JP2001014479A - 画像割付装置 - Google Patents

画像割付装置

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JP2001014479A
JP2001014479A JP11187617A JP18761799A JP2001014479A JP 2001014479 A JP2001014479 A JP 2001014479A JP 11187617 A JP11187617 A JP 11187617A JP 18761799 A JP18761799 A JP 18761799A JP 2001014479 A JP2001014479 A JP 2001014479A
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trimming
image frame
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JP11187617A
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Haruo Wakabayashi
治夫 若林
Yasuharu Kawahara
康晴 川原
Shigeki Torii
茂樹 鳥居
Tetsushi Koyama
哲志 小山
Kyozo Kawada
京三 河田
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ARTS TEC KK
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
ARTS TEC KK
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数の画像を割り付けたり、割付態様を修正
したりする際の操作性を向上させる。 【解決手段】 ディスプレイ100の画面上に、割付対
象領域を示す割付ウインドウW1と、用意されている画
像をサムネイル形式のアイコンで示すリストウインドウ
W2とを表示させ、割付ウインドウW1内に任意形状の
画像枠A〜Dをマウスを用いて作成する。画像3のアイ
コン上にマウスポインタMPをもってゆき、このアイコ
ンを画像枠B内へドラッグアンドドロップすれば、画像
3の画像データが、初期トリミング条件で画像枠B内に
割り付けられる。画像枠B内をダブルクリックすると、
トリミングウインドウが表示され、ここでトリミング枠
と画像との相対位置関係を設定しなおすことにより、ト
リミング条件を変更することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像割付装置に関
し、特に、コンピュータを利用してディスプレイ画面上
に表示させた所定の割付対象領域内の任意の部分に画像
を割り付ける作業を行うための画像割付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータを利用したDTP(Desk T
op Publishing )技術の発達により、印刷業界では、雑
誌、書籍、チラシ、カタログなどの印刷物の割付処理
を、コンピュータを利用したデジタル処理で行うことが
一般的になってきている。印刷物の版面を構成するに
は、各頁の所定位置に画像や文字列などを割り付ける処
理が必要になる。特に、雑誌などの商業印刷物を作成す
る工程では、専門のデザイナーによってこの割付処理が
行われる。すなわち、デザイナーは、専用の割付処理装
置を用いて、ディスプレイ画面上に割付対象となる版面
に相当する割付ウインドウを表示させ、この割付ウイン
ドウ上で、画像や文字列の割付位置や形態を指定してゆ
くことになる。このデザイナーによる割付指定の結果
は、通常、割付指定紙という形式で紙面上に出力され
(あるいはデジタルデータのまま出力され)、印刷会社
に手渡される。印刷会社では、この割付指定紙上の指示
に基いて、専門のオペレータがDTPシステムに対し
て、製版に必要な種々の情報を入力する作業を行うこと
になる。
【0003】画像に対する割付作業では、どの画像をど
の位置にどのような大きさで割り付けるかを指定しなけ
ればならない。また、通常は、用意された画像をトリミ
ングし、その一部だけを割り付けに用いることが多いた
め、割付作業と並行してトリミング作業も行う必要があ
る。このため、従来の一般的な画像割付装置には、画像
に対するトリミング処理を行うための機能も備わってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】雑誌、チラシ、カタロ
グなどの版面を構成する場合、割付対象領域内に多数の
画像が割り付けられることが多く、また、全体のバラン
スを見ながら割付態様を修正する作業が行われることも
多い。しかしながら、従来の一般的な画像割付装置に
は、多数の画像を割り付けたり、割付態様を修正したり
する作業を行う場合の操作性が十分ではないため、オペ
レータに大きな作業負担が課されていた。
【0005】そこで本発明は、多数の画像を割り付けた
り、割付態様を修正したりする際の操作性を十分に向上
させることのできる画像割付装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1) 本発明の第1の態
様は、所定の割付対象領域内の任意の部分に画像を割り
付ける作業を行うための画像割付装置において、割付作
業を行うための画面を表示するディスプレイと、このデ
ィスプレイの画面上の1点を指示することができるポイ
ンティングデバイスと、割付対象となる画像をデータと
して格納する画像データ格納手段と、ディスプレイの画
面上に、割付対象領域を示す割付ウインドウと、画像デ
ータ格納手段内に格納されている画像のリストを示すリ
ストウインドウと、をオペレータの要求に応じて表示さ
せる画面表示手段と、ポインティングデバイスからの指
示に基いて、割付ウインドウ内の所定位置に、所定の形
状および大きさをもった画像枠を設定する画像枠設定手
段と、この画像枠設定手段によって設定された画像枠に
関する設定情報を画像枠データとして格納する画像枠デ
ータ格納手段と、ディスプレイの画面上に、リストウイ
ンドウと割付ウインドウとの双方を表示させた状態にお
いて、リストウインドウ内の画像リスト上の第1の点
と、割付ウインドウ内の画像枠内の第2の点と、を指定
する指示をポインティングデバイスから受けたときに、
第1の点で指示された画像と第2の点で指示された画像
枠とを、所定のトリミング条件の下で対応づける対応関
係を定義する対応関係定義手段と、定義された対応関係
を対応関係データとして格納する対応関係データ格納手
段と、を設け、対応関係が定義されている画像枠につい
ては、対応する画像を上記トリミング条件でトリミング
して得られるトリミング画像を、枠の内部に割り付けて
表示する機能を、画面表示手段によって実行できるよう
にしたものである。
【0007】(2) 本発明の第2の態様は、上述の第1
の態様に係る画像割付装置において、ポインティングデ
バイスのポインタが、リストウインドウ内の、特定の画
像を示すアイコンもしくはファイル名表示の上に位置す
るときに、ポインティングデバイスのボタンが押された
状態になり、このボタンが押されたままの状態で、ポイ
ンタが、割付ウインドウ内の特定の画像枠内に移動した
後、ボタンが放された状態になった場合に、上記特定の
画像と上記特定の画像枠とが対応する旨の対応関係が定
義されるようにしたものである。
【0008】(3) 本発明の第3の態様は、上述の第1
または第2の態様に係る画像割付装置において、対応関
係定義手段内に予め初期トリミング条件を用意してお
き、ポインティングデバイスによって第1の点および第
2の点を指示することにより、この初期トリミング条件
の下で直ちに対応関係が定義されるようにしたものであ
る。
【0009】(4) 本発明の第4の態様は、上述の第1
〜第3の態様に係る画像割付装置において、対応関係デ
ータ格納手段に格納されている対応関係データ内のトリ
ミング条件を修正する機能を有するトリミング条件修正
手段を更に設けるようにしたものである。
【0010】(5) 本発明の第5の態様は、上述の第4
の態様に係る画像割付装置において、画像枠設定手段
が、既に設定済みの画像枠の位置、形状、大きさを、デ
ィスプレイの画面上で変更し、画像枠データ格納手段に
格納されている画像枠データを修正するようにしたもの
である。対応関係定義手段により所定の画像に対する対
応関係が既に定義されている画像枠に対して修正がなさ
れた場合には、トリミング条件修正手段によって、対応
関係データ格納手段に格納されている対応関係について
のトリミング条件を、画像枠データの修正内容に応じて
修正する処理が行われるようにしたものである。
【0011】(6) 本発明の第6の態様は、上述の第4
の態様に係る画像割付装置において、トリミング条件修
正手段が、ディスプレイの画面上に、所定の画像枠に対
応づけられた画像と、この画像枠に対して相似形をなす
トリミング枠と、が配置されたトリミングウインドウを
表示し、ポインティングデバイスからトリミング枠の位
置、形状、大きさを変更する指示が与えられたときに、
この指示に基いてトリミング条件の修正を行うようにし
たものである。
【0012】(7) 本発明の第7の態様は、上述の第6
の態様に係る画像割付装置において、トリミング枠に対
して形状の修正が行われた場合に、対応する画像枠が修
正後のトリミング枠に対して相似形となるように、トリ
ミング条件修正手段が、画像枠データ格納手段に格納さ
れている画像枠データに対する修正を行うようにしたも
のである。
【0013】(8) 本発明の第8の態様は、上述の第1
〜第7の態様に係る画像割付装置としてコンピュータを
機能させるためのプログラムを、コンピュータ読み取り
可能な記録媒体に記録するようにしたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する実施形態
に基いて説明する。図1は、本発明に係る画像割付装置
の基本構成を示すブロック図である。この装置の主たる
構成要素は、図示のとおり、ポインティングデバイス1
0、画像枠設定手段20、対応関係定義手段30、トリ
ミング条件修正手段40、画像枠データ格納手段50、
対応関係データ格納手段60、画像データ格納手段7
0、画面表示手段80、プリンタ90、ディスプレイ1
00である。もっとも、この画像割付装置は、実際に
は、汎用のコンピュータに専用のプログラムをインスト
ールすることにより構成される装置であり、図1に示す
各構成要素は、このようなコンピュータを利用して実現
される装置を機能ブロックに分けて示したものである。
たとえば、ポインティングデバイス10は、コンピュー
タの入力機器として機能するマウス、トラックパッド、
トラックボールなどにより構成される。ここでは、ポイ
ンティングデバイス10として、マウスを用いた実施形
態を以下に述べることにするが、もちろん、本発明を実
施する上でのポインティングデバイス10はマウスに限
定されるものではない。手段20〜80は、このコンピ
ュータもしくはその周辺機器からなるハードウエアと、
このコンピュータにインストールされた専用プログラム
の機能として実現される構成要素であり、このプログラ
ムは、磁気ディスク、光ディスクなどのコンピュータ読
み取り可能な記録媒体に記録して配付することが可能で
ある。また、プリンタ90やディスプレイ100は、こ
のコンピュータに接続された汎用のプリンタやディスプ
レイをそのまま利用すればよい。
【0015】ディスプレイ100には、割付作業を行う
ための画面が表示される。オペレータは、マウス10を
操作することにより、このディスプレイ100の画面上
の1点を指示することができ、このディスプレイ100
に表示された割付対象領域内の任意の部分に、任意の画
像を割り付ける作業を行うことができる。割付対象とな
る画像は、予め画像データとして画像データ格納手段7
0内に格納しておく。図1では、4つの画像1〜4がそ
れぞれ画像データファイルとして格納されている例が示
されている。画像データ格納手段70内にデータファイ
ルとして画像を取り込むには、このコンピュータに接続
されたスキャナを用いて直接読み込む方法を採ってもよ
いし、別なコンピュータで用意された画像データファイ
ルを、そのまま画像データ格納手段70内に格納するよ
うな方法を採ってもかまわない。
【0016】ディスプレイ100の画面は、画面表示手
段80により作成される。画面表示手段80は、後述す
るように、オペレータの指示に基いて、割付対象領域を
示す割付ウインドウW1と、画像データ格納手段70内
に格納されている画像のリストを示すリストウインドウ
W2と、画像のトリミングを行うためのトリミングウイ
ンドウW3を表示させる機能を有している。また、これ
らの表示内容は、適宜、プリンタ90によって紙面上に
出力することも可能であり、特に、割付ウインドウW1
の表示内容を紙面上に出力すれば、これを割付指定紙と
して利用することができる。また、ディスプレイ100
への表示内容は、データファイルFとしてデジタルデー
タの形で出力することも可能である。このデータファイ
ルFは、この画像割付装置を用いた割付作業の作業結果
を示すファイルであり、別なコンピュータシステムで読
み込むことにより、作業結果を利用した別な処理が可能
になる。
【0017】この画像割付装置を用いた画像割付の作業
は、まず、画像枠設定手段20によって画像枠を設定
し、続いて対応関係定義手段30によって、この画像枠
に対して所望の画像を対応づけることによって行われ
る。画像枠設定手段20は、マウス10の指示に基い
て、割付ウインドウW1内の所定位置に、所定の形状お
よび大きさをもった画像枠を設定する機能を有してお
り、ここで設定された画像枠に関する設定情報は、画像
枠データとして画像枠データ格納手段50内に格納され
る。図1に示す画像枠データ格納手段50内には、4つ
の画像枠A〜Dに関する画像枠データが格納された状態
が示されている。各画像枠データは、いずれも、画像枠
の位置、形、大きさを示すデータである。
【0018】図2は、割付ウインドウW1内に設定され
た画像枠A〜Dの一例を示す図である。図示の例では、
画像枠A,Bは矩形、画像枠Cは楕円、画像枠Dは星形
となっているが、この他にも任意形状の画像枠を設定す
ることが可能である。これらの画像枠は、マウス10を
操作することにより、割付ウインドウW1内の任意の位
置(本明細書では、割付ウインドウW1内の割付作業に
関して「位置」という文言は、割付対象物の向き(割付
角度)も含んだ意味で用いることにする)に作成するこ
とができる。たとえば、矩形の画像枠であれば、マウス
ポインタを第1点にもってゆきマウスボタンを押し、そ
のままマウスをドラッグして第2点にもってゆきマウス
ボタンを放せば、第1点および第2点を対角とする矩形
が作成できる。このような図形の作図機能は、種々の作
図ソフトウエアで利用されている公知の技術であるた
め、ここでは詳しい説明は省略する。
【0019】こうして、割付ウインドウW1上で画像枠
を設定すると、この画像枠を示すための画像枠データが
画像枠データ格納手段50内に格納されることになる。
前述したように、画像枠データは、画像枠の位置、形、
大きさを示すデータであるが、位置、形、大きさは必ず
しも別個独立したデータで示す必要はない。たとえば、
図2に示す矩形の画像枠Aを示すための画像データは、
当該画像枠が矩形であることを示す何らかのコードと、
対角となる2点の位置を示す座標値データで構成するこ
とができる。
【0020】さて、図2に示す例では、割付ウインドウ
W1内に4つの画像枠A〜Dが設定されており、続い
て、これらの画像枠内にそれぞれ所望の画像を所望の態
様で割り付ける作業が行われることになる。割り付けの
対象となる画像は、既に、画像データ格納手段70内に
用意されている。ここでは、各画像は、いわゆるラスタ
ー形式(ビットマップ形式)の画像データとして用意さ
れているものとし、図3に示すように、横にLx個、縦
にLy個の画素を配列したものとなっている。一方、図
2に示す各画像枠A〜Dも、それぞれ所定の寸法を有し
ており、通常は、用意した画像データの大きさと作成し
た画像枠の大きさとは完全には一致しないので、何らか
のトリミング操作を行った上で割付処理を行う必要があ
る。なお、ここでは、画像および画像枠の大きさを画素
数の単位で示すことにする。たとえば、図3に示す画像
の大きさはLx×Lyとなり、画像枠がこれより小さけ
れば、画像の一部分のみが割り付けられることになり、
逆に画像枠がこれより大きければ、画像枠内の一部に空
白領域が形成されることになる。もっとも、本画像割付
装置には、画像を拡大/縮小した上で割り付ける機能が
備わっているため、用意した画像は、寸法を拡大したり
(画素を補間する)、縮小したり(画素を間引く)した
上で割り付けることが可能である。
【0021】実際の割付作業は、次のような手順で行わ
れる。まず、ディスプレイ100の画面上に、図4に示
すように、割付ウインドウW1とリストウインドウW2
との双方を表示させた状態にする。この実施形態では、
画像データ格納手段70内に格納されている画像1〜4
は、それぞれ独立した画像データのファイルとして用意
され、これらのデータファイルは、このコンピュータの
OSシステムにより提供されるフォルダに収容されてい
る。そこで、本実施形態では、このフォルダの内容を示
すウインドウをそのままリストウインドウW2として利
用している。すなわち、図4に示されているリストウイ
ンドウW2は、フォルダの内容を示すウインドウであ
り、このフォルダ内には、4つの画像ファイル1〜4が
収容されていることがアイコンで表示されている。ここ
で、各アイコンは、各画像を縮小表示したアイコン(い
わゆるサムネイル)になっており、各アイコンの下に
は、個々の画像のファイル名が示されている。オペレー
タは、このアイコンにより、個々の画像の大まかな内容
を把握することができ、また、ファイル名によって各画
像を正確に特定することができる。もっとも、本発明に
おけるリストウインドウW2は、画像データ格納手段7
0内に用意されている画像のリストを提示することがで
きればよいので、必ずしもこのようなアイコン表示を行
う必要はなく、たとえば、ファイル名のみを羅列したよ
うな表示形式を採ってもかまわない。
【0022】特定の画像を特定の画像枠内に割り付ける
には、リストウインドウW2内の画像リスト上の1点を
マウスで指示して特定の画像を指定し、続いて、割付ウ
インドウW1内の画像枠内の1点をマウスで指示して特
定の画像枠を指定すればよい。より具体的には、まず、
マウスポインタMPをリストウインドウW2内の特定の
画像を示すアイコンもしくはファイル名表示の上に移動
させ、ここでマウスボタンを押し、マウスボタンを押し
たままの状態で、マウスポインタを割付ウインドウW1
内の特定の画像枠内に移動した後、マウスボタンを放せ
ばよい。これは、いわゆる「ドラッグアンドドロップ」
というマウス操作に相当する。対応関係定義手段30
は、このようなマウス操作が行われたら、特定の画像と
特定の画像枠とを、予め定められた初期トリミング条件
の下で対応づける対応関係を定義し、定義した対応関係
を対応関係データとして対応関係データ格納手段60内
に格納する処理を行う。
【0023】たとえば、図4に示す例において、画像3
を画像枠B内に割り付ける作業を行う場合を考えよう。
この場合、まず、図示のようにマウスポインタをリスト
ウインドウW2内の画像3のアイコン(もしくはファイ
ル名表示)の上へもってゆき、マウスボタンを押した状
態にする。そして、マウスボタンを押したまま、マウス
ポインタMPを割付ウインドウW1内の画像枠B内の任
意の位置へもってゆく。図5は、このときの状態を示し
ている。この実施形態では、マウスポインタMPの移動
中(ドラッグ操作中)、画像3のアイコンの複製(図5
では破線で示す)をマウスポインタMPの位置に常時表
示させるようにしている(複製アイコンは、もとのアイ
コンに対して彩度や明度を落して区別できるようにして
ある)。また、画像枠Bは二重枠表示となっており、こ
の位置において「ドロップ」操作が可能であることを示
している。ここで、マウスボタンを放すと(「ドロッ
プ」操作を行うと)、画像3が画像枠B内に割り付けら
れる。図6は、マウスボタンを放した直後の状態を示し
ている。このように「ドラッグアンドドロップ」という
直感的なマウス操作で、所望の画像を所望の画像枠内に
割り付けることができるので、操作性は非常に良好であ
る。
【0024】図7は、同様のマウス操作により、画像3
をすべての画像枠A〜D内に割り付けた状態を示してい
る。いずれの画像枠内にも、図3に示す画像の一部が所
定のトリミング条件の下でトリミングされて割り付けら
れていることがわかる。対応関係定義手段30内には、
予め初期トリミング条件が用意されており、上述した
「ドラッグアンドドロップ」操作が行われた時点では、
この初期トリミング条件での割り付けが行われた状態に
なる。本発明では、トリミング条件を、画像上に定義さ
れたトリミング枠の位置および大きさによって定義する
ようにしている。ここで、トリミング枠は、画像枠に対
して相似形をなす図形であり、トリミングの範囲を示す
機能を果たす。たとえば、画像枠Bについてのトリミン
グ枠T(B)は、図8に示すような矩形となる。
【0025】本実施形態では、デフォルトの初期トリミ
ング条件として、「画像枠と同一サイズのトリミング枠
を、トリミング枠の外接矩形の左上隅点と画像の外接矩
形の左上隅点とが一致するように画像上に配置する」と
いう条件設定を行っている。本実施形態では、画像デー
タ格納手段70内に用意される画像はすべて輪郭が矩形
の画像であるため、画像の外接矩形が画像の輪郭自身と
なるため、上記初期トリミング条件は、「画像枠と同一
サイズのトリミング枠を、トリミング枠の外接矩形の左
上隅点と画像の左上隅点とが一致するように画像上に配
置する」という条件設定になる。更に、上述した画像枠
A,Bのような矩形の画像枠については、トリミング枠
の外接矩形がトリミング枠自身となるため、上記トリミ
ング条件は、「画像枠と同一サイズのトリミング枠を画
像上に左上隅点を重ねて配置する」という条件設定にな
る。
【0026】図8は、画像枠Bについての初期トリミン
グ条件を示す図である。すなわち、図8では、画像枠B
に合同なトリミング枠T(B)が画像上に、互いの左上
隅点Qが重なるように配置されている。図4および図5
に示す「ドラッグアンドドロップ」操作を行うと、対応
関係定義手段30によって、画像3と画像枠Bとを対応
づける対応関係が定義されるが、このとき、図8に示す
ような初期トリミング条件αが設定されることになる。
結局、図1の対応関係データ格納手段60内に示されて
いるように、「画像3と画像枠Bとが、初期トリミング
条件αの下で対応する」ことを示す対応関係データが作
成され、格納されることになる。画面表示手段80は、
このような対応関係データに基いて、画像枠Bについて
は、対応する画像3をトリミング条件αでトリミングす
ることにより得られるトリミング画像を、枠の内部に割
り付けて表示する処理を行い、その結果、図6に示すよ
うに、画像枠B内にトリミング画像(図8におけるトリ
ミング枠T(B)内の画像)が表示されることになる。
【0027】図9は、画像枠Aに対して、画像3を割り
付けた場合の初期トリミング条件を示す図である。図8
に示す例と同様に、画像枠Aに合同なトリミング枠T
(A)が画像上に、互いの左上隅点Qが重なるように配
置されているが、この画像の縦寸法Lyが、トリミング
枠T(A)の縦寸法よりも短いため、割付結果は、図7
に示すように、画像枠Aの下方の一部に空白部分が生じ
ることになる。図10および図11は、画像枠C,Dに
対して、それぞれ画像3を割り付けた場合の初期トリミ
ング条件を示す図である。画像枠C,Dは、それぞれ楕
円および星形であるため、トリミング枠T(C),T
(D)もそれぞれ楕円および星形になる。このため、初
期トリミング条件の下では、各トリミング枠の外接矩形
G(C),G(D)の左上隅点を、画像の左上隅点Qに
一致させるような位置に割り付けが行われることにな
る。
【0028】このように、予め初期トリミング条件を設
定しておけば、オペレータは、個々の割付作業ごとにト
リミング条件を設定する必要はなく、「ドラッグアンド
ドロップ」操作によって、画像と画像枠との対応づけの
みを定義してゆけばよい。ただ、初期トリミング条件に
基く自動割付の結果は、必ずしもオペレータの意図した
とおりの割付結果にはならない。そこで、本実施形態に
係る画像割付装置では、図1に示すように、トリミング
条件修正手段40によりトリミング条件の修正を行うこ
とができるようにしてある。上述した例では、「ドラッ
グアンドドロップ」操作による割付作業の結果、対応関
係データ格納手段60内にトリミング条件αが設定され
ている。トリミング条件修正手段40は、このトリミン
グ条件αを修正する処理を行うことができる。本装置で
は、トリミング条件の修正を行うために2通りの方法を
用意してある。以下、この2通りの方法を順次説明す
る。
【0029】第1の方法は、画像枠設定手段20を用い
て、既に設定済みの画像枠をディスプレイの画面上で変
更する方法である。前述したように、画像枠設定手段2
0は、割付ウインドウW1内の所定位置に、所定の形状
および大きさをもった画像枠を作成する機能を有する
が、画像枠を新規作成するだけではなく、既に設定済み
の画像枠の位置、形状、大きさを、ディスプレイの画面
上で変更することも可能である。この画像枠の変更操作
も、マウス10を用いて行うことができる。たとえば、
矩形の画像枠の場合、1頂点をマウスでドラッグするこ
とにより、任意の矩形形状に変更することができる。画
像枠設定手段20に対して、このような画像枠の変更指
示を与えると、画像枠データ格納手段50内に格納され
ている画像枠データが修正されることになり、画面表示
手段80によって、新たな画像枠がディスプレイ100
上に表示されることになる。
【0030】このような画像枠データの修正内容は、ト
リミング条件修正手段40へも伝達される。そして、所
定の画像に対する対応関係が既に定義されている画像枠
に対して修正がなされた場合、トリミング条件修正手段
40は、対応関係データ格納手段60に格納されている
当該対応関係についてのトリミング条件を、画像枠デー
タの修正内容に応じて修正する。画面表示手段80は、
この修正後の新たなトリミング条件に基く割付結果をデ
ィスプレイ100に表示する。かくして、割付ウインド
ウW1内には、修正後の画像枠内に修正後のトリミング
条件に基く画像割付が行われた結果が表示される。
【0031】以上の処理を、具体例に即して説明しよ
う。ここでは、図6に示すように、割付ウインドウW1
内の画像枠Bに、画像が初期トリミング条件に基いて割
り付けられていたとする。ここで、オペレータがマウス
を用いて画像枠Bの形状および大きさを変更する操作を
行ったとしよう。たとえば、オペレータが、マウスポイ
ンタMPを画像枠Bの右下角へもってゆき、この右下角
をドラッグする処理を行ったとすると、図12に示すよ
うに、画像枠Bは画像枠BBに修正される。このとき、
画像枠内のトリミング画像もリアルタイムで修正される
ことになり、画像枠内のトリミング画像は、画像枠を広
げる操作中、常に画像枠いっぱいに表示されることにな
る。これは、画像枠設定手段20によって、画像枠デー
タ格納手段50内の画像枠データが修正されると、同時
に、トリミング条件修正手段40によって、対応関係デ
ータ格納手段60内のトリミング条件αも修正されるた
めである。
【0032】トリミング条件を修正する第2の方法は、
トリミングウインドウW3を利用する方法である。トリ
ミングウインドウW3は、トリミング条件修正手段40
の機能によってディスプレイ100の画面上に表示され
るウインドウであり、トリミング条件に対する修正作業
を行うための専用ウインドウである。本実施形態では、
画像が割り付けられている任意の画像枠内をマウス10
でダブルクリックすることにより、当該画像枠に関する
トリミングウインドウW3が表示されるようにしてあ
る。たとえば、図6に示す例では、画像枠B内に既に画
像が割り付けられている。この場合、画像枠B内の1点
をマウス10でダブルクリックすると、画像枠Bに関す
るトリミングウインドウW3が表示されることになる。
このようにして表示されたトリミングウインドウW3を
図13に示す。ウインドウ内部には、画像枠B内に割り
付けられている画像の全体が表示されるとともに、画像
枠Bに対して相似形をなすトリミング枠T(B)が表示
されている。ここで、トリミングウインドウW3を、割
付ウインドウW1と同じ倍率で表示させたとすれば(別
言すれば、トリミングウインドウW3内の絵柄と、割付
ウインドウW1内の画像枠B内の絵柄とを同じ倍率で表
示させたとすれば)、トリミング枠T(B)の大きさ
は、画像枠Bの大きさと同一になる(初期トリミング条
件での割り付けが行われているため)。
【0033】トリミングウインドウW3内に表示されて
いるトリミング枠は、トリミングの範囲を示すものであ
り、オペレータは、マウス10を用いて、このトリミン
グ枠の位置、形状、大きさを変更する指示を与えること
により、トリミング条件を直接的かつ直感的に修正する
ことができる。たとえば、マウスポインタMPをトリミ
ングウインドウW3上で、トリミング枠T(B)内にも
ってゆき、そのままドラッグ操作を行えば、図14に示
すように、トリミング枠T(B)を移動させることがで
きる。ここでは、移動後の新たなトリミング枠をT(B
2)と呼ぶことにする。トリミング枠T(B2)は、ト
リミング枠T(B)と全く同一形状、同一サイズの矩形
枠であるが、画像に対する相対位置が異なっている。す
なわち、初期トリミング条件に基いて設定されたトリミ
ング枠T(B)では、トリミング枠の左上隅点が画像の
左上隅点Q上に位置していたが、トリミング枠T(B
2)の左上隅点Pは、画像の左上隅点Qからずれた位置
にある。このようにトリミング条件を修正すると、割付
ウインドウW1上における割付結果も修正され、図15
に示すように、画像枠B内に割り付けられる画像は、新
たなトリミング枠T(B2)内の画像に修正される。
【0034】既に述べたように、本明細書では、割付ウ
インドウW1内の割付作業に関して「位置」という文言
は、割付対象物の向き(割付角度)も含んだ文言であ
り、トリミング枠の位置修正には、向きの修正も含まれ
る。この実施形態では、回転モードの設定において、マ
ウスポインタMPを矩形状のトリミング枠の1頂点にも
ってゆきドラッグすると、図16に示すように、対角P
を中心として枠全体を回転させることができる。図16
は、回転後のトリミング枠T(B3)が示されている。
このように、トリミング枠の向きを変えると、図17に
示すように、画像枠B内の画像も、これに合わせて修正
されることになる。
【0035】また、本実施形態では、トリミングウイン
ドウW3上でトリミング枠の大きさを修正した場合に
は、割付倍率を自動的に修正するようにしている。たと
えば、図13に示すトリミング枠T(B)の大きさを修
正する場合であれば、拡大/縮小モードの設定におい
て、マウスポインタMPを矩形状のトリミング枠の1頂
点にもってゆきドラッグを行えばよい。すると、図18
に示すように、マウスポインタMPの移動にともなっ
て、トリミング枠の大きさが修正されることになる。こ
の図18に示す例のように、修正後のトリミング枠T
(B4)がもとのトリミング枠T(B)よりも小さくな
った場合には、この新たなトリミング枠T(B4)内の
画像が、画像枠B内にいっぱいに表示されるように、所
定の倍率だけ画像を拡大して(画素を補間して)割り付
けが行われる。図19は、このような拡大割付が行われ
た例を示す。逆に、修正後のトリミング枠がもとのトリ
ミング枠T(B)よりも大きくなった場合には、所定の
倍率だけ画像を縮小して(画素を間引いて)割り付けが
行われることになる。
【0036】このように、トリミングウインドウW3上
でトリミング枠の位置、形状、大きさを修正すると、常
に、修正後のトリミング枠内の画像が、割付ウインドウ
W1内の対応する画像枠内にいっぱいに表示されること
になる。もっとも、トリミング枠と画像枠とが相似形を
維持している限りは、画像の縦横比は維持され、割り付
けられた画像が歪むことはないが、両者の相似が維持さ
れなくなると、割り付けられた画像の縦横比が原画像の
縦横比とは異なるため、画像が歪むことになる。通常、
このような画像の歪みは好ましくない。そこで、本実施
形態では、拡大/縮小モードの設定においては、必ずト
リミング枠の相似が維持されるように、マウスポインタ
MPの移動を制限している。ただ、オペレータが意図的
にトリミング枠の形状(縦横比)を変えたいと考えた場
合を配慮して、変形モードの設定ができるようにしてあ
る。この変形モードの設定では、マウスポインタMPを
移動させることにより、縦横比を自由に変えることがで
きる。
【0037】ただし、「修正後のトリミング枠内の画像
が、割付ウインドウW1内の対応する画像枠内にいっぱ
いに表示される」という原則を維持しつつ、割付画像の
歪みを避けるためには、「トリミング枠と画像枠とは必
ず相似形にする」という条件を守る必要がある。そこ
で、本実施形態では、トリミングウインドウW3上にお
いて、トリミング枠に対する形状の修正が行われた場
合、対応する画像枠が修正後のトリミング枠に対して相
似形となるように、画像枠データ格納手段50に格納さ
れている画像枠データに対する修正が行われるようにし
てある。すなわち、トリミング条件修正手段40は、ト
リミング枠の形状に対する修正を行った場合、対応する
画像枠データに対しても同等の形状修正処理を施す機能
を有している。したがって、たとえば図13に示すトリ
ミングウインドウW3上において、トリミング枠T
(B)を正方形にする形状修正が行われた場合、割付ウ
インドウW1内の画像枠Bも正方形の枠に修正されるこ
とになる。
【0038】本発明に係る画像割付装置の大きな特徴
は、割付作業によって、画像と画像枠との対応関係およ
びトリミング条件が設定され、画像データ自身に対する
直接的な加工は行われないという点である。したがっ
て、上述したように、トリミング条件を修正する作業を
行うだけで、割付結果を容易に変更することが可能にな
る。
【0039】以上、本発明を図示する実施形態に基いて
説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるも
のではなく、この他にも種々の態様で実施可能である。
特に、上述の説明では、トリミング条件の修正処理とし
て、矩形のトリミング枠を用いた例のみを示したが、楕
円や星形など任意形状のトリミング枠についての修正処
理も全く同様に行うことが可能である。
【0040】
【発明の効果】以上のとおり本発明に係る画像割付装置
によれば、特定の画像と特定の画像枠とを、ドラッグア
ンドドロップ操作で指示するだけで、両者が所定のトリ
ミング条件の下で対応づけられるので、多数の画像を割
り付けたり、割付態様を修正したりする際の操作性を十
分に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像割付装置の基本構成を示すブ
ロック図である。
【図2】図1に示す装置のディスプレイ100に表示さ
れた割付ウインドウW1内に設定された画像枠A〜Dの
一例を示す図である。
【図3】図1に示す装置の画像データ格納手段70内に
格納された画像データの一例を示す図である。
【図4】図1に示す装置のディスプレイ100に、割付
ウインドウW1とリストウインドウW2との双方を表示
した状態を示す図である。
【図5】図4に示す状態からドラッグアンドドロップ操
作で画像の割付処理を行う操作を示す図である。
【図6】図5に示すドラッグアンドドロップ操作で割り
付けられた画像を示す図である。
【図7】ドラッグアンドドロップ操作ですべての画像枠
内に画像を割り付けた状態を示す図である。
【図8】図7に示す画像枠Bについて設定されているト
リミング条件を示す図である。
【図9】図7に示す画像枠Aについて設定されているト
リミング条件を示す図である。
【図10】図7に示す画像枠Cについて設定されている
トリミング条件を示す図である。
【図11】図7に示す画像枠Dについて設定されている
トリミング条件を示す図である。
【図12】本発明において、画像が割り付けられた画像
枠の形を修正する処理を示す図である。
【図13】図1に示す装置におけるトリミング条件修正
手段40によって表示されるトリミングウインドウW3
の一例を示す図である。
【図14】図13に示すトリミング枠T(B)を移動さ
せる操作を示す図である。
【図15】図14に示す移動操作後の割付ウインドウW
1の表示例を示す図である。
【図16】図14に示すトリミング枠T(B2)を回転
させる操作を示す図である。
【図17】図16に示す回転操作後の割付ウインドウW
1の表示例を示す図である。
【図18】図13に示すトリミング枠T(B)を縮小さ
せる操作を示す図である。
【図19】図18に示す縮小操作後の割付ウインドウW
1の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1〜4…画像(画像データ) 10…ポインティングデバイス(マウス) 20…画像枠設定手段 30…対応関係定義手段 40…トリミング条件修正手段 50…画像枠データ格納手段 60…対応関係データ格納手段 70…画像データ格納手段 80…画面表示手段 90…プリンタ 100…ディスプレイ A〜D…画像枠 F…データファイル Lx…画像の横サイズ Ly…画像の縦サイズ MP…マウスポインタ P…トリミング枠の左上隅点 Q…画像の左上隅点 T(A)〜T(D)…トリミング枠 W1…割付ウインドウ W2…リストウインドウ W3…トリミングウインドウ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川原 康晴 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 鳥居 茂樹 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 小山 哲志 東京都中野区中央四丁目3番4号 株式会 社アーツテック内 (72)発明者 河田 京三 東京都中野区中央四丁目3番4号 株式会 社アーツテック内 Fターム(参考) 5B009 NC01 NG03 NG05 RB21 TB03 5B050 AA09 BA06 BA16 CA07 EA03 EA19 EA23 FA02 FA03 FA09 FA12 5C076 AA02 AA13 AA17 CA02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の割付対象領域内の任意の部分に画
    像を割り付ける作業を行うための画像割付装置であっ
    て、 割付作業を行うための画面を表示するディスプレイと、 前記ディスプレイの画面上の1点を指示することができ
    るポインティングデバイスと、 割付対象となる画像をデータとして格納する画像データ
    格納手段と、 前記ディスプレイの画面上に、割付対象領域を示す割付
    ウインドウと、前記画像データ格納手段内に格納されて
    いる画像のリストを示すリストウインドウと、をオペレ
    ータの要求に応じて表示させる画面表示手段と、 前記ポインティングデバイスからの指示に基いて、前記
    割付ウインドウ内の所定位置に、所定の形状および大き
    さをもった画像枠を設定する画像枠設定手段と、 前記画像枠設定手段によって設定された画像枠に関する
    設定情報を画像枠データとして格納する画像枠データ格
    納手段と、 前記ディスプレイの画面上に、前記リストウインドウと
    前記割付ウインドウとの双方を表示させた状態におい
    て、前記リストウインドウ内の画像リスト上の第1の点
    と、前記割付ウインドウ内の画像枠内の第2の点と、を
    指定する指示を前記ポインティングデバイスから受けた
    ときに、前記第1の点で指示された画像と前記第2の点
    で指示された画像枠とを、所定のトリミング条件の下で
    対応づける対応関係を定義する対応関係定義手段と、 定義された前記対応関係を対応関係データとして格納す
    る対応関係データ格納手段と、 を備え、前記画面表示手段が、対応関係が定義されてい
    る画像枠については、対応する画像を前記トリミング条
    件でトリミングして得られるトリミング画像を、枠の内
    部に割り付けて表示する機能を有することを特徴とする
    画像割付装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像割付装置におい
    て、 ポインティングデバイスのポインタが、リストウインド
    ウ内の、特定の画像を示すアイコンもしくはファイル名
    表示の上に位置するときに、前記ポインティングデバイ
    スのボタンが押された状態になり、このボタンが押され
    たままの状態で、前記ポインタが、割付ウインドウ内の
    特定の画像枠内に移動した後、前記ボタンが放された状
    態になった場合に、前記特定の画像と前記特定の画像枠
    とが対応する旨の対応関係を定義することを特徴とする
    画像割付装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の画像割付装置
    において、 対応関係定義手段内に予め初期トリミング条件を用意し
    ておき、ポインティングデバイスによって第1の点およ
    び第2の点を指示することにより、前記初期トリミング
    条件の下で直ちに対応関係が定義されるようにしたこと
    を特徴とする画像割付装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の画像割
    付装置において、 対応関係データ格納手段に格納されている対応関係デー
    タ内のトリミング条件を修正する機能を有するトリミン
    グ条件修正手段を更に設けたことを特徴とする画像割付
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の画像割付装置におい
    て、 画像枠設定手段が、既に設定済みの画像枠の位置、形
    状、大きさを、ディスプレイの画面上で変更し、画像枠
    データ格納手段に格納されている画像枠データを修正す
    る機能を有し、 対応関係定義手段により所定の画像に対する対応関係が
    既に定義されている画像枠に対して修正がなされた場合
    には、トリミング条件修正手段によって、対応関係デー
    タ格納手段に格納されている前記対応関係についてのト
    リミング条件を、前記画像枠データの修正内容に応じて
    修正する処理が行われるようにしたことを特徴とする画
    像割付装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の画像割付装置におい
    て、 トリミング条件修正手段が、ディスプレイの画面上に、
    所定の画像枠に対応づけられた画像と、前記画像枠に対
    して相似形をなすトリミング枠と、が配置されたトリミ
    ングウインドウを表示し、ポインティングデバイスから
    前記トリミング枠の位置、形状、大きさを変更する指示
    が与えられたときに、この指示に基いてトリミング条件
    の修正を行う機能を有することを特徴とする画像割付装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の画像割付装置におい
    て、 トリミング枠に対して形状の修正が行われた場合に、対
    応する画像枠が修正後のトリミング枠に対して相似形と
    なるように、トリミング条件修正手段が、画像枠データ
    格納手段に格納されている画像枠データに対する修正を
    行う機能を有することを特徴とする画像割付装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の画像割
    付装置としてコンピュータを機能させるためのプログラ
    ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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