JP4216555B2 - ブレーキ信号発生回路及び発生方法 - Google Patents

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    • G11B7/08505Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
    • G11B7/08517Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head with tracking pull-in only

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコンパクトディスクプレーヤ(CDP:Compact Disk Player)、デジタル多機能ディスクプレーヤ(DVDP:Digital Versatile Disk Player)またはデジタル多機能ディスクROM(DVDROM:Digital Versatile Disk ROM)などの光ディスク再生システムに係り、特に、光ディスク再生システムでブレーキ能力を向上させるブレーキ信号発生回路及び発生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、光ディスク再生システムは光ディスクを回転させるためのスピンドルモータ、レーザビームを光ディスクに照射させるためのフォーカスアクチュエータ、光ディスクに記録されているデータのトラックを追従するためのトラッキングアクチュエータ及びピックアップを駆動するためのスレッドモータを含んで構成される。
【0003】
一方、光ディスクに記録されたデータを速く探すためにトラッキングアクチュエータを利用するか、またはスレッドモータを利用してトラックジャンプを遂行する。このようなトラックジャンプ時に速く正常な再生状態になるようにトラックジャンプ後にトラッキングプールインが速く行われねばならない。しかし、トラックジャンプ後に慣性などの理由でトラッキングアクチュエータが押されてトラッキングプールインが行われない場合が発生する。このようにトラックジャンプ後、トラッキングアクチュエータが押される現象を防止するためにブレーキ信号発生回路を使用する。
【0004】
以下、従来技術による光ディスク再生システムでのブレーキ信号発生回路を添付した図面を参照して次の通り説明する。
一般に3ビーム信号を有するコンパクトディスクを例とすれば、コンパクトディスクのトラックの中心に主ビームが位置し、右側上にサイドビームであるFビームが、左側下にサイドビームであるEビームが位置する。主ビームがピットに沿って動く時、ピットとミラーとの反射による電流差によってRFO(Radio Frequency Output)信号が発生する。トラックジャンプ時にRFO信号がトラックとトラックとの間のミラー領域を過ぎれば光の照射が多くなりRFO信号の下部がサイン信号のように見られる。RFO信号は図3及び図4の(b)に示されている。ミラー信号MIRRは、トラッキングアクチュエータがトラックを移動する時に発生するRFO信号の傾斜度を利用して主ビームのトラック移動を検出する信号である。すなわち、ミラー信号MIRRが検出されれば主ビームがトラックを外れてそばのトラックに移動することが分かる。ミラー信号MIRRは図3及び図4の(c)に示されている。
【0005】
トラックジャンプ時にはジャンプパルスによって主ビームが強制的にトラック移動するが、ジャンプ後にもトラッキングアクチュエータの慣性によってトラックを移動してはならない時にも移動する場合が発生する。この時、主ビームがトラックを内周から外周に移動するか、外周から内周に移動するかを知るためにミラー信号MIRRとサイドビームとの差信号であるトラッキングエラー信号TEを使用する。
【0006】
主ビームが内周から外周に移動する時、Fビームはミラー領域に移動するので光量が増加し、Eビームはピット上に移動するので光量が減少してF−E信号と表示されるトラッキングエラー信号TEでは+(正)エラーが発生する。主ビームが外周から内周に移動する時、Eビームはミラー領域に移動するので光量が増加し、Fビームはピット上に移動するので光量が減少してF−E信号と表示されるトラッキングエラー信号TEでは−(負)エラーが発生する。このようなトラッキングエラー信号TEは図3及び図4の(e)に示されている。
【0007】
トラッキングエラー信号TEをデジタルでスライスした信号がトラックゼロクロス(TZC;track zero cross)信号である。TZC信号は図3及び図4の(f)に示されており、(g)はTZC信号の上昇エッジと下降エッジでサンプリングした信号である。
【0008】
図1は、従来のブレーキ信号発生回路を示す概略的なブロック図である。
従来のブレーキ信号発生回路10はラッチ13、インバータ15、論理積手段17、第1ないし第3動作モード発生部21,23,25及びスイッチング手段SW1,SW2を具備する。
【0009】
図1を参照すれば、ラッチ13は主ビームのトラック移動を検出するミラー信号MIRRを受信し、クロック端子に入力されるTZC信号の上昇または下降エッジに応答してミラー信号MIRRをラッチしてラッチミラー信号R_MIRRを出力する。
主ビームが内周から外周にトラックを移動する時、ミラー信号MIRRとTZC信号との位相関係によりラッチミラー信号R_MIRRはTZC信号と逆相に発生し、主ビームが外周から内周にトラックを移動する時はラッチミラー信号R_MIRRはTZC信号と同相に発生する。ラッチミラー信号R_MIRRによって主ビームがトラックを内周から外周に移動するか、外周から内周に移動するかの方向性が分かる。
【0010】
光ディスク再生システムの一般再生状態時またはトラックジャンプ時にハイレベルのブレーキ活性信号BRKENBが外部から入力される。そして、トラックジャンプ終了時点でブレーキ信号TRBRKを利用してトラッキングプールインを遂行するようにローレベルのブレーキ活性信号BRKENBが外部から入力される。
【0011】
論理積手段17は、インバータ15により反転されたブレーキ活性信号BRKENB及びラッチミラー信号R_MIRRを論理積してブレーキ信号TRBRKを発生させる。すなわち、ブレーキ活性信号BRKENBがローレベルである場合、論理積手段17はスイッチング手段SW2を制御するブレーキ信号を発生させる。
【0012】
第1動作モード発生部21は、所定の第1制御信号CTRL1に応答して光ディスク再生システムが一般再生状態であれば、トラッキングアクチュエータがトラックに正常に追従するようにトラッキングエラー信号TEの利得及び位相を処理した値を第1動作モード信号TRDREGとして発生させる。ここで第1制御信号CTRL1は、外部から入力されて第1動作モード発生部21の動作を制御するアドレス及びコマンドを示す。
【0013】
第2動作モード発生部23は、所定の第2制御信号CTRL2に応答してトラッキングループオフセットを補正した値を第2動作モード信号TRDAVRとして発生させる。ここでオフセットは、主ビームがピットの端部を通る時に主ビームによる光の反射によってRFO信号が有する約200〜400mVの直流オフセットを意味する。このようなオフセットを補正する方法は当業者に公知のものであるのでここではその説明を省略する。また、第2制御信号CTRL2は、外部から入力されて第2動作モード発生部23の動作を制御するアドレス及びコマンドを示す。
【0014】
第3動作モード発生部25は所定の基準電圧を第3動作モード信号VREFSとして発生させる。ここで基準電圧は電源電圧の半分、すなわち1/2 VDDに該当する電圧である。
【0015】
図1に示された従来のブレーキ信号発生回路10の動作をさらに説明する。
光ディスク再生システムの一般再生状態時またはトラックジャンプ時にブレーキ活性信号BRKENBがハイレベルで発生すればブレーキ信号TRBRKはローレベルで発生し、ローレベルのブレーキ信号TRBRKはスイッチング手段SW2が第1動作モード信号TRDREGに連結されるように制御する。それにより、第1動作モード発生部21は第1動作モード信号TRDREGを発生させて外部に出力する。したがって、一般再生状態でトラッキングアクチュエータはトラックに正常に追従するように制御される。
【0016】
トラックジャンプの終了時にブレーキ活性信号BRKENBがローレベルで発生すればブレーキ信号TRBRKはハイレベルで発生し、ハイレベルのブレーキ信号TRBRKはスイッチング手段SW2がスイッチング手段SW1の出力信号に連結されるように制御する。それにより、スイッチング手段SW2はブレーキ選択信号BRKSELに応答して第2動作モード信号TRDAVRや第3動作モード信号VREFSに連結される。ここで、ブレーキ選択信号BRKSELはスイッチング手段SW1を制御するために入力される信号であり、マイクロプロセッサ(図示せず)によってその論理レベルが決定される。ブレーキ活性信号BRKENBやブレーキ信号TRBRKの論理レベルは回路の構成によって前記と反対の論理レベルを有することがある。
【0017】
スイッチング手段SW1が第3動作モード信号VREFSに連結される場合、ブレーキ動作時にエラー入力に対する出力の処理は、トラック離脱方向のエラーをミュート処理して送らずに所定の基準電圧を印加してブレーキをかけてトラックのスキッピングを防止することである。すなわち、図3及び図4の(j)のように主ビームが内周から外周に移動する時に+移動方向のエラー処理をマスキングして基準電圧を印加し、外周から内周に移動する時には−移動方向のエラー処理をマスキングして基準電圧を印加する。
【0018】
スイッチング手段SW1が第2動作モード信号TRDAVRに連結される場合、ブレーキ動作時に所定の基準電圧を印加する代わりにトラッキングループのオフセットを補正した値を出力してトラックのスキッピングを防止する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記の方法はトラックのスキッピングの程度によってブレーキの程度を処理しないために、少なくは1〜2トラック、多くは数十トラックのスキッピングがさらに発生して正確なブレーキ制御が不可能な問題点がある。
【0020】
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、トラック離脱方向のエラー量を反転させて利得をかけてブレーキ量とすることによってブレーキ能力を向上させるブレーキ信号発生回路を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、トラック離脱方向のエラー量を反転させて利得をかけてブレーキ量とすることによってブレーキ能力を向上させるブレーキ信号発生方法を提供することを他の目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1のブレーキ信号発生回路はブレーキ信号発生部、第1動作モード発生部、第2動作モード発生部、第3動作モード発生部、第4動作モード発生部、第5動作モード発生部及びスイッチ部を具備することを特徴とする。
【0022】
ブレーキ信号発生部は、主ビームのトラック移動を検出するミラー信号を受信し、第1ブレーキ選択信号に応答して所定の動作モード信号を選択する第1ブレーキ信号または第2ブレーキ信号を発生させる。
第1動作モード発生部は、所定の第1制御信号に応答してトラッキングエラーの利得及び位相を処理した値を前記動作モード信号のうち第1動作モード信号として発生させる。第2動作モード発生部は、所定の第2制御信号に応答してトラッキングループオフセットを補正した値を第2動作モード信号として発生させる。
第3動作モード発生部は、前記第1動作モード信号に所定の値−K1(K1は0でない実数)をかけた値を第3動作モード信号として発生させる。
第4動作モード発生部は、前記第2動作モード信号の値から前記第1動作モード信号の値を引いた値に所定の値K1(K1は0でない実数)をかけ、その値に前記第2動作モード信号の値を足した値を第4動作モード信号として発生させる。
第5動作モード発生部は、所定の基準電圧を第5動作モード信号として発生させる。スイッチ部は、前記第1または第2ブレーキ信号及び第2ないし第4ブレーキ選択信号に応答して前記第1ないし第5動作モード信号のうち一つを出力する。
【0023】
望ましくは、前記ブレーキ信号発生部は、サイドビームの信号差により発生するTZC信号の上昇及び下降エッジに応答し、前記ミラー信号をラッチしてラッチミラー信号を出力するラッチと、前記第1または第2ブレーキ信号を発生させるためのブレーキ活性信号を反転させた信号と前記ラッチミラー信号とを論理積して前記第1ないし第5動作モード信号のうち一つを選択する前記第1ブレーキ信号を発生させる第1論理積手段と、所定のクロック信号に応答して前記ミラー信号を受信して遅延させた遅延ミラー信号を出力する遅延部と、前記ブレーキ活性信号を反転させた信号と前記遅延ミラー信号とを論理積して前記第1ないし第5動作モード信号のうち一つを選択する前記第2ブレーキ信号を発生させる第2論理積手段と、前記第1ブレーキ選択信号に応答して前記第1ブレーキ信号または前記第2ブレーキ信号を選択して出力する第1スイッチング手段とを具備することを特徴とする。
【0024】
本発明の第2のブレーキ信号発生回路はブレーキ信号発生部、第1動作モード発生部、第2動作モード発生部、第3動作モード発生部、第4動作モード発生部及びスイッチ部を具備することを特徴とする。
【0025】
ブレーキ信号発生部は、主ビームのトラック移動を検出するミラー信号を受信し、サイドビームの信号差により発生するTZC信号に応答して所定の動作モード信号を選択する第1ブレーキ信号を発生させる。
第1動作モード発生部は、所定の第1制御信号に応答してトラッキングエラーの利得及び位相を処理した値を第1動作モード信号として発生させる。第2動作モード発生部は、所定の第2制御信号に応答してトラッキングループオフセットを補正した値を第2動作モード信号として発生させる。第3動作モード発生部は、前記第1動作モード信号に所定の値−K1(K1は0でない実数)をかけた値を第3動作モード信号として発生させる。第4動作モード発生部は、所定の基準電圧を第4動作モード信号として発生させる。
スイッチ部は、前記第1ブレーキ信号及び第2、第4ブレーキ選択信号に応答して前記第1ないし第4動作モード信号のうち一つを出力する。
【0026】
望ましくは、前記ブレーキ信号発生部は、サイドビームの信号差により発生するTZC信号の上昇及び下降エッジに応答して前記ミラー信号をラッチしてラッチミラー信号を出力するラッチと、前記第1ブレーキ信号を発生させるためのブレーキ活性信号を反転させた信号と前記ラッチミラー信号とを論理積して前記第1ないし第4動作モード信号のうち一つを選択する前記第1ブレーキ信号を発生させる第1論理積手段とを具備する。
【0027】
本発明の第3のブレーキ信号発生回路はブレーキ信号発生部、第1動作モード発生部、第2動作モード発生部、第3動作モード発生部、第4動作モード発生部及びスイッチ部を具備することを特徴とする。
【0028】
ブレーキ信号発生部は、主ビームのトラック移動を検出するミラー信号を受信し、サイドビームの信号差により発生するTZC信号に応答して所定の動作モード信号を選択する第1ブレーキ信号を発生させる。
第1動作モード発生部は、所定の第1制御信号に応答してトラッキングエラーの利得及び位相を処理した値を第1動作モード信号として発生させる。第2動作モード発生部は、所定の第2制御信号に応答してトラッキングループオフセットを補正した値を第2動作モード信号として発生させる。第3動作モード発生部は、前記第2動作モード信号の値から前記第1動作モード信号の値を引いた値に所定の値K1(K1は0でない実数)をかけ、その値に前記第2動作モード信号の値を足した値を第3動作モード信号として発生させる。第4動作モード発生部は、所定の基準電圧を第4動作モード信号として発生させる。
スイッチ部は、前記第1ブレーキ信号及び第2、第4ブレーキ選択信号に応答して前記第1ないし第4動作モード信号のうち一つを出力する。
【0029】
望ましくは、前記ブレーキ信号発生部は、サイドビームの信号差により発生するTZC信号の上昇及び下降エッジに応答して前記ミラー信号をラッチしてラッチミラー信号を出力するラッチと、前記第1ブレーキ信号を発生させるためのブレーキ活性信号を反転させた信号と前記ラッチミラー信号とを論理積して前記第1ないし第4動作モード信号のうち一つを選択する前記第1ブレーキ信号を発生させる第1論理積手段とを具備することを特徴とする。
【0030】
本発明の第1のブレーキ信号発生方法は、光ディスク再生システムのブレーキ能力を向上させるブレーキ信号発生方法において、(a)主ビームのトラック移動を検出するミラー信号を受信し、第1ブレーキ選択信号に応答してブレーキ量を調節する複数の動作モード信号を選択する第1ブレーキ信号または第2ブレーキ信号を発生させる段階と、(b)前記第1または第2ブレーキ信号及び複数のブレーキ選択信号に応答して前記複数の動作モード信号のうち一つを出力する段階とを具備する。
【0031】
望ましくは、前記(a)段階は、(a1)サイドビームの信号差により発生するTZC信号の上昇及び下降エッジに応答して前記ミラー信号をラッチしてラッチミラー信号を出力する段階と、(a2)前記第1または第2ブレーキ信号を発生させるためのブレーキ活性信号を反転させた信号と前記ラッチミラー信号とを論理積して前記複数の動作モード信号のうち一つを選択する前記第1ブレーキ信号を発生させる段階と、(a3)所定のクロック信号に応答し、前記ミラー信号を受信して遅延させた遅延ミラー信号を出力する段階と、(a4)前記ブレーキ活性信号を反転させた信号と前記遅延ミラー信号とを論理積して前記複数の動作モード信号のうち一つを選択する前記第2ブレーキ信号を発生させる段階と、(a5)前記第1ブレーキ選択信号に応答して前記第1ブレーキ信号または前記第2ブレーキ信号を選択して出力する段階とを具備する。
【0032】
本発明の第2のブレーキ信号発生方法は、光ディスク再生システムのブレーキ能力を向上させるブレーキ信号発生方法において、(a)主ビームのトラック移動を検出するミラー信号を受信し、サイドビームの信号差により発生するTZC信号に応答してブレーキ量を調節する複数の動作モード信号を選択する第1ブレーキ信号を発生させる段階と、(b)前記第1ブレーキ信号及び複数のブレーキ選択信号に応答して前記複数の動作モード信号のうち一つを出力する段階とを具備する。
【0033】
望ましくは、前記(a)段階は、(a1)サイドビームの信号差により発生するTZC信号の上昇及び下降エッジに応答して前記ミラー信号をラッチしてラッチミラー信号を出力する段階と、(a2)前記第1ブレーキ信号を発生させるためのブレーキ活性信号を反転させた信号と前記ラッチミラー信号とを論理積して前記複数の動作モード信号のうち一つを選択する前記第1ブレーキ信号を発生させる段階とを具備する。
【0034】
本発明の第3のブレーキ信号発生方法は、前記第2の方法において発生する動作モード信号のうち第3動作モード信号の発生方法だけ異なり他の方法は同一である。
【0035】
したがって、上述したような本発明によるブレーキ信号発生回路及び方法は、トラック離脱方向のエラー量を反転させて利得をかけてブレーキ量とすることによってブレーキ能力を向上させることができ、ジャンプ後の安定化時間が減少してデータ接近が速くなりトラックスキッピングのような不安定な状態で短時間内に元の状態への復帰が可能になる長所がある。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面を参照して本発明の望ましい実施形態を説明する。以下の実施形態で特定の用語が使われるが、これは単に本発明を説明するための目的で使われるものであって、意味限定や特許請求の範囲に記載された本発明の範囲を制限するために使われるものではない。したがって当業者であれば、これより多様な変形及び均等な他の実施形態が可能であるという点を理解できる。したがって、本発明の真の技術的保護範囲は特許請求の範囲の技術的思想により決まらねばならない。また、以下の各図面に提示された同じ参照符号は同じ部材を示す。
【0037】
図2は、本発明の第1実施形態によるブレーキ信号発生回路を示すブロック図である。
図3は、主ビームがトラックを内周から外周に離脱する時に図2のブレーキ信号発生回路に表示される信号の波形を示す波形図である。
図4は、主ビームがトラックを外周から内周に離脱する時に図2のブレーキ信号発生回路に表示される信号の波形を示す波形図である。
図5は、図2の動作モード信号の波形がK1値及びK2値の変化によって変化することを示す図面である。
図6は、図2のK2を決定するためのカウンティング手段を示す図面である。
【0038】
図2乃至図6を参照すれば、本発明の第1実施形態によるブレーキ信号発生回路100は、ブレーキ信号発生部101、第1動作モード発生部120、第2動作モード発生部125、第3動作モード発生部130、第4動作モード発生部135、第5動作モード発生部140及びスイッチ部SWを具備することを特徴とする。
【0039】
以下、図2乃至図6を参照して本発明の第1実施形態によるブレーキ信号発生回路100及びブレーキ信号発生方法を詳細に説明する。
【0040】
ブレーキ信号発生部101は、主ビームのトラック移動を検出するミラー信号MIRRを受信し、第1ブレーキ選択信号BRKSELに応答して所定の動作モード信号TRDREG,TRDAVR,MSIG3,MSIG4,VREFSを選択する第1ブレーキ信号TRBRK1または第2ブレーキ信号TRBRK2を発生させる。
【0041】
このような機能を遂行するためにブレーキ信号発生部101はラッチ103、インバータ105、論理積手段107,113、遅延部109及び第1スイッチング手段SW1を具備する。
【0042】
より詳細に説明すれば、ブレーキ信号発生部101のラッチ103はサイドビームの信号差により発生するTZC信号の上昇及び下降エッジに応答し、ミラー信号MIRRをラッチしてラッチミラー信号R_MIRRを出力する。TZC信号、ミラー信号MIRR及びラッチミラー信号R_MIRRに関する説明は前述したので省略し、この信号は図3及び図4の(f)、(c)及び(h)に示されている。
【0043】
第1論理積手段107は、ブレーキ信号TRBRKを発生させるためのブレーキ活性信号BRKENBを反転させた信号とラッチミラー信号R_MIRRとを論理積して動作モード信号TRDREG,TRDAVR,MSIG3,MSIG4,VREFSのうち一つを選択する第1ブレーキ信号TRBRK1を発生させる。すなわち、ブレーキ活性信号BRKENBがローレベルである場合、論理積手段107は第5スイッチング手段SW5を制御する第1ブレーキ信号TRBRK1を発生させる。
【0044】
遅延部109は、所定のクロック信号CKに応答し、ミラー信号MIRRを受信して遅延させた遅延ミラー信号D_MIRRを出力する。遅延部109は複数のフリップフロップ110,111,112を具備し、フリップフロップ110,111,112の個数を調整してミラー信号MIRRを遅延させる量を調節できる。またクロック信号CKの速度も任意に調整できる。
【0045】
第2論理積手段113は、ブレーキ活性信号BRKENBを反転させた信号と遅延ミラー信号D_MIRRとを論理積して動作モード信号TRDREG,TRDAVR,MSIG3,MSIG4,VREFSのうち一つを選択する第2ブレーキ信号TRBRK2を発生させる。第1スイッチング手段SW1は、第1ブレーキ選択信号BRKSEL1に応答して第1ブレーキ信号TRBRK1または第2ブレーキ信号TRBRK2を選択して出力する。
【0046】
ブレーキ信号発生部101の動作をさらに説明する。
ミラー信号MIRRをラッチしたラッチミラー信号R_MIRRは、主ビームがトラックを内周から外周に移動するか、外周から内周に移動するかの方向性を示す。すなわち、内周から外周に移動する時はラッチミラー信号R_MIRRはTZC信号と逆相に発生し、外周から内周に移動する時はTZC信号と同相に発生する。
【0047】
主ビームがトラックを離脱すればブレーキ活性信号BRKENBがローレベルで発生し、ラッチミラー信号R_MIRRと論理積されて第1ブレーキ信号TRBRK1として発生する。
【0048】
第2ブレーキ信号TRBRK2を発生させるためにミラー信号MIRRの上昇エッジだけを遅延させた遅延ミラー信号D_MIRRが利用される。遅延ミラー信号D_MIRRは、ミラー信号MIRRが複数のフリップフロップ110,111,112より構成された遅延部109を通過して発生する。フリップフロップ110は、クロック信号CKに応答してミラー信号MIRRを受信した後、ミラー信号MIRRをフリップフロップ111に伝達し、ミラー信号MIRRの下降エッジでリセットされる。遅延部109はこのようなフリップフロップ110,111,112を複数具備して遅延時間を調節できる。
【0049】
遅延ミラー信号D_MIRRは主ビームがトラックを離脱する量が約1/2トラックである場合、ブレーキを掛ける第2ブレーキ信号TRBRK2の発生時点を操り上げて主ビームのトラック離脱をあらかじめ防止するために使われ、システムによってクロック信号CKの速度を異にしてブレーキ動作を遂行する時点を調節できる。
【0050】
すなわち、遅延ミラー信号D_MIRRを使用すれば、主ビームのトラック離脱程度が小さい時にブレーキを速く掛けることができてトラック離脱をあらかじめ防止できる。また、ディスクの偏心量によって、トラッキングアクチュエータがトラックに正常に追従している間にもミラー信号MIRRが発生してブレーキ信号TRBBRKが発生する場合がある。これを防止するために遅延ミラー信号D_MIRRを使用してトラッキングアクチュエータがトラックに正常に追従している間に光ディスクシステムが小さなトラック離脱に敏感に反応することを防止できる。
【0051】
遅延ミラー信号D_MIRRを使用することにより、ラッチミラー信号R_MIRRを使用する場合よりブレーキ動作を先に遂行することを示した波形図が図3及び図4の(k)及び(l)に示されている。図3及び図4の(k)は(h)のラッチミラー信号R_MIRRを使用した時の波形図であり、図3及び図4の(l)は(d)の遅延ミラー信号D_MIRRを使用した時の波形図である。
【0052】
ブレーキ活性信号BRKENBによってブレーキ信号発生回路100の使用可否を選択でき、ブレーキ信号発生回路100の使用時に第1または第2ブレーキ信号TRBRK1,TRBRK2によってブレーキがかかる時間が決定される。
【0053】
第1スイッチング手段SW1は第1ブレーキ選択信号BRKSEL1に応答して第1または第2ブレーキ信号TRBRK1,TRBRK2のうち一つを選択する。すなわち、第1ブレーキ選択信号BRKSEL1がハイレベルである場合に第1ブレーキ信号TRBRK1を選択し、第1ブレーキ選択信号BRKSEL1がローレベルである場合に第2ブレーキ信号TRBRK2を選択する。第1または第2ブレーキ信号TRBRK1,TRBRK2を選択するための第1ブレーキ選択信号BRKSEL1の論理レベルは前記の場合と反対に規定できる。第1または第2ブレーキ信号TRBRK1,TRBRK2のうちいずれの信号を使用するかを決定する第1ブレーキ選択信号BRKSEL1の論理レベルは、マイクロプロセッサによってブレーキ信号発生回路100が光ディスク再生システムに内蔵される時にあらかじめ決定されて固定される。しかし、場合によっては第1または第2ブレーキ信号TRBRK1,TRBRK2のうちいずれの信号を使用するかを光ディスク再生システムを使用しながら選択的に決定することもある。
【0054】
ブレーキ信号発生部101が第1ブレーキ信号TRBRK1を発生させる場合、ラッチミラー信号R_MIRRを反転させるインバータ115及びこのインバータ115の出力とミラー信号MIRRとを論理積して慣性信号ITとして発生させる論理積手段117をさらに具備できる。
【0055】
ブレーキ信号発生部101が第2ブレーキ信号TRBRK2を発生させる場合、慣性信号ITは遅延ミラー信号D_MIRRを反転させた信号とミラー信号MIRRとを論理積して発生できる。慣性信号ITは図3及び図4の(i)に示されており、慣性信号ITの機能については後述する。
【0056】
第1動作モード発生部120は、所定の第1制御信号CTRL1に応答してトラッキングエラーの利得及び位相を処理した値を第1動作モード信号TRDREGとして発生させる。第1動作モード信号TRDREGは図3及び図4の(j)に示されている。
【0057】
第2動作モード発生部125は、所定の第2制御信号CTRL2に応答してトラッキングループオフセットを補正した値を第2動作モード信号TRDAVRとして発生させる。第5動作モード発生部140は所定の基準電圧を第5動作モード信号VREFSとして発生させる。第1、第2及び第5動作モード信号TRDREG,TRDAVR,VREFSについては前述したので詳細な説明は省略する。
【0058】
第3動作モード発生部130は、第1動作モード信号TRDREGに所定の値−K1(K1は0でない実数)をかけた値を第3動作モード信号MSIG3として発生させる。
すなわち、トラック離脱エラー量を反転させて所定の値K1をかけることによってブレーキを掛ける量を調節でき、またトラック離脱エラー量だけ反対方向にエラー処理をしてブレーキ能力を高めうる。
ここで、K1値は慣性信号ITの論理ハイレベルの持続時間を測定して決まる。トラックとトラックとの距離が一定であるので、主ビームがトラックを移動する慣性量が大きければ、主ビームがトラックとトラックとの間を通る時間は短くなり、したがって慣性信号ITのハイレベルのデューティ幅は狭まる。反対に、主ビームがトラックを移動する慣性量が小さければ、主ビームがトラックとトラックとの間を通る時間が長くなり、したがって慣性信号ITのハイレベルのデューティ幅は広くなる。このような原理によってK1値を決定できる。慣性信号ITとK1値との関係を表であらかじめ作って慣性信号ITの値によってK1値をセッティングできる。このようにトラッキングエラーの出力を反転させてブレーキ量を調節するK1値を慣性信号ITによって決定することによって精密な制御が可能である。
【0059】
第3動作モード信号MSIG3の波形が図3及び図4の(m)に示されている。図3の(m)はK1が1である場合の波形を概略的に示したものであり、第1動作モード信号TRDREGにかけるK1値によってブレーキ量を調節できる。図4の(m)にはK1が各々0.5、1、2である時の波形が概略的に示されている。
【0060】
第4動作モード発生部135は、第2動作モード信号TRDAVRの値から第1動作モード信号TRDREGの値を引いた値に所定の値K1(K1は0でない実数)をかけ、その値に第2動作モード信号TRDAVRの値を足した値を第4動作モード信号MSIG4として発生させる。第4動作モード信号MSIG4はトラッキングループ出力のオフセットを補正する意味を有する。ここで、K1は慣性信号ITによって決まる値である。
【0061】
ブレーキ信号発生回路100は、第3動作モード信号MSIG3または第4動作モード信号MSIG4に所定の値K2をかけて可変第3動作モード信号VMSIG3または可変第4動作モード信号VMSIG4として出力するための増幅手段145,150をさらに具備できる。
【0062】
K2は、第1または第2ブレーキ信号TRBRK1,TRBRK2の論理ハイレベルの持続時間を測定して定めうる。すなわち、K2は、第1または第2ブレーキ信号TRBRK1,TRBRK2によりブレーキがかかる時間中に第3または第4動作モード信号MSIG3,MSIG4にかけられる所定の値であって、ブレーキがかかる時間によってブレーキ量を調節できる。
【0063】
K2をかける場合の波形の変化が図5に示されている。図5の(i)はK2が1である場合であって、この場合はK1だけをかけることと同じである。図5の(ii)はK1は1であり、K2は各々1、0.75、0.5である場合のブレーキ量の変化を示す波形である。このようにK2値を可変させてブレーキ時間によってブレーキ量を調節できる。
【0064】
第1または第2ブレーキ信号TRBRK1,TRBRK2の論理ハイレベルの持続時間を測定するために図6のカウンティング手段170を使用できる。このカウンティング手段170は所定のクロック信号CKMに応答し、第1または第2ブレーキ信号TRBRK1,TRBRK2を受信して第1または第2ブレーキ信号TRBRK1,TRBRK2のハイレベルの持続時間を測定するフリップフロップ171,173,175を多数具備する。クロック信号CKMの速度を異にして第1または第2ブレーキ信号TRBRK1,TRBRK2のハイレベルの持続時間を精密に測定でき、フリップフロップ171,173,175の個数も異にできる。第1または第2ブレーキ信号TRBRK1,TRBRK2のハイレベルの持続時間は図3の(h)にT1またはT2と示されている。
【0065】
スイッチ部SWは、第1または第2ブレーキ信号TRBRK1,TRBRK2及び第2ないし第4ブレーキ選択信号BRKSEL2,BRKSEL3,BRKSEL4に応答して第1ないし第5動作モード信号TRDREG,TRDAVR,MSIG3,MSIG4,VREFSのうち一つを出力する。
【0066】
より詳細に説明すれば、スイッチ部SWの第2スイッチング手段SW2は、第2ブレーキ選択信号BRKSEL2の論理レベルによって第2動作モード信号TRDAVRまたは第5動作モード信号VREFSを選択して出力する。第2ブレーキ選択信号BRKSEL2がハイレベルである時にいかなる信号を選択するかは回路の構成によって変わる。
【0067】
第3スイッチング手段SW3は、第3ブレーキ選択信号BRKSEL3の論理レベルによって第3動作モード信号MSIG3または第4動作モード信号MSIG4を選択して出力する。第3ブレーキ選択信号BRKSEL3がハイレベルである時にいかなる信号を選択するかは回路の構成によって変わる。
【0068】
第4スイッチング手段SW4は、第4ブレーキ選択信号BRKSEL4の論理レベルによって第2スイッチング手段SW2または第3スイッチング手段SW3の出力信号を選択して出力する。第4ブレーキ選択信号BRKSEL4がハイレベルである時にいかなるスイッチング手段の出力信号を選択するかは回路の構成によって変わる。
【0069】
ここで、第1ないし第4ブレーキ選択信号BRKSEL1,BRKSEL2,BRKSEL3,BRKSEL4はマイクロプロセッサによってその論理レベルが決定され、したがってブレーキを掛ける時に第2ないし第5動作モード信号TRDAVR,MSIG3,MSIG4,VREFSのうちいずれの信号が選択されて出力されるかがマイクロプロセッサによって決定される。
【0070】
第5スイッチング手段SW5は第1または第2ブレーキ信号TRBRK1,TRBRK2の論理レベルと、第1動作モード信号TRDREGと第2動作モード信号TRDAVRとを比較した結果に応答して第1動作モード信号TRDREGまたは第4スイッチング手段SW4の出力信号を選択して出力する。
例えば、第1または第2ブレーキ信号TRBRK1,TRBRK2がローレベルで発生した場合にはブレーキを動作させないという意味であるため、第5スイッチング手段SW5は第1動作モード信号TRDREGを選択して出力する。
【0071】
しかし、主ビームが1/2トラック以上トラックを離脱すれば、本発明はトラッキングエラーの出力を反転させて主ビームを本来の方向に制御するが、主ビームが1/2トラック以下にトラックを離脱すれば主ビームのトラック離脱方向の反対方向に正常なトラックエラーが出力されるので、この時にはトラッキングエラーの出力を反転させずに本来のトラッキングサーボを制御せねばならない。
【0072】
主ビームがトラックの1/2以上を離脱したか否かは、第1動作モード信号TRDREGの値と第2動作モード信号TRDAVRの値とを比較して判断できる。すなわち、主ビームが内周から外周に離脱する場合に、第2動作モード信号TRDAVRの値が第1動作モード信号TRDREGの値より小さく、主ビームが外周から内周に離脱する場合に、第2動作モード信号TRDAVRの値が第1動作モード信号TRDREGの値より大きければ、主ビームがトラックの1/2以上を離脱するので、第1動作モード信号TRDREGにK1やK2をかけてブレーキ量を調節する第3または第4動作モード信号MISG3,MISG4を選択して出力せねばならない。
【0073】
反対に、主ビームが内周から外周に離脱する場合に、第2動作モード信号TRDAVRの値が第1動作モード信号TRDREGの値より大きく、主ビームが外周から内周に離脱する場合に、第2動作モード信号TRDAVRの値が第1動作モード信号TRDREGの値より小さければ、主ビームがトラックの1/2以内に離脱するので、第1動作モード信号TRDREGを出力せねばならない。
【0074】
したがって、第1または第2ブレーキ信号TRBRK1,TRBRK2がハイレベルであり、また主ビームが内周から外周に離脱する場合に第2動作モード信号TRDAVRの値が第1動作モード信号TRDREGの値より小さいか、主ビームが外周から内周に離脱する場合に、第2動作モード信号TRDAVRの値が第1動作モード信号TRDREGの値よりさらに大きい場合には第4スイッチング手段SW4の出力信号を選択して出力する。
【0075】
第5スイッチング手段SW5により選択された第1ないし第5動作モード信号TRDREG,TRDAVR,MSIG3,MSIG4,VREFSはPWM(Pulse Width Modulation)方式やDAC(DigitalAnalogue Converter)を通じて出力される。
【0076】
第1ないし第4ブレーキ選択信号BRKSEL1,BRKSEL2,BRKSEL3,BRKSEL4は、マイクロプロセッサによってブレーキ信号発生回路100が光ディスク再生システムに装着される前にあらかじめその値が第2ないし第5動作モード信号TRDAVR,MSIG3,MSIG4,VREFSのうち一つの信号を出力できる論理レベルに(例えば、論理ハイレベル)定められる。それにより、ブレーキ動作時に第2ないし第5動作モード信号TRDAVR,MSIG3,MSIG4,VREFSのうちいずれか一つの信号だけ出力される。
【0077】
反対に、第1ないし第4ブレーキ選択信号BRKSEL1,BRKSEL2,BRKSEL3,BRKSEL4は、光ディスク再生システムの動作中に外部の条件に応答してマイクロプロセッサによってその値が第2ないし第5動作モード信号TRDAVR,MSIG3,MSIG4,VREFSのうち一つの信号を出力できる論理レベルに(例えば、論理ハイレベル)定められる。
【0078】
ブレーキ動作時、外部の条件に関係なく第2ないし第5動作モード信号TRDAVR,MSIG3,MSIG4,VREFSのうちいずれか一つの信号だけを使用するか、外部の条件によって第2ないし第5動作モード信号TRDAVR,MSIG3,MSIG4,VREFSのうち一つを選択して使用するかは、ブレーキ信号発生回路100が装着される光ディスク再生システムの回路構成により決定される。
【0079】
第1ブレーキ信号TRBRK1に対して第2ないし第5動作モード信号TRDAVR,MSIG3,MSIG4,VREFSが各々選択されうる。また、第2ブレーキ信号TRBRK2に対して第2ないし第5動作モード信号TRDAVR,MSIG3,MSIG4,VREFSが各々選択されうる。したがって、本発明の第1実施形態によれば合計8つのブレーキ動作が可能である。
【0080】
ブレーキ信号発生回路100はアナログ回路によっても具現できることは当然である。例えば、演算増幅器と抵抗を利用して抵抗比によりブレーキ量を調節できる。
【0081】
このような本発明によるブレーキ信号発生回路100は、従来に比べて安定した追従動作及びジャンプ後の安定化時間が縮まってデータ接近が速くなり、トラックスキッピングのような不安定な状態で短時間内に元の状態への復帰が可能である。したがって、携帯用光学機器の場合、衝撃などによるトラックスキッピングが顕著に減って安定したトラッキングサーボ制御が可能になる。
【0082】
本発明の第1実施形態によるブレーキ信号発生回路100は、光ディスク再生システムが正常に動作していてもデータを読出せない場合に発生するLOCK(またはCLVLOCK)信号、トラックを追従するための命令語であるトラッキングゲインアップ命令(Tracking Gain Up Command)、ディスクに衝撃が加わったかを判断するアンチショック検出制御信号(Antishock detect control signal)などによってその動作及び停止が制御される。したがって、光ディスク再生システムが過渡期的な状態にある場合、ブレーキ信号の制御に慎重を期することができる。
【0083】
図7は、本発明の第2及び第3実施形態によるブレーキ信号発生回路を示すブロック図である。
本発明の第2実施形態によるブレーキ信号発生回路200は、ブレーキ信号発生部201、第1動作モード発生部220、第2動作モード発生部225、第3動作モード発生部230、第4動作モード発生部235及びスイッチ部SWを具備する。
【0084】
ブレーキ信号発生部201は、本発明の第1実施形態によるブレーキ信号発生回路100のブレーキ信号発生部101と構成及び動作が同一である。
【0085】
第1及び第2動作モード信号TRDREG,TRDAVRは第1実施形態によるブレーキ信号発生回路100の第1及び第2動作モード信号TRDREG,TRDAVRと同一であり、第4動作モード信号VREFSは第1実施形態によるブレーキ信号発生回路100の第5動作モード信号VREFSと同一である。
【0086】
第3動作モード信号MSIG3は第1実施形態によるブレーキ信号発生回路100の第3動作モード信号MSIG3と同一である。この第3動作モード信号MSIG3に所定の値K2をかけて可変第3動作モード信号VMSIG3として出力する、図2の増幅手段145と同一の増幅手段235を備えることができる。すなわち、第2実施形態によるブレーキ信号発生回路200は、第1実施形態によるブレーキ信号発生回路100の第4動作モード信号MSIG4が省略されていることを除いてはその構成及び動作が同一なので詳細な説明は省略する。
【0087】
本発明の第3実施形態によるブレーキ信号発生回路300は、第2実施形態によるブレーキ信号発生回路200の第3動作モード信号MSIG3を第1実施形態によるブレーキ信号発生回路100の第4動作モード信号MSIG4に取り替えたことを除いてはその構成及び動作が第2実施形態のブレーキ信号発生回路200と同一である。したがってその動作に関する詳細な説明は省略される。
【0088】
【発明の効果】
以上のように本発明によるブレーキ信号発生回路及び発生方法は、トラック離脱方向のエラー量を反転させて利得をかけてブレーキ量とすることによってブレーキ能力を向上させることができるので、ジャンプ後の安定化時間が縮まってデータ接近が速くなり、トラックスキッピングのような不安定な状態で短い時間内に元の状態への復帰が可能になる長所がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のブレーキ信号発生回路を示す概略的なブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態によるブレーキ信号発生回路を示すブロック図である。
【図3】主ビームがトラックを内周から外周に離脱する時に図2のブレーキ信号発生回路に表示される信号の波形を示す波形図である。
【図4】主ビームがトラックを外周から内周に離脱する時に図2のブレーキ信号発生回路に表示される信号の波形を示す波形図である。
【図5】図2の動作モード信号の波形がK1値及びK2値の変化によって変化することを示す図である。
【図6】図2のK2を決定するためのカウンティング手段を示す図である。
【図7】本発明の第2及び第3実施形態によるブレーキ信号発生回路を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 ブレーキ信号発生回路
101 ブレーキ信号発生部
103 ラッチ
105 インバータ
107 第1論理積手段
109 遅延部
110,111,112 フリップフロップ
113 第2論理積手段
120 第1動作モード発生部
125 第2動作モード発生部
130 第3動作モード発生部
135 第4動作モード発生部
140 第5動作モード発生部
145,150 増幅手段

Claims (57)

  1. 主ビームのトラック移動を検出するミラー信号を受信し、第1ブレーキ選択信号に応答して所定の動作モード信号を選択する第1ブレーキ信号または第2ブレーキ信号を発生させるブレーキ信号発生部と、
    所定の第1制御信号に応答してトラッキングエラーの利得及び位相を処理した値を前記動作モード信号のうち第1動作モード信号として発生させる第1動作モード発生部と、
    所定の第2制御信号に応答してトラッキングループオフセットを補正した値を前記動作モード信号のうち第2動作モード信号として発生させる第2動作モード発生部と、
    前記第1動作モード信号に所定の値−K1(K1は0でない実数)をかけた値を前記動作モード信号のうち第3動作モード信号として発生させる第3動作モード発生部と、
    前記第2動作モード信号の値から前記第1動作モード信号の値を引いた値に所定の値K1(K1は0でない実数)をかけ、その値に前記第2動作モード信号の値を足した値を前記動作モード信号のうち第4動作モード信号として発生させる第4動作モード発生部と、
    所定の基準電圧を前記動作モード信号のうち第5動作モード信号として発生させる第5動作モード発生部と、
    前記第1または第2ブレーキ信号及び第2ないし第4ブレーキ選択信号に応答して前記第1ないし第5動作モード信号のうち一つを出力するスイッチ部とを具備することを特徴とするブレーキ信号発生回路。
  2. 前記ブレーキ信号発生部は、
    サイドビームの信号差により発生するTZC信号の上昇及び下降エッジに応答し、前記ミラー信号をラッチしてラッチミラー信号を出力するラッチと、
    前記第1または第2ブレーキ信号を発生させるためのブレーキ活性信号を反転させた信号と前記ラッチミラー信号とを論理積して前記第1ないし第5動作モード信号のうち一つを選択する前記第1ブレーキ信号を発生させる第1論理積手段と、
    所定のクロック信号に応答して前記ミラー信号を受信して遅延させた遅延ミラー信号を出力する遅延部と、
    前記ブレーキ活性信号を反転させた信号と前記遅延ミラー信号とを論理積して前記第1ないし第5動作モード信号のうち一つを選択する前記第2ブレーキ信号を発生させる第2論理積手段と、
    前記第1ブレーキ選択信号に応答して前記第1ブレーキ信号または前記第2ブレーキ信号を選択して出力する第1スイッチング手段とを具備することを特徴とする請求項1に記載のブレーキ信号発生回路。
  3. 前記遅延部は、
    前記クロック信号に応答して動作する複数のフリップフロップを具備することを特徴とする請求項2に記載のブレーキ信号発生回路。
  4. 前記クロック信号は、
    クロック速度を任意に定めうることを特徴とする請求項2に記載のブレーキ信号発生回路。
  5. 前記ブレーキ信号発生部は、
    前記ラッチミラー信号を反転させるインバータと、
    このインバータの出力と前記ミラー信号とを論理積して慣性信号として発生させる論理積手段とをさらに具備することを特徴とする請求項2に記載のブレーキ信号発生回路。
  6. 前記慣性信号の論理ハイレベルの持続時間を測定して前記K1値が決まることを特徴とする請求項5に記載のブレーキ信号発生回路。
  7. 前記第3動作モード信号に所定の値K2をかけて可変第3動作モード信号として出力するための増幅手段をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載のブレーキ信号発生回路。
  8. 前記第4動作モード信号に所定の値K2をかけて可変第4動作モード信号として出力するための増幅手段をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載のブレーキ信号発生回路。
  9. 前記K2は、
    前記第1または第2ブレーキ信号の論理ハイレベルの持続時間を測定して定めることを特徴とする請求項7または請求項8に記載のブレーキ信号発生回路。
  10. 前記スイッチ部は、
    前記第2ブレーキ選択信号の論理レベルによって前記第2動作モード信号または前記第5動作モード信号を選択して出力する第2スイッチング手段と、
    前記第3ブレーキ選択信号の論理レベルによって前記第3動作モード信号または前記第4動作モード信号を選択して出力する第3スイッチング手段と、
    前記第4ブレーキ選択信号の論理レベルによって前記第2スイッチング手段または前記第3スイッチング手段の出力信号を選択して出力する第4スイッチング手段と、
    前記第1または第2ブレーキ信号の論理レベルと、前記第1動作モード信号と前記第2動作モード信号とを比較した結果に応答して前記第1動作モード信号または前記第4スイッチング手段の出力信号を選択して出力する第5スイッチング手段を具備することを特徴とする請求項1に記載のブレーキ信号発生回路。
  11. 前記第5スイッチング手段は、
    前記第1または第2ブレーキ信号が論理ハイレベルであり、主ビームが内周から外周に離脱する場合には前記第2動作モード信号の値が前記第1動作モード信号の値より小さい場合、主ビームが外周から内周に離脱する場合には前記第2動作モード信号の値が前記第1動作モード信号の値より大きい場合に前記第4スイッチング手段の出力信号を選択して出力することを特徴とする請求項10に記載のブレーキ信号発生回路。
  12. 前記第1ないし第4ブレーキ選択信号は、
    マイクロプロセッサによってその論理レベルが決定されることを特徴とする請求項10に記載のブレーキ信号発生回路。
  13. 主ビームのトラック移動を検出するミラー信号を受信し、サイドビームの信号差により発生するTZC信号に応答して所定の動作モード信号を選択する第1ブレーキ信号を発生させるブレーキ信号発生部と、
    所定の第1制御信号に応答してトラッキングエラーの利得及び位相を処理した値を第1動作モード信号として発生させる第1動作モード発生部と、
    所定の第2制御信号に応答してトラッキングループオフセットを補正した値を第2動作モード信号として発生させる第2動作モード発生部と、
    前記第1動作モード信号に所定の値−K1(K1は0でない実数)をかけた値を第3動作モード信号として発生させる第3動作モード発生部と、
    所定の基準電圧を第4動作モード信号として発生させる第4動作モード発生部と、
    前記第1ブレーキ信号及び第2、第4ブレーキ選択信号に応答して前記第1ないし第4動作モード信号のうち一つを出力するスイッチ部とを具備することを特徴とするブレーキ信号発生回路。
  14. 前記ブレーキ信号発生部は、
    サイドビームの信号差により発生するTZC信号の上昇及び下降エッジに応答して前記ミラー信号をラッチしてラッチミラー信号を出力するラッチと、
    前記第1ブレーキ信号を発生させるためのブレーキ活性信号を反転させた信号と前記ラッチミラー信号とを論理積して前記第1ないし第4動作モード信号のうち一つを選択する前記第1ブレーキ信号を発生させる第1論理積手段とを具備することを特徴とする請求項13に記載のブレーキ信号発生回路。
  15. 前記ブレーキ信号発生部は、
    前記ラッチミラー信号を反転させるインバータと、
    このインバータの出力と前記ミラー信号とを論理積して慣性信号として発生させる論理積手段をさらに具備することを特徴とする請求項14に記載のブレーキ信号発生回路。
  16. 前記慣性信号の論理ハイレベルの持続時間を測定して前記K1値を定めることを特徴とする請求項15に記載のブレーキ信号発生回路。
  17. 前記ブレーキ信号発生部は、
    所定のクロック信号に応答して前記ミラー信号を受信して遅延させた遅延ミラー信号を出力する遅延部と、
    前記ブレーキ活性信号を反転させた信号と前記遅延ミラー信号とを論理積して前記第1ないし第4動作モード信号のうち一つを選択する第2ブレーキ信号を発生させる第2論理積手段と、
    第1ブレーキ選択信号に応答して前記第1ブレーキ信号または前記第2ブレーキ信号を選択して出力する第1スイッチング手段とをさらに具備することを特徴とする請求項14に記載のブレーキ信号発生回路。
  18. 前記遅延部は、
    前記クロック信号に応答して動作する複数のフリップフロップを具備することを特徴とする請求項17に記載のブレーキ信号発生回路。
  19. 前記クロック信号は、
    クロック速度を任意に定めうることを特徴とする請求項18に記載のブレーキ信号発生回路。
  20. 前記K2は、
    前記第1または第2ブレーキ信号の論理ハイレベルの持続時間を測定して定めることを特徴とする請求項17に記載のブレーキ信号発生回路。
  21. 前記スイッチ部は、
    前記第2ブレーキ選択信号の論理レベルによって前記第2動作モード信号または前記第4動作モード信号を選択して出力する第2スイッチング手段と、
    前記第4ブレーキ選択信号の論理レベルによって前記第3動作モード信号または前記第2スイッチング手段の出力信号を選択して出力する第4スイッチング手段と、
    前記第1または第2ブレーキ信号の論理レベルと、前記第1動作モード信号と前記第2動作モード信号とを比較した結果に応答して前記第1動作モード信号または前記第4スイッチング手段の出力信号を選択して出力する第5スイッチング手段とを具備することを特徴とする請求項17に記載のブレーキ信号発生回路。
  22. 前記第3動作モード信号に所定の値K2をかけて可変第3動作モード信号として出力するための増幅手段をさらに具備することを特徴とする請求項13に記載のブレーキ信号発生回路。
  23. 前記第1、第2、第4ブレーキ選択信号は、
    マイクロプロセッサによってその論理レベルが決定されることを特徴とする請求項17または請求項21に記載のブレーキ信号発生回路。
  24. 主ビームのトラック移動を検出するミラー信号を受信し、サイドビームの信号差により発生するTZC信号に応答して所定の動作モード信号を選択する第1ブレーキ信号を発生させるブレーキ信号発生部と、
    所定の第1制御信号に応答してトラッキングエラーの利得及び位相を処理した値を第1動作モード信号として発生させる第1動作モード発生部と、
    所定の第2制御信号に応答してトラッキングループオフセットを補正した値を第2動作モード信号として発生させる第2動作モード発生部と、
    前記第2動作モード信号の値から前記第1動作モード信号の値を引いた値に所定の値K1(K1は0でない実数)をかけ、その値に前記第2動作モード信号の値を足した値を第3動作モード信号として発生させる第3動作モード発生部と、所定の基準電圧を第4動作モード信号として発生させる第4動作モード発生部と、
    前記第1ブレーキ信号及び第2、第4ブレーキ選択信号に応答して前記第1ないし第4動作モード信号のうち一つを出力するスイッチ部とを具備することを特徴とするブレーキ信号発生回路。
  25. 前記ブレーキ信号発生部は、
    サイドビームの信号差により発生するTZC信号の上昇及び下降エッジに応答して前記ミラー信号をラッチしてラッチミラー信号を出力するラッチと、
    前記第1ブレーキ信号を発生させるためのブレーキ活性信号を反転させた信号と前記ラッチミラー信号とを論理積して前記第1ないし第4動作モード信号のうち一つを選択する前記第1ブレーキ信号を発生させる第1論理積手段とを具備することを特徴とする請求項24に記載のブレーキ信号発生回路。
  26. 前記ブレーキ信号発生部は、
    前記ラッチミラー信号を反転させるインバータと、
    このインバータの出力と前記ミラー信号とを論理積して慣性信号として発生させる論理積手段とをさらに具備することを特徴とする請求項25に記載のブレーキ信号発生回路。
  27. 前記慣性信号の論理ハイレベルの持続時間を測定して前記K1値を定めることを特徴とする請求項26に記載のブレーキ信号発生回路。
  28. 前記ブレーキ信号発生部は、
    所定のクロック信号に応答して前記ミラー信号を受信して遅延させた遅延ミラー信号を出力する遅延部と、
    前記ブレーキ活性信号を反転させた信号と前記遅延ミラー信号とを論理積して前記第1ないし第4動作モード信号のうち一つを選択する第2ブレーキ信号を発生させる第2論理積手段と、
    第1ブレーキ選択信号に応答して前記第1ブレーキ信号または前記第2ブレーキ信号を選択して出力する第1スイッチング手段とをさらに具備することを特徴とする請求項25に記載のブレーキ信号発生回路。
  29. 前記遅延部は、
    前記クロック信号に応答して動作する複数のフリップフロップを具備することを特徴とする請求項28に記載のブレーキ信号発生回路。
  30. 前記クロック信号は、
    クロック速度を任意に定めうることを特徴とする請求項28に記載のブレーキ信号発生回路。
  31. 前記K2は、
    前記第1または第2ブレーキ信号の論理ハイレベルの持続時間を測定して定めることを特徴とする請求項28に記載のブレーキ信号発生回路。
  32. 前記スイッチ部は、
    前記第2ブレーキ選択信号の論理レベルによって前記第2動作モード信号または前記第4動作モード信号を選択して出力する第2スイッチング手段と、
    前記第4ブレーキ選択信号の論理レベルによって前記第3動作モード信号または前記第2スイッチング手段の出力信号を選択して出力する第4スイッチング手段と、
    前記第1または第2ブレーキ信号の論理レベルと、前記第1動作モード信号と前記第2動作モード信号とを比較した結果に応答して前記第1動作モード信号または前記第4スイッチング手段の出力信号を選択して出力する第5スイッチング手段とを具備することを特徴とする請求項28に記載のブレーキ信号発生回路。
  33. 前記第3動作モード信号に所定の値K2をかけて可変第3動作モード信号として出力するための増幅手段をさらに具備することを特徴とする請求項24に記載のブレーキ信号発生回路。
  34. 前記第1、第2、第4ブレーキ選択信号は、
    マイクロプロセッサによってその論理レベルが決定されることを特徴とする請求項28または請求項32に記載のブレーキ信号発生回路。
  35. 光ディスク再生システムのブレーキ能力を向上させるブレーキ信号発生方法において、
    (a)主ビームのトラック移動を検出するミラー信号を受信し、第1ブレーキ選択信号に応答してブレーキ量を調節する複数の動作モード信号を選択する第1ブレーキ信号または第2ブレーキ信号を発生させる段階と、
    (b)前記第1または第2ブレーキ信号及び複数のブレーキ選択信号に応答して前記複数の動作モード信号のうち一つを出力する段階とを具備することを特徴とするブレーキ信号発生方法。
  36. 前記(a)段階は、
    (a1)サイドビームの信号差により発生するTZC信号の上昇及び下降エッジに応答して前記ミラー信号をラッチしてラッチミラー信号を出力する段階と、
    (a2)前記第1または第2ブレーキ信号を発生させるためのブレーキ活性信号を反転させた信号と前記ラッチミラー信号とを論理積して前記複数の動作モード信号のうち一つを選択する前記第1ブレーキ信号を発生させる段階と、
    (a3)所定のクロック信号に応答し、前記ミラー信号を受信して遅延させた遅延ミラー信号を出力する段階と、
    (a4)前記ブレーキ活性信号を反転させた信号と前記遅延ミラー信号とを論理積して前記複数の動作モード信号のうち一つを選択する前記第2ブレーキ信号を発生させる段階と、
    (a5)前記第1ブレーキ選択信号に応答して前記第1ブレーキ信号または前記第2ブレーキ信号を選択して出力する段階とを具備することを特徴とする請求項35に記載のブレーキ信号発生方法。
  37. 前記クロック信号は、
    クロック速度を任意に定めうることを特徴とする請求項36に記載のブレーキ信号発生方法。
  38. 前記(a1)段階は、
    (a11)前記ラッチミラー信号を反転させる段階と、
    (a12)前記ラッチミラー信号の反転出力と前記ミラー信号とを論理積して慣性信号として発生させる段階とをさらに具備することを特徴とする請求項36に記載のブレーキ信号発生方法。
  39. 前記(b)段階で、
    前記動作モード信号のうち第1動作モード信号は所定の第1制御信号に応答してトラッキングエラーの利得及び位相を処理した値を示し、
    前記動作モード信号のうち第2動作モード信号は所定の第2制御信号に応答してトラッキングループオフセットを補正した値を示し、
    前記動作モード信号のうち第3動作モード信号は前記第1動作モード信号に所定の値−K1(K1は0でない実数)をかけた値を示し、
    前記動作モード信号のうち第4動作モード信号は前記第2動作モード信号の値から前記第1動作モード信号の値を引いた値に所定の値K1(K1は0でない実数)をかけ、その値に前記第2動作モード信号の値を足した値を示し、
    前記動作モード信号のうち第5動作モード信号は所定の基準電圧を示すことを特徴とする請求項36に記載のブレーキ信号発生方法。
  40. 前記K1は、
    前記ラッチミラー信号の反転出力と前記ミラー信号とを論理積して発生する慣性信号の論理ハイレベルの持続時間を測定して定めることを特徴とする請求項39に記載のブレーキ信号発生方法。
  41. 前記(b)段階は、
    (b1)前記複数のブレーキ選択信号のうち第2ブレーキ選択信号の論理レベルによって前記第2動作モード信号または前記第5動作モード信号を選択して出力する段階と、
    (b2)前記複数のブレーキ選択信号のうち第3ブレーキ選択信号の論理レベルによって前記第3動作モード信号または前記第4動作モード信号を選択して出力する段階と、
    (b3)前記複数のブレーキ選択信号のうち第4ブレーキ選択信号の論理レベルによって前記(b1)段階の出力信号または前記(b2)段階の出力信号を選択して出力する段階と、
    (b4)前記第1または第2ブレーキ信号の論理レベルと、前記第1動作モード信号と前記第2動作モード信号とを比較した結果に応答して前記第1動作モード信号または前記(b3)段階の出力信号を選択して出力する段階とを具備することを特徴とする請求項39に記載のブレーキ信号発生方法。
  42. 前記(b2)段階は、
    前記第3動作モード信号に所定の値K2をかけて得られた可変第3動作モード信号または前記第4動作モード信号を選択して出力する段階をさらに具備することを特徴とする請求項41に記載のブレーキ信号発生方法。
  43. 前記(b2)段階は、
    前記第4動作モード信号に所定の値K2をかけて得られた可変第4動作モード信号または前記第3動作モード信号を選択して出力する段階をさらに具備することを特徴とする請求項41に記載のブレーキ信号発生方法。
  44. 前記K2は、
    前記第1または第2ブレーキ信号の論理ハイレベルの持続時間を測定して定めることを特徴とする請求項42または請求項43に記載のブレーキ信号発生方法。
  45. 前記第1ないし第4ブレーキ選択信号は、
    マイクロプロセッサによってその論理レベルが決定されることを特徴とする請求項41に記載のブレーキ信号発生方法。
  46. 光ディスク再生システムのブレーキ能力を向上させるブレーキ信号発生方法において、
    (a)主ビームのトラック移動を検出するミラー信号を受信し、サイドビームの信号差により発生するTZC信号に応答してブレーキ量を調節する複数の動作モード信号を選択する第1ブレーキ信号を発生させる段階と、
    (b)前記第1ブレーキ信号及び複数のブレーキ選択信号に応答して前記複数の動作モード信号のうち一つを出力する段階とを具備することを特徴とするブレーキ信号発生方法。
  47. 前記(a)段階は、
    (a1)サイドビームの信号差により発生するTZC信号の上昇及び下降エッジに応答して前記ミラー信号をラッチしてラッチミラー信号を出力する段階と、
    (a2)前記第1ブレーキ信号を発生させるためのブレーキ活性信号を反転させた信号と前記ラッチミラー信号とを論理積して前記複数の動作モード信号のうち一つを選択する前記第1ブレーキ信号を発生させる段階とを具備することを特徴とする請求項46に記載のブレーキ信号発生方法。
  48. 前記(a1)段階は、
    (a11)前記ラッチミラー信号を反転させる段階と、
    (a12)前記ラッチミラー信号の反転出力と前記ミラー信号とを論理積して慣性信号として発生させる段階とをさらに具備することを特徴とする請求項47に記載のブレーキ信号発生方法。
  49. 前記(a)段階は、
    (a3)所定のクロック信号に応答し、前記ミラー信号を受信して遅延させた遅延ミラー信号を出力する段階と、
    (a4)前記ブレーキ活性信号を反転させた信号と前記遅延ミラー信号とを論理積して前記複数の動作モード信号のうち一つを選択する第2ブレーキ信号を発生させる段階と、
    (a5)前記第1ブレーキ選択信号に応答して前記第1ブレーキ信号または前記第2ブレーキ信号を選択して出力する段階とをさらに具備することを特徴とする請求項47に記載のブレーキ信号発生方法。
  50. 前記クロック信号は、
    クロック速度を任意に定めうることを特徴とする請求項49に記載のブレーキ信号発生方法。
  51. 前記(b)段階で、
    前記動作モード信号のうち第1動作モード信号は所定の第1制御信号に応答してトラッキングエラーの利得及び位相を処理した値を示し、
    前記動作モード信号のうち第2動作モード信号は所定の第2制御信号に応答してトラッキングループオフセットを補正した値を示し、
    前記動作モード信号のうち第3動作モード信号は前記第1動作モード信号に所定の値−K1(K1は0でない実数)をかけた値を示し、
    前記動作モード信号のうち第4動作モード信号は所定の基準電圧を示すことを特徴とする請求項49に記載のブレーキ信号発生方法。
  52. 前記(b)段階で、
    前記動作モード信号のうち第1動作モード信号は所定の第1制御信号に応答してトラッキングエラーの利得及び位相を処理した値を示し、
    前記動作モード信号のうち第2動作モード信号は所定の第2制御信号に応答してトラッキングループオフセットを補正した値を示し、
    前記動作モード信号のうち第3動作モード信号は前記第2動作モード信号の値から前記第1動作モード信号の値を引いた値に所定の値K1(K1は0でない実数)をかけ、その値に前記第2動作モード信号の値を足した値を示し、
    前記動作モード信号のうち第4動作モード信号は所定の基準電圧を示すことを特徴とする請求項49に記載のブレーキ信号発生方法。
  53. 前記K1は、
    前記ラッチミラー信号の反転出力と前記ミラー信号とを論理積して発生する慣性信号の論理ハイレベルの持続時間を測定して定めることを特徴とする請求項51または請求項52に記載のブレーキ信号発生方法。
  54. 前記(b)段階は、
    (b1)前記複数のブレーキ選択信号のうち第2ブレーキ選択信号の論理レベルによって前記第2動作モード信号または前記第4動作モード信号を選択して出力する段階と、
    (b2)前記複数のブレーキ選択信号のうち第4ブレーキ選択信号の論理レベルによって前記第3動作モード信号または前記(b1)段階の出力信号を選択して出力する段階と、
    (b3)前記第1または第2ブレーキ信号の論理レベルと、前記第1動作モード信号と前記第2動作モード信号とを比較した結果に応答して前記第1動作モード信号または前記(b2)段階の出力信号を選択して出力する段階とを具備することを特徴とする請求項51または請求項52に記載のブレーキ信号発生方法。
  55. 前記(b2)段階は、
    前記第3動作モード信号に所定の値K2をかけて得られた可変第3動作モード信号または前記(b1)段階の出力信号を選択して出力する段階をさらに具備することを特徴とする請求項54に記載のブレーキ信号発生方法。
  56. 前記K2は、
    前記第1または第2ブレーキ信号の論理ハイレベルの持続時間を測定して定めることを特徴とする請求項55に記載のブレーキ信号発生方法。
  57. 前記第1、第2、第4ブレーキ選択信号は、
    マイクロプロセッサによってその論理レベルが決定されることを特徴とする請求項54に記載のブレーキ信号発生方法。
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