JPS6114008Y2 - - Google Patents

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JPS6114008Y2
JPS6114008Y2 JP8298379U JP8298379U JPS6114008Y2 JP S6114008 Y2 JPS6114008 Y2 JP S6114008Y2 JP 8298379 U JP8298379 U JP 8298379U JP 8298379 U JP8298379 U JP 8298379U JP S6114008 Y2 JPS6114008 Y2 JP S6114008Y2
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JP
Japan
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rotating member
fixed
stopper
auxiliary intermediate
intermediate ring
Prior art date
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Expired
Application number
JP8298379U
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English (en)
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JPS563528U (ja
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Publication date
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  • Lens Barrels (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は360度以上回転して所定の位置で停
止するようにしたレンズ鏡胴における回転部材の
ストツパ機構に関する。
マクロレンズやマクロズームレンズ等のレンズ
鏡胴においては、往々にしてフオーカシングリン
グやズーミングリングを1回転以上回転させるこ
とにより、生産性や操作性を大巾に向上し得る場
合がある。例えば、焦点距離50mmの35mm判カメラ
の標準マクロレンズにおいて、撮影倍率等倍まで
の超接写を行うにはレンズの繰出量が50mm必要と
なる。このような繰出しをフオーカシングリング
1回転以上内で行おうとすると、ヘリコイドのリ
ード量が大きくなり、工作が極めて困難となると
共に、フオーカシングリングの回転が著しく重く
なり、実用に適さないうらみがある。したがつ
て、一般にはレンズ単体での接写は1/2倍に留
め、別に専用の中間リングを用意して1/2倍から
等倍までの超接写を行うようにするのが普通であ
るが、その都度、中間リングの着脱を必要とし、
操作が煩雑化する難点を有していた。
また、マクロズームレンズをマクロ側に切換え
て使用する場合、焦点調節はフオーカシングリン
グによらず、ズーミングリングの回転で行われる
が、ズーミングリングが1回転以内である通常の
レンズ鏡胴では、リングの僅かな回転でも焦点調
節に伴つて撮影倍率が大きく変化し、所要の倍率
が容易に得られない難点があつた。
この考案は上記の難点を解決するためになされ
たものであり、レンズ鏡胴固定部に固設された固
定ストツパと、回転部材に固設された可動ストツ
パとの間に介在する係止部を備えた補助中間リン
グを少くとも1個設け、上記可動ストツパを上記
係止部を介して上記固定ストツパに係合させるこ
とにより、回転部材が360度以上回転して所定位
置で停止するようにしたストツパ機構を提供する
ものである。
以下、添付図面の実施例によつてこの考案を説
明する。図において、1はレンズ鏡胴固定部、2
は光軸を中心として回転するフオーカシングリン
グやズーミングリング等の外部から操作可能な回
転部材、3は鏡胴固定部1に固設された固定スト
ツパ、4は回転部材2に固設された可動ストツパ
であり、上記固定ストツパ3に係合しない位置に
設けられる。5は光軸を中心として回転自在な第
1補助中間リングであり、係止部5aを一体と
し、この係止部5aは可動ストツパ4に係脱自在
で、固定ストツパ3には係合しないように折曲形
成されている(第2図参照)。6は光軸を中心と
して回転自在な第2補助中間リングであり、係止
部6aを一体とし、この係止部6aは固定ストツ
パ3及び第1補助中間リング5の係止部5aに
夫々係脱自在で、可動ストツパ4には係合しない
ように折曲形成されている(第2図参照)。な
お、7,8は第1、第2補助中間リング5,6を
回転自在に保持する弾性保持リング、9は回転部
材2の外周部に一体的に貼着されたすべり止めの
ゴム輪である。
以上の構成で、第1図に示す状態から回転部材
2を時計方向(矢印A方向)に回転させると、可
動ストツパ4が第1補助中間リング5の係止部5
aから離脱して1回転近く回転した後、反対側か
ら係止部5aに係合し、第1補助中間リング5を
伴つて回転し、第3図に示す状態となる。
この状態からさらに1回転近く回転すると、第
1補助中間リング5の係止部5aが第2補助中間
リング6の係止部6aに係合し、第2補助中間リ
ング6をも伴つてさらにまた1回転近く回転した
後、その係止部6aが固定ストツパ3に当接して
第4図に示す状態で停止し、回転部材2はほぼ3
回転近く回転する。
逆に、第3図に示す状態から回転部材2を反時
計方向に回転させると、可動ストツパ4が第1補
助中間リング5の係止部5aから離脱した1回転
近く回転した後、反対側から係止部5aに係合
し、第1補助中間リング5を伴つてさらに1回転
近く回転し、その係止部5aが第2補助中間リン
グの係止部6aに係合するに及んで、第2補助中
間リング6をも伴つてさらにまた1回転近く回転
して第1図に示す状態で停止する。
今、第3図に示すように、第1、第2補助中間
リング5,6の係止部5a,6aの中心角を夫々
θ、θ度、固定、可動両ストツパ3,4の中
心角を夫々α、β度とすれば、回転部材2の回転
角θは θ=360゜×3−(α+β+θ+θ) で示される。
以上の説明では、補助中間リング2個を用いて
回転部材を3回転近く回転させる場合を示した
が、この補助中間リングは1個以上なら何度でも
差支えなく、1個の場合は2回転近く、n個の場
合は(n+1)回転近く回転する。すなわち、補
助中間リングがn個の場合、k個目の補助中間リ
ング係止部の中心角をθk度とすれば、回転部材
の回転角θoとなる。
以上述べたように、この考案によれば、補助中
間リングの個数、係止部の中心角、固定、可動両
ストツパの中心角を夫々適当に選ぶことにより、
簡単な構造で回転部材を1回転以上させた後、所
定の回転角で停止させることができるので、例え
ばマクロレンズの場合、フオーカシングリングを
略1回転したとき、撮影倍率1/2までの接写を可
能とし、略2回転させたとき等倍までの超接写を
可能となるようにすれば、ヘリコイドのリード量
を特に大きくとる必要がないので、工作が容易と
なると共に、焦点調節時、フオーカシングリング
の回転が軽くなり、生産性、操作性が著しく向上
する。また、マクロズームレンズの場合はズーミ
ングリングの回転角を大きくとることができ、撮
影倍率を微細に変更することが容易となる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案による回転部材のストツパ機構を
示すもので、第1図は回転部材が左旋端にある状
態を示す平面図、第2図は第1図の−線に沿
う一部断面図、第3図は回転部材の回転途中状態
を示す平面図、第4図は回転部材が右旋端にある
状態を示す平面図である。 1……レンズ鏡胴固定部、2……回転部材、3
……固定ストツパ、4……可動ストツパ、5……
第1補助中間リング、5a……係止部、6……第
2補助中間リング、6a……係止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光軸を中心として回転する回転部材を有するレ
    ンズ鏡胴において、鏡胴固定部に固設された固定
    ストツパと、回転部材に固設され上記固定ストツ
    パに係合しない可動ストツパと、光軸を中心とし
    て回転し、上記固定、可動両ストツパ間に介在す
    る係止部を備えた少くとも1個の補助中間リング
    とを設け、上記可動ストツパが上記補助中間リン
    グを介して上記固定ストツパに係合することによ
    り、上記回転部材が360度以上回転して所定位置
    で停止するようにしたことを特徴とする回転部材
    のストツパ機構。
JP8298379U 1979-06-19 1979-06-19 Expired JPS6114008Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8298379U JPS6114008Y2 (ja) 1979-06-19 1979-06-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8298379U JPS6114008Y2 (ja) 1979-06-19 1979-06-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS563528U JPS563528U (ja) 1981-01-13
JPS6114008Y2 true JPS6114008Y2 (ja) 1986-05-01

Family

ID=29316196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8298379U Expired JPS6114008Y2 (ja) 1979-06-19 1979-06-19

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JP (1) JPS6114008Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS588931A (ja) * 1981-06-23 1983-01-19 ボツシユシ−メンス・ハウスゲレ−テ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 組込式電気調理器
JP6968664B2 (ja) * 2017-11-06 2021-11-17 キヤノン株式会社 操作装置、光学装置および撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS563528U (ja) 1981-01-13

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