JP2020155369A - コネクタ - Google Patents

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樹春 王
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    • H01R12/70Coupling devices
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

【課題】設計の自由度を高める。【解決手段】コネクタは、第1コネクタと、第1コネクタの前面に開口する角筒状のフード部と、フード部に形成された第1ロック部と、前面を第1コネクタに向けた状態でフード部内に嵌入される第2コネクタと、第2コネクタに形成され、第1ロック部に引っ掛かることで第2コネクタをフード部に嵌入した状態に保持する第2ロック部とを備え、フード部内のうち第1ロック部よりも後方の領域に、フード部を構成する複数の壁部のうち互いに対向する2つの壁部に連なる補強壁が形成され、第2コネクタにおける第2ロック部よりも前方の領域に、第2コネクタがフード部に嵌入したときに補強壁を収容する収容溝が形成されている。【選択図】図6

Description

本開示は、コネクタに関するものである。
特許文献1に記載された角筒状の本体部を有する基板用コネクタが開示されている。本体部は、仕切り板で仕切られた2つの接続孔を有する。2つの接続孔には、相手側コネクタの2つに分かれた先端部分が嵌入される。2つの接続孔を仕切る仕切り板は、角筒状の本体部の強度を高める機能を発揮し得る。
特開2009−140839号公報 特開2006−221926号公報 特開2007−026762号公報
上記基板用コネクタに形成されている仕切り板は、本体部の奥端から開口端にわたって形成されている。そのため、本体部に、基板用コネクタと相手側コネクタを嵌合状態に保持するためのロック部を形成しようとすると、ロック部の位置を仕切り板とは異なる位置に配置しなければならず、設定上の自由度が低いという問題がある。
本開示のコネクタは、上記のような事情に基づいて完成されたものであって、設計の自由度を高めることを目的とする。
本開示のコネクタは、
第1コネクタと、
前記第1コネクタに形成され、前記第1コネクタの前面に開口する角筒状のフード部と、
前記フード部に形成された第1ロック部と、
前面を前記第1コネクタに向けた状態で前記フード部内に嵌入される第2コネクタと、
前記第2コネクタに形成され、前記第1ロック部に引っ掛かることで前記第2コネクタを前記フード部に嵌入した状態に保持する第2ロック部とを備え、
前記フード部内のうち前記第1ロック部よりも後方の領域には、前記フード部を構成する複数の壁部のうち互いに対向する2つの前記壁部に連なる補強壁が形成され、
前記第2コネクタにおける前記第2ロック部よりも前方の領域には、前記第2コネクタが前記フード部に嵌入したときに前記補強壁を収容する収容溝が形成されている。
本開示のコネクタは、設計の自由度が高い。
実施例1のコネクタを構成する第1コネクタの斜視図である。 第1コネクタの正面図である。 第2コネクタの斜視図である。 第2コネクタの側断面図である。 第1コネクタと第2コネクタが嵌合した状態をあらわす側断面図である。 第1コネクタと第2コネクタが嵌合した状態をあらわす一部切欠平面図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施形態を列記して説明する。
本開示のコネクタは、
(1)第1コネクタと、
前記第1コネクタに形成され、前記第1コネクタの前面に開口する角筒状のフード部と、
前記フード部に形成された第1ロック部と、
前面を前記第1コネクタに向けた状態で前記フード部内に嵌入される第2コネクタと、
前記第2コネクタに形成され、前記第1ロック部に引っ掛かることで前記第2コネクタを前記フード部に嵌入した状態に保持する第2ロック部とを備え、
前記フード部内のうち前記第1ロック部よりも後方の領域には、前記フード部を構成する複数の壁部のうち互いに対向する2つの前記壁部に連なる補強壁が形成され、
前記第2コネクタにおける前記第2ロック部よりも前方の領域には、前記第2コネクタが前記フード部に嵌入したときに前記補強壁を収容する収容溝が形成されている。
本開示の構成によれば、補強壁の形成範囲が第1ロック部よりも後方の領域なので、第1ロック部の位置を設定する際に、補強壁との位置関係に起因する制約を受けることがない。また、収容溝の形成範囲は、第2コネクタにおける第2ロック部よりも前方の領域なので、第2ロック部の位置を設定する際に、収容溝との位置関係に起因する制約を受けることがない。したがって、本開示のコネクタは、設計の自由度が高い。
(2)前記第1ロック部が、前記フード部に対する相対変位を規制された形態であり、前記第2ロック部が弾性変位可能であることが好ましい。この構成によれば、第1ロック部を、狭小な形態にして、フード部の開口端に近い位置に配置することができる。これにより、フード部に対する第2コネクタの嵌入方向において、補強壁の形成範囲をフード部の前端に近い位置まで拡張できるので、補強壁の補強機能が向上する。
(3)(2)において、前記第2コネクタは、端子金具を収容する端子収容部と、前記端子収容部の外面から前記収容溝に沿って後方へ延出した形態であって弾性変形可能な弾性アーム部を有しており、前記弾性アーム部に前記第2ロック部が形成されていることが好ましい。この構成によれば、弾性アーム部が収容溝に沿うように配されているので、フード部に第2コネクタを嵌入したときに、弾性アーム部と補強壁が干渉することがない。弾性アーム部を収容溝よりも後方に配置する場合に比べると、第2コネクタの前後長を短くすることができる。
(4)(3)において、一対の前記弾性アーム部が前記収容溝を挟むように配され、前記第2ロック部が前記一対の弾性アーム部を連結する形態であることが好ましい。この構成によれば、フード部に第2コネクタを嵌入する過程では、一対の弾性アーム部が、補強壁により不正に変形しないようにガイドされるので、第2ロック部を第1ロック部に対して確実に引っ掛けることができる。
[本開示の実施形態の詳細]
[実施例1]
本開示のコネクタを具体化した実施例1を、図1〜図6を参照して説明する。コネクタは、第1コネクタ10と第2コネクタ20とを備えている。第1コネクタ10と第2コネクタ20は、双方の前面10F,20F同士を対向(正対)させた向きで接近させることにより、嵌合される。
本実施例1において、第1コネクタ10の前後方向については、図1における斜め右下方向を前方と定義し、第2コネクタ20の前後方向については、図3における斜め左下方向を前方と定義する。上下の方向については、図1〜5にあらわれる向きを、そのまま上方、下方と定義する。第1コネクタ10の左右の方向については、図2にあらわれる向きを、そのまま左方、右方と定義する。
図1,2に示すように、第1コネクタ10は、第1ハウジング11(雄側ウジング)と、第1ハウジング11に取り付けた複数の雄形の第1端子金具19とを備えた雄側コネクタと称されるものである。第1端子金具19は雄端子金具と称される。第1コネクタ10は、回路基板(図示省略)に実装される基板用コネクタとしての機能を有している。
第1ハウジング11は、合成樹脂製であり、端子保持部12とフード部13とを一体成形した単一部品である。端子保持部12は、正面視形状が長辺を左右方向に向けた長方形をなす壁状をなしている。端子保持部12には、L字形に屈曲された複数の第1端子金具19が、圧入により前後方向に貫通した形態で取り付けられている。第1端子金具19のうち前後方向に延びるハーネス接続部19Hの前端部は、フード部13内に収容されている。第1端子金具19のうち上下方向に延びる基板接続部19Pは、端子保持部12の後方に露出している。
フード部13は、4つの壁部(上壁部14、下壁部15及び左右一対の側壁部16)によって構成されている。4つの壁部14〜16は、第1コネクタ10と第2コネクタ20の嵌合・離脱方向と平行をなす。上壁部14には、上壁部14を上下に貫通した形態の第1ロック部17が形成されている。第1ロック部17はフード部13に対して相対変位不能である。第1ロック部17は、前後方向(両コネクタ10,20の嵌合・離脱方向と平行な方向)においては、上壁部14(フード部13)の前端部に配されている。第1ロック部17は、左右方向(両コネクタ10,20の嵌合・離脱方向と直交する方向)においては、上壁部14(フード部13)の中央部に配されている。
フード部13には、上壁部14の内面(下面)と下壁部15の内面(上面)とに連なる形態の補強壁18が形成されている。補強壁18は、上壁部14及び下壁部15に対して直角な板状をなしている。補強壁18の厚さ寸法(左右方向の寸法)は、第1ロック部17の左右寸法よりも小さい。補強壁18の壁面は、両コネクタ10,20の嵌合・離脱方向と平行である。補強壁18の前後方向における形成範囲は、第1ロック部17よりも後方(フード部13における奥端側)の領域のみである。つまり、第1ロック部17と補強壁18は、前後方向(両コネクタ10,20の嵌合方向と平行な方向)において、部分的にも重ならずに、完全に異なる位置に配置されている。
補強壁18は、左右方向(補強壁18の壁面と直交する方向)において、フード部13の中央位置に配されている。したがって、第1ロック部17とフード部13は、左右方向において同じ位置に配されている。換言すると、フード部13を前方から(補強壁18の壁面と平行に)視た正面視において、補強壁18の上端部(一部)が第1ロック部17と重なっている。
図3,4に示すように、第2コネクタ20は、第2ハウジング21(雌側ハウジング)と、複数の雌形の第2端子金具28(請求項に記載の端子金具)とを備えた雌側コネクタと使用されるものである。第2端子金具28は雌端子金具と称される。第1コネクタ10と第2コネクタ20が嵌合する過程で、第2ハウジング21はフード部13内に嵌入される。第2ハウジング21は、合成樹脂製であり、上下寸法に比べて左右寸法が大きい横長のブロック状をなす端子収容部22を有する。端子収容部22内に複数の第2端子金具28が収容されている。
端子収容部22には、端子収容部22の前面を後方へ凹ませた形態の収容溝23が形成されている。収容溝23は、端子収容部22の前面において上下方向のスリット状に開口している。収容溝23は、端子収容部22の上面及び下面において前後方向のスリット状に開口している。収容溝23は、左右方向(フード部13に対する第2ハウジング21の嵌入方向と直角な方向)において端子収容部22(第2コネクタ20)の中央位置に配されている。収容溝23の溝幅(左右方向の寸法)は、補強壁18の厚さ寸法と同じか、補強壁18の厚さ寸法よりも僅かに大きい寸法である。
第2ハウジング21は、端子収容部22に一体に形成されたロックアーム24を有する。ロックアーム24は、左右一対の弾性アーム部25と、第2ロック部26と、操作部27とを有している。一対の弾性アーム部25は、端子収容部22の外面(上面)における前端部から後方へ延出した形態である。一対の弾性アーム部25は、左右方向において端子収容部22の中央位置に配されている。端子収容部22を上から視た平面視において、一対の弾性アーム部25は、収容溝23の開口縁のうち左右両側縁に沿うように配されている。
第2ロック部26は、一対の弾性アーム部25の後端部同士を連結した形態である。第2ロック部26は、前後方向(フード部13に対する第2コネクタ20の嵌入方向と平行な方向)において、収容溝23の後端(奥端)の後方に隣接するように配されている。換言すると、収容溝23の前後方向における形成範囲は、第2ロック部26よりも前方の領域のみである。第2ロック部26は、弾性アーム部25の上面(端子収容部22の上面と対向する面とは反対側の面)よりも上方へ突出している。第2ロック部26の幅寸法(左右方向の寸法)は、収容溝23の溝幅寸法よりも大きく、ロックアーム24のうち一対の弾性アーム部25の形成領域の左右寸法(幅寸法)よりも小さい寸法である。操作部27は、ロックアーム24の後端部、即ち第2ロック部26の後端に隣接するように配されている。
ロックアーム24は、弾性アーム部25の前端部を支点として上下方向(端子収容部22の外面に対して接近・離間する方向)へ弾性変形し得るようになっている。ロックアーム24の弾性変形に伴い、弾性アーム部25と第2ロック部26が上下方向へ弾性変位する。ロックアーム24(弾性アーム部25)の弾性変位方向は、フード部13に対する第2コネクタ20の嵌入方向と直交する方向である。ロックアーム24の弾性変位方向は、一対の弾性アーム部25の並び方向(一対の弾性アーム部25が離間する方向)と直交する方向である。
第1コネクタ10と第2コネクタ20を嵌合する際には、第2ハウジング21を、フード部13に対し正対させた向きを保ちながら嵌入する。第2ハウジング21(第2コネクタ20)がフード部13に嵌入する過程では、補強壁18の前端縁部が、収容溝23の前端部と一対の弾性アーム部25の間に進入する。補強壁18が収容溝23と弾性アーム部25の間に進入した後、第2ロック部26がフード部13の上壁部14の前端部と干渉することにより、ロックアーム24が下方(端子収容部22に接近する方向)へ弾性変位する。
この状態から、フード部13に対する第2ハウジング21の嵌入が更に進んで、両コネクタ10,20が正規の嵌合状態に至ると、第2ロック部26が上壁部14との干渉から解放されるので、ロックアーム24が上方へ弾性復帰する。ロックアーム24の弾性復帰に伴い、図5に示すように、第2ロック部26が、第1ロック部17に嵌入して引っ掛かった状態となる。第1ロック部17と第2ロック部26の引っ掛かりにより、両コネクタ10,20が正規の嵌合状態にロックされる。また、図6に示すように、収容溝23内に補強壁18が深く嵌入され、一対の弾性アーム部25が補強壁18を左右から挟むように位置する。
嵌合状態の両コネクタ10,20を離脱させる際には、フード部13の外部に露出している操作部27を押し操作してロックアーム24を下方へ弾性変位させる。操作部27を押し操作することにより、第2ロック部26が第1ロック部17から解離して両コネクタ10,20のロック状態が解放される。この後は、ロック解除状態を保ったままで、両コネクタ10,20を引き離せばよい。
本実施例1のコネクタは、第1コネクタ10と第2コネクタ20を有する。第1コネクタ10には、第1コネクタ10の前面10Fに開口する角筒状のフード部13が形成されている。フード部13の上壁部14には第1ロック部17が形成されている。第2コネクタ20は、第2コネクタ20の前面20Fを第1コネクタ10に向けた状態で、フード部13内に嵌入される。第2コネクタ20には第2ロック部26が形成されている。第2ロック部26は、第1ロック部17に引っ掛かることにより、第2コネクタ20がフード部13に嵌入されて両コネクタ10,20が正規嵌合した状態に保持する。
フード部13内のうち第1ロック部17よりも後方の領域には、補強壁18が形成されている。補強壁18は、フード部13を構成する複数の壁部14〜16のうち互いに対向する2つの壁部(上壁部14と下壁部15)に連なっている。換言すると、補強壁18は、互いに対向するように配されてフード部13を構成する2つの壁部(上壁部14と下壁部15)を連結した形態である。第2コネクタ20には、収容溝23が形成されている。収容溝23は、第2コネクタ20における第2ロック部26よりも前方の領域に配されいる。第2コネクタ20がフード部13に嵌入したときに、収容溝23には補強壁18が収容される。
かかる構成によれば、補強壁18の形成範囲が第1ロック部17よりも後方の領域なので、左右方向に関して第1ロック部17の位置を設定する際に、補強壁18との位置関係に起因する制約を受けることがない。つまり、第1ロック部17と補強壁18を、左右方向に異なる位置に配置できるのは勿論のこと、左右方向において同じ位置に配置することもできる。
また、収容溝23の形成範囲は、第2コネクタ20における第2ロック部26よりも前方の領域なので、左右方向に関して第2ロック部26の位置を設定する際に、収容溝23との位置関係に起因する制約を受けることがない。つまり、第2ロック部26と収容溝23を、左右方向に異なる位置に配置できるのは勿論のこと、左右方向において同じ位置に配置することもできる。したがって、本実施例1のコネクタは、第1ロック部17、補強壁18、第2ロック部26、収容溝23の位置を設定する際に、設計の自由度が高い。
第1ロック部17は、フード部13に対する相対変位を規制された形態である。これに対し、第2ロック部26は端子収容部22に対して弾性的に相対変位可能である。この構成によれば、第1ロック部17を、狭小な形態にして、フード部13の開口端に近い位置に配置することが実現できた。これにより、フード部13に対する第2コネクタ20の嵌入方向(前後方向)において、補強壁18の形成範囲をフード部13の前端に近い位置まで拡張することができた。補強壁18の前後方向の形成範囲が広いので、補強壁18によってフード部13を補強する機能に優れている。
第2コネクタ20は、第2端子金具28を収容する端子収容部22と、弾性アーム部25を有している。弾性アーム部25は、端子収容部22の外面から収容溝23に沿って後方へ延出した形態であり、端子収容部22に対して相対的に弾性変形することが可能である。弾性アーム部25には第2ロック部26が形成され、第2ロック部26は弾性アーム部25と一体的に弾性変位する。
この構成によれば、弾性アーム部25が収容溝23に沿うように配されているので、フード部13に第2コネクタ20を嵌入したときに、弾性アーム部25と補強壁18が干渉することがない。また、弾性アーム部25を収容溝23よりも後方に配置する場合に比べると、本実施例1の第2コネクタ20は前後長を短くすることができる。
一対の弾性アーム部25は、収容溝23を左右両側から挟むように配されている。第2ロック部26は一対の弾性アーム部25を連結する形態である。この構成によれば、フード部13に第2コネクタ20を嵌入する過程では、一対の弾性アーム部25が、補強壁18により左右方向へ不正に変形しないようにガイドされる。したがって、両コネクタ10,20が正規嵌合したときに、第2ロック部26を第1ロック部17に対して確実に引っ掛けることができる。
[他の実施例]
本発明は、上記記述及び図面によって説明した実施例1に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示される。本発明には、特許請求の範囲と均等の意味及び特許請求の範囲内でのすべての変更が含まれ、下記のような実施形態も含まれることが意図される。
上記実施例1では、第1コネクタが回路基板に実装される基板用コネクタとしての機能を有するが、第1コネクタはワイヤーハーネスに接続されるコネクタであってもよい。
上記実施例1では、第1ロック部がフード部に対して相対変位不能であり、第2ロック部が端子収容部に対して弾性的に相対変位が可能となっているが、第1ロック部をフード部に対して弾性変位可能とし、第2ロック部を端子収容部に対して相対変位を規制された形態としてもよい。
上記実施例1では、弾性アーム部が端子収容部の外面前端部から後方へ延出した形態であるが、弾性アーム部は、端子収容部の外面後端部から前方へ延出した形態でもよい。
上記実施例1では、一対の弾性アーム部が収容溝を挟むように配されているが、弾性アーム部は1本だけであってもよい。
10:第1コネクタ
10F:第1コネクタの前面
11:第1ハウジング
12:端子保持部
13:フード部
14:上壁部(壁部)
15:下壁部(壁部)
16:側壁部(壁部)
17:第1ロック部
18:補強壁
19:第1端子金具(端子金具)
19H:ハーネス接続部
19P:基板接続部
20:第2コネクタ
20F:第2コネクタの前面
21:第2ハウジング
22:端子収容部
23:収容溝
24:ロックアーム
25:弾性アーム部
26:第2ロック部
27:操作部
28:第2端子金具

Claims (4)

  1. 第1コネクタと、
    前記第1コネクタに形成され、前記第1コネクタの前面に開口する角筒状のフード部と、
    前記フード部に形成された第1ロック部と、
    前面を前記第1コネクタに向けた状態で前記フード部内に嵌入される第2コネクタと、
    前記第2コネクタに形成され、前記第1ロック部に引っ掛かることで前記第2コネクタを前記フード部に嵌入した状態に保持する第2ロック部とを備え、
    前記フード部内のうち前記第1ロック部よりも後方の領域には、前記フード部を構成する複数の壁部のうち互いに対向する2つの前記壁部に連なる補強壁が形成され、
    前記第2コネクタにおける前記第2ロック部よりも前方の領域には、前記第2コネクタが前記フード部に嵌入したときに前記補強壁を収容する収容溝が形成されているコネクタ。
  2. 前記第1ロック部が、前記フード部に対する相対変位を規制された形態であり、
    前記第2ロック部が弾性変位可能である請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記第2コネクタは、
    端子金具を収容する端子収容部と、
    前記端子収容部の外面から前記収容溝に沿って後方へ延出した形態であって弾性変形可能な弾性アーム部を有しており、
    前記弾性アーム部に前記第2ロック部が形成されている請求項2に記載のコネクタ。
  4. 一対の前記弾性アーム部が前記収容溝を挟むように配され、
    前記第2ロック部が前記一対の弾性アーム部を連結する形態である請求項3に記載のコネクタ。
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