存在場所を示す情報及びそのときの前記計時手段により
    計時される日時情報と共に前記範囲指定された情報をコ
    ピーし、特定の種類の情報でないと判別された場合に
    は、前記範囲指定された情報のみをコピーする情報コピ
    ー手段である、ことを特徴とする請求項1に記載の情報
    編集装置。
  3. 【請求項3】 前記特定の種類の情報は、ホームページ
    の情報であり、 その情報の存在場所を示す情報は、インターネットのホ
    ームページアドレスである、ことを特徴とする請求項1
    に記載の情報編集装置。
  4. 【請求項4】 コンピュータを制御して情報の編集を行
    うための情報編集処理プログラムを記憶した記憶媒体で
    あって、 前記コンピュータを、 情報を表示装置に表示させる情報表示手段、 この情報表示手段により表示された情報の中の所望の範
    囲の情報をユーザによって指定させる範囲指定手段、 前記情報表示手段により表示された情報の存在場所を示
    す情報と共に前記範囲指定された情報をコピーする情報
    コピー手段、として機能させるようにしたコンピュータ
    読み込み可能な情報編集処理プログラムを記憶した記憶
    媒体。
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