JP4203185B2 - 絞り開閉装置の組立時調整機構 - Google Patents

絞り開閉装置の組立時調整機構 Download PDF

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Description

【0001】
【技術分野】
本発明は、一眼レフカメラ用交換レンズ鏡筒の絞り開閉装置の組立時調整機構に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】
従来、絞り開閉装置の組み立て時における絞り径調整は、測定機によって絞り径の基準値からのずれを測定し、絞りレバーから絞り羽根に至るまでに介在する各部品の相対角度位置を連続的に変化させて調整を行っている。しかし調整量は微少で作業者の勘に頼っており、測定しながらの調整もできないので、作業者は絞り径が規格内になるまで測定と調整を繰り返さなければならない。
【0003】
【発明の目的】
本発明は、絞り開閉装置の絞り径の組立時調整において、測定・調整がそれぞれ1回で済み、より短い時間で調整可能な調整機構を提供する。
【0004】
【発明の概要】
本発明は、支持ピンと駆動ピンを1箇所ずつ有する複数枚の絞り羽根と;固定環と;上記絞り羽根の支持ピンを支持する支持環と;上記絞り羽根の駆動ピンを支持し、光軸周りに回転自由で、上記支持環との相対回転により絞りを開閉する開閉環と;該開閉環と係合されて一体に回転し、その角度位置によって絞り動作時の絞り開口を操作する絞りレバーと;を有する絞り開閉装置において、上記固定環と支持環の間に、上記固定環に支持環を組立固定する際に、該固定環と支持環との相対角度位置を段階的に変化させる、上記支持環の外周面に任意の角度間隔で設けた複数の溝と、上記固定環の内周面に設けた上記複数の溝のいずれかに嵌まる突起とからなる第一の段階的組立固定手段を設け、上記絞りレバーと開閉環との間に、上記絞りレバーを開閉環に固定する際に、上記開閉環と絞りレバーとの相対角度位置を段階的に変化させる、上記開閉環の端面に任意の角度間隔で設けた複数の絞りレバー係合溝と、これらの係合溝のいずれかに周方向の遊びなく挿入される上記絞りレバーとからなる第二の段階的組立固定手段を設けたことを特徴としている。
【0005】
本発明は、別の表現によると、支持ピンと駆動ピンを1箇所ずつ有するN枚(N>1)の絞り羽根と;固定環と;上記絞り羽根の支持ピンを支持する支持環と;上記絞り羽根の駆動ピンを支持し、光軸周りに回転自由で、上記支持環との相対回転により絞りを開閉する開閉環と;該開閉環と係合されて一体に回転し、その角度位置によって絞り動作時の絞り開口を操作する絞りレバーと;を有する絞り開閉装置において、0°<α<(360/N)°を満たす任意の角度α、及び、0°<β<(360/N)°を満たす任意の角度βを微調整角度量としたとき、上記固定環と支持環の間に、上記固定環に支持環を組立固定する際に、該固定環と支持環との相対角度位置を、(360/N×n±α)°の角度間隔(nは任意の自然数)で段階的に変化させる、上記支持環の外周面に任意の角度間隔で設けた複数の溝と、上記固定環の内周面に設けた上記複数の溝のいずれかに嵌まる突起とからなる第一の段階的組立固定手段を設け、上記絞りレバーと開閉環との間に、該絞りレバーを開閉環に固定する際に、上記開閉環と絞りレバーとの相対角度位置を、(360/N×n’±β)°の角度間隔(n’は任意の自然数)で段階的に変化させる、上記開閉環の端面に任意の角度間隔で設けた複数の絞りレバー係合溝と、これらの係合溝のいずれかに周方向の遊びなく挿入される上記絞りレバーとからなる第二の段階的組立固定手段を設けたことを特徴としている。
【0006】
本発明は、さらに別の表現によると、支持ピンと駆動ピンを1箇所ずつ有するN枚(N>1)の絞り羽根と;固定環と;上記絞り羽根の支持ピンを支持する支持環と;上記絞り羽根の駆動ピンを支持し、光軸周りに回転自由で、上記支持環との相対回転により絞りを開閉する開閉環と;該開閉環と係合されて一体に回転し、その角度位置によって絞り動作時の絞り開口を操作する絞りレバーと;を有する絞り開閉装置において、露出値を1Ev変化させる絞り動作に要する開閉環の回転角度より小さい角度を微調整角度量αとし、露出値を1Ev変化させる絞り動作に要する絞りレバーの回転角度より小さい角度を調整角度量βとしたとき、上記固定環と支持環の間に、上記固定環に支持環を組立固定する際に、該固定環と支持環との相対角度位置を、(360/N×n±α)°の角度間隔(nは任意の自然数)で段階的に変化させる、上記支持環の外周面に任意の角度間隔で設けた複数の溝と、上記固定環の内周面に設けた上記複数の溝のいずれかに嵌まる突起とからなる第一の段階的組立固定手段を設け、上記絞りレバーと開閉環との間に、上記絞りレバーを開閉環に固定する際に、該開閉環と絞りレバーとの相対角度位置を、(360/N×n’±β)°の角度間隔(n’は任意の自然数)で段階的に変化させる、上記開閉環の端面に任意の角度間隔で設けた複数の絞りレバー係合溝と、これらの係合溝のいずれかに周方向の遊びなく挿入される上記絞りレバーとからなる第二の段階的組立固定手段を設けたことを特徴としている。
【0007】
本発明の絞り開閉装置は、αとβの組み合わせによって微細で広範囲な調整ができる。α<βとすると、支持環側が微調整機構、絞りレバー側が粗調整機構とできる。またその逆、すなわちα>βとして、支持環側を粗調整機構、絞りレバー側を微調整機構とすることも可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を適用した、8枚(N=8)の絞り羽根10を有する絞り開閉装置を備えた一眼レフカメラ用交換レンズ鏡筒の断面図である。固定環11の内周には、支持環12の外径と同径の内径を有し支持環12を保持する第1段部11aが形成されている。支持環12はこの固定環11の第1段部11aとフィルター枠14との間に挟着保持される。ここでは支持環12による絞り径の微調整角度量α=10′(一定)に設定しており、支持環12はその外周にU溝12b、12c、12d、12e、12c´、12d´、12e´が44°50′の角度ピッチ(=360/N°−10′)で7箇所(設計基準位置であるU溝12bの両側に各3箇所ずつ)設けてある(図3)。このU溝は従来、設計基準位置のみに設けられており、調整の余地はなかった。本実施形態では固定環11の第1段部11aの内周には支持環12のU溝と係合する係合突起11bが1箇所設けてあり、この係合突起11bがいずれかのU溝と係合することにより固定環11に対する支持環12の角度位置が決定される。
【0009】
固定環11にはまた、開閉環13の外径と同径の内径を有する第2段部11cも形成されている。開閉環13はこの固定環11の第2段部11c内に回転可能に嵌められていて、支持環12を介しフィルター枠14によって挟着保持されている。ここでは、絞りレバー15による絞り径の粗調整角度量β=1°(一定)に設定しており、開閉環13には絞りレバー15と周方向には遊びなく係合する係合溝13b、13c、13d、13e、13c´、13d´、13e´が44°(=360/N°−1°)の角度ピッチで7箇所(設計基準位置である係合溝13bの両側に各3箇所ずつ)設けてある(図4)。この係合溝は従来、設計基準位置のみに設けられており、調整の余地はなかった。本実施形態では絞りレバー15がいずれかの係合溝と係合することにより、開閉環13の角度位置が決定される。
【0010】
絞りレバー15にはレリーズ環16が固着されている。レリーズ環16は光軸周りに回転可能である。レリーズ環16には絞りレリーズ板17が固着されている。絞りレリーズ板17はカメラボディ側レリーズ板(図示しない)と係合し、カメラボディ側から操作される。従来は図5および図6に示すように、絞りレリーズ板17に長溝17aを設け、止めネジ18を用いてレリーズ環16と固定していて、組立時における絞り径の調整箇所はこのレリーズ環16と絞りレリーズ板17との相対角度位置の調整のみであった。本実施形態では図2に示すように、絞りレリーズ板17はレリーズ環16と調整シロなく固定される。
【0011】
絞り羽根10はその被写体側とフィルム面側に支持ピン10aと駆動ピン10bをそれぞれ有している。支持ピン10aは支持環12のカム溝12a内に嵌入支持されている(図3)。駆動ピン10bは開閉環13の駆動穴13a内に嵌入支持されている(図4)。開閉環13を回転させると所要の間隔(ここでは45°間隔でN=8枚)で設けた上記絞り羽根10による絞り開口が開閉される。すなわち、開閉環13の回転によって駆動穴13aおよび駆動ピン10bが回転するので全ての絞り羽根10が光軸中心に回転し、同時に支持ピン10aがカム溝12aに沿って摺動し各絞り羽根10が駆動ピン10bを中心とした回転をする、従来公知の絞り開閉機構である。この実施例では、被写体側から見て開閉環13が光軸周り時計方向に4°回転操作されると1Ev絞り径が大きくなる。以下に本実施形態における絞り開閉装置の組立時調整について説明する。
【0012】
まず支持環12と固定環11、および開閉環13と絞りレバー15は設計基準位置で係合させて絞り径を測定する。理想的には、測定した絞り径は規格内であるべきだが、各部品の加工精度や組み立て精度に左右されて規格を外れてしまうので、調整が必要となる。
【0013】
絞り羽根10の駆動ピン10bと開閉環13の駆動穴13aの係合を外しておき、絞りレバー15と係合する開閉環13の係合溝を、基準位置である係合溝13bから、フィルム面側から見て光軸周り反時計方向に隣り合う第1の係合溝13cにずらすと、開閉環13の角度位置は時計方向に44°回転する。開閉環13は8箇所の駆動穴13aを同心円上等分位置に有するのみであるから、開閉環13の時計方向44°回転は、反時計方向1°回転と同じである。すなわち、本実施例では4°の回転が1Evの変化に相当するから、この反時計方向1°の回転によって露出値を1/4Ev大きくする粗調整となる。また、調整量を大きくしたければ、係合溝13dにずらすと、開閉環13の角度位置は時計方向に88°回転し、反時計方向2°回転と同じであるので、露出値を1/2Ev大きくする粗調整となる。また開口径(露出値)を小さくしたければ、上記と反対方向(フィルム面側から見て光軸周り時計方向)の係合溝13c´にずらせばよい。係合溝は、係合溝13bの両側に3箇所ずつ設けてあるので、最大で±3°の粗調整が可能となる。なお、調整後には再び絞り羽根10の駆動ピン10bと開閉環13の駆動穴13aを係合させる。
【0014】
絞り羽根10の支持ピン10aと支持環12のカム溝12aの係合を外しておき、固定環11の係合突起11bと係合する支持環12のU溝を、基準位置であるU溝12bから、被写体側から見て光軸周り反時計方向に隣り合う第1のU溝12cにずらすと、支持環12の角度位置は時計方向に44°50′回転する。支持環12は8箇所のカム溝12aを同心円上等分位置に有するのみであるから、支持環12の時計方向44°50′回転は、反時計方向10′回転と同じである。すなわち、本実施例では4°の回転が1Evの変化に相当するから、この10′の回転によって露出値を1/24Ev大きくする微調整となる。また、調整量を大きくするときは、U溝12dにずらせば、支持環12の角度位置は反時計方向に89°40′回転するので、時計方向20′回転と同じ結果となり、露出値を1/12Ev大きくする微調整となる。U溝は、U溝12bの両側に3箇所ずつ設けてあるので、最大で±30′の微調整が可能となる。なお、調整後には再び絞り羽根10の支持ピン10aと支持環12のカム溝12aを係合させる。
【0015】
この実施例では、上記の調整機構による微調整と粗調整を組み合わせれば、絞り径の設計基準に対し調整範囲は±3°30′、10′ピッチ(露出値に換算すると調整範囲は±7/8Ev、1/24Evピッチ)で調整できるので、測定結果に基づき適当な調整量となるように調整すればよい。
【0016】
以上の実施形態は、調整機構の調整間隔α、βを等ピッチとしたが、この調整間隔(α、β)は等ピッチである必要はなく、任意の角度間隔に設定してもよい。例えば、U溝12bとU溝12cとの角度を44°50′(α1=10′)、U溝12cとU溝12dとの角度を44°40′(α2=20′)、U溝12dとU溝12eとの角度を44°30′(α3=30′)にすると、基準位置に対し10′、30′、60′の調整間隔となるので、それぞれ1/24Ev、1/8Ev、1/4Evの調整ができることとなる。
【0017】
以上の実施形態では、α<βとしたが、α>βとすること、すなわち支持環12側を粗調整機構とし、絞りレバー15側を微調整機構とすることも可能である
【0018】
【発明の効果】
本発明によって、絞り開閉装置の絞り径調整が広範囲に細かく段階的に可能となったので、調整がわかりやすく容易になり、従来に比して作業時間が短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による絞り開閉装置の組立時調整機構を適用したレンズ鏡筒の側断面図である。
【図2】本発明による絞り開閉装置の組立時調整機構を適用したレンズ鏡筒のレリーズ板をフィルム面側から見た部分図である。
【図3】図1におけるIII−III断面図である。
【図4】図1におけるIV−IV断面図である。
【図5】従来のレンズ鏡筒の側断面図である。
【図6】従来のレンズ鏡筒のレリーズ板をフィルム面側から見た部分図である。
【符号の説明】
10 絞り羽根
10a 支持ピン
10b 駆動ピン
11 固定環
11a 第1段部
11b 係合突起
11c 第2段部
12 支持環
12a カム溝
12b U溝(設計基準位置)
12c 12d 12e 12c´ 12d´ 12e´ U溝
13 開閉環
13a 駆動穴
13b 係合溝(設計基準位置)
13c 13d 13e 13c´ 13d´ 13e´ 係合溝
14 フィルター枠
15 絞りレバー
16 レリーズ環
17 絞りレリーズ板
17a 長溝
18 止めネジ

Claims (5)

  1. 支持ピンと駆動ピンを1箇所ずつ有する複数枚の絞り羽根と;固定環と;上記絞り羽根の支持ピンを支持する支持環と;上記絞り羽根の駆動ピンを支持し、光軸周りに回転自由で、上記支持環との相対回転により絞りを開閉する開閉環と;該開閉環と係合されて一体に回転し、その角度位置によって絞り動作時の絞り開口を操作する絞りレバーと;を有する絞り開閉装置において、
    上記固定環と支持環の間に、上記固定環に支持環を組立固定する際に、該固定環と支持環との相対角度位置を段階的に変化させる、上記支持環の外周面に任意の角度間隔で設けた複数の溝と、上記固定環の内周面に設けた上記複数の溝のいずれかに嵌まる突起とからなる第一の段階的組立固定手段を設け、
    上記絞りレバーと開閉環との間に、上記絞りレバーを開閉環に固定する際に、上記開閉環と絞りレバーとの相対角度位置を段階的に変化させる、上記開閉環の端面に任意の角度間隔で設けた複数の絞りレバー係合溝と、これらの係合溝のいずれかに周方向の遊びなく挿入される上記絞りレバーとからなる第二の段階的組立固定手段を設けたことを特徴とする絞り開閉装置の組立時調整機構。
  2. 支持ピンと駆動ピンを1箇所ずつ有するN枚(N>1)の絞り羽根と;固定環と;上記絞り羽根の支持ピンを支持する支持環と;上記絞り羽根の駆動ピンを支持し、光軸周りに回転自由で、上記支持環との相対回転により絞りを開閉する開閉環と;該開閉環と係合されて一体に回転し、その角度位置によって絞り動作時の絞り開口を操作する絞りレバーと;を有する絞り開閉装置において、
    0°<α<(360/N)°を満たす任意の角度α、及び、0°<β<(360/N)°を満たす任意の角度βを微調整角度量としたとき、
    上記固定環と支持環の間に、上記固定環に支持環を組立固定する際に、該固定環と支持環との相対角度位置を、(360/N×n±α)°の角度間隔(nは任意の自然数)で段階的に変化させる、上記支持環の外周面に任意の角度間隔で設けた複数の溝と、上記固定環の内周面に設けた上記複数の溝のいずれかに嵌まる突起とからなる第一の段階的組立固定手段を設け、
    上記絞りレバーと開閉環との間に、該絞りレバーを開閉環に固定する際に、上記開閉環と絞りレバーとの相対角度位置を、(360/N×n’±β)°の角度間隔(n’は任意の自然数)で段階的に変化させる、上記開閉環の端面に任意の角度間隔で設けた複数の絞りレバー係合溝と、これらの係合溝のいずれかに周方向の遊びなく挿入される上記絞りレバーとからなる第二の段階的組立固定手段を設けたことを特徴とする絞り開閉装置の組立時調整機構。
  3. 支持ピンと駆動ピンを1箇所ずつ有するN枚(N>1)の絞り羽根と;固定環と;上記絞り羽根の支持ピンを支持する支持環と;上記絞り羽根の駆動ピンを支持し、光軸周りに回転自由で、上記支持環との相対回転により絞りを開閉する開閉環と;該開閉環と係合されて一体に回転し、その角度位置によって絞り動作時の絞り開口を操作する絞りレバーと;を有する絞り開閉装置において、
    露出値を1Ev変化させる絞り動作に要する開閉環の回転角度より小さい角度を微調整角度量αとし、露出値を1Ev変化させる絞り動作に要する絞りレバーの回転角度より小さい角度を調整角度量βとしたとき、
    上記固定環と支持環の間に、上記固定環に支持環を組立固定する際に、該固定環と支持環との相対角度位置を、(360/N×n±α)°の角度間隔(nは任意の自然数)で段階的に変化させる、上記支持環の外周面に任意の角度間隔で設けた複数の溝と、上記固定環の内周面に設けた上記複数の溝のいずれかに嵌まる突起とからなる第一の段階的組立固定手段を設け、
    上記絞りレバーと開閉環との間に、上記絞りレバーを開閉環に固定する際に、該開閉環と絞りレバーとの相対角度位置を、(360/N×n’±β)°の角度間隔(n’は任意の自然数)で段階的に変化させる、上記開閉環の端面に任意の角度間隔で設けた複数の絞りレバー係合溝と、これらの係合溝のいずれかに周方向の遊びなく挿入される上記絞りレ バーとからなる第二の段階的組立固定手段を設けたことを特徴とする絞り開閉装置の組立時調整機構。
  4. 請求項2または3記載の絞り開閉装置の組立時調整機構において、上記αとβは、α<βである絞り開閉装置の組立時調整機構。
  5. 請求項2または3記載の絞り開閉装置の組立時調整機構において、上記αとβは、α>βである絞り開閉装置の組立時調整機構。
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