JP4210922B2 - 撮像装置および方法 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置および方法に関し、特に、赤外線カットフィルタの有無に応じて、ホワイトバランス制御を行うことができるようにした撮像装置および方法に関する。
従来のデジタルビデオカメラにおいて、赤外線カットフィルタをレンズ群の光軸上と、その光軸上を外れた位置とに選択的に切り替えるようにして、近赤外光による撮影と可視光による撮影を共用することができるようにしているものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、カメラの色バランスの調整は、ホワイトバランスと呼ばれ、物体の表面反射率はシーンの空間的平均がグレーに近いと言う仮説に基づいて、画面全体のRGBの積分比が1:1:1になるように制御する方法(以下、グレーワールド制御と称する)が提案されている。このグレーワールド制御に関する詳細については、文献、G.Buchesbaum,”A Spatial Processor Model for Object Color Preception”,J.FranklinInst.310,1980に示されている。
また、多くの光源が黒体とみなせることから、画面全体のRGB成分の各々の積分値の比を、図1に示すような黒体カーブデータLのRGB比と同じになるように制御する方法(以下、黒体カーブ制御と称する)が提案されている。図1において、縦軸は、B成分とG成分の積分値の比(B/G)を表わし、横軸は、R成分とG成分の積分値の比(R/G)を表わしている。黒体カーブデータLは、予め各種の色温度の光源下で撮影された白の被写体に基づく原色信号R,G,Bの比であって、この比のいずれか一方が大きくなるにつれて他方が小さくなるような曲線とされる。また、B/Gの比が大きくなるにつれて色温度が高くなり、R/Gの比が大きくなるにつれて色温度が低くなるものとされる。図1の例では、色温度が7500K、5800K、および3200Kにおける場合の積分値の比がそれぞれプロットされている。この黒体カーブ制御に関する詳細については、特許第2751297号公報に開示されている。
グレーワールド制御は、画面内に色の偏りがないことが前提であり、色の偏りがある場合には、ホワイトバランスが大きく崩れてしまう。一方、黒体カーブ制御は、色の偏りがあってもホワイトバランスがズレにくいという特長があり、現在のホワイトバランス方式の主流となっている。
しかしながら、赤外線を照射して暗所での撮影を行う、いわゆるナイトショット撮影時には、可視光だけでなく赤外成分も入ってくるために、マイコン内部で持っている、可視光用の黒体カーブデータL(図1)を使って黒体カーブ制御を行うと、赤外線の影響により、デジタルビデオカメラの色バランスが変化し、赤外線を含む光線では画面全体が赤くなってしまう。
そのため、現在、ナイトショット撮影時には、あえて画面全体をモノトーンにして出力している。図2は、通常時とナイトショット撮影時とを選択的に切り替えてホワイトバランスの制御を行う処理を説明するフローチャートである。
ステップS1において、デジタルビデオカメラは、赤外線カットフィルタがレンズ群の光軸上に配置されているか否か、すなわち、ユーザからの指示により、通常の可視光での撮影モードに設定されているか否かを判定し、赤外線カットフィルタがレンズ群の光軸上に配置されていると判定した場合、ステップS2に進み、図1に示した黒体カーブデータLのRGB比と同じになるように、黒体カーブ制御を行う。
一方、ステップS1において、赤外線カットフィルタがレンズ群の光軸上に配置されていない、すなわち、ユーザからの指示により、赤外光を含むナイトショット撮影モードに設定されていると判定された場合、ステップS3に進み、デジタルビデオカメラは、画面全体をモノトーンにして出力するように制御する。
このように、デジタルビデオカメラは、通常時やナイトショット撮影時といった撮影状況に応じて、カメラのホワイトバランス制御を行っている。
また、カメラの他のホワイトバランス制御方法として、低照度時に色差信号R−Yを補正することにより、画面の赤みを抑えるようにしているものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−59798号公報 特開2003−70009号公報
上述したように、ナイトショット撮影時においては、画面がモノトーンで出力されてしまうため、カメラの自然な色再現を実現することができない課題があった。
また、特許文献2の技術の場合、屋外撮影を前提とした車載用カメラやドアホンカメラなどには有効であるが、蛍光灯や白熱灯などの様々な光源下での撮影を必要とするデジタルカメラには、適していない課題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、赤外成分を含む撮影時においても、カメラの自然な色再現を実現することができるようにするものである。
本発明の撮像装置は、分光を変化させるフィルタの位置を検出する検出手段と、検出手段により検出されたフィルタの位置に基づいて、ホワイトバランス制御を行うホワイトバランス制御手段と、白の被写体に基づく映像信号の積分値の比を記憶する記憶手段とを備え、検出手段により、フィルタが光軸位置にあると検出された場合、ホワイトバランス制御手段は、撮影された映像信号の積分値の比が、記憶手段に記憶されている積分値の比になるように制御し、検出手段により、フィルタが光軸から外れた外部位置にあると検出された場合、ホワイトバランス制御手段は、撮影された映像信号の積分値の比が1になるように制御すること特徴とする。
前記ホワイトバランス制御手段は、検出手段により、フィルタが光軸から外れた外部位置にあると検出された場合、映像信号の高輝度部分の積分値の比が1になるように制御することができる。
前記ホワイトバランス制御手段は、検出手段により、フィルタが光軸から外れた外部位置にあると検出された場合、映像信号の所定の輝度範囲部分の積分値の比が1になるように制御することができる。
前記検出手段により、フィルタが光軸から外れた外部位置にあると検出された場合、ホワイトバランス制御手段は、低照度色消しを行わないようにすることができる。
本発明の撮像方法は、白の被写体に基づく映像信号の積分値の比を記憶する記憶手段を備える撮像装置の撮像方法において、分光を変化させるフィルタの位置を検出する検出ステップと、検出ステップの処理により、フィルタが光軸位置にあると検出された場合、撮影された映像信号の積分値の比が、記憶手段に記憶されている積分値の比になるようにホワイトバランス制御を行い、検出ステップの処理により、フィルタが光軸から外れた外部位置にあると検出された場合、撮影された映像信号の積分値の比が1になるようにホワイトバランス制御を行うホワイトバランス制御ステップとを含むことを特徴とする。
本発明においては、分光を変化させるフィルタの位置が検出され、フィルタが光軸位置にあると検出された場合、撮影された映像信号の積分値の比が、記憶されている白の被写体に基づく映像信号の積分値の比になるようにホワイトバランス制御が行われ、フィルタが光軸から外れた外部位置にあると検出された場合、撮影された映像信号の積分値の比が1になるようにホワイトバランス制御が行われる。
本発明によれば、ホワイトバランス制御を行うことができる。特に、赤外線カットフィルタの有無に応じて、ホワイトバランス制御方法を切り替えることが可能となる。
以下に本発明を実施するための最良の形態を説明するが、開示される発明と実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。本明細書には記載されているが、発明に対応するものとして、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が発明に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明以外の発明には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、明細書に記載されている発明の全てを意味するものではない。換言すれば、この記載は、明細書に記載されている発明であって、この出願では請求されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により出現し、追加される発明の存在を否定するものではない。
本発明は、分光を変化させるフィルタの位置を検出する検出手段(例えば、図10のステップS11、図11のステップS21、図12のステップS31、または図13のステップS41の処理を実行する図6のマイクロコンピュータ58)と、検出手段により検出されたフィルタの位置に基づいて、ホワイトバランス制御を行うホワイトバランス制御手段(例えば、図10のステップS13,S15、図11のステップS23,S25、図12のステップS33,S35、または図13のステップS43,S45の処理を実行する図6のマイクロコンピュータ58)と、白の被写体に基づく映像信号の積分値の比を記憶する記憶手段(例えば、図6のマイクロコンピュータ58)とを備え、検出手段により、フィルタが光軸位置(例えば、図6の光軸位置A)にあると検出された場合、ホワイトバランス制御手段は、撮影された映像信号の積分値の比が、記憶手段に記憶されている積分値の比になるように(例えば、図9の黒体カーブデータLAのRGB比と同じになるように)制御し、検出手段により、フィルタが光軸から外れた外部位置(例えば、図6の外部位置B)にあると検出された場合、ホワイトバランス制御手段は、撮影された映像信号の積分値の比が1になるように制御する撮像装置(例えば、図3乃至図6のビデオカメラ)を提供する。
前記ホワイトバランス制御手段は、検出手段により、フィルタが光軸から外れた外部位置にあると検出された場合、映像信号の高輝度部分の積分値の比が1になるように制御することができる。
前記ホワイトバランス制御手段は、検出手段により、フィルタが光軸から外れた外部位置にあると検出された場合、映像信号の所定の輝度範囲部分の積分値の比が1になるように制御することができる。
前記検出手段により、フィルタが光軸から外れた外部位置(例えば、図6の外部位置B)にあると検出された場合、ホワイトバランス制御手段は、低照度色消しを行わないようにすることができる。
また、本発明は、白の被写体に基づく映像信号の積分値の比を記憶する記憶手段(例えば、図6のマイクロコンピュータ58)を備える撮像装置(例えば、図3乃至図6のビデオカメラ1)の撮像方法において、分光を変化させるフィルタの位置を検出する検出ステップ(例えば図11のステップS21、図12のステップS31、または図13のステップS41)と、検出ステップの処理により、フィルタが光軸位置にあると検出された場合、撮影された映像信号の積分値の比が、記憶手段に記憶されている積分値の比になるようにホワイトバランス制御を行い、検出ステップの処理により、フィルタが光軸から外れた外部位置にあると検出された場合、撮影された映像信号の積分値の比が1になるようにホワイトバランス制御を行うホワイトバランス制御ステップ(例えば図11のステップS23,S25、図12のステップS33,S35、または図13のステップS43,S45)とを含む撮像方法を提供する。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図3乃至図5は、本発明を適用したビデオカメラ1の構成例を示す図である。図3は、ビデオカメラ1の外観斜視図を示し、図4は、図3に示すA−A線の断面図(ビデオカメラ1のレンズブロックの断面図)を示し、図5は、リンク装置の分解斜視図を示している。
図3に示されるように、ビデオカメラ1は、被写体である像を光としてとらえてその光学像を電気信号に変換するカメラ機構部、カメラ機構部からの電気信号を記録するとともに記録された電気信号を再生するビデオ機構部、および、カメラ機構部とビデオ機構部を収納するキャビネットとしてのカメラ外装体2から構成されている。
カメラ機構部は、被写体に対向される対物レンズ3を有し、この対物レンズ3から光として入射される被写体の光学像を透過させて受光部に像を結ぶレンズ群51(図6)、レンズ群51を透過して受光部に結ばれた光学像を電気信号に変換する撮像素子54(図6)、対物レンズ3でとらえた像を目で見るためのビューファインダ4、レンズ群51のピント合わせや絞り量の調整等を行うモータの駆動を制御する制御部(図示せず)などから構成されている。
カメラ外装体2の正面上部には、レンズ穴2aが設けられている。レンズ穴2aの内側には、オートフォーカス機構やズーム機構等を備えたレンズ群51、およびレンズ群51を固定または移動可能に保持するブロック筺体11からなるレンズブロック5が配設されている。レンズ穴2aには、レンズブロック5の前面に位置する対物レンズ3が露出されている。レンズ群51と撮像素子54との間には、赤外線カットフィルタ21(図4)が設けられている。
図4に示されるように、レンズブロック5のブロック筺体11に設けられた回動軸22には、フィルタ保持リンク23が回動自在に支持されている。フィルタ保持リンク23は、回動軸22が回動可能に嵌合される軸受穴を中途部に有するアーム部23aと、アーム部23aの一端に連続して形成されたリング状のフィルタ保持部23bとを有し、このフィルタ保持部23bには、赤外線カットフィルタ21が固定されている。
フィルタ保持リンク23に固定された赤外線カットフィルタ21は、回動軸22に嵌合保持されて吊り下げられた自由状態において、その中央部がレンズ群51の光軸上に位置するように形成されている。フィルタ保持リンク23のアーム部23aのフィルタ保持部23bと反対側の端部には、二股状に形成された入力部23cが設けられており、この入力部23cに回転モーメントを加えて、回動軸22を中心にフィルタ保持リンク23を回動させることにより、赤外線カットフィルタ21がレンズ群51の光軸上の光軸位置Aとこの光軸を外れた外部位置Bを選択的に位置し得るように構成されている。
図5に示されるように、入力部23cの二股部分には、回動リンク30の後部アーム30aの後端に設けられた係合ピン30bが挿通されている。回動リンク30は、その中途部において取付ネジ32によってブロック筺体11に回動自在に支持されており、この回動中心から前方に延びる前部アーム30cには、上方に突出する連結ピン33と下方に突出するバネ係合ピン34とが設けられている。バネ係合ピン34には、Ω形バネ35の一端が係止されている。Ω形バネ35の他端は、ブロック筺体11に設けられたバネ係止ピン36に係止されており、このΩ形バネ35の力によって回動リンク30が、光軸位置Aとこの光軸を外れた外部位置Bのいずれかに位置するように付勢されている。
回動リンク30の連結ピン33には、スライドリンク40の係合穴41が嵌合されている。スライドリンク40は、レンズブロック5の外側をその外周面に沿って円弧状にスライド移動できるように湾曲に形成された板状の部材からなり、その湾曲方向の一側には、連結アーム40aが設けられており、この連結アーム40aの先端部に四角形の係合穴41が開口されている。スライドリンク40の連結アーム40aを含む3箇所には、湾曲方向に延びるガイド溝42a,42b,42cが設けられている。
これら3つのガイド溝42a,42b,42cは、スライドリンク40を円周方向にスムースに移動させるために設けられたものであり、各ガイド溝42a,42b,42cに対応させたカメラ外装体2には、3つのガイド突部(図示せず)が設けられている。このガイド溝42a,42b,42cに、カメラ外装体2の各ガイド突部をそれぞれ係合させた状態で、スライドリンク40がカメラ外装体2に円周方向へスライド移動可能に保持されている。
スライドリンク40のガイド溝42cの外側には、外面側に突出する操作ツマミ6が設けられている。この操作ツマミ6は、ガイド溝42cと同方向に延在するように設けられており、この操作ツマミ6がカメラ外装体2の開口を貫通し、その上面に設けられたローレット部(図示せず)がカメラ外装体2の外側に突出するようになされている。
スライドリンク40の操作ツマミ6と反対側の内面には、山型をなすクリック用の突起部45が設けられている。突起部45に対応させたカメラ外装体2には、スライドリンク40の操作時にクリック間を生じさせるための板バネ46が取り付けられている。板バネ46は、スライドリンク40の内側に隠れる程度の長さを有する短冊状の板体からなり、その長手方向の中途部には、スライドリンク40側に山形に突出する凸部46aが設けられている。この板バネ46の凸部46aをスライドリンク40の突起部45が乗り越える際に、板バネ46の付勢力によるクリック感が操作ツマミ6に付与される。
以上のような構成を有するビデオカメラ1において、レンズブロック5に内蔵された赤外線カットフィルタ21は、その位置を選択的に切り替えることにより、周囲の光量に応じて、被写体の撮影を行うことができる。具体的には、赤外線カットフィルタ21は、通常の撮影時、光軸位置Aに配置され、ナイトショット撮影時、外部位置Bに配置される。
図6は、ビデオカメラ1の内部の構成例を示すブロック図である。
レンズ群51は、被写体からの光を集光し、撮像素子54に結像させる。撮像素子54は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)などの光電変換を行う光電変換素子が2次元に配置されたものであって、その前面には、モザイク状に配列された色分離フィルタ(図示せず)が装着されている。すなわち、撮像素子54は、レンズ群51および色分離フィルタを介して入射された被写体の光像を光電変換して撮像信号(電荷)を生成し、生成した撮像信号をS/H(サンプルホールド)&AGC(Automatic Gain Control)回路55に出力する。
ここで、図7および図8を参照して、撮像素子54に用いられる色分離フィルタの分光特性例について説明する。図7は、RGB(赤、緑、青)の原色系フィルタの分光特性の一例を示し、図8は、CMY(シアン、マゼンタ、イエロー)の補色系フィルタの分光特性の一例を示している。なお、図7および図8において、縦軸は、感度を表わし、横軸は、波長(nm)を表わしている。
図7に示されるように、RGBの原色系フィルタにおいて、Bフィルタは、おおよそ350乃至550nm付近の波長成分を透過し、450nm付近の波長成分を最も透過する。Gフィルタは、450乃至650nm付近の波長成分を透過し、550nm付近の波長成分を最も透過する。Rフィルタは、550乃至1000nm付近の波長成分を透過し、650nm付近の波長成分を最も透過する。
図8に示されるように、CMYの補色系フィルタにおいて、Cフィルタは、350乃至650nm付近の波長成分を透過し、500nm付近の波長成分を最も透過するとともに、700乃至1000nm付近の波長成分を透過し、750nm付近の波長成分を最も透過する。Mフィルタは、350乃至550nm付近の波長成分を透過し、400nm付近の波長成分を最も透過するとともに、550乃至1000nm付近の波長成分を透過し、650nm付近の波長成分を最も透過する。Yフィルタは、450乃至1000nm付近の波長成分を透過し、600nm付近の波長成分を最も透過する。Gフィルタは、450乃至650nm付近の波長成分を透過し、500nm付近の波長成分を最も透過するとともに、700乃至1000nm付近の波長成分を透過し、750nm付近の波長成分を最も透過する。
これらの図からも明らかなように、RGBの原色系フィルタ(図7)において、700nm以上の赤外成分を透過するのは、ほとんどがRフィルタである。これに対し、CMYの補色系フィルタ(図8)では、YフィルタおよびMフィルタが赤外成分を透過し、さらには、Cフィルタも700nmから、徐々に赤外成分を透過している。従って、撮像素子54の色分離フィルタには、CMYの補色系フィルタを用いる方が、RGBの原色系フィルタを用いるよりも、より自然な色バランスを得ることができる。
図6の説明に戻る。赤外線カットフィルタ21は、操作ツマミ6(図3)の操作に応じて、光軸位置Aとこの光軸を外れた外部位置Bのいずれかに位置するようになされている。赤外線カットフィルタ21には、スイッチ52が接続されており、このスイッチ52は、外部位置Bに位置する状態でオンされている。またスイッチ52には、所定の電圧が印加された抵抗53が並列に接続されている。
通常、撮像素子54は、可視光(400乃至700nm)だけでなく赤外光(700乃至1000nm)に対しても感度を持つ。従って、通常撮影時、赤外線カットフィルタ21を光軸位置Aに配置させることで、撮像素子54には、赤外光成分を除いた可視光成分のみの光像が結像される。一方、ナイトショット撮影時、赤外線カットフィルタ21を外部位置Bに配置させることで、撮像素子54には、可視光成分および赤外光成分を含む光像が結像される。
S/H&AGC回路55は、入力された撮像信号をサンプルホールドし、自動利得制御を行った後、映像信号としてRGB分離回路56に出力する。RGB分離回路56は、入力された映像信号を、R成分、G成分、およびB成分にそれぞれ分離し、OPD(OPtical Detector)回路57に出力するとともにホワイトバランスアンプ回路59に出力する。
OPD回路57は、いわゆる検波回路であり、RGB分離回路56から入力されたR成分、G成分、およびB成分の映像信号(以下、映像信号R,G,Bと称する)から、画面内の色情報を検出し、検出結果をマイクロコンピュータ58に供給する。
マイクロコンピュータ(以下、マイコンと称する)58は、抵抗53を介して入力される電流に基づいて、スイッチ52のオンまたはオフを検出することにより、赤外線カットフィルタ21が、光軸位置Aに配置されているか、あるいは、外部位置Bに配置されているかを検出する。
赤外線カットフィルタ21が光軸位置Aに配置されている場合、マイコン58は、OPD回路57から供給された検出結果(画面内の色情報)に基づいて、映像信号R,G,Bの積分値をそれぞれ算出する。マイコン58は、さらにその算出結果に基づいて、積分値の比(R/G)を算出するとともに、映像信号Gの積分値に対する映像信号Bの積分値の比(B/G)を算出する。そして、マイコン58は、可視光のみを考慮した黒体カーブデータLA(図9)をマイコンテーブルとして予め保持しておき、算出した積分値の比(R/G,B/G)が、黒体カーブデータLAのRGB比と同じになるような、映像信号R,G,Bの最適ゲインをそれぞれ算出し、算出結果を制御信号としてホワイトバランスアンプ回路59に供給する。
赤外線カットフィルタ21が外部位置Bに配置されている場合、マイコン58は、OPD回路57から供給された検出結果(画面内の色情報)に基づいて、映像信号R,G,Bの積分値をそれぞれ算出し、さらに積分値の比(R/G,B/G)を算出する。そして、マイコン58は、算出した積分値の比(R/G,B/G)が1になるような、映像信号R,G,Bの最適ゲインをそれぞれ算出し、算出結果を制御信号としてホワイトバランスアンプ回路59に供給する。または、マイコン58は、可視光および赤外光成分を考慮した黒体カーブデータLB(図9)をマイコンテーブルとして予め保持しておき、算出した積分値の比(R/G,B/G)が、赤外成分を考慮した黒体カーブデータLBのRGB比と同じになるような、映像信号R,G,Bの最適ゲインをそれぞれ算出し、算出結果を制御信号としてホワイトバランスアンプ回路59に供給する。
図9は、マイコン58が保持するマイコンテーブルとしての、黒体カーブデータLAおよび赤外成分を考慮した黒体カーブデータLBの例を示している。図9において、縦軸は、B成分とG成分の積分値の比(B/G)を表わし、横軸は、R成分とG成分の積分値の比(R/G)を表わしている。可視光成分の黒体カーブデータLAは、予め各種の色温度の光源下で撮影された白の被写体に基づく原色信号R,G,Bの比であって、比のいずれか一方が大きくなるにつれて他方が小さくなるような曲線とされる。赤外成分を考慮した黒体カーブデータLBは、予め各種の色温度の光源下で撮影された白の被写体に基づく原色信号R,G,Bの比であって、さらに赤外成分が考慮されており、比のいずれか一方が大きくなるにつれて他方が小さくなるような曲線とされる。また黒体カーブデータLA,LBは、B/Gの比が大きくなるにつれて色温度が高くなり、R/Gの比が大きくなるにつれて色温度が低くなるものとされる。図9の例では、色温度が7500K、5800K、および3200Kにおける場合の積分値の比がそれぞれプロットされている。
図6の説明に戻る。ホワイトバランスアンプ回路59は、マイコン58から供給された制御信号に基づいて、映像信号R,G,Bのゲインをそれぞれ制御することにより、ホワイトバランス制御を行う。すなわち、通常撮影時、ホワイトバランスアンプ回路59は、3原色信号R,G,Bの積分値の比が黒体カーブLA(図9)のRGBの比と同じになるように黒体カーブ制御を行う。ナイトショット撮影時、ホワイトバランスアンプ回路59は、3原色信号R,G,Bの積分値の比が赤外成分を考慮した黒体カーブLB(図9)のRGBの比と同じになるように黒体カーブ制御を行うか、あるいは、3原色信号R,G,Bの積分値の比が1になるようにグレーワールド制御を行う。
端子60は、ホワイトバランスアンプ回路59により、ホワイトバランス制御された(すなわち、色バランスが調整された)映像信号を出力する。
次に、図10のフローチャートを参照して、ホワイトバランス制御処理について説明する。この処理を開始するにあたり、マイコン58には、予め、撮影状況に応じたマイコンテーブルとして黒体カーブデータLA,LB(図9)が保持されている。
ステップS11において、マイコン58は、赤外線カットフィルタ21が光軸位置Aに配置されているか否か、すなわち、抵抗53を介して入力される電流に基づいて、スイッチ52がオフされているか否かを判定し、赤外線カットフィルタ21が光軸位置Aに配置されていると判定した場合、ステップS12に進み、通常の黒体カーブデータLA(図9)を読み出す。マイコン58は、OPD回路57から供給された検出結果(画面内の色情報)に基づいて、映像信号R,G,Bの積分値をそれぞれ算出する。マイコン58は、さらにその算出結果に基づいて、映像信号Gの積分値に対する映像信号Rの積分値の比(R/G)を算出するとともに、映像信号Gの積分値に対する映像信号Bの積分値の比(B/G)を算出する。そして、マイコン58は、算出した積分値の比(R/G,B/G)が黒体カーブデータLA(図9)のRGB比と同じになるような、映像信号R,G,Bの最適ゲインをそれぞれ算出し、算出結果を制御信号としてホワイトバランスアンプ回路59に供給する。
ステップS13において、ホワイトバランスアンプ回路59は、マイコン58の制御の下、ステップS12の処理で読み出された黒体カーブデータLAに基づいて算出された最適ゲインとなるように、映像信号R,G,Bの黒体カーブ制御を行う。
ステップS11において、赤外線カットフィルタ21が光軸位置Aに配置されていない、すなわち、外部位置Bに配置されていると判定された場合、ステップS14に進み、マイコン58は、赤外成分を考慮した黒体カーブデータLB(図9)を読み出す。そして、マイコン58は、OPD回路57から供給された検出結果(画面内の色情報)に基づいて、映像信号R,G,Bの積分値をそれぞれ算出し、さらに積分値の比(R/G,B/G)を算出する。そして、マイコン58は、算出した積分値の比(R/G,B/G)が黒体カーブデータLB(図9)のRGB比と同じになるような、映像信号R,G,Bの最適ゲインをそれぞれ算出し、算出結果を制御信号としてホワイトバランスアンプ回路59に供給する。
ステップS15において、ホワイトバランスアンプ回路59は、マイコン58の制御の下、ステップS14の処理で読み出された黒体カーブデータLBに基づいて算出された最適ゲインとなるように、映像信号R,G,Bの黒体カーブ制御を行う。
このように、赤外線カットフィルタ21が光軸位置Aに配置されている場合には(通常の撮影時には)、黒体カーブデータLAが読み出されて黒体カーブ制御が行われる。一方、赤外線カットフィルタ21が外部位置Bに配置されている場合には(ナイトショット撮影時には)、赤外成分を考慮した黒体カーブデータLBが読み出されて黒体カーブ制御が行われる。これにより、撮影状況に応じて、最適なホワイトバランス制御が行われる。特に、光源が黒体カーブデータLA,LB上にある場合には、高精度で色バランスを調整することが可能となる。
次に、図11のフローチャートを参照して、他の例のホワイトバランス制御処理について説明する。この処理を開始するにあたり、マイコン58には、予め、通常撮影時におけるマイコンテーブルとして黒体カーブデータLA(図9)が保持されている。
ステップS21乃至S23の処理は、上述した図10のステップS11乃至S13の処理と同様の処理であるため、その説明は省略する。すなわち、赤外線カットフィルタ21が光軸位置Aに配置されていると判定された場合、通常の黒体カーブデータLA(図9)が読み出され、映像信号R,G,Bの積分値の比(R/G,B/G)が黒体カーブデータLAのRGB比と同じになるような最適ゲインが算出され、その算出結果に基づいて、映像信号R,G,Bの黒体カーブ制御が行われる。
ステップS21において、赤外線カットフィルタ21が光軸位置Aに配置されていない、すなわち、外部位置Bに配置されていると判定された場合、ステップS24に進み、マイコン58は、OPD回路57から供給された検出結果(画面内の色情報)に基づいて、映像信号R,G,Bの積分値をそれぞれ算出し、さらに積分値の比(R/G,B/G)を算出する。ステップS25において、マイコン58は、ステップS24の処理で算出された積分値の比(R/G,B/G)が1になるような、映像信号R,G,Bの最適ゲインをそれぞれ算出し、算出結果を制御信号としてホワイトバランスアンプ回路59に供給する。ホワイトバランスアンプ回路59は、マイコン58から供給された制御信号に基づいて、映像信号R,G,Bの積分値の比が1になるようにグレーワールド制御を行う。
このように、赤外線カットフィルタ21が光軸位置Aに配置されている場合には(通常の撮影時には)、黒体カーブデータLAが読み出されて黒体カーブ制御が行われる。一方、赤外線カットフィルタ21が外部位置Bに配置されている場合には(ナイトショット撮影時には)、映像信号R,G,Bの比が1になるようにグレーワールド制御が行われる。これにより、撮影状況に応じて、最適なホワイトバランス制御が行われる。この処理は、特に、色の偏りが少ない場合に適している。またこの処理は、上述した図10の処理の場合におけるように、マイコン58が、2種類の黒体カーブデータLA,LBを予め保持する必要がない。
次に、図12のフローチャートを参照して、他の例のホワイトバランス制御処理について説明する。この処理を開始するにあたり、マイコン58には、予め、通常撮影時におけるマイコンテーブルとして黒体カーブデータLA(図9)が保持されている。
ステップS31乃至S33の処理は、上述した図10のステップS11乃至S13の処理と同様の処理であるため、その説明は省略する。すなわち、赤外線カットフィルタ21が光軸位置Aに配置されていると判定された場合、通常の黒体カーブデータLA(図9)が読み出され、映像信号R,G,Bの積分値の比(R/G,B/G)が黒体カーブデータLAのRGB比と同じになるような最適ゲインが算出され、その算出結果に基づいて、映像信号R,G,Bの黒体カーブ制御が行われる。
ステップS31において、赤外線カットフィルタ21が光軸位置Aに配置されていない、すなわち、外部位置Bに配置されていると判定された場合、ステップS34に進み、マイコン58は、OPD回路57から供給された検出結果(画面内の色情報)に基づいて、所定レベル以上の高輝度レベル領域の映像信号R,G,Bの積分値をそれぞれ算出し、さらに積分値の比(R/G,B/G)を算出する。
ここで、輝度レベルの高い部分は、白(光源の色)である可能性が高いことから、所定レベル以上の高輝度レベル領域の映像信号に対して、グレーワールド制御が行われる。なお、所定レベル以上の高輝度レベル領域とは、例えば、画面全体の輝度の度数分布において、高輝度部分の度数分布が5%を占める輝度レベルとされる。また、この高輝度レベル領域は、任意に設定または変更することが可能である。
ステップS35において、マイコン58は、ステップS34の処理で算出された積分値の比(R/G,B/G)が1になるような、映像信号R,G,Bの最適ゲインをそれぞれ算出し、算出結果を制御信号としてホワイトバランスアンプ回路59に供給する。ホワイトバランスアンプ回路59は、マイコン58から供給された制御信号に基づいて、映像信号R,G,Bの比が1になるようにグレーワールド制御を行う。
このように、赤外線カットフィルタ21が光軸位置Aに配置されている場合には(通常の撮影時には)、黒体カーブデータLAが読み出されて黒体カーブ制御が行われる。一方、赤外線カットフィルタ21が外部位置Bに配置されている場合には(ナイトショット撮影時には)、高輝度レベル領域の映像信号R,G,Bの積分値の比が1になるようにグレーワールド制御が行われる。これにより、撮影状況に応じて、最適なホワイトバランス制御が行われる。この処理は、上述した図11の処理に較べ、色の偏りがある場合にも色バランスのずれが小さい。
次に、図13のフローチャートを参照して、他の例のホワイトバランス制御処理について説明する。この処理を開始するにあたり、マイコン58には、予め、通常撮影時におけるマイコンテーブルとして黒体カーブデータLA(図9)が保持されている。
ステップS41乃至S43の処理は、上述した図10のステップS11乃至S13の処理と同様の処理であるため、その説明は省略する。すなわち、赤外線カットフィルタ21が光軸位置Aに配置されていると判定された場合、通常の黒体カーブデータLA(図9)が読み出され、映像信号R,G,Bの積分値の比(R/G,B/G)が黒体カーブデータLAのRGB比と同じになるような最適ゲインが算出され、その算出結果に基づいて、映像信号R,G,Bの黒体カーブ制御が行われる。
ステップS41において、赤外線カットフィルタ21が光軸位置Aに配置されていない、すなわち、外部位置Bに配置されていると判定された場合、ナイトショット撮影時であると判断され、ステップS34に進み、マイコン58は、OPD回路57から供給された検出結果(画面内の色情報)に基づいて、所定レベル以上で、かつ、飽和輝度レベルより低い中輝度レベル領域の映像信号R,G,Bの積分値をそれぞれ算出し、さらに積分値の比(R/G,B/G)を算出する。
ここで、輝度レベルの非常に高い部分は、信号が飽和している可能性が高いことから、所定レベル以上で、かつ、飽和輝度レベルより低い中輝度レベル領域の映像信号に対して、グレーワールド制御が行われる。なお、所定レベル以上で、かつ、飽和輝度レベルより低い中輝度レベル領域とは、例えば、画面全体の輝度の度数分布において、高輝度部分の度数分布が5%を占める輝度レベルで、かつ、低輝度部分の度数分布が20%を占める輝度レベルを除いた輝度レベルとされる。また、この中輝度レベル領域は、任意に設定または変更することが可能である。
ステップS45において、マイコン58は、ステップS44の処理で算出された積分値の比(R/G,B/G)が1になるような、映像信号R,G,Bの最適ゲインをそれぞれ算出し、算出結果を制御信号としてホワイトバランスアンプ回路59に供給する。ホワイトバランスアンプ回路59は、マイコン58から供給された制御信号に基づいて、映像信号R,G,Bの比が1になるようにグレーワールド制御を行う。
このように、赤外線カットフィルタ21が光軸位置Aに配置されている場合には(通常の撮影時には)、黒体カーブデータLAが読み出されて黒体カーブ制御が行われる。一方、赤外線カットフィルタ21が外部位置Bに配置されている場合には(ナイトショット撮影時には)、中輝度レベル領域の映像信号R,G,Bの積分値の比が1になるようにグレーワールド制御が行われる。これにより、撮影状況に応じて、最適なホワイトバランス制御が行われる。この処理は、飽和している輝度レベルが多い場合にも、上述した図12の処理に較べ、色バランスのずれが小さい。
以上のように、マイコン58がスイッチ52のオンまたはオフに基づいて赤外線カットフィルタ21の有無を検出し、赤外線カットフィルタ21が光軸位置Aに配置されている場合(通常撮影時)、通常の黒体カーブ制御を行い、赤外線カットフィルタ21が外部位置Bに配置されている場合(ナイトショット撮影時)、赤外成分を考慮した黒体カーブ制御を行うか、あるいは、輝度レベルに応じてグレーワールド制御を行うようにする。換言すれば、赤外線カットフィルタ21の有無に応じて、ホワイトバランスの制御方法を切り替えるようにする。これにより、赤外成分がある場合にもカメラの自然な色再現を実現することが可能となる。
特に、効果的な被写体としては、夜景、トワイライト、薄暗い蛍光灯下、および天体などにおいて、本発明を適用することにより、カメラの自然な色再現を実現するとともに、感度を向上させることができる。
また以上においては、赤外線カットフィルタ21の有無に応じて、ホワイトバランスの制御方法を切り替えるようにしたが、これに限らず、例えば、ND(Neutral Density)フィルタやその他分光を変化させるフィルタなどを用いて、そのフィルタの有無に応じて、ホワイトバランスの制御方法を切り替えるようにすることも可能である。なお、この場合にも、マイコン58は、図11乃至図13のフローチャートを参照して上述したように、ナイトショット撮影時にグレーワールド制御を行うことで、このフィルタに合わせた赤外成分を考慮した黒体カーブデータを新たに保持することなく、カメラの自然な色再現を実現することができる。
さらに、従来では、低照度時に色ノイズが目立つために色消しを行っていたが(モノクロ出力していたが)、本発明では、低照度時の感度が上がり、色ノイズが目立ちにくいため低照度時における色消しを行わないようにする(カラー出力する)ことで、より自然な色再現を実現することが可能である。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
図14は、汎用のパーソナルコンピュータ100の内部の構成例を示す図である。CPU(Central Processing Unit)101は、ROM(Read Only Memory)102に記憶されているプログラム、または記憶部108からRAM(Random Access Memory)103にロードされたプログラムに従って、各種の処理を実行する。RAM103にはまた、CPU101が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU101、ROM102、およびRAM103は、バス104を介して相互に接続されている。このバス104にはまた、入出力インタフェース105も接続されている。
入出力インタフェース105には、キーボード、マウスなどよりなる入力部106、ディスプレイなどよりなる出力部107、記憶部108、通信部109が接続されている。通信部109は、ネットワークを介しての通信処理を行う。
入出力インタフェース105にはまた、必要に応じてドライブ110が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア111が適宜装着され、それらから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部108にインストールされる。
コンピュータにインストールされ、コンピュータによって実行可能な状態とされるプログラムを記録する記録媒体は、図14に示されるように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini-Disc)(登録商標)を含む)、もしくは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア111により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM103または記憶部108に含まれるハードディスクなどで構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記憶されるプログラムを記述するステップは、含む順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
黒体カーブデータの例を示す図である。 従来のホワイトバランス制御処理を説明するフローチャートである。 本発明を適用したビデオカメラの構成例を示す図である。 図3に示すA−A線の断面図である。 図3のリンク装置の分解斜視図である。 ビデオカメラの内部の構成例を示す図である。 RGBの原色系フィルタの分光特性の例を示す図である。 CMYの補色系フィルタの分光特性の例を示す図である。 マイコンテーブルとしての黒体カーブデータの例を示す図である。 ホワイトバランス制御処理を説明するフローチャートである。 他の例のホワイトバランス制御処理を説明するフローチャートである。 他の例のホワイトバランス制御処理を説明するフローチャートである。 他の例のホワイトバランス制御処理を説明するフローチャートである。 汎用のパーソナルコンピュータの構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 ビデオカメラ, 21 赤外線カットフィルタ, 51 レンズ群, 54 撮像素子, 58 マイクロコンピュータ, 59 ホワイトバランスアンプ回路

Claims (5)

  1. 分光を変化させるフィルタの位置を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された前記フィルタの位置に基づいて、ホワイトバランス制御を行うホワイトバランス制御手段と
    白の被写体に基づく映像信号の積分値の比を記憶する記憶手段と
    を備え
    前記検出手段により、前記フィルタが光軸位置にあると検出された場合、前記ホワイトバランス制御手段は、撮影された映像信号の積分値の比が、前記記憶手段に記憶されている積分値の比になるように制御し、前記検出手段により、前記フィルタが光軸から外れた外部位置にあると検出された場合、前記ホワイトバランス制御手段は、撮影された映像信号の積分値の比が1になるように制御する
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記ホワイトバランス制御手段は、前記検出手段により、前記フィルタが光軸から外れた外部位置にあると検出された場合、前記映像信号の高輝度部分の積分値の比が1になるように制御する
    ことを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  3. 前記ホワイトバランス制御手段は、前記検出手段により、前記フィルタが光軸から外れた外部位置にあると検出された場合、前記映像信号の所定の輝度範囲部分の積分値の比が1になるように制御する
    ことを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  4. 前記検出手段により、前記フィルタが光軸から外れた外部位置にあると検出された場合、前記ホワイトバランス制御手段は、低照度色消しを行わない
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 白の被写体に基づく映像信号の積分値の比を記憶する記憶手段を備える撮像装置の撮像方法において、
    分光を変化させるフィルタの位置を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップの処理により、前記フィルタが光軸位置にあると検出された場合、撮影された映像信号の積分値の比が、前記記憶手段に記憶されている積分値の比になるようにホワイトバランス制御を行い、前記検出ステップの処理により、前記フィルタが光軸から外れた外部位置にあると検出された場合、撮影された映像信号の積分値の比が1になるようにホワイトバランス制御を行うホワイトバランス制御ステップと
    を含むことを特徴とする撮像方法。
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