JP2008305578A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】組み付け作業性やメンテナンス作業性等の向上を図るとともに、小型でしかも十分な係止力を確保し途中挿入状態の検知も可能なコネクタを提供する。
【解決手段】端子金具3がハウジング4の内部に完全に差し込まれると、端子金具3は前方向及び上下左右方向の移動が規制される。また、端子金具3は、端子係止部材5によって一次係止され、後方への移動も規制される。次に、端子係止部材5を上方へ押し上げ、仮係止状態から本係止状態へ移行させると、端子金具3の位置はそのままで端子係止部材5のみが移動する。この時、端子金具3は一次係止された部分の掛かりが浅くなるものの、この反面、上方への移動量に応じて端子係止部材5の二次係止部分が端子金具3に引っ掛かり、必要十分な係止力を確保する。
【選択図】図2

Description

本発明は、端子金具を二重に係止する構造を有するコネクタに関し、詳しくは、雌型の端子金具と、端子収容孔及び端子係止部材収容部を有するハウジングと、端子係止部材収容部に仮係止・本係止する端子係止部材とを備えるコネクタに関する。
ワイヤハーネス相互の接続やワイヤハーネスと電気機器との接続には、コネクタが用いられている。コネクタは、合成樹脂製のハウジング内に電線端末に接続された端子金具(接続端子)を収容保持することができるように形成されている。コネクタは、相手側コネクタとの嵌合がなされると、端子金具と相手側コネクタの端子金具とが電気的に接続されるようになっている。
ハウジング内に収容保持された端子金具は、ハウジング内から抜け出さないようにするために、端子係止部材によって二重に係止されるようになっている。また、端子金具は、ハウジングに対して途中挿入状態となる場合に、端子係止部材の移動が規制されて途中挿入を検知することができるようになっている。
端子金具の二重係止に関する構造や途中挿入状態の検知に関する構造は、例えば下記特許文献1、2等に開示されている。
特許第3193271号公報 特開2000−268915号公報
特許文献1に開示された従来技術にあっては、端子金具をハウジングに挿入した後、端子係止部材を本係止状態へ移行させるまでは抜け方向に対して端子金具が規制されないため、端子金具がハウジングから抜け出してしまう恐れを有している(多極コネクタの場合、端子金具を一度に組み付けずに端子係止部材を仮係止したままの状態で作業工程を移行させることがあるが、端子金具がハウジングから抜け出す恐れがあるようでは、ワイヤハーネスの製造に支障を来してしまうことになる)。
また、特許文献1に開示された従来技術にあっては、上記の如く端子金具の抜け方向の規制がされてないため、多極コネクタの場合、本係止状態にある端子係止部材を仮係止状態に移行させると、例えばメンテナンスの必要性のない端子金具までハウジングから抜け出してしまう恐れを有している(メンテナンス作業性が悪い)。
さらに、特許文献1に開示された従来技術にあっては、端子金具を二重に係止するために、端子金具に幾つかの凸部を必要としている。従って、この凸部の形成により、端子金具自体が大きくなってしまうという問題点を有している。端子金具自体が大きくなることは、コネクタの大型化につながってしまうという問題点を有している。
一方、特許文献2に開示された従来技術にあっては、端子金具をハウジングに挿入して端子係止部材により一次係止するとともに、この後に、端子金具を端子係止部材により押し上げてハウジング側で二次係止する構造を有している。従って、ハウジングは端子金具を収容するスペースを大きく取る必要性があり、端子金具と端子収容孔との間には、比較的大きな隙間が生じてしまうことになる。この隙間は、端子金具が傾くという不具合を引き起こす恐れがあり、仮に傾いた場合には、一次係止時の係止力低下につながってしまうことになる。端子金具の傾きは、例えばメンテナンス時に端子金具がハウジングに引っ掛かってしまうことになり、ハウジングから取り出せないという問題点を有している。
また、特許文献2に開示された従来技術にあっては、上記の如く端子金具を収容するスペースを大きく取る必要性があることから、コネクタの大型化につながってしまうという問題点を有している。
さらに、特許文献2に開示された従来技術にあっては、上記の如く端子金具を端子係止部材にて押し上げる構造を有することから、多極コネクタの場合には、全端子を同時に押し上げなければならなくなり、従って、組み付け作業性に影響を来してしまうという問題点を有している。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、組み付け作業性やメンテナンス作業性等の向上を図るとともに、小型でしかも十分な係止力を確保し途中挿入状態の検知も可能なコネクタを提供することを課題とする。また、必要な端子金具のみを容易に取り外すことが可能なコネクタを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の本発明のコネクタは、箱部を有する雌型の端子金具と、端子収容孔及び端子係止部材収容部を有するハウジングと、前記端子係止部材収容部に仮係止・本係止する端子係止部材とを備え、前記端子金具の前記箱部は、前記端子収容孔の上面に対向する壁にランスホールを有するとともに前記端子収容孔の下面に対向する壁の後端を含む箱端部を端子側係止部として設定してなり、前記ハウジングの前記端子収容孔は、ハウジング後端から前端に向けてのびてなるとともに収容後の前記端子金具の前方向及び上下左右方向の移動を規制する大きさで形成してなり、前記ハウジングの前記端子係止部材収容部は、ハウジング下面を開口して前記端子収容孔に連通するとともに該端子収容孔よりもハウジング上面側に近くなる大きさ若しくは該ハウジング上面を貫通する大きさで形成してなり、前記端子係止部材は、前記端子収容孔に連通する係止部材側端子収容孔を前後方向に貫通形成してなるとともに該係止部材側端子収容孔の上面側に可撓性の端子一次係止アームを有し更に下面側に端子二次係止突起を有してなり、前記端子係止部材の前記ハウジングに対する仮係止状態では、前記端子金具の前記ランスホールに前記端子係止部材の前記端子一次係止アームの係止部分が深く入り込み、前記端子係止部材を上方へ移動させての前記ハウジングに対する本係止状態では、上方への移動に伴って前記端子一次係止アームの前記係止部分の掛かりが浅くなる反面、前記端子二次係止突起が前記端子金具の前記端子側係止部に引っ掛かり、前記端子金具の途中挿入状態で前記本係止状態へ移行させようとする場合では、前記端子係止部材の前記端子二次係止突起が前記端子金具の前記箱部の壁に当接し、これにより前記端子係止部材の上方への移動を規制することを特徴としている。
請求項2記載の本発明のコネクタは、請求項1に記載のコネクタにおいて、前記端子係止部材の前記端子一次係止アームは、前記途中挿入状態で前記端子金具の前記箱部に乗り上げて撓み、この状態で前記本係止状態へ移行させようとすると、前記端子一次係止アームが前記ハウジングのストッパ部分に当接し、これにより前記端子係止部材の上方への移動を規制することを特徴としている。
請求項3記載の本発明のコネクタは、請求項1又は請求項2に記載のコネクタにおいて、前記ハウジングは、前記ハウジングは、前記端子係止部材収容部における前記端子収容孔よりもハウジング上面側に近い部分に連通する治具挿入口を有し、前記端子係止部材の前記端子一次係止アームは、前記治具挿入口に差し込んだ係止状態解除治具により押されると、上方へ撓んで前記仮係止状態での前記端子金具との係止を解除することを特徴としている。
請求項4記載の本発明のコネクタは、請求項1ないし請求項3いずれか記載のコネクタにおいて、前記端子係止部材は、前記ハウジングの前記端子係止孔に合わせて配置形成される隔壁を有し、前記端子一次係止アームは、前記隔壁の一部を切り欠くことにより生じるスペースに突出する係止状態解除用突起を有することを特徴としている。
請求項5記載の本発明のコネクタは、請求項4に記載のコネクタにおいて、前記係止状態解除用突起は、後方に向かう力を作用させた時に前記端子一次係止アームを上方へ撓ませる傾斜面を有することを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、ハウジングの端子収容孔に電線端末の端子金具を挿入すると、端子金具は端子収容孔の形状によって前方向及び上下左右方向の移動が規制される。端子収容孔は、前方向及び上下左右方向の移動を規制するために、端子金具の箱部が差し込めるだけの形状で形成される。端子金具の後方への移動は、ハウジングに対して仮係止状態となる端子係止部材の端子一次係止アームによって規制される。端子係止部材の仮係止状態において、端子金具は移動不能な状態になる。端子係止部材をハウジングに対して本係止状態へ移行させると、移動不能な状態にある端子金具の位置はそのままで端子係止部材のみが上方へ移動する。端子係止部材の仮係止状態から本係止状態への移行は、端子金具を伴わずに端子係止部材のみの移動であることから、端子係止部材の押し上げは容易である。
端子係止部材の仮係止状態から本係止状態への移行により、端子一次係止アームの係止部分の掛かりが浅くなるが、この反面、端子一次係止アームの反対側にある端子二次係止突起が端子金具の端子側係止部に引っ掛かる。端子二次係止突起の引っ掛かり量は、端子係止部材の移動量と同じであるとともに、端子一次係止アームの引っ掛かり代の減少分に相当し、端子金具に対する係止力は十分に確保される。
端子収容孔は、端子金具の上下方向の移動を規制することから、端子金具の途中挿入状態のままで端子係止部材の仮係止状態から本係止状態へと移行させようとしても、端子二次係止突起が端子金具の箱部下側の壁に当接して端子係止部材の押し上げが規制される。端子係止部材の押し上げができないことにより、端子金具の途中挿入状態が検知される。
端子金具の途中挿入状態の検知に関し、端子係止部材の端子一次係止アームは、端子金具の途中挿入状態において端子金具の箱部に乗り上げて撓む。端子一次係止アームが撓んだ状態で端子係止部材の仮係止状態から本係止状態へ移行させようとすると、端子一次係止アームがハウジングのストッパ部分に当接してこれにより端子係止部材の押し上げが規制される。この場合でも、端子金具の途中挿入状態が検知される。
尚、端子係止部材の仮係止状態での端子金具に対する係止解除や、この係止解除に係る端子一次係止アームの係止状態解除用突起に関しては、発明を実施するための最良の形態の欄で説明するものとする。
請求項1に記載された本発明によれば、組み付け作業性等の向上を図るとともに、小型でしかも十分な係止力を確保し途中挿入状態の検知も可能なコネクタを提供することができるという効果を奏する。また、請求項2に記載された本発明によれば、端子一次係止アームの撓みによっても端子金具の途中挿入状態の検知をすることができるという効果を奏する。
請求項3〜5に記載された本発明によれば、必要な端子金具のみを容易に取り外すために有用な構造にすることができるという効果を奏する。これによりメンテナンス作業性を従来よりも向上させることができるという効果を奏する。
この他、請求項3に記載された本発明によれば、相手側コネクタの端子金具の差し込み部分以外の箇所に治具の挿入口を有する構造になることから、治具で端子金具を破損させてしまうことを防止することができるという効果を奏する。また、請求項4に記載された本発明によれば、端子一次係止アームは係止解除構造を有するにもかかわらずに十分な係止力を確保することができるという効果を奏する。また、請求項5に記載された本発明によれば、端子一次係止アームの係止状態解除用突起に傾斜面を有することで、端子金具の係止状態解除を容易に行うことができるという効果を奏する。
以下、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施の形態を示すコネクタの分解斜視図である。また、図2は本発明のコネクタの二重係止についての説明図であり、(a)は端子係止部材の仮係止状態で端子金具を端子一次係止アームにて係止する前の状態の断面図、(b)は端子金具を端子一次係止アームにて係止した状態の断面図、(c)は端子係止部材を本係止状態に移行させ端子金具を端子一次係止アームと端子二次係止突起とで係止した状態の断面図である。
図1及び図2中、前後方向を矢印P、左右方向を矢印Q、上下方向を矢印Rと定義するものとする(他の図面も同様であるものとする)。
図1において、引用符号1は本発明のコネクタを示している。コネクタ1は、ワイヤハーネスを構成する電線2の端末に接続される雌型の端子金具3(特に図示しないが本形態では4つある。数は一例であるものとする)と、端子金具3を収容保持するハウジング4と、このハウジング4に対して仮係止状態、本係止状態となるように嵌合する端子係止部材5とを備えて構成されている。コネクタ1は、端子係止部材5を備えてハウジング4に収容される複数の端子金具3を各々二重に係止する構造(端子二重係止構造)を有している。
端子二重係止構造について図2を参照しながら簡単に説明すると、先ず、図2(a)に示す如く、ハウジング4に対し端子係止部材5を仮係止状態となるよう嵌合させた後、端子金具3をハウジング4の後端から内部へ差し込む。端子金具3がハウジング4の内部に完全に差し込まれると、端子金具3は前方向及び上下左右方向の移動が規制される。また、端子金具3は、端子係止部材5によって一次係止され、後方への移動も規制される(図2(b)参照)。
次に、図2(c)に示す如く、端子係止部材5を上方へ押し上げ、仮係止状態から本係止状態へと移行させると、端子金具3の位置はそのままで端子係止部材5のみが移動する。この時、端子金具3は一次係止された部分の掛かりが浅くなるものの、この反面、上方への移動量に応じて端子係止部材5の二次係止部分が端子金具3に引っ掛かり(二次係止)、必要十分な係止力が確保される。端子金具3は、ハウジング4に対して本係止状態となった端子係止部材5により二重係止され、ハウジング4からの抜けが阻止される。
以下、上記の各構成部材について説明する。図3は端子金具の斜視図、図4はコネクタ及び端子係止部材の斜視図、図5は端子係止部材の要部拡大図、図6は端子係止部材の仮係止状態で端子金具を端子一次係止アームにて係止する前の状態の断面図、図7は端子金具を端子一次係止アームにて係止した状態の断面図、図8は端子係止部材を本係止状態に移行させ端子金具を端子一次係止アームと端子二次係止突起とで係止した状態の断面図、図9は端子係止部材の仮係止状態を示す断面図、図10は端子係止部材の本係止状態を示す断面図、図11は端子金具の途中挿入状態の検知を示す断面図、図12は図6に係止状態解除用突起を図示した状態の断面図、図13は係止状態解除用突起を用いて端子金具の係止を解除する状態を示す断面図、図14は端子係止部材を本係止状態から仮係止状態へ移行させる際の状態を示す斜視図である。
図3において、端子金具3は、導電性を有する金属板を加工することにより図示の如く形成される雌型の接続端子であって、電気接触部としての箱部6と、電線接続部7とを有している。箱部6は、図示しない相手側コネクタの雄型端子金具のタブ状となる電気接触部を差し込むと電気的な接続がなされるような構造を有している。もう少し具体的に説明すると、箱部6は、図示の場合、上壁8と、左右の側壁9、9と、下壁10とを有している。箱部6の前面は、雄型端子金具が差し込まれる部分であって、開口形成されている。箱部6の内部には、弾性接触片11が設けられている。箱部6の形状に関し、この前面は、ほぼ正方形状に形成されている。また、上壁8、側壁9、9、及び下壁10は、前後方向に長い長方形状に形成されている。
このような箱部6の上壁8には、ランスホール12が開口形成されている。ランスホール12は、上壁8を貫通するように形成されている。箱部6は、下壁10の後端を含む箱端部が端子側係止部13として設定されている。ランスホール12は、上記の二重係止において、主に一次係止に用いられ、端子側係止部13は二次係止に用いられるようになっている。電線接続部7は、一般的な構造であり、導体加締め部分と、被覆加締め部分とを有している。
図1、図4、図6、及び図14において、ハウジング4は、絶縁性を有する合成樹脂材料を用いて成形されている。ハウジング4は、図示しない相手側コネクタのハウジングに差し込まれてこれに嵌合するような形状に形成されている。ハウジング4の上面14には、図示しない相手側コネクタのハウジングに係止されるロッキングアーム15が形成されている。ハウジング4の前面には、図示しない相手側コネクタの雄型端子金具の差し込みを許容する雄型端子挿入口16が複数形成されている。
ハウジング4はこの他、内部に端子収容孔17を有している。また、ハウジング4は、この下面18を開口するような端子係止部材収容部19を有している。ハウジング4は、上面14における前部が図示の如く段付きとなる形状に形成されている。この段付きとなる形状の部分には、治具案内面20と、複数の治具挿入口21と、一つの治具挿入口22とが形成されている(使用に関しては後述する)。
端子収容孔17は、端子金具3を収容する部分であって、ハウジング4の後端から前端に向けて上下左右の面が真っ直ぐになるように形成されている(電線2と端子金具3との接続部分を逃がすため、途中に若干の段差を有している)。端子収容孔17の前端は、端子金具3がこれ以上前に行かないようにするための当接面となっている。端子収容孔17の前端には、雄型端子挿入口16が連通するようになっている。端子収容孔17は、端子金具3の箱部6の形状に合わせて形成されている。端子収容孔17は、端子金具3が上記前端まで差し込まれると、この端子金具3の前方向及び上下左右方向の移動を規制することができるような形状に形成されている。端子収容孔17は、端子金具3の箱部6の周囲に余分な空間が生じないような形状に形成されている。端子収容孔17は、本形態において複数有り、四つ横一列に並ぶように配置形成されている。隣り合う端子収容孔17同士は、隔壁によって隔てられている。
端子係止部材収容部19は、端子係止部材5をハウジング4に対して仮係止状態、本係止状態にする部分として形成されている。端子係止部材収容部19には、端子係止部材5を差し込むことができるようになっている。端子係止部材収容部19は、ハウジング4の下面18を開口するとともに、端子収容孔17に連通し、さらに端子収容孔17よりもハウジング4の上面14に近い位置までのびる大きさの凹部として形成されている(この限りでないものとする。例えば、上面14を貫通させるような形状に端子係止部材収容部19を形成しても良いものとする。上面14を貫通させて形成する場合には、端子係止部材5の上壁が露出するようになる。上面14の貫通形状に関しては任意であるものとする。尚、上面14を貫通させると、後述する一つの治具挿入口22を不要にすることが可能になる)。
本形態の端子係止部材収容部19は、端子収容孔17よりもハウジング4の上面14に近い部分に複数の治具挿入口21と、一つの治具挿入口22とが貫通形成されている。また、この部分において引用符号23(図11参照)で示す平面は、ストッパ部分として形成されている。複数の治具挿入口21は、治具案内面20に沿って前後方向に貫通するように形成されている。一つの治具挿入口22は、ハウジング4の上面14を上下方向に貫通するように形成されている。ストッパ部分23は、端子金具3の途中挿入状態で端子係止部材5の移動を規制する部分として形成されている。端子係止部材収容部19には、端子係止部材5を仮係止状態、本係止状態にするための仮・本係止リブ24(図9及び図10参照)も形成されている。仮・本係止リブ24は、端子係止部材収容部19の左右両方の内面にそれぞれ形成されている。
図1、図4〜図6において、端子係止部材5は、ハウジング4の端子係止部材収容部19に差し込まれて端子金具3を二重に係止するための部材であって、ハウジング4と同様、絶縁性を有する合成樹脂材料を用いて成形されている。端子係止部材5は、前後方向に貫通する係止部材側端子収容孔25を有している。この係止部材側端子収容孔25は、仮係止状態、本係止状態のいずれであってもハウジング4の端子収容孔17を遮らないように形成されている。係止部材側端子収容孔25は、本形態において複数有し、四つ横一列に並ぶように配置形成されている。隣り合う係止部材側端子収容孔25同士は、隔壁26によって隔てられている。端子係止部材5の左右の側壁27、27も隔壁としての機能を有している。隔壁26及び側壁27は、図示の如くこの一部が切り欠かれている。引用符号28は切り欠き部を示している。
係止部材側端子収容孔25の上面側には、可撓性を有する端子一次係止アーム29が形成されている。また、係止部材側端子収容孔25の下面側には、端子二次係止突起端子30が形成されている。端子一次係止アーム29は、係止部材側端子収容孔25の上面側で後方から前方へのびる片持ちのアームであって、先端部分が係止部材側端子収容孔25内に突出するような形状に形成されている。端子一次係止アーム29は、主に端子金具3を一次係止するための部分として形成されている(端子一次係止アーム29は、二次係止にも用いられる)。上記先端部分には、符号を省略するが、係止面とテーパ面とが形成されている。上記先端部分は、端子金具3のランスホール12に入り込み係止面がランスホール12の端部に引っ掛かるようになっている。上記先端部分のテーパ面は、端子金具3が係止部材側端子収容孔25を通過する際に当接する部分であって、端子金具3が当接してこれを押圧すると端子一次係止アーム29が上方へ撓むようになっている。
端子一次係止アーム29の上記先端部分には、係止状態解除用突起31が形成されている。この係止状態解除用突起31は、上記先端部分の側面から切り欠き部28により生じるスペースに向けて突出するように形成されている。係止状態解除用突起31は、端子一次係止アーム29による一次係止を治具を用いて解除するための部分として形成されている。係止状態解除用突起31は、切り欠き部28により生じるスペースを利用して形成されることから、端子一次係止アーム29の肉厚を減らすことなく、結果、端子金具3の係止に係る上記係止面の大きさを十分に確保することができるようになっている。このような係止状態解除用突起31には、後方に向かう力を作用させた時に端子一次係止アーム29を上方へ撓ませるような機能を有する傾斜面32(図12及び図13参照)が形成されている。
係止部材側端子収容孔25の下面側の端子二次係止突起端子30は、端子金具3を二次係止するための部分として形成されている。もう少し詳しく説明すると、端子二次係止突起端子30は、係止面を有する突起であって、端子係止部材5の本係止状態の際に端子金具3の箱部6に設定される端子側係止部13を引っ掛けてこの端子金具3の後方への移動を規制することができるような形状に形成されている。端子二次係止突起端子30は、撓むことがなく、十分な係止力を確保することができるように形成されている。端子二次係止突起端子30は、端子係止部材5の仮係止状態において、端子金具3に対し引っ掛かりのないような位置に配置形成されている。
端子係止部材5の左右の側壁27、27には、それぞれ仮係止突起33と本係止突起34とが形成されている(図9及び図10参照)。仮係止突起33と本係止突起34は、ハウジング4の仮・本係止リブ24の位置に合わせて形成されている。
次に上記構成及び構造に基づきながら、コネクタ1の組み付けについて説明する(言い換えれば端子金具3を二重係止するまでの過程を説明する)。ここでの説明は、図6ないし図11を参照するものとする。
図6において、先ず、ハウジング4の端子係止部材収容部19に端子係止部材5を仮係止状態となるよう嵌合させる。端子係止部材5を仮係止状態にすると、ハウジング4の端子収容孔17と端子係止部材5の係止部材側端子収容孔25とが連続する。この時のハウジング4の仮・本係止リブ24と、端子係止部材5の仮係止突起33及び本係止突起34との位置関係は、図9に示す如くの状態になる。
次に、端子金具3をハウジング4の後端から端子収容孔17へ差し込む。端子金具3は、端子係止部材5の係止部材側端子収容孔25を通過する際に端子係止部材5の端子一次係止アーム29を上方へ押し上げる。端子金具3を端子収容孔17の前端に当接させるまで押し込むと、端子金具3のランスホール12の位置に、撓んだ状態にある端子一次係止アーム29の先端部分が位置し、これによって端子一次係止アーム29が元の位置に戻ろうとして図7に示す如く端子金具3を一次係止する。この時、端子一次係止アーム29の先端部分は、寸法hの分だけ端子金具3の箱部6の内部に入り込む(寸法hは相手側コネクタの雄型端子金具の差し込みができないような深さの寸法となる)。端子金具3は、端子係止部材5の端子一次係止アーム29により一次係止され、後方への移動が規制される。端子金具3は、ハウジング4の端子収容孔17の形状によって前方向及び上下左右方向の移動も規制される。
続いて、図8に示す如く、端子係止部材5を上方へ押し上げ、仮係止状態から本係止状態へと移行させると、端子金具3の位置はそのままで端子係止部材5のみが移動する。この時、端子金具3は一次係止された部分の掛かりが浅くなるものの、この反面、上方への移動量に応じて端子係止部材5の端子二次係止突起端子30が端子金具3に引っ掛かり(二次係止)、必要十分な係止力が確保される。端子金具3は、ハウジング4に対して本係止状態となった端子係止部材5により二重係止され、ハウジング4からの抜けが阻止される。本係止状態における端子係止部材5の仮係止突起33及び本係止突起34と、ハウジング4の仮・本係止リブ24との位置関係は、図10に示す如くの状態になる。以上によりコネクタ1の組み付けが完了する。
ハウジング4の端子収容孔17は、上記の如く端子金具3の上下方向の移動を規制することから、図11のように端子金具3の途中挿入状態にあっては、端子係止部材5の仮係止状態から本係止状態への移行をしようとしても、端子二次係止突起30が端子金具3の箱部6下側の壁に当接して端子係止部材5の押し上げが規制される。端子係止部材5の押し上げが規制されれば、端子金具3の途中挿入状態を検知することができる。
端子金具3の途中挿入状態の検知に関し、端子係止部材5の端子一次係止アーム29は、端子金具3の途中挿入状態において端子金具3の箱部6に乗り上げて撓む。図11のように端子金具3の途中挿入状態にあっては、端子一次係止アーム29が撓んだ状態で端子係止部材5の仮係止状態から本係止状態への移行をしようとしても、端子一次係止アーム28がハウジング4のストッパ部分23に当接して端子係止部材5の押し上げが規制される。この場合でも、端子金具3の途中挿入状態を検知することができる。
以上、本発明のコネクタ1によれば、上記の構造から分かるように、組み付け作業性等を従来よりも向上させることができるという効果を奏する。また、本発明のコネクタ1は、従来よりも小型でしかも十分な係止力を確保し途中挿入状態の検知も可能とすることができるという効果を奏する。
続いて、図12及び図13を参照しながら端子金具3の一次係止の解除について説明し、この後に、図14を参照しながら端子係止部材5の係止状態解除について説明する。
図12において、上記の如く端子係止部材5の端子一次係止アーム29には、係止状態解除用突起31(ここでは塗りつぶした部分として示す)が形成されている。この係止状態解除用突起31は、端子金具3をハウジング4の後端から端子収容孔17へ差し込み、そして、端子係止部材5の係止部材側端子収容孔25を通過させる際に干渉しないような位置に形成されている。このような係止状態解除用突起31は、ハウジング4の治具挿入口21から臨むことができ、図13に示す如く治具案内面20に沿って係止状態解除治具35を後方に移動させると、この係止状態解除治具35により押されて端子一次係止アーム29は上方に撓み、これによって端子金具3との一次係止が容易に解除される(係止状態解除治具35を単に差し込むだけで解除することができる)。
図13において、コネクタ1は、ハウジング4の上面14に形成される治具挿入口22に係止状態解除治具35を差し込み、この係止状態解除治具35を図示の方向、若しくは下方に押し込むことにより、本係止状態にあった端子係止部材5が仮係止状態へと移行する。端子係止部材5が仮係止状態へ移行した後は、図13に示す如く係止状態解除治具35を用いて端子一次係止アーム29を撓ませれば、端子金具3との一次係止解除が可能になる。
以上、本発明のコネクタ1によれば、必要な端子金具3のみを容易に取り外すために有用な構造等を有している。従って、従来よりもメンテナンス作業性を向上させることができるという効果を奏する。
本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
本発明の一実施の形態を示すコネクタの分解斜視図である。 本発明のコネクタの二重係止についての説明図であり、(a)は端子係止部材の仮係止状態で端子金具を端子一次係止アームにて係止する前の状態の断面図、(b)は端子金具を端子一次係止アームにて係止した状態の断面図、(c)は端子係止部材を本係止状態に移行させ端子金具を端子一次係止アームと端子二次係止突起とで係止した状態の断面図である。 端子金具の斜視図である。 コネクタ及び端子係止部材の斜視図である。 端子係止部材の要部拡大図である。 端子係止部材の仮係止状態で端子金具を端子一次係止アームにて係止する前の状態の断面図である。 端子金具を端子一次係止アームにて係止した状態の断面図である。 端子係止部材を本係止状態に移行させ端子金具を端子一次係止アームと端子二次係止突起とで係止した状態の断面図である。 端子係止部材の仮係止状態を示す断面図である。 端子係止部材の本係止状態を示す断面図である。 端子金具の途中挿入状態の検知を示す断面図である。 図6に係止状態解除用突起を図示した状態の断面図である。 係止状態解除用突起を用いて端子金具の係止を解除する状態を示す断面図である。 端子係止部材を本係止状態から仮係止状態へ移行させる際の状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 コネクタ
2 電線
3 端子金具
4 ハウジング
5 端子係止部材
6 箱部
7 電線接続部
8 上壁
9 側壁
10 下壁
11 弾性接触片
12 ランスホール
13 端子側係止部
14 上面
15 ロッキングアーム
16 雄型端子挿入口
17 端子収容孔
18 下面
19 端子係止部材収容部
20 治具案内面
21 治具挿入口
22 治具挿入口
23 ストッパ部分
24 仮・本係止リブ
25 係止部材側端子収容孔
26 隔壁
27 側壁
28 切り欠き部
29 端子一次係止アーム
30 端子二次係止突起端子
31 係止状態解除用突起
32 傾斜面
33 仮係止突起
34 本係止突起
35 係止状態解除治具

Claims (5)

  1. 箱部を有する雌型の端子金具と、端子収容孔及び端子係止部材収容部を有するハウジングと、前記端子係止部材収容部に仮係止・本係止する端子係止部材とを備え、
    前記端子金具の前記箱部は、前記端子収容孔の上面に対向する壁にランスホールを有するとともに前記端子収容孔の下面に対向する壁の後端を含む箱端部を端子側係止部として設定してなり、
    前記ハウジングの前記端子収容孔は、ハウジング後端から前端に向けてのびてなるとともに収容後の前記端子金具の前方向及び上下左右方向の移動を規制する大きさで形成してなり、
    前記ハウジングの前記端子係止部材収容部は、ハウジング下面を開口して前記端子収容孔に連通するとともに該端子収容孔よりもハウジング上面側に近くなる大きさ若しくは該ハウジング上面を貫通する大きさで形成してなり、
    前記端子係止部材は、前記端子収容孔に連通する係止部材側端子収容孔を前後方向に貫通形成してなるとともに該係止部材側端子収容孔の上面側に可撓性の端子一次係止アームを有し更に下面側に端子二次係止突起を有してなり、
    前記端子係止部材の前記ハウジングに対する仮係止状態では、前記端子金具の前記ランスホールに前記端子係止部材の前記端子一次係止アームの係止部分が深く入り込み、
    前記端子係止部材を上方へ移動させての前記ハウジングに対する本係止状態では、上方への移動に伴って前記端子一次係止アームの前記係止部分の掛かりが浅くなる反面、前記端子二次係止突起が前記端子金具の前記端子側係止部に引っ掛かり、
    前記端子金具の途中挿入状態で前記本係止状態へ移行させようとする場合では、前記端子係止部材の前記端子二次係止突起が前記端子金具の前記箱部の壁に当接し、これにより前記端子係止部材の上方への移動を規制する
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1に記載のコネクタにおいて、
    前記端子係止部材の前記端子一次係止アームは、前記途中挿入状態で前記端子金具の前記箱部に乗り上げて撓み、この状態で前記本係止状態へ移行させようとすると、前記端子一次係止アームが前記ハウジングのストッパ部分に当接し、これにより前記端子係止部材の上方への移動を規制する
    ことを特徴とするコネクタ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のコネクタにおいて、
    前記ハウジングは、前記端子係止部材収容部における前記端子収容孔よりもハウジング上面側に近い部分に連通する治具挿入口を有し、前記端子係止部材の前記端子一次係止アームは、前記治具挿入口に差し込んだ係止状態解除治具により押されると、上方へ撓んで前記仮係止状態での前記端子金具との係止を解除する
    ことを特徴とするコネクタ。
  4. 請求項1ないし請求項3いずれか記載のコネクタにおいて、
    前記端子係止部材は、前記ハウジングの前記端子係止孔に合わせて配置形成される隔壁を有し、前記端子一次係止アームは、前記隔壁の一部を切り欠くことにより生じるスペースに突出する係止状態解除用突起を有する
    ことを特徴とするコネクタ。
  5. 請求項4に記載のコネクタにおいて、
    前記係止状態解除用突起は、後方に向かう力を作用させた時に前記端子一次係止アームを上方へ撓ませる傾斜面を有する
    ことを特徴とするコネクタ。
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