JP3817306B2 - 文書編集システム及び文書編集方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像データを含む文書を編集するための文書編集システム及び文書編集方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の文書編集システムでは、テキストデータのみならずテキストデータ中に画像データを混在させた文書を編集することができる。このような文書編集システムは、現在パーソナルコンピュータ上で、画像データを混在させることが可能な文書編集用アプリケーションソフトウェアを稼動させる事により実現されている。
【0003】
図14は、従来の文書編集システムの一例を示す図である。以下図14を参照しながら、従来の文書編集システムを説明する。なお文書編集システムを構成するブロックのうち構成用件として当然含まれるが本発明を説明する上で直接必要としないブロックに関しては図示していない。
【0004】
図14において、301は文書編集システムのハードウエアである。この内、304はCRT等の表示装置やビデオポード等から構成される表示装置、306はマウス、キーボード等から構成される入力装置、307はDRAM等から構成される主記憶装置、308はハードディスクドライブ、ハードディスク等により構成される不揮発性の記憶装置である二次記憶装置である。
【0005】
また図14において302は、文書編集装置において、ハードウエア301およびアプリケーションソフトウェア群303を有効に利用するための総合的管理を行うオペレーティングシステムであり、Microsoft社のオペレーティングシステムであるWindows95に代表されるように複数のアプリケーションソフトウェアを同時に実行することが可能で、表示装置304上には各アプリケーションのユーザインターフェイスとしてのウインドウを複数同時に表示することができるものである。
【0006】
オペレーティングシステム302の内、314はアプリケーションソフトウェア群303に含まれるアプリケーションソフトウエアからの要求に応じて表示装置304上に、要求される文字、図形、画像等を表示する描画管理システムである。315は入力装置306を介して入力されるユーザーズイベントを本システムの適切なソフトウエアモジュールへと配送するための入力デバイス管理システムである。316は主記憶装置307へのデータの読み込み及び書き込みを管理するためのメモリ管理システムである。317は二次記憶装置308上のファイルを管理するためのファイルシステムである。
【0007】
318はアプリケーション間通信手段であり、アプリケーションソフトウェア群303内のアプリケーション間でのデータ送受信や他のアプリケーションの起動などを可能ならしめるものである。このようなアプリケーション間通信技術の代表的なものとしてはMicrosoft社のOLE2テクノロジーがあげられる。303はアプリケーションソフトウェア群を示している。この内、319は文書編集アプリケーションである。文書編集アプリケーションは、利用者によって編集された文書データの保存及び読み込みを行うデータ保存読み込み手段322、画像編集アプリケーションから画像編集アプリケーション上で編集された画像の表示データをアプリケーション間通信により受信し、この表示データを描画管理システム314に依頼して表示装置304上に表示する画像編集結果表示手段323、利用者からのコマンド入力に従って、アプリケーション間通信により画像編集アプリケーション321を起動する画像編集アプリケーション起動手段324、及びテキストデータの編集手段等、図14には明示しない他の手段から構成される。
【0008】
320は画像ファイリングアプリケーションであり、二次記憶装置308上にファイルとして記憶されている多数のファイルの検索を容易にするためのアプリケーションである。画像ファイリングアプリケーション320は画像データファイル群330の中から利用者の指定する画像データファイルの画像データを利用者の指定に応じてアプリケーション間通信により文書編集アプリケーション319や画像編集アプリケーション321へと送信することができるものである。321は画像編集アプリケーションであり、オリジナル画像に対して、ぼかし、色調整などの画像処理を行ったり、オリジナル画像に対して図形を描き入れるなどの画像編集を行うためのアプリケーションである。画像編集アプリケーション321は、画像ファイリングアプリケーション320から受信した画像を現在の画像の上に貼り付ける機能を提供する画像データ貼り付け手段325と、二次記憶装置308への画像データの書き込み及び読み込みを行うデータ保存読み込み手段326と、画像、メニュー、アプリケーションのフレームワーク等の表示装置304への表示、及び入力装置306からのユーザーズイベントを管理するユーザインターフェース管理手段327と、ぼかし、輝度調整、色調整などの各種画像処理フィルタや線の付与、文字の付与などのドローイングツールを含む画像編集手段を複数包含する画像編集手段群328と、利用者の入力コマンドに応じて、画像編集手段群328の中から画像編集手段を実行する画像編集実行手段331と、図14には明示されない他の手段とから構成される。
【0009】
なお、以上の構成においてOLE2テクノロジーにおいては、アプリケ−ンョン間通信によりデータを供給する側である画像編集アプリケーションをOLEサーバと呼び、アプリケ−ンヨン間通信によりデータを受信する側である文書編集アプリケーションはOLEコンテナと呼んでいる。
【0010】
329は文書編集アプリケーションによって編集された文書データファイルであり、図15のごときデータ構造である。図15の文書データは通常利用者によって編集された文書データであるが、ワープロソフトを購入した際サンプルとして付与されるような開発元から供給される文書であってもかまわない。
【0011】
図15において401はヘッダーデータ格納部であり、テキストのフォント、色、印刷する際の用紙の大きさ、縦書きか横書きか、等の情報を格納している。402はテキストデータ格納部であり、利用者や開発元によって入力されたテキストデータが格納されている。403は画像編集アプリケーション用データ格納部(OLE2テクノロジーにおける“オブジェクト”を格納する)であり、画像データをアプリケーション間通信により供給する画像編集アプリケーションを一意に認識するための画像編集アプリケーション識別情報格納部404と、文書データ中での画像データの位置と大きさに関する情報が格納されている画像位置データ格納部405と、表示装置304上に表示すべき画像データを格納する表示データ格納部406と、画像編集アプリケーション識別情報格納部で指定される画像編集アプリケーションが使用するための画像データ(文書編集アプリケーションがサポートしていない画像データのフォーマットであってもかまわない、OLE2テクノロジーにおいてはネイティブデ−タとも呼ばれ、画像データに限らない)を格納する画像データ格納部407とから構成される。
【0012】
408は本発明を説明する上で重要でないその他のデータを含むその他のデータ格納部であるが、文書中に複数の画像が埋め込まれている場合にはその数に応じた画像編集アプリケーション用データ格納部を包含している。
【0013】
昨今の画像編集アプリケーションでは、図15のごときデータ構造を持つ文書データファイルのサンプルをアプリケーションソフトウェアに添付することが多い。利用者はこのようなサンプル文書中のテキストを修正したり、画像を入れ替えたりすることによって、全体のデザインを一から創造することなしに、簡単に高品位な文書を作成することができる。
【0014】
図16は、表示装置304上に表示される従来の文書編集アプリケーション319のユーザインターフェース画面の一例である。
【0015】
501は文書編集アプリケーション319のフレームとなるウインドウである。502は文書1ドキュメントであり、利用者や開発元によりキーボード入力されたテキストと、OLEサーバとして起動している画像編集アプリケーション321よりアプリケーション間通信により受信した画像が画像表示領域503に表示されている。504は編集された文書データをファイルとして保存するためのコマンドを入力するためのSaveボタンである。505は文書ファイルを501上のウィンドウ上に開き、編集可能状態にするためのOpenボタンである。506は文書中に他のOLEサーバアプリケーションのオブジェクトを埋め込むためのコマンドを入力するためのInsertObjectボタンである(ここで、“オブジェクト”という用語の定義は、OLE2テクノロジーにおける定義に従う)。
【0016】
図17は、表示装置304上に表示される画像ファイリングアプリケーション320のユーザーインターフェース画面の一例であり、二次記憶装置308上に記憶されている画像データファイル群330の中からキーワード検索などにより検索された画像ファイルの一覧が表示されている。601は画像ファイリングアプリケーションのフレームとなるウィンドウである。602は検索された画像ファイルの縮小画像表示エリアである。
【0017】
図18は、文書編集システム上で他のアプリケーションへとOLEサーバとして画像データを供給する画像編集アプリケーション321のユーザインターフェース画面の一例を示す図である。
【0018】
この内701は画像編集アプリケーションのフレームウィンドウである。702は現在編集中の画像データを表示するウィンドウである。703〜713はそれぞれ画像編集手段群328を構成する各画像編集手段の実行命令を入力するためのボタンである。703はぼかし処理の実行要求ボタンであり、このボタンを利用者がマウスによりクリックすると、画像編集アプリケーション321は、702上に表示されている画像データに対してぼかし処理(画像の空間的な解像度を落とす処理)を施す。
【0019】
704はシャープ処理の実行要求ボタンであり、このボタンを利用者がマウスによりクリックすると、画像編集アプリケーション321は、702上に表示されている画像データに対してシャープ処理(画像のエッジをはっきりとさせる処理)を施す。705は輝度調整処理の実行要求ボタンであり、このボタンを利用者がマウスによりクリックすると、画像編集アプリケーション321は、702上に表示されている画像データに対して輝度調整処理(画像の輝度を適正に補正する処理)を施す。706は色調整処理の実行要求ボタンであり、このボタンを利用者がマウスによりクリックすると、画像編集アプリケーション321は、702上に表示されている画像データに対して色調整処理(画像の色を適正に補正する処理)を施す。
【0020】
707は背景消し処理の実行要求ボタンであり、このボタンを利用者がマウスによりクリックすると、画像編集アプリケーション321は、702上に表示されている画像データに対して背景消し処理(人物像などの背景を除去する処理)を施す。709はロゴ処理の実行要求ボタンであり、このボタンを利用者がマウスによりクリックすると、画像編集アプリケーション321は、702上に表示されている画像データに対してロゴ処理(被写体に文字を含む画像から文字部分を切り出して、文字に対して装飾を加えることによりロゴを作成する処理)を施す。
【0021】
710はノイズ付与処理の実行要求ボタンであり、このボタンを利用者がマウスによりクリックすると、画像編集アプリケーション321は、702上に表示されている画像データに対してノイズ付与処理(画像にノイズを付与して絵画的にする処理)を施す。711は変形処理の実行要求ボタンであり、このボタンを利用者がマウスによりクリックすると、画像編集アプリケーション321は、702上に表示されている画像データに対して変形処理(画像にノイズを付与して絵画的にする処理)を施す。712は反転処理の実行要求ボタンであり、このボタンを利用者がマウスによりクリックすると、画像編集アプリケーション321は、702上に表示されている画像データに対して反転処理(画像の明暗を反転する処理)を施す。
【0022】
以上の構成による従来の文書編集システムにおいて、利用者が文書中の画像表示領域503をマウスによりダブルクリックすると、文書編集アプリケーション319の画像編集アプリケーション起動手段324は画像編集アプリケーション識別情報格納部404の内容を参照することにより、OLEサーバアプリケーションとして画像データを供給する画像編集アプリケーションを一意に認識することにより、画像編集アプリケーション321を起動するとともに、画像表示領域503を画像編集アプリケーション321のユーザインターフェース領域とする。
【0023】
また、画像編集アプリケーションはOLEコンテナアプリケーションによりOLEサーバとして起動されると、ユーザインターフェース管理手段327が画像表示領域503を自身のユーザーインターフェース領域としてユーザからのマウス入力を受け付ける状態とするとともに、画像編集に必要な予め定められたメニューをメニュー表示領域507に追加する。OLE2テクノロジーにおいては、このように画像編集アプリケーションがコンテナアプリケーション内で起動している状態をインプレイスアクティブと呼んでいる。
【0024】
画像編集アプリケーションが文書編集アプリケーション内でインプレイスアクテイブで起動している様子を図19に示す。図19のようにインプレイスアクティブ状態では、画像表示領域503の周辺に斜線が表示されるとともに、予め定められた画像編集アプリケーションへのコマンド入力用のメニューがメニュー表示領域507に表示され、コマンド入力待ち状態となる。
【0025】
一方、画像編集アプリケーションがインプレイスアクティブの状態で、画像ファイリングアプリケーション320上の任意の画像の縮小画像表示エリア上でマウスボタンを押すことによって任意の画像を選択し、そのままマウスドラッグして文書編集アプリケーションの画像表示領域上でドロップすると、画像ファイリングアプリケーション320が選択されたファイルの画像データをインプレイスアクティブで起動中の画像編集アプリケーション321に送信し、この画像データを受信した画像編集アプリケーションの画像データ貼り付け手段325は、今まで画像表示領域503上に表示していた画像の上に、受信した画像を貼り付ける。
【0026】
元の画像の上に図17におけるFile2.bmpの画像が貼り付いた様子を図20に示す。この状態で、利用者がメニュー表示領域507上に表示されている画像編集メニュー703〜712の中から任意のメニューをマウスクリックすると、画像編集アプリケーション321の画像編集実行手段331はマウスクリックされたメニューに対応した画像編集手段を画像編集手段群328から選択し、503上に表示されている画像データに対して画像編集を実行する。
【0027】
そして、画像編集実行の後に、利用者が文書1ドキュメントのウィンドウ501内で画像表示領域503以外の任意の位置をマウスクリックすると、画像編集アプリケーション321はインプレイスアクティブ状態から非アクティブ状態となる。このとき、画像編集アプリケーション321は編集結果の表示データを文書編集アプリケーション319へと送信する。
【0028】
一方、文書編集アプリケーション319は受信した編集結果の画像データを画像表示領域503へと表示する。文書編集アプリケーション319において、利用者がデータ保存要求コマンドを入力する等、データ保存の必要性が生じた場合、文書編集アプリケーションのデータ保存読み込み手段322は、ヘッダーデータ格納部401及びテキストデータ格納部402に文書の対応するデータを保存するとともに、画像編集アプリケーション321に対して、画像編集アプリケーション用データ格納部201内へとデータ保存を行うよう要求する。
【0029】
これを受けて画像編集アプリケーション321のデータ保存読み込み手段326は図15の形式で画像編集アプリケーション用データ格納部201へとデータ保存を行う。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の文書編集システムには以下に示すような問題点があり、画像編集に不慣れな利用者にとっては大変扱いが困難であった。
【0031】
(1)文書編集アプリケーションからOLEサーバとして起動された画像編集アプリケーションが、予め定められたメニューを表示するため、あらゆる文書データのあらゆる画像に対応するために、沢山のメニューを表示しなくてはならなかった。このように沢山のメニューの中から、現在編集中の文書の現在編集しようとしている画像に適した画像編集手段を選択することは、利用者にとって大変負担となっていた。
【0032】
(2)画像データは情報量が多く、記憶媒体の大きな領域を占有してしまったり、記憶媒体からのリードライトに多くの時間を費やしてしまうという問題がある。これを回避するためには画像データをできる限り小さいサイズで保持する必要がある。用途が明確でない時には必要とする画像解像度が分からないため、画像サイズを小さくすることはできないが、文書中の画像データは文書中でどのように画像が使われるのかが明確であるため、必要とする解像度に基づいて最適なサイズへの画像の縮小を行うことが可能である。しかし、従来の文書編集システムでは、画像を縮小するか否か、また画像縮小する際の画像サイズについては利用者が自分で判断して行うしかなく、画像編集に不慣れな利用者にとってはこの作業は大変困難なものであった。
【0033】
本発明は上記従来の問題点に鑑み、画像編集に不慣れな利用者でも簡単に画像編集を行うことができる文書編集システム、及び文書編集方法を提供することを目的とする。
【0035】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の文書編集システムは、リサイズすべき推奨の画像サイズに関する情報を格納する推奨画像サイズ格納部を有するデータ構造で文書データを保存する文書データ保存手段と、アプリケーション間でのデータ送受信を行うアプリケーション間通信手段と、前記アプリケーション間通信手段により他のアプリケーションから画像データを受信した際に、現在の画像と受信した画像とを入れ替える画像データ入れ替え手段と、前記他のアプリケーションから受信した画像を、前記推奨画像サイズ格納部に格納されている画像サイズに自動的にリサイズする画像サイズ変換手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の文書編集方法は、リサイズすべき推奨の画像サイズに関する情報を格納する推奨画像サイズ格納部を有するデータ構造の文書データの推奨画像サイズを、データ読み込み手段により推奨画像サイズ保持手段に格納する格納工程と、アプリケーション間でのデータ送受信を行うアプリケーション間通信手段により他のアプリケーションから画像データを受信した際に、現在の画像と受信した画像とを画像データ入れ替え手段により入れ替える画像データ入れ替え工程と、前記他のアプリケーションから受信した画像を、画像サイズ変換手段により、前記推奨画像サイズ格納部に格納されている画像サイズに自動的にリサイズする画像サイズ変換工程とを有することを特徴とする。
【0052】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0053】
図1は、本発明の第1実施形態に係る文書編集システムの基本構成を示すブロック図である。
【0054】
以下、図1を参照しながら、本発明の文書編集システムを説明する。なお、文書編集システムを構成するブロックのうち構成用件として当然含まれるが本発明を説明する上で直接必要としないブロックに関しては図示していない。
【0055】
図1において、301は、先の図14で説明したように、文書編集システムのハードウエアであり、この内、304は表示装置、306は入力装置、307は主記憶装置、308は二次記憶装置、さらに、302は、オペレーティングシステムである。また、オペレーティングシステム302の内、314は描画管理システム、315は入力デバイス管理システム、316はメモリ管理システム、317はファイルシステム、318はアプリケーション間通信手段である。
【0056】
101はアプリケーションソフトウエア群を示している。この内、326は文書編集アプリケーションであり従来と同様のアプリケーションである。320は画像ファイリングアプリケーションであり従来の画像ファイリングアプリケーションと同様のアプリケーションである。102は、画像編集アプリケーションであり、画像に対して、ぼかし、色調整などの画像処理を行ったり、画像に対して図形を描き入れるなどの画像編集を行うためのアプリケーションである。画像編集アプリケーションは、画像データ入れ替え手段103、処理スクリプト編集手段104、データ保存読み込み手段105、処理スクリプト解析手段106、画像編集実行手段331、画像編集自動実行手段107、ユーザインターフェース選択手段109を含むユーザインターフェース管理手段108、画像編集手段群328、推奨画像サイズ編集手段111、画像サイズ変換手段112、及び本発明を説明する上で重要でないため図1に明示していない他の手段から構成される。
【0057】
また、本発明の文書編集システムの文書データファイル110は、図2のようなデータ構造となっている。
【0058】
図2において、ヘッダーデータ格納部401、テキストデータ格納部402、画像編集アプリケーション識別情報格納部404、画像位置データ格納部405、表示データ格納部406、及び画像データ格納部407は、従来の文書編集システムと同様である。
【0059】
201は、本発明における画像編集アプリケーション用データ格納部であり、従来の文書編集システムのそれとの違いは、アプリケーション間通信によって他のアプリケーションから受信した画像データに対してどのような画像編集を行うべきかが記述されている処理スクリプトを格納する処理スクリプト格納部202と、アプリケーション間通信によって他のアプリケーションから受信した画像データをリサイズすべき推奨の画像サイズに関する情報を格納する推奨画像サイズ格納部203とを有する点である。
【0060】
204はその他のデータ格納部であり、文書中に複数の画像が埋め込まれている場合にはその数に応じた画像編集アプリケーション用データ格納部を包含している。
【0061】
以上の構成において本発明における文書編集システムでは、画像編集アプリケーション開発元など画像編集に慣れている者が処理スクリプト編集手段104によって予め処理スクリプトを入力した図2のごときデータ構造の文書データを、画像編集に不慣れな利用者が編集する際、文書編集アプリケーションのOLEサーバとして起動中の画像編集アプリケーション102に対して画像データの入れ替えコマンドを入力すると、まず画像データ入れ替え手段103が画像データを入れ替える。
【0062】
次に画像サイズ変換手段112は入れ替わった画像データを、推奨画像サイズ格納部203に格納されている推奨の画像サイズにリサイズする。このことにより、文書中の画像の意味に従った必要最小限の画像サイズを判断し、メニューから画像サイズの変換コマンドを入力するという困難な作業を無くすことができる。
【0063】
次に画像編集アプリケーション102の処理スクリプト解析手段106が処理スクリプト格納部202の処理スクリプトデータを解析する。さらにユーザインターフェース管理手段108のユーザインターフェース選択手段109は処理スクリプトデータで示される画像編集を行うために必要最小限であるところのユーザーインターフェースを選択的に表示したり、処理スクリプトデータで示される画像編集を行うために必要最小限であるところのユーザーインターフェースをダイナミックに生成して表示する。
【0064】
このことにより、画像編集に不慣れな利用者が沢山のメニューの中から現在編集中の文書における現在編集しようとしている画像に適した画像編集を選択する苦労を半減させることができる。また、処理スクリプトが利用者に全く選択の余地を与えない完全なるバッチ処理用のデータである場合には画像編集自動実行手段107が入れ替えられた画像に対して処理スクリプトのバッチデータに即した画像編集を自動的に行うことにより、利用者が画像編集コマンドを選択し入力する苦労を一切無くすことができる。
【0065】
以下、図1を用いながら本第1実施形態における文書編集システムを詳細に説明する。
【0066】
図16のように文書編集アプリケーションで文書1を編集中に画像表示領域503をマウスポインタによりダブルクリックすると、画像編集アプリケーション起動手段324は画像編集アプリケーション102を起動する。画像編集アプリケーション起動の際の本実施形態における文書編集システムの処理の流れを図3のメモリマップ、及び図4のフローチャートを用いて詳しく説明する。
【0067】
ここで、図3は、主記憶装置307内で画像編集アプリケーション102が使用するメモリ領域内でのメモリマップを示しており、1101は画像編集アプリケーションの各手段の実行形式のコードを含む各手段実行コード保持領域である。1102は推奨画像サイズのデータを保持する推奨画像サイズデータ保持領域である。1103は処理スクリプトデータを保持する処理スクリプトデータ保持領域である。1104は現在の画像デ一タを保持する画像データ保持領域である。1105は画像編集手段群の画像編集手段による画像編集の結果として得られる画像データを記憶保持するための編集結果画像データ保持領域である。1106は本発明を説明する上で重要でない画像編集アプリケーションによって使用されるその他のデータを保持するためのその他のデータ保持領域である。
【0068】
起動された画像編集アプリケーション102は図4のようにステップS1から処理を開始する。ステップS1ではまず、データ保存読み込み手段105により、画像データ格納部407より画像データ保持領域1104へと画像データを読み込む(説明を簡単にするため、現在は画像1.bmpなる画像データが格納されていたものとする)。
【0069】
次にステップS2において、データ保存読み込み手段105により処理スクリプト格納部202より処理スクリプトデータ保持領域1103へと処理スクリプトデータを読み込む。次にステップS3において、データ保存読み込み手段105は推奨画像サイズ格納部203より推奨画像サイズデータ保持領域1102に推奨画像サイズを読み込む。次にステップS4にて、ユーザインターフェース管理手段108は文書中の画像表示領域503上に画像データ保持領域1104の画像データを表示して起動時処理を終了する。
【0070】
画像編集アプリケーション102は上記起動時処理を終了すると、文書編集アプリケーション326内でインプレイスアクティブ状態で利用者からのイベント待ち(コマンド入力待ち)となる。この状態での表示装置304上の表示の様子を図5に示す。
【0071】
図5のように、本発明の実施形態における画像編集アプリケーション102のユーザインターフェース管理手段108は、図19におけるそれと異なり、文書編集アプリケーションのメニュー表示領域507上に画像編集コマンドを入力するためのメニューを追加していない。
【0072】
図6は、画像ファイリングアプリケーション320から画像編集アプリケーション102へとアプリケ−ション間通信により画像データを送信するためのコマンドを入力している様子である。図6は画像ファイリングアプリケーション上の送信したい画像(図6におけるFile2.bmp)上にマウスカーソルを移動し、マウスボタンを押し、ボタンを押し続けたまま、マウスカーソルを画像表示領域503上まで移動しマウスボタンを放すという(一般にドラッグアンドドロップと呼んでいる)動作を示している。
【0073】
本文書編集システムでは、このように画像ファイリングアプリケーション320の縮小画像上から文書編集アプリケーション内でインプレイスアクティブ状態の画像編集アプリケーションへとドラッグアンドドロップ操作を行うことにより、アプリケーション間通信手段318に対して、画像データ送信コマンドを入力することができる。
【0074】
以下、File2.bmpの画像データを画像編集アプリケーションへとドラッグドロップした時を例にとって、利用者による画像データ送信コマンドに始まる本文書編集システムによる処理の手順を図7のフローチャートを用いて詳しく説明する。
【0075】
第1実施形態における文書編集システムでは、利用者がドラッグアンドドロップ操作により画像データ送信コマンドを入力すると、図7のステップS11より処理を開始する。
【0076】
まず、ステップS11では画像データ入れ替え手段103が画像データ保持領域1104に記憶保持されている画像1.bmpなる画像データを消去して、変わりにアプリケーション間通信により受信したFile2.bmpの画像データを画像データ保持領域1104にストアすることによって、画像データ保持領域1104の画像データの入れ替えを行う。
【0077】
次にステップS12では、画像サイズ変換手段112が、画像データ保持領域1104に記憶保持されている画像データ(File2.bmpの画像データ)を推奨画像サイズデータ保持領域1102に記憶されている推奨画像サイズにリサイズする。
【0078】
次にステップS13では処理スクリプト解析手段106が処理スクリプトデータ保持領域1103に格納されている処理スクリプトデータを解析する。図8(a),(b)に処理スクリプトデータの例を示す。同図(a)には処理手順1、及び処理手順2の二つの処理手順が記述されている。
【0079】
より詳細には、処理手順1ではまず、オリジナル画像に対してParameter1を10としてぼかし処理を施し、このぼかし処理の結果画像に対してさらにParameter1を20としてイラスト化処理を施すことを意味する処理スクリプトが記述されている。また、処理手順2ではまず、オリジナル画像に対してParameter1を10としてシャープ処理を施し、このシャープ処理の結果画像に対してさらにParameter1を15、Parameter2を30としてノイズ処理を施すことを意味する処理スクリプトが記述されている。
【0080】
このように図8(a)の処理スクリプトでは処理手順が複数記述されている。このような処理スクリプトをここでは選択型の処理スクリプトと呼ぶこととする。また図8(b)による処理スクリプトの例では、処理手順が1つのみ記述されている。このような処理スクリプトをここでは非選択型の処理スクリプトと呼ぶこととする。
【0081】
ステップS14では、ステップS13における解析結果を元に処理スクリプトが選択型か非選択型かを判断している。処理スクリプトデータ保持領域1103に記憶されている処理スクリプトデータが図8(a)のように選択型である場合にはステップS17へと処理を進め、非選択型である場合にはステップS15へと処理を進める。
【0082】
処理スクリプトが非選択型でステップS15へと処理を進めた場合、ステップS15では画像編集自動実行手段107が、画像データ保持領域1104に格納されている画像データ(ステップS12のステップでリサイズされたfile2.bmpの画像データ)に対して、処理スクリプトデータに記述されている処理の手順に対応した画像編集手段を画像編集手段群328から検索して実行する。各画像編集手段を実行する際のパラメータも処理スクリプトデータの記述に従う。
【0083】
そして、ステップS16においてユーザインターフェース管理手段108が画像表示領域503上に画像データ保持領域1104に格納されているところの処理スクリプトに準じた編集結果画像データを表示した後、図7のフローチャートで示される処理手順を終了する。
【0084】
また、処理スクリプトが選択型でステップS17へと処理を進めた場合には、まずステップS17にてカウンタkに1を代入する。次にステップS18において画像データ保持領域1104に格納されている画像データ(ステップS12でリサイズされたfile2.bmpの画像データ)を図10で示されるところの処理手順kによる編集結果画像データ保持領域にコピーする。
【0085】
次にステップS19において、画像編集自動実行手段107は、処理手順kによる編集結果画像データ保持領域に格納されている画像データに対して、処理スクリプトデータに記述されている処理手順kを実行する。処理実行に際しては処理手順kに記述されている処理の手順に対応した画像編集手段を画像編集手段群328から検索して実行する。各画像編集手段を実行する際のパラメータも処理手順kの記述に従う。
【0086】
次にステップS20で処理手順kが処理スクリプトデータにおいて最後の処理手順か否かを判断する。例えば処理スクリプトが図8(a)の場合には処理手順2が処理スクリプトの最後の処理手順であるのでk=2の時にステップS20での判断がYesとなり、ステップS22へと処理を進める。処理手順kが処理スクリプトの最後の処理手順でない時には判断はNoとなり、ステップS21でカウンタkを1つインクリメントした後、再びステップS18へと処理を進める。ステップS22では図9のごとき候補画像表示ウィンドウを表示する。候補画像表示ウィンドウには図9に示すように、ステップS19において編集結果画像データ保持領域1105に格納された処理手順1〜処理手順nの編集結果の画像が表示されている。
【0087】
利用者は候補画像表示ウィンドウから好みとする画像編集結果画像を選択できる。本実施形態においてはマウスカーソルを好みとする画像の上に移動しマウスボタンをクリックすることによって好みとする画像編集結果画像を選択するコマンドを入力するものとする。ステップS23では利用者によって選択コマンドが入力されたか否かを判断する。選択コマンドが入力されるまでは判断はNoとなり、ステップS23の判断を繰り返す。
【0088】
利用者がマウスクリックにより選択コマンドを入力すると、ステップS23での判断はYesとなり、ステップS24へと処理を進める。ステップS24では、画像データ保持領域1104に格納されている画像データを消去する。次にステップS25では、利用者によって選択された処理手順による編集結果画像データを編集結果画像データ保持領域1105から画像データ保持領域1104にコピーする。ステップS26では図9に示される候補画像表示ウィンドウを閉じる。次にステップS27において編集結果画像データ保持領域1105に格納されている処理手順1〜処理手順nによる処理結果画像データを全て消去する。次にステップS16の処理を行った後、図7のフローチャートで示される処理を終了する。
【0089】
画像編集アプリケーション102による画像編集処理が終了した後、利用者が文書1ドキュメント502のウィンドウの内画像表示領域503以外の部分をマウスクリックすることにより、画像編集アプリケーションはインプレイスアクティブ状態から非アクティブ状態となる。画像編集アプリケーションは非アクティブ状態となる前に、推奨画像サイズデータ、処理スクリプトデータ編集結果画像データをそれぞれ、推奨画像サイズ格納部203、処理スクリプト格納部202、及び画像データ格納部407へと保存するとともに、表示データを作成し表示データ格納部406に格納する。一方、文書編集アプリケーション326の画像編集結果表示手段323は表示データ格納部に格納された表示データを画像表示領域503上に表示する。
【0090】
以上、第1実施形態による文書編集システムでは、利用者がドラッグアンドドロップ操作によって画像入れ替えのコマンドを入力した際、処理スクリプトが非選択型である場合には、完全自動で画像編集が行われるため、画像編集に不慣れな利用者が画像編集のコマンドやパラメータをいくつも入力するという苦労を無くすことができる。また、処理スクリプトが選択型であっても、自動的に編集されたいくつかの処理結果画像を眺めながら好みとする画像を選択するだけの操作で利用者にとって好ましい画像編集を簡単に執り行うことができる。
【0091】
次に、本発明の第2実施形態を説明する。
【0092】
第2実施形態における文書編集システムでは、画像編集アプリケーション102が文書編集アプリケーション326中でインプレイスアクテイブの状態(図5に示される状態)で、図6に示されるように、利用者がドラッグアンドドロップ操作により画像データ送信コマンドを入力すると、図12に示すフローチャートのステップS31より処理を開始する。
【0093】
まず、ステップS31では画像データ入れ替え手段103が画像データ保持領域1104に記憶保持されている画像1.bmpなる画像データを消去して、変わりにアプリケーション間通信により受信したFile2.bmpの画像データを画像データ保持領域1104にストアすることによって、画像データ保持領域1104の画像データの入れ替えを行う。
【0094】
次にステップS32では、画像サイズ変換手段112が、画像データ保持領域1104に記憶保持されている画像データ(File2.bmpの画像データ)を推奨画像サイズデータ保持領域1102に記憶されている推奨画像サイズにリサイズする。次にステップS33では処理スクリプト解析手段106が処理スクリプトデータ保持領域1103に格納されている処理スクリプトデータを解析する。
【0095】
図11に第2実施形態における処理スクリプトデータの例を示す。
【0096】
第2実施形態における処理スクリプトには、画像編集において使用すべきテンプレートの名称が記述されている。テンプレートとは画像編集手段群328に含まれる画像編集手段の内、画像編集の目的ごとに、必要とされる画像編集手段のユーザインターフェースのみをコンパクトにまとめたウィンドウのことである。
【0097】
図11の処理スクリプトデータに記述されている「ポートレイトエフェクトテンプレート」は“人物が撮影された画像をレタードキュメントの送信者の顔写真として貼り付けるのに好ましい画像へと画像編集を行う”という画像編集の目的を達成するのに最小限のユーザインターフェースを有したウィンドウである。第2実施形態においては送信者の顔写真として使用する画像では、背景の除去と輝度調整さえ行えれば十分なものと考え、ポートレイトエフェクトテンプレートは図13のこときユーザインターフェースを持つものとする。
【0098】
図13において2001はポートレイトエフェクトテンプレートのウィンドウである。2002は現在編集しようとしている画像データ(画像データ保持領域1104に格納されている画像データ)を表示する領域である。2003は背景消しコマンドを入力するためのボタンである。2004は輝度を調節するためのスライドバーであり、バーを右にスライドさせれば輝度が上がり、左にスライドさせれば輝度を下げることができるものである。2005は利用者が画像編集の結果に満足した際に画像編集の終了を本文書編集システムに入力するためのOKボタンである。
【0099】
ステップS34では、ユーザインターフェース選択手段109がステップS33での解析結果に応じて処理スクリプトに記述されているテンプレートを選択し、表示する。例えば、処理スクリプトが、図11のようにポートレイトエフェクトテンプレートを指定している場合には第2実施形態における文書編集システムの表示装置304上には図13のごときウィンドウが表示される。
【0100】
このように目的に合致した最小限のユーザインターフェースをユーザインターフェース選択手段109が選択的に表示するので、ユーザはどのメニューを選べばよいのか当惑することがなく、画像処理に不慣れなユーザをナビゲートすることができる。
【0101】
ステップS35では、テンブレートのウィンドウを介して、各テンプレートごとのユーザ対話処理を実行し、画像データ保持領域1104の画像に対して画像編集を行う。ステップS36において、利用者が対話処理による画像編集を終了し、テンプレート上のOKボタンをマウスクリックしたならテンプレートのウィンドウを閉じる。ステップS37においてユーザインターフェース管理手段108は画像表示領域503上に画像データ保持領域1104に格納されている編集結果の画像データを表示したのち、図12で示される一連の処理を終了する。
【0102】
以上、第2実施形態における文書編集システムでは、予め定められたメニューやツールを表示するのではなく、処理スクリプトの記述にしたがって画像編集の目的を達成するのに最小のユーザインターフェースを選択的に表示するので、画像編集に不慣れなユーザが沢山の画像編集メニューの中から目的に見合ったメニューを選択するという困難を軽減することができる。
【0103】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、画像データを含む文書に対して、例えば画像入れ替えコマンドを入力した際、処理スクリプトが非選択型である場合には、完全自動で画像編集が行われるため、画像編集に不慣れな利用者が画像編集のコマンドやパラメータを入力するという苦労を無くすことができる。また、処理スクリプトが選択型であっても、自動的に編集されたいくつかの処理結果画像を眺めながら好みとする画像を選択するだけの操作で利用者にとって好ましい画像編集を簡単に執り行うことができる。
【0104】
また、本発明によれば、処理スクリプトで例えばテンプレートを指定することにより、予め定められたメニューやツールを表示するのではなく、処理スクリプトの記述にしたがって画像編集の目的を達成するのに最小のユーザインターフェースを選択的に表示するので、画像編集に不慣れなユーザが沢山の画像編集メニューのなかから目的に見合ったメニューを選択するという困難を半減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における文書編集システムの基本構成図である。
【図2】本発明の文書編集システムにおける文書データのデータ構造を説明する図である。
【図3】画像編集アプリケーション用メモリ内のメモリマップを示す図である。
【図4】画像編集アプリケーションが文書編集アプリケーションから起動された際の処理手順を示すフローチャートである。
【図5】インプレイスアクティブ状態での表示装置304上の表示の様子を示す図である。
【図6】アプリケ−ション間通信により画像データを送信するためのコマンドを入力している様子を示す図である。。
【図7】第1実施形態における本文書編集システムによる処理の手順を示すフローチャートである。
【図8】第1実施形態の処理スクリプトデータの例を示す図である。
【図9】候補画像表示ウィンドウを示す図である。
【図10】編集結果画像データ保持領域のメモリマップを示す図である。
【図11】第2実施形態における処理スクリプトデータの例を示す図である。
【図12】第2実施形態における本文書編集システムによる処理の手順を示すフローチャートである。
【図13】ポートレイトエフェクトテンプレートのウィンドウを示す図である。
【図14】従来の文書編集システムの基本構成図である。
【図15】従来の文書編集システムにおける文書データのデータ構造を説明する図である。
【図16】文書編集アプリケーションのユーザインターフェース画面を示す図である。
【図17】画像ファイリングアプリケーションのユーザインターフェース画面を示す図である。
【図18】画像編集アプリケーションのユーザインターフェース画面を示す図である。
【図19】従来の文書編集システムにおける文書編集アプリケーション及び画像編集アプリケーションのユーザインターフェース画面を示す図である。
【図20】従来の文書編集システムにおけるドラッグアンドドロップ操作によって画像を貼り付けた状態を示す図である。
【符号の説明】
101 アプリケーションソフトウエア群
102 画像編集アプリケーション
103 画像データ入れ替え手段
104 処理スクリプト編集手段
105 データ保存読み込み手段
106 処理スクリプト解析手段
107 画像編集自動実行手段
108 ユーザインターフェース管理手段
109 ユーザインターフェース選択手段
110 文書データファイル
111 推奨画像サイズ編集手段
112 画像サイズ変換手段
301 文書編集システムのハードウエア
304 表示装置
306 入力装置
307 主記憶装置
308 二次記憶装置
314 描画管理システム
315 入力デバイス管理システム
316 メモリ管理システム
317 ファイルシステム
318 アプリケーション間通信手段
326 文書編集アプリケーション
320 画像ファイリングアプリケーション
328 画像編集手段群
331 画像編集実行手段

Claims (5)

  1. リサイズすべき推奨の画像サイズに関する情報を格納する推奨画像サイズ格納部を有するデータ構造で文書データを保存する文書データ保存手段と、
    アプリケーション間でのデータ送受信を行うアプリケーション間通信手段と、
    前記アプリケーション間通信手段により他のアプリケーションから画像データを受信した際に、現在の画像と受信した画像とを入れ替える画像データ入れ替え手段と、
    前記他のアプリケーションから受信した画像を、前記推奨画像サイズ格納部に格納されている画像サイズに自動的にリサイズする画像サイズ変換手段とを有することを特徴とする文書編集システム。
  2. 前記データ構造に含まれる処理スクリプト格納部であり、画像データに対してどのような画像編集を行うべきかが記述されている処理スクリプトを格納する処理スクリプト格納部内の処理スクリプト内容を解析する処理スクリプト解析手段
    前記画像データ入れ替え手段によって画像が入れ替えられた後に、前記処理スクリプト解析手段による処理スクリプトの内容を解析し解析結果に基づいて、複数の画像処理用ユーザインターフェースの中から、1つのユーザインターフェースを選択して表示するユーザインターフェース選択手段とを更に有することを特徴とする請求項記載の文書編集システム。
  3. 前記画像データ入れ替え手段によって画像が入れ替えられた後に、前記処理スクリプト解析手段の解析結果に従って自動で画像編集を行う画像編集自動実行手段を更に有することを特徴とする請求項記載の文書編集システム。
  4. 前記処理スクリプト格納部に格納されている処理スクリプトが選択型の処理スクリプトであった場合に、複数の画像処理手順を前記画像編集自動実行手段が実行し、これらの複数の画像処理結果を候補画像として候補画像表示ウィンドウに表示するユーザインタフェース管理手段を更に有することを特徴とする請求項記載の文書編集システム。
  5. リサイズすべき推奨の画像サイズに関する情報を格納する推奨画像サイズ格納部を有するデータ構造文書データの推奨画像サイズを、データ読み込み手段により推奨画像サイズ保持手段に格納する格納工程と、
    アプリケーション間でのデータ送受信を行うアプリケーション間通信手段により他のアプリケーションから画像データを受信した際に、現在の画像と受信した画像とを画像データ入れ替え手段により入れ替える画像データ入れ替え工程と、
    前記他のアプリケーションから受信した画像を、画像サイズ変換手段により、前記推奨画像サイズ格納部に格納されている画像サイズに自動的にリサイズする画像サイズ変換工程とを有することを特徴とする文書編集方法。
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