JP3890096B2 - 画像編集システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像編集システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の文書編集システムでは、テキストデータのみならずテキストデータ中に画像データを混在させた文書を編集することができる。このような文書編集システムは、現在パーソナルコンピュータ上で、画像データを混在させることが可能な文書編集用アプリケーションソフトウエアを稼動させることにより実現されている。
【0003】
図3は従来の文書編集システムの一例を示すブロック図である。以下、図3を参照しながら、従来の文書編集システムを説明する。なお文書編集システムを構成するブロックのうち構成要件として当然含まれるが本発明と対比して説明する上で直接必要としないブロックたとえばCPUに関しては図示していない。また所要の処理は不図示のCPUにより行われる。
【0004】
図3において、301は文書編集システムのハードウエアである。この内、304はCRT等の表示装置やビデオボード等から構成される表示装置、306はマウス,キーボード等から構成される入力装置、307はDRAM等から構成される主記憶装置、308はハードディスクドライブ,ハードディスク等により構成される不揮発性の記憶装置である二次記憶装置である。
【0005】
また、図3において302は、文書編集システムにおいて、ハードウエア301およびアプリケーションソフトウエア303を有効に利用するための総合的管理を行うオペレーティングシステムであり、Microsoft社のオペレーティングシステムであるWindows95に代表されるように複数のアプリケーションソフトウエアを同時に実行することが可能で、表示装置304上には各アプリケーションのユーザインターフェイスとしてのウィンドウを複数同時に表示することができるものである。オペレーティングシステム302の内、314はアプリケーションソフトウエア群303に含まれるアプリケーションソフトウエアからの要求に応じて表示装置304上に、要求される文字,図形,画像等を表示する描画管理システムである。315は入力装置306を介して入力されるユーザーズイベントを本システムの適切なソフトウエアモジュールへと配送するための入力デバイス管理システムである。316は主記憶装置307へのデータの読み込み及び書き込みを管理するためのメモリ管理システムである。317は二次記憶装置308上のファイルを管理するためのファイルシステムである。318はアプリケーション間通信手段であり、アプリケーションソフトウエア群303内のアプリケーション間でのデータ送受信や他のアプリケーションの起動などを可能ならしめるものである。このようなアプリケーション間通信技術の代表的なものとしてはMicrosoft社のOLE2テクノロジーがあげられる(OLE2のより詳しい内容についてはMicrosoft PRESS出版のlnside OLE2参照のこと)。
【0006】
303はアプリケーションソフトウエア群を示している。この内、319は文書編集アプリケーションである。文書編集アプリケーション319は、利用者によって編集された文書データの保存及び読み込みを行うデータ保存読み込み手段322、画像編集アプリケーション321から画像編集アプリケーション321上で編集された画像の表示データをアプリケーション間通信により受信し、この表示データを描画管理システム314に依頼して表示装置304上に表示する画像編集結果表示手段323、利用者からのコマンド入力に従って、アプリケーション間通信により画像編集アプリケーション321を起動する画像編集アプリケーション起動手段324、及びテキストデータの編集手段等、図3には明示しない他の手段から構成される。
【0007】
320は画像ファイリングアプリケーションであり、二次記憶装置308上にファイルとして記憶されている多数のファイルの検索を容易にするためのアプリケーションである。画像ファイリングアプリケーション320は画像データファイル群330の中から利用者の指定する画像データファイルの画像データを利用者の指定に応じてアプリケーション間通信により文書編集アプリケーション319や画像編集アプリケーション321へと送信することができるものである。
【0008】
321は画像編集アプリケーションであり、オリジナル画像に対して、ぼかし,色調整などの画像処理を行ったり、オリジナル画像に対して図形を描き入れるなどの画像編集を行うためのアプリケーションである。画像編集アプリケーション321は、画像ファイリングアプリケーション320から受信した画像と現在の画像とを入れ替える機能を提供する画像データ貼り付け手段325、二次記憶装置308への画像データの書き込み及び読み込みを行うデータ保存読み込み手段326、画像,メニュー,アプリケーションのフレームワーク等の表示装置304への表示、及び入力装置306からのユーザーズイベントを管理するユーザインターフェース管理手段327、ぼかし,輝度調整,色調整などの各種画像処理フィルタや線の付与,文字の付与などのドローイングツールを含む画像編集手段を複数包含する画像編集手段群328、利用者の入力コマンドに応じて、画像編集手段群328の中から画像編集手段を実行する画像編集実行手段331、及び、図3には明示されない他の手段から構成される。なお、以上の構成においてOLE2テクノロジーにおいては、アプリケーション間通信によりデータを供給する側である画像編集アプリケーションを“OLEサーバ”と呼び、アプリケーション間通信によりデータを受信する側である文書編集アプリケーションは“OLEコンテナ”と呼んでいる。
【0009】
329は文書編集アプリケーション319によって編集された文書データファイルであり、図4のごときデータ構造である。図4において、401はヘッダーデータ格納部であり、テキストのフォント,色,印刷する際の用紙の大きさ,縦書きか横書きか、等の情報を格納している。402はテキストデータ格納部であり、利用者によって入力されたテキストデータが格納されている。403は画像編集アプリケーション用データ格納部(OLE2テクノロジーにおける“オブジェクト”を格納する)であり、画像データをアプリケーション間通信により供給する画像編集アプリケーションを一意に認識するための画像編集アプリケーション識別情報格納部404、文書データ中での画像データの位置と大きさに関する情報が格納されている画像位置データ格納部405、表示装置304上に表示すべき画像データを格納する表示データ格納部406(OLE2テクノロジーではメタファイル形式の画像データ)、及び画像編集アプリケーション識別情報格納部で指定される画像編集アプリケーションが使用するための画像データ(文書編集アプリケーションがサポートしていない画像データのフォーマットであってもかまわない、OLE2テクノロジーにおいてはネイティブデータとも呼ばれ、画像データに限らない)を格納する画像データ格納部407から構成される。408は本発明を説明する上で重要でないその他のデータを含むその他のデータ格納部であるが、文書中に複数の画像が埋め込まれている場合にはその数に応じた画像編集アプリケーション用データ格納部を包含している。
【0010】
なお、Microsoft社のWORDVer6.0に代表される昨今の文書編集アプリケーションでは文書データファイルのサンプルをアプリケーションソフトウエアに添付することが多い。利用者はこのようなサンプル文書中のテキストを修正したり、画像を入れ替えたりすることによって、全体のデザインを一から創造することなしに、簡単に高品位な文書を作成することができる。
【0011】
図5は表示装置304上に表示される従来の文書編集アプリケーション319のユーザインターフェース画面の一例である。501は文書編集アプリケーション319のフレームとなるウィンドウである。502は文書1ドキュメントであり、利用者によりキーボード入力されたテキストと、OLEサーバとして起動している画像編集アプリケーション321よりアプリケーション間通信により受信した画像が画像表示領域503に表示されている。504は編集された文書データをファイルとして保存するためのコマンドを入力するためのSaveボタンである。505は文書ファイルを501上に開き編集可能状態にするためのOpenボタンである。506は文書中に他のOLEサーバアプリケーションの提供するデータを表示するためのコマンドを入力するためのlnsertObjectボタンである。
【0012】
図6は表示装置304上に表示される画像ファイリングアプリケーション320のユーザーインターフェース画面の一例であり、二次記憶装置308上に記憶されている画像データファイル群330の中からキーワード検索などにより検索された画像ファイルの一覧が表示されている。601は画像ファイリングアプリケーションのフレームとなるウィンドウである。602は検索された画像ファイルの縮小画像表示エリアである。
【0013】
図7は文書編集システム上で他のアプリケーションへとOLEサーバとして画像データを供給する画像編集アプリケーション321のユーザインターフェース画面の一例を示すものである。この内701は画像編集アプリケーションのフレームウィンドウである。702は現在編集中の画像データを表示するウィンドウである。703〜713はそれぞれ画像編集手段群328を構成する各画像編集手段の実行命令を入力するためのボタンである。703はぼかし処理の実行要求ボタンであり、このボタンを利用者がマウスによりクリックすると、画像編集アプリケーション321は、ウィンドウ702上に表示されている画像データに対してぼかし処理(画像の空間的な解像度を落とす処理)を施す。704はシャープ処理の実行要求ボタンであり、このボタンを利用者がマウスによりクリックすると、画像編集アプリケーション321は、ウィンドウ702上に表示されている画像データに対してシャープ処理(画像のエッジをはっきりとさせる処理)を施す。705は輝度調整処理の実行要求ボタンであり、このボタンを利用者がマウスによりクリックすると、画像編集アプリケーション321は、ウィンドウ702上に表示されている画像データに対して輝度調整処理(画像の輝度を適正に補正する処理)を施す。706は色調整処理の実行要求ボタンであり、このボタンを利用者がマウスによりクリックすると、画像編集アプリケーション321は、ウィンドウ702上に表示されている画像データに対して色調整処理(画像の色を適正に補正する処理)を施す。707は背景消し処理の実行要求ボタンであり、このボタンを利用者がマウスによりクリックすると、画像編集アプリケーション321は、ウィンドウ702上に表示されている画像データに対して背景消し処理(人物像などの背景を除去する処理)を施す。709はロゴ処理の実行要求ボタンであり、このボタンを利用者がマウスによりクリックすると、画像編集アプリケーション321は、ウィンドウ702上に表示されている画像データに対してロゴ処理(被写体に文字を含む画像から文字部分を切り出して、文字に対して装飾を加えることによりロゴを作成する処理)を施す。710はノイズ付与処理の実行要求ボタンであり、このボタンを利用者がマウスによりクリックすると、画像編集アプリケーション321は、ウィンドウ702上に表示されている画像データに対してノイズ付与処理(画像にノイズを付与して絵画的にする処理)を施す。711は変形処理の実行要求ボタンであり、このボタンを利用者がマウスによりクリックすると、画像編集アプリケーション321は、ウィンドウ702上に表示されている画像データに対して変形処理(画像を変形して絵画的にする処理)を施す。712は反転処理の実行要求ボタンであり、このボタンを利用者がマウスによりクリックすると、画像編集アプリケーション321は、ウィンドウ702上に表示されている画像データに対して反転処理(画像の明暗を反転する処理)を施す。
【0014】
以上の構成による従来の文書編集システムにおいて、利用者が文書中の画像503をマウスによりダブルクリックすると、文書編集アプリケーション319の画像編集アプリケーション起動手段324は画像編集アプリケーション識別情報格納部404の内容を参照することにより、OLEサーバアプリケーションとして画像データを供給する画像編集アプリケーションを一意に認識することにより、画像編集アプリケーション321を起動するとともに画像表示領域503を画像編集アプリケーション321のユーザインターフェース領域とする。また、画像編集アプリケーション321はOLEコンテナアプリケーションによりOLEサーバとして起動されると、ユーザインターフェース管理手段327が画像表示領域503を自身のユーザインターフェース領域としてユーザからのマウス入力を受け付ける状態とするとともに、画像編集に必要な予め定められたメニューをメニュー表示領域507に追加する。OLE2テクノロジーにおいては、このように画像編集アプリケーションがコンテナアプリケーション内で起動している状態を“インプレイスアクティブ”と呼んでいる。画像編集アプリケーション321が文書編集アプリケーション319内でインプレイスアクティブで起動している様子を図8に示す。図8のようにインプレイスアクティブ状態では、画像表示領域503の周辺に斜線が表示されるとともに、予め定められた画像編集アプリケーションへのコマンド入力用のメニューがメニュー表示領域507に表示され、コマンド入力待ち状態となる。
【0015】
一方、画像編集アプリケーション321がインプレイスアクティブの状態で、画像ファイリングアプリケーション320上の任意の画像の縮小画像表示エリア上でマウスボタンを押すことによって任意の画像を選択し、そのままマウスドラッグして文書編集アプリケーションの画像表示領域上でドロップすると、画像ファイリングアプリケーション320で選択されたファイルの画像データをインプレイスアクティブで起動中の画像編集アプリケーション321に送信し、この画像データを受信した画像編集アプリケーション321の画像貼り付け手段325は、今まで画像表示領域503上に表示していた画像の上に、受信した画像を貼り付ける。元の画像の上に図6におけるFile2.bmpの画像が貼り付いたようすを図9に示す。この状態で、利用者がメニュー表示領域507上に表示されている画像編集メニュー703〜712の中から任意のメニューをマウスクリックすると、画像編集アプリケーション321の画像編集実行手段331はマウスクリックされたメニューに対応した画像編集手段を画像編集手段群328から選択し、画像表示領域503上に表示されている画像データに対して画像編集を実行する。そして、画像編集実行の後に、利用者が文書1ドキュメントのウィンドウ501内で画像表示領域503以外の任意の位置をマウスクリックすると、画像編集アプリケーション321はインプレイスアクティブ状態から非アクティブ状態となる。このとき、画像編集アプリケーション321は編集結果の画像データを文書編集アプリケーション319へと送信する。一方文書編集アプリケーション319は受信した編集結果の画像データを画像表示領域503へと表示する。
【0016】
文書編集アプリケーション319において、利用者がデータ保存要求コマンドを入力する等、データ保存の必要性が生じた場合、文書編集アプリケーション319のデータ保存読み込み手段322は、ヘッダーデータ格納部401,テキストデータ格納部402に文書の対応するデータを保存するとともに、画像編集アプリケーション321に対して、画像編集アプリケーション用データ格納部403内へとデータ保存を行うよう要求する。これを受けて画像編集アプリケーション321のデータ保存読み込み手段326は図4の形式で画像編集アプリケーション用データ格納部403へとデータ保存を行う。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
従来の文書編集システムには以下に示すような問題点があり、画像編集に不慣れな利用者にとっては大変扱いが困難であった。
【0018】
問題点1:文書編集アプリケーションから起動された画像編集アプリケーションが、予め定められたメニューを表示するため、あらゆる文書データのあらゆる画像に対応するために、沢山のメニューを表示しなくてはならなかった。このように沢山のメニューの中から、現在編集中の文書の現在編集しようとしている画像に適した画像編集手段を選択することは、利用者にとって大変負担となっていた。
【0019】
問題点2:画像データは情報量が多く、記録媒体の大きな領域を占有してしまったり、記憶媒体からのリードライトに多くの時間を費やしてしまうという問題点がある。これを回避するためには画像データをできる限り小さいサイズで保持する必要がある。用途が明確でない時には必要とする画像解像度がわからないため、画像サイズを小さくすることはできないが、文書中の画像データは文書中でどのように画像が使われるのかが明確であるため、必要とする解像度に基づいて最適なサイズへの画像の縮小を行うことが可能である。しかしながら従来の文書編集システムでは、画像を縮小するか否か、また画像縮小する際の画像サイズについては利用者が自分で判断して行うしかなく、画像編集に不慣れな利用者にとってはこの作業は大変困難なものであった。
【0020】
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、画像編集に不慣れな利用者においても容易に画像編集ができる画像編集システムを提供することを目的とするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明では、画像編集システムを次の(1)〜()のとおりに構成する。
(1)複数の画像編集手段と、この複数の画像編集手段のうちの適宜の複数の画像編集手段を順次用いる推奨すべき処理手順を記憶する処理手順記憶手段と、この処理手順記憶手段に記憶された処理手順にもとづいて処理対象の画像の処理を実行する実行手段と、この実行手段で得られた編集結果画像を表示する表示手段と、この表示手段に表示された編集結果画像から所望の画像を選択する選択手段とを備えた画像編集システムにおいて、
前記画像編集手段で用いるパラメータを処理対象となる画像から導出するパラメータ導出手段を備え、
前記パラメータ導出手段は、処理対象となる画像の寸法にもとづいてパラメータを導出するものである画像編集システム。
(2)複数の画像編集手段と、この複数の画像編集手段のうちの適宜の複数の画像編集手段を順次用いる推奨すべき処理手順を記憶する処理手順記憶手段と、この処理手順記憶手段に記憶された処理手順にもとづいて処理対象の画像の処理を実行する実行手段と、この実行手段で得られた編集結果画像を表示する表示手段と、この表示手段に表示された編集結果画像から所望の画像を選択する選択手段とを備えた画像編集システムにおいて、
前記画像編集手段で用いるパラメータを処理対象となる画像から導出するパラメータ導出手段を備え、
前記パラメータ導出手段は、処理対象となる画像の面積にもとづいてパラメータを導出するものである画像編集システム。
(3)複数の画像編集手段と、この複数の画像編集手段のうちの適宜の複数の画像編集手段を順次用いる推奨すべき処理手順を記憶する処理手順記憶手段と、この処理手順記憶手段に記憶された処理手順にもとづいて処理対象の画像の処理を実行する実行手段と、この実行手段で得られた編集結果画像を表示する表示手段と、この表示手段に表示された編集結果画像から所望の画像を選択する選択手段とを備えた画像編集システムにおいて、
前記画像編集手段で用いるパラメータを処理対象となる画像から導出するパラメータ導出手段を備え、
前記パラメータ導出手段は、処理対象となる画像をスキャンして画像と交差した回数と、その画像の面積とにもとづいて導出するものである画像編集システム。
(4)複数の画像編集手段と、この複数の画像編集手段のうちの適宜の複数の画像編集手段を順次用いる推奨すべき処理手順を記憶する処理手順記憶手段と、この処理手順記憶手段に記憶された処理手順にもとづいて処理対象の画像の処理を実行する実行手段と、この実行手段で得られた編集結果画像を表示する表示手段と、この表示手段に表示された編集結果画像から所望の画像を選択する選択手段とを備えた画像編集システムにおいて、
前記複数の画像編集手段のうちの一つは、オリジナル小画像と、このオリジナル小画像を左右反転,上下反転,左右上下反転した小画像とを規則的に並べて背景画像とするものである画像編集システム。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を“文書編集システム”の実施例により詳しく説明する。
【0032】
なお実施例は文書編集システムであるが、本発明はこれに限定されるものではなく、画像編集システムの形で実施することができる。また、実施例は、文書編集システムを単独のコンピュータで実現することを想定しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、たとえば、文書編集システムを、回線で接続された端末とホストコンピュータで実現する形で実施することができる。
【0033】
【実施例】
(実施例1)
図1に実施例1である“文書編集システム”の構成を示す。以下、図1を参照しながら、実施例の文書編集システムを説明する。なお文書編集システムを構成するブロックのうち構成要件として当然含まれるが本発明を説明する上で直接必要としないブロックたとえばCPUに関しては図示していない。また、フローチャート等により示される処理は不図示のCPUで行われる。
【0034】
図1において、301は文書編集システムのハードウエアである。この内、304はCRT等の表示装置やビデオボード等から構成される表示装置、306はマウス,キーボード等から構成される入力装置、307はDRAM等から構成される主記憶装置、308はハードディスクドライブ,ハードディスク等により構成される不揮発性の記憶装置である二次記憶装置である。
【0035】
また図1において、302は、文書編集システムにおいて、ハードウエア301およびアプリケーションソフトウエア群101を有効に利用するための総合的管理を行うオペレーティングシステムであり、Microsoft社のオペレーティングシステムであるWindows95に代表されるように複数のアプリケーションソフトウエアを同時に実行することが可能で、表示装置304上には各アプリケーションのユーザインターフェースとしてのウィンドウを複数同時に表示することができるものである。オペレーティングシステム302の内、314はアプリケーションソフトウエア群101に含まれるアプリケーションソフトウエアからの要求に応じて表示装置304上に、要求される文字,図形,画像等を表示する描画管理システムである。315は入力装置306を介して入力されるユーザーズイベントを本システムの適切なソフトウエアモジュールへと配送するための入力デバイス管理システムである。316は主記憶装置307へのデータの読み込み及び書き込みを管理するためのメモリ管理システムである。317は二次記憶装置308上にファイルを管理するためのファイルシステムである。318はアプリケーション間通信手段であり、アプリケーションソフトウエア群101内のアプリケーション間でのデータ送受信や他のアプリケーションの起動などを可能ならしめるものである。101はアプリケーションソフトウエア群を示している。この内、319は文書編集アプリケーションであり従来と同様のアプリケーションである。320は画像ファイリングアプリケーションであり従来の画像ファイリングアプリケーションと同様のアプリケーションである。
【0036】
102は画像編集アプリケーションであり、画像に対して、ぼかし,色調整などの画像処理を行ったり、画像に対して図形を描き入れるなどの画像編集を行うためのアプリケーションである。画像編集アプリケーション102は、画像データ入れ替え手段103,処理スクリプト編集手段104,データ保存読み込み手段105,処理スクリプト解析手段106,画像編集実行手段331,画像編集自動実行手段107,ユーザインターフェース選択手段109を含むユーザインターフェース管理手段108,画像編集手段群328,推奨画像サイズ編集手段111,画像サイズ変換手段112、及び本実施例を説明する上で重要でないため図1に明示していない他の手段から構成される。
【0037】
また、本実施例の文書編集システムの文書データファイル110は図2のようなデータ構造となっている。図2において、ヘッダーデータ格納部401,テキストデータ格納部402,画像編集アプリケーション識別情報格納部404,画像位置データ格納部405,表示データ格納部406、及び画像データ格納部407は従来の文書編集システムと同様である。201は本実施例における画像編集アプリケーション用データ格納部であり、従来の文書編集システムのそれとの違いは、アプリケーション間通信によって他のアプリケーションから受信した画像データに対してどのような画像編集を行うべきかが記述されている処理スクリプトを格納する処理スクリプト格納部202と、アプリケーション間通信によって他のアプリケーションから受信した画像データをリサイズすべき推奨の画像サイズに関する情報を格納する推奨画像サイズ格納部203を有する点である。204はその他のデータ格納部であり、文書中に複数の画像が埋め込まれている場合にはその数に応じた画像編集アプリケーション用データ格納部を包含している。
【0038】
以上の構成において本実施例における文書編集システムでは、画像編集アプリケーション開発元など画像編集に慣れている者が処理スクリプト編集手段104によって予め処理スクリプトを入力した図2のごときデータ構造の文書データを、画像編集に不慣れな利用者が編集する際、文書編集アプリケーションのOLEサーバとして起動中の画像編集アプリケーション102に対して画像データの入れ替えコマンドを入力すると、まず画像データ入れ替え手段103が画像データを入れ替える。次に画像サイズ変換手段112は入れ替わった画像データを、推奨画像サイズ格納部203に格納されている推奨の画像サイズにリサイズする。このことにより、文書中の画像の意味に従った必要最小限の画像サイズを判断し、メニューから画像サイズの変換コマンドを入力するという困難な作業を無くすことができる。なお、この“推奨の画像サイズ”は、処理スクリプトと同様に、画像編集に慣れている者が予め入力したものである。
【0039】
次に画像編集アプリケーション102の処理スクリプト解析手段106が処理スクリプト格納部202の処理スクリプトデータを解析する。更にユーザインターフェース管理手段108のユーザインターフェース選択手段109は処理スクリプトデータで示される画像編集を行うために必要最小限であるところのユーザインターフェースを選択的に表示したり、処理スクリプトデータで示される画像編集を行うために必要最小限であるところのユーザインターフェースをダイナミックに生成して表示する。このことにより画像編集に不慣れな利用者が沢山のメニューの中から現在編集中の文書における現在編集しようとしている画像に適した画像編集を選択する苦労を半減させることができる。また処理スクリプトが利用者に全く選択の余地を与えない完全なるバッチ処理用のデータである場合には画像編集自動実行手段107が入れ替えられた画像に対して処理スクリプトのバッチデータに即した画像編集を自動的に行うことにより、利用者が画像編集コマンドを選択し入力する苦労を一切無くすことができる。
【0040】
以下、図1を用いながら本実施例の文書編集システムを詳細に説明する。
【0041】
図5のように文書編集アプリケーション319で文書1を編集中に画像表示領域503をマウスポインタによりダブルクリックすると画像編集アプリケーション起動手段324は画像編集アプリケーション102を起動する。画像編集アプリケーション102起動の際の本実施例における文書編集システムの処理の流れを、図11のメモリマップ及び、図12のフローチャートを用いて詳しく説明する。
【0042】
ここで、図11は主記憶装置307内で画像編集アプリケーション102が使用するメモリ領域内でのメモリマップを示しており、1101は画像編集アプリケーション102の各手段の実行形式のコードを含む各手段実行コード保持領域である。1102は推奨画像サイズのデータを保持する推奨画像サイズデータ保持領域である。1103は処理スクリプトデータを保持する処理スクリプトデータ保持領域である。1104は現在の画像データを保持する画像データ保持領域である。1105は画像編集手段群の画像編集手段による画像編集の結果として得られる画像データを記憶保持するための編集結果画像データ保持領域である。1106は本実施例を説明する上で重要でない画像編集アプリケーションによって使用されるその他のデータを保持するためのその他のデータ保持領域である。
【0043】
起動された画像編集アプリケーション102は図12のようにS1から処理を開始する。S1ではまず、データ保存読み込み手段105により、画像データ格納部407(図2参照)より画像データ保持領域1104へと画像データを読み込む(説明を簡単にするため、現在は画像1.bmpなる画像データが格納されていたものとする)。次にS2において、データ保存読み込み手段105により処理スクリプト格納部202より処理スクリプトデータ保持領域1103へと処理スクリプトデータを読み込む。次にS3において、データ保存読み込み手段105は推奨画像サイズ格納部203より推奨画像サイズデータ保持領域1102に推奨画像サイズを読み込む。次にS4にて、ユーザインターフェース管理手段108は文書中の画像表示領域503上に画像データ保持領域1104の画像データを表示して起動時処理を終了する。画像編集アプリケーション102はこの起動時処理を終了すると、文書編集アプリケーション319内でインプレイスアクティブ状態で利用者からのイベント待ち(コマンド入力待ち)となる。この状態での表示装置304上の表示の様子を図13に示す。図13のように、実施例1における画像編集アプリケーション102のユーザインターフェース管理手段108は、図8におけるそれと異なり、文書編集アプリケーションのメニュー表示領域507上に画像編集コマンドを入力するためのメニューを追加していない。
【0044】
図14は画像ファイリングアプリケーション320から画像編集アプリケーション102へとアプリケーション間通信により画像データを送信するためのコマンドを入力している様子である。図14に示すように、本文書編集システムにおいては、画像ファイリングアプリケーション上の送信したい画像(図14におけるFile2.bmp)上にマウスカーソルを移動し、マウスボタンを押す、ボタンを押し続けたまま、マウスカーソルを画像表示領域503上まで移動しマウスボタンを放す。このような動作を一般にドラッグアンドドロップと呼んでいる。本文書編集システムでは、このように画像ファイリングアプリケーション320の縮小画像上から文書編集アプリケーション319内でインプレイスアクティブ状態の画像編集アプリケーション102へとドラッグアンドドロップ操作を行うことにより、アプリケーション間通信手段318に対して、画像データ送信コマンドを入力することができる。
【0045】
以下、File2.bmpの画像データを画像編集アプリケーション102へとドラッグドロップした時を例にとって、利用者による画像データ送信コマンドに始まる本文書編集システムによる処理の手順を図15のフローチャートを用いて詳しく説明する。
【0046】
実施例1における文書編集システムでは、利用者がドラッグアンドドロップ操作により画像データ送信コマンドを入力すると図15のS1のステップより処理を開始する。
【0047】
まずS1では画像データ入れ替え手段103が画像データ保持領域1104に記憶保持されている画像1.bmpなる画像データを消去して、変わりにアプリケーション間通信により受信したFile2.bmpの画像データを画像データ保持領域1104にストアすることによって、画像データ保持領域1104の画像データの入れ替えを行う。次にS2では、画像サイズ変換手段112が、画像データ保持領域1104に記憶保持されている画像データ(File2.bmpの画像データ)を推奨画像サイズデータ保持領域1102に記憶されている推奨画像サイズにリサイズする。次にS3では処理スクリプト解析手段106が処理スクリプトデータ保持領域1103に格納されている処理スクリプトデータを解析する。
【0048】
図10(a),(b)に処理スクリプトデータの例を示す。図10(a)は処理手順1、及び処理手順2の二つの処理手順が記述されている。より詳細には、処理手順1ではまず、オリジナル画像に対してたとえばあるパラメータParameter1を10としてぼかし処理を施し、このぼかし処理の結果画像に対してさらにParameter1を20としてイラスト化処理を施すことを意味する処理スクリプトが記述されている。また、処理手順2ではまず、オリジナル画像に対してParameter1を10としてシャープ処理を施し、このシャープ処理の結果画像に対してさらにあるパラメータParameter2を30としてイラスト化処理を施すことを意味する処理スクリプトが記述されている。このように図10(a)の処理スクリプトでは処理手順が複数記述されている。このような処理スクリプトをここでは選択型の処理スクリプトと呼ぶこととする。また図10(b)による処理スクリプトの例では、処理手順が1つのみ記述されている。このような処理スクリプトをここでは非選択型の処理スクリプトと呼ぶこととする。
【0049】
S4では、S3における解析結果を元に処理スクリプトが選択型か非選択型かを判断している。処理スクリプトデータ保持領域1103に記憶されている処理スクリプトデータが図10(a)のように選択型である場合にはS7へと処理を進め、非選択型である場合にはS5へと処理を進める。処理スクリプトが非選択型でS5へと処理を進めた場合、S5では画像編集自動実行手段107が、画像データ保持領域1104に格納されている画像データ(S2のステップでリサイズされたfile2.bmpの画像データ)に対して、処理スクリプトデータに記述されている処理の手順に対応した画像編集手段群328から検索して実行する。各画像編集手段を実行する際のパラメータも処理スクリプトデータの記述に従う。
【0050】
そして、S6においてユーザインターフェース管理手段108が画像表示領域503上に画像データ保持領域1104に格納されているところの処理スクリプトに準じた編集結果画像データを表示した後、図15のフローチャートで示される処理手順を終了する。
【0051】
また、処理スクリプトが選択型でS7へと処理を進めた場合には、まずS7にてカウンタkに1を代入する。次にS8において画像データ保持領域1104に格納されている画像データ(S2のステップでリサイズされたfile2.bmpの画像データ)を図17で示されるところの処理手順kによる編集結果画像データ保持領域1105にコピーする。次にS9において画像編集自動実行手段107は、処理手順kによる編集結果画像データ保持領域に格納されている画像データに対して、処理スクリプトデータに記述されている処理手順kを実行する。処理実行に際しては処理手順kに記述されている処理の手順に対応した画像編集手段を画像編集手段群328から検索して実行する。各画像編集手段を実行する際のパラメータも処理手順kの記述に従う。次にS10で処理手順kが処理スクリプトデータにおいて最後の処理手順か否かを判断する。たとえば処理スクリプトが図10(a)の場合には処理手順2が処理スクリプトの最後の処理手順であるのでk=2の時にS10での判断がYesとなりS12へと処理を進める。処理手順kが処理スクリプトの最後の処理手順でない時には判断はNoとなりS11にはカウンタkをインクリメントした後、再びS8へと処理を進める。S12では図16のごとき候補画像表示ウィンドウを表示する。候補画像表示ウィンドウには図16に示すように、S9において編集結果画像データ保持領域1105に格納された処理手順1〜処理手順nの編集結果の画像が表示されている。利用者は候補画像表示ウィンドから好みとする画像編集結果画像を選択できる。本実施例においてはマウスカーソルを好みとする画像の上に移動しマウスボタンをクリックすることによって好みとする画像編集結果画像を選択するコマンドを入力するものとする。S13では利用者によって選択コマンドが入力されたか否かを判断する。選択コマンドが入力されるまでは判断はNoとなるS13の判断を繰り返す。利用者がマウスクリックにより選択コマンドを入力するとS13での判断はYesとなり、S14へと処理を進める。S14では画像データ保持領域1104に格納されている画像データを消去する。次にS15では利用者によって選択された処理手順による編集結果画像データを編集結果画像データ保持領域1105から画像データ保持領域1104にコピーする。S16では図16に示される候補画像表示ウィンドウを閉じる。次にS17において編集結果画像データ保持領域1105に格納されている処理手順1〜処理手順nによる処理結果画像データを全て消去する。次に、S6において選択された編集結果を表示装置304に表示する処理を行った後、図15のフローチャートで示される処理を終了する。
【0052】
画像編集アプリケーション102による画像編集処理が終了した後、利用者が文書1ドキュメント502のウィンドウの内画像表示領域503以外の部分をマウスクリックすることにより、画像編集アプリケーションはインプレイスアクティブ状態から非アクティブ状態となる。画像編集アプリケーションは非アクティブ状態となる前に、推奨画像サイズデータ,処理スクリプトデータ編集結果画像データをそれぞれ、推奨画像サイズ格納部203,処理スクリプト格納部202、及び画像データ格納部407へと保存するとともに、表示データを作成し表示データ格納部406に格納する。一方文書編集アプリケーション319の画像編集結果表示手段323は表示データ格納部406に格納された表示データを画像表示領域503上に表示する。
【0053】
以上、実施例1による文書編集システムでは、利用者がドラッグアンドドロップ操作によって画像入れ替えのコマンドを入力した際、処理スクリプトが非選択型である場合には、完全自動で画像編集が行われるため、画像編集に不慣れな利用者が画像編集コマンドやパラメータをいくつも入力するという苦労を無くすことができる。また処理スクリプトが選択型であっても、自動的に編集されたいくつかの処理結果画像を眺めながら所望の画像を選択するだけの操作で利用者にとって好ましい画像編集を容易に執り行うことができる。
【0054】
また、自動的に画像サイズが縮小でき、画像編集の処理時間を短縮できる。
【0055】
(実施例2)
実施例2の“文書編集システム”は、画像編集の際のパラメータを処理対象の画像自体から導出するものである。本実施例の構成は、実施例1と同様であり、ここでの説明を省略する。
【0056】
本実施例の文書編集システムは、画像編集アプリケーション102が文書編集アプリケーション319中でインプレイスアクティブの状態(図13に示される状態)で、図14に示されるように、利用者がドラッグアンドドロップ操作により画像データ通信コマンドを入力すると図19のS1のステップより処理を開始する。
【0057】
まずS1では画像データ入れ替え手段103が画像データ保持領域1104に記憶保持されている画像1.bmpなる画像データを消去して、変わりにアプリケーション間通信により受信したFile2.bmpの画像データを画像データ保持領域1104にストアすることによって、画像データ保持領域1104の画像データの入れ替えを行う。次にS2では、画像サイズ変換手段112が、画像データ保持領域1104に記憶保持されている画像データ(File2.bmpの画像データ)を推奨画像サイズデータ保持領域1102に記憶されている推奨画像サイズにリサイズする。次にS3では処理スクリプト解析手段106が処理スクリプトデータ保持領域1103に格納されている処理スクリプトデータを解析する。
【0058】
図18に実施例2における処理スクリプトデータの例を示す。実施例2における処理スクリプトには画像編集において使用すべきテンプレートの名称が記述されている。テンプレートとは画像編集手段群328に含まれる画像編集手段の内、画像編集の目的ごとに、必要とされる画像編集手段のユーザインターフェースのみをコンパクトにまとめたウィンドウのことである。図18の処理スクリプトデータに記述される「ロゴエフェクトテンプレート」は“文字画像を含む任意の画像から文字画像部分を切り出し、それに対して装飾を加えることによりロゴを作成する”という画像編集の目的を達成するのに最小限のユーザインターフェースを有したウィンドウである。S4ではユーザインターフェース選択手段109がS3での解析結果に応じて処理スクリプトに記述されているテンプレートを選択し、表示する。たとえば、処理スクリプトが、図18のようにロゴエフェクトテンプレートを指定している場合には実施例2における文書編集システムの表示装置304上には図20のごときウィンドウが表示される。このように目的に合致した最小限のユーザインターフェースをユーザインターフェース選択手段109が選択的に表示するので、ユーザはどのメニューを選べばよいのか当惑することがなく、画像処理に不慣れなユーザをナビゲートすることができる。S5ではテンプレートのウィンドウを介して、各テンプレートごとのユーザ対話処理を実行し、画像データ保持領域1104の画像に対して画像編集を行う。S6において、利用者が対話処理による画像編集を終了し、テンプレート上のOKボタンをマウスクリックしたならテンプレートのウィンドウを閉じる。S7においてユーザインターフェース管理手段108は画像表示領域503上に画像データ保持領域1104に格納されている編集結果の画像データを表示したのち、図19で示される一連の処理を終了する。
【0059】
以下に前述のロゴエフェクト処理を詳しく説明する。
【0060】
図20にロゴエフェクトテンプレートのユーザインターフェース画面を示す。このロゴエフェクトは、前述したように、文字画像を含む画像から文字画像部分を切り出して、文字に対して装飾を加えることによりロゴを作成する場合に使われる。そのときの処理過程としては、初めにユーザにより画像中の文字画像の部分を選択し、切り出す(以後、クロップと呼ぶ)。その後、その切り出した画像に対して何種類かのロゴエフェクトをかける。ユーザは表示された候補画像の中から1つを選択し結果を得ることになる。
【0061】
図20において、2001は処理対象となる画像2002を表示する領域で、また、この中でマウスを用いてクロップする領域を指定する。図20においては画像2002の例として名刺が表示されている。また、本システムでは、マウスカーソル2050を処理対象となる画像2002上に移動させると図21の2017のようにクロップ用のカーソルに変化し、クロップ領域を指定可能であることを使用者に知らせる。2003はクロップボタンで、このボタンをマウスカーソルで指定することにより、2001内でクロップ領域と指定された部分がクロップされる。その後、2001にはクロップされた画像が表示されることになる。2004,2005はそれぞれ90°画像回転ボタンでそれぞれ処理対象となる画像2002を左右に回転する。2006はロゴエフェクト実行ボタンで、これが指定されると2001に表示されている画像に各種ロゴエフェクトが掛けられ、結果が候補画像表示領域2010内の2011,2012,2013,2014に表示される。使用者はこの中から所望のものを1つ選択する。2007はオプションボタンでいくつかの処理オプションを指定できる。OKボタン2008はロゴエフェクトを終了するもので、このボタンがクリックされた時点で選択されている候補画像に対応したロゴエフェクト画像が結果として出力される。また、行ったエフェクトが不満足の場合はCancelボタン2009をクリックすることにより、全ての処理がキャンセルされ、元のアプリケーションに戻る。
【0062】
次に、元の画像から文字部分をクロップする手順を説明する。本システムではマウスを用いてクロップしたい矩形の一つの角でマウスボタンをダウンし、そのまま、対角へとマウスを移動しそこでマウスボタンをアップすることによりクロップ領域を指定する。図21にその結果を示す。2018はクロップする領域で、それを指定するためにオペレータはマウスポインタ2017で2018の頂点2015でマウスボタンをダウンし、そのまま対角2016まで移動した後、マウスボタンをアップする。その結果、クロップ領域2018が指定される。もし、処理対象となる画像の縦横の向きが間違っている場合は2004,2005の90°回転ボタンをクリックして処理対象画像2002を回転してから上述した処理を行うことになる。クロップ領域を決定した後、クロップボタン2003をクリックすると図22のようにクロップ領域2018に含まれる部分の画像が2001に拡大されて表示される。さらにクロップの必要がある場合は図21に示した操作を繰り返す。クロップ領域が確定した後、エフェクト実行ボタン2006をクリックすると処理対象となる画像2019に各種のロゴエフェクトが施され、図23に示すように候補画像表示領域2010に候補画像がそれぞれ表示される。
【0063】
ここで、各ロゴエフェクトについて説明する。本実施例におけるシステムではロゴエフェクトとして均一化処理,影付加処理,背景画像付加処理の3つがある。
【0064】
図23において、2011は均一化処理と呼ぶものである。処理対象となる画像がスキャナやデジタルカメラ等から取り込まれた場合、画像にノイズや色むらが生じることがある。そこで均一化処理では処理対象画像2019の背景(文字以外の部分)を白色、文字の部分を2019の文字部分の平均色にする。このフローチャートを図24に示す。なお、本システムで扱う画像は全てビットマップフォーマットとする。まず、S1で処理対象となる画像を白黒2値化した画像を新たに作成する。S2ではオプションでノイズ除去のためのフィルタが有効になっているかを判定する。有効になっている場合はS3で2値化画像のノイズ除去を行う。本システムでは、ノイズ除去フィルタとしてメディアンフィルタを用いているが、その他のものでも良い。次にS4で白黒2値化画像において、文字部分が白色、または黒色のどちらかを判定する。ここでは、面積比などを算出して判定している。その結果を元にS5では文字部分が黒色で背景が白色になるように、必要に応じて画像を白黒反転する。S6では、S5で作成した画像における黒色(文字)の部分に対応する元の画像の色の平均値を求める。ここで求めた色は文字色の平均値となる。S7ではS5で作成した画像の黒色の部分をS6で求めた平均色に変更する。以上で背景が白色、文字が平均色の画像が作成される。
【0065】
2012は影付加処理で均一化された文字に影をつけて装飾する。このフローチャートを図25に示す。まず、S0で前述した均一化処理を行う。次にS1で、以後の処理に必要となるパラメータを求める。方法については後述する。S2では、影を作る元となる画像を作成するために元の画像を白黒2値化した画像を別に作成する。次にこの画像にS3でぼかし処理,シフト処理を施す。ここで各処理に用いるパラメータはS1で求めたものである。最後にS4でS3で作成した画像にS0で作成した画像中の文字部分を上書きで複写して合成する。以上で、影付加処理された画像が作成される。
【0066】
2013と2014は背景付加処理であり、均一化された文字の背景(白色の部分)に背景画像を付けて装飾する。このフローチャートを図26に示す。まず、S0で前述した均一化処理を行う。次にS1で対象となる画像の縦横の長さ(画素数)を求める。これは、本システムで扱う画像はビットマップフォーマットなので、ヘッダ(図2参照)を調べることになる。次にS2で背景画の元になる画像を二次記憶装置から主記憶装置中に読み込む(ロードする)。S3ではS1で求めた画像の大きさとS2でロードした画像とから背景画像を作成する。この方法については後述する。最後にS4ではS3で作成した背景画像にS0で作成された均一化処理された画像の文字部分を上書きで複写する。以上で均一化された画像の白色の部分に背景画像を付加することができる。
【0067】
次に、影付加処理で行われたパラメータ算出方法について詳しく説明する。本システムでは、3種類のパラメータ算出方法をオプションで指定できる。まず、1つ目の方法として、図27に示すように対象画像2700全体をスキャンして、文字部分の高さh2701を求め、それをパラメータとして画像処理を行うものがある。この方法を用いれば、簡単な処理ですみ、比較的短時間でパラメータが求められる。次に方法2は、図28に示すように、対象画像2700から、文字部分の面積、つまり、白色以外の部分の面積(画素数)を求め、それをパラメータとして使用する。3つ目の方法は、画像全体を縦横にスキャンして、文字部分と交差した回数と文字の面積から求めるものである。これを図29を用いて説明する。まず、対象となる画像2700の文字部分面積Sを方法2と同様にして求める。次に、画像全体を横方向に1ドットずつスキャンする。このとき、文字と交差する回数を求める。たとえば、ライン2705を例に取ると、2706に示すように、文字部分とは6回交差することになる。そのため、ライン2705における交差回数hcは6となる。これを全てのラインについて調べて、横ライン全交差回数Σhcを求める。次に、縦のライン2704についても、同様にして調べ、縦ライン全交差回数Σvcを求める。方法3では、S/(Σhc+Σvc)を求め、これをパラメータとして使用している。この結果、文字の太さも考慮されたパラメータが求められる。このように、本システムでは、オプションによりパラメータの算出方法を選択することができる。
【0068】
次に、背景付加処理で行われる背景画像作成方法を図30を用いて説明する。本システムでは、背景画像の一部分のみを二次記憶装置に画像ファイルとして格納している。オリジナル画像3000がこれに当たる。本システムではオリジナル画像を左右反転,上下反転,左右上下反転した画像をそれぞれ3001,3002,3003のように作成する。まず、これらを図31のようにつなぎ合わせて、元の画像の4倍の大きさの画像である合成画像3004を得る。次に、背景を付ける対象となる画像の大きさに合わせて、図32に示すように合成画像3004を繰り返し並べる。
【0069】
この動作を図33のフローチャートを用いて説明する。
【0070】
まず、S1で、図30の3000に相当するオリジナル画像を二次記憶装置308の画像データファイル群330から主記憶装置307にロードする。S2からS4までは、オリジナル画像を左右反転した画像1、上下反転した画像2、左右上下反転した画像3をそれぞれ主記憶装置307中に作成する。次にS5では、図31に示すように、オリジナル画像,画像1,画像2,画像3を用いて背景画像の元になる部分合成画像を作成する。S6では、背景を付ける画像の大きさを調べる。これは、画像データのヘッダを調べればよい。S7では、S6で調べた大きさに合わせて、主記憶装置307中に領域を確保する。S8では、後述する方法により部分合成画像を組み合わせて、背景画像を作成する。
【0071】
図34に、図33のS8に相当する、部分画像から背景画像を作成するときのフローチャートを示す。
【0072】
図34では、図35に示すように部分合成画像3500のx座標を表す変数をSx、y座標を表す変数をSy、対象とする画像の座標を表す変数をそれぞれBx,Byとして説明する。
【0073】
本方法では、部分合成画像を組み合わせて背景画像を作成する際に、背景となる仮像中において、水平方向は左から右へ、垂直方向は下から上へ、対応する部分合成画像の画素データを複写して行く。
【0074】
まず、S1では、対象画像を示す座標を0にセットする。S2では、部分合成画像を示す座標Sx,Syを0にセットする。S3では、対象画像の上辺まで処理を行ったかを調べる。行っていない場合はS4に処理を移す。S4では、Syが示している座標が部分合成画像の高さを越えていないかを調べる。越えている場合はステップS5でSy=0とし、部分合成画像のy座標を表す変数Syをセットする。次に、S6では、対象画像の右辺まで処理を行ったか調べる。行っていない場合はS7に処理を移す。行ってしまっている場合は、S12,S13でSy,Byをそれぞれ1増やす。S7では、Sxが示している画像が部分合成画像の幅を超えているかを調べる。超えている場合はSxを0にセットする。S9では、部分合成画像の(Sx,Sy)の点の画素値を、対象画像の(Bx,By)の画素値としてコピーする。S10,S11ではSx,Bxをそれぞれ1増やす。
【0075】
以上により、部分合成画像データを繰り返し対象画像データを格納する領域にコピーすることになり、目的とする背景画像が作成される。
【0076】
このようにして本実施例における文書編集システムでは、予め入力した処理スクリプトの記述および処理対象の画像自体から導出したパラメータにしたがって自動的に編集されたいくつかの処理結果画像を眺めながら、所望の画像を選択するだけの操作で画像編集を容易に行うことができ、画像編集に不慣れな利用者が沢山の画像編集メニュー,ツールの中から目的に見合ったメニュー,ツールを選択しさらに適当なパラメータを決定するという困難を軽減することができる。
【0077】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、画像編集に不慣れな使用者においても、容易に画像編集できる画像編集システムを提供できる。
【0078】
請求項記載の発明では、さらに画像データが少なくてすみ、処理時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の文書編集システムの構成を示す図
【図2】 実施例1における文書データ構造を示す図
【図3】 従来の文書編集システムの構成を示す図
【図4】 従来の文書データ構造を示す図
【図5】 従来の文書編集アプリケーションのユーザインターフェース画面を示す図
【図6】 従来の画像ファイリングアプリケーションのユーザインターフェース画面を示す図
【図7】 従来の画像編集アプリケーションのユーザインターフェース画面を示す図
【図8】 従来の文書編集システムにおいて、画像編集アプリケーションがインプレイスアクティブ状態で起動している時の文書編集アプリケーション及び画像編集アプリケーションのユーザインターフェース画面を示す図
【図9】 従来の文書編集システムにおいて、画像を貼り付けた状態を示す図
【図10】 実施例1における処理スクリプトデータの例を示す図
【図11】 主記憶装置307における画像編集アプリケーション用メモリ内のメモリマップ
【図12】 画像編集アプリケーションが文書編集アプリケーションから起動された際の処理手順を示すフローチャート
【図13】 実施例1において、画像編集アプリケーションがインプレイスアクティブ状態で起動している時の文書編集アプリケーション及び画像編集アプリケーションのユーザインターフェース画面を示す図
【図14】 画像ファイリングアプリケーションから文書編集アプリケーションへのドラッグアンドドロップ操作により、アプリケーション間通信による画像データの送受信コマンドを入力している際にユーザインターフェース画面を示す図
【図15】 ドラッグアンドドロップ操作によって、利用者から画像データ送受信コマンドを入力された際の、本文書編集システムの処理手順を示すフローチャート
【図16】 候補画像表示ウィンドウを示す図
【図17】 編集結果画像データ保持領域1105のメモリマップ
【図18】 実施例2における処理スクリプトデータの例を示す図
【図19】 ドラッグアンドドロップ操作によって、利用者から画像データ送受信コマンドを入力された際の本文書編集システムの処理手順を示すフローチャート
【図20】 ロゴエフェクトの画面を示す図
【図21】 クロップ領域を指定する画面を示す図
【図22】 クロップ領域を指定する画面を示す図
【図23】 エフェクト画像を表示している画面を示す図
【図24】 均一化処理のフローチャート
【図25】 影付加処理のフローチャート
【図26】 背景付加処理フローチャート
【図27】 パラメータ算出方法を示す図
【図28】 パラメータ算出方法を示す図
【図29】 パラメータ算出方法を示す図
【図30】 背景画像を作成する方法の説明図(その1)
【図31】 背景画像を作成する方法の説明図(その2)
【図32】 背景画像を作成する方法の説明図(その3)
【図33】 背景画像作成のフローチャート
【図34】 背景画像作成のフローチャート
【図35】 背景画像作成の説明図
【符号の説明】
107 画像編集自動実行手段
304 表示装置
306 入力装置
308 二次記憶装置
328 画像編集手段群

Claims (4)

  1. 複数の画像編集手段と、この複数の画像編集手段のうちの適宜の複数の画像編集手段を順次用いる推奨すべき処理手順を記憶する処理手順記憶手段と、この処理手順記憶手段に記憶された処理手順にもとづいて処理対象の画像の処理を実行する実行手段と、この実行手段で得られた編集結果画像を表示する表示手段と、この表示手段に表示された編集結果画像から所望の画像を選択する選択手段とを備えた画像編集システムにおいて、
    前記画像編集手段で用いるパラメータを処理対象となる画像から導出するパラメータ導出手段を備え、
    前記パラメータ導出手段は、処理対象となる画像の寸法にもとづいてパラメータを導出するものであることを特徴とする画像編集システム。
  2. 複数の画像編集手段と、この複数の画像編集手段のうちの適宜の複数の画像編集手段を順次用いる推奨すべき処理手順を記憶する処理手順記憶手段と、この処理手順記憶手段に記憶された処理手順にもとづいて処理対象の画像の処理を実行する実行手段と、この実行手段で得られた編集結果画像を表示する表示手段と、この表示手段に表示された編集結果画像から所望の画像を選択する選択手段とを備えた画像編集システムにおいて、
    前記画像編集手段で用いるパラメータを処理対象となる画像から導出するパラメータ導出手段を備え、
    前記パラメータ導出手段は、処理対象となる画像の面積にもとづいてパラメータを導出するものであることを特徴とする画像編集システム。
  3. 複数の画像編集手段と、この複数の画像編集手段のうちの適宜の複数の画像編集手段を順次用いる推奨すべき処理手順を記憶する処理手順記憶手段と、この処理手順記憶手段に記憶された処理手順にもとづいて処理対象の画像の処理を実行する実行手段と、この実行手段で得られた編集結果画像を表示する表示手段と、この表示手段に表示された編集結果画像から所望の画像を選択する選択手段とを備えた画像編集システムにおいて、
    前記画像編集手段で用いるパラメータを処理対象となる画像から導出するパラメータ導出手段を備え、
    前記パラメータ導出手段は、処理対象となる画像をスキャンして画像と交差した回数と、その画像の面積とにもとづいて導出するものであることを特徴とする画像編集システム。
  4. 複数の画像編集手段と、この複数の画像編集手段のうちの適宜の複数の画像編集手段を順次用いる推奨すべき処理手順を記憶する処理手順記憶手段と、この処理手順記憶手段に記憶された処理手順にもとづいて処理対象の画像の処理を実行する実行手段と、この実行手段で得られた編集結果画像を表示する表示手段と、この表示手段に表示された編集結果画像から所望の画像を選択する選択手段とを備えた画像編集システムにおいて、
    前記複数の画像編集手段のうちの一つは、オリジナル小画像と、このオリジナル小画像を左右反転,上下反転,左右上下反転した小画像とを規則的に並べて背景画像とするものであることを特徴とする画像編集システム。
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