JPS6144166Y2 - - Google Patents

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JPS6144166Y2
JPS6144166Y2 JP19893481U JP19893481U JPS6144166Y2 JP S6144166 Y2 JPS6144166 Y2 JP S6144166Y2 JP 19893481 U JP19893481 U JP 19893481U JP 19893481 U JP19893481 U JP 19893481U JP S6144166 Y2 JPS6144166 Y2 JP S6144166Y2
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JP
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optical axis
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zooming
cam
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JP19893481U
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JPS5898605U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は近接撮影可能なズームレンズ鏡筒に関
する。
ズームミング撮影領域と近接撮影領域の相互間
の操作部材の移動を連続的にかつ単一の操作部材
で行なう技術は特開昭56年第21106号又は特開昭
56年第33616号等の公開公報にて知られている。
上述のズームレンズは単一操作部材の光軸平行
方向移動によつてズームミング作用を行ないズー
ムミング領域の一端位置から光軸まわりの回転操
作によつて近接撮影を可能とする技術を開示して
いる。ところで、ズームレンズ鏡筒においては操
作部材の光軸まわりの回動操作によつてズームミ
ングと近接撮影を行なう方式が好ましい場合があ
る。即ちレンズ等の光学素子の移動量がわずかで
あつても大きな画像倍率の変化を得られるような
光学システムの場合にはズームミングと近接撮影
操作のときの回転の操作は光軸まわりの回動操作
の方が望ましい。
本考案はこのようなズームレンズ鏡筒即ち、操
作部材の光軸まわりの回動操作によつてズームミ
ングと近接撮影を行ないかつ単一の操作部材によ
つて連続的にズーミングと近接撮影の切換えを可
能とするズームレンズ鏡筒を提供することを目的
とする。
以下第1図乃至第3図に一実施例を図示して詳
述する。
図において、1は円筒形状の固定筒であり一端
にはレンズ鏡筒Lを一眼レフカメラ、テレビカメ
ラ等の撮影機器本体に装着するための装着手段
(ネジマウント、バヨネツトマウント)1aを取
付けている。L1・L2は変倍用レンズ群であり第
1のレンズ保持部材2に保持されている。L3
変倍に伴う諸収差の補正用レンズ群で第2レンズ
保持部材4に保持されている。この第1・第2レ
ンズ保持部材2・4は前記固定筒1に板6・8に
て固定保持されているガイド部材10にて光軸平
行方向に移動するように保持されている。12は
カム筒であり、このカム筒12は円筒形であり前
記固定筒1の内周に嵌合し、カム筒12の両端は
前記板部材6・8に抑えられているので、該カム
筒には光軸まわりのみ許動される。
前記カム筒12の周面には前記第1と第2レン
ズ保持部材2・4の移動制御のための案内溝12
a・12bが切られ、この案内溝12a・12b
には前記第1・第2レンズ保持部材2・4の外周
上に植設した案内ピン2a・4aが係合してい
る。
14は前記固定筒1の外周に嵌装した中間筒部
材、16は該中間筒部材14の外側に配置した操
作部材である。
操作部材16には光軸平行方向の長溝16aが
加工されこの長溝16aに前記中間筒部材14の
外周に植設したピン部材14aが嵌入し、更に、
前記中間筒14とカム筒12は光軸まわりは一体
的に回動可能に構成されている。
即ち、第2図に示すようにカム筒12の外周上
にピン12cを植設し、このピン12cは固定筒
1の円周上の光軸まわりの貫通した円周溝を貫ぬ
きそのピン12cの先端は中間筒14に設けた係
合孔14bと係合している。尚12cにはコロ1
8を嵌装し、該コロ18が前記固定筒1と中間筒
14の孔に係合している。
前記中間筒14の外周面にはコイルバネ20を
収納する長溝14cが加工され、前記長溝14c
の中に操作部材16の内周から突出した突起が伸
び、この突起に前記コイルバネ20の一端に押圧
力を作用している。従つて前記操作部材は前記コ
イルバネ20によつて矢印A方向に附勢されてお
り、又矢印A方向と反対方向に引くことが可能に
構成されている。
22は固定筒1の端面に取付けた回転ストツパ
ーである。
操作部材16の一端面には第3図に示す如くの
回転規制部材24がネジ26にて取付けられてお
り、該回転規制部材24には前記回転ストツパー
22と摺接する第1と第2の摺接面24a・24
bを有し、この第1・第2摺接面24a・24b
は前記回転ストツパー22の摺接する角度領域θ
・θを有する。
第1図の構成のズームレンズ鏡筒においてズー
ムミング撮影の場合には前記回転規制部材24は
操作部材16とともに前記コイルバネ20によつ
て矢印A方向に附勢されており前記回転ストツパ
ー22は第3図点線に示すように第1摺接面24
aと当接する。
第1図に示すズームレンズ鏡筒において他の構
成、符号26は絞り装置を含むユニツト、28は
前記絞り装置と連動する露出計を内蔵するメータ
ーユニツト、30はメーター収納ケース等であ
り、これらの構成・作用は本考案の本質と関係薄
いため説明を割愛する。
32はフオーカスリングでありフオーカス用レ
ンズ群L11〜L13の保持部材34とビス36にて結
合され、フオーカスリング32は前記固定筒1と
ヘリコイド結合している。
次に第1図乃至第3図の実施例の操作・作用に
ついて述べる。
ズーミング操作の場合前記操作部材16と回転
規制部材24はコイルバネ20によつて矢印A方
向に附勢され、前記回転ストツパー22は回転規
制部材24の第1摺接面24aと当接する。この
状態において、操作部材16を光軸まわりに回転
操作すると操作部材16と前記カム筒12とはビ
ス12cを介して一体的に回転する。このカム筒
12の回転動作によつて前記第1・第2レンズ保
持部材2・4はカム筒の前記案内溝12a・12
bのリードに応じて光軸平行方向に移動し、画像
の変倍作用と収差等の補正作用が行なわれる。
前記第1摺接面24aと摺接する回転ストツパ
ー22は第1角度領域θの範囲を望遠端から広
角端までの範囲の操作部材16の回動を許動す
る。操作部材16の広角端位置にて前記回転規制
部材24の第1摺接面24aの端部と前記回転ス
トツパー22が突き当り、そこでそれ以上のズー
ミング操作は阻止される。
この状態から近接撮影操作を行なう場合には操
作部材16を光軸平行方向に引き下げると一緒に
回転規制部材24も前記矢印Aと反対方向に引き
下げられる。この引き下げ操作によつて前記回転
規制部材の第2摺接面24bに前記回転ストツパ
ー22が乗り上げて、これにより操作部材の光軸
まわりの回動が許され、カム筒12のガイド溝1
2a・12bの近接撮影領域に前記第1・第2レ
ンズ保持部材2・4が移動する。
近接撮影領域からズーミング領域に戻す場合に
は操作部材16を回動すると前記回転規制部材2
4の第2摺接面から第1摺接面に回転ストツパー
22が乗り移り自動的にズーミング領域に移行で
きる。以上のように本考案の実施例は操作部材1
6の光軸まわり回動を行なわせるとともに操作部
材16の回動を止める回転ストツパー22を設
け、前記操作部材16のズーミング域と近接域に
おいて前記回転ストツパー22と係合する回転規
制部材24を設け、回転規制部材24に前記回転
ストツパー22と関係するズーミング領域(24
a・θ)と近接領域(24b・θ)を設け、
更に、操作部材16の連続操作によつてズーミン
グと近接の切換えを可能としたものである。
これにより操作部材16をズーミングと近接操
作の場合でも光軸まわりの回動操作によつて操作
可能としたズームレンズ鏡筒を得ることができ
た。尚前記実施例において操作部材16と回転規
制部材24とはそれぞれ別の部材構成として説明
したが、プラスチツクモールドにて操作部材16
と回転規制部材24とを一体的に成形加工しても
本考案の効果をあげることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示し、
第1図はズームレンズ鏡筒の軸方向断面図、第2
図は要部拡大した断面図、第3図はズーミング域
と近接域の切換えを行なうための回転規制部材の
要部斜視図。 1……固定筒、2・4……レンズ保持部材、1
2……カム筒、14……中間部材、16……操作
部材、20……バネ部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ズームレンズの移動を制御するカムを有するカ
    ム筒と、 前記カム筒と光軸まわり方向は共に回転しかつ
    光軸平行方向には相対移動する操作部材と、 前記操作部材の回転を規制するストツパーと、 前記ストツパーと接しズームミング撮影領域と
    マクロ撮影領域をそれぞれ示す第1及び第2の摺
    接面を光軸平行方向に変位して設けた回転規制部
    材と、 前記操作部材を前記回転規制する前記摺動面に
    圧接する付勢部材を有することを特徴とする近接
    撮影可能なズームレンズ鏡筒。
JP19893481U 1981-12-24 1981-12-24 近接撮影可能なズ−ムレンズ鏡筒 Granted JPS5898605U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19893481U JPS5898605U (ja) 1981-12-24 1981-12-24 近接撮影可能なズ−ムレンズ鏡筒

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19893481U JPS5898605U (ja) 1981-12-24 1981-12-24 近接撮影可能なズ−ムレンズ鏡筒

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5898605U JPS5898605U (ja) 1983-07-05
JPS6144166Y2 true JPS6144166Y2 (ja) 1986-12-12

Family

ID=30112090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19893481U Granted JPS5898605U (ja) 1981-12-24 1981-12-24 近接撮影可能なズ−ムレンズ鏡筒

Country Status (1)

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JP (1) JPS5898605U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5898605U (ja) 1983-07-05

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