JP4228982B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
ところが、ロック部5の後側のロック進入空間6は、ハウジング1を樹脂成形する際にロック部5の後面形状を成形するための金型を型抜きする都合上、後方へ開口する形態で形成されているため、このロック進入空間6の形成部分に補強構造を設けることができなかった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、フード部の強度を向上させることを目的とする。
前記ロック進入空間は、前記フード部において前記相手コネクタの嵌合・離脱方向と交差する方向に沿って外部に開口して形成されていて、前記フード部の内面のうち前記ロック進入空間の真後ろには、前記ロック部と対向するよう内方へ突出するとともに前記相手コネクタの嵌合・離脱方向に沿って延出する補強部が設けられる一方、前記相手コネクタには両コネクタのハウジングを嵌合状態に保持するためのロックアームが設けられるとともに、このロックアームは幅方向に所定間隔を空けてほぼ平行に延びる一対のアーム部と、この両アーム部の途中部分を連結する前記係止部とを備えてなり、前記両コネクタのハウジングの嵌合の際には前記両アーム部間に前記補強部が進入する構成であるところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記ロック進入空間の幅寸法は、前記案内面側に接近するに連れて次第に広くなる設定とされているところに特徴を有する。
ロック進入空間を相手コネクタの嵌合・離脱方向と交差する方向に沿って外部に開口する形状としたから、フード部のうちロック進入空間の後側に、ロック部と対向するよう内方へ突出するとともに嵌合・離脱方向に沿って延出する補強部を設けることができる。このようにロック部の後側に補強部を設けることで、フード部の強度を向上させることができる。
フード部に相手コネクタを嵌合する際、案内面により相手コネクタを案内するようにしたから、補強部に引っ掛かることなくスムーズに嵌合させることができる。
案内面を形成すると、案内面とロック進入空間の側面との間の隙間が狭くなるため、コネクタハウジングを樹脂成形する際にロック進入空間や案内面を成形する金型が部分的に細くなってその強度が不足することが懸念される。ところが、本発明によれば、ロック進入空間の幅寸法が案内面側に接近するに連れて広くなる設定とされているから、案内面とロック進入空間の側面との間の隙間を広く確保でき、もってロック進入空間や案内面を成形する金型の強度を十分に得ることができる。
フード部が相手コネクタに適合した長さよりも長く形成される場合があり、その場合には、相手コネクタが正規深さよりもさらに奥深くまで進入するのが許容される可能性がある。ところが、本発明によれば、相手コネクタが正規深さに達したところでフード部に対してストッパ部が突き当たり、それ以上の嵌合の進行が規制されるようになっているから、相手コネクタがフード部内に過度に進入する事態を防ぐことができる。
本発明の実施形態1を図1ないし図17によって説明する。この実施形態1では、図10に示すように、互いに嵌合可能な一対のコネクタのうち、雄コネクタ10が箱型のケースCの壁面に設けられた開口CHに貫通した状態で保持されるとともにケースC内に収容された基板Kに対して取り付けられるのに対し、雌コネクタ20が上記雄コネクタ10に対してケースC外から嵌合されるものを示す。なお、以下では両コネクタ10,20における嵌合面側を前方とし、また上下方向については図1や図10を基準とする。
本発明の実施形態2を図18ないし図20によって説明する。この実施形態2では、雄ハウジング11のフード部14の長さ寸法が変更されるのに伴って、雌ハウジング21にストッパ部52を設けるようにした場合を示す。なおこの実施形態2では、上記した実施形態1と同様の構造、作用及び効果について重複する説明は省略する。また図19及び図20においてはケースの図示を省略する。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)補強リブの前面の側端部に設ける案内面の形態としては、上記したテーパ面以外にも、円弧状などの曲面でもよい。また補強リブから案内面を除去したものも本発明に含まれる。
(3)上記した実施形態では、雄コネクタが基板及びケースに取り付けられるものを示したが、基板やケースに取り付けられないタイプのコネクタにも本発明は適用可能である。
(4)雄雌の端子金具の本数については、任意に変更可能である。またロックアームの形状についても任意に変更可能である。
11…雄ハウジング(コネクタハウジング)
14…フード部
16…ロック爪部(ロック部)
17…ロック進入空間
17a…側面
18…補強リブ
18a…前面(対向面)
19…案内面
20…雌コネクタ(相手コネクタ)
47…係止部
52…ストッパ部
Claims (4)
- コネクタハウジングには、相手コネクタを嵌合可能なフード部が設けられており、このフード部には、前記相手コネクタの係止部が係止されることで相手コネクタを嵌合状態に保持可能なロック部が内方へ突出して設けられるとともに、このロック部の真後ろには相手ハウジングの係止部が進入可能なロック進入空間が確保されており、
前記ロック進入空間は、前記フード部において前記相手コネクタの嵌合・離脱方向と交差する方向に沿って外部に開口して形成されていて、前記フード部の内面のうち前記ロック進入空間の真後ろには、前記ロック部と対向するよう内方へ突出するとともに前記相手コネクタの嵌合・離脱方向に沿って延出する補強部が設けられる一方、
前記相手コネクタには両コネクタのハウジングを嵌合状態に保持するためのロックアームが設けられるとともに、このロックアームは幅方向に所定間隔を空けてほぼ平行に延びる一対のアーム部と、この両アーム部の途中部分を連結する前記係止部とを備えてなり、
前記両コネクタのハウジングの嵌合の際には前記両アーム部間に前記補強部が進入する構成であることを特徴とするコネクタ。 - 前記補強部のうち、前記ロック部との対向面の側端部には、前記相手コネクタの嵌合動作を案内可能な案内面が形成されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
- 前記ロック進入空間の幅寸法は、前記案内面側に接近するに連れて次第に広くなる設定とされていることを特徴とする請求項2記載のコネクタ。
- 前記相手コネクタには、前記フード部に対して前記係止部が前記ロック部に係止する正規深さまで嵌合されたときに、前記フード部に突き当たることで、それ以上の嵌合の進行を規制可能なストッパ部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のコネクタ。
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