JPS6030738Y2 - ズ−ムレンズ - Google Patents

ズ−ムレンズ

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Publication number
JPS6030738Y2
JPS6030738Y2 JP1976089066U JP8906676U JPS6030738Y2 JP S6030738 Y2 JPS6030738 Y2 JP S6030738Y2 JP 1976089066 U JP1976089066 U JP 1976089066U JP 8906676 U JP8906676 U JP 8906676U JP S6030738 Y2 JPS6030738 Y2 JP S6030738Y2
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JP
Japan
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aperture
ring
cam
lens
optical axis
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976089066U
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English (en)
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JPS538226U (ja
Inventor
明彦 橋本
Original Assignee
オリンパス光学工業株式会社
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Publication date
Application filed by オリンパス光学工業株式会社 filed Critical オリンパス光学工業株式会社
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Publication of JPS538226U publication Critical patent/JPS538226U/ja
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Diaphragms For Cameras (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、鏡筒の光軸方向の移動に伴なう露出値の変
化を補正するようにしたズームレンズに関する。
一般に、ズームレンズにおいては、ズーム撮影を行なう
際、絞り値を一定にするために、そのズーム量に応じて
絞り羽根の開口量を補正する必要がある。
たとえば第1図において、開放時の開口径がDである絞
り羽根Sを有するレンズLが、同図aに示す如くフィル
ムFから1□なる距離にあって、絞り羽根Sの開口径を
dとしたときの絞り値がF5.6であったとすると、レ
ンズLを同図すに示す如くフィルムFよりなる1゜とな
る長焦点側へ移動させたとき、絞り羽根Sの開口径はd
+αとなるように補正する必要がある。
また、レンズLを同図C示す如くフィルムFより13と
なる短焦点側へ移動させたとき、絞り羽根Sの開口径は
d−αとなるように補正する必要がある。
ところが、このような補正装置付ズームレンズを露出指
示装置を内蔵するカメラ、例えば露出計針位置を基準位
置に合わせることによって適正絞り値を決定するように
したいわゆる定点合致式の一眼レフカメラに装填して使
用する場合、次のような小異が生じる。
すなわち、現在使用されているカメラのほとんどが開放
測光方式を採用でおり、第1図a。
b、 cのいずれの場合でも開口径を開放時の開口径り
として測光が行なわれるため、同図aの状態で露出計の
針位置が■にあって、たとえば絞り環を2段動かして絞
り値をF5.6としたとき針位置が実線で示す基準位置
に合致するようになったとすると、同図すの状態では針
位置■に移動する。
したがって、絞り環をたとえば1段だけ動かせば針が基
準位置に合致することになり、このまま針を基準位置に
合致させたのでは適正な絞り値が得られないことになる
また、同図Cの状態では針位置が■に移動するため、絞
り環をたとえば3段動かさなければ針位置が基準位置に
合致せず、やはり、このまま針を基準位置に合致させた
のでは適正な絞り値が得られないことになる。
この考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、
レンズの移動に伴ない露出指示装置の指示値を補正する
ものと腰これによって、レンズ位置のいかんを問わず、
適正露出を得ることができるズームレンズを提供しよう
とするものである。
以下、この考案の一実施例を、第2図および第3図を参
照して説明する。
図において、1はカメラのレンズマウントMに装填され
る第1の固定筒である。
この固定筒1は上・下部にそれぞれ開口2,3を有する
ともに、その内周および外周に、それぞれ第1、第2の
鏡筒4,5を、上記内周および外周に沿って光軸方向に
進退勤作する如く設けている。
上記第1、第2の鏡14.5の内部には、第1、第2の
レンズ群6,7が、それぞれ設けられ、第1のレンズ群
6を内側に、第2のレンズ群7を外側に、位置させてい
る。
また、上記第1、第2の鏡筒4,5の各外周には、螺線
状の溝8,9が刻設されている。
上記第2の鏡筒5の外側には、第2の固定筒10が設け
られている。
この第2の固定筒10は、上・下部に開口11.12を
有し、その開口11.12は、外周に回転自在に設けら
れたズーム環13により閉塞されている。
ズーム環13は、内面に作動板13aを有し、この作動
板13aを第1の固定筒1の下部開口3内に収容し、作
動板13aの先端に突設したガイドピン13bを第2の
鏡筒19の溝8内に挿入させている。
ま、た、第2の固定筒10の一部には、螺線状のガイド
孔14が刻設されている。
第2の固定筒10の内周には連動筒15が回転自在かつ
進退自在に設けられ、この連動筒15の外周にはは、前
記ガイド孔14と交差する位置に、円周方向に長いガイ
ド溝16が刻設されている。
また、上記連動筒10の基端部には、光軸に平行な細長
い切欠部17が設けられている。
さらに、連動筒15の内面にはガイドピン15aが突設
され、このピン15aは前記第2の鏡筒5の螺線状の溝
9内に挿入されている。
前記第2の固定筒10外周には距離環18が設えられて
いる。
この距離環18の内面にはガイドピン19があって、こ
のピン19が第2の固定筒10のガイド孔14を通して
連動筒15のガイド溝16内に挿入し、これによって上
記距離環18はガイド孔14に沿って螺線状に動作する
一方、前記ズーム環13の内面にはガイドピン20があ
って、このピン19が連動筒15の切欠部17内に挿入
し、これによって連動筒15はズーム環13に対して光
軸方向にのみ進退勤作する。
また、ズーム環13を回転すると連動筒15も一体に巨
転動作する。
前記第1の固定筒1の基端部には絞り環21が回転自在
に設けられている。
また、第1の固定筒1の上部開口2内には絞り環21一
端を固定した絞り板22および第1の固定筒1内に設け
られた連動環23に一端を固定した連動板24が収納さ
れている。
上記絞り板22には、第3図に示すように、光軸に対し
傾斜したカム孔25が設けられ、上記連動板24には光
軸に平行な長孔26が設けられている。
また、前記第1のレンズ群6内には絞り羽根(図示せず
)を開閉自在に枢支した絞りカム27が設けられている
この絞りカム27は環状で、内側にカム面28、外側に
は連動ピン29を有し、この連動ピン29を上記連動板
24の長孔26および絞り板22のカム孔25内に挿入
されている。
ここで、上記絞り板22、カム孔25、連動ピン29は
絞り補正手段を構成しており、連動板24、長孔26は
絞り情報伝達手段を構成している。
したがって、絞り環21を回転すると、絞り板22を介
して連動ピン29が回転し、この連動ピン29の回転に
より絞りカムが回転して絞り羽根の開口量を設定すると
ともに、連動板24および連動環23が一体に回転する
一方、カメラ側にはカメラ側にはカメラマウントMの内
側に伝達リング30が設けられ、この伝達リング30に
伝達レバー31の一端が固定されている。
この伝達レバー31の他端は前記連動板24に係合一連
動板24の回転を伝達リング30に伝える。
また伝達リング30の回転はプーリ32を介して露出計
33の針33aに伝えられ、針33aが所定の位置に移
動するように構成されている。
以上の如く構成されたズームレンズは、次のように作動
する。
距離環18を回転すると、この距離環18のガイドピン
19は第2の固定筒10のガイド孔14に沿って螺線動
作する。
一方、連動筒15は、そのガイド溝16にガイドピン1
9を挿入させ、かつ、その切欠部17にズーム環13の
ガイドピン20を挿入させているので、上記ガイドピン
19の螺線動作は連動して光軸方向に進退勤作する。
また、連動筒15のガイドピン15aは第2の鏡筒5の
溝9内に挿入しているので、第2の鏡筒5は、上記ガイ
ドピン15aともに光軸方向に進退勤作し、第2のレン
ズ群7が所望の位置へ移動する。
この場合、第2のレンズ群7は、回転動作を伴なうこと
なく、光軸方向へ移動する。
次に、絞り環21を回転すると、連動ピン29を介して
絞りカム27が回転し、絞り羽根の開口量が設定される
とともに、連動板24が回転し、伝達レバー31、伝達
リング30を介して露出計33の針33aを回動する。
したがって、絞り環21を適当に回転して露出計33の
針33aを基準位置に一致させることにより、適正露出
撮影を行なうことができる。
また、ズーム環13を回転すると、これと一体に回転す
るガイドピン13bが第1の鏡筒4の螺線状の溝8内を
摺動し、第1の鏡筒4が、第1の固定筒1に回転を阻止
された状態で、光軸方向へ移動するとともに、ガイドピ
ン20が連動筒15を回転させ、これに連動して第2の
鏡筒5が光軸方向に進退勤作する。
したがって、第1、第2の鏡筒4,5は互に離接し、第
1、第2のレンズ群6.7間の距離が漸次変化して、所
望のズーム撮影が行なわれる。
なお、第1の鏡筒6が光軸方向へ移動する際、絞りカム
27もこれと一体に光軸方向へ移動するが、絞りカム2
7に設られている連動ピン29が絞り板22のカム孔2
5に沿って移動するため、連動ピン29および絞りカム
27の動作は回転を伴なうものとなる。
そして、絞りカム27の回転により絞り羽根の開口設定
値が補正され、かつ連動ピン29の回転は連動板24、
伝達レバー31、伝達リング30およびプーリ32を介
して露出計33の針33aに伝えられ、針位置が適正に
補正される。
したがって、上記実施例によれば、第1、第2のレンズ
群6,7は回転動作を伴なうことなく光軸方向にのみ移
動するので、レンズの芯筒出しに誤差があったとしても
、従来のようにレンズが偏心した状態で回転動作する不
具合はなく、また、偏光フィルタなどを装着した場合で
も偏光方向が変化してしまう問題がない。
また、第1の鏡筒6の光軸方向への移動動作に露出計3
3の針33aが連動するようにしたので、ズーム撮影を
行なう場合、第1、第2のレンズ群6,7間の距離の変
化に伴ない露出計33の針位置が適正に補正され、レン
ズ位置のいかんにかかわらず、露出計33の針位置を見
て適正絞り量を決定することができる。
さらに、第1、第2の鏡筒4,5を第1の固定筒1の内
周および外周に摺接して光軸方向へ移動させるようにし
たので、一対の鏡筒が共通の固定筒の内周に沿って光軸
方向へ移動するように構成されている従来のもののに比
して、ズームレンズ自体の長さを短かくし、かつ摺合長
さを長くすることができる。
また、絞り環21と絞りカムとの間の介在する絞り板2
2、絞りカム27とカメラ内の伝達レバー31をの間に
介在する連動板24およびズーム環13と第1の鏡筒4
との間に介在する作動板13aを、固定筒1に設けた開
口2゜3内に収容するようにしたので、これらの部材を
固定筒内に配置するものに比して固定筒の径を小さくす
ることができ、ひいてはズームレンズ自体の径を小さく
することができる。
以上詳述したように、この考案によれは、絞り環の回転
を、鏡筒内に内蔵された絞り羽根の開口量を設定する絞
りカムに伝達するともに、この絞りカムの前後動に応じ
て絞り環に対する絞りカムの相対的な回動位置を補正す
る絞り補正手段を設け、さらに上記記絞り環の回動量を
上記絞り補正手段を介してカメラ側に内蔵された露出指
示装置へ伝達するものとし、鏡筒の光軸方向の移動に伴
ない上記絞りカムが上記絞り補正手段により適正角度回
転するようにしたことにより、鏡筒すなわちレンズ群の
移動に伴ない露出指示装置の指示量が補正され、レンズ
位置のいかんを問わず、露出を正しく設定することがで
きるズームレンズを提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はレンズ位置と露出計の針位置との関係を示す説
明図、第2図はこの考案の一実施例を示す縦断面図、第
3図は同実施例の要部を示す斜視図である。 4,5・・・・・・鏡筒、 13・・・・・・ズーム環、 21・・・・・・ 絞り環、 22゜ 25゜ 29・・・・・・絞り補正手段、 7・・・・・・絞りカム、 24゜ 26・・・・・・絞り情報伝達子 段、 33・・・・・・露出計。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ズーム環と 絞り環と、 絞り開口度を定めるよう撮影レンズの光軸を中心として
    回動自在に保持されるとともに、ズーム環の動きに連動
    して光軸方向に前後動する絞りカムと、 上記絞り環と絞りカムとの一方に設けられた係合突起と
    、他方に設けられた該係合突起の嵌入する、光軸に対し
    傾斜して延びたカム部とを有し、絞り環の回動に応じて
    絞りカムを回動させるとともに、ズーミングによる絞り
    カムの前後動により絞りカムを回動させる絞り補正手段
    と、 撮影レンズの光軸を中心として回動自在に保持されカメ
    ラ本体内の露出指示装置へ連結される連動板と、この連
    動板と絞りカムとの一方に設けられた保合突起と、他方
    に設けられこの係合突起の嵌入する光軸方向の長孔とを
    有した絞り情報伝達手段と、 を具備したことを特徴とするズームレンズ。
JP1976089066U 1976-07-05 1976-07-05 ズ−ムレンズ Expired JPS6030738Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976089066U JPS6030738Y2 (ja) 1976-07-05 1976-07-05 ズ−ムレンズ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976089066U JPS6030738Y2 (ja) 1976-07-05 1976-07-05 ズ−ムレンズ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS538226U JPS538226U (ja) 1978-01-24
JPS6030738Y2 true JPS6030738Y2 (ja) 1985-09-14

Family

ID=28699762

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976089066U Expired JPS6030738Y2 (ja) 1976-07-05 1976-07-05 ズ−ムレンズ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6030738Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200144326A (ko) * 2019-06-18 2020-12-29 (주)코윈테크 드럼 전도방지 기능을 갖는 자동창고시스템

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200144326A (ko) * 2019-06-18 2020-12-29 (주)코윈테크 드럼 전도방지 기능을 갖는 자동창고시스템

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JPS538226U (ja) 1978-01-24

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