JPH1027258A - 画像編集システム,文書編集システムおよび画像編集方法 - Google Patents

画像編集システム,文書編集システムおよび画像編集方法

Info

Publication number
JPH1027258A
JPH1027258A JP8179417A JP17941796A JPH1027258A JP H1027258 A JPH1027258 A JP H1027258A JP 8179417 A JP8179417 A JP 8179417A JP 17941796 A JP17941796 A JP 17941796A JP H1027258 A JPH1027258 A JP H1027258A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
editing
data
application
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8179417A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3890096B2 (ja
Inventor
Koji Hatanaka
耕治 畑中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP17941796A priority Critical patent/JP3890096B2/ja
Publication of JPH1027258A publication Critical patent/JPH1027258A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3890096B2 publication Critical patent/JP3890096B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像編集に不慣れな利用者においても容易に
画像編集できる画像編集システム,文書編集システム,
画像編集方法を提供する。 【解決手段】 推奨すべき処理手順1〜nを記憶させて
おき、処理対象の画像をこの処理手順1〜nにもとづい
て処理し、処理結果の画像を図示のように表示する。利
用者はこの表示画面から所望の画像を選択することで所
望の画像編集を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像編集システ
ム,画像データを含む文書を編集するための文書編集シ
ステムおよび画像編集方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の文書編集システムでは、テキスト
データのみならずテキストデータ中に画像データを混在
させた文書を編集することができる。このような文書編
集システムは、現在パーソナルコンピュータ上で、画像
データを混在させることが可能な文書編集用アプリケー
ションソフトウエアを稼動させることにより実現されて
いる。
【0003】図3は従来の文書編集システムの一例を示
すブロック図である。以下、図3を参照しながら、従来
の文書編集システムを説明する。なお文書編集システム
を構成するブロックのうち構成要件として当然含まれる
が本発明と対比して説明する上で直接必要としないブロ
ックたとえばCPUに関しては図示していない。また所
要の処理は不図示のCPUにより行われる。
【0004】図3において、301は文書編集システム
のハードウエアである。この内、304はCRT等の表
示装置やビデオボード等から構成される表示装置、30
6はマウス,キーボード等から構成される入力装置、3
07はDRAM等から構成される主記憶装置、308は
ハードディスクドライブ,ハードディスク等により構成
される不揮発性の記憶装置である二次記憶装置である。
【0005】また、図3において302は、文書編集シ
ステムにおいて、ハードウエア301およびアプリケー
ションソフトウエア303を有効に利用するための総合
的管理を行うオペレーティングシステムであり、Mic
rosoft社のオペレーティングシステムであるWi
ndows95に代表されるように複数のアプリケーシ
ョンソフトウエアを同時に実行することが可能で、表示
装置304上には各アプリケーションのユーザインター
フェイスとしてのウィンドウを複数同時に表示すること
ができるものである。オペレーティングシステム302
の内、314はアプリケーションソフトウエア群303
に含まれるアプリケーションソフトウエアからの要求に
応じて表示装置304上に、要求される文字,図形,画
像等を表示する描画管理システムである。315は入力
装置306を介して入力されるユーザーズイベントを本
システムの適切なソフトウエアモジュールへと配送する
ための入力デバイス管理システムである。316は主記
憶装置307へのデータの読み込み及び書き込みを管理
するためのメモリ管理システムである。317は二次記
憶装置308上のファイルを管理するためのファイルシ
ステムである。318はアプリケーション間通信手段で
あり、アプリケーションソフトウエア群303内のアプ
リケーション間でのデータ送受信や他のアプリケーショ
ンの起動などを可能ならしめるものである。このような
アプリケーション間通信技術の代表的なものとしてはM
icrosoft社のOLE2テクノロジーがあげられ
る(OLE2のより詳しい内容についてはMicros
oft PRESS出版のlnside OLE2参照
のこと)。
【0006】303はアプリケーションソフトウエア群
を示している。この内、319は文書編集アプリケーシ
ョンである。文書編集アプリケーション319は、利用
者によって編集された文書データの保存及び読み込みを
行うデータ保存読み込み手段322、画像編集アプリケ
ーション321から画像編集アプリケーション321上
で編集された画像の表示データをアプリケーション間通
信により受信し、この表示データを描画管理システム3
14に依頼して表示装置304上に表示する画像編集結
果表示手段323、利用者からのコマンド入力に従っ
て、アプリケーション間通信により画像編集アプリケー
ション321を起動する画像編集アプリケーション起動
手段324、及びテキストデータの編集手段等、図3に
は明示しない他の手段から構成される。
【0007】320は画像ファイリングアプリケーショ
ンであり、二次記憶装置308上にファイルとして記憶
されている多数のファイルの検索を容易にするためのア
プリケーションである。画像ファイリングアプリケーシ
ョン320は画像データファイル群330の中から利用
者の指定する画像データファイルの画像データを利用者
の指定に応じてアプリケーション間通信により文書編集
アプリケーション319や画像編集アプリケーション3
21へと送信することができるものである。
【0008】321は画像編集アプリケーションであ
り、オリジナル画像に対して、ぼかし,色調整などの画
像処理を行ったり、オリジナル画像に対して図形を描き
入れるなどの画像編集を行うためのアプリケーションで
ある。画像編集アプリケーション321は、画像ファイ
リングアプリケーション320から受信した画像と現在
の画像とを入れ替える機能を提供する画像データ貼り付
け手段325、二次記憶装置308への画像データの書
き込み及び読み込みを行うデータ保存読み込み手段32
6、画像,メニュー,アプリケーションのフレームワー
ク等の表示装置304への表示、及び入力装置306か
らのユーザーズイベントを管理するユーザインターフェ
ース管理手段327、ぼかし,輝度調整,色調整などの
各種画像処理フィルタや線の付与,文字の付与などのド
ローイングツールを含む画像編集手段を複数包含する画
像編集手段群328、利用者の入力コマンドに応じて、
画像編集手段群328の中から画像編集手段を実行する
画像編集実行手段331、及び、図3には明示されない
他の手段から構成される。なお、以上の構成においてO
LE2テクノロジーにおいては、アプリケーション間通
信によりデータを供給する側である画像編集アプリケー
ションを“OLEサーバ”と呼び、アプリケーション間
通信によりデータを受信する側である文書編集アプリケ
ーションは“OLEコンテナ”と呼んでいる。
【0009】329は文書編集アプリケーション319
によって編集された文書データファイルであり、図4の
ごときデータ構造である。図4において、401はヘッ
ダーデータ格納部であり、テキストのフォント,色,印
刷する際の用紙の大きさ,縦書きか横書きか、等の情報
を格納している。402はテキストデータ格納部であ
り、利用者によって入力されたテキストデータが格納さ
れている。403は画像編集アプリケーション用データ
格納部(OLE2テクノロジーにおける“オブジェク
ト”を格納する)であり、画像データをアプリケーショ
ン間通信により供給する画像編集アプリケーションを一
意に認識するための画像編集アプリケーション識別情報
格納部404、文書データ中での画像データの位置と大
きさに関する情報が格納されている画像位置データ格納
部405、表示装置304上に表示すべき画像データを
格納する表示データ格納部406(OLE2テクノロジ
ーではメタファイル形式の画像データ)、及び画像編集
アプリケーション識別情報格納部で指定される画像編集
アプリケーションが使用するための画像データ(文書編
集アプリケーションがサポートしていない画像データの
フォーマットであってもかまわない、OLE2テクノロ
ジーにおいてはネイティブデータとも呼ばれ、画像デー
タに限らない)を格納する画像データ格納部407から
構成される。408は本発明を説明する上で重要でない
その他のデータを含むその他のデータ格納部であるが、
文書中に複数の画像が埋め込まれている場合にはその数
に応じた画像編集アプリケーション用データ格納部を包
含している。
【0010】なお、Microsoft社のWORDVe
r6.0に代表される昨今の文書編集アプリケーションでは
文書データファイルのサンプルをアプリケーションソフ
トウエアに添付することが多い。利用者はこのようなサ
ンプル文書中のテキストを修正したり、画像を入れ替え
たりすることによって、全体のデザインを一から創造す
ることなしに、簡単に高品位な文書を作成することがで
きる。
【0011】図5は表示装置304上に表示される従来
の文書編集アプリケーション319のユーザインターフ
ェース画面の一例である。501は文書編集アプリケー
ション319のフレームとなるウィンドウである。50
2は文書1ドキュメントであり、利用者によりキーボー
ド入力されたテキストと、OLEサーバとして起動して
いる画像編集アプリケーション321よりアプリケーシ
ョン間通信により受信した画像が画像表示領域503に
表示されている。504は編集された文書データをファ
イルとして保存するためのコマンドを入力するためのSa
veボタンである。505は文書ファイルを501上に開
き編集可能状態にするためのOpenボタンである。506
は文書中に他のOLEサーバアプリケーションの提供す
るデータを表示するためのコマンドを入力するためのln
sertObjectボタンである。
【0012】図6は表示装置304上に表示される画像
ファイリングアプリケーション320のユーザーインタ
ーフェース画面の一例であり、二次記憶装置308上に
記憶されている画像データファイル群330の中からキ
ーワード検索などにより検索された画像ファイルの一覧
が表示されている。601は画像ファイリングアプリケ
ーションのフレームとなるウィンドウである。602は
検索された画像ファイルの縮小画像表示エリアである。
【0013】図7は文書編集システム上で他のアプリケ
ーションへとOLEサーバとして画像データを供給する
画像編集アプリケーション321のユーザインターフェ
ース画面の一例を示すものである。この内701は画像
編集アプリケーションのフレームウィンドウである。7
02は現在編集中の画像データを表示するウィンドウで
ある。703〜713はそれぞれ画像編集手段群328
を構成する各画像編集手段の実行命令を入力するための
ボタンである。703はぼかし処理の実行要求ボタンで
あり、このボタンを利用者がマウスによりクリックする
と、画像編集アプリケーション321は、ウィンドウ7
02上に表示されている画像データに対してぼかし処理
(画像の空間的な解像度を落とす処理)を施す。704
はシャープ処理の実行要求ボタンであり、このボタンを
利用者がマウスによりクリックすると、画像編集アプリ
ケーション321は、ウィンドウ702上に表示されて
いる画像データに対してシャープ処理(画像のエッジを
はっきりとさせる処理)を施す。705は輝度調整処理
の実行要求ボタンであり、このボタンを利用者がマウス
によりクリックすると、画像編集アプリケーション32
1は、ウィンドウ702上に表示されている画像データ
に対して輝度調整処理(画像の輝度を適正に補正する処
理)を施す。706は色調整処理の実行要求ボタンであ
り、このボタンを利用者がマウスによりクリックする
と、画像編集アプリケーション321は、ウィンドウ7
02上に表示されている画像データに対して色調整処理
(画像の色を適正に補正する処理)を施す。707は背
景消し処理の実行要求ボタンであり、このボタンを利用
者がマウスによりクリックすると、画像編集アプリケー
ション321は、ウィンドウ702上に表示されている
画像データに対して背景消し処理(人物像などの背景を
除去する処理)を施す。709はロゴ処理の実行要求ボ
タンであり、このボタンを利用者がマウスによりクリッ
クすると、画像編集アプリケーション321は、ウィン
ドウ702上に表示されている画像データに対してロゴ
処理(被写体に文字を含む画像から文字部分を切り出し
て、文字に対して装飾を加えることによりロゴを作成す
る処理)を施す。710はノイズ付与処理の実行要求ボ
タンであり、このボタンを利用者がマウスによりクリッ
クすると、画像編集アプリケーション321は、ウィン
ドウ702上に表示されている画像データに対してノイ
ズ付与処理(画像にノイズを付与して絵画的にする処
理)を施す。711は変形処理の実行要求ボタンであ
り、このボタンを利用者がマウスによりクリックする
と、画像編集アプリケーション321は、ウィンドウ7
02上に表示されている画像データに対して変形処理
(画像を変形して絵画的にする処理)を施す。712は
反転処理の実行要求ボタンであり、このボタンを利用者
がマウスによりクリックすると、画像編集アプリケーシ
ョン321は、ウィンドウ702上に表示されている画
像データに対して反転処理(画像の明暗を反転する処
理)を施す。
【0014】以上の構成による従来の文書編集システム
において、利用者が文書中の画像503をマウスにより
ダブルクリックすると、文書編集アプリケーション31
9の画像編集アプリケーション起動手段324は画像編
集アプリケーション識別情報格納部404の内容を参照
することにより、OLEサーバアプリケーションとして
画像データを供給する画像編集アプリケーションを一意
に認識することにより、画像編集アプリケーション32
1を起動するとともに画像表示領域503を画像編集ア
プリケーション321のユーザインターフェース領域と
する。また、画像編集アプリケーション321はOLE
コンテナアプリケーションによりOLEサーバとして起
動されると、ユーザインターフェース管理手段327が
画像表示領域503を自身のユーザインターフェース領
域としてユーザからのマウス入力を受け付ける状態とす
るとともに、画像編集に必要な予め定められたメニュー
をメニュー表示領域507に追加する。OLE2テクノ
ロジーにおいては、このように画像編集アプリケーショ
ンがコンテナアプリケーション内で起動している状態を
“インプレイスアクティブ”と呼んでいる。画像編集ア
プリケーション321が文書編集アプリケーション31
9内でインプレイスアクティブで起動している様子を図
8に示す。図8のようにインプレイスアクティブ状態で
は、画像表示領域503の周辺に斜線が表示されるとと
もに、予め定められた画像編集アプリケーションへのコ
マンド入力用のメニューがメニュー表示領域507に表
示され、コマンド入力待ち状態となる。
【0015】一方、画像編集アプリケーション321が
インプレイスアクティブの状態で、画像ファイリングア
プリケーション320上の任意の画像の縮小画像表示エ
リア上でマウスボタンを押すことによって任意の画像を
選択し、そのままマウスドラッグして文書編集アプリケ
ーションの画像表示領域上でドロップすると、画像ファ
イリングアプリケーション320で選択されたファイル
の画像データをインプレイスアクティブで起動中の画像
編集アプリケーション321に送信し、この画像データ
を受信した画像編集アプリケーション321の画像貼り
付け手段325は、今まで画像表示領域503上に表示
していた画像の上に、受信した画像を貼り付ける。元の
画像の上に図6におけるFile2.bmpの画像が貼
り付いたようすを図9に示す。この状態で、利用者がメ
ニュー表示領域507上に表示されている画像編集メニ
ュー703〜712の中から任意のメニューをマウスク
リックすると、画像編集アプリケーション321の画像
編集実行手段331はマウスクリックされたメニューに
対応した画像編集手段を画像編集手段群328から選択
し、画像表示領域503上に表示されている画像データ
に対して画像編集を実行する。そして、画像編集実行の
後に、利用者が文書1ドキュメントのウィンドウ501
内で画像表示領域503以外の任意の位置をマウスクリ
ックすると、画像編集アプリケーション321はインプ
レイスアクティブ状態から非アクティブ状態となる。こ
のとき、画像編集アプリケーション321は編集結果の
画像データを文書編集アプリケーション319へと送信
する。一方文書編集アプリケーション319は受信した
編集結果の画像データを画像表示領域503へと表示す
る。
【0016】文書編集アプリケーション319におい
て、利用者がデータ保存要求コマンドを入力する等、デ
ータ保存の必要性が生じた場合、文書編集アプリケーシ
ョン319のデータ保存読み込み手段322は、ヘッダ
ーデータ格納部401,テキストデータ格納部402に
文書の対応するデータを保存するとともに、画像編集ア
プリケーション321に対して、画像編集アプリケーシ
ョン用データ格納部403内へとデータ保存を行うよう
要求する。これを受けて画像編集アプリケーション32
1のデータ保存読み込み手段326は図4の形式で画像
編集アプリケーション用データ格納部403へとデータ
保存を行う。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従来の文書編集システ
ムには以下に示すような問題点があり、画像編集に不慣
れな利用者にとっては大変扱いが困難であった。
【0018】問題点1:文書編集アプリケーションから
起動された画像編集アプリケーションが、予め定められ
たメニューを表示するため、あらゆる文書データのあら
ゆる画像に対応するために、沢山のメニューを表示しな
くてはならなかった。このように沢山のメニューの中か
ら、現在編集中の文書の現在編集しようとしている画像
に適した画像編集手段を選択することは、利用者にとっ
て大変負担となっていた。
【0019】問題点2:画像データは情報量が多く、記
録媒体の大きな領域を占有してしまったり、記憶媒体か
らのリードライトに多くの時間を費やしてしまうという
問題点がある。これを回避するためには画像データをで
きる限り小さいサイズで保持する必要がある。用途が明
確でない時には必要とする画像解像度がわからないた
め、画像サイズを小さくすることはできないが、文書中
の画像データは文書中でどのように画像が使われるのか
が明確であるため、必要とする解像度に基づいて最適な
サイズへの画像の縮小を行うことが可能である。しかし
ながら従来の文書編集システムでは、画像を縮小するか
否か、また画像縮小する際の画像サイズについては利用
者が自分で判断して行うしかなく、画像編集に不慣れな
利用者にとってはこの作業は大変困難なものであった。
【0020】本発明は、このような状況のもとでなされ
たもので、画像編集に不慣れな利用者においても容易に
画像編集ができる画像編集システム,文書編集システ
ム,画像編集方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、画像編集システムを次の(1)〜
(7)のとおりに、文書編集システムを次の(8)のと
おりに、また画像編集方法を次の(9)のとおりに構成
する。
【0022】(1)複数の画像編集手段と、この複数の
画像編集手段のうちの適宜の複数の画像編集手段を順次
用いる推奨すべき処理手順を記憶する処理手順記憶手段
と、この処理手順記憶手段に記憶された処理手順にもと
づいて処理対象の画像の処理を実行する実行手段と、こ
の実行手段で得られた編集結果画像を表示する表示手段
と、この表示手段に表示された編集結果画像から所望の
画像を選択する選択手段とを備えた画像編集システム。
【0023】(2)画像編集手段で用いるパラメータを
処理対象となる画像から導出するパラメータ導出手段を
備えた前記(1)記載の画像編集システム。
【0024】(3)パラメータ導出手段は、処理対象と
なる画像の寸法にもとづいてパラメータを導出するもの
である前記(2)記載の画像編集システム。
【0025】(4)パラメータ導出手段は、処理対象と
なる画像の面積にもとづいてパラメータを導出するもの
である前記(2)記載の画像編集システム。
【0026】(5)パラメータ導出手段は、処理対象と
なる画像をスキャンして画像と交差した回数と、その画
像の面積とにもとづいて導出するものである前記(2)
記載の画像編集システム。
【0027】(6)複数の画像編集手段のうちの一つ
は、オリジナル小画像と、このオリジナル小画像を左右
反転,上下反転,左右上下反転した小画像とを規則的に
並べて背景画像とするものである前記(1)記載の画像
編集システム。
【0028】(7)推奨すべき画像サイズを記憶する推
奨画像サイズ記憶手段と、この推奨画像サイズ記憶手段
に記憶された画像サイズにもとづいて処理対象の画像の
サイズを変換する画像サイズ変換手段とを備えた画像編
集システム。
【0029】(8)前記(1)ないし(7)のいずれか
に記載の画像編集システムを用いる文書編集システム。
【0030】(9)画像編集の際に用いるパラメータを
処理対象の画像から導出して画像編集を行う画像編集方
法。
【0031】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を“文書
編集システム”の実施例により詳しく説明する。
【0032】なお実施例は文書編集システムであるが、
本発明はこれに限定されるものではなく、画像編集シス
テムの形で実施することができる。また、実施例は、文
書編集システムを単独のコンピュータで実現することを
想定しているが、本発明はこれに限定されるものではな
く、たとえば、文書編集システムを、回線で接続された
端末とホストコンピュータで実現する形で実施すること
ができる。
【0033】
【実施例】
(実施例1)図1に実施例1である“文書編集システ
ム”の構成を示す。以下、図1を参照しながら、実施例
の文書編集システムを説明する。なお文書編集システム
を構成するブロックのうち構成要件として当然含まれる
が本発明を説明する上で直接必要としないブロックたと
えばCPUに関しては図示していない。また、フローチ
ャート等により示される処理は不図示のCPUで行われ
る。
【0034】図1において、301は文書編集システム
のハードウエアである。この内、304はCRT等の表
示装置やビデオボード等から構成される表示装置、30
6はマウス,キーボード等から構成される入力装置、3
07はDRAM等から構成される主記憶装置、308は
ハードディスクドライブ,ハードディスク等により構成
される不揮発性の記憶装置である二次記憶装置である。
【0035】また図1において、302は、文書編集シ
ステムにおいて、ハードウエア301およびアプリケー
ションソフトウエア群101を有効に利用するための総
合的管理を行うオペレーティングシステムであり、Mi
crosoft社のオペレーティングシステムであるW
indows95に代表されるように複数のアプリケー
ションソフトウエアを同時に実行することが可能で、表
示装置304上には各アプリケーションのユーザインタ
ーフェースとしてのウィンドウを複数同時に表示するこ
とができるものである。オペレーティングシステム30
2の内、314はアプリケーションソフトウエア群10
1に含まれるアプリケーションソフトウエアからの要求
に応じて表示装置304上に、要求される文字,図形,
画像等を表示する描画管理システムである。315は入
力装置306を介して入力されるユーザーズイベントを
本システムの適切なソフトウエアモジュールへと配送す
るための入力デバイス管理システムである。316は主
記憶装置307へのデータの読み込み及び書き込みを管
理するためのメモリ管理システムである。317は二次
記憶装置308上にファイルを管理するためのファイル
システムである。318はアプリケーション間通信手段
であり、アプリケーションソフトウエア群101内のア
プリケーション間でのデータ送受信や他のアプリケーシ
ョンの起動などを可能ならしめるものである。101は
アプリケーションソフトウエア群を示している。この
内、319は文書編集アプリケーションであり従来と同
様のアプリケーションである。320は画像ファイリン
グアプリケーションであり従来の画像ファイリングアプ
リケーションと同様のアプリケーションである。
【0036】102は画像編集アプリケーションであ
り、画像に対して、ぼかし,色調整などの画像処理を行
ったり、画像に対して図形を描き入れるなどの画像編集
を行うためのアプリケーションである。画像編集アプリ
ケーション102は、画像データ入れ替え手段103,
処理スクリプト編集手段104,データ保存読み込み手
段105,処理スクリプト解析手段106,画像編集実
行手段331,画像編集自動実行手段107,ユーザイ
ンターフェース選択手段109を含むユーザインターフ
ェース管理手段108,画像編集手段群328,推奨画
像サイズ編集手段111,画像サイズ変換手段112、
及び本実施例を説明する上で重要でないため図1に明示
していない他の手段から構成される。
【0037】また、本実施例の文書編集システムの文書
データファイル110は図2のようなデータ構造となっ
ている。図2において、ヘッダーデータ格納部401,
テキストデータ格納部402,画像編集アプリケーショ
ン識別情報格納部404,画像位置データ格納部40
5,表示データ格納部406、及び画像データ格納部4
07は従来の文書編集システムと同様である。201は
本実施例における画像編集アプリケーション用データ格
納部であり、従来の文書編集システムのそれとの違い
は、アプリケーション間通信によって他のアプリケーシ
ョンから受信した画像データに対してどのような画像編
集を行うべきかが記述されている処理スクリプトを格納
する処理スクリプト格納部202と、アプリケーション
間通信によって他のアプリケーションから受信した画像
データをリサイズすべき推奨の画像サイズに関する情報
を格納する推奨画像サイズ格納部203を有する点であ
る。204はその他のデータ格納部であり、文書中に複
数の画像が埋め込まれている場合にはその数に応じた画
像編集アプリケーション用データ格納部を包含してい
る。
【0038】以上の構成において本実施例における文書
編集システムでは、画像編集アプリケーション開発元な
ど画像編集に慣れている者が処理スクリプト編集手段1
04によって予め処理スクリプトを入力した図2のごと
きデータ構造の文書データを、画像編集に不慣れな利用
者が編集する際、文書編集アプリケーションのOLEサ
ーバとして起動中の画像編集アプリケーション102に
対して画像データの入れ替えコマンドを入力すると、ま
ず画像データ入れ替え手段103が画像データを入れ替
える。次に画像サイズ変換手段112は入れ替わった画
像データを、推奨画像サイズ格納部203に格納されて
いる推奨の画像サイズにリサイズする。このことによ
り、文書中の画像の意味に従った必要最小限の画像サイ
ズを判断し、メニューから画像サイズの変換コマンドを
入力するという困難な作業を無くすことができる。な
お、この“推奨の画像サイズ”は、処理スクリプトと同
様に、画像編集に慣れている者が予め入力したものであ
る。
【0039】次に画像編集アプリケーション102の処
理スクリプト解析手段106が処理スクリプト格納部2
02の処理スクリプトデータを解析する。更にユーザイ
ンターフェース管理手段108のユーザインターフェー
ス選択手段109は処理スクリプトデータで示される画
像編集を行うために必要最小限であるところのユーザイ
ンターフェースを選択的に表示したり、処理スクリプト
データで示される画像編集を行うために必要最小限であ
るところのユーザインターフェースをダイナミックに生
成して表示する。このことにより画像編集に不慣れな利
用者が沢山のメニューの中から現在編集中の文書におけ
る現在編集しようとしている画像に適した画像編集を選
択する苦労を半減させることができる。また処理スクリ
プトが利用者に全く選択の余地を与えない完全なるバッ
チ処理用のデータである場合には画像編集自動実行手段
107が入れ替えられた画像に対して処理スクリプトの
バッチデータに即した画像編集を自動的に行うことによ
り、利用者が画像編集コマンドを選択し入力する苦労を
一切無くすことができる。
【0040】以下、図1を用いながら本実施例の文書編
集システムを詳細に説明する。
【0041】図5のように文書編集アプリケーション3
19で文書1を編集中に画像表示領域503をマウスポ
インタによりダブルクリックすると画像編集アプリケー
ション起動手段324は画像編集アプリケーション10
2を起動する。画像編集アプリケーション102起動の
際の本実施例における文書編集システムの処理の流れ
を、図11のメモリマップ及び、図12のフローチャー
トを用いて詳しく説明する。
【0042】ここで、図11は主記憶装置307内で画
像編集アプリケーション102が使用するメモリ領域内
でのメモリマップを示しており、1101は画像編集ア
プリケーション102の各手段の実行形式のコードを含
む各手段実行コード保持領域である。1102は推奨画
像サイズのデータを保持する推奨画像サイズデータ保持
領域である。1103は処理スクリプトデータを保持す
る処理スクリプトデータ保持領域である。1104は現
在の画像データを保持する画像データ保持領域である。
1105は画像編集手段群の画像編集手段による画像編
集の結果として得られる画像データを記憶保持するため
の編集結果画像データ保持領域である。1106は本実
施例を説明する上で重要でない画像編集アプリケーショ
ンによって使用されるその他のデータを保持するための
その他のデータ保持領域である。
【0043】起動された画像編集アプリケーション10
2は図12のようにS1から処理を開始する。S1では
まず、データ保存読み込み手段105により、画像デー
タ格納部407(図2参照)より画像データ保持領域1
104へと画像データを読み込む(説明を簡単にするた
め、現在は画像1.bmpなる画像データが格納されて
いたものとする)。次にS2において、データ保存読み
込み手段105により処理スクリプト格納部202より
処理スクリプトデータ保持領域1103へと処理スクリ
プトデータを読み込む。次にS3において、データ保存
読み込み手段105は推奨画像サイズ格納部203より
推奨画像サイズデータ保持領域1102に推奨画像サイ
ズを読み込む。次にS4にて、ユーザインターフェース
管理手段108は文書中の画像表示領域503上に画像
データ保持領域1104の画像データを表示して起動時
処理を終了する。画像編集アプリケーション102はこ
の起動時処理を終了すると、文書編集アプリケーション
319内でインプレイスアクティブ状態で利用者からの
イベント待ち(コマンド入力待ち)となる。この状態で
の表示装置304上の表示の様子を図13に示す。図1
3のように、実施例1における画像編集アプリケーショ
ン102のユーザインターフェース管理手段108は、
図8におけるそれと異なり、文書編集アプリケーション
のメニュー表示領域507上に画像編集コマンドを入力
するためのメニューを追加していない。
【0044】図14は画像ファイリングアプリケーショ
ン320から画像編集アプリケーション102へとアプ
リケーション間通信により画像データを送信するための
コマンドを入力している様子である。図14に示すよう
に、本文書編集システムにおいては、画像ファイリング
アプリケーション上の送信したい画像(図14における
File2.bmp)上にマウスカーソルを移動し、マ
ウスボタンを押す、ボタンを押し続けたまま、マウスカ
ーソルを画像表示領域503上まで移動しマウスボタン
を放す。このような動作を一般にドラッグアンドドロッ
プと呼んでいる。本文書編集システムでは、このように
画像ファイリングアプリケーション320の縮小画像上
から文書編集アプリケーション319内でインプレイス
アクティブ状態の画像編集アプリケーション102へと
ドラッグアンドドロップ操作を行うことにより、アプリ
ケーション間通信手段318に対して、画像データ送信
コマンドを入力することができる。
【0045】以下、File2.bmpの画像データを
画像編集アプリケーション102へとドラッグドロップ
した時を例にとって、利用者による画像データ送信コマ
ンドに始まる本文書編集システムによる処理の手順を図
15のフローチャートを用いて詳しく説明する。
【0046】実施例1における文書編集システムでは、
利用者がドラッグアンドドロップ操作により画像データ
送信コマンドを入力すると図15のS1のステップより
処理を開始する。
【0047】まずS1では画像データ入れ替え手段10
3が画像データ保持領域1104に記憶保持されている
画像1.bmpなる画像データを消去して、変わりにア
プリケーション間通信により受信したFile2.bm
pの画像データを画像データ保持領域1104にストア
することによって、画像データ保持領域1104の画像
データの入れ替えを行う。次にS2では、画像サイズ変
換手段112が、画像データ保持領域1104に記憶保
持されている画像データ(File2.bmpの画像デ
ータ)を推奨画像サイズデータ保持領域1102に記憶
されている推奨画像サイズにリサイズする。次にS3で
は処理スクリプト解析手段106が処理スクリプトデー
タ保持領域1103に格納されている処理スクリプトデ
ータを解析する。
【0048】図10(a),(b)に処理スクリプトデ
ータの例を示す。図10(a)は処理手順1、及び処理
手順2の二つの処理手順が記述されている。より詳細に
は、処理手順1ではまず、オリジナル画像に対してたと
えばあるパラメータParameter1を10としてぼかし処理
を施し、このぼかし処理の結果画像に対してさらにPara
meter1を20としてイラスト化処理を施すことを意味す
る処理スクリプトが記述されている。また、処理手順2
ではまず、オリジナル画像に対してParameter1を10と
してシャープ処理を施し、このシャープ処理の結果画像
に対してさらにあるパラメータParameter2を30として
イラスト化処理を施すことを意味する処理スクリプトが
記述されている。このように図10(a)の処理スクリ
プトでは処理手順が複数記述されている。このような処
理スクリプトをここでは選択型の処理スクリプトと呼ぶ
こととする。また図10(b)による処理スクリプトの
例では、処理手順が1つのみ記述されている。このよう
な処理スクリプトをここでは非選択型の処理スクリプト
と呼ぶこととする。
【0049】S4では、S3における解析結果を元に処
理スクリプトが選択型か非選択型かを判断している。処
理スクリプトデータ保持領域1103に記憶されている
処理スクリプトデータが図10(a)のように選択型で
ある場合にはS7へと処理を進め、非選択型である場合
にはS5へと処理を進める。処理スクリプトが非選択型
でS5へと処理を進めた場合、S5では画像編集自動実
行手段107が、画像データ保持領域1104に格納さ
れている画像データ(S2のステップでリサイズされた
file2.bmpの画像データ)に対して、処理スク
リプトデータに記述されている処理の手順に対応した画
像編集手段群328から検索して実行する。各画像編集
手段を実行する際のパラメータも処理スクリプトデータ
の記述に従う。
【0050】そして、S6においてユーザインターフェ
ース管理手段108が画像表示領域503上に画像デー
タ保持領域1104に格納されているところの処理スク
リプトに準じた編集結果画像データを表示した後、図1
5のフローチャートで示される処理手順を終了する。
【0051】また、処理スクリプトが選択型でS7へと
処理を進めた場合には、まずS7にてカウンタkに1を
代入する。次にS8において画像データ保持領域110
4に格納されている画像データ(S2のステップでリサ
イズされたfile2.bmpの画像データ)を図17
で示されるところの処理手順kによる編集結果画像デー
タ保持領域1105にコピーする。次にS9において画
像編集自動実行手段107は、処理手順kによる編集結
果画像データ保持領域に格納されている画像データに対
して、処理スクリプトデータに記述されている処理手順
kを実行する。処理実行に際しては処理手順kに記述さ
れている処理の手順に対応した画像編集手段を画像編集
手段群328から検索して実行する。各画像編集手段を
実行する際のパラメータも処理手順kの記述に従う。次
にS10で処理手順kが処理スクリプトデータにおいて
最後の処理手順か否かを判断する。たとえば処理スクリ
プトが図10(a)の場合には処理手順2が処理スクリ
プトの最後の処理手順であるのでk=2の時にS10で
の判断がYesとなりS12へと処理を進める。処理手
順kが処理スクリプトの最後の処理手順でない時には判
断はNoとなりS11にはカウンタkをインクリメント
した後、再びS8へと処理を進める。S12では図16
のごとき候補画像表示ウィンドウを表示する。候補画像
表示ウィンドウには図16に示すように、S9において
編集結果画像データ保持領域1105に格納された処理
手順1〜処理手順nの編集結果の画像が表示されてい
る。利用者は候補画像表示ウィンドから好みとする画像
編集結果画像を選択できる。本実施例においてはマウス
カーソルを好みとする画像の上に移動しマウスボタンを
クリックすることによって好みとする画像編集結果画像
を選択するコマンドを入力するものとする。S13では
利用者によって選択コマンドが入力されたか否かを判断
する。選択コマンドが入力されるまでは判断はNoとな
るS13の判断を繰り返す。利用者がマウスクリックに
より選択コマンドを入力するとS13での判断はYes
となり、S14へと処理を進める。S14では画像デー
タ保持領域1104に格納されている画像データを消去
する。次にS15では利用者によって選択された処理手
順による編集結果画像データを編集結果画像データ保持
領域1105から画像データ保持領域1104にコピー
する。S16では図16に示される候補画像表示ウィン
ドウを閉じる。次にS17において編集結果画像データ
保持領域1105に格納されている処理手順1〜処理手
順nによる処理結果画像データを全て消去する。次に、
S6において選択された編集結果を表示装置304に表
示する処理を行った後、図15のフローチャートで示さ
れる処理を終了する。
【0052】画像編集アプリケーション102による画
像編集処理が終了した後、利用者が文書1ドキュメント
502のウィンドウの内画像表示領域503以外の部分
をマウスクリックすることにより、画像編集アプリケー
ションはインプレイスアクティブ状態から非アクティブ
状態となる。画像編集アプリケーションは非アクティブ
状態となる前に、推奨画像サイズデータ,処理スクリプ
トデータ編集結果画像データをそれぞれ、推奨画像サイ
ズ格納部203,処理スクリプト格納部202、及び画
像データ格納部407へと保存するとともに、表示デー
タを作成し表示データ格納部406に格納する。一方文
書編集アプリケーション319の画像編集結果表示手段
323は表示データ格納部406に格納された表示デー
タを画像表示領域503上に表示する。
【0053】以上、実施例1による文書編集システムで
は、利用者がドラッグアンドドロップ操作によって画像
入れ替えのコマンドを入力した際、処理スクリプトが非
選択型である場合には、完全自動で画像編集が行われる
ため、画像編集に不慣れな利用者が画像編集コマンドや
パラメータをいくつも入力するという苦労を無くすこと
ができる。また処理スクリプトが選択型であっても、自
動的に編集されたいくつかの処理結果画像を眺めながら
所望の画像を選択するだけの操作で利用者にとって好ま
しい画像編集を容易に執り行うことができる。
【0054】また、自動的に画像サイズが縮小でき、画
像編集の処理時間を短縮できる。
【0055】(実施例2)実施例2の“文書編集システ
ム”は、画像編集の際のパラメータを処理対象の画像自
体から導出するものである。本実施例の構成は、実施例
1と同様であり、ここでの説明を省略する。
【0056】本実施例の文書編集システムは、画像編集
アプリケーション102が文書編集アプリケーション3
19中でインプレイスアクティブの状態(図13に示さ
れる状態)で、図14に示されるように、利用者がドラ
ッグアンドドロップ操作により画像データ通信コマンド
を入力すると図19のS1のステップより処理を開始す
る。
【0057】まずS1では画像データ入れ替え手段10
3が画像データ保持領域1104に記憶保持されている
画像1.bmpなる画像データを消去して、変わりにア
プリケーション間通信により受信したFile2.bm
pの画像データを画像データ保持領域1104にストア
することによって、画像データ保持領域1104の画像
データの入れ替えを行う。次にS2では、画像サイズ変
換手段112が、画像データ保持領域1104に記憶保
持されている画像データ(File2.bmpの画像デ
ータ)を推奨画像サイズデータ保持領域1102に記憶
されている推奨画像サイズにリサイズする。次にS3で
は処理スクリプト解析手段106が処理スクリプトデー
タ保持領域1103に格納されている処理スクリプトデ
ータを解析する。
【0058】図18に実施例2における処理スクリプト
データの例を示す。実施例2における処理スクリプトに
は画像編集において使用すべきテンプレートの名称が記
述されている。テンプレートとは画像編集手段群328
に含まれる画像編集手段の内、画像編集の目的ごとに、
必要とされる画像編集手段のユーザインターフェースの
みをコンパクトにまとめたウィンドウのことである。図
18の処理スクリプトデータに記述される「ロゴエフェ
クトテンプレート」は“文字画像を含む任意の画像から
文字画像部分を切り出し、それに対して装飾を加えるこ
とによりロゴを作成する”という画像編集の目的を達成
するのに最小限のユーザインターフェースを有したウィ
ンドウである。S4ではユーザインターフェース選択手
段109がS3での解析結果に応じて処理スクリプトに
記述されているテンプレートを選択し、表示する。たと
えば、処理スクリプトが、図18のようにロゴエフェク
トテンプレートを指定している場合には実施例2におけ
る文書編集システムの表示装置304上には図20のご
ときウィンドウが表示される。このように目的に合致し
た最小限のユーザインターフェースをユーザインターフ
ェース選択手段109が選択的に表示するので、ユーザ
はどのメニューを選べばよいのか当惑することがなく、
画像処理に不慣れなユーザをナビゲートすることができ
る。S5ではテンプレートのウィンドウを介して、各テ
ンプレートごとのユーザ対話処理を実行し、画像データ
保持領域1104の画像に対して画像編集を行う。S6
において、利用者が対話処理による画像編集を終了し、
テンプレート上のOKボタンをマウスクリックしたなら
テンプレートのウィンドウを閉じる。S7においてユー
ザインターフェース管理手段108は画像表示領域50
3上に画像データ保持領域1104に格納されている編
集結果の画像データを表示したのち、図19で示される
一連の処理を終了する。
【0059】以下に前述のロゴエフェクト処理を詳しく
説明する。
【0060】図20にロゴエフェクトテンプレートのユ
ーザインターフェース画面を示す。このロゴエフェクト
は、前述したように、文字画像を含む画像から文字画像
部分を切り出して、文字に対して装飾を加えることによ
りロゴを作成する場合に使われる。そのときの処理過程
としては、初めにユーザにより画像中の文字画像の部分
を選択し、切り出す(以後、クロップと呼ぶ)。その
後、その切り出した画像に対して何種類かのロゴエフェ
クトをかける。ユーザは表示された候補画像の中から1
つを選択し結果を得ることになる。
【0061】図20において、2001は処理対象とな
る画像2002を表示する領域で、また、この中でマウ
スを用いてクロップする領域を指定する。図20におい
ては画像2002の例として名刺が表示されている。ま
た、本システムでは、マウスカーソル2050を処理対
象となる画像2002上に移動させると図21の201
7のようにクロップ用のカーソルに変化し、クロップ領
域を指定可能であることを使用者に知らせる。2003
はクロップボタンで、このボタンをマウスカーソルで指
定することにより、2001内でクロップ領域と指定さ
れた部分がクロップされる。その後、2001にはクロ
ップされた画像が表示されることになる。2004,2
005はそれぞれ90°画像回転ボタンでそれぞれ処理
対象となる画像2002を左右に回転する。2006は
ロゴエフェクト実行ボタンで、これが指定されると20
01に表示されている画像に各種ロゴエフェクトが掛け
られ、結果が候補画像表示領域2010内の2011,
2012,2013,2014に表示される。使用者は
この中から所望のものを1つ選択する。2007はオプ
ションボタンでいくつかの処理オプションを指定でき
る。OKボタン2008はロゴエフェクトを終了するも
ので、このボタンがクリックされた時点で選択されてい
る候補画像に対応したロゴエフェクト画像が結果として
出力される。また、行ったエフェクトが不満足の場合は
Cancelボタン2009をクリックすることによ
り、全ての処理がキャンセルされ、元のアプリケーショ
ンに戻る。
【0062】次に、元の画像から文字部分をクロップす
る手順を説明する。本システムではマウスを用いてクロ
ップしたい矩形の一つの角でマウスボタンをダウンし、
そのまま、対角へとマウスを移動しそこでマウスボタン
をアップすることによりクロップ領域を指定する。図2
1にその結果を示す。2018はクロップする領域で、
それを指定するためにオペレータはマウスポインタ20
17で2018の頂点2015でマウスボタンをダウン
し、そのまま対角2016まで移動した後、マウスボタ
ンをアップする。その結果、クロップ領域2018が指
定される。もし、処理対象となる画像の縦横の向きが間
違っている場合は2004,2005の90°回転ボタ
ンをクリックして処理対象画像2002を回転してから
上述した処理を行うことになる。クロップ領域を決定し
た後、クロップボタン2003をクリックすると図22
のようにクロップ領域2018に含まれる部分の画像が
2001に拡大されて表示される。さらにクロップの必
要がある場合は図21に示した操作を繰り返す。クロッ
プ領域が確定した後、エフェクト実行ボタン2006を
クリックすると処理対象となる画像2019に各種のロ
ゴエフェクトが施され、図23に示すように候補画像表
示領域2010に候補画像がそれぞれ表示される。
【0063】ここで、各ロゴエフェクトについて説明す
る。本実施例におけるシステムではロゴエフェクトとし
て均一化処理,影付加処理,背景画像付加処理の3つが
ある。
【0064】図23において、2011は均一化処理と
呼ぶものである。処理対象となる画像がスキャナやデジ
タルカメラ等から取り込まれた場合、画像にノイズや色
むらが生じることがある。そこで均一化処理では処理対
象画像2019の背景(文字以外の部分)を白色、文字
の部分を2019の文字部分の平均色にする。このフロ
ーチャートを図24に示す。なお、本システムで扱う画
像は全てビットマップフォーマットとする。まず、S1
で処理対象となる画像を白黒2値化した画像を新たに作
成する。S2ではオプションでノイズ除去のためのフィ
ルタが有効になっているかを判定する。有効になってい
る場合はS3で2値化画像のノイズ除去を行う。本シス
テムでは、ノイズ除去フィルタとしてメディアンフィル
タを用いているが、その他のものでも良い。次にS4で
白黒2値化画像において、文字部分が白色、または黒色
のどちらかを判定する。ここでは、面積比などを算出し
て判定している。その結果を元にS5では文字部分が黒
色で背景が白色になるように、必要に応じて画像を白黒
反転する。S6では、S5で作成した画像における黒色
(文字)の部分に対応する元の画像の色の平均値を求め
る。ここで求めた色は文字色の平均値となる。S7では
S5で作成した画像の黒色の部分をS6で求めた平均色
に変更する。以上で背景が白色、文字が平均色の画像が
作成される。
【0065】2012は影付加処理で均一化された文字
に影をつけて装飾する。このフローチャートを図25に
示す。まず、S0で前述した均一化処理を行う。次にS
1で、以後の処理に必要となるパラメータを求める。方
法については後述する。S2では、影を作る元となる画
像を作成するために元の画像を白黒2値化した画像を別
に作成する。次にこの画像にS3でぼかし処理,シフト
処理を施す。ここで各処理に用いるパラメータはS1で
求めたものである。最後にS4でS3で作成した画像に
S0で作成した画像中の文字部分を上書きで複写して合
成する。以上で、影付加処理された画像が作成される。
【0066】2013と2014は背景付加処理であ
り、均一化された文字の背景(白色の部分)に背景画像
を付けて装飾する。このフローチャートを図26に示
す。まず、S0で前述した均一化処理を行う。次にS1
で対象となる画像の縦横の長さ(画素数)を求める。こ
れは、本システムで扱う画像はビットマップフォーマッ
トなので、ヘッダ(図2参照)を調べることになる。次
にS2で背景画の元になる画像を二次記憶装置から主記
憶装置中に読み込む(ロードする)。S3ではS1で求
めた画像の大きさとS2でロードした画像とから背景画
像を作成する。この方法については後述する。最後にS
4ではS3で作成した背景画像にS0で作成された均一
化処理された画像の文字部分を上書きで複写する。以上
で均一化された画像の白色の部分に背景画像を付加する
ことができる。
【0067】次に、影付加処理で行われたパラメータ算
出方法について詳しく説明する。本システムでは、3種
類のパラメータ算出方法をオプションで指定できる。ま
ず、1つ目の方法として、図27に示すように対象画像
2700全体をスキャンして、文字部分の高さh270
1を求め、それをパラメータとして画像処理を行うもの
がある。この方法を用いれば、簡単な処理ですみ、比較
的短時間でパラメータが求められる。次に方法2は、図
28に示すように、対象画像2700から、文字部分の
面積、つまり、白色以外の部分の面積(画素数)を求
め、それをパラメータとして使用する。3つ目の方法
は、画像全体を縦横にスキャンして、文字部分と交差し
た回数と文字の面積から求めるものである。これを図2
9を用いて説明する。まず、対象となる画像2700の
文字部分面積Sを方法2と同様にして求める。次に、画
像全体を横方向に1ドットずつスキャンする。このと
き、文字と交差する回数を求める。たとえば、ライン2
705を例に取ると、2706に示すように、文字部分
とは6回交差することになる。そのため、ライン270
5における交差回数hcは6となる。これを全てのライ
ンについて調べて、横ライン全交差回数Σhcを求め
る。次に、縦のライン2704についても、同様にして
調べ、縦ライン全交差回数Σvcを求める。方法3で
は、S/(Σhc+Σvc)を求め、これをパラメータ
として使用している。この結果、文字の太さも考慮され
たパラメータが求められる。このように、本システムで
は、オプションによりパラメータの算出方法を選択する
ことができる。
【0068】次に、背景付加処理で行われる背景画像作
成方法を図30を用いて説明する。本システムでは、背
景画像の一部分のみを二次記憶装置に画像ファイルとし
て格納している。オリジナル画像3000がこれに当た
る。本システムではオリジナル画像を左右反転,上下反
転,左右上下反転した画像をそれぞれ3001,300
2,3003のように作成する。まず、これらを図31
のようにつなぎ合わせて、元の画像の4倍の大きさの画
像である合成画像3004を得る。次に、背景を付ける
対象となる画像の大きさに合わせて、図32に示すよう
に合成画像3004を繰り返し並べる。
【0069】この動作を図33のフローチャートを用い
て説明する。
【0070】まず、S1で、図30の3000に相当す
るオリジナル画像を二次記憶装置308の画像データフ
ァイル群330から主記憶装置307にロードする。S
2からS4までは、オリジナル画像を左右反転した画像
1、上下反転した画像2、左右上下反転した画像3をそ
れぞれ主記憶装置307中に作成する。次にS5では、
図31に示すように、オリジナル画像,画像1,画像
2,画像3を用いて背景画像の元になる部分合成画像を
作成する。S6では、背景を付ける画像の大きさを調べ
る。これは、画像データのヘッダを調べればよい。S7
では、S6で調べた大きさに合わせて、主記憶装置30
7中に領域を確保する。S8では、後述する方法により
部分合成画像を組み合わせて、背景画像を作成する。
【0071】図34に、図33のS8に相当する、部分
画像から背景画像を作成するときのフローチャートを示
す。
【0072】図34では、図35に示すように部分合成
画像3500のx座標を表す変数をSx、y座標を表す
変数をSy、対象とする画像の座標を表す変数をそれぞ
れBx,Byとして説明する。
【0073】本方法では、部分合成画像を組み合わせて
背景画像を作成する際に、背景となる仮像中において、
水平方向は左から右へ、垂直方向は下から上へ、対応す
る部分合成画像の画素データを複写して行く。
【0074】まず、S1では、対象画像を示す座標を0
にセットする。S2では、部分合成画像を示す座標S
x,Syを0にセットする。S3では、対象画像の上辺
まで処理を行ったかを調べる。行っていない場合はS4
に処理を移す。S4では、Syが示している座標が部分
合成画像の高さを越えていないかを調べる。越えている
場合はステップS5でSy=0とし、部分合成画像のy
座標を表す変数Syをセットする。次に、S6では、対
象画像の右辺まで処理を行ったか調べる。行っていない
場合はS7に処理を移す。行ってしまっている場合は、
S12,S13でSy,Byをそれぞれ1増やす。S7
では、Sxが示している画像が部分合成画像の幅を超え
ているかを調べる。超えている場合はSxを0にセット
する。S9では、部分合成画像の(Sx,Sy)の点の
画素値を、対象画像の(Bx,By)の画素値としてコ
ピーする。S10,S11ではSx,Bxをそれぞれ1
増やす。
【0075】以上により、部分合成画像データを繰り返
し対象画像データを格納する領域にコピーすることにな
り、目的とする背景画像が作成される。
【0076】このようにして本実施例における文書編集
システムでは、予め入力した処理スクリプトの記述およ
び処理対象の画像自体から導出したパラメータにしたが
って自動的に編集されたいくつかの処理結果画像を眺め
ながら、所望の画像を選択するだけの操作で画像編集を
容易に行うことができ、画像編集に不慣れな利用者が沢
山の画像編集メニュー,ツールの中から目的に見合った
メニュー,ツールを選択しさらに適当なパラメータを決
定するという困難を軽減することができる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像編集に不慣れな使用者においても、容易に画像編集
できる画像編集システム,文書編集システム,画像編集
方法を提供できる。
【0078】請求項6,請求項7記載の発明では、さら
に画像データが少なくてすみ、処理時間を短縮すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の文書編集システムの構成を示す図
【図2】 実施例1における文書データ構造を示す図
【図3】 従来の文書編集システムの構成を示す図
【図4】 従来の文書データ構造を示す図
【図5】 従来の文書編集アプリケーションのユーザイ
ンターフェース画面を示す図
【図6】 従来の画像ファイリングアプリケーションの
ユーザインターフェース画面を示す図
【図7】 従来の画像編集アプリケーションのユーザイ
ンターフェース画面を示す図
【図8】 従来の文書編集システムにおいて、画像編集
アプリケーションがインプレイスアクティブ状態で起動
している時の文書編集アプリケーション及び画像編集ア
プリケーションのユーザインターフェース画面を示す図
【図9】 従来の文書編集システムにおいて、画像を貼
り付けた状態を示す図
【図10】 実施例1における処理スクリプトデータの
例を示す図
【図11】 主記憶装置307における画像編集アプリ
ケーション用メモリ内のメモリマップ
【図12】 画像編集アプリケーションが文書編集アプ
リケーションから起動された際の処理手順を示すフロー
チャート
【図13】 実施例1において、画像編集アプリケーシ
ョンがインプレイスアクティブ状態で起動している時の
文書編集アプリケーション及び画像編集アプリケーショ
ンのユーザインターフェース画面を示す図
【図14】 画像ファイリングアプリケーションから文
書編集アプリケーションへのドラッグアンドドロップ操
作により、アプリケーション間通信による画像データの
送受信コマンドを入力している際にユーザインターフェ
ース画面を示す図
【図15】 ドラッグアンドドロップ操作によって、利
用者から画像データ送受信コマンドを入力された際の、
本文書編集システムの処理手順を示すフローチャート
【図16】 候補画像表示ウィンドウを示す図
【図17】 編集結果画像データ保持領域1105のメ
モリマップ
【図18】 実施例2における処理スクリプトデータの
例を示す図
【図19】 ドラッグアンドドロップ操作によって、利
用者から画像データ送受信コマンドを入力された際の本
文書編集システムの処理手順を示すフローチャート
【図20】 ロゴエフェクトの画面を示す図
【図21】 クロップ領域を指定する画面を示す図
【図22】 クロップ領域を指定する画面を示す図
【図23】 エフェクト画像を表示している画面を示す
【図24】 均一化処理のフローチャート
【図25】 影付加処理のフローチャート
【図26】 背景付加処理フローチャート
【図27】 パラメータ算出方法を示す図
【図28】 パラメータ算出方法を示す図
【図29】 パラメータ算出方法を示す図
【図30】 背景画像を作成する方法の説明図(その
1)
【図31】 背景画像を作成する方法の説明図(その
2)
【図32】 背景画像を作成する方法の説明図(その
3)
【図33】 背景画像作成のフローチャート
【図34】 背景画像作成のフローチャート
【図35】 背景画像作成の説明図
【符号の説明】
107 画像編集自動実行手段 304 表示装置 306 入力装置 308 二次記憶装置 328 画像編集手段群

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像編集手段と、この複数の画像
    編集手段のうちの適宜の複数の画像編集手段を順次用い
    る推奨すべき処理手順を記憶する処理手順記憶手段と、
    この処理手順記憶手段に記憶された処理手順にもとづい
    て処理対象の画像の処理を実行する実行手段と、この実
    行手段で得られた編集結果画像を表示する表示手段と、
    この表示手段に表示された編集結果画像から所望の画像
    を選択する選択手段とを備えたことを特徴とする画像編
    集システム。
  2. 【請求項2】 画像編集手段で用いるパラメータを処理
    対象となる画像から導出するパラメータ導出手段を備え
    たことを特徴とする請求項1記載の画像編集システム。
  3. 【請求項3】 パラメータ導出手段は、処理対象となる
    画像の寸法にもとづいてパラメータを導出するものであ
    ることを特徴とする請求項2記載の画像編集システム。
  4. 【請求項4】 パラメータ導出手段は、処理対象となる
    画像の面積にもとづいてパラメータを導出するものであ
    ることを特徴とする請求項2記載の画像編集システム。
  5. 【請求項5】 パラメータ導出手段は、処理対象となる
    画像をスキャンして画像と交差した回数と、その画像の
    面積とにもとづいて導出するものであることを特徴とす
    る請求項2記載の画像編集システム。
  6. 【請求項6】 複数の画像編集手段のうちの一つは、オ
    リジナル小画像と、このオリジナル小画像を左右反転,
    上下反転,左右上下反転した小画像とを規則的に並べて
    背景画像とするものであることを特徴とする請求項1記
    載の画像編集システム。
  7. 【請求項7】 推奨すべき画像サイズを記憶する推奨画
    像サイズ記憶手段と、この推奨画像サイズ記憶手段に記
    憶された画像サイズにもとづいて処理対象の画像のサイ
    ズを変換する画像サイズ変換手段とを備えたことを特徴
    とする画像編集システム。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項7のいずれかに記
    載の画像編集システムを用いる文書編集システム。
  9. 【請求項9】 画像編集の際に用いるパラメータを処理
    対象の画像から導出して画像編集を行うことを特徴とす
    る画像編集方法。
JP17941796A 1996-07-09 1996-07-09 画像編集システム Expired - Fee Related JP3890096B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17941796A JP3890096B2 (ja) 1996-07-09 1996-07-09 画像編集システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17941796A JP3890096B2 (ja) 1996-07-09 1996-07-09 画像編集システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1027258A true JPH1027258A (ja) 1998-01-27
JP3890096B2 JP3890096B2 (ja) 2007-03-07

Family

ID=16065510

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17941796A Expired - Fee Related JP3890096B2 (ja) 1996-07-09 1996-07-09 画像編集システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3890096B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100556652B1 (ko) * 2001-07-31 2006-03-10 캐논 가부시끼가이샤 이미지 처리 장치, 이미지 처리 방법, 및 기록 매체
WO2008069346A1 (ja) * 2006-12-07 2008-06-12 Canon Kabushiki Kaisha デザイン編集装置および方法およびデザイン編集プログラム
JP2009301325A (ja) * 2008-06-13 2009-12-24 Fujifilm Corp 候補画像表示方法および装置ならびにプログラム
JP2010136390A (ja) * 2009-12-22 2010-06-17 Canon Inc 画像処理システム、制御方法並びにプログラム
JP2010136392A (ja) * 2009-12-22 2010-06-17 Canon Inc 画像処理システム、制御方法並びにプログラム
JP2010541069A (ja) * 2007-09-24 2010-12-24 マイクロソフト コーポレーション 形状を用いたディジタル画像のアピアランス変更

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100556652B1 (ko) * 2001-07-31 2006-03-10 캐논 가부시끼가이샤 이미지 처리 장치, 이미지 처리 방법, 및 기록 매체
US7215439B2 (en) 2001-07-31 2007-05-08 Canon Kabushiki Kaisha Image processing device, image processing method, program and storage medium
US7751073B2 (en) 2001-07-31 2010-07-06 Canon Kabushiki Kaisha Image processing device, method, and program product with control of display screens based on selected application
WO2008069346A1 (ja) * 2006-12-07 2008-06-12 Canon Kabushiki Kaisha デザイン編集装置および方法およびデザイン編集プログラム
JP2008146226A (ja) * 2006-12-07 2008-06-26 Canon Inc デザイン編集装置および方法およびデザイン編集プログラム
JP2010541069A (ja) * 2007-09-24 2010-12-24 マイクロソフト コーポレーション 形状を用いたディジタル画像のアピアランス変更
US8582919B2 (en) 2007-09-24 2013-11-12 Microsoft Corporation Altering the appearance of a digital image using a shape
USRE47152E1 (en) 2007-09-24 2018-12-04 Microsoft Technology Licensing, Llc Altering the appearance of a digital image using a shape
JP2009301325A (ja) * 2008-06-13 2009-12-24 Fujifilm Corp 候補画像表示方法および装置ならびにプログラム
JP2010136390A (ja) * 2009-12-22 2010-06-17 Canon Inc 画像処理システム、制御方法並びにプログラム
JP2010136392A (ja) * 2009-12-22 2010-06-17 Canon Inc 画像処理システム、制御方法並びにプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3890096B2 (ja) 2007-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3817306B2 (ja) 文書編集システム及び文書編集方法
JP3895492B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US6373499B1 (en) Automated emphasizing of an object in a digital photograph
JP3140782B2 (ja) 画像を自動併合するための装置及び方法
JP3890096B2 (ja) 画像編集システム
US6128020A (en) Computer system supporting design operation of three-dimensional object and method therefor
JP3974105B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2001014479A (ja) 画像割付装置
JP2001118077A (ja) 文書作成装置および文書作成方法
JPH08235344A (ja) シナリオ編集装置
JP5020862B2 (ja) 線画処理装置、およびプログラム
JP3187151B2 (ja) 図形処理装置及び方法
JP3578917B2 (ja) 画像加工装置、画像加工システム、画像加工方法、およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP4047368B2 (ja) 画像編集装置及びその制御方法
Chavez Access Code Card for Adobe Photoshop Classroom in a Book (2023 release)
JP3607913B2 (ja) 画像表示装置
JPH10162093A (ja) 商品情報割付装置
JPH04266178A (ja) 画像処理装置
JP2914069B2 (ja) 画像処理支援装置
JP5783030B2 (ja) 画像処理プログラムおよび画像処理装置
JP2003162350A (ja) テンプレートデータ表示方法
JP5292662B2 (ja) 文書表示装置、文書表示装置の制御方法及びプログラム
JPH07262215A (ja) 文書表示装置
JP3742358B2 (ja) 光学的文字認識装置およびプログラム
JP2001312736A (ja) 画像処理装置、媒体、およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060725

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060907

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061204

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091208

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101208

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111208

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121208

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131208

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees