JP2538265B2 - ズ−ムレンズ鏡胴 - Google Patents

ズ−ムレンズ鏡胴

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JP2538265B2
JP2538265B2 JP62167030A JP16703087A JP2538265B2 JP 2538265 B2 JP2538265 B2 JP 2538265B2 JP 62167030 A JP62167030 A JP 62167030A JP 16703087 A JP16703087 A JP 16703087A JP 2538265 B2 JP2538265 B2 JP 2538265B2
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保 仁居
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ズームレンズ鏡胴に関し、詳しくは、ズー
ム撮影と近接撮影とを行い得るズームレンズ鏡胴に関す
る。
〔発明の背景〕
従来、上述のようなズームレンズ鏡胴として、複数の
レンズ群をそれぞれ光軸方向に移動させる複数のカムを
ズーミング用部分に続いてマクロフォーカシング用部分
があるように設けたカム筒を光軸周りに回動させるよう
にしたズームレンズ鏡胴が特公昭51−17045号公報によ
って知られている。このズームレンズ鏡胴は、カムがズ
ーミング用部分とマクロフォーカシング用部分との接続
より成るため、長さが長くなり、精度が低下し易いと言
う問題がある。
また、複数のレンズ群がそれぞれ固定カム筒の光軸周
りで重ならないように光軸方向に離して設けた複数のカ
ムと複数の光軸周りに回動する案内筒に設けた光軸方向
の案内溝とに係合して、ズームミングの場合は複数の案
内筒を一体に回動するように結合し、マクロフォーカシ
ングの場合は最も像側の案内筒をそれに係合するレンズ
群が最も像側にある位置で固定するようにしたズームレ
ンズ鏡胴が特開昭51−123149号公報により知られてい
る。このズームレンズ鏡胴は、複数の案内筒を一体に回
動するようにしたり、最も像側の案内筒を固定したりす
るために、固定カム筒に複数のカムを光軸周りで重なら
ないように光軸方向に離して設けねばならないから、固
定カム筒の光軸方向長さが長くなると言う問題があるほ
か、ズーミングが行われる回動の途中でマクロフォーカ
シングへの切換えがなされるから、切換え位置が分かり
にくいばかりでなく、注意して操作しないとマクロフォ
ーカシングのつもりがズームミングになってしまうと言
う問題もある。
また、複数のレンズ群をそれぞれ光軸方向に移動させ
るカムが互いに遊合する複数のカム筒にそれぞれ設けら
れていて、ズーミングの際には複数のカム筒を一体的に
光軸周りに回動させ、マクロフォーカシングの際には特
定のカム筒を光軸方向に移動させるようにしたズームレ
ンズ鏡胴が特公昭55−10885号公報によって知られてい
る。このようなズームレンズ鏡胴は、複数のカム筒が互
いに遊合しているため、特定のカム筒の光軸方向の移動
が円滑に行われるように遊合間隔を大にすると、カム筒
相互のガタのために互いのカムの関係位置が不安定とな
って焦点移動による合焦不良た生じ易いと言う問題があ
るし、さらに、カムによらず特定のカム筒の光軸方向の
移動でフォーカシングを行うことはレンズ群の移動に過
不足を生ぜしめ易いと言う問題もある。
〔発明の目的〕
本発明は、上述の問題のないズームレンズ鏡胴の提供
を目的としてなされたものであり、ズーミング及びマク
ロフォーカシングのレンズ群の光軸方向の移動がカムに
よって行われて、カムの長さをズーミングのカムの長さ
にでき、ズームミングとマクロフォーカシングの切換え
が簡単,確実にできて、カム筒同志の遊合がないズーム
レンズ鏡胴の提供を目的とする。
〔発明の構成〕
本発明は、ズーム移動レンズ枠を光軸方向に移動させ
るための回動カム筒と、ズーム/マクロ移動レンズ枠を
光軸方向に移動させるための固定カム筒と、光軸周りに
回動する駆動部材と、該駆動部材に設けられていて、該
駆動部材が回動の一端側にあるときにズーミングを行う
ための第1位置とマクロフォーカシングを行うための第
2位置との間の切換移動が可能であり、第1位置にある
ときは駆動部材の回動力を前記回動カム筒とズーム/マ
クロ移動レンズ枠に伝えてそれらを一体的に回動させ、
第2位置にあるときは駆動部材の回動力をズーム/マク
ロ移動レンズ枠のみに伝えてズーム/マクロ移動レンズ
枠を回動させるズーム/マクロ切換部材とを有すること
を特徴とするズームレンズ鏡胴にあり、この構成によっ
て上記目的を達成する。
〔実施例〕
以下、本発明を図示例によって説明する。
第1図は本発明ズームレンズ鏡胴の一例を示す光軸方
向断面図、第2図は光軸方向に直角な部分断面図、第3
図はカムの作動を説明する平面図である。
第1〜3図において、1はカメラ本体に取付けられた
固定胴、2は固定胴1に植設したピン1aが摺動可能に係
合する周方向溝2aを有して固定胴1の外周に遊合してい
る光軸周りの回動カム筒、4は固定胴1と固定胴1に一
体的に取付けた指標環3とによって光軸周りに回動可能
に保持されていて、回動操作部材5が一体的に取付けら
れている駆動環、7は駆動環4に取付けたスリーブ6に
よってラジアル方向に摺動可能に保持され、ばね8によ
って外端が回動操作部材5の外周から突出する付勢を与
えられているズーム/マクロ切換部材、9はそれに植設
したカムピン9aが固定胴1に設けた光軸方向溝1bと回動
カム筒2に設けたカム溝2bとに摺動可能に係合し、固定
胴1の内径に遊合しているズーム移動レンズ枠、10は固
定胴1に一体的に取付けた固定レンズ枠11に一体的に設
けた固定カム筒12の外径に遊合し、それに設けた光軸方
向溝10aにはズーム/マクロ切換部材7の先部分7aが摺
動可能に係合して、それに設けたカムピン10bが固定カ
ム筒12のカム溝12aに摺動可能に係合しているズーム/
マクロ移動レンズ枠である。
このズームレンズ鏡胴は、ズーム/マクロ切換部材7
がばね8で突出させられている状態がズーム位置であ
る。この状態では、ズーム/マクロ切換部材7は、第2
図に示した左半分に見るように、角フランジ部7bが指標
環3の外側面に設けた周方向の案内溝3aに入り込めるレ
ベルにあり、大径フランジ部7cが回動カム筒2の鍵形孔
2cの大径部に嵌合した位置を占める。したがって、この
状態で回動操作部材5の操作または図示してないモータ
により駆動環4をズーム/マクロ切換部材7の角フラン
ジ部7bが第2図及び第3図に示した7b−1の位置に止め
られるまでは第2図の時計方向に回動させることができ
る。その際、ズーム/マクロ切換部材7の大径フランジ
部7cが回動カム筒2の鍵形孔2cを押して、カム筒2を同
じ角度第3図の下方に回動させる。これにより固定胴1
のピン1a及びズーム移動レンズ枠9のカムピン9aはそれ
ぞれカム筒2の周方向溝2a及び溝2bの下端位置から上端
までの位置を占めるようになり、カムピン9aが固定胴1
の光軸方向溝1bを右端から左端の方向へ移動するように
なって、ズーム移動レンズ群のワイド端からテレ方向へ
の移動が行われる。同時に、ズーム/マクロ切換部材7
の先部分7aがズーム移動レンズ枠10の光軸方向溝10aを
光軸周り方向に押して、ズーム/マクロ移動レンズ枠10
を同じ角度第3図の下方に回動させる。これにより、ズ
ーム/マクロ移動レンズ枠10のカムピン10bが固定カム
筒12のカム溝12aの上端から下端の方向へ移動するよう
になって、ズーム/マクロ移動レンズ群のワイド端から
テレ方向への移動が行われる。なお、13は合焦レンズ枠
14を一体的に取付けた合焦環であり、合焦レンズ枠14が
指標環3とヘリコイドねじによって螺合していることに
より合焦環13を光軸周りに回動させることで合焦が行わ
れる。以上によってズーム撮影を行うことができる。
近接撮影を行う場合は、第2図及び第3図に示したズ
ーム/マクロ切換部材7の位置でズーム/マクロ切換部
材7をばね8の付勢に抗して押し込む。これにより、ズ
ーム/マクロ切換部材7は、第2図に示した右半分に見
るように、角フランジ部7bが指標環3の内側面に設けた
周方向の案内溝3b内に入り込めるレベルを占め、大径フ
ランジ部7cが回動カム筒2の位置から外れて、小径部7d
が回動カム筒2の位置に来る。この状態で前述のように
駆動環4を回動させる。この回動は、ズーム/マクロ切
換部材7の角フランジ部7bが指標環3の案内溝3bによっ
て第2図,第3図に示した7b−2の位置に止められるま
ではなし得る。そして、この回動においては、回動カム
筒2はズーム/マクロ切換部材7の小径部7dが鍵形孔2c
の平行溝部に入り込むから回動されないが、ズーム/マ
クロ移動レンズ枠10はズーム/マクロ切換部材7の先部
分7aに光軸方向溝10aを押されて同じ角度回動させら
る。したがって、ズーム移動レンズ枠9は光軸方向に移
動することなくワイド位置を保ち、ズーム/マクロ移動
レンズ枠10のみが固定カム筒12のカム溝12aによって光
軸方向に移動して、マクロフォーカシングが行われる。
近接撮影状態からズーム撮影状態への切換へは、回動
操作部材5の操作または図示してないモータにより、駆
動環4を第2図の反時計方向に回動させて図示位置に戻
せば、ばね8によりズーム/マクロ切換部材7が右半分
の状態に突出することでなされる。
本発明は、正、負、負、正の4群構成で2群,3群を移
動させ変倍を行う図示例に限らず、所謂2群ズームを含
む2群以上のレンズ群を移動させて焦点距離を変えるズ
ームレンズにも適用し得ることは勿論である。
また、図示例では、マクロフォーカシングをワイド端
より行っているが、これに限らず、テレ端から行うよう
にすることもできる。テレ端から始めるかワイド端から
始めるかはレンズの移動経路とマクロフォーカシングに
使用するレンズ群(1つとは限らず、2つでも良い。た
だし少なくとも1つの移動レンズ群は静止状態とする必
要がある。)との関係で決められる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、複数のズームレンズ群のズーム移動
及びズーム/マクロ共通レンズ群のマクロフォーカシン
グ移動がカムによって行われて、カムの長さがズーミン
グのカムの長さでよく、ズームミングとマクロフォーカ
シングの切換えが簡単,確実にできて、カム筒同志の遊
合がないようにできると言う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明ズームレンズ鏡胴の一例を示す光軸方向
断面図、第2図は光軸方向に直角な部分断面図、第3図
はカムの作動を説明する平面図、である。 1……固定胴、1a……ピン、1b……光軸方向溝、2……
回動カム筒、2a……周方向溝、2b……カム溝、2c……鍵
形孔、3……指標環、3a,3b……案内溝、4……駆動
環、5……回動操作部材、7……ズーム/マクロ切換部
材、7a……先部分、7b……角フランジ部、7c……大径フ
ランジ部、7d……小径部、9……ズーム移動レンズ枠、
9a……カムピン、10……ズーム/マクロ移動レンズ枠、
10a……光軸方向溝、10b……カムピン、12……固定カム
筒、12a……カム溝。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ズーム移動レンズ枠を光軸方向に移動させ
    るための回動カム筒と、ズーム/マクロ移動レンズ枠を
    光軸方向に移動させるための固定カム筒と、光軸周りに
    回動する駆動部材と、該駆動部材に設けられていて、該
    駆動部材が回動の一端側にあるときにズーミングを行う
    ための第1位置とマクロフォーカシングを行うための第
    2位置との間の切換移動が可能であり、第1位置にある
    ときは駆動部材の回動力を前記回動カム筒とズーム/マ
    クロ移動レンズ枠に伝えてそれらを一体的に回動させ、
    第2位置にあるときは駆動部材の回動力をズーム/マク
    ロ移動レンズ枠のみに伝えてズーム/マクロ移動レンズ
    枠を回動させるズーム/マクロ切換部材とを有すること
    を特徴とするズームレンズ鏡胴。
JP62167030A 1987-07-06 1987-07-06 ズ−ムレンズ鏡胴 Expired - Lifetime JP2538265B2 (ja)

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