JP2533640Y2 - 遮光羽根装置 - Google Patents

遮光羽根装置

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JP2533640Y2
JP2533640Y2 JP1989080219U JP8021989U JP2533640Y2 JP 2533640 Y2 JP2533640 Y2 JP 2533640Y2 JP 1989080219 U JP1989080219 U JP 1989080219U JP 8021989 U JP8021989 U JP 8021989U JP 2533640 Y2 JP2533640 Y2 JP 2533640Y2
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JP1989080219U
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清 當摩
国夫 松本
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株式会社コパル
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は手動或いは自動のゾーンフォーカス方式のカ
メラに使用される遮光羽根装置に関し,特に焦点合わせ
機構が所定のゾーンに設定された場合に口径値を規制す
る開口規制機構を有する遮光羽根装置に関する。
【従来の技術】
所謂コンパクトカメラ等において採用されているゾー
ンファーカス方式の焦点合わせ機構は,被写体距離域
を,例えば近距離ゾーン・中距離ゾーン・遠距離ゾーン
等の複数の距離ゾーンに分割し,手動又は自動で或る距
離ゾーンが選択されると,その距離ゾーン中に含まれる
合焦ポイントに対して合焦するとともに,合焦ポイント
の前後にある被写体は被写界深度でカバーする様になさ
れている。
【考案が解決しようとする問題点】
さて周知の通り,被写界深度は許容錯乱円の大きさを
一定とした場合には口径値と焦点距離と撮影距離との関
数で示される。 従って,理想的には必要とされる距離ゾーンの分割段
数は焦点距離やFナンバや予定される最近接撮影距離等
に対応して決定されるものであり,焦点距離が長いほ
ど,或いは,Fナンバが小さいほど,更には最近接撮影距
離が短いほど,必要とされるゾーン数は多くすべきもの
であるが,分割段数を多くした場合には製造コストが上
昇することは避けられない。 そのため,製造コストの上昇が許されない低価格機の
場合には分割段数が3ゾーン程度のものを採用すること
が多い。 しかしながら,使用されるレンズの焦点距離やFナン
バにもよるが,3ゾーン程度の設定段数では全開状態で必
要とされる撮影距離範囲の全てを被写界深度内に包含す
ることは困難であり,実際の使用条件を考慮して妥協的
に各距離ゾーンにおける合焦点ポイントを設定してい
る。 第4図は近距離ゾーン・中距離ゾーン・遠距離ゾーン
に3分割された距離ゾーンを持つカメラCAの焦点調節を
原理的に示す図であり,被写界距離は図面上で左に向か
って伸びている。 第4図においては,P1は近距離ゾーンの合焦ポイント
を,P2は中距離ゾーンの合焦ポイントを,P3は遠距離ゾ
ーンの合焦ポイントを各々示しており,各合焦ポイント
P1・P2・P3から左右に伸びる矢印は被写界深度を示して
いる。 即ち,第4図は,近距離ゾーンが選択された場合には
1.2mの箇所に合焦するとともに1mから1.5mの範囲が被写
界深度内に包含され,中距離ゾーンが選択された場合に
は2mの箇所に合焦するとともに1.5mから3mの範囲が被写
界深度内に包含され,遠距離ゾーンが選択された場合に
は5mの箇所に合焦するとともに3m以遠が被写体界深度内
に包含されるが無限遠までは被写界深度に包含されない
ことを示している。 遠距離ゾーンにおける合焦ポイントP3をより無限遠よ
りに移動させることによって,無限遠までを遠距離ゾー
ンにおける被写界深度に包含させることは可能である
が,単に遠距離ゾーンにおける合焦ポイントP3のみを無
限遠よりに移動させた場合には,遠距離ゾーンと中距離
ゾーン間に被写界深度内に包含されない箇所が発生する
ため,遠距離ゾーンにおける合焦ポイントP3の移動に伴
って中距離ゾーンにおける合焦ポイントP2や近距離ゾー
ンにおける合焦ポイントP1も無限遠よりに移動させなけ
ればならなず,最近接撮影距離が遠くなってしまうとい
う問題が生じる。 又,Fナンバを小さくすることによって各距離ゾーンに
おける合焦ポイントの間隔を広げることを可能とし,最
近接撮影距離を遠くすることなく無限遠までを被写界深
度内に包含させる様にすることも考えられるが,折角の
口径を有効に使用できないという問題が生じる。
【問題点を解決するための手段】
本考案はこの様な問題点に鑑みてなされたものであ
り,距離ゾーンの設定段数が少ないままで近距離から無
限遠までを被写界深度内に包含することを可能とする遮
光羽根装置を提供することを目的とする。 即ち,本考案は,露出用開口径を調整する羽根部材
(例えば,後述の実施例に於けるシャッタ羽根6・7)
と,該羽根部材と連結され該羽根部材を開閉駆動する羽
根駆動部材(例えば,後述の実施例に於ける羽根駆動レ
バー10)とを有する遮光羽根装置に適用されるものであ
り,この遮光羽根装置としては,単独の絞り羽根装置や
絞り羽根を兼用したプログラムシャッタ方式のシャッタ
羽根装置等が想定される。 本考案に係る装置は,複数分割された被写体距離ゾー
ンに対応して駆動されるとともに,前記複数の被写体距
離ゾーン中の一部の被写体距離ゾーンが撮影レンズの全
開径では被写界深度外となる撮影距離を包含するゾーン
フォーカス式の焦点合わせ機構を具備するものであり,
このゾーンフォーカス式の焦点合わせ機構は前記遮光羽
根装置と相互に連繋されている。 そして,該焦点合わせ機構が前記撮影レンズの全開径
では被写界深度外となる撮影距離を包含する被写体距離
ゾーンに設定された時に前記遮光羽根装置の開口方向へ
の作動量が規制される様になされている。より詳細に
は,該焦点合わせ機構の作動部材(例えば,後述の実施
例に於ける駆動リング4)に,該作動部材が前記撮影レ
ンズの全開径では被写界深度外となる撮影距離を包含す
る被写体距離ゾーンに対応した箇所に位置する時に前記
羽根駆動部材の全開方向への作動径路中に進入する係合
部材(例えば,後述の実施例に於ける係合突片4c)を形
成し,該羽根駆動部材の開口方向への作動範囲を全開位
置以前で規制する様になされている。
【作用】
即ち,本考案においては焦点合わせ機構は自動操作あ
るいは手動操作によって複数ゾーンに分割された何れか
の距離ゾーンに設定され,その設定された距離ゾーンが
有する被写界深度内に含まれる物体に対して鮮明な像が
得られる。 前記焦点合わせ機構が撮影レンズの全開径では被写界
深度外となる撮影距離を包含する被写体距離ゾーンに設
定された場合は遮光羽根装置の開口方向への作動量が規
制され,開口値が規制される結果被写界深度が深くな
る。 その結果,撮影距離全域に対しての口径値を小さくし
たり,距離ゾーンの分割段数を増やすことなく,至近距
離から無限遠までを被写界深度に包含することが可能と
なる。
【実施例】
以下図面を参照して本考案の1実施例を詳細に説明す
る。 第1図は本考案の一実施例を示す斜視分解図であり,1
は内部に図外のレンズ系が組み込まれた雄へリコイド,2
は雄ヘリコイド1に対応した雌ヘリコイドである。 雌ヘリコイド2は図外のカメラボディに対して固定さ
れており,雌ヘリコイド2が有する外筒2aの内部におい
て,雄ヘリコイド1が有する内筒1aが回転することによ
って雄ヘリコイド1は光軸方向に移動し,焦点調節がな
される。 雄ヘリコイド1の雌ヘリコイド2に対する相対的な旋
回は手動によって行ってもよいが,本実施例では図外の
オートフォーカス機構によって駆動されるレンズ駆動モ
ータ3の回転が伝達されて雄ヘリコイド1が旋回する様
にした例を示している。 レンズ駆動モータ3は雌ヘリコイド2のフィルム面側
に固着されており,雌ヘリコイド2の外筒2aの周囲には
焦点合わせ機構の作動部材の一例となる駆動リング4が
旋回自在に支持されている。そして,モータ3の回転軸
に固着されたピニオン3aは駆動リング4の内周部に形成
さりラック4aと噛合しており,ピニオン3aの回転がラッ
ク4aに伝達されることによって駆動リング4は外筒2aの
周囲を旋回する。 又,駆動リング4の被写体側面には連結ピン4bが植設
されており,連結ピン4bは雌ヘリコイド2に形成された
円弧状の長溝2bを貫通して雄ヘリコイド1に形成された
連結孔1bと嵌合しており,駆動リング4の旋回に伴って
雄ヘリコイド1も旋回する。 次に,5は図外のカメラボディに対して固定された上地
板であり,上地板5のフィルム面側の軸5aには羽根部材
の一例である絞り羽根兼用のシャッタ羽根6・7が枢支
されている。上地板5のフィルム面側にはシャッタ羽根
6・7の作動を確保し得る間隔を隔てて下地板8が固定
されており,シャッタ羽根6・7は上地板5と下地板8
との間隙を揺動する。 9はシャッタ羽根6・7を揺動するための駆動源とな
る羽根駆動モータであり,羽根駆動モータであり,羽根
駆動モータ9はビス9a・9bによって下地板8に固着さ
れ,羽根駆動モータ9の回転軸9cには羽根駆動部材の一
例である羽根駆動レバー10が取付孔10aによって嵌合さ
れている。従って,羽根駆動モータ9の回転軸9cが所定
の角度範囲内で回転することによって羽根駆動レバー10
は前記所定の角度範囲内で揺動する。 羽根駆動レバー10の先端部及び中間部には連結ピン10
b及び10cが植設されており,連結ピン10b及び10cは各々
下地板8に形成された長孔8a及び8bを貫通してシャッタ
羽根6に形成された長孔6a及びシャッタ羽根7に形成さ
れた長孔7aと係合している。従って,羽根駆動レバー10
が軸10aを中心に左旋した時にはシャッタ羽根6が左旋
するとともにシャッタ羽根7が右旋して露出用開口を開
口し,羽根駆動レバー10が軸10aを中心に右旋した時に
はシャッタ羽根6が右旋するとともにシャッタ羽根7が
左旋して露出用開口を閉鎖する。 本実施例はその特徴点として,羽根駆動レバー10の外
側部にカム縁10dが形成されるとともに,焦点合わせ機
構の作動部材の一例である駆動リング4には羽根駆動部
材の一例である羽根駆動レバー10の開口方向への作動を
規制する係合部材の一例である係合突片4cが形成されて
おり,駆動リング4が撮影レンズの全開径では被写界深
度外となる撮影距離を包含する被写体距離ゾーンの一例
である遠距離ゾーンに設定された時に係合突片4cが羽根
駆動レバー10の開口方向への作動径路と干渉して羽根駆
動レバー10の開口方向への作動を規制する様になされて
いる。 次に,上記事項並びに第2図及び第3図を参照して本
実施例の動作を説明する。 本実施例の機構部材を第1図に示す状態から旋回動作
をさせることなく組み立てた場合には,焦点合わせ機構
である駆動リング4と雄ヘリコイド1は遠距離ゾーンに
設定され,又,羽根駆動レバー10やシャッタ羽根6・7
は開口した状態(全開状態ではない。)になるが,実際
の初期状態では羽根駆動レバー10は右旋限まで右旋し,
シャッタ羽根6・7は露出用開口を遮蔽した状態にあ
る。 シャッタ羽根6・7の開口動作に先立って図外のオー
トフォーカス機構が検出した被写体距離に対応してレン
ズ駆動モータ3が作動し,ピニオン3aの回転がラック4a
に伝達されて駆動リング4は被写体距離に対応して右旋
する。 そして,レンズ駆動リング4の右旋は連結ピン4bと連
結孔1bを介して雄ヘリコイド1に伝達され,雄ヘリコイ
ド1も被写体距離に対応して右旋し,雌ヘリコイド2に
対して相対的に繰り出される。 より具体的には,被写体距離が3m以遠の場合には,駆
動リング4は係合突片4cが第2図の4cの位置に達するま
で右旋し,雄ヘリコイド1は5mの位置にある遠距離ゾー
ン内の合焦ポイントP3に対して合焦する様に駆動され
る。 又,被写体距離が1.5mから3mの範囲にある場合には駆
動リング4は係合突片4cが第2図の4c′の位置に達する
まで右旋し,雄ヘリコイド1は2mの位置にある中距離ゾ
ーンの合焦ポインP2に対して合焦する様に駆動される。 更に,被写体距離が1.5m以内の場合には駆動リング4
は係合突片4cが第2図の4c″の位置に達するまで右旋
し,雄ヘリコイド1は1.2mの位置にある近距離ゾーンの
合焦ポイントP1に対して合焦する様に駆動される。 そして,第3図に示す様に,1.2mの箇所にある合焦ポ
イントP1に対して合焦した場合には1mから1.5mの範囲が
被写界深度内に包含され,2mの箇所にある合焦ポイントP
2に対して合焦した場合には1.5mから3mの範囲が被写体
深度内に包含されることは,第4図を参照して説明した
従来の該種機構と同様である。 そして,焦点調節動作がなされた後に羽根駆動モータ
9が回転して羽根駆動レバー10を左旋させ,シャッタ羽
根6の左旋及びシャッタ羽根7の右旋がなされて露出用
開口が開口する。この場合においては,駆動リング4に
形成された係合突片4cは第2図における4c′又は4c″の
位置にあるので羽根駆動レバー10の動作は規制されずシ
ャッタ羽根6・7は全開位置まで達し得る。その後露出
秒時に対応した時間が経過した後にモータ9が反転して
羽根駆動レバー10を右旋させ,シャッタ羽根6の右旋及
びシャッタ羽根7の左旋がなされて露出用開口が閉鎖す
る。 しかしながら,5mの箇所にある合焦ポイントP3に対し
て合焦した場合には,第2図に示す様に駆動リング4に
形成された係合突片4cは羽根駆動レバー10のカム縁10d
と係合して羽根駆動レバー10の左旋動作を規制する。そ
のため,シャッタ羽根6・7の揺動量に対応して決定さ
れるF値は例えばF8以内に規制されることになる。 従って,5mの箇所にある合焦ポイントP3に対して合焦
した場合の被写界深度は全開時よりも深くなり,第3図
に示す様に,例えば,2.1mから無限遠の範囲が被写界深
度内に包含されることになる。 尚,上記においては遠距離ゾーンが選択された場合に
口径値を規制する様にした例を示したが,これはゾーン
フォーカス式のコンパクトカメラを使用して遠距離ゾー
ンに対して焦点を合わせる場合は,例えば日中の風景撮
影の様に充分な光量を確保でき,しかもパンフォーカス
撮影を求められるケースが多いためであり,例えば,比
較的に大光量のストロボを内蔵している様な場合には各
距離ゾーンにおける合焦ポイントP1・P2・P3を各々無限
遠より移動させるとともに,近距離ゾーンにおいて口径
値を規制する様になし,近距離における露光量はストロ
ボで補う様にすることも考えられる。 又,上記においてはオートフォーカス機構に連動して
駆動リング4が旋回する様にした例を示したが,駆動リ
ング4を手動操作によって旋回させる様にした場合で
も,その旋回位置に対応して羽根駆動レバー10の作動範
囲を規制する様にすることによって本考案を適応するこ
とが可能である。 又,上記においては,絞り羽根兼用のプログラムシャ
ッタを使用した例を示したが,本考案は所定の撮影距離
ゾーンに対しては口径値を規制することによって被写界
深度を深くする様にしたものであるので,シャッタ機能
を有さぬ単独の絞り羽根を使用した場合にも本考案を適
用することはできる。 更に,上記では遠距離・中距離・近距離の3ゾーンに
分割した例を示したが,分割ゾーン数が上記に限定され
ないことはいうまでもない。
【効果】
以上説明した様に,本考案によれば口径値を規制して
も実害のない撮影距離領域における口径値を規制するこ
とによって,撮影距離全域における口径値を小さくした
り,或いは距離ゾーンの分割数を増やしたりすることな
く至近距離から無限遠までを被写界深度内に包含させる
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例に係るレンズ駆動機構とシャ
ッタ機構の分解斜視図,第2図は第1図における機構中
の駆動リング4と羽根駆動レバー10の関係を示す平面
図,第3図は本考案の機構を使用した焦点調節を原理的
に示す図,第4図は従来の該種ゾーンフォーカス式カメ
ラの焦点調節を原理的に示す図。 1……雄ヘリコイド、2……雌ヘリコイド 3……モータ、3a……ピニオン 4……駆動リング、4a……ラック 4c……係合突片、6・7……シャッタ羽根 10……羽根駆動レバー、10d……カム縁

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】露出用開口径を調整する羽根部材と,該羽
    根部材と連結され該羽根部材を開閉駆動する羽根駆動部
    材とを有する遮光羽根装置において, 複数分割された被写体距離ゾーンに対応して段階的に駆
    動されるとともに,前記複数の被写体距離ゾーン中の一
    部の被写体距離ゾーンが撮影レンズの全開径では被写界
    深度外となる撮影距離を包含するゾーンフォーカス式の
    焦点合わせ機構を具備するとともに, 該焦点合わせ機構と前記羽根駆動部材とを相互に連繋せ
    しめ,該焦点合わせ機構が前記撮影レンズの全開径では
    被写界深度外となる撮影距離を包含する被写体距離ゾー
    ンに位置する時に前記羽根駆動部材の開口方向への作動
    範囲を全開位置以前で規制する様になしたことを特徴と
    する遮光羽根装置。
  2. 【請求項2】露出用開口径を調整する羽根部材と,該羽
    根部材と連結され該羽根部材を開閉駆動する羽根駆動部
    材とを有する遮光羽根装置において, 複数分割された被写体距離ゾーンに対応して段階的に駆
    動されるとともに,前記複数の被写体距離ゾーン中の一
    部の被写体距離ゾーンが撮影レンズの全開径では被写界
    深度外となる撮影距離を包含するゾーンフォーカス式の
    焦点合わせ機構を具備するとともに, 該焦点合わせ機構の作動部材に,該作動部材が前記撮影
    レンズの全開径では被写界深度外となる撮影距離を包含
    する被写体距離ゾーンに対応した箇所に位置する時に前
    記羽根駆動部材の全開方向への作動径路中に進入する係
    合部材を形成し,該羽根駆動部材の開口方向への作動範
    囲を全開位置以前で規制する様になしたことを特徴とす
    る遮光羽根装置。
JP1989080219U 1989-07-06 1989-07-06 遮光羽根装置 Expired - Lifetime JP2533640Y2 (ja)

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JPH0320319U JPH0320319U (ja) 1991-02-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3033074B2 (ja) * 1989-03-29 2000-04-17 日本電産コパル株式会社 開口径規制装置付カメラ

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